JP2003281736A - 光ディスクのエンボス領域判別装置及び方法 - Google Patents

光ディスクのエンボス領域判別装置及び方法

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JP2003281736A JP2002080809A JP2002080809A JP2003281736A JP 2003281736 A JP2003281736 A JP 2003281736A JP 2002080809 A JP2002080809 A JP 2002080809A JP 2002080809 A JP2002080809 A JP 2002080809A JP 2003281736 A JP2003281736 A JP 2003281736A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光ディスクのエンボス領域を正確に判別する
ことができるエンボス領域判別装置及び方法を提供す
る。 【解決手段】 情報信号が記録される主領域と、ピット
が予め形成されたエンボス領域とからなるトラックを有
する光ディスクのエンボス領域判別方法であって、光デ
ィスクのトラックに光ビームを照射し、そのトラックに
照射された光ビームの反射光を受光して読取信号を生成
し、読取信号の変調度又は直流成分を検出し、読取信号
の変調度又は直流成分の変化に基づいて光ディスクのエ
ンボス領域を判別する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、情報信号が書き込
まれる主領域と、ピットが予め形成されたエンボス領域
とからなるトラックを有する光ディスクのエンボス領域
判別装置及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、情報信号の書込が可能な光学式の
記録媒体として、CD−R、CD−RW、DVD−R、
DVD−RW、DVD−RAM等の光ディスクが知られ
ている。更に、このような光ディスクに対して情報デー
タの記録及び再生を行う情報記録再生装置が製品化され
てきた。
【0003】図1は、上記光ディスクとしてのDVD−
RWの領域構成を概略的に示す図である。図1に示すよ
うに、DVD−RWは、ディスク内周側から外周側に向
けて、PCA(Power Calibration Area)、RMA(Recor
ding Management Area)、リードインエリア、データエ
リア、リードアウトエリアからなるデータ構造を有して
いる。PCAはレーザビームの記録パワーを決定すると
きの試し書きを行うエリアであり、RMAは記録に関す
る管理情報を書き込むエリアである。リードインエリア
の一部にはエンボス領域が形成されている。エンボス領
域はディスクに予め形成された位相ピットであり、エン
ボス領域にはコピー防止等に関する情報が記録される場
合がある。
【0004】図2は、かかる記録可能なディスクの記録
面上の一部を示す図である。図2に示す如く、ディスク
基板101上には、螺旋状もしくは同心円状に、情報デ
ータを担う情報ピット(マーク)Ptが形成されるべき
凸状のグルーブトラック103、及び凹状のランドトラ
ック102が交互に形成されている。更に、互いに隣接
するグルーブトラック103間には、複数のLPP(ラ
ンドプリピット)104が形成されている。LPP10
4は、ディスクレコーダが情報データを記録する際にそ
の記録タイミング及びアドレスを知る為にランドトラッ
ク102上に予め設けられているものである。
【0005】かかるLPPを有する光ディスクを再生す
るディスクプレーヤにおいては、LPP検出回路が備え
られている。LPP検出回路は、2値化回路から構成さ
れ、ピックアップによって光ディスクからの反射ビーム
を例えば、トラック接線方向に2分割の光検出器で受光
し、その光検出器の出力信号の差信号、すなわちラジア
ルプッシュプル信号PPを得る。プッシュプル信号PP
は図3に示すような波形であり、LPP成分はそのプッ
シュプル信号PPから突出した成分となる。よって、そ
のプッシュプル信号PPのレベルと閾値THとを比較す
ることによりLPPの検出を示すプリピット検出信号P
Dを生成する。
【0006】プリピット検出信号PPDは、LPPに対
応したピックアップの読み取り位置毎に図4に示す如く
パルス状にレベル変化が生じる。プリピット検出信号P
D中には図4に示す如く周期T毎に表れる同期パルス
SYNCが存在する。同期パルスPSYNCに続いて2つのプ
リデータパルスが所定の間隔で存在するが、それらはア
ドレス等のデータを表すために各周期において常に存在
する訳ではない。図4に示すように同期パルスPSYNC
