JP2002111875A - 音声送出システムおよび音声送出方法 - Google Patents

音声送出システムおよび音声送出方法

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JP2002111875A
JP2002111875A JP2000297201A JP2000297201A JP2002111875A JP 2002111875 A JP2002111875 A JP 2002111875A JP 2000297201 A JP2000297201 A JP 2000297201A JP 2000297201 A JP2000297201 A JP 2000297201A JP 2002111875 A JP2002111875 A JP 2002111875A
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user
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JP2000297201A
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English (en)
Inventor
Koichi Hashimoto
浩一 橋本
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Sony Group Corp
Original Assignee
Aiwa Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 利用者が着信させる電話機から離れた場所で
あっても時刻の設定を可能とすると共に、利用者にとっ
て有益な音声情報を提供すること。 【解決手段】 通信回線を介してデータを送受信する通
信手段20と、通信回線を介して受信した指定電話番号
および指定時刻を含む指定情報を登録する指定情報登録
手段21と、現在の時刻と指定時刻とを比較する時刻比
較手段23と、通信回線を介して受信した音声データを
記憶する音声データ記憶手段22と、音声データを再生
する音声データ再生手段24とを有し、時刻比較手段2
3による比較の結果、現在時刻と指定時刻とが所定の関
係になった場合、通信手段20は、指定電話番号に発信
し、発信先との通話が可能な状態で音声データ再生手段
24によって再生された音声を送出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所定の時刻になる
と指定された電話番号に対して発信し音声の送出を行う
音声送出システムおよび音声送出方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ホテルなどの宿泊施設では、利用
者に対してモーニングコールのサービスが提供されてい
る。宿泊施設の利用者がこのサービスを受けるには、就
寝前に自室の電話機を操作してモーニングコールを受け
る時間を設定すればよい。設定された時間になるとその
電話機は着信音を発する。利用者が受話器を取ると、
「お約束のお時間となりました。」などの簡単なメッセ
ージが流れる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
モーニングコールのようなサービスでは、着信させる電
話機から時間の設定をしなければならないため、その電
話機から離れた場所では時間の設定をすることができな
い。また、モーニングコールのサービスには、設定時刻
に電話機を鳴らすという目的しかないため、受話器を取
ったときに流れるメッセージは利用者にとって有益なも
のではなかった。さらに、インターネット等の通信ネッ
トワークが急速に普及しつつある今日、通信ネットワー
クを活用するシステムの構築が望まれる。
【0004】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであり、利用者が着信させる電話機から離れた場
所であっても時刻の設定を可能とすると共に、利用者に
とって有益な音声情報を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の音声送出
システムの発明は、通信回線を介してデータを送受信す
る通信手段と、通信回線を介して受信した指定電話番号
および指定時刻を含む指定情報を登録する指定情報登録
手段と、現在の時刻と指定時刻とを比較する時刻比較手
段と、通信回線を介して受信した音声データを記憶する
