JP2003282280A - お出迎え機能付き配線器具 - Google Patents

お出迎え機能付き配線器具

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JP2003282280A
JP2003282280A JP2002086984A JP2002086984A JP2003282280A JP 2003282280 A JP2003282280 A JP 2003282280A JP 2002086984 A JP2002086984 A JP 2002086984A JP 2002086984 A JP2002086984 A JP 2002086984A JP 2003282280 A JP2003282280 A JP 2003282280A
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lighting load
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JP2002086984A
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Takahiro Yamauchi
隆宏 山内
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B20/00Energy efficient lighting technologies, e.g. halogen lamps or gas discharge lamps
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Abstract

(57)【要約】 【課題】家人や訪問客をお出迎えするように照明負荷を
点灯させることができるお出迎え機能付き配線器具を提
供する。 【解決手段】検知エリア内の人の存否を検出する人感セ
ンサ1と、別途に設けられた照明器具の照明負荷の状態
を制御する負荷制御部6と、人感センサ1により検知エ
リア内の人の存在が検知されると照明負荷を点灯させる
ように負荷制御部6へ指示する信号処理部4と、人感セ
ンサ1の検知出力に関わりなく照明負荷を強制的に点灯
させるお出迎え時間帯を設定するお出迎え時間設定部1
0とを備える。電源端子T1,T1間に商用電源が接続
され、負荷端子T2,T2間に照明負荷が接続される。
信号処理部4は、お出迎え時間帯が開始されると照明負
荷を点灯させてお出迎え時間帯が終了すると照明負荷を
消灯させるように負荷制御部6へ指示するお出迎え機能
を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、夜間などにお出迎
えするように照明負荷を点灯させることが可能なお出迎
え機能付き配線器具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、所定の検知エリア内での人の
存否を検出する人感センサおよび周囲照度を検出する明
るさセンサを用いて照明負荷の点灯状態を制御するよう
にした照明装置が提供されている。人感センサとして
は、焦電型赤外線センサを用いて人体からの熱線を検出
するものが多く用いられている。この種の照明装置とし
ては、図31に示すように、天井パネル80に設置され
た照明器具Bに人感センサおよび明るさセンサを有する
センサユニットCを組み込んだものがあり、明るさセン
サにより検出される照度が規定値以下のときに人感セン
サにより人の存在が検知されたときに照明負荷が点灯さ
れるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来構
成の照明装置を例えば住宅の軒下などに設置しておけ
ば、夜間などに家人や訪問客を人感センサにより検知し
て照明負荷が点灯することになるが、上記従来構成の照
明装置では、周囲が暗いときに人感センサの検知エリア
に人が入ると照明負荷が直ちに点灯するので、人によっ
てはまぶしく感じて眼が眩んだり驚いてしまうという不
具合があった。
【0004】本発明は上記事由に鑑みて為されたもので
あり、その目的は、家人や訪問客をお出迎えするように
照明負荷を点灯させることができるお出迎え機能付き配
線器具を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、上記
目的を達成するために、検知エリア内の人の存否を検出
する人感センサと、別途に設けられた照明器具の照明負
荷の状態を制御する負荷制御部と、人感センサにより検
知エリア内の人の存在が検知されると照明負荷を点灯さ
せるように負荷制御部へ指示する信号処理部と、人感セ
ンサの検知出力に関わりなく照明負荷を強制的に点灯さ
せるお出迎え時間帯を設定するお出迎え時間設定部とを
備え、信号処理部は、お出迎え時間帯が開始されると照
明負荷を点灯させてお出迎え時間帯が終了すると照明負
荷を消灯させるように負荷制御部へ指示するお出迎え機
能を有することを特徴とするものであり、あらかじめお
出迎え時間帯を設定しておけばそのお出迎え時間帯に照
明負荷を点灯させておくことができるから、家人や訪問
客を照明負荷の照明光によってお出迎えすることがで
き、且つ、家人や訪問客を人感センサにより検知する以
前から照明負荷が点灯しているので、家人や訪問客が眼
の眩みを起こしたり驚いたりするのを防止することが可
能になり、さらに、お出迎え時間帯以外には人感センサ
により人が検知されると照明負荷が直ちに点灯するので
照明負荷の照明エリアおよび人感センサの検知エリアが
屋外にある場合には防犯を図れる。また、照明器具と離
して設置することができ、設置場所の自由度を高めるこ
とができる。
【0006】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記負荷制御部を前記照明器具側に設け、前記信号
処理部により制御されて前記照明負荷の状態を指示する
無線信号を前記負荷制御部へ送信する送信部を備えるの
で、設置場所の自由度をさらに高めることができる。
【0007】請求項3の発明は、照明負荷と、照明負荷
の状態を制御する負荷制御部と、検知エリア内の人の存
否を検出する人感センサと、人感センサにより検知エリ
ア内の人の存在が検知されると照明負荷を点灯させるよ
うに負荷制御部へ指示する信号処理部と、人感センサの
検知出力に関わりなく照明負荷を強制的に点灯させるお
出迎え時間帯を設定するお出迎え時間設定部とを備え、
信号処理部は、お出迎え時間帯が開始されると照明負荷
を点灯させてお出迎え時間帯が終了すると照明負荷を消
灯させるように負荷制御部へ指示するお出迎え機能を有
することを特徴とするものであり、あらかじめお出迎え
時間帯を設定しておけばそのお出迎え時間帯に照明負荷
を点灯させておくことができるから、家人や訪問客を照
明負荷の照明光によってお出迎えすることができ、且
つ、家人や訪問客を人感センサにより検知する以前から
照明負荷が点灯しているので、家人や訪問客が眼の眩み
を起こしたり驚いたりするのを防止することが可能にな
り、さらに、お出迎え時間帯以外には人感センサにより
人が検知されると照明負荷が直ちに点灯するので照明負
荷の照明エリアおよび人感センサの検知エリアが屋外に
ある場合には防犯を図れる。
【0008】請求項4の発明は、請求項1ないし請求項
3の発明において、前記照明負荷が調光可能であって前
記負荷制御部が前記照明負荷を調光する調光機能を有
し、前記信号処理部は、前記お出迎え時間帯には前記照
明負荷が調光点灯されるように前記負荷制御部へ指示
し、前記お出迎え時間帯に前記人感センサにより検知エ
リア内の人の存在が検知されると前記照明負荷が定格点
灯されるように前記負荷制御部へ指示するので、前記お
出迎え時間帯において前記照明負荷が定格点灯している
時間を短くすることができ、節電を図ることができる。
【0009】請求項5の発明は、請求項1ないし請求項
4の発明において、周囲照度を検出する明るさセンサを
備え、前記信号処理部は、明るさセンサにより検出され
た照度が規定値を超えているときには前記負荷制御部の
動作を禁止するので、周囲が明るく照明負荷の点灯が不
要であるときには人感センサの検知結果にかかわらず照
明負荷を消灯させておくことが可能になり、無駄な電力
消費を抑制することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】(実施形態1)本実施形態では、
天井に設置され別途に設置される照明器具の照明負荷を
制御する場合について説明するが、まず、全体構成につ
いて説明する。本実施形態のお出迎え機能付き配線器具
Aは、天井への取り付けに適した構造を有しており、図
2ないし図4に示すように、外形が円形状であるフラン
ジ部31の上面中央部に筒部32を備えたボディ30
と、筒部32の上に結合されるカバー40とからなる器
体を備えている。ボディ30における筒部32の上縁に
は4個の組立片33が上向きに突設され、各組立片33
にはそれぞれ組立孔34が開口されている。カバー40
の下部側面には組立爪41が突設されており、組立孔3
4に組立爪41が係合することにより、ボディ30とカ
バー40とが結合されている。
【0011】ボディ10には、玉状に形成された可動体
50が取り付けられており、可動体50の中には、焦電
型赤外線センサよりなるセンサ素子としての人感センサ
1(図1参照)、CdSよりなる明るさセンサ2(図1
参照)、発光ダイオードよりなる動作表示灯3(図1参
照)などを実装したプリント基板よりなる回路基板が納
装されている。
【0012】可動体50において人感センサ1の受光面
の前面側には半球状に形成された受光レンズ51が設け