ら3番目の位置のパルスがセクタアドレスを担うプリデ
ータパルスPDである。光ディスクに情報を記録する際
にはこのプリピット検出信号PPDに基づいて光ディス
クのアドレスを検出して情報の記録が行われる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】LPPを含む光ディス
クの製造メーカに対しては、製造された光ディスクのL
PPが規格を満たしたものであることが要求されてい
る。光ディスクの規格の適用は、光ディスクのデータ領
域に限らず、情報エリア内のエンボス領域も対象であ
る。その光ディスクの中には、そのエンボス領域の全て
がアンリーダブル部となっている光ディスク(例えば、
DVD−RWバージョン1.0)の他に、図5に示すよ
うにエンボス領域がディスク内側から順にリーダブル
部、アンリーダブル部となっている光ディスク(例え
ば、DVD−RWバージョン1.1)がある。かかるD
VD−RWバージョン1.1によれば、エンボス領域
(コントロールデータゾーンと呼ばれる)の内側に位置
する176コントロールデータブロックはリーダブル部
となっており、これに続く16サーボブロックはアンリ
ーダブル部となっている。また、DVD−RWバージョ
ン1.1ディスクによれば、そのリーダブル部はコピー
防止等に関する情報が読み出し可能な深い位相ピットに
よって記録されており、大半のディスクにはこのリーダ
ブル部におけるトラック間にLPPが形成されていな
い。一方、アンリーダブル部は、そのエリアに上書き記
録された情報の読み出しを妨げるため、浅い位相ピット
によって形成されており、かかるアンリーダブル部にお
けるトラック間にはデータ領域のトラック間と同様にL
PPが形成されている。アンリーダブル部のLPPはア
ンリーダブル部よりディスク外側近くに位置するデータ
領域のアドレスを最初の位置から判断するために設けら
れている。
【0008】規格を満たすか否かを判断するためには、
グルーブ領域(データ領域を含む図2のようにグルーブ
トラックがある主領域)、エンボス領域のリーダブル部
及びアンリーダブル部各々に対するプッシュプル信号P
Pを含む信号波形を測定する必要がある。この測定で
は、特に、エンボス領域のグループ領域との開始境界部
分及び終了境界部分を含めて行う必要があり、エンボス
領域の判別を正確に行うことが極めて重要である。
【0009】エンボス領域を判別するために光ディスク
に予め形成されたLPPを検出して上記したLPP検出
に基づいたアドレス情報からエンボス領域を判別するこ
とが考えられる。しかしながら、信号波形測定対象の光
ディスクにおいては、LPPが形成されていないもの
や、LPPが形成されていてもLPPを正確に検出する
だけの十分な信号品質がないもの、或いはアドレスが割
り当てられていないものが数多く存在し、LPP検出に
基づいたアドレス情報からでは正確にエンボス領域を検
出することができないという問題があった。
【0010】そこで、本発明の目的は、光ディスクのエ
ンボス領域を正確に判別することができるエンボス領域
判別装置及び方法を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明のエンボス領域判
別装置は、情報信号が記録される主領域と、ピットが予
め形成されたエンボス領域とからなるトラックを有する
光ディスクのエンボス領域判別装置であって、トラック
に光ビームを照射する光ビーム照射手段と、トラックに
照射された光ビームの反射光を受光して読取信号を生成
する読取信号生成手段と、読取信号の変調度又は直流成
分を検出する成分検出手段と、成分検出手段によって検
出された読取信号の変調度又は直流成分の変化に基づい
て光ディスクのエンボス領域を判別する判別手段と、を
備えたことを特徴としている。
【0012】本発明のエンボス領域判別方法は、情報信
号が記録される主領域と、ピットが予め形成されたエン
ボス領域とからなるトラックを有する光ディスクのエン
ボス領域判別方法であって、トラックに光ビームを照射
する光ビーム照射ステップと、トラックに照射された光
ビームの反射光を受光して読取信号を生成する読取信号
生成ステップと、読取信号の変調度又は直流成分を検出
する成分検出ステップと、読取信号の変調度又は直流成
分の変化に基づいて光ディスクのエンボス領域を判別す
る判別ステップと、を備えたことを特徴としている。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面を参
照しつつ詳細に説明する。図6は本発明のエンボス領域
判別装置を適用した波形測定装置を示している。この波
形測定装置において、記録再生ヘッド2には、図2に示
した如き記録面を有する追記又は書換可能な光ディスク