音声データ記憶手段と、音声データを再生する音声デー
タ再生手段とを有し、時刻比較手段による比較の結果、
現在時刻と指定時刻とが所定の関係になった場合、通信
手段は、指定電話番号に発信し、発信先との通話が可能
な状態で音声データ再生手段によって再生された音声を
送出する構成を採る。
【0006】この構成により、利用者が、着信させる電
話機から離れていても、通信回線に接続できる環境にあ
れば、電話番号および時刻を指定することができる。ま
た、利用者との通話が可能な状態で音声データが送出さ
れるので、例えば広告情報や利用者が求めた音声情報を
利用者に提供することが可能となる。また、通信回線を
介して受信した音声データを記憶し再生するので、利用
者に提供する音声データをオンラインで取り扱うことが
できる。これにより音声データの新規登録、更新等を自
動化することが可能となる。さらに、本システムをモー
ニングコールとして利用する場合は、受話器を取ると音
声が送出されるので、利用者が音声を聞くことによって
目覚まし効果を高めることができる。
【0007】請求項2記載の発明は、請求項1記載の音
声送出システムにおいて、音声データ再生手段で再生さ
れた音声が送出された場合、料金を徴収するための料金
データを作成する料金データ作成手段を備える構成を採
る。
【0008】このように、利用者との通話が可能な状態
となり、音声データ再生手段で再生された音声が送出さ
れた場合、料金を徴収するための料金データが作成され
るので、新しい広告ビジネスを提供することができる。
このため、スポンサにとっては広告の機会が増加するこ
ととなり、利用者にとっては有益な情報を得ることがで
き、本システム側では音声の送出に対する代金を得るこ
とができる。
【0009】請求項3記載の発明は、請求項2記載の音
声送出システムにおいて、指定電話番号の発信先との通
話時間を計測する計測手段を更に備え、料金データ作成
手段は、計測した通話時間が所定の時間を超えている場
合は、音声データの送信元に課金するための料金データ
を作成する一方、計測した通話時間が所定の時間を超え
ていない場合は、指定電話番号の発信先に課金するため
の料金データを作成する構成を採る。
【0010】このように、指定電話番号の発信先との通
話時間を計測するので、利用者が送出される音声データ
を最後まで聞いたかどうかを把握することができ、さら
に計測した通話時間に応じて課金先を決めることが可能
となる。このため、例えば、音声データが広告情報を含
む場合、計測した通話時間が所定の時間を超えていると
きは利用者に対する広告効果が生じるため、音声データ
送信元に課金する。一方、計測した通話時間が所定の時
間を超えていないときは広告効果が生じないため、サー
ビス料として利用者に課金する。これにより代金を確実
に徴収することが可能となる。また、利用者が本システ
ムをモーニングコールとして利用する場合、課金を免れ
るためには送出される音声を所定時間以上聞く必要があ
るため、利用者に対する目覚まし効果を高めることがで
きる。
【0011】請求項4記載の発明は、請求項2記載の音
声送出システムにおいて、音声データ記憶手段は、指定
電話番号の発信先に所定の動作を促す音声データを記憶
し、音声データ再生手段は、音声データの再生後、また
は再生途中に所定の動作を促す音声データを再生し、料
金データ作成手段は、指定電話番号の発信先で所定の動
作があった場合は、音声データの送信元に課金するため
の料金データを作成する一方、所定の動作がなかった場
合は、指定電話番号の発信先に課金するための料金デー
タを作成する構成を採る。
【0012】このように、音声データの再生後、または
再生途中に所定の動作を促し、動作があったかどうかを
判断するので、利用者が音声を所定時間以上聞いたかど
うかを把握することができる。このため、例えば、音声
データが広告情報を含む場合、利用者が所定の動作を行
った場合は、利用者は所定時間以上音声を聞いたと想定
でき、利用者に対する広告効果が生じるため、音声デー
タ送信元に課金する。一方、利用者が所定の動作を行わ
なかった場合は、利用者は所定時間以上音声を聞かなか
ったと想定できるので、サービス料として利用者に課金
する。これにより代金を確実に徴収することが可能とな
る。また、利用者が本システムをモーニングコールとし
て利用する場合、課金を免れるためには所定の動作を行
う必要があるため、利用者に対する目覚まし効果を高め
ることができる。
【0013】請求項5記載の発明は、請求項1記載の音
声送出システムにおいて、音声データ記憶手段は、複数
の音声データと、各音声データを分類する種別フラグと
