JP2003282515A - 基板処理装置 - Google Patents

基板処理装置

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JP2003282515A
JP2003282515A JP2002088029A JP2002088029A JP2003282515A JP 2003282515 A JP2003282515 A JP 2003282515A JP 2002088029 A JP2002088029 A JP 2002088029A JP 2002088029 A JP2002088029 A JP 2002088029A JP 2003282515 A JP2003282515 A JP 2003282515A
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pressurized air
path
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JP2002088029A
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English (en)
Inventor
Sekibun Asa
籍文 麻
Nobuyuki Hirai
信行 平井
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Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】処理液による装置の腐食を防止しつつ、基板を
スピンチャックで吸引保持しつつ回転させて、当該基板
に処理液による処理を施すことができる基板処理装置を
提供する。 【解決手段】スピンチャック1内にエジェクタ部30が
内蔵されており、このエジェクタ部30に、回転軸15
内の加圧空気供給路15aからの加圧空気が供給され
る。エジェクタ部30において生じるエジェクタ効果に
よって、吸引保持面11に開口した吸引口14に連通す
る吸引経路33に負圧が生じる。これにより、基板Wを
吸引保持できる。加圧空気は、排出経路32を介して、
排気口16から、回収カップ40内に排出され、この加
圧空気やそれとともに排出される処理液等が基板Wに接
触することはない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体ウエハ、
液晶表示装置用ガラス基板、プラズマディスプレイ用ガ
ラス基板、光ディスク用基板、磁気ディスク用基板、光
磁気ディスク用基板およびフォトマスク用基板などに代
表される各種の基板を処理液で処理するための基板処理
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば、半導体装置の製造プロセスに
おいて用いられる枚葉式の基板処理装置は、半導体ウエ
ハの裏面を吸引保持して回転する吸引型のスピンチャッ
ク(バキュームチャック)と、このスピンチャックに吸
引保持された半導体ウエハの表面に薬液や純水等の処理
液を供給する処理液供給ノズルとを備えている。スピン
チャックは、吸引保持面に開口する吸引口に連通する吸
引経路を内部に有している。この吸引経路は、中空の回
転軸に連通し、この中空の回転軸内の空気が、基板処理
装置外の真空ラインに結合されるようになっている。
【0003】回転軸は、モータの駆動軸となっていて、
この回転軸の回転によって、スピンチャックが回転され
るようになっている。真空ラインには、真空ポンプ等の
排気装置が接続され、これにより、スピンチャックの吸
引保持面に半導体ウエハを吸引保持することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような構
成では、スピンチャックの吸引保持面に付着した薬液等
が、吸引される空気とともに吸引口から吸引経路に入
り、さらにモータの駆動軸および装置外の真空ラインに
流入して、これらの部分を腐食させるという問題があっ
た。たとえば、中空の回転軸と真空ラインとの接続部に
磁性流体を利用したシール機構を用いている場合には、
磁性流体の劣化による吸引不良が生じる場合があった。
また、真空ラインから排気装置へと薬液が流入して、排
気装置を破損させる恐れもあった。
【0005】そこで、この発明の目的は、処理液による
装置の腐食を防止しつつ、基板をスピンチャックで吸引
保持しつつ回転させて、当該基板に処理液による処理を
施すことができる基板処理装置を提供することである。