1に対して情報データの記録を行う記録ビーム光発生装
置(図示せず)、光ディスク1から記録情報(情報デー
タを含む)の読み取りを行う読取ビーム光発生装置(図示
せず)及び4分割光検出器(図7の符号20)が搭載さ
れている。
【0014】記録ビーム光発生装置と読取ビーム光発生
装置とは個別に設ける必要はなく、記録時には記録用光
ビームを発生し、読取時には読取用光ビームを発生する
1つの光ビーム発生装置であっても良い。読取ビーム光
発生装置は、スピンドルモータ9によって回転駆動され
る光ディスク1に読取ビーム光を照射し、その記録面上
に情報読取スポットを形成させる。4分割光検出器20
は、図7に示すように、光ディスク1の情報記録トラッ
ク(グルーブトラック103)の接線に沿った方向と、
記録トラックの接線に直交する方向とによって4分割さ
れた受光面20a〜20dを有する光電変換素子からな
る。その光電変換素子は、情報読取スポットによる光デ
ィスク1からの反射光を4つの受光面20a〜20d各
々によって受光し、夫々を個別に電気信号に変換したも
のを受光信号Ra〜Rdとして出力する。
【0015】サーボ制御装置4は、これら受光信号Ra
〜Rdに基づいてフォーカスエラー信号、トラッキング
エラー信号及びスライダ駆動信号を各々生成する。フォ
ーカスエラー信号は、記録再生ヘッド2に搭載されてい
るフォーカシングアクチュエータ(図示せず)に供給さ
れる。フォーカシングアクチュエータは、フォーカスエ
ラー信号に基づいて情報読取スポットの焦点を調整す
る。トラッキングエラー信号は、記録再生ヘッド2に搭
載されているトラッキングアクチュエータ(図示せず)
に供給される。トラッキングアクチュエータは、トラッ
キングエラー信号に基づいて情報読取スポットの形成位
置をディスク半径方向にて調整する。スライダ駆動信号
はスライダ10に供給される。スライダ10はスライダ
駆動信号に応じた速度で記録再生ヘッド2をディスク半
径方向に移送させる。
【0016】また、上記受光信号Ra〜Rdは加算器2
1〜23及び減算器24を有するヘッドアンプ25に供
給される。加算器21は受光信号Ra,Rdを加算し、
加算器22は受光信号Rb,Rcを加算する。すなわ
ち、加算器21は4分割光検出器20の受光面20a及
び20dによって各々受光されて得られた受光信号Ra
及びRd同士を加算して加算受光信号Ra+dを出力す
る。また、加算器22は4分割光検出器20の受光面2
0b及び20c各々によって受光されて得られた受光信
号Rb及びRc同士を加算して加算受光信号Rb+cを出
力する。
【0017】加算器23は加算器21,22の各出力信
号Ra+d,Rb+cを加算する。加算器23の出力信号は読
取信号、すなわちRF信号であり、情報データ再生回路
30及びアドレス検出回路50に供給される。情報デー
タ再生回路30は、その読取信号を2値化した後、復調
処理、誤り訂正処理、及び各種情報復号処理を順次実施
することにより、光ディスク1に記録されていた情報デ
ータ(映像データ、音声データ、コンピュータデータ)
の再生を行い、これを出力する。
【0018】加算器23の出力にはLPF27が接続さ
れている。LPF27は加算器23の出力RF信号の低
域成分(例えば、30kHz以下)を抽出し、それをRF
直流成分信号として出力する。減算器24は加算器21
の出力信号Ra+dから加算器22の出力信号Rb+cを減算
する。減算器24の出力信号は上記のグルーブトラック
103のウォブリングによる周波数を示す信号となり、
スピンドルモータ9のスピンドルサーボ装置26に供給
される。スピンドルサーボ装置26は減算器24の出力
信号から得られる周波数が予め定められた回転速度に対
応した周波数になるようにスピンドルモータ9を回転駆
動する。スピンドルサーボ装置26の構成については特
開平10−283638号公報に既に開示されているの
で、ここでの説明は省略する。
【0019】プリピット検出回路5は、加算器21,2
2の各出力信号に基づいて、図2に示した如き、光ディ
スク1のランドトラック(プリピットトラック)102上
に形成されているランドプリピット(LPP)104を検
出してプリピット検出信号PPDを記録処理回路7及び
アドレス検出回路51に供給する。記録処理回路7は、
プリピット検出信号PPに基づいて、現時点において
記録再生ヘッド2が記録を行っている位置、すなわち、
グルーブトラック103上の位置を認識し、この記録位
置から所望の記録位置へと記録再生ヘッド2をトラック
ジャンプせしめるべき制御信号をサーボ制御装置4に供
給する。更に、記録処理回路7は、記録すべき情報デー
タに対して所望の記録変調処理を施して記録変調データ
信号を生成し、これを上記記録再生ヘッド2に供給す
る。記録再生ヘッド2に搭載されている記録ビーム光発