を記憶し、指定情報登録手段は、通信回線を介して受信
された特定の音声データに対応する種別フラグを記憶
し、音声データ再生手段は、指定情報登録手段に記憶さ
れた種別フラグと音声データ記憶手段に記憶された種別
フラグとが一致する音声データを再生する構成を採る。
【0014】このように、選択可能な複数の音声データ
が記憶され、各音声データが種別フラグによって識別で
きるので、利用者は種別フラグによって音声データを特
定することができる。また、利用者が特定した種別フラ
グと一致する種別フラグに対応する音声データが再生さ
れるので、利用者が着信音を発した電話機の受話器を取
って送出される音声を聞く際に、利用者が必要としてい
る情報を提供することができる。従って、例えば、利用
者が望む商品や企業などに関する情報を提供することが
できる。
【0015】請求項6記載の発明は、請求項1記載の音
声送出システムにおいて、指定情報登録手段は、通信回
線を介して受信した電子メールアドレスを登録し、通信
手段は、電子メールアドレスに所定の情報を送信する構
成を採る。
【0016】これにより、音声と共に、文字及び画像デ
ータとして所定の情報を利用者に提供することが可能と
なる。
【0017】請求項7記載の音声送出方法の発明は、通
信回線を介して受信した指定電話番号および指定時刻を
含む指定情報を記憶する指定情報記憶ステップと、現在
の時刻と指定時刻とを比較する時刻比較ステップと、通
信回線を介して受信した音声データを記憶する音声デー
タ記憶ステップと、音声データを再生する音声データ再
生ステップとを有し、比較の結果、現在時刻と指定時刻
とが所定の関係になった場合、指定電話番号に発信し、
発信先との通話が可能な状態で再生された音声データを
送出する構成を採る。
【0018】この構成により、利用者が、着信させる電
話機から離れていても、通信回線に接続できる環境にあ
れば、電話番号および時刻を指定することができる。ま
た、利用者との通話が可能な状態で音声データが送出さ
れるので、例えば広告情報や利用者が求めた音声情報を
利用者に提供することが可能となる。また、通信回線を
介して受信した音声データを記憶し再生するので、利用
者に提供する音声データをオンラインで取り扱うことが
できる。これにより音声データの新規登録、更新等を自
動化することが可能となる。さらに、本システムをモー
ニングコールとして利用する場合は、受話器を取ると音
声が送出されるので、利用者が音声を聞くことによって
目覚まし効果を高めることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一実施の形態に
係る音声送出システムの概略構成を示す図である。音声
送出を行うサービスセンター1は、音声データの送信元
であるスポンサ企業2から依頼を受けて利用者に音声に
よる広告情報を提供する。サービスセンター1には、イ
ンターネット3及び電話回線網4に接続可能なサーバ装
置1aが設けられている。サーバ装置1aは、専用線1
bを介してインターネット接続サービスを提供するプロ
バイダ1cに、あるいはインターネット3に直接接続さ
れている。このため、サーバ装置1aは、インターネッ
ト3と常時接続可能となっている。
【0020】音声データの送信元であるスポンサ企業2
は、コンピュータ2aを備えており、コンピュータ2a
は専用線2bを介してインターネット接続サービスを提
供するプロバイダ2cに接続されている。スポンサ企業
2は、サービスセンター1に音声による広告を依頼し、
その代金として手数料を納付する。
【0021】発信先である利用者の自宅5には、利用者
側端末装置5aと、電話機5bが設けられており、利用
者側端末装置5aは、ダイヤルアップIP接続によって
電話回線網4及びプロバイダ7を介してインターネット
3に接続される。また、移動可能な携帯端末装置6a
は、ケーブル6bによって携帯型電話機6cに接続さ
れ、携帯型電話機6cは基地局装置4aと無線通信を行
うことによって電話回線網4に接続される。これによ
り、携帯端末装置6aは、ダイヤルアップIP接続を行
い電話回線網4及びプロバイダ7を介してインターネッ
ト3に接続される。
【0022】次に、サーバ装置1aについて説明する。
図2は、サーバ装置1aの概略構成を示すブロック図で
ある。通信手段20は、インターネット3を介して利用
者側端末装置5aまたは携帯端末装置6aから指定電話
番号および指定時刻を含む指定情報を受信する。指定情
報登録手段21は、通信手段20が受信した指定情報を
登録する。また、指定情報登録手段21は、複数の音声