られ、受光レンズ51を通して人感センサ1に熱線が入
射するようになっている。受光レンズ51は赤外線が透
過しやすいように高密度ポリエチレン樹脂を用いて構成
されている。また、赤外線が透過し、明るさセンサ2に
よって周囲照度が検出でき、しかも動作表示灯3の点灯
が外部から視認可能となるように、受光レンズ51は乳
白色に形成されている。
【0013】なお、受光レンズ51は、多数のレンズの
集合体であって、方向に応じて人感センサ1の集光量に
変化を持たせることによって、熱線を放射する熱源の微
小移動を熱線量の変化として検出することができるよう
になっている。したがって、人が存在する間は人感セン
サ1から絶えず出力を得ることが可能になる。なお、ボ
ディ30に対して可動体50の向きを変えることが可能
になっている。
【0014】ボディ30におけるフランジ部31には、
天井内に配置された埋込ボックスに螺合するボックスね
じや、天井に器体を直付けする際に用いるタッピンねじ
を挿通するための取付孔35が2個形成されている。両
取付孔35はフランジ部31の中心に対して互いに反対
側に設けられ、両取付孔35を結ぶ方向に直交する長軸
を有した長孔状に形成されている。また、両取付孔35
を通る直線に直交する直線であってフランジ部31の中
心を通る直線上には、天井パネル80(図2参照)に固
定する際に用いる2個の取付具60に設けた引締ねじ6
1をそれぞれ露出させる2個の操作孔36が形成されて
いる。操作孔36はフランジ部31の中心側が細幅とな
り周辺側が広幅となった、いわゆるだるま孔状に形成さ
れている。
【0015】取付具60は、フランジ部31の上面に設
けた装着溝37に下端部が嵌入する支柱62と、支柱6
2内に挿通されて上端部が支柱62の上端部に保持され
た引締ねじ61と、引締ねじ61に螺合した挟み片63
とを備えている。支柱62はフランジ部31の外周側の
一面が開放されており、さらに支柱62の上端部側壁に
は挟み片63を待避させる切欠部64が形成されてい
る。切欠部64は支柱62の開口面に向かって左側の側
壁上端部に形成されている。しかして、挟み片63が切
欠部64に待避している状態で、引締ねじ61を右回り
に回転させると、引締ねじ61の回転に伴って挟み片6
3が切欠部64から出て支柱62よりも外側に突出する
とともに、支柱62の側壁によって回転止めされた状態
で下方に移動することになる。つまり、引締ねじ61を
締め付けると、挟み片63がフランジ部31との距離を
小さくする向きに移動する。逆に、引締ねじ61を左回
りに回転させると、挟み片63が上方に移動し切欠部6
4に待避される。
【0016】取付具60はフランジ部31に対して着脱
可能であって、天井パネル80に器体を取り付けるとき
には、取付具60をフランジ部31に固定し、天井パネ
ル80に形成した透孔81に筒部32および取付具60
を挿入した状態で引締ねじ61を回転させればよい。こ
のような操作によって、フランジ部31と挟み片63と
の間で透孔81の周囲の天井パネル80を挟持すること
になり、器体を天井パネル80に固定することができる
のである。なお、透孔81はホルソーなどを用いて形成
することができるように円形とするのが望ましいから、
筒部32と取付具60とを含む領域の外周がほぼ円内に
入るように、筒部32の外形は円形の両側を切り落とし
た長円形状とし、切り落とした部位に取付具60が配置
されるようにしてある。
【0017】可動体50は上述のように玉状に形成され
ており、半球状の受光レンズ51を備えており、フラン
ジ部31の中央部に形成された開口窓38から受光レン
ズ51を露出させる形でボディ30に取り付けられてい
る。
【0018】器体を天井パネル80に取り付けた状態で
はフランジ部31の下面が露出することのないように、
フランジ部31の下面側を覆う化粧プレート70が装着
されている。化粧プレート70の中央部にはボディ30
に設けた開口窓に対応する部位で窓孔が形成されてい
る。したがって、化粧プレート70をボディ30に装着
した状態で受光レンズ51が窓孔を通して化粧プレート
70の下面側に露出することになる。なお、化粧プレー
ト70はフランジ部31に凹凸係合するように形成され
ている。
【0019】ところで、カバー40には、外部電線を接
続するための3組の端子(図示せず)が実装されたプリ
ント基板よりなる回路基板が収納されている。これらの
端子はいわゆる速結端子であり、回路基板に実装された
端子板と、端子板との間に外部電線を保持する鎖錠ばね
と、鎖錠ばねにより保持されている外部電線を外す際に
操作される解除釦とからなる。鎖錠ばねは弾性を有する
金属板を曲成することにより形成したものであり、ばね
力によって外部電線を端子板との間に挟持し、かつ端縁
を外部電線に食い込ませることによって外部電線を抜け
止めする。解除釦は外部電線を抜け止めしている鎖錠ば
ねを外部電線から引き離すために設けられている。
【0020】外部電線は、カバー40の上面に形成した
電線挿入口43を通して器体に挿入され、端子板と鎖錠
ばねとの間に挟持される。また、解除釦は電線挿入口4
3に隣接して設けた操作孔44にドライバの先端部など
を挿入することによって操作することができるようにな
っている。カバー40の上には電線挿入口43および操
作孔44を必要に応じて覆うことができるように、端子
カバー45が着脱自在に装着される。上述したように、
器体を天井に取り付けるには、埋込ボックスを用いる他
に、直付けしたり取付具60を用いたりする場合がある
から、埋込ボックスを用いない場合には、電線挿入口4
3や操作孔44にほこりや水滴などが入ることのないよ
うに、端子カバー45を取り付けるのである。
【0021】以下では、回路部の構成について説明す
る。図1は回路ブロック図であって、図1に示すよう
に、人感センサ1と明るさセンサ2と動作表示灯3とは
マイクロコンピュータからなる信号処理部4に接続され
ている。信号処理部4では、人感センサ1と明るさセン
サ2と後述の子器入力部5との出力に基づいて負荷制御
部6に指示を与えて別途に設けられた照明器具B(図7
参照)の照明負荷(蛍光灯)を制御する。ここで、内部
電源は商用電源を安定化電源部7で安定化することによ
り供給される。また、人感センサ1により人から放射さ
れる熱線が検知されたときに点灯する発光ダイオードよ
りなる動作表示灯3も信号処理部4に接続され、さら
に、人感センサ1による検知出力に応じて照明負荷を点
灯させる際の周囲照度の規定値となる点灯開始照度を設
定する点灯開始照度設定部8、人感センサ1によって人
が検知されなくなってから照明負荷を消灯させるまでの
動作保持時間(人感センサ1によって人が検知されなく
なってから照明負荷の点灯を保持する時間)を設定する
ための動作保持時間設定部9も接続されている。
【0022】また、商用電源AC(図7)を一対の電線
88,88(図7参照)を介して接続するための一対の
電源端子T1,T1、一対の電線87,87(図7参
照)を介して照明器具B(図7参照)の照明負荷を接続
するための一対の負荷端子T2,T2、本実施形態のお
出迎え機能付き配線器具Aを親器として図示しない子器
を接続するための一対の子器端子T,T3を備えてい
る。ここにおいて、電源端子T1,T1、負荷端子T
2,T2、子器端子T3,T3は、それぞれ上述した速
結端子により構成されている。電源端子T1,T1の一
方と負荷端子T2,T2の一方とは電気的に接続されて
おり、リレーの接点は電源端子T1,T1の他方と負荷
端子T2,T2の他方との間には上述の負荷制御部6と
なるリレーの接点が挿入されており、接点のオンオフに
より照明負荷がオンオフされる。リレーは上述の信号処
理部4によって制御される。また、子器端子T3,T3
間には上述の子器入力部5が接続されている。なお、子
器は、人感センサを備えており、人感センサによって検
知エリア内の人を検知したときに信号線の線間電圧を変
化させることによって親器であるお出迎え機能付き配線
器具Aに人の検知を報知できるようにしてある。すなわ
ち、子器には、検知エリア内の人を検知したときに信号
線の線間電圧を変化させるように構成されたセンサ回路
が設けられているのである。このように、子器での人の
検知の有無に対応して信号線の線間電圧が2段階に変化
するのであって、この電圧変化による2値信号がお出迎
え機能付き配線器具Aの子器入力部5に伝送されるので
ある。子器入力部5では、子器端子T3,T3に接続さ
れる信号線の線間電圧を基準電圧と比較し、基準電圧と
の大小関係によって子器での人の検知の有無を判定し、
この判定結果を信号処理部4に入力するのである。した
がって、親器に子器を接続すれば、親器および子器に設
けた人感センサによって人体から発生する熱線を検知す
ることによって、照明負荷をオンオフさせることができ
るのである。子器の外観形状は親器としてのお出迎え機
能付き配線器具Aとほぼ同じである。
【0023】上述の点灯開始照度設定部8としては信号
処理部4に可変抵抗器を接続してあり、点灯開始照度
(規定値)を5〔lx〕〜200〔lx〕の範囲で調節
できるようになっている。また、動作保持時間設定部9
としては信号処理部4に可変抵抗器およびスイッチを接
続してあり、動作保持時間を10秒〜30分の範囲で段
階的に調節することができ(10秒、30秒、1分、2
分、3分、15分、30分に調節することができ)、ま
た、人感センサ1および明るさセンサ2の出力とは無関
係に照明負荷を常時オンさせる連続入モード、人感セン
サ1および明るさセンサ2の出力とは無関係に照明負荷
を常時オフさせる切モードを選択できるようになってい
る。したがって、連続入モードを選択すれば照明負荷を
連続点灯させることができ、施工後の配線確認作業が容
易になる。また、切モードを選択すれば照明器具の照明