生装置は、かかる記録変調データ信号に応じた記録ビー
ム光を発生し、これを光ディスク1上のグルーブトラッ
ク103上に照射する。この際、かかる記録ビームが照
射されたグルーブトラック103上の領域に熱が伝わり
その領域に、情報ピット(マーク)が形成されて行く。
【0020】記録処理回路7の構成についても特開平1
0−283638号公報に既に開示されているので、こ
こでのこれ以上の説明は省略する。プリピット検出回路
5は、図7に示すように、加算器21の出力信号Ra+d
を増増幅する増幅器31と、加算器22の出力信号R
b+cを増幅する増幅器32と、増幅器31の出力信号か
ら増幅器32の出力信号を減算して出力する減算器33
と、減算器33の出力信号を閾値THにて2値化して上
記のプリピット検出信号PPDを生成する2値化回路3
4とからなる。増幅器31の利得G1と増幅器32の利
得G2とは、G1=G2に設定される。
【0021】記録再生ヘッド2において、減算器33か
ら出力される信号は上記の2値化回路34の他にLPF
35に供給される。LPF35はプッシュプル信号PP
の低域成分を抽出してプッシュプル信号PPを生成す
る。上記のRF信号、RF直流成分信号及びプッシュプ
ル信号PPはオシロスコープ61に供給される。
【0022】オシロスコープ61はRF信号、RF直流
成分信号及びプッシュプル信号PPを各々入力し、それ
ら信号をサンプリングして波形表示する。オシロスコー
プ61にはパーソナルコンピュータ(以下、パソコンと
称す)62が接続されている。パソコン62の具体的な
構成は示さないが、少なくともCPU及び内部メモリを
含んでいる。
【0023】パソコン62とオシロスコープ61との間
の接続は例えば、GPIB、10BASE−T、或いは
RS−232C等のインターフェース規格に基づいてい
る。オシロスコープ61は例えば、図8に示す構成を有
することができる。すなわち、オシロスコープ61は、
A/D変換器91と、制御回路92と、サンプルメモリ
93と、表示メモリ94と、X及びYドライバ95,9
6と、表示パネル97と、操作部98と、インターフェ
ース99とを備えている。A/D変換器91は3つの入
力アナログ信号をディジタル信号に変換する。制御回路
92はA/D変換器91によって得られたディジタル信
号のサンプルデータをサンプルメモリ93に順次書き込
むと共にサンプルメモリ93から表示すべきデータを読
み出して表示メモリ94に書き込んで展開する。表示メ
モリ94は表示パネル97の各画素に対応した記憶位置
を有する。X及びYドライバ95,96は表示メモリ9
4に書き込まれたデータに応じて表示パネル97を駆動
して表示パネル97に入力アナログ信号の波形を表示さ
せる。インターフェース99は上記のパソコン62と接
続するための例えば、GPIB、10BASE−T、或
いはRS−232C等のインターフェース規格に基づい
た回路であり、サンプルメモリ93に書き込まれたデー
タを制御回路92を介してパソコン62に転送する。ま
た、インターフェース99はパソコン62からの指令を
制御回路92に中継供給する。
【0024】かかる構成の波形測定装置において、パソ
コン62は、図9に示すように、光ディスク1に対する
再生動作を開始させる(ステップS1)。再生動作では
スピンドルサーボ、トラッキングサーボ及びフォーカス
サーボ等のサーボ系を全てクローズ状態にさせて記録再
生ヘッド2による光ディスク1からの読み取りが可能に
される。その後、記録再生ヘッド2による読取ビーム光
を照射位置(読取位置)を光ディスクの半径25mmの
位置に移動させる(ステップS2)。すなわち、光ディ
スク1のグルーブ領域に読取ビーム光を照射位置にトラ
ックジャンプによって移動させる。読取ビーム光を照射
位置の移動後、トラッキングサーボ系のみをオープン状
態(トラッキングサーボ制御停止)にして記録再生ヘッ
ド2による光ディスク1からの読み取りは継続させる
(ステップS3)。トラッキングサーボ系のオープンに
よってグルーブトラックに沿ったトレースがなくなるの
で、読取ビーム光の光ディスク1上の照射位置は光ディ
スク1の偏心分に応じてディスク半径方向において変動
する。そして、オシロスコープ61にプッシュプル信号
PP、RF信号及びRF直流成分信号の波形を各々表示
させる(ステップS4)。また、プッシュプル信号PP
の振幅ppb(AC)とRF直流成分信号の直流レベルpp
b(DC)の比ppb(AC)/ppb(DC)をppbとして算出
する(ステップS5)。パソコン62は、例えば、オシ
ロスコープ61からプッシュプル信号PPの振幅ppb
(AC)とRF直流成分信号の直流レベルppb(DC)とを読
み取ってppb=ppb(AC)/ppb(DC)を計算する。
【0025】更に、パソコン62は、オシロスコープ6