データから利用者が望むカテゴリや企業名による音声デ
ータの選択を受け付けることが可能である。このような
登録は、後述するように、利用者がサーバ装置1aに開
設された利用者用WEBページ8上で項目を選択(クリ
ック)等することにより行うことができるように構成さ
れている。さらに、指定情報登録手段21は、電子メー
ルアドレスを登録することが可能であり、サーバ装置1
aは、登録された電子メールアドレスに文字および画像
データとしての広告情報を送信することが可能である。
なお、指定情報登録手段21は、登録したデータを随時
出力可能な状態で保持している。
【0023】時刻比較手段23は、現在の時刻と登録さ
れた指定時刻とを比較し、比較の結果、両者が所定の関
係となったときは、通信手段20は、登録されている指
定電話番号で電話回線網4に対して発信を行う。ここ
で、所定の関係とは、指定時刻と現在時刻とが一致した
場合や、一定時間前または後(例えば5秒前、5秒後)
となったことを意味する。
【0024】音声データ記憶手段22は、インターネッ
ト3等の通信回線を通じて受信した音声データの送信元
からの音声データを、そのカテゴリや企業名と共に記憶
する。音声データ記憶手段22には、コマーシャルコン
テンツとして、音声データ化された広告情報が格納され
ている。この音声データ記憶手段22には、音声データ
のカテゴリを示す種別フラグが記憶されている。例え
ば、広告情報の場合、自動車関連やコンピュータ関連と
いった広告主の事業種類が種別フラグとなる。また、広
告主の名称を種別フラグとしても良い。また、各種の音
声データと種別フラグが記憶されており、例えば、株価
情報、天気予報、交通情報など、利用者が選択可能な複
数の音声データが記憶されている。また、音声データ記
憶手段22は、音声送出時間計測手段26による計測に
基づき、音声の送出から所定時間経過後、発信先に対し
て所定の信号の入力を促す音声データをも記憶してい
る。例えば、「最後にシャープボタンを押して下さ
い。」や、「さらに詳細な情報が必要であれば1番を必
要でない場合は2番を押して下さい。」などの音声案内
である。
【0025】音声データ再生手段24で音声データが再
生されたとき、料金データ作成手段25は、料金を徴収
するためのデータを作成する。音声送出時間計測手段2
6で所定の時間(例えば30秒)が計測された場合や、
前述の音声案内に対する発信先の動作があった場合等に
料金を音声データの送信元に課金するためのデータを作
成する。
【0026】音声送出時間計測手段26は、発信先との
通話時間を計測する。通話時間とは、発信先との通話が
可能となった状態から通話が終了する時間を意味する
が、音声データ再生手段24による再生時間や通信手段
20による音声送出時間を計測しても良い。
【0027】以上説明した各ブロックは、制御手段27
によって制御され、各ブロックはバス28で相互に接続
されている。
【0028】なお、本サーバ装置1aは、指定情報登録
手段21と音声データ記憶手段22を1構成としても良
い。さらに、時刻比較手段23と、音声データ再生手段
24と、料金データ作成手段25と音声送出時間計測手
段26と、制御手段27とのすべて或いは一部を統合し
て1構成とすることも可能である。
【0029】次に、以上のように構成された本発明の一
実施の形態に係る音声送出システムに対し、利用者が行
う指定情報の入力動作について説明する。利用者は、利
用者側端末装置5a、又は携帯端末装置6aからインタ
ーネット3を介してサービスセンター1のサーバ装置1
aにアクセスする。なお、本システムを利用できる者を
登録された会員のみに限定し、サーバ装置1aにアクセ
スしてきた者に対してユーザIDやパスワード等の認証
情報の入力を促す構成を採っても良い。
【0030】図3は、利用者用WEBページ8の構成を
示す図である。氏名欄31には発信先である利用者の氏
名を入力する。性別欄32では利用者の性別を選択す
る。性別により送出する情報を分けることも可能であ
る。電話番号欄33には利用者が音声送出を希望する電
話番号を入力する。指定時刻欄34には利用者がサービ
スセンター1からの発信を希望する時間を入力する。e
−mail欄35には利用者のe−mailアドレスを
入力する。
【0031】データカテゴリ欄36ではサービスセンタ
ー1からの送出を希望する音声データのカテゴリをプル
ダウンメニューから選択する。このカテゴリは、例え
ば、自動車関連情報やコンピュータ関連情報等である。
また、株価情報や天気予報など、時刻によって内容が変
化する情報の場合、利用者が所望の情報を選択すること