負荷を交換する際の安全を確保することができる。
【0024】さらに、信号処理部4には、人感センサ1
の検知出力に関わりなく照明負荷を強制的に点灯させる
お出迎え時間(1日のうちで照明負荷を点灯させる所望
の時間帯であるお出迎え時間帯)を設定するためのお出
迎え時間設定部20や、電源と照明負荷との間に挿入さ
れたいわゆる片切りの壁スイッチの操作部の瞬時連続操
作(電源オフ操作から2秒以内にオン操作を行うような
操作)の入力を有効にするか無効にするかを切り替える
ための1−2操作機能有無設定部11が接続されてい
る。なお、お出迎え時間帯以外では、周囲照度が点灯開
始照度よりも高いときに瞬時連続操作が行われても瞬時
連続操作は無効として扱われ、周囲照度が点灯開始照度
よりも低いときに瞬時連続操作が行われると照明負荷を
点灯させ点灯開始後15時間経過すると自動的に操作前
の状態に戻るようになっている。また、お出迎え時間帯
では、周囲照度に関係なく瞬時連続操作が行われると照
明負荷を点灯させ点灯開始後2時間経過後に周囲照度が
明るければ自動的に操作前の状態に戻るようになってい
る。また、連続入モード若しくは切モードが選択されて
いる場合には、瞬時連続操作は無効として扱われるよう
になっている。
【0025】なお、本実施形態のお出迎え機能付き配線
器具Aは、照明負荷の状態を照明負荷から離れた場所で
切り替えるために電源端子T1,T1と照明器具Bとの
間に、連続入モード、切モード、動作保持時間などの各
種設定を行う専用操作ユニットを接続可能となってお
り、お出迎え機能付き配線器具Aから離れた場所でも連
続入モード、切モード、動作保持時間などの各種設定を
行うことができるようになっている。また、上述の動作
表示灯3は、人感センサ1の検知出力に同期して点灯
し、照明負荷の連続点灯時には連続点灯し、電源投入後
40秒間は点滅するように信号処理部4によって制御さ
れるようになっている。
【0026】上述の点灯開始照度設定部8、動作保持時
間設定部9、お出迎え時間設定部10、1−2操作機能
有無設定部11それぞれの操作部18,19,20,2
1は図4に示すように、フランジ部31の下面に露出す
るようになっている。これらの操作部18〜21はフラ
ンジ部31の下面側に取り付けられる化粧プレート70
によって覆われている。
【0027】次に動作を説明する。本実施形態における
基本的な動作は図5に示す通りであって、図5の(a)
は人感センサ1による人体検知の有無を示し、(b)は
照明負荷の状態を示しており(0%のときは消灯、10
0%のときは定格点灯)、お出迎え時間帯が設定されて
いる場合には、周囲が暗くなって周囲照度が点灯開始照
度よりも低くなりお出迎え時間帯が開始されると人感セ
ンサ1の出力に関係なく照明負荷が点灯し、お出迎え時
間帯が終了すると照明負荷が消灯される。また、お出迎
え時間帯が設定されていない場合には、周囲照度が点灯
開始照度よりも低い状態で人感センサ1により人体が検
知されると照明負荷が点灯され動作保持時間が経過する
と照明負荷が消灯される(図示していないが、動作保持
時間中に人感センサ1が人の動きを検出したときには動
作保持時間が延長され、最後に人が検知されなくなって
から動作保持時間が経過した後に照明負荷が消灯す
る)。また、周囲照度が点灯開始照度よりも高い状態で
は人感センサ1により人体が検知されても照明負荷は点
灯しない(つまり、信号処理部4が負荷制御部6の動作
を禁止する)。
【0028】なお、上述のお出迎え時間帯は、お出迎え
時間設定部10の操作部20を操作することにより信号
処理部4にてお出迎え時間帯の時間を所定の演算により
求めるようになっている。ここに、お出迎え時間設定部
10の操作部20により設定されるお出迎え設定時間を
Ts(Tsは8時間〜18時間を連続可変できる)、明
るさセンサ2による検出照度と点灯開始照度との比較に
よる明/暗判定により計時された昼時間をTday、昼時
間に応じて算出される補正時間をTaとすると、お出迎
え時間Tは、 T=Ts−Tday の演算式により求められ、T≦0の場合にはお出迎え機
能は切りとなって上述のお出迎え時間以外の動作が行わ
れる。ここにおいて、昼時間Tdayと補正値Taとの関
係は図6に示すグラフのような関係にあり、例えば、夏
において5時〜19時の間の周囲照度が点灯開始照度よ
りも明るかったとすると昼時間Tdayは14時間とな
り、補正値Taは図6のグラフから分かるように7時間
となるから、操作部20を「切」、「夜まで」、「深夜
まで」、「朝まで」という表記のうち「深夜まで」と表
記されている位置まで回転させてお出迎え設定時間Ts
が12時間であったとすれば、お出迎え時間Tは、 T=Ts−Ta=12−7=5時間 となる。したがって、19時に周囲照度が点灯開始照度
よりも暗くなってから5時間後の24時にお出迎え時間
(お出迎え時間帯)が終了することになる。
【0029】また、冬において7時〜17時の間の周囲
照度が点灯開始照度よりも明るかったとすると昼時間T
dayは10時間となり、補正値Taは図6のグラフから
分かるように5時間となるから、操作部20を「切」、
「夜まで」、「深夜まで」、「朝まで」という表記のう
ち「深夜まで」と表記されている位置まで回転させてお
出迎え設定時間Tsが12時間であったとすれば、お出
迎え時間Tは、 T=Ts−Ta=12−5=7時間 となる。したがって、17時に周囲照度が点灯開始照度
よりも暗くなってから7時間後の24時にお出迎え時間
(お出迎え時間帯)が終了することになる。要するに、
操作部20によるお出迎え設定時間Tsを同じ値にして
おけば季節に関わらず同じ位の時刻にお出迎え時間帯を
終了させることが可能になる。
【0030】しかして、本実施形態のお出迎え機能付き
配線器具Aは、検知エリア内の人の存否を検出する人感
センサ1と、別途に設けられた照明器具Bの照明負荷の
状態を制御する負荷制御部6と、人感センサ1により検
知エリア内の人の存在が検知されると照明負荷を点灯さ
せるように負荷制御部6へ指示する信号処理部4と、人
感センサ1の検知出力に関わりなく照明負荷を強制的に
点灯させるお出迎え時間帯を設定するお出迎え時間設定
部10とを備え、信号処理部4は、お出迎え時間帯が開
始されると照明負荷を点灯させてお出迎え時間帯が終了
すると照明負荷を消灯させるように負荷制御部6へ指示
するお出迎え機能を有するので、あらかじめお出迎え時
間帯を設定しておけばそのお出迎え時間帯に照明負荷を
点灯させておくことができるから、家人や訪問客を照明
負荷の照明光によってお出迎えすることができ、且つ、
家人や訪問客を人感センサ1により検知する以前から照
明負荷が点灯しているから、家人や訪問客が眼の眩みを
起こしたり驚いたりするのを防止することが可能にな
る。さらに、お出迎え時間帯以外であって周囲照度が点
灯開始照度よりも暗いときには人感センサ1により人が
検知されると照明負荷が直ちに点灯するので照明負荷の
照明エリアおよび人感センサ1の検知エリアが屋外にあ
る場合には防犯を図れる。また、照明器具と離して設置
することができ、設置場所の自由度を高めることができ
る。また、信号処理部4は、明るさセンサ2により検出
された照度が点灯開始照度(規定値)を超えているとき
には負荷制御部6の動作を禁止するので、周囲が明るく
照明負荷の点灯が不要であるときには人感センサ1の検
知結果にかかわらず照明負荷を消灯させておくことが可
能になり、無駄な電力消費を抑制することができる。
【0031】(実施形態2)本実施形態では、軒下に設
置され別途に設置される照明器具の照明負荷(白熱灯)
を制御する場合について説明するが、まず、全体構成に
ついて説明する。本実施形態のお出迎え機能付き配線器
具Aは、軒下への取り付けに適した構造を有しており、
図9ないし図11に示すように、フランジ部31と天井
パネル80との間に介在する防水パッキン90を備えて
いる点などが相違するが、実施形態1と略同じ形状に形
成されているので、実施形態1と同様の構成要素には同
一の符号を付して説明を省略する。
【0032】本実施形態のお出迎え機能付き配線器具A
の基本回路構成は実施形態1と略同じであって、図8に
示すような回路ブロックを有している。なお、図1に示
した実施形態1の回路ブロックと同様の構成要素には同
一の符号を付して説明を省略する。
【0033】本実施形態では、負荷端子T2,T2に接
続する照明負荷として白熱灯を用いるものであり、負荷
制御部6がリレーではなくてトライアックにより構成さ
れ、電源端子T1,T1の他方と負荷端子T2、T2の
他方との間にトライアックが挿入されており、トライア
ックを位相制御することによって照明負荷を調光点灯さ
せることができるようになっている。そこで、信号処理
部4には、トライアックを位相制御するために、電源端
子T1,T1間に接続された商用電源の電圧波形のゼロ
クロス点を検出するゼロクロス信号回路12が接続され
ている。
【0034】次に動作を説明する。本実施形態における
基本的な動作は図12に示す通りであって、図12の
(a)は人感センサ1による人体検知の有無を示し、
(b)は照明負荷の状態を示しており(0%のときは消
灯、10%のときは定格点灯時の10%の光出力となる
ように調光点灯され、30%のときは定格点灯時の30
%の光出力となるように調光点灯され、100%のとき
は定格点灯される)、お出迎え時間帯が設定されている
場合には、周囲が暗くなって周囲照度が点灯開始照度よ
りも低くなり(周囲照度が「暗」の状態)、お出迎え時
間帯が開始されると人感センサ1の出力に関係なく照明
負荷が調光点灯され、人感センサ1により人が検知され
ると照明負荷を定格点灯させる。そして、動作保持時間
の途中で照明負荷の光出力を30%に低下させることに
よって照明負荷の光出力を10%に低下させる予告を行