1の表示画面におけるプッシュプル信号PPの振幅中心
にカーソル(基準ライン)が位置するように設定する
(ステップS6)。これはパソコン62からの指示で行
っても良いし、手動によっても良い。すなわち、図10
(a)に示すようにプッシュプル信号PPの振幅中心を例
えば、0レベルとするようにカーソル移動を行うのであ
る。
【0026】パソコン62は、以上のグルーブ領域にお
ける測定を終了すると、光ディスク1のエンボス領域の
開始境界位置及び終了境界位置のいずれの位置の波形測
定であるかを判別する(ステップS7)。この判別はユ
ーザの入力操作に応じて行っても良い。光ディスク1の
エンボス領域の開始境界位置の波形測定であると判別し
た場合には、記録再生ヘッド2による読取ビーム光の照
射位置を光ディスク1のエンボス領域の開始境界位置に
移動させる(ステップS8)。このステップS8の移動
については後述する。エンボス領域の開始境界位置への
移動後、トラッキングサーボ系のみをオープン状態にし
て記録再生ヘッド2による光ディスク1からの読み取り
は継続させ(ステップS9)、オシロスコープ61にプ
ッシュプル信号PP、RF信号及びRF直流成分信号の
波形を各々表示させる(ステップS10)。ステップS
9及びS10は上記のステップS3及びS4と同様であ
る。オシロスコープ61の表示画面には例えば、図10
(b)に示すように、プッシュプル信号PP、RF信号及
びRF直流成分信号の波形が同一時間軸上に同時に表示
される。この表示から分かるように読取ビーム光の光デ
ィスク1上の照射位置はエンボス領域のリーダブル部と
グルーブ領域との境界を含んで光ディスク1の偏心分に
応じてディスク半径方向において変動する。
【0027】パソコン62はリーダブル部とグルーブ領
域との境界部分のプッシュプル信号PPのプラス振幅
(ゼロ以上の振幅レベル)PPi及びマイナス振幅(ゼ
ロ以下の振幅レベル)PPjを測定する(ステップS1
1)。プラス振幅PPi及びマイナス振幅PPjは境界
部分の全ての波形に対して求めても良いし、その中の最
小値でも良い。そして、測定したプラス振幅PPi及び
マイナス振幅PPjに対して、それぞれの領域のRF直
流成分信号の直流レベルとの比 |PPi|=PPi/ppb(DC) |PPj|=PPj/ppb(DC) を算出する。更に、この算出した|PPi|及び|PPj|
を上記した半径25mmの位置におけるppbで正規化す
る(ステップS12)。すなわち、|PPi|/ppb
及び|PPj|/ppbの計算が行われる。DVD−R
Wの規格では|PPi|/ppb>0.2、|PPj|
/ppb>0.2を満たす必要がある。
【0028】パソコン62は、ステップS7において光
ディスク1のエンボス領域の終了境界位置の波形測定で
あると判別した場合には、記録再生ヘッド2による読取
ビーム光の照射位置を光ディスク1のエンボス領域の終
了境界位置に移動させる(ステップS13)。このステ
ップS13の移動についても後述する。エンボス領域の
終了境界位置への移動後、トラッキングサーボ系のみを
オープン状態にして記録再生ヘッド2による光ディスク
1からの読み取りは継続させ(ステップS14)、オシ
ロスコープ61にプッシュプル信号PP、RF信号及び
RF直流成分信号の波形を各々表示させる(ステップS
15)。ステップS14及びS15は上記のステップS
3及びS4と同様である。オシロスコープ61の表示画
面には例えば、図10(c)に示すように、プッシュプル
信号PP、RF信号及びRF直流成分信号の波形が同一
時間軸上に同時に表示される。読取ビーム光の光ディス
ク1上の照射位置はエンボス領域のリーダブル部とアン
リーダブル部との境界及びアンリーダブル部とグルーブ
領域との境界を含んで光ディスク1の偏心分に応じてデ
ィスク半径方向において変動する。アンリーダブル部は
ディスク半径方向において狭いので、トラッキングサー
ボ系のオープンによってグルーブトラックに沿ったトレ
ースがなくなると、リーダブル部、アンリーダブル部及
びグルーブ領域が読み取りの対象となる。
【0029】パソコン62はリーダブル部とアンリーダ
ブル部の境界部分ののプッシュプル信号PPのプラス振
幅PPi及びマイナス振幅PPjと、アンリーダブル部
とグルーブ領域との境界部分ののプッシュプル信号PP
のプラス振幅PPi及びマイナス振幅PPjとを測定す
る(ステップS16)。ステップS16は上記のステッ
プS11と同様である。そして、測定した各境界のプラ
ス振幅PPi及びマイナス振幅PPj各々を上記したp
pbで正規化する(ステップS12)。
【0030】次に、ステップS8における読取ビーム光
の照射位置を光ディスク1のエンボス領域の開始境界位
置へ移動させる動作について説明する。パソコン62
