JP2003281173A - 情報収集システム、情報収集方法及びコンピュータに情報収集を実行させるプログラム - Google Patents

情報収集システム、情報収集方法及びコンピュータに情報収集を実行させるプログラム

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JP2003281173A
JP2003281173A JP2002081642A JP2002081642A JP2003281173A JP 2003281173 A JP2003281173 A JP 2003281173A JP 2002081642 A JP2002081642 A JP 2002081642A JP 2002081642 A JP2002081642 A JP 2002081642A JP 2003281173 A JP2003281173 A JP 2003281173A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザの要求を満足する情報を効率よく収集
するとともに、その収集結果を複数のユーザで有効に活
用し、かつ、有用な情報を継続的に整理・保守する作業
を支援すること。 【解決手段】 それぞれ複数のユーザをメンバーとする
複数のコミュニティを管理する手段1と、各コミュニテ
ィのメンバーがメッセージの送受信を行うための手段3
を具備し、情報収集の結果を複数のコミュニティの複数
のメンバー間で共有するとともに、メンバー間で送受信
されるメッセージに基づいて収集要求と収集結果を更新
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネットや
イントラネットなどの情報ネットワークに分散して配置
された複数の情報源から、ユーザの要求を満足する情報
を収集する情報収集システムに関する。
【0002】
【従来の技術】大規模情報ネットワーク技術の普及によ
り、誰もが大量の情報を自由に利用できるようになって
いる。インターネットやイントラネットなどの情報ネッ
トワーク上には、大量の情報がハイパーテキスト形式の
文書(ウェブページ)として公開されており、その数は
数十億とも言われている。これらの情報を利用する方法
として、ブラウザと呼ばれる情報閲覧ソフトウェアを用
い、関心のある項目(ハイパーリンク)を選択していく
(ブラウジングする)方法が用いられるのが一般的であ
る。また、大量の情報の中から、キーワード等で指定し
た条件を満足する情報を検索するための検索サービスサ
イトや、情報を利用しやすい形に分類して提供するディ
レクトリサイトが、各種運用されている。ユーザは、所
望の情報を得るためには、まず、検索サービスサイトや
ディレクトリサイトを用いて自分の関心に合致しそうな
文書を求めた後に、その文書の内容や、その文書にリン
クされた他の文書の内容を、ブラウジングすることによ
って調べるという、一連の作業を繰返し行う。また、頻
繁に利用する情報や特に重要な情報については、ブラウ
ザの付属機能であるブックマークと呼ばれる手段を用い
てその情報の位置(URL)を記憶したり、有用な情報
の位置をリストアップした文書(リンク集)を作成して
利用することが行われている。
【0003】しかし、大量の情報の中から、検索やブラ
ウジングによって必要な情報を集める作業は時間と労力
を要する。また、検索サービスサイトやディレクトリサ
イトでは、最新の情報や、専門性の高い情報が十分に提
供されていないという問題もある。これらの問題を解決
する技術の一つに、自動クローリング技術が知られてい
る。これは、ハイパーテキストのハイパーリンクを再起
的に辿る(すなわち、クローリングする)ソフトウェア
(すなわち、クローラ)を用いて、大量の文書情報を自
動的に走査し、ユーザが指定した条件を満足する文書を
収集する方法である。ユーザがクローラに与えることの
できる収集条件には、収集する文書の個数・容量の制限
や、収集を開始する起点の文書、起点の文書から辿るリ
ンクの段数の上限、収集する範囲(ウェブサーバのドメ
インなど)、文書の更新日時の条件、などがある。ま
た、文書の内容に関する条件としては、キーワード・フ
レーズ等が対象文書中で出現する頻度や、例示した文書
と対象文書との類似度、ユーザの興味・関心の記述(プ
ロファイル)と対象文書との類似度、などについての条
件がある。さらには、対象文書の重要度を、アクセス数
やハイパーリンクの構造に基づいて計算し、重要度の大
きい文書を優先的に収集する方法なども提案されてい
る。自動クローリング技術に関する公知文献には、"Foc
used Crawling: ANew Approach for Topic-Specific Re
source Discovery", Soumen Chakrabarti他, The Eight