う(以下、予告減光という)。その後、動作保持時間が
終了すると照明負荷の光出力を10%に低下させ、お出
迎え時間帯が終了すると照明負荷が消灯される。また、
お出迎え時間帯が設定されていない場合には、周囲照度
が点灯開始照度よりも低い状態(周囲照度が「暗」の状
態)で人感センサ1により人体が検知されると照明負荷
が定格点灯され、動作保持時間の途中で照明負荷の光出
力を30%に低下させることによって消灯が近づいた予
告を行う(以下、予告減光という)。その後、動作保持
時間が終了すると照明負荷が消灯される(図示していな
いが、動作保持時間中に人感センサ1が人の動きを検出
したときには動作保持時間が延長される)。また、周囲
照度が点灯開始照度よりも高い状態(周囲照度が「明」
の状態)では人感センサ1により人体が検知されても照
明負荷は点灯しない。なお、予告減光中に人感センサ1
により人が検出されたときには、再び定格点灯状態に移
行する。
【0035】しかして、本実施形態のお出迎え機能付き
配線器具Aにおいても、実施形態1と同様に、検知エリ
ア内の人の存否を検出する人感センサ1と、別途に設け
られた照明器具Bの照明負荷の状態を制御する負荷制御
部6と、人感センサ1により検知エリア内の人の存在が
検知されると照明負荷を点灯させるように負荷制御部6
へ指示する信号処理部4と、人感センサ1の検知出力に
関わりなく照明負荷を強制的に点灯させるお出迎え時間
帯を設定するお出迎え時間設定部10とを備え、信号処
理部4は、お出迎え時間帯が開始されると照明負荷を点
灯させてお出迎え時間帯が終了すると照明負荷を消灯さ
せるように負荷制御部6へ指示するお出迎え機能を有す
るので、あらかじめお出迎え時間帯を設定しておけばそ
のお出迎え時間帯に照明負荷を点灯させておくことがで
きるから、家人や訪問客を照明負荷の照明光によってお
出迎えすることができ、且つ、家人や訪問客を人感セン
サ1により検知する以前から照明負荷が点灯しているか
ら、家人や訪問客が眼の眩みを起こしたり驚いたりする
のを防止することが可能になる。さらに、お出迎え時間
帯以外であって周囲照度が点灯開始照度よりも暗いとき
には人感センサ1により人が検知されると照明負荷が直
ちに点灯するので照明負荷の照明エリアおよび人感セン
サ1の検知エリアが屋外にある場合には防犯を図れる。
また、照明器具と離して設置することができ、設置場所
の自由度を高めることができる。また、信号処理部4
は、明るさセンサ2により検出された照度が点灯開始照
度(規定値)を超えているときには負荷制御部6の動作
を禁止するので、周囲が明るく照明負荷の点灯が不要で
あるときには人感センサ1の検知結果にかかわらず照明
負荷を消灯させておくことが可能になり、無駄な電力消
費を抑制することができる。
【0036】さらに、本実施形態では、照明負荷が調光
可能であって負荷制御部6が照明負荷を調光する調光機
能を有し、信号処理部4は、お出迎え時間帯には照明負
荷が調光点灯されるように負荷制御部6へ指示し、お出
迎え時間帯に人感センサ1により検知エリア内の人の存
在が検知されると照明負荷を定格点灯させるように負荷
制御部6へ指示するので、お出迎え時間帯において照明
負荷が定格点灯している時間を短くすることができ、節
電を図ることができる。
【0037】なお、この種のお出迎え機能付き配線器具
Aとして屋内用のものと屋外用のものとを比較した場
合、屋外に設置するものの方が誤動作を防止するために
人感センサ1の感度を下げる必要がある場合が多い。そ
こで、図13(a)に示す屋内用のものに対して、図1
3(b)に示すように人感センサ1を覆うフィルタ53
を設けた屋外用のもが考えられるが、部品点数が多くな
ってコストが高くなってしまう。この種の不具合をなく
すには、図14(a)に示す屋内用のもののように乳白
色の受光レンズ51を用いるのに対して、図14(b)
に示す屋外用のもののように着色した受光レンズ51’
を用いるようにすれば、受光レンズ51’を変更するだ
けで人感センサ1の感度を下げることができる。また、
図15(a)に示す屋内用のものでは露出する部分(受
光レンズ51および化粧カバー70)が白色系の色なの
で、屋外用のものでも同じ色を採用すると屋外の壁や軒
下の色との整合性が良くない場合が多いが、図15
(b)に示す屋外用のもののように受光レンズ51’お
よび化粧カバー70’の色をブラウン色とすれば見栄え
が良くなる。また、受光レンズ51がフランジ部31に
一体化したものもあるが、図16に示すように、受光レ
ンズ51に一対の取付突起51a,51aを設けるとと
もに、フランジ部31の開口窓38に連通する一対の切
欠部31a,31aを設けておき、受光レンズ51の取
付突起51a,51aを切欠部31a,31aの位置に
重なるように受光レンズ51を回転させることで受光レ
ンズ51を取り外すことが可能になり、性能の異なる受
光レンズ51’の取付突起51a,51aを切欠部31
a,31aを通して挿入し受光レンズ51’を回転させ
れば受光レンズ51’を取り付けることができる。ま
た、図17に示すように、フランジ部31とと化粧カバ
ー70との間に性能の異なる交換用の受光レンズを収納
する空間が形成されるようにしておけば、季節に応じて
受光レンズを交換するような場合に、受光レンズの紛失
を防止することができる。
【0038】(実施形態3)本実施形態のお出迎え機能
付き配線器具A’は、図19に示すように、照明負荷の
状態を指示する電波からなる無線信号を送信する送信回
路26を設けてあり、照明器具B側には、図18に示す
ように、照明器具Bと商用電源ACとの間に、送信回路
26からの無線信号を受信して照明負荷を制御する受信
制御回路27を設けてある。
【0039】ここに、送信回路26は、電池24を電源
とする制御回路25により制御されるが、この制御回路
25は実施形態2で説明した人感センサ1、明るさセン
サ2、動作表示灯3、点灯開始照度設定部8、動作保持
時間設定部9、お出迎え時間設定部10などが接続され
ており、実施形態2における信号処理部4と同様に動作
する。受信制御回路27は、送信回路26からの無線信
号を受信する受信回路と、受信回路の出力に基づいて照
明負荷を制御する負荷制御部とを備えている。しかし
て、本実施形態では、お出迎え機能付き配線器具A’の
設置場所の自由度を実施形態1,2に比べてさらに高め
ることができる。また、送信回路20の送信部26aを
図20に示すように化粧カバー70から露出させること
が好ましい。
【0040】(実施形態4)本実施形態のお出迎え機能
付き配線器具の基本構成は実施形態2と略同じであっ
て、図21に示すように、信号処理部4に温度センサ1
3が接続されている点が相違する。この温度センサ13
は化粧カバー70の下面に露出するように配設されてい
る。なお、実施形態2と同様の構成要素には同一の符号
を付して説明を省略する。
【0041】本実施形態では、信号処理部4が温度セン
サ13による検出温度に応じて人感センサ1からの信号
によって人体検知の有無を判定する閾値を変更するよう
になっているので、温度変動による人感センサ1の感度
の変動を抑制することができる。
【0042】(実施形態5)本実施形態のお出迎え機能
付き配線器具Aは、屋外の壁などに設置され、別途に設
置された照明器具の照明負荷を制御するものである。本
実施形態のお出迎え機能付き配線器具Aは、図22に示
すような形状に形成されている。以下では、図22
(b)の左右方向を前後方向として説明する。
【0043】本実施形態のお出迎え機能付き配線器具A
の器体は、前面開口した直方体状のボディ100と、ボ
ディ100の外周形状に略等しい窓孔を有し施工面に取
着される合成樹脂製の取付枠(図示せず)と、外周形状
が矩形状に形成され取付枠の前面に重なる形で配置され
て上記取付枠とともに施工面に取着される内カバー11
0とを備えている。ここに、内カバー110の中央部に
は施工面から離れる向きに膨出された膨出部111が連
続一体に形成されており、膨出部111の下部には、実
施形態1と同様に人感センサ1、明るさセンサ2などが
実装された回路基板を納装した可動体50が保持されて
おり、可動体50の受光レンズ51が膨出部111の下
部の開口窓を通して露出している。内カバー110の前
面側には外周形状が矩形状であって内カバー110を覆
う外カバー120が配設され、外カバー120の後部と
施工面との間には防水パッキン130が配設される。こ
の外カバー120はボディ100に結合される。また、
外カバー120の中央部には施工面から離れる向きに膨
出された膨出部121が連続一体に設けられており、膨
出部121の下部には内カバー110の膨出部111の
下部を露出させる開口窓が形成されている。したがっ
て、受光レンズ51も露出することになる。
【0044】なお、上述の取付枠は、一対の側片の上端
部同士および下端部同士をそれぞれ取付片で連続一体に
結合することによって、施工面の開口部を通る電線を挿
通させるための長方形状の窓孔を中央部に備えた縦長の
矩形枠状に形成されている。ここに、取付枠の取付片の
中間部には、取付枠を施工面に埋め込み配置された埋込
ボックスに取り付けるためのボックスねじを挿通する長
孔と、内カバー110を取り付けるための取付ねじが螺
着されるナットが内装された固定孔とが設けられてい
る。
【0045】ボディ100には実施形態1と同様の回路
部の構成部品や端子を実装した回路基板が収納されてお
り、ボディ100の後壁には外部電線を挿入する電線挿
入口および解除釦を操作するための操作孔などが穿孔さ
れている。また、内カバー110において膨出部111
よりも上の部位には、実施形態2と同様の操作部18〜
20が露出している。したがって、外カバー120を外
した状態では、点灯開始照度設定部8、動作保持時間設