によって、設定された時刻にこれらの情報が音声データ
として提供される構成を採ることも可能である。
【0032】データ企業名欄37では、利用者がサービ
スセンター1からの送出を希望する音声を特定の企業の
広告にする場合に企業名をプルダウンメニューから選択
する。このデータカテゴリやデータ企業名は、発信者に
送出されるべき音声データの種別フラグとして利用され
る。サーバ装置1aに開設されているこのようなWEB
ページが登録を受け付ける状態となったら、利用者は、
少なくとも着信させる電話機の電話番号と着信時刻を入
力しなければならない。なお、着信させる電話機の指定
電話番号と指定時刻以外の欄の入力を任意としても良
い。また、登録された会員のみに本サービスを提供する
場合は、登録時に個人情報が入力されていれば、本サー
ビスを受ける毎に個人情報を入力する必要はなく、電話
番号及び時刻のみを入力すれば良い。所定の欄への入力
等が終了した後、送信ボタン38をクリックすると、利
用者用WEBページ上の情報が、サービスセンター1の
サーバ装置1aに向けて送信される。
【0033】なお、データカテゴリ欄36およびデータ
企業名欄37の内容は、スポンサ企業2が、スポンサ企
業内のコンピュータ2aとインターネット3とを介して
サーバ装置1aに新規に登録し、または更新することが
可能である。これにより音声データの新規登録、更新等
を自動化することが可能となる。
【0034】このように、利用者がインターネット3を
介して複数の音声データから所望の音声データを選択す
ることにより、利用者が所定の時刻に着信音を発した電
話機の受話器を取って音声案内を聞く際に、利用者が必
要としている情報を提供することができる。従って、例
えば、利用者が望む商品や企業などに関する情報を提供
することができる。
【0035】以上のように利用者によって必要事項がサ
ーバ装置1aに開設されているWEBページから入力さ
れると、サーバ装置1aは、次のような動作を行う。
【0036】図4は、サーバ装置1aの動作を示すフロ
ーチャートである。サーバ装置1aでは、時刻比較手段
23が時刻を監視しており、利用者から登録された指定
時刻と現在時刻とが一致しているかどうかを判断する
(ステップS1)。時刻比較手段23は、登録された時
刻と現在時刻とが一致していない場合はこの判断を繰り
返し、一致している場合は一致したことを示す信号を制
御手段27に出力する。制御手段27は、時刻比較手段
23から受けた信号に基づき、通信手段20に制御信号
を送信する。この制御信号によって通信手段20がオフ
フックし、指定情報登録手段21に登録された電話番号
で電話回線に発信を行う(ステップS2)。回線が接続
されれば、登録された電話番号に対する電話機5b、又
は携帯型電話機6cが着信音を発し、サーバ装置1aで
は呼出音が受信される。なお、時刻比較手段23は、現
在時刻と指定時刻とを比較し、指定時間より一定時間
前、例えば、5秒前となった場合に制御手段27に信号
を出力しても良い。これにより、通信手段20がダイア
ルするのに要する時間を補填することが可能となる。
【0037】このように、インターネット3を介して指
定電話番号および指定時刻を登録し、登録された時刻に
なると登録された電話番号で電話回線に発信を行うの
で、利用者が、着信させる電話機から離れていても、イ
ンターネット3に接続できる環境にあれば、電話機を着
信させる時刻を設定することができる。
【0038】通信手段20は、発信先からの呼出音の数
をカウントし(ステップS3)、所定のカウント数(例
えば15回)に到達したかどうかを判断する(ステップ
S4)。通信手段20は、発信先からの呼出音の数が所
定のカウント数に到達していない場合は、発信先からオ
フフックを回線の極性反転等で検出したかどうかを判断
する(ステップS5)。なお、ステップS3において、
ダイアル後の時間を計測し、ステップS5において所定
の時間(例えば1分)に到達したかどうかを判断し、所
定の時間が経過していない場合は、前記の所定のカウン
ト数に到達していない場合と同様の取り扱いとしても良
い。ステップS5においてオフフックを検出しなかった
場合はステップS3に移行し、オフフックを検出した場
合はオフフックを検出したことを示す信号を制御手段2
7へ出力する。
【0039】このように、利用者が着信音を聞いて受話
器を取り上げる、すなわち、オフフックすることによっ
て、設定された時刻での呼び出しが完了する。さらに、
本実施の形態では、受話器から所定の情報を利用者に提
供する。制御手段27の命令で、音声データ記憶手段2