この発明の他の目的は、スピンチャックを洗浄すること
ができ、したがって、基板に対して高品質の処理を施す
ことができる基板処理装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段および発明の効果】上記の
目的を達成するための請求項1記載の発明は、基板
(W)に処理液を供給して基板を処理する基板処理装置
であって、所定の吸引保持面(11)で基板を吸引保持
しつつ回転可能なスピンチャック(1)と、一方端がこ
のスピンチャックの吸引保持面に開口する吸引経路(3
3)と、この吸引経路の上記一方端とは反対側の端部に
接続され、かつ上記スピンチャックに内蔵されて当該ス
ピンチャックとともに回転し、加圧流体によるエジェク
タ効果によって上記吸引経路に負圧を発生させるエジェ
クタ部(30)と、このエジェクタ部に接続され、この
エジェクタ部に上記加圧流体を供給する供給経路(15
a)と、上記エジェクタ部に接続され、このエジェクタ
部に供給された流体を排出する排出経路(32)と、こ
の排出経路から排出された流体を、スピンチャックに保
持された基板に接触させずに回収する回収手段(40)
とを含むことを特徴とする基板処理装置である。なお、
括弧内の英数字は後述の実施形態における対応構成要素
等を表す。以下、この項において同じ。
【0007】この構成によれば、スピンチャックにエジ
ェクタ部が内蔵されていて、このエジェクタ部に加圧流
体が供給されることにより、スピンチャックの吸引保持
面に開口する吸引経路に負圧が発生する。これによっ
て、スピンチャックの吸引保持面に基板を吸引して保持
することができる。このように、スピンチャックに内蔵
されたエジェクタ部に対して加圧流体を供給する構成に
よって、基板を吸引保持することができるから、スピン
チャックを基板処理装置外の真空ラインに接続する必要
がなく、その代わりに、加圧流体供給源に接続すればよ
い。それゆえ、スピンチャックを回転させる回転駆動機
構に処理液が入り込むことがない。また、真空ラインを
必要としないので配管構成が簡単になるうえ、真空ライ
ンへと処理液が入り込むことによる問題を完全に排除す
ることができる。
【0008】また、エジェクタ部に供給された加圧流体
は、排出経路を介して排出され、スピンチャックに保持
された基板に接触することなく、回収手段によって回収
される。したがって、吸引経路からエジェクタ部へと処
理液が吸引された場合であっても、このような処理液が
基板に再付着することを効果的に防止できる。上記排出
経路は、スピンチャック外へ流体を排出する際に、スピ
ンチャックの回転軸線に平行な方向(とくに、吸引保持
面から遠ざかる方向)に当該流体を排出するものである
ことが好ましい。このような構成により、基板への処理
液の再付着をさらに効果的に防止することができる。
【0009】請求項2記載の発明は、上記供給経路は、
上記スピンチャックの回転軸内に設けられており、上記
回転軸には、上記供給経路を流通する加圧流体の漏洩を
防ぐシール手段(20)が設けられていることを特徴と
する請求項1記載の基板処理装置である。この構成によ
れば、スピンチャックの回転軸内の供給経路を介してス
ピンチャックに内蔵されたエジェクタ部に加圧流体を供
給できる。また、シール手段は加圧流体の供給経路に配
置されているので処理液に触れることがない。したがっ
て、従来のようにシール手段が吸引経路に配置されてい
る場合のように処理液によってシール手段が劣化して基
板の吸引不良を引き起こす、といったことがない。
【0010】なお、シール手段は、スピンチャックの回
転軸と加圧流体供給路とを、気密状態を保持して結合す
る磁性流体シール機構であってもよい。上記加圧流体
は、請求項3に記載のように、ガス(たとえば空気、あ
るいは窒素ガスなどの不活性ガス)であってもよいし、
請求項4に記載のように、純水であってもよい。請求項
5記載の発明は、上記スピンチャックを洗浄するための
スピンチャック洗浄手段(4)をさらに含むことを特徴
とする請求項1ないし4のいずれかに記載の基板処理装
置である。
【0011】上記スピンチャック洗浄手段は、たとえ
ば、スピンチャックの吸引保持面に向けて純水等の洗浄
液を供給する洗浄液供給手段を含んでいてもよい。この
ような構成によって、スピンチャックを洗浄することが
できるから、基板の処理を高品質に行うことができる。
すなわち、スピンチャックに付着した処理液が基板に再
付着したりすることがない。スピンチャックの吸引保持
面に供給された洗浄液は、吸引経路からエジェクタ部へ
と入り込むことになるが、このエジェクタ部には加圧流
