JP2003281452A - メタ・データを利用したデジタルコード流通における通信・課金・データ収集システム及び方法 - Google Patents

メタ・データを利用したデジタルコード流通における通信・課金・データ収集システム及び方法

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JP2003281452A
JP2003281452A JP2002124971A JP2002124971A JP2003281452A JP 2003281452 A JP2003281452 A JP 2003281452A JP 2002124971 A JP2002124971 A JP 2002124971A JP 2002124971 A JP2002124971 A JP 2002124971A JP 2003281452 A JP2003281452 A JP 2003281452A
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Takashi Ikeda
孝 池田
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 メタ・データに含まれるデジタルコード出所
情報と、得られたアクセス・データとをリンクさせ、課
金・インセンティブ供与のデータとして利用すること。 【解決手段】 光学式デジタルコード・リーダ2を用い
て、デジタルコード17を走査し、デジタルコードに記
録されている通信相手先の識別情報とメタ・データを読
み出す。どの種類の通信を行うのかを、ディスプレイ上
のアイコンをマウス4を用いてクリックして選択する。
これにより、選択したソフトウェアが起動され(ステッ
プ708)、通信が行われ(ステップ710)、同時に
メタ・データとアクセス・データが記録される(ステッ
プ711)。この際に、メタ・データに含まれていたデ
ジタルコード作成者情報等のメタ・データに基づき、対
象者に課金、あるいは、インセンティブ供与が行われ
る。(ステップ712、713)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信・課金・デー
タ収集のシステム及び方法に関する。本発明は、多種類
の通信識別情報を二次元バーコード等のデジタルコード
を用いて一元的に表現し、さらにはスキャン等の読み取
り、および通信の選択手順を経て、従来よりも容易に、
その目的とする通信を、同一のユーザ・インターフェイ
スを介して行なえるようにするシステム及び方法である
と同時に、あらかじめデジタルコードを発行する際に含
ませておいたメタ・データをデジタルコード読み取り・
通信アクセス時に収集し、そのコードの出所等(作成者
=エンコードソフトの利用者)を明らかにし、それぞれ
の目的により、その出所に対し、課金をしたり、インセ
ンティブを与えたりすることを可能とするシステム及び
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、IT産業の進展に伴い、なかでも
インターネットを利用する人の裾野が広がっている。そ
の特性を最大限にいかし、うまく生活やビジネスに取り
込んでいる人がいる反面、コンピュータ機器の操作に不
慣れな人も多々あり、その格差を称してデジタル・デバ
イド(情報格差)などと言われている。従来の技術だけ
で、今日の情報社会を利用していくには不便なものがあ
る。
【0003】ここでは、まずはじめに、通信に関する従
来の技術に関して述べる。現在では、特定の相手と対話
的に電子的な通信を行う手段は、複数ある。最も普通に
は電話が利用されるし、ファックスも非常に普及してい
る。更に、最近では、パソコンを用いたオンラインでの
通信も広く行われている。このように複数の通信手段が
存在すると、通信の同じ相手先を識別するために、通信
の種類に応じて、電話番号、ファックス番号、WWW上
のホームページのURL、電子メール・アドレスなど、
複数の識別コードが付せられることになる。そして、こ
れらの複数の識別コードは、技術的性格の相違により、
ユーザ・インターフェースが相互に異なっており、統一
的な取り扱いは、困難である。
【0004】最初に、WWW上に提供されているホーム
ページを閲覧したり、特定の個人に電子メールを送信す
る、インターネット上の通信を考える。この場合には、
相手を識別するコードは、URLや電子メール・アドレ
スであり、WWWブラウザや電子メール用ソフトウェア
などの送信画面上で、相手先のURLや電子メール・ア
ドレスを指定する必要がある。この2つに限らず、イン
ターネット上にある何らかの機能を利用するためには、
常に、通信の目的地に対応するアドレスを指定すること
が必要である。
【0005】特定のホームページに接続する方法は、単
一ではない。例えば、現に見ているホームページや検索
エンジンを用いたサーチの結果として得られたページ上
において、アンカータグが埋め込まれ強調表示されてい
る語句等を、マウスなどのポインティング・デバイスを
用いて指定すると、HTTPと称されるプロトコルを用
いてハイパーリンクされている目的のホームページに到
達できる。あるいは、ブラウザにおいて予めブックマー
クしておいたリンク名をマウスでクリックして、特定の
ホームページに到達することも日常的に行われる。
【0006】これらの方法によって多数のホームページ
の間を次々に移動する場合、すなわち、いわゆるネット
・サーフィンを行う場合には、利用者であるネット・サ
ーファーの側では、その時々の時点で自分がマウスをク
リックすることにより連続的に到達しているサイトのU
RLを意識することはない。これは、現在のページに埋
め込まれているURLが、アンカータグをクリックする
ことによって、自動的に認識され、そのサイトへ移動で
きるからである。
【0007】インターネットを介して電子メールを送信
する場合には、相手の電子メール・アドレスを指定する
必要があるが、頻繁に通信する相手のアドレスは、コン
ピュータに記憶させておくのが通常である。この場合に
は、送信メールを書き終わって送信する際に、コンピュ
ータの画面上に、アドレス帳に相当するウィンドウを開
き、記憶されている送信先をマウスでクリックすること
によって指定する。この場合には、具体的なメール・ア
ドレスは、いったん入力して記憶させれば、それ以後
は、意識することはない。
【0008】次に、電話をかけたり、ファックスを送信
することを考える。この場合にも、もちろん、番号を指
定しなければならない。しかし、特定の相手先の電話番
号やファックス番号を電話機やファックス装置に記憶さ
せておき、その登録機能を利用して、瞬時に送信の相手
先を指定することが、広く行われている。その際には、
具体的な番号を認識することはなく、電話やファックス
送信の相手先を特定して入力するだけである。
【0009】また、インターネットのホームページへの
アクセス方法として、上記におけるネット上でのURL
クリックや閲覧ソフトにあるブックマークからの接続が
あげられたが、別の形態として、紙媒体等からのアクセ
ス方法として、現在、一次元バーコードや二次元バーコ
ードを利用した、手動でURLアドレスを入力する面倒
さもない自動認識技術により、目的のホームページ・サ
イトに直接、アクセスできるシステムが存在する。
【0010】次に、上記の一部ですでに存在するバーコ
ードによるネット接続の方法における、課金やメタ・デ
ータ収集に関する従来の技術に関して述べる。上記です
でに説明している通信の方法においてであるが、このバ
ーコードによるネット接続の方法は、アクセスすること
により、ホームページ上での何らかの広告提供や情報提
供、さらにはオンライン発注等をすることを目的とした
ものである。いわゆる、既存の顧客を囲い込む手段のひ
とつとしての側面がある。しかしながら、こうしたシス
テムに用いられるバーコード自身に、コードの出所がわ
かるコード作成者情報等のメタ・データを含ませ、コー
ドの出所を明らかにし、特に、広告業界に対し、競争原
理を元に、バーコードのー層の利用を図るような積極的
な利用展開を図るものはこれまでなかった。
【0011】いわば、エンコード・ソフト開発者とその
開発したエンコード・ソフトを直接的に利用して顧客囲
い込み等の働きかけを行う広告発注者のみが恩恵を受け
る図式があった。(この時、顧客は読み取り用デコード
・モジュールが組み込まれた読み取り機器を渡されてい
る)間に立つ広告代理店においては、これでは、せっか
くのデジタルコードを積極的に使っていこうという気風
は生まれない。広告は、それを企画し、発信していく広
告代理店・プランナー・プロダクションの提案に大きく
左右されることが多い。また、デジタルコードを添付す
る紙媒体等の原稿の制作現場はまさに、広告代理店・プ
ロダクションである。そこでは、紙媒体などのアナログ
情報におけるオリジナルの広告表現の中において、ネッ
トへの橋渡しとしてのデジタルコードを使うことを検討
することはできるが、単にネット接続できるという機能
的に制限された今の段階では、広告代理店側には何のメ
リットもなく、積極的に利用していくのを期待するのは
無理である。クライアント(広告発注者)がバーコード
を媒体への使用をリクエストしてきたから使いますとい
うのがせいぜいの現状である。
【0012】ここでいうデジタルコードは特に多くの情
報を格納できる二次元バーコード・二次元コードが主で
あるが、その特徴を活かす、すなわち、目的とするネッ
ト接続のタグとしてのみでなく、同時に、デジタルコー
ド作成者情報などのメタ・データを内包することによる
効果を最大限に活かすことがこれまではなかった。メタ
・データを内包しない従来の単なるネット接続において
は、課金やメタ・データを活用しようという発想は生ま
れてこなかった。なぜなら、これまでは、システムの管
理者側のデータベース・サーバーにおいて、例えば、バ
ーコードにひとつの番号を付与し、それに対応したUR
Lアドレスをひとつ登録し、アクセス時に変換するとい
うのが普通であり、デジタルコード自体に直接、URL
情報等を与えていなかったからである。すべてをシステ
ムの主催者側サーバで管理されており、ユーザー・サイ
ドの自由裁量が入る余地がなかったのが従来の技術であ
る。すなわち、一次元バーコード・二次元バーコード等
のデジタルコードを使った既存のインターネット接続に
おいては、同時にメタ・データを収集することもなかっ
たため、課金、あるいは、インセンティブ供与、サービ
スの提供など、行われていなかったのが従来の技術であ
る。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、この