2から所定の音声データが読み出され、音声データ再生
手段24で再生される(ステップS6)。この際、指定
情報登録手段21に登録されている種別フラグと音声デ
ータ記憶手段22に記憶されている種別フラグとが一致
する音声データを再生しても良い。この音声データに
は、音声データの送信元であるスポンサ企業2から依頼
された広告情報が含まれる。
【0040】ここで、音声データに広告情報が含まれて
いる場合は、ステップS6の段階でスポンサ企業2に課
金しても良い。この場合、料金データ作成手段25は、
所定の広告情報が音声データとして再生されたことを検
出し、スポンサ企業2に課金するためのデータを作成す
る。ここで作成された料金データは、請求書としてサー
バ装置1aから専用線1b、インターネット3及び専用
線2bを介してスポンサ企業2におけるコンピュータ2
aに送信されても良いし、プロバイダ1cに広告料金の
徴収を代行させても良い。また、料金データを用いて他
の企業に広告料金の徴収を代行させても良い。
【0041】このように、所定時刻になって電話機が着
信音を発し、利用者が受話器を取ると、その電話機に対
して所定の音声を送出するので、利用価値の高い情報を
提供することが可能となる。さらに、利用者がモーニン
グコールとして利用する場合は、受話器を取ると音声が
送出されるので、利用者が音声を聞くことによって目覚
まし効果を高めることができる。
【0042】ステップS6において、音声データが再生
されている最中、音声送出時間計測手段26が音声の送
出時間を計測すると共に、通信手段20が所定の時間内
にオンフックを検出したかどうかを判断する(ステップ
S7、ステップS8)。所定の時間内(例えば1分以
内)にオンフックを検出した場合は、利用者は本システ
ムを利用したが、スポンサ企業2の広告情報を一定の時
間聞くことなく受話器を置いたこととなるため、サービ
ス料金として利用者側に課金してもよい(ステップS1
1)。この場合、料金データ作成手段25は利用者側に
課金するための料金データを作成する。作成された料金
データは、請求書としてサーバ装置1aから専用線1
b、インターネット3及び電話回線網4を介して利用者
側の端末装置5a又は6aに送信されても良いし、電話
回線網4を管理する事業者にサービス料金の徴収を代行
させても良い。料金データ作成手段25による料金デー
タの作成が終了すると、サーバ装置1aはオンフックし
(ステップS13)、終了する。
【0043】一方、ステップS7およびステップS8に
おいて、所定時間内にオンフックを検出せず、所定時間
が経過した場合は利用者に特定の動作を行うように要求
する(ステップS9)。すなわち、音声データ再生手段
24は、音声データ記憶手段22に記憶されている所定
の信号の入力を促す音声データを再生し、利用者が音声
データを最後まで聞いたかどうかを判断する。所定の信
号の入力としては、最後にシャープボタンを押すことを
要求したり、電話機のボタンを選択的に押下することに
よる簡単なアンケートを行うことも可能である。また、
さらに詳細な情報を必要とするかどうかを問い合わせ、
利用者によるボタンの押下により詳細情報を求める回答
があった場合は、電子メールで詳細情報を送信したり、
郵送にて利用者宅に届けることも可能である。このよう
な動作を促すことにより、サービスセンター1では、利
用者が音声データを最後まで聞いたことを確認すると共
に、新たな顧客情報を得ることも可能となる。
【0044】このように、音声データの再生後、または
再生途中に所定の動作を促し、動作があったかどうかを
判断するので、利用者が音声を所定時間以上聞いたかど
うかを把握することができる。このため、例えば、音声
データが広告情報を含む場合、利用者が所定の動作を行
った場合は、利用者は所定時間以上音声を聞いたと想定
でき、利用者に対する広告効果が生じるため、音声デー
タ送信元に課金する。一方、利用者が所定の動作を行わ
なかった場合は、利用者は所定時間以上音声を聞かなか
ったと想定できるので、サービス料として利用者に課金
する。これにより代金を確実に徴収することが可能とな
る。また、利用者が本システムをモーニングコールとし
て利用する場合、課金を免れるためには所定の動作を行
う必要があるため、利用者に対する目覚まし効果を高め
ることができる。
【0045】ステップS12において、料金データ作成
手段25は、スポンサ企業2に課金するためのデータを
作成する。ここで作成された料金データは、請求書とし
てサーバ装置1aから専用線1b、インターネット3及
び専用線2bを介してスポンサ企業2におけるコンピュ