定部9、お出迎え時間設定部10の各操作部18〜20
を操作することができるのである。また、本実形態の基
本回路は実施形態2と略同じであって、上記各設定部8
〜10の他に人感センサ1、明るさセンサ2などが信号
処理部4に接続されており、信号処理部4からの指示に
よって負荷制御部6が照明負荷を制御するようになって
いる。
【0046】しかして、本実施形態においても、実施形
態2と同様に、検知エリア内の人の存否を検出する人感
センサ1と、別途に設けられた照明器具Bの照明負荷の
状態を制御する負荷制御部6と、人感センサ1により検
知エリア内の人の存在が検知されると照明負荷を点灯さ
せるように負荷制御部6へ指示する信号処理部4と、人
感センサ1の検知出力に関わりなく照明負荷を強制的に
点灯させるお出迎え時間帯を設定するお出迎え時間設定
部10とを備え、信号処理部4は、お出迎え時間帯が開
始されると照明負荷を点灯させてお出迎え時間帯が終了
すると照明負荷を消灯させるように負荷制御部6へ指示
するお出迎え機能を有するので、あらかじめお出迎え時
間帯を設定しておけばそのお出迎え時間帯に照明負荷を
点灯させておくことができるから、家人や訪問客を照明
負荷の照明光によってお出迎えすることができ、且つ、
家人や訪問客を人感センサ1により検知する以前から照
明負荷が点灯しているから、家人や訪問客が眼の眩みを
起こしたり驚いたりするのを防止することが可能にな
る。さらに、お出迎え時間帯以外であって周囲照度が点
灯開始照度よりも暗いときには人感センサ1により人が
検知されると照明負荷が直ちに点灯するので照明負荷の
照明エリアおよび人感センサ1の検知エリアが屋外にあ
る場合には防犯を図れる。また、照明器具と離して設置
することができ、設置場所の自由度を高めることができ
る。また、信号処理部4は、明るさセンサ2により検出
された照度が点灯開始照度(規定値)を超えているとき
には負荷制御部6の動作を禁止するので、周囲が明るく
照明負荷の点灯が不要であるときには人感センサ1の検
知結果にかかわらず照明負荷を消灯させておくことが可
能になり、無駄な電力消費を抑制することができる。
【0047】(実施形態6)本実施形態のお出迎え機能
付き配線器具Aは、屋内の壁などに設置され、別途に設
置された照明器具の照明負荷を制御するものである。本
実施形態のお出迎え機能付き配線器具Aは、図23に示
すような形状に形成されている。以下では、図23
(b)の左右方向を前後方向として説明する。
【0048】本実施形態のお出迎え機能付き配線器具A
の器体は直方体状であって、ともに合成樹脂成形品であ
る前面開口したボディ140と、ボディ140の前面側
に結合される後面開口したカバー150とにより形成さ
れている。ここに、器体は、埋込型の配線器具の施工時
に用いる大角形連用配線器具の1連用の取付枠(JIS
C8375参照)に最大3個まで取り付けることがで
きる1個モジュール寸法の配線器具の略3倍の大きさで
あって、取付枠に1個だけ取着可能な寸法に形成されて
いる。つまり、器体の短手方向の寸法は取付枠の窓孔の
短手方向の寸法に略等しく、且つ、長手方向の寸法は取
付枠の窓孔の長手方向の寸法に略等しく設定してあり、
この器体の寸法は、「3個モジュール寸法」と呼ばれて
いる。
【0049】図示した取付枠170は合成樹脂製であっ
て、一対の側片171a,171bの上端部同士および
下端部同士をそれぞれ取付片172a,172bで連続
一体に結合した矩形枠状に形成されており、各側片17
1a,171bには、器体の側面に突設された係止爪が
係合する保持孔173a,173bが形成され、一方の
側片171bには他方の側片171aとの間の距離を変
えることができる操作片175が形成されている。
【0050】取付枠170の各取付片172a,172
bには、壁に埋込配設された埋込ボックスの開口側に設
けた取付舌片に螺合するボックスねじを挿通するための
長孔176が形成されている。また、各取付片172
a,172bには、取付枠170の前面を覆う矩形枠状
のプレート枠180を取り付けるための取付ねじが螺合
するねじ孔177が形成されている。なお、プレート枠
180の前面側には矩形枠状の化粧プレート190が取
り付けられるようになっている。
【0051】ところで、プレート枠180および化粧プ
レート190の開孔窓は取付枠170の窓孔よりも大き
な寸法に形成されており、取付枠170の前面には化粧
プレート190の開口窓191の内周縁と器体との間の
隙間を塞ぐ化粧カバー155が取着されている。したが
って、取付枠170に取付ねじによってプレート枠18
0を取り付け、さらに化粧プレート190をプレート枠
180に結合すれば、プレート枠180の開口窓(図示
せず)および化粧プレート190の開口窓191を通し
て化粧カバー155およびカバー150の前面側を露出
させることができることになる。
【0052】カバー150の前面側には、センサユニッ
ト160が回動自在に取り付けられている。本実施形態
のお出迎え機能配線器具Aの回路構成は実施形態2と略
同じであって、センサユニット160は、カバー150
に対して回動自在に保持される回動枠161と、人感セ
ンサ1や明るさセンサ2や動作表示部3などが実装され
回動枠161に保持された回路基板(図示せず)と、人
感センサ1および明るさセンサ2および動作表示部3の
前面側に配設される受光レンズ(図示せず)と、受光レ
ンズの前面を保護する保護カバー163とを備えてい
る。ここに、回動枠161の一部には方向調節つまみ1
62が突設されており、方向調節つまみ162を手で操
作することにより回動枠161を回動させることができ
るようにしてある。
【0053】ところで、本実施形態の回路構成は上述の
ように実施形態2と略同じであるが、信号処理部4に接
続されるモード切替スイッチ(図示せず)がボディ14
0に収納されるプリント基板よりなる回路基板(図示せ
ず)に実装されている点が相違する。ここに、モード切
替スイッチは、人感センサ1および明るさセンサ2の出
力に基づいて照明負荷(白熱灯)を自動制御する自動モ
ード、人感センサ1および明るさセンサ2の出力とは無
関係に照明負荷を常時オンさせるオンモード、人感セン
サ1および明るさセンサ2の出力とは無関係に照明負荷
を常時オフさせるオフモードとが選択できる3接点のス
イッチである。したがって、モード切替スイッチによっ
てオンモードが選択されているときには、信号処理部4
の制御により常に負荷制御部6のトライアックがオンに
なっているので、商用電源がトライアックを介して照明
負荷に接続されており、照明負荷はオン状態(点灯状
態)を維持する。また、モード切替スイッチによってオ
フモードが選択されているときには、信号処理部4の制
御により常に負荷制御部6のトライアックがオフになっ
ているので、商用電源が照明負荷から切り離され、照明
負荷がオフ状態(消灯状態)を維持するのである。
【0054】モード切替スイッチの操作部157と、実
施形態1で説明した点灯開始照度設定部8、動作保持時
間設定部9、お出迎え時間設定部10の各操作部18〜
20は、図24に示すようにカバー150の下部に形成
された凹所154の露出孔(図示せず)を通して露出し
ており、各各操作部18〜20は、カバー150の前面
に開閉自在に取り付けられる扉152によって覆われ、
モード切替スイッチの操作部157は扉152の切欠部
153を通して前方に突出している。したがって、操作
頻度の低い操作部18〜20が不用意に操作されるのを
防ぐことができるとともに、操作頻度の高いモード切替
スイッチの操作部157は扉152を開けなくても操作
できるようになっている。
【0055】また、ボディ140には、上述の回路基板
とは別に実施形態1にて説明した6個の端子が実装され
た回路基板も収納されており、ボディ140の後壁に
は、実施形態1と同様に外部電線を挿入する6つの電線
挿入口および解除釦を操作するためにドライバなどの冶
具を挿入可能な3つの操作孔が穿孔されている。
【0056】しかして、本実施形態においても、実施形
態2と同様に、検知エリア内の人の存否を検出する人感
センサ1と、別途に設けられた照明器具Bの照明負荷の
状態を制御する負荷制御部6と、人感センサ1により検
知エリア内の人の存在が検知されると照明負荷を点灯さ
せるように負荷制御部6へ指示する信号処理部4と、人
感センサ1の検知出力に関わりなく照明負荷を強制的に
点灯させるお出迎え時間帯を設定するお出迎え時間設定
部10とを備え、信号処理部4は、お出迎え時間帯が開
始されると照明負荷を点灯させてお出迎え時間帯が終了
すると照明負荷を消灯させるように負荷制御部6へ指示
するお出迎え機能を有するので、あらかじめお出迎え時
間帯を設定しておけばそのお出迎え時間帯に照明負荷を
点灯させておくことができるから、家人や訪問客を照明
負荷の照明光によってお出迎えすることができ、且つ、
家人や訪問客を人感センサ1により検知する以前から照
明負荷が点灯しているから、家人や訪問客が眼の眩みを
起こしたり驚いたりするのを防止することが可能にな
る。さらに、お出迎え時間帯以外であって周囲照度が点
灯開始照度よりも暗いときには人感センサ1により人が
検知されると照明負荷が直ちに点灯するので照明負荷の
照明エリアおよび人感センサ1の検知エリアが屋外にあ
る場合には防犯を図れる。また、照明器具と離して設置
することができ、設置場所の自由度を高めることができ
る。また、信号処理部4は、明るさセンサ2により検出
された照度が点灯開始照度(規定値)を超えているとき
には負荷制御部6の動作を禁止するので、周囲が明るく
照明負荷の点灯が不要であるときには人感センサ1の検
知結果にかかわらず照明負荷を消灯させておくことが可
能になり、無駄な電力消費を抑制することができる。