ような従来の実情に鑑みて提案されたものであり、デジ
タルコードが格納できる情報量の多さに着目した。従
来、複数の種類の電子的な通信を行うに当たって、通信
の種類に応じて異なる相手先指定方法が存在していた。
しかし、多数の相手に向けて、複数種類の通信を頻繁に
行うには、従来型の相手先指定方法ではユーザー・イン
ターフェースが異なり、統一的な扱いができず、不便で
ある。また、多数の顧客情報を保持・管理する業種など
で、大量の個人識別情報データベースを管理する観点か
らも、一元的な方法があれば便利である。この際に、既
に述べたように、ホームページ上のアンカータグをクリ
ックしたり、電話の登録されている短縮ダイアルを使う
場合のように、実際の識別情報を全く意識せずに相手先
を指定できるのが望ましい。
【0014】そこで、本発明は、インターネットを介し
て行う通信や、見たい番組を好きな時間に視聴できるビ
デオ・オン・デマンド(VOD)、従来からの電話やフ
ァックスなどによる通信などを含む多数種類の通信を、
ひとつのデジタルコードと化し、それを光学的に読み取
り、例えば、パソコンや携帯情報端末の画面上において
希望する通信の種類を選択することにより、一元的に行
なえるようにするシステム及び方法を提供することを目
的とする。さらには、通信用に作成したデジタルコード
に各種のメタ・データを含ませることにより、通信・決
済・統計・インセンティブ供与等に活かすことを目的と
したものである。
【0015】すなわち、デジタルデータには、有用なメ
タ・データとして、コードの出所情報(デジタルコード
作成者番号・記号)、アクセスするホームページ・サイ
トの有効期限、エンコード・ソフト自身のバージョン情
報、アクセス可能な時間帯、課金の条件など様々ないわ
ゆるメタ・データを格納できる。例えば、有効期限を含
んだデジタルコードの場合、読み取った時点において、
有効期限を過ぎている場合、次の通信等のステップに進
むことを止め、無駄な通信費用をかけることもなくな
る。また、エンコード・ソフト自身のバージョン情報を
含めておくことによって、ある時点において、エンコー
ド・ソフトの保持者に対するバージョン・アップを促す
通知も可能である。また、IT技術の進化に伴い、動画
情報を個人が自由に発信することも可能になってきては
いるが、ある時間帯に一斉にアクセスがあると、デジタ
ル情報の供給機器や回線が十分な余裕をもっていない場
合等のシステムダウンを考慮して、アクセス時間を調整
し、アクセス可能時間帯を変更して設定した各種のデジ
タルコードを作成して、発行媒体により、該当するコー
ドの掲載を変えることも可能である。
【0016】簡単な入力技術(自動認識技術)によるア
クセス増が、すなわち、ホームページ自体の利用率向上
につながるという認識から、今日、バーコードあるいは
二次元バーコード等を読み取り、その情報を変換、イン
ターネットの所望するアドレスに繋げるビジネスが存在
する。自動認識の便利さを有効利用する点では、今回の
発明と基本を同じにする。しかし、複数の通信の識別情
報をひとつのデジタルコードで一元的に管理する方法
や、さらに、その同じデジタルコードに、(エンコード
・ソフトを利用した)コードの作成者情報をはじめとす
るメタ・データを持たせることはなかった。例えば、二
次元バーコード等のもつデータ容量が大きく、多くの情
報を格納できるにもかかわらず、その特性を活かし、デ
ジタルコード自身に作成者の番号、例えば、代理店ナン
バー等などはなかった。それゆえ、そのデジタルコード
のアクセス統計を得ていても、そのデジタルコードの作
成者情報をあらかじめ、入力・収集するステップがなか
った為、貴重なアクセス情報とデジタルコード作成者情
報とがリンクされていなかった。そのため、各々の立場
における有効な利用促進(課金・インセンティブ供与
等)にまではいたらなかった。
【0017】ここで、あらかじめ、このシステム及び方
法を説明するにあたり、各名称における定義付けを以下
に記す事とする。 システム管理者:ここでは、デジタルコードのエンコー
ドソフト開発者であり、かつ、通信・データ収集・課金
・ASP(アプリケーション・サービス・プロバイダ
ー)等すべてのシステムを管理運営するものをいう。も
しくは、エンコード・ソフト開発者より、すべてのシス
テムの管理運営をするように任せられたもの。 デジタルコード作成者:エンコード・ソフトを使用し
て、デジタルコードを作成するものすべてを指す。一般
ユーザーはもちろん、特に、広告代理店・広告制作プロ
ダクションや媒体発行者が該当する。広告代理店や媒体
発行者が、広告依頼者から依頼を受け媒体の一部に各種
通信の入り口となるデジタルコードをエンコードして記
載する。 広告依頼者:一般に、広告代理店等に広告出稿を依頼す
る者。 広告受給者:一般に紙媒体もしくはデジタル媒体に添付
された当該エンコード・ソフトによって作成されたデジ
タルコードを読み取り可能な機器により読み取り、意図
する通信等を行い、目的とする通信等を行ない、情報等
を取得し、その恩恵を受けたもの。 イメージエンコードシンボル:イメージコード(IM
E)は,電子ファイルを高密度な様式でイメージファイ
ルに出力する多次元コード。色数を8色使ったIME8
から,256色を使ったIME256まで,内容に応じ
て密度を変えることができる。 多焦点レンズ付モバイル・フォン:携帯電話に一体化し
て付けられたCCDカメラ等の光学的な撮像デバイスの
焦点を、通常、人物の顔などを写す焦点距離と共に、紙
などに印刷されたバーコード等を接写することができる
焦点距離など、撮像の際に、異なった焦点距離を持つこ
とが可能な能力をもつ携帯電話を指す。
【0018】今回の発明が解決しようとする課題は、イ
ンターネットを介して行う通信や、見たい番組を好きな
時間に視聴できるビデオ・オン・デマンド(VOD)、
従来からの電話やファックスとによる通信などを含む多
数種類の通信を、例えば、パソコンや携帯情報端末の画
面上やモニター上において希望する通信の種類を選択す
ることにより、一元的に行なえるようにする通信に関す
るシステム及び方法を提供することと、同時に、これま
で収集されなかったメタ・データを積極的に利用して課
金やインセンティブ供与等に活用していくシステム及び
方法を併せて提供することを目的とする。
【0019】メタ・データを利用する場合、第一に、ア
クセス増に対する課金方法である。アクセス数の増加と
いう結果を元に課金する場合、それは成功報酬型課金と
考えられる。例えば、広告依頼主が、広告全体の中にお
いて、URLや電子メール・アドレス等の情報を含んだ
デジタルコードを印刷するよう希望した場合、広告制作
者であり、かつ、(エンコード・ソフトを利用する)デ
ジタルコード作成者である者は、その広告効果として、
アクセス増加を追求すべく、広告文面及び表現を創意工
夫する事が考えられる。すなわち、広告制作者の表現如
何によって、その広告を見たものが、実際に、添付(印
刷)されたデジタルコードを接続のための手段として読
み取る(スキャン)か、否かは、まさに、広告制作者の
表現の優劣によるところとなるものである。よって、例
えば、仮に、一つの広告依頼者が二つの広告制作者(デ
ジタルコード制作者)に対しそれぞれ発注をかけた場合
を想定してみる。デジタルコードの中に含まれるURL
情報等の通信の識別情報やメタ・データ(デジタルコー
ド制作者の番号だけは当然異なる)を同じにする事以外
は、まったく違う印刷物等の媒体や表現方法を使って広
告した時に、結果として、異なったアクセス結果が得ら
れたとする。この場合、デジタルコード発行の際に、そ
の中に含まれるメタ・データのひとつとして、広告作成
者の登録番号が必ず入ることにより、それぞれの広告作
成者ごとのアクセス結果が判明する。
【0020】ここで説明している当発明のうちの『アク
セス数に対する課金方法』は、広告依頼主に対し、アク
セス増に対応する課金を施すものでなく、あくまでもエ
ンコード・ソフトを直接使用する者(例えば広告を直接
制作する広告代理店等)に対して、課金するものであ
る。しかし、デジタルコード制作者(主に広告代理店
等)はこのデジタルコードのアクセス増に対する課金シ
ステムをあらかじめ説明し、仕事を受ける段階で、該当
する広告依頼主との間に任意に成功報酬の契約をしてお
くほうが望ましい。これにより、広告代理店等の制作意
欲を助長し、さらなるエンコード・ソフトの利用、すな
わち、デジタルコードの発行を促すものである。(ま
た、デジタルコード作成者が自らの目的により、デジタ
ルコードを作成する場合があることは自明である。)
【0021】このような促進効果により、短期間のうち
に、当該発明のひとつとして、『アクセス数をもとに課
金する方法』により、エンコード・ソフト、ひいては、
デジタルコードの流通はより早く広められることを可能
にする効果をもたらす。(もちろん、エンコード・ソフ
トに対するデコード(読み取り)ソフトにおいては、C
D−ROMでも、オンラインにしても、無料にして広く
頒布させておくのが望ましい。ただし、このシステムに
おいては、読み取り機器が不可欠なので、そうした光学
的なデジタルコード・リーダーと同梱して、ソフトは無
償で配布されるのが望ましい。あるいは、デコード・モ
ジュールとして、始めから機器に組み込まれるのもよ
い。)ここにおいて、システム管理者は、デジタルコー
ドの作成の出所(メタ・データ)を含んだデジタルコー
ドのアクセスを正確にカウントすることにより、アクセ
ス数が増加したという結果を元に、その受益者負担を、
広告依頼者(実際の受益者)の代理人であるデジタルコ
ード作成者(主に広告代理店等)に対し、そのアクセス
数に比例して、応分の負担を求めることとするものであ
る。さらに、それぞれのデジタルコード作成者(主に広
告代理店等)は、元々の受益者である広告依頼者に対し
て、このシステム管理者より提供された正確なアクセス
データを基本に、その対価を請求することも可能であ
る。(あらかじめ、任意の契約をしておく事が望まし
い)
【0022】しかし、ここにおいて、アクセス数がない
場合、このシステム管理者から、デジタルコード作成者
(主に広告代理店)へのサービスの対価としての請求は
行われない。当然、デジタルコード作成者から、広告依
頼者への請求も、アクセスがなく受益がなかったとして
請求されないことも考えられる。また、システム管理者
がアクセス数の数値を任意に設定することにより、ある
一定時期にその数値に達しなかった場合も、先と同様
に、広告効果がなかったものとみなし、デジタルコード
作成者および、広告依頼者に対し、この一連のシステム