ータ2aに送信されても良いし、プロバイダ1cに広告
料金の徴収を代行させても良い。また、料金データを用
いて他の企業に広告料金の徴収を代行させても良い。料
金データ作成手段25による料金データの作成が終了す
ると、サーバ装置1aはオンフックし(ステップS1
3)、終了する。また、ステップS7およびステップS
8において、所定時間内にオンフックを検出しなかった
場合は、スポンサ企業2の広告情報を一定時間以上聞い
ていたこととなり、広告効果が生ずるため、ステップS
12に移行し、スポンサ企業2から広告料金を徴収する
こととしても良い。この場合、ステップS9およびステ
ップS10はパスされるため、利用者は無料で情報の提
供を受けることが可能となる。
【0046】このように、利用者との通話が可能な状態
となり、音声データ再生手段で再生された音声が送出さ
れた場合、料金を徴収するための料金データが作成され
るので、新しい広告ビジネスを提供することができる。
このため、スポンサにとっては広告の機会が増加するこ
ととなり、利用者にとっては有益な情報を得ることがで
き、本システム側では音声の送出に対する代金を得るこ
とができる。
【0047】以上のように、本発明の一実施の形態に係
る音声送出システムによれば、利用者が、着信させる電
話機から離れていても、通信回線に接続できる環境にあ
れば、電話番号および時刻を指定することができる。ま
た、利用者との通話が可能な状態で音声データが送出さ
れるので、例えば広告情報や利用者が求めた音声情報を
利用者に提供することが可能となる。また、通信回線を
介して受信した音声データを記憶し再生するので、利用
者に提供する音声データをオンラインで取り扱うことが
できる。これにより音声データの新規登録、更新等を自
動化することが可能となる。さらに、本システムをモー
ニングコールとして利用する場合は、受話器を取ると音
声が送出されるので、利用者が音声を聞くことによって
目覚まし効果を高めることができる。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る音声
送出システムは、通信回線を介してデータを送受信する
通信手段と、通信回線を介して受信した指定電話番号お
よび指定時刻を含む指定情報を登録する指定情報登録手
段と、現在の時刻と指定時刻とを比較する時刻比較手段
と、通信回線を介して受信した音声データを記憶する音
声データ記憶手段と、音声データを再生する音声データ
再生手段とを有し、時刻比較手段による比較の結果、現
在時刻と指定時刻とが所定の関係になった場合、通信手
段は、指定電話番号に発信し、発信先との通話が可能な
状態で音声データ再生手段によって再生された音声を送
出する構成を採る。
【0049】この構成により、利用者が、着信させる電
話機から離れていても、通信回線に接続できる環境にあ
れば、電話番号および時刻を指定することができる。ま
た、利用者との通話が可能な状態で音声データが送出さ
れるので、例えば広告情報や利用者が求めた音声情報を
利用者に提供することが可能となる。また、通信回線を
介して受信した音声データを記憶し再生するので、利用
者に提供する音声データをオンラインで取り扱うことが
できる。これにより音声データの新規登録、更新等を自
動化することが可能となる。さらに、本システムをモー
ニングコールとして利用する場合は、受話器を取ると音
声が送出されるので、利用者が音声を聞くことによって
目覚まし効果を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る音声送出システム
の概略構成を示す図である。
【図2】サービスセンターに設けられているサーバ装置
の概略構成を示すブロック図である。
【図3】利用者用WEBページ8の構成を示す図であ
る。
【図4】サーバ装置の動作を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1…サービスセンター、1a…サーバ装置、1b…専用
線、1c…プロバイダ、2…スポンサ企業、2a…スポ
ンサ企業内のコンピュータ、2b…専用線、2c…プロ
バイダ、3…インターネット、4…電話回線網、4a…
基地局装置、5…利用者の自宅、5a…利用者側端末装
置、5b…電話機、6a…携帯端末装置、6b…ケーブ
ル、6c…携帯型電話機、7…プロバイダ、8…WEB
ページ、20…通信手段、21…指定情報登録手段、2
2…音声データ記憶手段、23…時刻比較手段、24…
音声データ再生手段、25…料金データ作成手段、26
…音声送出時間計測手段、27…制御手段、28…バ