体が供給されているので、吸引経路に入り込んだ処理液
が、回転駆動機構やその他の装置内部の構成を汚染する
恐れはない。すなわち、エジェクタ部に入り込んだ洗浄
液は、基板に触れることなく、排出経路から排出される
ことになる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下では、この発明の実施の形態
を、添付図面を参照して詳細に説明する。図1は、この
発明の一実施形態に係る基板処理装置の構成を説明する
ための図解的な斜視図である。この基板処理装置は、半
導体ウエハ等の基板Wに処理液を供給して処理するため
の装置である。この装置は、基板Wの裏面(下面)を吸
引保持して回転するスピンチャック1と、このスピンチ
ャック1を回転させるための回転駆動機構としてのモー
タ2と、スピンチャック1に吸引保持された基板Wの表
面に処理液を供給するための処理液供給ノズル3と、ス
ピンチャック1の吸引保持面11に洗浄液(たとえば純
水)を供給して、このスピンチャック1を洗浄するため
の洗浄液供給ノズル4とを備えている。
【0013】スピンチャック1は、その上部に水平な吸
引保持面11を有しており、この吸引保持面11には外
周部および中央部にそれぞれ突起部12,13が所定高
さだけ突出して形成されている。さらに、吸引保持面1
1には、吸引口14が開口している。基板Wが吸引保持
面11上に載置されると、この基板Wと吸引保持面11
との間には、突起部12,13に対応した微小高さの空
間が形成され、この空間が吸引口14からの吸引によっ
て負圧状態(真空状態)となる。これによって、基板W
が吸引保持面11に吸引保持されることになる。
【0014】スピンチャック1の下部には回転軸15が
鉛直方向に沿って結合されており、この回転軸15がモ
ータ2の駆動軸を兼ねるようになっている。したがっ
て、モータ2を駆動することにより、回転軸15が回転
され、これによって、スピンチャック1の吸引保持面1
1に吸引保持された基板Wが鉛直軸線まわりに回転され
ることになる。回転軸15は、中空軸とされていて、こ
の回転軸15の下端には、シール部20を介して、加圧
空気供給管21が接続されている。この加圧空気供給管
21には、加圧空気供給源22からの加圧空気を、加圧
空気供給バルブ23を介して供給できるようになってい
る。
【0015】スピンチャック1には、後述するエジェク
タ部が内蔵されており、加圧空気供給管21からの加圧
空気は、回転軸15内を通って、当該エジェクタ部へと
供給される。このエジェクタ部に供給された加圧空気
は、スピンチャック1に回転軸15と平行な鉛直下方に
向けて形成された排気口16から排出されることにな
る。図2は、スピンチャック1の内部構成を説明するた
めの断面図である。スピンチャック1の内部には、回転
軸15の内部に形成された加圧空気供給路15aからの
加圧空気が供給されるエジェクタ部30が設けられてい
る。エジェクタ部30は、加圧空気供給路15aに接続
され、鉛直上方に向けて形成された管オリフィス構造部
31を備えている。管オリフィス構造部31から鉛直上
方に向けて吹き出される空気は、U字状に形成された排
出経路32を介して排気口16へと導かれるようになっ
ている。排出経路32は、管オリフィス構造部31から
の高速気流を受ける入口部から中間部に向かって経路断
面が次第に細くなり、さらに、この中間部から排気口1
6に向かって経路断面が次第に大きくなる形状を有して
いる。
【0016】一方、管オリフィス構造部31の出口付近
には、側方から吸引経路33が接続されている。この吸
引経路33は、管オリフィス構造部31の出口部から側
方に延び、さらに上方に延びて、吸引口14へと接続さ
れている。このような構造によって、加圧空気供給路1
5aから加圧空気を供給すると、管オリフィス構造部3
1の出口部で高速気流が生じ、この高速気流によるエジ
ェクタ効果によって、吸引経路33に負圧が発生する。
その結果、基板Wと吸引保持面11との間の空間に真空
層が形成され、基板Wの上面からの大気圧による押し付
け力により、基板Wが吸引保持面11上に吸引保持され
ることになる。
【0017】このように、スピンチャック1への加圧空
気の供給によって基板Wの吸引保持が達成されるから、
モータ2へと処理液等が入り込むことがなく、その腐食
を防止できる。また、真空ラインを要しないので配管構
成を簡素化できるうえ、基板処理装置外の真空ラインに
処理液等が入り込むことによる問題を完全に排除でき
る。吸引保持面11よりも下方において、スピンチャッ
ク1の周囲には、排気口16から排出される空気等を回