におけるサービスの対価を請求しないこととすることも
できる。(あるいは、メタ・データに課金しない情報を
与えておけば、当然、対価の請求は行われない。)ただ
し、これらの判断の元となるこれらのアクセス情報を広
告依頼主も含め、すべての当事者が明確に確認できるよ
うにアクセス数等の統計データを常に明示しておくよう
にしておく必要がある。よって、アクセスDBに保存さ
れているアクセスのデータを正確に確認するためには、
デジタルコード作成者(主に広告代理店等)のエンコー
ド・ソフト利用時の登録もまた必須である。実際には、
デジタルコードを経由して行われた通信か否かを判断す
るアクセス・カウントを計上するには、物理的な条件に
左右される場合もある。例えば、通信のうち、電話や携
帯電話のアクセスであれば、使用状況を確認できるの
は、限られたNTTを始めとするいわゆる通信キャリア
のみに限定される。むしろ、通信の中でも、インターネ
ットへのアクセス、およびEメールであれば、該当デジ
タルコードの情報が、必ず、システム管理者のサーバを
経由するか、ネットワークに接続された情報処理システ
ムのなかで、自動的にシステム管理者サーバにその記録
が報告されるようにプログラミングしておくことで、ア
クセス・カウントを得ることが可能である。
【0023】次に、メタ・データを利用する場合、第二
として、エンコード・ソフトに記録されるデジタルコー
ド発行数をベースに料金支払いが発生する方法、すなわ
ち、アクセス数の結果とは無関係な、アクセスカウント
サーバーに依存しない従量課金方式が考えられる。ただ
し、利用量に応じて課金するといっても,これは必ずし
も料金が利用量に「比例」するということではない。例
えば,累積利用量といった情報を利用することで,この
システム管理者が指定したある限度まで課金されない
「無料試用」や,ある一定料金を支払うことでそれ以上
は課金されない「買い取り」といった課金方法もでき
る。あらかじめ、デジタルコードを作成できる数量を
「発行可能な数量」として、エンコード・ソフトに許可
しておく事もできる。「発行可能な数量」は、ポイント
等の表現を用いて、常に、利用者がエンコード・ソフト
のグラフィカル・ユーザー・インターフェイスにおいて
確認できるようにしておく事が望ましい。また、「発行
可能な数量」(ポイント数)が減少してきた場合、シス
テム管理者との間に、オンライン決済等を利用して、追
加入金する事により、該当エンコード・ソフトに、更な
る新規の発行可能なポイント、すなわち、「発行可能な
数量」を追加する事も可能である。そういった個々のソ
フトのエンコード時の利用方法もデータとして、デジタ
ルコードに含ませることも有用なメタ・データとして機
能する。
【0024】エンコード・ソフトには、『機能制限版』
や『連続使用時間限定版』など、あらかじめ指定してお
いた固定のコードを織り込むことによって、課金プロセ
スを経ないで、インターネット等の通信を可能にするこ
ともできるデジタルコードを作成できる。このような情
報もメタ・データとしてあらかじめ含ませることが可能
である。例えば、『機能制限版』の場合、このデジタル
コード化できる通信の種類や各アプリケーション用の拡
張記号・番号を制限することが考えられる。例えば、携
帯電話番号・メールアドレスへのアクセスを対象に、そ
の情報のみをコード化する場合はエンコード使用料を無
料にすることができるようにしておく事も可能である。
さらには、インターネットのURLをデジタルコード化
すること以外はすべての通信や拡張記号・番号をコード
化できるようにして、無料でエンコード・ソフトを配布
することも可能である。これも、エンコード・ソフト、
ひいては、デジタルコードを広く流通させるひとつの方
法である。
【0025】このように、エンコードの方法及び状況に
応じた課金方法をもメタ・データとして含む事が可能で
ある為、すべてのメタ・データをその中身を示唆するマ
ークで表現して、当該デジタルコードを読み取る以前
に、当該デジタルコードの近くに付しておくことは、ユ
ーザーの利便を図る上で有用である。また、実際、デジ
タルコードが印刷の美観を損ねたりすることや、デザイ
ン等を配慮して、印刷の際に、不可視インク等を用いて
印刷されたステルス・コードであってもよく、その際に
は、赤外光から紫外光までの任意の波長を照射すること
ができる光学式リーダー等を用いる。
【0026】なお、先に記した、アクセス増に対する課
金システム及び方法、と、デジタルコード発行の数量を
ベースに従量課金するシステム及び方法のいずれにおい
ても、エンコード・ソフトの流通形態としては、磁気デ
ィスク、CD−ROM,固体メモリなどの記録媒体の
他、ネットワーク、衛星などの通信媒体を利用すること
ができる。
【0027】メタ・データを利用する場合、その第三と
して、アプリケーション(エンコード・ソフト)はユー
ザー側にインストールしないで、このシステム管理者側
に設置するサーバにインストールするシステム及び方法
も想定される。インターネットを通じて,一つのデータ
センターから複数のユーザーに対してアプリケーション
の利用料に応じて機能を提供するシステム及び方法であ
る。デジタルコード作成者に必要なのは、インターネッ
トに接続できるクライアント環境(パソコン,ブラウザ
ソフト)およびデジタルコードの読み取り機器のみであ
る。これは、エンコード・ソフト所有に対して課金する
のではなく,電気や電話などと同じように,利用者がど
のくらいデジタルコードを作成したかに応じて課金する
ものである。原理的には,このシステム管理者側のサー
バで処理できる課金システムおよび方法ならばどのよう
な料金体系であっても実現可能なので,利用者に快適な
様々な料金体系を設定することができる。
【0028】ここでもまた、上記にある第一、第二のメ
タ・データを利用するシステム及び方法と同様に、デジ
タルコード作成時に、メインである複数の通信識別記号
とメタ・データを表現するマークを、目的に応じて、当
該デジタルコードの近くに可視的に付しておくことも有
用である。その際、当該デジタルコードを不可視インク
で印刷しておくこともできる。
【0029】さらには、デジタルコード制作者へ課金す
ることよりも、このシステム自身の普及促進のため、む
しろ、逆にエンコード・ソフトの無料での使用を認め、
さらにはアクセスしてきたユーザーに対し、インセンテ
ィブ供与を与えることも可能である。例えば、このシス
テム管理者が携帯電話の通信キャリアである場合に、こ
のシステムの普及促進を図りたい場合、該当デジタルコ
ードを使ってアクセスしてきたユーザーに対し、インセ
ンティブとして、この通信アクセス(携帯電話および携
帯メール、携帯ウェブ)に対し、無料通話のポイントを
提供する企画なども可能である。
【0030】では、このような機能をもたせたデジタル
コードをどのような場面で実際に活用していく事が可能
かを以下に記す。例えば、駅張りポスター、電柱広告、
あるいは観光地での案内板など、それぞれにURL・電
話番号等をデジタルコード化して印刷しておく。これを
読み取り可能なデバイスにより読み取ることにより、そ
の場で必要な情報を容易に取得できるサービスを提供で
きる。また、商品そのものに、ホームページ・サイトへ
のURLアドレスや電話番号等の通信情報をデジタルコ
ード化して印刷しておくことにより、その場で商品を直
接購入するようなアクションを起こさせる事もできる。
この場合、単にモノ(商品)であるだけでなく、企業と
消費者が情報をやり取りするためのメディアとしての機
能を果たす。このような形態は、オン・デマンドで、顧
客の満足度を上げることが可能になる。ただ、広告や商
品を見てもらうだけでなく、即、購買行動につながるよ
うなアクションを提起させる、いわゆる『コンバージョ
ン率』を高める効果があると考えられる。また、既に、
映画等のエンターテイメントや(デジタル化の進展に伴
い)地上波放送などの番組をデジタル化して、見たい番
組を好きな時間に視聴できるビデオ・オン・デマンド
(VOD)が普及しつつある。その際、各番組毎につけ
られた識別番号をデジタル・コード化して提供すること
も可能である。この場合、主たる番組と同時にこれらに
関する情報のホームページ情報も併せてひとつのデジタ
ルコード化しておくと、エンドユーザーにとっては便利
であるし、広告主としても相乗効果を期待できる。
【0031】
【課題を解決するための手段】インターネット接続され
た状況において、URL情報等を含んだバーコード、二
次元バーコード等のデジタルコードを自動認識すること
により、目的とするサイトに瞬時にアクセスさせること
が可能である。また、それと同時に、このデジタルコー
ド生成時にメタ・データとして入力された情報も併せて
取得することも可能である。ここにおいて、その実施す
るにあたり、システムを稼動させるには、デジタルコー
ド作成者側として、デジタルコード等を自動認識する機
器(デコード・モジュールを含むと考える)とそれにイ
ンターネット接続されたPC等、もしくは光学式のデジ
タルコード・リーダーと一体化した携帯電話、特定のバ
ーコード・二次元バーコード等のデジタルコードのエン
コード・モジュール、一方、システムの管理者側では、
エンコード・ソフトを有するユーザーID・DB(デー
タベース)サーバ、通信の種類毎のアクセスを管理する
アクセスDBサーバ、通信アクセスから生じるアクセス
の記録に付随するメタ・データを記録するメタ・データ
DBサーバ、課金・入金情報を管理する課金DBサー
バ、ASPでデジタルコード作成を提供するアプリケー
ション・サーバ等、がこのシステムの構成要素として考
えられる。
【0032】本発明は、デジタルコードを用いて通信の
相手先を識別する通信、およびメタ・データ収集に基づ
く課金・インセンティブ供与システムに関する。このシ
ステムは、システム管理者がデジタルコードのエンコー
ド・ソフトを流通させる手段と、デジタルコード作成者
が自らをシステム管理者に登録する手段と、広告依頼者
から依頼を受けたデジタルコード作成者もしくはデジタ
ルコード作成者自身が依頼者や自己の目的により、所定
のデータを入力してデジタルコードを作成する手段と、
作成された前記デジタルコードを印刷して配布・広告す
る、もしくはデジタルデータとして流通させる手段と、
それぞれの通信相手先に対応する前記デジタルコードを
付した通信相手先指定手段と、通信の種類を選択する手
段と、前記通信相手先指定手段上のデジタルコードを読
み取る手段と、前記デジタルコードの読み取りに応答し
て、前記デジタルコードに含まれるデジタル情報を、そ
れに対応し前記選択された種類の通信における相手先の
識別コードに変換する手段と、前記識別コードにより特