ス、31…氏名欄、32…性別欄、33…電話番号欄、
34…指定時刻欄、35…e−mail欄、36…デー
タカテゴリ欄、37…データ企業名欄、38…送信ボタ
ン。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信回線を介してデータを送受信する通
    信手段と、 前記通信回線を介して受信した指定電話番号および指定
    時刻を含む指定情報を登録する指定情報登録手段と、 現在の時刻と前記指定時刻とを比較する時刻比較手段
    と、 前記通信回線を介して受信した音声データを記憶する音
    声データ記憶手段と、 前記音声データを再生する音声データ再生手段とを有
    し、 前記時刻比較手段による比較の結果、現在時刻と前記指
    定時刻とが所定の関係になった場合、前記通信手段は、
    前記指定電話番号に発信し、発信先との通話が可能な状
    態で前記音声データ再生手段によって再生された音声を
    送出することを特徴とする音声送出システム。
  2. 【請求項2】 前記音声データ再生手段で再生された音
    声が送出された場合、料金を徴収するための料金データ
    を作成する料金データ作成手段を備えることを特徴とす
    る請求項1記載の音声送出システム。
  3. 【請求項3】 前記指定電話番号の発信先との通話時間
    を計測する計測手段を更に備え、 前記料金データ作成手段は、前記計測した通話時間が所
    定の時間を超えている場合は、前記音声データの送信元
    に課金するための料金データを作成する一方、前記計測
    した通話時間が所定の時間を超えていない場合は、前記
    指定電話番号の発信先に課金するための料金データを作
    成することを特徴とする請求項2記載の音声送出システ
    ム。
  4. 【請求項4】 前記音声データ記憶手段は、前記指定電
    話番号の発信先に所定の動作を促す音声データを記憶
    し、 前記音声データ再生手段は、前記音声データの再生後、
    または再生途中に前記所定の動作を促す音声データを再
    生し、 前記料金データ作成手段は、前記指定電話番号の発信先
    で前記所定の動作があった場合は、前記音声データの送
    信元に課金するための料金データを作成する一方、前記
    所定の動作がなかった場合は、前記指定電話番号の発信
    先に課金するための料金データを作成することを特徴と
    する請求項2記載の音声送出システム。
  5. 【請求項5】 前記音声データ記憶手段は、複数の音声
    データと、前記各音声データを分類する種別フラグとを
    記憶し、 前記指定情報登録手段は、前記通信回線を介して受信さ
    れた特定の音声データに対応する種別フラグを記憶し、 前記音声データ再生手段は、前記指定情報登録手段に記
    憶された種別フラグと前記音声データ記憶手段に記憶さ
    れた種別フラグとが一致する音声データを再生すること
    を特徴とする請求項1記載の音声送出システム。
  6. 【請求項6】 前記指定情報登録手段は、前記通信回線
    を介して受信した電子メールアドレスを登録し、前記通
    信手段は、前記電子メールアドレスに所定の情報を送信
    することを特徴とする請求項1記載の音声送出システ
    ム。
  7. 【請求項7】 通信回線を介して受信した指定電話番号
    および指定時刻を含む指定情報を記憶する指定情報記憶
    ステップと、 現在の時刻と前記指定時刻とを比較する時刻比較ステッ
    プと、 前記通信回線を介して受信した音声データを記憶する音
    声データ記憶ステップと、 前記音声データを再生する音声データ再生ステップとを
    有し、 前記比較の結果、現在時刻と前記指定時刻とが所定の関
    係になった場合、前記指定電話番号に発信し、発信先と
    の通話が可能な状態で前記再生された音声データを送出
    することを特徴とする音声送出方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014038615A1 (ja) * 2012-09-06 2014-03-13 TAKIZAWA Takuto 電話通信システム、電話通信方法、サーバ装置および電話通信プログラム
JP2021078036A (ja) * 2019-11-12 2021-05-20 株式会社Aquarize モーニングコールシステム

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