は、図11に示すように光ディスク1に対する再生動作
を開始させる(ステップS21)。ステップS21の動
作はステップS1と同様に行われるが、その再生位置は
ディスク1のエンボス領域より内側から開始される。パ
ソコン62は、アドレス検出回路50によって検出され
たアドレスを読み取る(ステップS22)。アドレス検
出回路50及びアドレス検出回路51の各々はヘッドア
ンプ25の出力信号に基づいて読取ビームの照射位置に
おけるアドレスを検出する回路である。アドレス検出回
路50はRF信号に応じて読取ビームの照射位置におけ
るアドレスを検出し、アドレス検出回路51はプリビッ
ト検出信号PPDに応じて読取ビームの照射位置におけ
るアドレスを検出する。パソコン62は、照射位置のア
ドレスが予め定められたリーダブル部の開始アドレスで
あるか否かを判別する(ステップS23)。リーダブル
部の開始アドレスではないならば、更に、読取ビームの
照射位置のアドレスを読み取る。読取ビームの照射位置
のアドレスがリーダブル部の開始アドレスならば、読取
ビーム光の照射位置は光ディスク1のエンボス領域の開
始境界位置に移動したこととなる。
【0031】次いで、ステップS13における読取ビー
ム光の照射位置を光ディスク1のエンボス領域の終了境
界位置へ移動させる動作について説明する。パソコン6
2は、図12に示すように光ディスク1に対する再生動
作を開始させる(ステップS31)。ステップS21の
動作はステップS1と同様に行われるが、その再生位置
はディスク1のエンボス領域後のグルーブ領域より内側
から開始される。パソコン62は、アドレス検出回路5
1によって検出されたアドレスを読み取る(ステップS
32)。パソコン62は、照射位置のアドレスが予め定
められたアンリーダブル部内のアドレスであるか否かを
判別する(ステップS33)。アンリーダブル部内のア
ドレスではないならば、更に、読取ビームの照射位置の
アドレスを読み取る。読取ビームの照射位置のアドレス
がアンリーダブル部内のアドレスならば、読取ビーム光
の照射位置は光ディスク1のエンボス領域の終了境界位
置に移動したこととなる。
【0032】図11及び図12においては、エンボス領
域の開始境界位置及び終了境界位置を読取アドレスに応
じて判別したが、変調度から判別することもできる。次
に、変調度を検出することによって読取ビーム光の照射
位置を光ディスク1のエンボス領域の開始境界位置又は
終了境界位置へ移動させる動作を説明する。なお、変調
度から判別の場合にはエンボス領域の前後のグループ領
域には情報が記録されていないことが条件である。
【0033】先ず、エンボス領域の開始境界位置への移
動の場合には、パソコン62は、図13に示すように、
光ディスク1に対する再生動作を開始させる(ステップ
S41)。ステップS41はステップS21と同様に実
行される。パソコン62は、RF信号の振幅AC及びR
F直流成分信号の電圧DCを測定する(ステップS4
2)。RF信号の振幅AC及びRF直流成分信号の電圧
DCはオシロスコープ61に供給されているRF信号か
ら、又はRF信号及びRF直流成分信号を読み取っても
良く、測定値としては平均的な振幅AC及びRF直流成
分信号の電圧DCを求めても良い。RF信号の振幅AC
及びRF直流成分信号の電圧DCを測定したならば、そ
れら測定値を用いて変調度ModをAC/DCの如く算
出する(ステップS43)。そして、その変調度Mod
が60%以上であるか否か判別する(ステップS4
4)。Mod<60%ならば、情報が記録されていない
グループ領域であるので、再生動作に戻して(ステップ
S45)、ステップS42に移行する。ステップS44
において、Mod≧60%ならば、情報が記録されてい
るので、エンボス領域のリーダブル部であるので、読取
ビーム光の照射位置は光ディスク1のエンボス領域の開
始境界位置に移動したこととなる。
【0034】次に、エンボス領域の終了境界位置への移
動の場合には、パソコン62は、図14に示すように、
光ディスク1に対する再生動作を開始させる(ステップ
S51)。ステップS51はステップS31と同様に実
行される。パソコン62は、RF信号の振幅AC及びR
F直流成分信号の電圧DCを測定し(ステップS5
2)、それら測定値を用いて変調度ModをAC/DC
の如く算出する(ステップS53)。ステップS52及
びS53はステップS42及びS43と同様に実行され
る。そして、その算出した変調度Modが9〜60%で
あるか否か判別する(ステップS54)。Mod≠9〜
60%ならば、エンボス領域がリーダブル領域或いはそ
れより光ディスク内側の情報が記録されていないグルー
プ領域であるので、再生動作に戻して(ステップS5
5)、ステップS52に移行する。ステップS54にお