定される通信相手先に前記選択された種類の通信を行う
手段と、前記選択されアクセスがあった通信および通信
に付随して読み取られたメタ・データを管理者サーバで
記録する手段と記録されたアクセス数やメタ・データに
含まれた条件に応じて、システムの管理者が、その対象
者に課金、もしくは、インセンティブの供与をする手段
と、から構成される。
【0033】また、エンコード・ソフトの利用環境に応
じて、それぞれ、登録されたエンコードソフトにおい
て作成した前記デジタルコードの数量を管理者サーバに
報告する手段と、登録されたエンコードソフトにおいて
作成したデジタルコードの数量に応じてデジタルコード
作成者がシステム管理者に料金を支払う手段。あるい
は、登録されたエンコード・ソフトにおいて作成した
前記デジタルコードの数量を、あらかじめエンコード・
ソフトに許可されていた数量から減ずる手段と、デジタ
ルコード作成者が前記エンコード・ソフトにおけるデジ
タルコード制作における発行数量を増加させるために、
オンライン等によりシステム管理者に入金し、前記エン
コード・ソフトにおけるデジタルコード発行許可数量を
増す手段。あるいは、課金およびデジタルコード作成
者の入金確認をもって、システム管理者が、前記デジタ
ルコードをデジタルコード作成者にダウンロード可能に
する手段と、デジタルコード作成者がダウンロードした
前記デジタルコードを保存する手段。これらが、適宜、
変更追加されて構成される。
【0034】また、本発明はデジタルコードを用いて通
信の相手先を識別する通信、およびメタ・データ収集に
基づく課金方法に関する。この方法は、システム管理者
がデジタルコードのエンコード・ソフトを流通させるス
テップと、デジタルコード作成者が自らをシステム管理
者に登録するステップと、広告依頼者から依頼を受けた
デジタルコード作成者もしくはデジタルコード作成者自
身が依頼者や自己の目的により、所定のデータを入力し
てデジタルコードを作成するステップと、作成された前
記デジタルコードを印刷して配布・広告する、もしくは
デジタルデータとして流通させるステップと、それぞれ
の通信相手先に対応する前記デジタルコードを付した通
信相手先指定手段を提供するステップと、通信の種類を
選択するステップと、前記通信相手先指定手段上のデジ
タルコードを読み取るステップと、前記デジタルコード
の読み取りに応答して、前記デジタルコードに含まれる
デジタル情報を、それに対応し前記選択された種類の通
信における相手先の識別コードに変換するステップと、
前記識別コードにより特定される通信相手先に前記選択
された種類の通信を行うステップと、前記選択されアク
セスがあった通信および通信に付随して読み取られたメ
タ・データを管理者サーバーで記録するステップと、記
録されたアクセス数やメタ・データに含まれた条件に応
じて、その対象者に課金、もしくは、インセンティブの
供与をするステップと、から構成される。
【0035】また、エンコード・ソフトの利用環境に応
じて、それぞれ、登録されたエンコード・ソフトにお
いて作成した前記デジタルコードの数量を管理者サーバ
に報告するステップと、登録されたエンコード・ソフト
において作成したデジタルコードの数量に応じてデジタ
ルコード作成者がシステム管理者に料金を支払うステッ
プ。あるいは、登録されたエンコード・ソフトにおい
て作成した前記デジタルコードの数量を、あらかじめエ
ンコード・ソフトに許可されていた数量から減ずるステ
ップと、デジタルコード作成者が前記エンコード・ソフ
トにおけるデジタルコード制作における発行数量を増加
させるために、オンライン等によりシステム管理者に入
金し、前記エンコード・ソフトにおけるデジタルコード
発行許可数量を増すステップ。あるいは、課金および
デジタルコード作成者の入金確認をもって、システム管
理者が、前記デジタルコードをデジタルコード作成者に
ダウンロード可能にするステップと、デジタルコード作
成者がダウンロードした前記デジタルコードを保存する
ステップ。これらが、適宜、変更追加されて構成され
る。
【0036】
【発明の実施の形態】本発明の実施例である通信システ
ムでは、通信の相手先を識別する情報を一元的に記録し
たデジタルコードとして、二次元バーコードを利用す
る。この二次元バーコードの例として、QRコードがあ
るが、別の規格によるものでもよい。従来から広く普及
している一次元バーコードは、十分な記憶容量は有して
いないので、ここではデジタルコードとして、二次元バ
ーコードのQRコードを実施例として用いる。最初に通
信の相手先を識別する情報として、URLアドレス、携
帯電話番号、電話番号、電子メール・アドレス、等を記
憶させる。次に、同じデジタルコードに、デジタルコー
ド作成者番号、コードの有効期限、バージョン情報、等
のいわゆるメタ・データを記憶させる。
【0037】図1には、本発明の実施例による通信・課
金・メタデータ収集システムの概略図が示されている。
この通信システムは、例えば、デジタルコード作成者側
にモデムやターミナル・アダプタ等を有し通信機能を備
えているパーソナル・コンピュータ(以下では、単にパ
ソコンと称する)1から構成される。このパソコン1に
は、光学式のデジタルコード・リーダ2、キーボード
3、マウス4、プリンタ5、スキャナ6、マイクロフォ
ン7、及びスピーカ8が、接続されている。なお、プリ
ンタ5の代わりに、より本格的な印刷用製版システム
(図示せず)を用いてもよい。更に、このパソコン1
は、電話回線または、ADSL回線または、光ファイバ
ーまたは、CATV回線等9を介して、インターネット
10に接続されている。システム管理者11において
は、ネット上で接続されていて、通信の種別毎のアクセ
スを管理するアクセスDB(データベース)サーバ12
と、アクセスと同時に付随して得られるメタ・データD
Bサーバ13、課金・入金情報を管理する課金DBサー
バ14、ユーザーID・DB15、ASPサービスを提
供するためのアプリケーション・サーバ16を備えてい
る。
【0038】最初に、システム管理者11から、磁気デ
ィスク・CD−ROM・固体メモリなどの記録媒体、も
しくは、ネットワーク・衛星などの通信媒体により提供
されたエンコード・ソフト19を、デジタルコード作成
者が管理するパソコン1にインストールする。その際、
デジタルコード作成者は、エンコード・ソフト19の利
用者として、自らのID情報をシステム管理者11にネ
ットワークを使って登録する。(ユーザーID・DBサ
ーバ15)これは、メタ・データとして、後に作成され
るデジタルコードに含まれるデジタルコードの出所情報
として反映される。この時、同時に、課金時の支払い方
法も具体的に契約するものとする。例えば、支払いをカ
ード引き落としにする場合、カードの種別、カードの加
入番号、カードの有効期限などを入力することになる。
(課金DBサーバ14)
【0039】次に、デジタルコード作成者が、広告依頼
者から依頼を受けた場合や、自己の目的により、デジタ
ルコードを作成する場合、あらかじめ、このパソコン1
にインストールされたエンコード・ソフト19を起動さ
せる。デジタルコード作成者は、エンコード・ソフトが
示すグラフィカル・ユーザー・インターフェイス上で、
希望するデジタルコード化したい情報を所定の位置に入
力し、目的とするデジタルコード17を作成し、保存
し、印刷する。
【0040】実際に、こうして作成されたデジタルコー
ドが本来の機能を果たすか検証するために、光学式のデ
ジタルコード・リーダー2は、識別タグ18上に印刷さ
れた通信相手先を識別するための情報が記録されたデジ
タルコード17を走査して、記録された通信等の識別情
報及び付随するメタ・データを読み取る。この時、デジ
タルコード17は、デザイン等を配慮して、不可視イン
ク等を用いて印刷された不可視コードであってもよく、
その際には、赤外光から紫外光までの任意の波長の光を
照射することができる光学式のデジタルコード・リーダ
ーを用いる。そうすることにより、印刷場所が限られた
地図の上などに、地図の記載を邪魔しない態様で、デジ
タルコード17を印刷することもできる。
【0041】さらに、こうして読み取られた通信等の識
別情報に基づいて、特定の通信アプリケーションが起動
し、目的とする通信が行われる。ただし、メタ・データ
の中に、このデジタルコードの接続のための有効期限が
含まれている場合は、期限切れ後においては、選択した
通信のアプリケーションが起動しないことは自明であ
る。
【0042】このように、デジタルコード作成者によっ
て作成されたデジタルコードが、紙媒体等に記載され広
く配布され、不特定多数の者より、該当デジタルコード
が読み取られ、それぞれの目的とする通信等が行われた
とする。システム管理者11は、ある特定期間に、一定
以上のアクセスがあったかどうかをリアルタイムにアク
セスDB(データベース)サーバ12に照会する。この
時、一定以上のアクセスがあった場合、エンコード・ソ
フト19のユーザー登録時に、あらかじめ、システム管
理者とデジタルコード作成者との間に結ばれていた契約
に基づき、広告効果があったとみなして課金することも
可能である。これは、最初に、エンコード・ソフト19
をインストールする際に、決済口座からの引き落とし等
の契約が結ばれていれば、課金DBサーバ14から、自
動的に決済通知をデジタルコード作成者に求めることが
可能である。もしくは、アクセス結果の情報を、電子メ
ールや郵便等を使って通知した後に、入金を求めること
も可能である。
【0043】また、このシステムを管理する上で、特に
アクセスのデータに関しては、その正確性・信憑性の側
面から第三者的中立性が求められる。よって、アクセス
DBサーバ12を専門に管理する業者に管理運営を委任
することも、このシステム及び方法を広く普及せしめる
には効果大である。
【0044】また図1では、光学式のデジタルコード・
リーダー2は、パソコン1の本体とは独立に構成されて
いる。しかし、デスクトップ型のパソコン1を用いるこ
となく、デジタルコード・リーダーを、通信機能を備え
た携帯型の情報端末の一部として、更には、携帯電話や
ハンドヘルド型の無線端末の一部に一体化することもで
きる。さらには、多焦点レンズ付携帯電話でもよい。こ
れらの通信端末にディスプレイが付属していない場合に
は、又は、付属のディスプレイが例えばウェブの閲覧に
十分ではない場合には、この通信端末を、テレビのセッ
トトップ端末とて用いてもよい。その場合、データは、
赤外線通信やブルートゥースを用いて、やり取りするこ
とができる。
【0045】また、デジタルコード17に近接する場所
に、記号(マーク)等を付すことにより、そのデジタル