収するための回収カップ40が配置されている。この回
収カップ40は、底面にドレン口41を有し、側壁部に
排気口42を有している。吸引口14から空気とともに
処理液等の液体が吸い込まれたときには、このような液
体は排出経路32を介して排気口16から回収カップ4
0内に排出され、ドレン口41から排液されることにな
る。排気口42は、排気配管(図示せず)を介してたと
えば工場内の排気設備へと接続されることになる。
【0018】回収カップ40は、排気口16に対向する
位置に傾斜壁部44を有している。この傾斜壁部44
は、回転軸15から遠ざかるに従って下方に向かう円錐
状の傾斜面によって、排気口16から排出される空気お
よび液体を受け、液体をドレン口41にスムーズに導く
とともに、排気口42に向かう気流を回収カップ40内
に生じさせる。一方、回収カップ40の天面壁部45
は、排気口16から排出される処理液等が、スピンチャ
ック1に吸引保持された基板Wへと向かうことを確実に
阻止している。こうして、回収カップ40は、排気口1
6から排出される気体または液体を、吸引保持面11に
保持された基板Wに接触させずに回収するようになって
いる。これにより、基板Wに排出された処理液等が導か
れることがなく、また、基板Wの周囲に乱気流を生じさ
せることを防止できる。これによって、基板Wへのパー
ティクルの付着を効果的に防止できる。
【0019】図3は、シール部20の構成を説明するた
めの断面図である。シール部20は、磁気回路MCによ
って回転軸15との隙間を磁性流体で密封する磁性流体
シール部51と、回転軸15内の加圧空気供給路15a
と加圧空気供給管21とを接続するための接続部52と
を有する。磁性流体シール部51は、回転軸15の下端
部の周囲を取り囲むリング形状に形成されており、回転
軸15が挿通された挿通孔54を有している。この挿通
孔54には、回転軸15の軸線方向に間隔を開けて複数
箇所(たとえば、4箇所)に、回転軸15を取り囲むリ
ング状凸部55A,55B,55C,55Dが突設され
ている。また、リング状凸部55Bと55Cとの間の凹
部には、回転軸15を取り囲むリング状の永久磁石片5
6がはめ込まれている。この永久磁石片56は、たとえ
ば、上下方向にS極およびN極を有している。この永久
磁石片56から生じる磁気回路MCによって、リング状
凸部55A,55B,55C,55Dと回転軸15との
間には、回転軸15を取り囲むリング状に4本の磁性流
体53が滞留し、回転軸15とシール部20との隙間を
密封している。
【0020】また、接続部52の上側中央部には、回転
軸15の下端部が入り込むように形成された凹状空間5
7が設けられており、接続部52の下側中央には、回転
軸15に対向する位置に、管継ぎ手取り付け孔58が形
成されている。この管継ぎ手取り付け孔58には、加圧
空気供給管21の一端に接続された管継ぎ手59が結合
されている。したがって、加圧空気供給管21から供給
されてきた加圧空気は、管継ぎ手59および凹状空間5
7を通過して回転軸15内の加圧空気供給路15a内へ
供給される。
【0021】なお、60,61は、モータ2と磁性流体
シール部51との間、および磁性流体シール部51と接
続部52とをそれぞれ気密に結合するためのシール部材
(Oリング)である。このような構成によって、モータ
2によって回転している回転軸15内の加圧空気供給路
15aに、固定状態の加圧空気供給管21からの加圧空
気を漏洩することなく供給できる。
【0022】基板Wに対して処理を施すときには、加圧
空気供給バルブ23を開いて、エジェクタ部30に加圧
空気を供給するとともに、モータ2によって回転軸15
を回転させる。エジェクタ部30が加圧空気の供給によ
って発現するエジェクタ効果によって、吸引経路33が
負圧になるから、基板Wは吸引保持面11に吸引保持さ
れた状態で、スピンチャック1とともに、鉛直軸線まわ
りに回転することになる。この状態で、処理液供給ノズ
ル3から処理液を供給することによって、基板Wの表面
の全域に対して処理を施すことができる。
【0023】この基板処理装置は、基板Wが吸引保持面
11に保持されていない状態で、この吸引保持面11に
洗浄液を供給して、スピンチャック1の洗浄を行うこと
ができる。すなわち、モータ2によって回転軸15を回
転させるとともに、加圧空気供給バルブ23を開いて、
エジェクタ部30へと加圧空気を供給する。この状態
で、洗浄液供給ノズル4から吸引保持面11に向けて洗
浄液を供給する。これにより、吸引保持面11を洗浄で
きる。このとき、洗浄液は、吸引口14からスピンチャ