いて、Mod=9〜60%ならば、情報が記録されてい
るので、エンボス領域のアンリーダブル部であるので、
読取ビーム光の照射位置は光ディスク1のエンボス領域
の開始境界位置に移動したこととなる。
【0035】なお、変調度Modを求めるためには変調
度検出回路(図示せず)をRF信号ラインに備えても良
い。次に、RF直流成分信号のレベルを検出することに
よって読取ビーム光の照射位置を光ディスク1のエンボ
ス領域の開始境界位置又は終了境界位置へ移動させる動
作を説明する。このRF直流成分信号のレベルから判別
の場合にはエンボス領域の前後のグループ領域には情報
が記録されていないことが条件である。
【0036】先ず、エンボス領域の開始境界位置への移
動の場合には、パソコン62は、図15に示すように、
光ディスク1に対する再生動作を開始させる(ステップ
S61)。ステップS61はステップS21と同様に実
行される。パソコン62は、RF直流成分信号の電圧D
Cを測定する(ステップS62)。RF直流成分信号の
電圧DCはオシロスコープ61に供給されているRF直
流成分信号を読み取る。測定値としてはRF直流成分信
号の所定期間の平均電圧DCを求めても良い。RF直流
成分信号の電圧DCを測定したならば、電圧DCが高レ
ベルから低レベルに変化したか否かを判別する(ステッ
プS63)。読取ビーム光の照射位置がグルーブ領域か
らエンボス領域のリーダブル部に入るとRF直流成分信
号は高レベルから低レベルとなる。高レベルの状態であ
れば、読取ビーム光の照射位置はグルーブ領域にあるの
で、再生動作に戻して(ステップS64)、ステップS
62に移行する。ステップS63において、RF直流成
分信号が高レベルから低レベルに変化したと判別した場
合にはエンボス領域のリーダブル部に対応するので、読
取ビーム光の照射位置は光ディスク1のエンボス領域の
開始境界位置に移動したこととなる。
【0037】次に、エンボス領域の終了境界位置への移
動の場合には、パソコン62は、図16に示すように、
光ディスク1に対する再生動作を開始させる(ステップ
S71)。ステップS71はステップS31と同様に実
行される。パソコン62は、RF直流成分信号の電圧D
Cを測定し(ステップS72)、測定したRF直流成分
信号の電圧DCが低レベルから高レベルに変化したか否
かを判別する(ステップS73)読取ビーム光の照射位
置がエンボス領域のリーダブル部からアンリーダブル部
に入るとRF直流成分信号は低レベルから高レベルとな
る。RF直流成分信号の電圧DCが低レベルの状態であ
れば、読取ビーム光の照射位置はエンボス領域のリーダ
ブル部にあるので、再生動作に戻して(ステップS7
4)、ステップS72に移行する。ステップS73にお
いて、RF直流成分信号が低レベルから高レベルに変化
したと判別した場合にはエンボス領域のアンリーダブル
部又はその後のグルーブ部に対応するので、読取ビーム
光の照射位置は光ディスク1のエンボス領域の終了境界
位置に移動したこととなる。
【0038】なお、光ディスク1の偏心量が少ないため
に図10(b)又は図10(c)に示すようにエンボス領域と
グルーブ領域とを含んだ波形が得られない場合には、ト
ラッキングサーボ系にサイン波信号を供給させてステッ
プS10及びS15における波形表示において読取ビー
ム光の照射が強制的にエンボス領域とグルーブ領域とを
含んで行われるようにしても良い。
【0039】また、上記した実施例おいては、本発明の
エンボス領域判別装置を測定装置に適用した場合につい
て説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、
DVD−RWにおいては、エンボス領域のアンリーダブ
ル部ではLPPの検出が厳しい故にそこでLPPが検出
することができない場合には、エンボス領域直後のデー
タ領域にデータを記録することができないことから、使
用不可なディスクとして取り扱われる。このような対策
として、記録装置に本発明を適用することもできる。す
なわち、エンボス領域のアンリーダブル部におけるLP
Pを検出することができない場合には、読取信号の変調
度又は直流成分を検出してエンボス領域のアンリーダブ
ル部の終了位置、すなわちデータ領域の開始位置を検出
することにより、エンボス領域直後のデータ領域にデー
タを記録するのである。
【0040】
【発明の効果】以上の如く、本発明によれば、光ディス
クからの読取信号の変調度又は直流成分の変化に基づい
てエンボス領域を判別するので、LPP検出に基づいた
アドレス情報を用いることなく光ディスクのエンボス領
域をその開始境界位置から終了境界位置までについて正
確に判別することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】DVD−RWの各領域の配置構造を示す図であ