コードに含まれる複数の通信の識別情報やいわゆるメタ
・データを示唆してもよい。図2の上段では、デジタル
コード(QRコード)の左上の6つの記号により、この
デジタルコード(QRコード)に含まれている4種類の
通信の識別情報と2種類のメタ・データが示されてい
る。この例では、6つの情報すべてが含まれているわけ
である。この図の下段には、デジタルコード(QRコー
ド)が不可視化されている例が示されている。説明上、
破線枠があるが、実際は存在しない。枠内に、デジタル
コード(QRコード)が不可視インクで印刷されてい
る。更に、このデジタルコード(QRコード)が、流通
業界などで用いられている従来型のバーコードとは異な
り、本発明による通信相手先の識別目的のものであるこ
とを示してもよい。デジタルコード17は、通常は、シ
ール状の識別タグ18に印刷される。あるいは、例え
ば、コンピュータの画面上で、画像ファイルとして作成
したデジタルコードを特定の印刷すべき原稿に貼りつけ
ることにより、その印刷原稿と一体として印刷してもよ
い。そうすることにより、デジタルコードを広範囲な媒
体上で供給することができる。
【0046】およそ、印刷可能な媒体であれば、どのよ
うな媒体でもかまわない。新聞折り込み広告、雑誌の特
定のページ、地方自治体発行の広報誌、駅前などで手渡
しされるビラなど、可能性は広い。識別タグ18は、シ
ール状になっているので、利用者は、後で、自分のパソ
コンを用いて後でアクセスしたいと考える情報を選択し
て分離し、例えば、ノートや手帳に貼っておくこともで
きる。
【0047】図3には、本発明で使用可能なデジタルコ
ード(QRコード)が、名刺に印刷されている例が示さ
れている。
【0048】図4には、デジタルコードに記録されるレ
コード及びファイルの構成例を示している。
【0049】図5には、図1のパソコン1のディスプレ
イ上に表示されるエンコード・ソフトのグラフィカル・
ユーザー・インターフェイスの例が示されている。上部
に、複数のアイコンを含む読み取り済み、もしくは、作
成中の、デジタルコード確認ウィンドウがある。
【0050】各欄には、具体的に各種通信識別情報(U
RL、電子メール、携帯電話番号、等)および各種メタ
・データの入力欄(デジタルコードが読み取られた場
合、表示欄)がある。パソコン1を起動して、最初にこ
の画面が表示されるときは、これらの欄は、空欄になっ
ている。光学式のデジタルコード・リーダー2を用い
て、デジタルコード17を走査することにより、符号化
されている各種通信の識別情報およびメタ・データ等が
読み取られ、欄の中に、具体的なURL、メタ・データ
等が読み取られる。
【0051】あるいは、任意に希望するデジタルコード
を作成する場合、ユーザーが直接にURL等をキーボー
ドを介して入力し、それに相当するデジタルコードを、
プリンタ5から出力することも可能である。あるいは、
既存のデジタルコード17を走査することによって、特
定のURL等を入力して画面に取り込み、その情報を、
ユーザーの希望する態様で、デジタルコードとしてプリ
ントアウトすることもできる。URL等のための欄の左
側にあるチェック用の正方形の欄は、デジタルコードの
プリントアウトの際に、その情報をそのデジタルコード
に含ませるかどうかを指定するためのものである。例え
ば、URLが画面に表示されていても、この小さな欄が
チェックされていなければ、プリントアウトはされな
い。この小さな欄の機能によって、上述のように、希望
する情報だけを選択して、デジタルコード化できる。
【0052】電話をかける場合には、マイクロフォン7
とスピーカ8とを用いて対話する。パソコン1に接続さ
れたマイクロフォンとスピーカでなく、通常の電話機
(図示せず)をもちいてもよい。電子メールを送信する
場合には、この通信方法を選択してもそれだけでは終わ
りではなく、もちろん、文章を作成しなければならな
い。文章作成は、通常のワープロ・ソフトウェアやエデ
ィタを用いてもよいし、専用のソフトウェアを用いて音
声入力してもよい。ファックス通信を選択する場合に
は、原稿をスキャナ6を用いてイメージ入力するか、又
は、パソコン1で作成したファイルが、相手先のファッ
クス装置に出力されるように、設定してから送信を行
う。また、パソコン1上で作成した原稿だけでなく、通
常のファックスを用いてもよい。
【0053】以上で説明したグラフィカル・ユーザ・イ
ンターフェースは、デスクトップ・パソコン以外の、例
えば、光学的デジタルコード・リーダーが一体的に組み
込まれた携帯情報端末、多焦点レンズ付モバイル・フォ
ンにおいても同様である。ただし、その場合には、マウ
スではなく、専用のペンなどの入力デバイスを用いる。
また、小型の携帯情報端末、多焦点レンズ付モバイル・
フォンなどでは、使用の際の容易さのために、各機能を
起動するアイコンを、物理的に押下できるボタン等とし
て構成することも可能であることは、当業者には明らか
である。
【0054】図6には、本発明の通信システムを用い
て、通信を行うプロセスが示されている。(特に、アク
セスカウントを元に課金する場合を図示した)各種の通
信にアクセスできる環境が前提なのは、言うまでもな
い。プロセスは、ステップ701で開始される。ステッ
プ702で、あらかじめインストールされているデコー
ド(読み取り)ソフトを立ち上げる。ステップ703で
は、デジタルコード・リーダー2を用いて、デジタルコ
ード17を走査し、デジタルコードに記録されている通
信相手先の識別情報を読み出す。読み出された相手先情
報は、パソコン1のディスプレイ上に表示される。この
表示を見て、ユーザーは、この相手先を希望するのかど
うかをステップ704で確認する。これでよい場合に
は、ステップ705に進む。また、メタ・データに含ま
れたデジタルコードの有効期限が切れていた場合、この
デジタルコードは機能しないので終了となる。(ステッ
プ706、716)希望の相手先でない場合には、具体
的な識別情報をキーボード3から入力する(ステップ7
07)。ステップ705では、どの種類の通信を行うの
かを、ディスプレイ上のアイコンをマウス4を用いてク
リックして選択する。これにより、選択したソフトウェ
アが起動される。(ステップ708) ステップ707で行うように、ある特定のホームページ
にアクセスするために、具体的な個別のURLを、実際
に、キーボード3を介して、パソコン1に入力すること
も行われる。これは、ホームページへのアクセスだけで
なく、メール・アドレスを有する特定の個人に電子メー
ルを送信する場合などにも同様である。URLや電子メ
ール・アドレスは、英数字と記号との組合せであり、こ
の英数字及び記号の組合せが正確に入力できなければ、
インターネット上での目的地に到達できない。しかし、
特に、URLに顕著であるが、かなり長い場合があり、
正確な入力は、必ずしも容易ではない。また、ブラウザ
の画面上でURLを指定するための欄は、長いURLを
表示するという理由もあって、1つの文字はかなり小さ
く、確認が容易でない場合もある。このような場合で
も、本発明による通信システムでは、デジタルコードを
介して、瞬間的に、URLを入力することができる。次
に、あらかじめプログラミングされた方法で、読み取ら
れたメタ・データ付通信信号が、システム管理者サーバ
に送られる(ステップ709)と同時に、メタ・データ
が切り離された通信信号が送られ、選択された通信が行
われる。(ステップ710) 次に、システム管理者のアクセスDBサーバ12とメタ
・データDBサーバ13に、アクセス情報が蓄積され
る。(ステップ711) 次に、ある一定の条件に適合するアクセスに対し課金可
能になったら、システム管理者は課金DBサーバ14か
ら、登録されているデジタルコード作成者に対し、課金
する。(ステップ712)デジタルコード作成者からの
入金情報は、課金DBサーバ14に蓄積される。(ステ
ップ713、ステップ716) この際に、エンコード・ソフトを同時にインストールし
て所持している者は、希望すれば、アクセスしている相
手先の識別情報を、デジタルコード化し、保存・印刷す
ることもできる(ステップ714、715、716)。
【0055】
【発明の効果】しかし、本発明の最も著名な効果は、単
に、ユーザーサイド側でURLや電子メール・アドレス
の入力が、個別的に容易に行えるというだけではなく、
デジタルコードが持つ記憶容量に着目し、複数の通信
を、一元的なユーザー・インターフェイスを介して、パ
ソコン1のディスプレイ上や多焦点レンズ付モバイル・
フォンのモニター画面でのマウスやボタンの操作によ
り、自動的・統一的に行える点があることと、システム
の提供側で、その結果、得られたメタ・データに含まれ
るデジタルコード出所情報等とアクセス・データとをリ
ンクさせ、課金・インセンティブ供与のデータとして利
用することにある。
【0056】以上で、本発明の好適実施例を示し、説明
したが、当業者には、本発明の改変、変更及び修正は、
明らかであろう。例えば、デジタルコードなどの通信相
手先識別情報などは、通常の紙以外の種々の媒体上にお
いて提供することも可能である。そのような媒体の例と
しては、CD−ROM、DVD−ROM,光ディスクな
どがある。また、複数通信の識別記号として、IPアド
レス、FTP、G−CODE、TVチャンネル等も想定
される。従って、上述の改変、変更及び修正は、以下の
クレームによって定義される本発明の技術的範囲に含ま
れるものとする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による通信システムの全体の概略図であ
る。
【図2】近接する位置に、その中に符号化されている各
種通信の識別情報を示す記号と、各種メタ・データの種
類を表す記号を付したデジタルコード(QRコード)の
例である。下段には、デジタルコード(QRコード)が
不可視インクで印刷されている例を示す。
【図3】デジタルコード(QRコード)を印刷した名刺
を示す。
【図4】メタ・データDBサーバに記録されるレコード
及びファイルの構成例を示している。
【図5】本発明によるエンコード・ソフト・ユーザーの
PCディスプレイ上の(エンコード・ソフトの)グラフ
ィカル・ユーザ・インターフェースの例である。
【図6】本発明による通信システムの動作を示す流れ図
である。
【符号の説明】
1・・パソコン 2・・光学式のデジタルコード・リーダー 3・・キーボード 4・・マウス 5・・プリンタ 6・・スキャナ 7・・マイクロフォン 8・・スピーカ 9・・電話回線または、ADSL回線または、光ファイ