【0057】(実施形態7)本実施形態のお出迎え機能
付き配線器具Aは、屋内の壁などに設置され、別途に設
置された照明器具の照明負荷を制御するものである。本
実施形態のお出迎え機能付き配線器具Aは、図25に示
すような形状に形成されている。以下では、図25
(b)の左右方向を前後方向として説明する。
【0058】本実施形態のお出迎え機能付き配線器具A
は、図25に示すように、ともに合成樹脂製であって前
面開口した直方体状のボディ200と、ボディ200の
前面側に結合されるカバー210とからなる器体を備え
ている。カバー210の後縁には4個の組立片211が
後方へ突設され、各組立片211にはそれぞれ組立孔2
12が開口されている。ボディ200の前部側面にはに
は組立爪201が突設されており、組立孔212に組立
爪201が係合することにより、ボディ200とカバー
210とが結合されている。
【0059】ところで、実施形態2では、器体内に6個
の端子が収納されていたが、本実施形態では、2個の端
子のみを備え、両端子間に実施形態2と同様の負荷制御
部6であるトライアックが挿入されており、両端子間に
は照明負荷(白熱灯)と商用電源との直列回路が接続さ
れる。他の回路構成は実施形態2と略同じであり、トラ
イアックは信号処理部4により制御され、また、信号処
理部4には、人感センサ1、明るさセンサ2、動作表示
灯3、点灯開始照度設定部8、動作保持時間設定部9、
お出迎え時間設定部10などが接続されている。
【0060】本実施形態では、2個の端子間に照明負荷
と商用電源との直列回路が接続される2線式の回路方式
を採用しているので、実施形態1のように商用電源が接
続される2個の端子と照明負荷が接続される2個の端子
とを備えている場合に比べて端子の個数を減らすことが
でき、端子を収納する空間が小さくて済むから、器体を
小型化できる。なお、各端子は実施形態2と同様に速結
端子により構成されている。
【0061】ここに、器体は、埋込型の配線器具の施工
時に用いる大角形連用配線器具の1連用の取付枠(JI
S C8375参照)に最大3個まで取り付けることが
できる1個モジュール寸法の配線器具の略2倍の大きさ
に形成されている。つまり、器体の短手方向の寸法は取
付枠の窓孔の短手方向の寸法に略等しく、且つ、長手方
向の寸法は取付枠の窓孔の長手方向の寸法の略3分の2
の寸法に設定してあり、この器体の寸法は、「2個モジ
ュール寸法」と呼ばれている。したがって、1連用の取
付枠に本実施形態のお出迎え機能付き配線器具Aと1個
モジュール寸法の他の配線器具と連設することが可能と
なる。
【0062】図示した取付枠170は合成樹脂製であっ
て、一対の側片171a,171bの上端部同士および
下端部同士をそれぞれ取付片172a,172bで連続
一体に結合した矩形枠状に形成されており、各側片17
1a,171bには、器体の側面に突設された係止爪2
13が係合する保持孔173a,173bが形成され、
一方の側片171bには他方の側片171aとの間の距
離を変えることができる操作片175が形成されてい
る。
【0063】取付枠170の各取付片172a,172
bには、壁に埋込配設された埋込ボックスの開口側に設
けた取付舌片に螺合するボックスねじを挿通するための
長孔176が形成されている。また、各取付片172
a,172bには、取付枠170の前面を覆う矩形枠状
のプレート枠(図示せず)を取り付けるための取付ねじ
が螺合するねじ孔177が形成されている。なお、プレ
ート枠の前面側には矩形枠状の化粧プレート(図示せ
ず)が取り付けられるようになっている。
【0064】ところで、プレート枠および化粧プレート
の開口窓は取付枠170の窓孔よりも大きな寸法に形成
されており、取付枠170の前面には化粧プレートの開
口窓の内周縁と器体との間の隙間とのい間に配設される
化粧カバー155および所謂ブランクチップ220が取
着されている。したがって、取付枠170に取付ねじに
よってプレート枠を取り付け、さらに化粧プレートをプ
レート枠に結合すれば、プレート枠の開口窓および化粧
プレートの開口窓を通して化粧カバー155およびカバ
ー150およびブランクチップ220の前面側を露出さ
せることができることになる。
【0065】ところで、本実施形態の回路構成は上述の
ように実施形態2と略同じであるが、信号処理部4に接
続されるモード切替スイッチ(図示せず)がボディ20
0に収納されるプリント基板よりなる回路基板(図示せ
ず)に実装されている点も相違する。ここに、モード切
替スイッチは、人感センサ1および明るさセンサ2の出
力に基づいて照明負荷(白熱灯)を自動制御する自動モ
ード、人感センサ1および明るさセンサ2の出力とは無
関係に照明負荷を常時オンさせるオンモード、人感セン
サ1および明るさセンサ2の出力とは無関係に照明負荷
を常時オフさせるオフモードとが選択できる3接点のス
イッチである。したがって、モード切替スイッチによっ
てオンモードが選択されているときには、信号処理部4
の制御により常に負荷制御部6のトライアックがオンに
なっているので、商用電源がトライアックを介して照明
負荷に接続されており、照明負荷はオン状態(点灯状
態)を維持する。また、モード切替スイッチによってオ
フモードが選択されているときには、信号処理部4の制
御により常に負荷制御部6のトライアックがオフになっ
ているので、商用電源が照明負荷から切り離され、照明
負荷がオフ状態(消灯状態)を維持するのである。
【0066】ここに、モード切替スイッチの操作部15
7はカバー210の前面に露出している。また、実施形
態2で説明した点灯開始照度設定部8、動作保持時間設
定部9、お出迎え時間設定部10の各操作部18〜20
は、図26に示すようにカバー210の上部に形成され
た凹所214の露出孔(図示せず)を通して露出してお
り、各操作部18〜20は、カバー150の前面に開閉
自在に取り付けられる扉215によって覆われている。
したがって、操作頻度の低い操作部18〜20が不用意
に操作されるのを防ぐことができると。また、カバー2
10の下部には実施形態2にて説明した人感センサ1お
よび明るさセンサ2の前方を覆う受光レンズ216が配
設されている。
【0067】しかして、本実施形態においても、実施形
態2と同様に、検知エリア内の人の存否を検出する人感
センサ1と、別途に設けられた照明器具Bの照明負荷の
状態を制御する負荷制御部6と、人感センサ1により検
知エリア内の人の存在が検知されると照明負荷を点灯さ
せるように負荷制御部6へ指示する信号処理部4と、人
感センサ1の検知出力に関わりなく照明負荷を強制的に
点灯させるお出迎え時間帯を設定するお出迎え時間設定
部10とを備え、信号処理部4は、お出迎え時間帯が開
始されると照明負荷を点灯させてお出迎え時間帯が終了
すると照明負荷を消灯させるように負荷制御部6へ指示
するお出迎え機能を有するので、あらかじめお出迎え時
間帯を設定しておけばそのお出迎え時間帯に照明負荷を
点灯させておくことができるから、家人や訪問客を照明
負荷の照明光によってお出迎えすることができ、且つ、
家人や訪問客を人感センサ1により検知する以前から照
明負荷が点灯しているから、家人や訪問客が眼の眩みを
起こしたり驚いたりするのを防止することが可能にな
る。さらに、お出迎え時間帯以外であって周囲照度が点
灯開始照度よりも暗いときには人感センサ1により人が
検知されると照明負荷が直ちに点灯するので照明負荷の
照明エリアおよび人感センサ1の検知エリアが屋外にあ
る場合には防犯を図れる。また、照明器具と離して設置
することができ、設置場所の自由度を高めることができ
る。また、信号処理部4は、明るさセンサ2により検出
された照度が点灯開始照度(規定値)を超えているとき
には負荷制御部6の動作を禁止するので、周囲が明るく
照明負荷の点灯が不要であるときには人感センサ1の検
知結果にかかわらず照明負荷を消灯させておくことが可
能になり、無駄な電力消費を抑制することができる。
【0068】(実施形態8)ところで、上記各実施形態
では、別途に設けた照明器具の照明負荷が接続されてい
たが、図27に示す本実施形態のお出迎え機能付き配線
器具Aでは、器体内に可視光発光ダイオードよりなる照
明負荷(図示せず)が収納されている。ここに、本実施
形態のお出迎え機能付き配線器具Aは、廊下などの壁の
下部に配置されて足元を照らすようにしたナイトライト
と称する照明器具と同様の機能を有している。
【0069】なお、図28中のナイトライト回路266
の基本回路構成は図1に示した実施形態1の回路構成と
略同じであって、人感センサ1と明るさセンサ2との出
力に基づいて信号処理部4がこの照明負荷を制御するよ
うになっており、信号処理部4には、人感センサ1、明
るさセンサ2の他に、点灯開始照度設定部8、動作保持
時間設定部9、お出迎え時間設定部10、負荷制御部6
などが接続されている。
【0070】本実施形態のお出迎え機能付き配線器具A
は、図27に示すように、ともに合成樹脂製であって前
面開口した直方体状のボディ230と、ボディ230の
前面側に結合されるカバー240とからなる器体を備え
ている。カバー240の後縁には4個の組立片241が
後方へ突設され、各組立片241にはそれぞれ組立孔2
42が開口されている。ボディ230の前部側面にはに
は組立爪231が突設されており、組立孔242に組立
爪231が係合することにより、ボディ230とカバー
240とが結合されている。
【0071】ここに、器体は、埋込型の配線器具の施工
時に用いる大角形連用配線器具の1連用の取付枠(JI
S C8375参照)に最大3個まで取り付けることが
できる1個モジュール寸法の配線器具の略2倍の大きさ
に形成されている。つまり、器体の短手方向の寸法は取
付枠の窓孔の短手方向の寸法に略等しく、且つ、長手方