ック1の内部に入り込むが、この洗浄液は、エジェクタ
部30から排出経路32を通り、排気口16から回収カ
ップ40内に排出される。したがって、モータ2の駆動
部や装置の内部を腐食するおそれはない。
【0024】吸引保持面11に供給された洗浄液は、遠
心力によって周囲に飛び出すが、これを利用して、処理
チャンバの内壁の洗浄を併せて行うこともできる。これ
により、基板Wをより清浄な環境内で処理できるので、
処理品質を向上できる。以上、この発明の一実施形態に
ついて説明したが、この発明は他の形態で実施すること
もできる。たとえば、上記の実施形態では、エジェクタ
部30に加圧空気を供給することによって、吸引経路3
3に負圧を発生させる構成が採用されているが、加圧空
気の代わりに、たとえば加圧された純水をエジェクタ部
30に供給するようにしてもよい。
【0025】また、上記の実施形態では、排気口16か
ら回転軸15に平行な鉛直下方に向かって加圧空気等が
排出される構成としているが、スピンチャック1からの
加圧空気等の排出方向は、必ずしも回転軸15と平行で
ある必要はない。ただし、加圧空気等を回転軸と平行に
排出するようにした上記の実施形態の構成を採用すれ
ば、回収カップ40から処理液等が基板Wに再付着した
り、回収カップ40から加圧空気が漏れ出て基板Wの周
辺に乱気流を生じさせたりすることをより効果的に防止
できる。
【0026】その他、特許請求の範囲に記載された事項
の範囲で種々の設計変更を施すことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態に係る基板処理装置の構
成を説明するための図解的な斜視図である。
【図2】スピンチャックの内部構成を説明するための断
面図である。
【図3】シール部の構成を説明するための断面図であ
る。
【符号の説明】
1 スピンチャック 2 モータ 3 処理液供給ノズル 4 洗浄液供給ノズル 11 吸引保持面 12,13 突起部 14 吸引口 15 回転軸 15a 加圧空気供給路 16 排気口 20 シール部 21 加圧空気供給管 22 加圧空気供給源 23 加圧空気供給バルブ 30 エジェクタ部 31 管オリフィス構造部 32 排出経路 33 吸引経路 40 回収カップ 41 ドレン口 42 排気口 44 傾斜壁部 45 天面壁部 51 磁性流体シール部 52 接続部 53 磁性流体 54 挿通孔 55A〜55D リング状凸部 56 永久磁石片 57 凹状空間 58 管継ぎ手取り付け孔 59 管継ぎ手 MC 磁気回路 W 基板
フロントページの続き (72)発明者 平井 信行 京都府京都市上京区堀川通寺之内上る4丁 目天神北町1番地の1 大日本スクリーン 製造株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板に処理液を供給して基板を処理する基
    板処理装置であって、 所定の吸引保持面で基板を吸引保持しつつ回転可能なス
    ピンチャックと、 一方端がこのスピンチャックの吸引保持面に開口する吸
    引経路と、 この吸引経路の上記一方端とは反対側の端部に接続さ
    れ、かつ上記スピンチャックに内蔵されて当該スピンチ
    ャックとともに回転し、加圧流体によるエジェクタ効果
    によって上記吸引経路に負圧を発生させるエジェクタ部
    と、 このエジェクタ部に接続され、このエジェクタ部に上記
    加圧流体を供給する供給経路と、 上記エジェクタ部に接続され、このエジェクタ部に供給
    された流体を排出する排出経路と、 この排出経路から排出された流体を、スピンチャックに
    保持された基板に接触させずに回収する回収手段とを含
    むことを特徴とする基板処理装置。
  2. 【請求項2】上記供給経路は、上記スピンチャックの回
    転軸内に設けられており、上記回転軸には、上記供給経
    路を流通する加圧流体の漏洩を防ぐシール手段が設けら
    れていることを特徴とする請求項1記載の基板処理装
    置。
  3. 【請求項3】上記加圧流体は、ガスであることを特徴と
    する請求項1または2記載の基板処理装置。
  4. 【請求項4】上記加圧流体は、純水であることを特徴と
    する請求項1または2記載の基板処理装置。
  5. 【請求項5】上記スピンチャックを洗浄するためのスピ
    ンチャック洗浄手段をさらに含むことを特徴とする請求
    項1ないし4のいずれかに記載の基板処理装置。
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