バーまたは、CATV回線等 10・インターネット 11・システム管理者の全体システム 12・アクセスDBサーバ 13・メタ・データDBサーバ 14・課金DBサーバ 15・ユーザーID・DBサーバ 16・アプリケーション・サーバ(ASP用) 17・デジタルコード 18・識別タグ 19・エンコード・ソフト

Claims (44)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンコード・ソフトを流通させる手段
    と、デジタルコード作成者が自らをユーザー登録する手
    段と、広告依頼者から依頼を受けたデジタルコード作成
    者もしくはデジタルコード作成者自身が依頼者や自己の
    目的により、所定のデータを入力してデジタルコードを
    作成する手段と、作成された前記デジタルコードを印刷
    して配布・広告する、もしくはデジタルデータとして流
    通させる手段と、それぞれの通信相手先に対応する前記
    デジタルコードを付した通信相手先指定手段と、通信の
    種類を選択する手段と、前記通信相手先指定手段上のデ
    ジタルコードを読み取る手段と、前記デジタルコードの
    読み取りに応答して、前記デジタルコードに含まれるデ
    ジタル情報を、それに対応し前記選択された種類の通信
    における相手先の識別コードに変換する手段と、前記識
    別コードにより特定される通信相手先に前記選択された
    種類の通信を行う手段と、前記選択されアクセスがあっ
    た通信および通信に付随して読み取られたメタ・データ
    を記録する手段と、記録されたアクセス数やメタ・デー
    タに含まれた条件に応じて、その対象者に課金、もしく
    は、インセンティブの供与、もしくはサービスの提供を
    する手段と、から構成されることを特徴とするメタ・デ
    ータを利用したデジタルコード流通における通信・課金
    ・データ収集システム。
  2. 【請求項2】 エンコード・ソフトを流通させる手段
    と、デジタルコード作成者が自らをユーザー登録する手
    段と、広告依頼者から依頼を受けたデジタルコード作成
    者もしくはデジタルコード作成者自身が依頼者や自己の
    目的により、所定のデータを入力してデジタルコードを
    作成する手段と、登録されたエンコード・ソフトにおい
    て作成した前記デジタルコードの数量を報告する手段
    と、登録されたエンコード・ソフトにおいて作成したデ
    ジタルコードの数量に応じてデジタルコード作成者が料
    金を支払う手段と、作成された前記デジタルコードを印
    刷して配布・広告する、もしくはデジタルデータとして
    流通させる手段と、それぞれの通信相手先に対応する前
    記デジタルコードを付した通信相手先指定手段と、通信
    の種類を選択する手段と、前記通信相手先指定手段上の
    デジタルコードを読み取る手段と、前記デジタルコード
    の読み取りに応答して、前記デジタルコードに含まれる
    デジタル情報を、それに対応し前記選択された種類の通
    信における相手先の識別コードに変換する手段と、前記
    識別コードにより特定される通信相手先に前記選択され
    た種類の通信を行う手段と、前記選択されアクセスがあ
    った通信および通信に付随して読み取られたメタ・デー
    タを記録する手段と、記録されたアクセス数やメタ・デ
    ータに含まれた条件に応じて、その対象者に課金、もし
    くは、インセンティブの供与、もしくはサービスの提供
    をする手段と、から構成されることを特徴とするメタ・
    データを利用したデジタルコード流通における通信・課
    金・データ収集システム。
  3. 【請求項3】 デジタルコードのエンコード・ソフトを
    流通させる手段と、デジタルコード作成者が自らをユー
    ザー登録する手段と、広告依頼者から依頼を受けたデジ
    タルコード作成者もしくはデジタルコード作成者自身が
    依頼者や自己の目的により、所定のデータを入力してデ
    ジタルコードを作成する手段と、登録されたエンコード
    ・ソフトにおいて作成した前記デジタルコードの数量
    を、あらかじめエンコード・ソフトに許可されていた数
    量から減ずる手段と、デジタルコード作成者が前記エン
    コード・ソフトにおけるデジタルコード制作における発
    行数量を増加させるために、オンライン等により入金
    し、前記エンコード・ソフトにおけるデジタルコード発
    行許可数量を増す手段と、作成された前記デジタルコー
    ドを印刷して配布・広告する、もしくはデジタルデータ
    として流通させる手段と、それぞれの通信相手先に対応
    する前記デジタルコードを付した通信相手先指定手段
    と、通信の種類を選択する手段と、前記通信相手先指定
    手段上のデジタルコードを読み取る手段と、前記デジタ
    ルコードの読み取りに応答して、前記デジタルコードに
    含まれるデジタル情報を、それに対応し前記選択された
    種類の通信における相手先の識別コードに変換する手段
    と、前記識別コードにより特定される通信相手先に前記
    選択された種類の通信を行う手段と、前記選択されアク
    セスがあった通信および通信に付随して読み取られたメ
    タ・データを記録する手段と、記録されたアクセス数や
    メタ・データに含まれた条件に応じて、その対象者に課
    金、もしくは、インセンティブの供与、もしくはサービ
    スの提供をする手段と、から構成されることを特徴とす
    るメタ・データを利用したデジタルコード流通における
    通信・課金・データ収集システム。
  4. 【請求項4】 デジタルコードのエンコード・ソフトを
    ASP(アプリケーション・サービス・プロバイダー)
    として提供する手段と、デジタルコード作成者が自らを
    ユーザー登録する手段と、広告依頼者から依頼を受けた
    デジタルコード作成者もしくはデジタルコード作成者自
    身が依頼者や自己の目的により、所定のデータを入力し
    てデジタルコードを作成する手段と、課金およびデジタ
    ルコード作成者の入金確認をもって、ASPとして提供
    する側が、前記デジタルコードをデジタルコード作成者
    にダウンロード可能にする手段と、デジタルコード作成
    者がダウンロードした前記デジタルコードを保存する手
    段と、作成された前記デジタルコードを印刷して配布・
    広告する、もしくはデジタルデータとして流通させる手
    段と、それぞれの通信相手先に対応する前記デジタルコ
    ードを付した通信相手先指定手段と、通信の種類を選択
    する手段と、前記通信相手先指定手段上のデジタルコー
    ドを読み取る手段と、前記デジタルコードの読み取りに
    応答して、前記デジタルコードに含まれるデジタル情報
    を、それに対応し前記選択された種類の通信における相
    手先の識別コードに変換する手段と、前記識別コードに
    より特定される通信相手先に前記選択された種類の通信
    を行う手段と、前記選択されアクセスがあった通信およ
    び通信に付随して読み取られたメタ・データを記録する
    手段と、記録されたアクセス数やメタ・データに含まれ
    た条件に応じて、その対象者に課金、もしくは、インセ
    ンティブの供与、もしくはサービスの提供をする手段
    と、から構成されることを特徴とするメタ・データを利
    用したデジタルコード流通における通信・課金・データ
    収集システム。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の通信・課金およびデータ
    収集システムにおいて、前記デジタル・コードは、一次
    元バーコードおよび二次元バーコード・二次元コード・
    二次元ドットコード・イメージエンコードシンボルであ
    り、前記デジタル・コード読み取り手段は、一次元バー
    コードおよび二次元バーコード・二次元コード・二次元
    ドットコード・イメージエンコードシンボルを読み取る
    ことができる光学式バーコード・リーダまたは多焦点レ
    ンズ付モバイル・フォンであることを特徴とする通信・
    課金およびデータ収集システム。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の通信・課金およびデータ
    収集システムにおいて、前記デジタル・コードに近接す
    る位置に、前記デジタルコードに含まれる情報の種類を
    視覚的に表現する記号が付されていることを特徴とする
    通信・課金およびデータ収集システム。
  7. 【請求項7】 請求項1記載の通信・課金およびデータ
    収集システムにおいて、前記デジタルコードは、肉眼で
    は見ることができず、しかし、前記読み取り手段によれ
    ば走査可能なインクを用いて印刷されていることを特徴
    とする通信・課金およびデータ収集システム。
  8. 【請求項8】 請求項1記載の通信・課金およびデータ
    収集システムにおいて、前記デジタルコードは、肉眼で
    は見ることができず、しかし、前記読み取り手段によれ
    ば走査可能なインクを用いて印刷されていることを特徴
    とし、かつ、前記デジタルコードに近接する位置に、前
    記デジタルコードに含まれる情報の種類を視覚的に表現
    する記号が付されていることを特徴とする通信・課金お
    よびデータ収集システム。
  9. 【請求項9】 請求項2記載の通信・課金およびデータ
    収集システムにおいて、前記デジタル・コードは一次元
    バーコードおよび二次元バーコード・二次元コード・二
    次元ドットコード・イメージエンコードシンボルであ
    り、前記デジタル・コード読み取り手段は、一次元バー
    コードおよび二次元バーコード・二次元コード・二次元
    ドットコード・イメージエンコードシンボルを読み取る
    ことができる光学式バーコード・リーダまたは多焦点レ
    ンズ付モバイル・フォンであることを特徴とする通信・
    課金およびデータ収集システム。
  10. 【請求項10】 請求項2記載の通信・課金およびデー
    タ収集システムにおいて、前記デジタルコードに近接す
    る位置に、前記デジタルコードに含まれる情報の種類を
    視覚的に表現する記号が付されていることを特徴とする