向の寸法は取付枠の窓孔の長手方向の寸法の略3分の2
の寸法に設定してあり、この器体の寸法は、「2個モジ
ュール寸法」と呼ばれている。したがって、1連用の取
付枠に本実施形態のお出迎え機能付き配線器具Aと1個
モジュール寸法の他の配線器具と連設することが可能と
なる。
【0072】図示した取付枠170は合成樹脂製であっ
て、一対の側片171a,171bの上端部同士および
下端部同士をそれぞれ取付片172a,172bで連続
一体に結合した矩形枠状に形成されており、各側片17
1a,171bには、器体の側面に突設された係止爪2
43が係合する保持孔173a,173bが形成され、
一方の側片171bには他方の側片171aとの間の距
離を変えることができる操作片175が形成されてい
る。
【0073】取付枠170の各取付片172a,172
bには、壁に埋込配設された埋込ボックスの開口側に設
けた取付舌片に螺合するボックスねじを挿通するための
長孔176が形成されている。また、各取付片172
a,172bには、取付枠170の前面を覆う矩形枠状
のプレート枠を取り付けるための取付ねじが螺合するね
じ孔177が形成されている。なお、プレート枠の前面
側には矩形枠状の化粧プレートが取り付けられるように
なっている。
【0074】ところで、図示した例では、取付枠170
に本実施形態のお出迎え機能付き配線器具Aの器体と一
対の栓刃挿入口261a,261bを前面に備えた1個
モジュール寸法のコンセント260の器体とが上下方向
に連設する形で取着されている。また、本実施形態のお
出迎え機能付き配線器具Aおよびコンセント260は、
図28に示すように一対の端子を2組備えており、各組
の一対の端子は共通接続されており、各一対の端子の一
方を送り端子として利用できるようになっている。そし
て、コンセント260に商用電源ACを接続し、コンセ
ント260の送り端子からお出迎え機能付き配線器具A
へリード線263により送り配線している。
【0075】お出迎え機能付き配線器具Aの器体内に
は、上述のように照明負荷としての可視光発光ダイオー
ドが収納されており、この発光ダイオードの出力光はカ
バーに着脱自在に取り付けられたセード250を通して
外部へ取り出すことができるようになっている。
【0076】また、器体内には、実施形態1と同様の人
感センサ1、明るさセンサ2、点灯開始照度設定部8、
動作保持時間設定部9、お出迎え時間設定部10などが
実装された回路基板が収納されており、セード250を
外せば、実施形態1で説明した各設定部8〜10の各操
作部18〜20を操作できるようになっている。なお、
人感センサ1および明るさセンサ2の前方には受光レン
ズ255が配設されている。
【0077】しかして、本実施形態では、検知エリア内
の人の存否を検出する人感センサ1と、内蔵された照明
負荷の状態を制御する負荷制御部6と、人感センサ1に
より検知エリア内の人の存在が検知されると照明負荷を
点灯させるように負荷制御部6へ指示する信号処理部4
と、人感センサ1の検知出力に関わりなく照明負荷を強
制的に点灯させるお出迎え時間帯を設定するお出迎え時
間設定部10とを備え、信号処理部4は、お出迎え時間
帯が開始されると照明負荷を点灯させてお出迎え時間帯
が終了すると照明負荷を消灯させるように負荷制御部6
へ指示するお出迎え機能を有するので、あらかじめお出
迎え時間帯を設定しておけばそのお出迎え時間帯に照明
負荷を点灯させておくことができるから、家人や訪問客
を照明負荷の照明光によってお出迎えすることができ、
且つ、家人や訪問客を人感センサ1により検知する以前
から照明負荷が点灯しているから、家人や訪問客が眼の
眩みを起こしたり驚いたりするのを防止することが可能
になる。さらに、お出迎え時間帯以外であって周囲照度
が点灯開始照度よりも暗いときには人感センサ1により
人が検知されると照明負荷が直ちに点灯するので照明負
荷の照明エリアおよび人感センサ1の検知エリアが屋外
にある場合には防犯を図れる。また、照明器具と離して
設置することができ、設置場所の自由度を高めることが
できる。また、信号処理部4は、明るさセンサ2により
検出された照度が点灯開始照度(規定値)を超えている
ときには負荷制御部6の動作を禁止するので、周囲が明
るく照明負荷の点灯が不要であるときには人感センサ1
の検知結果にかかわらず照明負荷を消灯させておくこと
が可能になり、無駄な電力消費を抑制することができ
る。
【0078】(実施形態9)図29に示す本実施形態の
お出迎え機能付き配線器具Aは、器体内に照明負荷(図
示せず)が収納されている。ここに、本実施形態のお出
迎え機能付き配線器具Aは、室内や廊下などの壁の下部
に配置されて足元を照らすようにしたナイトライトと称
する照明器具と同様の機能を有している。器体は、前面
が開口したボディ270と、ボディ270の開口部分に
被着されるカバー280とで構成されている。器体は全
体としては埋込型の配線器具の施工時に用いる大角形連
用配線器具の1連用の取付枠(JIS C8375参
照)に最大3個まで取り付けることができる1個モジュ
ール寸法(単位寸法)の配線器具のほぼ6倍の寸法を有
する。つまり、単位寸法の配線器具を3個ずつ2列に並
べた寸法に相当する。また、カバー280には、器体を
2連用の取付枠300に取り付けるための係止爪283
が突設されている。なお、取付枠300の前面には矩形
枠状のプレート枠310が取り付けられ、プレート枠3
10には矩形枠状の化粧プレート320が結合される。
なお、取付枠300には、壁に埋込配設された埋込ボッ
クスの開口側に設けた取付舌片に螺合するボックスねじ
を挿通するための長孔306、取付枠300の前面を覆
う矩形枠状のプレート枠を取り付けるための取付ねじが
螺合するねじ孔307が形成されている。なお、プレー
ト枠の前面側には矩形枠状の化粧プレートが取り付けら
れるようになっている。
【0079】ボディ270の内部はランプ収納室と回路
基板収納室とに分けられていて、ランプ収納室に所謂な
つめ球からなる白熱灯を照明負荷L(図30参照)とし
て収納してある。また、ランプ収納室には、白熱灯が装
着されるランプソケットも収納されており、回路基板収
納室に収納されたプリント基板よりなる回路基板とラン
プソケットとがリード線により接続されている。なお、
カバー280にはランプ収納室に対応する開口窓を設け
てあり、この開口窓には透光性の樹脂により形成された
セード290が被着されている。回路基板収納室に収納
される回路基板には、実施形態1と同様の人感センサ
1、明るさセンサ2、点灯開始照度設定部8、動作保持
時間設定部9、お出迎え時間設定部10などが実装され
ており、人感センサ1および明るさセンサ2の前方には
受光レンズ285が配設され、各設定部8〜10の操作
部18〜20はカバー280の前面に露出している。
【0080】また、回路基板には4つの端子が設けられ
ており、2つが商用電源ACを接続する電源端子T1,
T1を構成し、残りの2つが別途に配置されるスイッチ
SW(図30参照)を接続する接続端子T5,T5を構
成している。ここに、電源端子T1,T1間に照明負荷
(白熱灯)LとトライアックTRCからなる負荷制御部
6との直列回路が接続されており、トライアックTRC
のゲートが信号処理部4によって制御されるようになっ
ている。また、一対の接続端子T5,T5の一方は、一
対の電源端子T1,T1の一方と接続されており、接続
端子T5,T5の他方は照明負荷LとトライアックTR
Cとの接続点に接続されているので、スイッチSWをオ
ンすれば、照明負荷Lを連続的に点灯させることが可能
となる。なお、各端子は、実施形態1と同様の速結端子
により構成されている。
【0081】しかして、本実施形態においても、検知エ
リア内の人の存否を検出する人感センサ1と、内蔵され
た照明負荷の状態を制御する負荷制御部6と、人感セン
サ1により検知エリア内の人の存在が検知されると照明
負荷を点灯させるように負荷制御部6へ指示する信号処
理部4と、人感センサ1の検知出力に関わりなく照明負
荷を強制的に点灯させるお出迎え時間帯を設定するお出
迎え時間設定部10とを備え、信号処理部4は、お出迎
え時間帯が開始されると照明負荷を点灯させてお出迎え
時間帯が終了すると照明負荷を消灯させるように負荷制
御部6へ指示するお出迎え機能を有するので、あらかじ
めお出迎え時間帯を設定しておけばそのお出迎え時間帯
に照明負荷を点灯させておくことができるから、家人や
訪問客を照明負荷の照明光によってお出迎えすることが
でき、且つ、家人や訪問客を人感センサ1により検知す
る以前から照明負荷が点灯しているから、家人や訪問客
が眼の眩みを起こしたり驚いたりするのを防止すること
が可能になる。さらに、お出迎え時間帯以外であって周
囲照度が点灯開始照度よりも暗いときには人感センサ1
により人が検知されると照明負荷が直ちに点灯するので
照明負荷の照明エリアおよび人感センサ1の検知エリア
が屋外にある場合には防犯を図れる。また、照明器具と
離して設置することができ、設置場所の自由度を高める
ことができる。また、信号処理部4は、明るさセンサ2
により検出された照度が点灯開始照度(規定値)を超え
ているときには負荷制御部6の動作を禁止するので、周
囲が明るく照明負荷の点灯が不要であるときには人感セ
ンサ1の検知結果にかかわらず照明負荷を消灯させてお
くことが可能になり、無駄な電力消費を抑制することが
できる。
【0082】
【発明の効果】請求項1の発明は、検知エリア内の人の
存否を検出する人感センサと、別途に設けられた照明器
具の照明負荷の状態を制御する負荷制御部と、人感セン
サにより検知エリア内の人の存在が検知されると照明負
荷を点灯させるように負荷制御部へ指示する信号処理部
と、人感センサの検知出力に関わりなく照明負荷を強制