る。
【図2】DVD−RWの記録面の構造を示す図である。
【図3】LPP成分を含むラジアルプッシュプル信号の
波形を示す図である。
【図4】プリピット検出信号の波形を示す図である。
【図5】エンボス領域のリーダブル部とアンリーダブル
部とを示す図である。
【図6】本発明のエンボス領域判別装置を適用した波形
測定装置を示すブロック図である。
【図7】図6の装置中のヘッドアンプ及びプリピット検
出回路の構成を示すブロック図である。
【図8】図6の装置中のオシロスコープの概略構成を示
すブロック図である。
【図9】パソコンによる波形測定動作を示すフローチャ
ートである。
【図10】図9の波形測定動作によってオシロスコープ
に表示される波形例を示す図である。
【図11】エンボス領域の開始境界位置への移動動作を
示すフローチャートである。
【図12】エンボス領域の終了境界位置への移動動作を
示すフローチャートである。
【図13】エンボス領域の開始境界位置への移動動作を
示すフローチャートである。
【図14】エンボス領域の終了境界位置への移動動作を
示すフローチャートである。
【図15】エンボス領域の開始境界位置への移動動作を
示すフローチャートである。
【図16】エンボス領域の終了境界位置への移動動作を
示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 光ディスク 2 記録再生ヘッド 5 プリピット検出回路 10 スライダ 20 4分割光検出器 61 オシロスコープ 62 パソコン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 梁川 直治 埼玉県所沢市花園4丁目2610番地 パイオ ニア株式会社所沢工場内 Fターム(参考) 5D044 BC04 CC04 DE33 DE38 DE48 FG18 5D090 AA01 BB05 CC04 DD03 EE13 EE20 GG24 GG36

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報信号が記録される主領域と、ピット
    が予め形成されたエンボス領域とからなるトラックを有
    する光ディスクのエンボス領域判別装置であって、 前記トラックに光ビームを照射する光ビーム照射手段
    と、 前記トラックに照射された光ビームの反射光を受光して
    読取信号を生成する読取信号生成手段と、 前記読取信号の変調度又は直流成分を検出する成分検出
    手段と、 前記成分検出手段によって検出された前記読取信号の変
    調度又は直流成分の変化に基づいて前記光ディスクのエ
    ンボス領域を判別する判別手段と、を備えたことを特徴
    とするエンボス領域判別装置。
  2. 【請求項2】 前記エンボス領域は前記エンボス領域の
    開始境界位置側のリーダブル部と前記エンボス領域の終
    了境界位置側のアンリーダブル部とからなることを特徴
    とする請求項1記載のエンボス領域判別装置。
  3. 【請求項3】 前記判別手段は、前記読取信号の変調度
    が所定の第1変調度以上であることを検出したとき前記
    エンボス領域の開始境界位置と判別し、前記読取信号の
    変調度が前記第1の所定変調度より低く第2の所定変調
    度より高いことを検出したとき前記エンボス領域の終了
    境界位置であると判別することを特徴とする請求項1記
    載のエンボス領域判別装置。
  4. 【請求項4】 前記判別手段は、前記読取信号の直流成
    分のレベルが高レベルから低レベルに変化したことを検
    出したとき前記エンボス領域の開始境界位置であると判
    別し、前記読取信号の直流成分のレベルが低レベルから
    高レベルに変化したことを検出したとき前記エンボス領
    域の終了境界位置であると判別することを特徴とする請
    求項1記載のエンボス領域判別装置。
  5. 【請求項5】 情報信号が記録される主領域と、ピット
    が予め形成されたエンボス領域とからなるトラックを有
    する光ディスクのエンボス領域判別方法であって、 前記トラックに光ビームを照射する光ビーム照射ステッ
    プと、 前記トラックに照射された光ビームの反射光を受光して
    読取信号を生成する読取信号生成ステップと、 前記読取信号の変調度又は直流成分を検出する成分検出
    ステップと、 前記読取信号の変調度又は直流成分の変化に基づいて前
    記光ディスクのエンボス領域を判別する判別ステップ
    と、を備えたことを特徴とするエンボス領域判別方法。
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