    通信・課金およびデータ収集システム。
  11. 【請求項11】 請求項2記載の通信・課金およびデー
    タ収集システムにおいて、前記デジタルコードは、肉眼
    では見ることができず、しかし、前記読み取り手段によ
    れば走査可能なインクを用いて印刷されていることを特
    徴とする通信・課金およびデータ収集システム。
  12. 【請求項12】 請求項2記載の通信・課金およびデー
    タ収集システムにおいて、前記デジタルコードは、肉眼
    では見ることができず、しかし、前記読み取り手段によ
    れば走査可能なインクを用いて印刷されていることを特
    徴とし、かつ、前記デジタルコードに近接する位置に、
    前記デジタルコードに含まれる情報の種類を視覚的に表
    現する記号が付されていることを特徴とする通信・課金
    およびデータ収集システム。
  13. 【請求項13】 請求項3記載の通信・課金およびデー
    タ収集システムにおいて、前記デジタル・コードは、一
    次元バーコードおよび二次元バーコード・二次元コード
    ・二次元ドットコード・イメージエンコードシンボルで
    あり、前記デジタル・コード読み取り手段は、一次元バ
    ーコードおよび二次元バーコード・二次元コード・二次
    元ドットコード・イメージエンコードシンボルを読み取
    ることができる光学式バーコード・リーダまたは多焦点
    レンズ付モバイル・フォンであることを特徴とする通信
    ・課金およびデータ収集システム。
  14. 【請求項14】 請求項3記載の通信・課金およびデー
    タ収集システムにおいて、前記デジタルコードに近接す
    る位置に、前記デジタルコードに含まれる情報の種類を
    視覚的に表現する記号が付されていることを特徴とする
    通信・課金およびデータ収集システム。
  15. 【請求項15】 請求項3記載の通信・課金およびデー
    タ収集システムにおいて、前記デジタルコードは、肉眼
    では見ることができず、しかし、前記読み取り手段によ
    れば走査可能なインクを用いて印刷されていることを特
    徴とする通信・課金およびデータ収集システム。
  16. 【請求項16】 請求項3記載の通信・課金およびデー
    タ収集システムにおいて、前記デジタルコードは、肉眼
    では見ることができず、しかし、前記読み取り手段によ
    れば走査可能なインクを用いて印刷されていることを特
    徴とし、かつ、前記デジタルコードに近接する位置に、
    前記デジタルコードに含まれる情報の種類を視覚的に表
    現する記号が付されていることを特徴とする通信・課金
    およびデータ収集システム。
  17. 【請求項17】 請求項4記載の通信・課金およびデー
    タ収集システムにおいて、前記デジタル・コードは、一
    次元バーコードおよび二次元バーコード・二次元コード
    ・二次元ドットコード・イメージエンコードシンボルで
    あり、前記デジタル・コード読み取り手段は、一次元バ
    ーコードおよび二次元バーコード・二次元コード・二次
    元ドットコード・イメージエンコードシンボルを読み取
    ることができる光学式バーコード・リーダまたは多焦点
    レンズ付モバイル・フォンであることを特徴とする通信
    ・課金およびデータ収集システム。
  18. 【請求項18】 請求項4記載の通信・課金およびデー
    タ収集システムにおいて、前記デジタルコードに近接す
    る位置に、前記デジタルコードに含まれる情報の種類を
    視覚的に表現する記号が付されていることを特徴とする
    通信・課金およびデータ収集システム。
  19. 【請求項19】 請求項4記載の通信・課金およびデー
    タ収集システムにおいて、前記デジタルコードは、肉眼
    では見ることができず、しかし、前記読み取り手段によ
    れば走査可能なインクを用いて印刷されていることを特
    徴とする通信・課金およびデータ収集システム。
  20. 【請求項20】 請求項4記載の通信・課金およびデー
    タ収集システムにおいて、前記デジタルコードは、肉眼
    では見ることができず、しかし、前記読み取り手段によ
    れば走査可能なインクを用いて印刷されていることを特
    徴とし、かつ、前記デジタルコードに近接する位置に、
    前記デジタルコードに含まれる情報の種類を視覚的に表
    現する記号が付されていることを特徴とする通信・課金
    およびデータ収集システム。
  21. 【請求項21】 エンコード・ソフトを流通させるステ
    ップと、デジタルコード作成者が自らをユーザー登録す
    るステップと、広告依頼者から依頼を受けたデジタルコ
    ード作成者もしくはデジタルコード作成者自身が依頼者
    や自己の目的により、所定のデータを入力してデジタル
    コードを作成するステップと、作成された前記デジタル
    コードを印刷して配布・広告する、もしくはデジタルデ
    ータとして流通させるステップと、それぞれの通信相手
    先に対応する前記デジタルコードを付した通信相手先指
    定手段を提供するステップと、通信の種類を選択するス
    テップと、前記通信相手先指定手段上のデジタルコード
    を読み取るステップと、前記デジタルコードの読み取り
    に応答して、前記デジタルコードに含まれるデジタル情
    報を、それに対応し前記選択された種類の通信における
    相手先の識別コードに変換するステップと、前記識別コ
    ードにより特定される通信相手先に前記選択された種類
    の通信を行うステップと、前記選択されアクセスがあっ
    た通信および通信に付随して読み取られたメタ・データ
    を記録するステップと、記録されたアクセス数やメタ・
    データに含まれた条件に応じて、その対象者に課金、も
    しくは、インセンティブの供与、もしくはサービスの提
    供をするステップと、から構成されることを特徴とする
    メタ・データを利用したデジタルコード流通における通
    信・課金・データ収集方法。
  22. 【請求項22】 請求項21記載の通信・課金・データ
    収集方法において、前記デジタルコードは、一次元バー
    コードおよび二次元バーコード・二次元コード・二次元
    ドットコード・イメージエンコードシンボルであり、前
    記デジタルコード読み取りステップは、一次元バーコー
    ドおよび二次元バーコード・二次元コード・二次元ドッ
    トコード・イメージエンコードシンボルを読み取ること
    ができる光学式バーコード・リーダまたは多焦点レンズ
    付モバイル・フォンであることを特徴とする通信・課金
    ・データ収集方法。
  23. 【請求項23】 請求項21記載の通信・課金・データ
    収集方法において、前記デジタルコードに近接する位置
    に、前記デジタルコードに含まれる情報の種類を視覚的
    に表現する記号が付されていることを特徴とする通信・
    課金・データ収集方法。
  24. 【請求項24】 請求項21記載の通信・課金・データ
    収集方法において、前記デジタルコードは、肉眼では見
    ることができず、しかし、前記読み取りステップによれ
    ば走査可能なインクを用いて印刷されていることを特徴
    とする通信・課金・データ収集方法。
  25. 【請求項25】 請求項21記載の通信・課金・データ
    収集方法において、前記デジタルコードは、肉眼では見
    ることができず、しかし、前記読み取りステップによれ
    ば走査可能なインクを用いて印刷されていることを特徴
    とし、かつ、前記デジタルコードに近接する位置に、前
    記デジタルコードに含まれる情報の種類を視覚的に表現
    する記号が付されていることを特徴とする通信・課金・
    データ収集方法。
  26. 【請求項26】 エンコード・ソフトを流通させるステ
    ップと、デジタルコード作成者が自らをユーザー登録す
    るステップと、広告依頼者から依頼を受けたデジタルコ
    ード作成者もしくはデジタルコード作成者自身が依頼者
    や自己の目的により、所定のデータを入力してデジタル
    コードを作成するステップと、登録されたエンコード・
    ソフトにおいて作成したデジタルコードの数量を報告す
    るステップと、登録されたエンコード・ソフトにおいて
    作成したデジタルコードの数量に応じてデジタルコード
    作成者が料金を支払うステップと、作成された前記デジ
    タルコードを印刷して配布・広告する、もしくはデジタ
    ルデータとして流通させるステップと、それぞれの通信
    相手先に対応するデジタルコードを付した通信相手先指
    定手段を提供するステップと、通信の種類を選択するス
    テップと、前記通信相手先指定手段上のデジタルコード
    を読み取るステップと、前記デジタルコードの読み取り
    に応答して、前記デジタルコードに含まれるデジタル情
    報を、それに対応し前記選択された種類の通信における
    相手先の識別コードに変換するステップと、前記識別コ
    ードにより特定される通信相手先に前記選択された種類
    の通信を行うステップと、前記選択されアクセスがあっ
    た通信および通信に付随して読み取られたメタ・データ
    を記録するステップと、記録されたアクセス数やメタ・
    データに含まれた条件に応じて、その対象者に課金、も
    しくは、インセンティブの供与、もしくはサービスの提
    供をするステップと、から構成されることを特徴とする
    メタ・データを利用したデジタルコード流通における通
    信・課金・データ収集方法。
  27. 【請求項27】 請求項26記載の通信・課金・データ
    収集方法において、前記デジタル・コードは、一次元バ
    ーコードおよび二次元バーコード・二次元コード・二次
    元ドットコード・イメージエンコードシンボルであり、
    前記デジタルコード読み取りステップは、一次元バーコ
    ードおよび二次元バーコード・二次元コード・二次元ド
    ットコード・イメージエンコードシンボルを読み取るこ
    とができる光学式バーコード・リーダまたは多焦点レン
    ズ付モバイル・フォンであることを特徴とする通信・課
    金・データ収集方法。
  28. 【請求項28】 請求項26記載の通信・課金・データ