的に点灯させるお出迎え時間帯を設定するお出迎え時間
設定部とを備え、信号処理部は、お出迎え時間帯が開始
されると照明負荷を点灯させてお出迎え時間帯が終了す
ると照明負荷を消灯させるように負荷制御部へ指示する
お出迎え機能を有するものであり、あらかじめお出迎え
時間帯を設定しておけばそのお出迎え時間帯に照明負荷
を点灯させておくことができるから、家人や訪問客を照
明負荷の照明光によってお出迎えすることができ、且
つ、家人や訪問客を人感センサにより検知する以前から
照明負荷が点灯しているので、家人や訪問客が眼の眩み
を起こしたり驚いたりするのを防止することが可能にな
るという効果があり、さらに、お出迎え時間帯以外には
人感センサにより人が検知されると照明負荷が直ちに点
灯するので照明負荷の照明エリアおよび人感センサの検
知エリアが屋外にある場合には防犯を図れるという効果
がある。また、照明器具と離して設置することができ、
設置場所の自由度を高めることができる。
【0083】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記負荷制御部を前記照明器具側に設け、前記信号
処理部により制御されて前記照明負荷の状態を指示する
無線信号を前記負荷制御部へ送信する送信部を備えるの
で、設置場所の自由度をさらに高めることができるとい
う効果がある。
【0084】請求項3の発明は、照明負荷と、照明負荷
の状態を制御する負荷制御部と、検知エリア内の人の存
否を検出する人感センサと、人感センサにより検知エリ
ア内の人の存在が検知されると照明負荷を点灯させるよ
うに負荷制御部へ指示する信号処理部と、人感センサの
検知出力に関わりなく照明負荷を強制的に点灯させるお
出迎え時間帯を設定するお出迎え時間設定部とを備え、
信号処理部は、お出迎え時間帯が開始されると照明負荷
を点灯させてお出迎え時間帯が終了すると照明負荷を消
灯させるように負荷制御部へ指示するお出迎え機能を有
するものであり、あらかじめお出迎え時間帯を設定して
おけばそのお出迎え時間帯に照明負荷を点灯させておく
ことができるから、家人や訪問客を照明負荷の照明光に
よってお出迎えすることができ、且つ、家人や訪問客を
人感センサにより検知する以前から照明負荷が点灯して
いるので、家人や訪問客が眼の眩みを起こしたり驚いた
りするのを防止することが可能になるという効果があ
り、さらに、お出迎え時間帯以外には人感センサにより
人が検知されると照明負荷が直ちに点灯するので照明負
荷の照明エリアおよび人感センサの検知エリアが屋外に
ある場合には防犯を図れるという効果がある。
【0085】請求項4の発明は、請求項1ないし請求項
3の発明において、前記照明負荷が調光可能であって前
記負荷制御部が前記照明負荷を調光する調光機能を有
し、前記信号処理部は、前記お出迎え時間帯には前記照
明負荷が調光点灯されるように前記負荷制御部へ指示
し、前記お出迎え時間帯に前記人感センサにより検知エ
リア内の人の存在が検知されると前記照明負荷が定格点
灯されるように前記負荷制御部へ指示するので、前記お
出迎え時間帯において前記照明負荷が定格点灯している
時間を短くすることができ、節電を図ることができると
いう効果がある。
【0086】請求項5の発明は、請求項1ないし請求項
4の発明において、周囲照度を検出する明るさセンサを
備え、前記信号処理部は、明るさセンサにより検出され
た照度が規定値を超えているときには前記負荷制御部の
動作を禁止するので、周囲が明るく照明負荷の点灯が不
要であるときには人感センサの検知結果にかかわらず照
明負荷を消灯させておくことが可能になり、無駄な電力
消費を抑制することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1におけるお出迎え機能付き配線器具
の回路ブロック図である。
【図2】同上を示し、(a)は正面図、(b)は側面
図、(c)は下面図である。
【図3】同上を示し、(a)は端子カバーを外した状態
の上面図、(b)は端子カバーの上面図である。
【図4】同上を示し、化粧カバーを外した状態の下面図
である。
【図5】同上の動作説明図である。
【図6】同上の動作説明図である。
【図7】同上の動作説明図である。
【図8】実施形態2におけるお出迎え機能付き配線器具
の回路ブロック図である。
【図9】同上を示し、(a)は正面図、(b)は側面
図、(c)は下面図である。
【図10】同上を示し、端子カバーを外した状態の上面
図である。
【図11】同上を示し、化粧カバーを外した状態の下面
図である。
【図12】同上の動作説明図である。
【図13】同上の他の構成例の説明図である。
【図14】同上の他の構成例の説明図である。
【図15】同上の他の構成例の説明図である。
【図16】同上の他の構成例の説明図である。
【図17】同上の他の構成例の説明図である。
【図18】実施形態3におけるお出迎え機能付き配線器
具の概略構成図である。
【図19】同上の回路ブロック図である。
【図20】同上の要部説明図である。
【図21】実施形態4におけるお出迎え機能付き配線器
具の回路ブロック図である。
【図22】実施形態5におけるお出迎え機能付き配線器
具を示し、(a)は一部破断した正面図、(b)は側面
図である。
【図23】実施形態6におけるお出迎え機能付き配線器
具を示し、(a)は使用形態における正面図、(b)は
使用形態における側面図である。
【図24】同上を示し、扉を開いた状態の要部正面図で
ある。
【図25】実施形態7におけるお出迎え機能付き配線器
具を示し、(a)は使用形態における正面図、(b)は
使用形態における側面図、(c)は使用形態における下
面図である。
【図26】同上を示し、扉を開いた状態の要部正面図で
ある。
【図27】実施形態8におけるお出迎え機能付き配線器
具を示し、(a)は使用形態における正面図、(b)は
使用形態における側面図である。
【図28】同上の概略回路ブロック図である。
【図29】実施形態9におけるお出迎え機能付き配線器
具を示し、(a)は使用形態における正面図、(b)は
使用形態における側面図である。
【図30】同上の要部回路図である。
【図31】従来例を示す概略構成図である。
【符号の説明】
1 人感センサ 2 明るさセンサ 4 信号処理部 6 負荷制御部 8 点灯開始照度設定部 9 動作保持時間設定部 10 お出迎え時間設定部 T1,T1 電源端子 T2,T2 負荷端子

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 検知エリア内の人の存否を検出する人感
    センサと、別途に設けられた照明器具の照明負荷の状態
    を制御する負荷制御部と、人感センサにより検知エリア
    内の人の存在が検知されると照明負荷を点灯させるよう
    に負荷制御部へ指示する信号処理部と、人感センサの検
    知出力に関わりなく照明負荷を強制的に点灯させるお出
    迎え時間帯を設定するお出迎え時間設定部とを備え、信
    号処理部は、お出迎え時間帯が開始されると照明負荷を
    点灯させてお出迎え時間帯が終了すると照明負荷を消灯
    させるように負荷制御部へ指示するお出迎え機能を有す
    ることを特徴とするお出迎え機能付き配線器具。
  2. 【請求項2】 前記負荷制御部を前記照明器具側に設
    け、前記信号処理部により制御されて前記照明負荷の状
    態を指示する無線信号を前記負荷制御部へ送信する送信
    部を備えることを特徴とする請求項1記載のお出迎え機
    能付き配線器具。
  3. 【請求項3】 照明負荷と、照明負荷の状態を制御する
    負荷制御部と、検知エリア内の人の存否を検出する人感
    センサと、人感センサにより検知エリア内の人の存在が
    検知されると照明負荷を点灯させるように負荷制御部へ
    指示する信号処理部と、人感センサの検知出力に関わり
    なく照明負荷を強制的に点灯させるお出迎え時間帯を設
    定するお出迎え時間設定部とを備え、信号処理部は、お
    出迎え時間帯が開始されると照明負荷を点灯させてお出
    迎え時間帯が終了すると照明負荷を消灯させるように負
    荷制御部へ指示するお出迎え機能を有することを特徴と
    するお出迎え機能付き配線器具。
  4. 【請求項4】 前記照明負荷が調光可能であって前記負
    荷制御部が前記照明負荷を調光する調光機能を有し、前
    記信号処理部は、前記お出迎え時間帯には前記照明負荷
    が調光点灯されるように前記負荷制御部へ指示し、前記
    お出迎え時間帯に前記人感センサにより検知エリア内の
    人の存在が検知されると前記照明負荷が定格点灯される
    ように前記負荷制御部へ指示することを特徴とする請求
    項1ないし請求項3のいずれかに記載のお出迎え機能付
    き配線器具。
  5. 【請求項5】 周囲照度を検出する明るさセンサを備
    え、前記信号処理部は、明るさセンサにより検出された
    照度が規定値を超えているときには前記負荷制御部の動
    作を禁止することを特徴とする請求項1ないし請求項4
    のいずれかに記載のお出迎え機能付き配線器具。
JP2002086984A 2002-03-26 2002-03-26 お出迎え機能付き配線器具 Pending JP2003282280A (ja)

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JP2021022429A (ja) * 2019-07-24 2021-02-18 かがつう株式会社 屋外用照明器具

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