    収集方法において、前記デジタルコードに近接する位置
    に、前記デジタルコードに含まれる情報の種類を視覚的
    に表現する記号が付されていることを特徴とする通信・
    課金・データ収集方法。
  29. 【請求項29】 請求項26記載の通信・課金・データ
    収集方法において、前記デジタルコードは、肉眼では見
    ることができず、しかし、前記読み取りステップによれ
    ば走査可能なインクを用いて印刷されていることを特徴
    とする通信・課金・データ収集方法。
  30. 【請求項30】 請求項26記載の通信・課金・データ
    収集方法において、前記デジタルコードは、肉眼では見
    ることができず、しかし、前記読み取りステップによれ
    ば走査可能なインクを用いて印刷されていることを特徴
    とし、かつ、前記デジタルコードに近接する位置に、前
    記デジタルコードに含まれる情報の種類を視覚的に表現
    する記号が付されていることを特徴とする通信・課金・
    データ収集方法。
  31. 【請求項31】 エンコード・ソフトを流通させるステ
    ップと、デジタルコード作成者が自らをユーザー登録す
    るステップと、広告依頼者から依頼を受けたデジタルコ
    ード作成者もしくはデジタルコード作成者自身が依頼者
    や自己の目的により、所定のデータを入力してデジタル
    コードを作成するステップと、登録されたエンコード・
    ソフトにおいて作成した前記デジタルコードの数量を、
    あらかじめエンコード・ソフトに許可されていた数量か
    ら減ずるステップと、デジタルコード作成者が前記エン
    コード・ソフトにおけるデジタルコード制作における発
    行数量を増加させるために、オンライン等により入金
    し、前記エンコード・ソフトにおけるデジタルコード発
    行許可数量を増すステップと、作成された前記デジタル
    コードを印刷して配布・広告する、もしくはデジタルデ
    ータとして流通させるステップと、それぞれの通信相手
    先に対応するデジタルコードを付した通信相手先指定手
    段を提供するステップと、通信の種類を選択するステッ
    プと、前記通信相手先指定手段上のデジタルコードを読
    み取るステップと、前記デジタルコードの読み取りに応
    答して、前記デジタルコードに含まれるデジタル情報
    を、それに対応し前記選択された種類の通信における相
    手先の識別コードに変換するステップと、前記識別コー
    ドにより特定される通信相手先に前記選択された種類の
    通信を行うステップと、前記選択されアクセスがあった
    通信および通信に付随して読み取られたメタ・データを
    記録するステップと、記録されたアクセス数やメタ・デ
    ータに含まれた条件に応じて、その対象者に課金、もし
    くは、インセンティブの供与、もしくはサービスの提供
    をするステップと、から構成されることを特徴とするメ
    タ・データを利用したデジタルコード流通における通信
    ・課金・データ収集方法。
  32. 【請求項32】 請求項31記載の通信・課金・データ
    収集方法において、前記デジタル・コードは、一次元バ
    ーコードおよび二次元バーコード・二次元コード・二次
    元ドットコード・イメージエンコードシンボルであり、
    前記デジタルコード読み取りステップは、一次元バーコ
    ードおよび二次元バーコード・二次元コード・二次元ド
    ットコード・イメージエンコードシンボルを読み取るこ
    とができる光学式バーコード・リーダまたは多焦点レン
    ズ付モバイル・フォンであることを特徴とする通信・課
    金・データ収集方法。
  33. 【請求項33】 請求項31記載の通信・課金・データ
    収集方法において、前記デジタルコードに近接する位置
    に、前記デジタルコードに含まれる情報の種類を視覚的
    に表現する記号が付されていることを特徴とする通信・
    課金・データ収集方法。
  34. 【請求項34】 請求項31記載の通信・課金・データ
    収集方法において、前記デジタルコードは、肉眼では見
    ることができず、しかし、前記読み取りステップによれ
    ば走査可能なインクを用いて印刷されていることを特徴
    とする通信・課金・データ収集方法。
  35. 【請求項35】 請求項31記載の通信・課金・データ
    収集方法において、前記デジタルコードは、肉眼では見
    ることができず、しかし、前記読み取りステップによれ
    ば走査可能なインクを用いて印刷されていることを特徴
    とし、かつ、前記デジタルコードに近接する位置に、前
    記デジタルコードに含まれる情報の種類を視覚的に表現
    する記号が付されていることを特徴とする通信・課金・
    データ収集方法。
  36. 【請求項36】 エンコード・ソフトをASP(アプリ
    ケーション・サービス・プロバイダー)として提供する
    ステップと、デジタルコード作成者が自らをユーザー登
    録するステップと、広告依頼者から依頼を受けたデジタ
    ルコード作成者もしくはデジタルコード作成者自身が依
    頼者や自己の目的により、所定のデータを入力してデジ
    タルコードを作成するステップと、課金およびデジタル
    コード作成者の入金確認をもって、ASPとして提供す
    る側が、前記デジタルコードをデジタルコード作成者に
    ダウンロード可能にするステップと、デジタル・コード
    作成者がダウンロードした前記デジタルコードを保存す
    るステップと、作成された前記デジタルコードを印刷し
    て配布・広告する、もしくはデジタルデータとして流通
    させるステップと、それぞれの通信相手先に対応する前
    記デジタルコードを付した通信相手先指定手段を提供す
    るステップと、通信の種類を選択するステップと、前記
    通信相手先指定手段上のデジタルコードを読み取るステ
    ップと、前記デジタルコードの読み取りに応答して、前
    記デジタルコードに含まれるデジタル情報を、それに対
    応し前記選択された種類の通信における相手先の識別コ
    ードに変換するステップと、前記識別コードにより特定
    される通信相手先に前記選択された種類の通信を行うス
    テップと、前記選択されアクセスがあった通信および通
    信に付随して読み取られたメタ・データを記録するステ
    ップと、記録されたアクセス数やメタ・データに含まれ
    た条件に応じて、その対象者に課金、もしくは、インセ
    ンティブの供与、もしくはサービスの提供をするステッ
    プと、から構成されることを特徴とするメタ・データを
    利用したデジタルコード流通における通信・課金・デー
    タ収集方法。
  37. 【請求項37】 請求項36記載の通信・課金・データ
    収集方法において、前記デジタルコードは、一次元バー
    コードおよび二次元バーコード・二次元コード・二次元
    ドットコード・イメージエンコードシンボルであり、前
    記デジタルコード読み取りステップは、一次元バーコー
    ドおよび二次元バーコード・二次元コード・二次元ドッ
    トコード・イメージエンコードシンボルを読み取ること
    ができる光学式バーコード・リーダまたは多焦点レンズ
    付モバイル・フォンであることを特徴とする通信・課金
    ・データ収集方法。
  38. 【請求項38】 請求項36記載の通信・課金・データ
    収集方法において、前記デジタルコードに近接する位置
    に、前記デジタルコードに含まれる情報の種類を視覚的
    に表現する記号が付されていることを特徴とする通信・
    課金・データ収集方法。
  39. 【請求項39】 請求項36記載の通信・課金・データ
    収集方法において、前記デジタルコードは、肉眼では見
    ることができず、しかし、前記読み取りステップによれ
    ば走査可能なインクを用いて印刷されていることを特徴
    とする通信・課金・データ収集方法。。
  40. 【請求項40】 請求項36記載の通信・課金・データ
    収集方法において、前記デジタルコードは、肉眼では見
    ることができず、しかし、前記読み取りステップによれ
    ば走査可能なインクを用いて印刷されていることを特徴
    とし、かつ、前記デジタルコードに近接する位置に、前
    記デジタルコードに含まれる情報の種類を視覚的に表現
    する記号が付されていることを特徴とする通信・課金・
    データ収集方法。
  41. 【請求項41】 請求項21記載の通信・課金・データ
    収集方法を実現するコンピュータ・ソフトウェアが記録
    されていることを特徴とする記録媒体。
  42. 【請求項42】 請求項26記載の通信・課金・データ
    収集方法を実現するコンピュータ・ソフトウェアが記録
    されていることを特徴とする記録媒体。
  43. 【請求項43】 請求項31記載の通信・課金・データ
    収集方法を実現するコンピュータ・ソフトウェアが記録
    されていることを特徴とする記録媒体。
  44. 【請求項44】 請求項36記載の通信・課金・データ
    収集方法を実現するコンピュータ・ソフトウェアが記録
    されていることを特徴とする記録媒体。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005332401A (ja) * 2004-05-20 2005-12-02 Ricoh Co Ltd 情報処理方法、情報処理装置及びコンピュータ読出し可能な記憶媒体
JP2009175776A (ja) * 2007-12-26 2009-08-06 Sact Kk エンコード画像媒介型通信方法と通信システム
JP2009237968A (ja) * 2008-03-27 2009-10-15 Ntt Data Corp プログラム利用促進システム、プログラム利用管理装置およびその処理方法とプログラム
JP2013196687A (ja) * 2012-03-22 2013-09-30 Konica Minolta Laboratory Usa Inc 著作の編集物の印刷配布および電子配布のためのハイブリッド購入方法

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