h International World Wide Web Conference, 1999
(以下、「文献1」と称する)や、特開平10−260
978号公報「情報収集方法及び装置」(以下、「文献
2」と称する)などがある。
【0004】一方、複数のユーザが互いに情報を交換す
るための手段としては、電子メールおよびメーリングリ
スト、電子掲示板、チャットなどの手段が、広く普及し
ている。メーリングリストは、複数のユーザの電子メー
ルアドレスをまとめて、その全員に一括してメッセージ
を送信できるようにした手段である。また、電子掲示板
は、ネットワーク上に情報共有のためのスペースを設け
て、複数の登録ユーザあるいは匿名ユーザが自由にメッ
セージを記入できるようにした手段である。チャット
は、電子掲示板と同様に情報共有スペースを設けて、テ
キストのメッセージをリアルタイムに送受信できるよう
にした手段である。メーリングリストや電子掲示板、チ
ャット等のように、比較的多数のユーザによる(一対一
のみでない)メッセージの交換を目的としたコミュニケ
ーション手段では、参加メンバーの大部分が共通に関心
を持つ話題に関するメッセージがやり取りされることが
多い。このように、共通の目的や話題を持って電子的な
メッセージを交換するユーザの集団を、本明細書におい
ては、以下、「コミュニティ」と称する。
【0005】コミュニティのメンバーの一人が有用な情
報を得た場合、上述のコミュニケーション手段を用いて
他のメンバーに通知することによって、メンバー間で情
報を共有するということが日常的に行われている。この
ようにして交換される情報のうち、とくに有用な情報に
ついては、メンバーの有志が自発的に、有用な情報を手
作業でリストアップし、他のメンバーが利用しやすいよ
うにリンク集などの形に整理し、定期的に保守するとい
うことが行われる場合もある。コミュニティのメンバー
が関心を持つ話題は、コミュニティの趣旨を逸脱しない
範囲内にある場合が多いが、多少は動的に変遷する。コ
ミュニティのメンバーがどのような話題に関心を持って
いるかを自動的に調べる技術については、特開2000
−293526号公報「嗜好情報収集システム」(以
下、「文献3」と称する)や、特開2001−9275
5号公報「プロファイル作成方法及びシステム」(以
下、「文献4」と称する)などの公知文献がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】自動クローリングは、
収集に要する時間とネットワーク資源の消費が大きいわ
りに収集の効率が良くないという問題がある。インター
ネットからのクローリングによる収穫率、すなわち、収
集したウェブページの中にユーザの要求と関連する情報
が含まれる割合は、最良の場合で50%程度とされており
(文献1)、残りの50%のページは利用されずに捨てら
れることになる。文献1と文献2では、収集の効率を改
善するための方法が開示されているが、そもそもインタ
ーネット上には、有用でない情報も多数含まれている。
例えば、ユーザの収集要求をキーワード集合で記述した
場合、そのキーワード集合を多く含んだ文書でさえ、ユ
ーザにとって実際に有用であるとは限らず、古い情報や
誤った情報、冗長な情報である可能性がある。したがっ
て、収集効率の改善には限界があり、収集された情報が
有用かどうかの判断はユーザに委ねざるを得ない。ま
た、個々のユーザが個別にクローラを利用することは、
通信ネットワークやプロキシサーバ、ウェブサーバなど
にかかる負荷が大きくなるため、現実的でない。従っ
て、より効率的な収集方法と、収集結果を無駄にせずに
再利用する方法が望まれる。
【0007】さらに、クローリングによってウェブペー
ジを収集するには、収集の条件として、収集を開始する
起点のURLや収集する範囲、キーワードなどの条件を
ユーザが指定する必要がある。しかし、どのような条件
を指定すれば有用な情報が得られるかが不可知である
上、上述のように収集効率が良くない。従って、一般的
に、検索サービスサイトや、配信型の情報フィルタリン
グシステムと比較して、クローラを利用するには熟練を
要する。このため、有用な情報を効率よく収集するため
の知識やノウハウをユーザ間で共有することが望まれ
る。
【0008】以上のような理由のため、クローラは、主
に、検索サービスサイトが、任意の内容のウェブページ
を大量に収集してインデキシングする目的と、既知の限
定されたウェブサイトを定期的に巡回して、更新された
情報の有無を監視する目的に利用されるにとどまってい
る。従って、クローラが、未知の情報源から積極的に情
報を収集したり、潜在的にユーザの関心に合致するであ
ろう新しい情報を発見したりする目的に活用されていな
いのが現状である。
【0009】一方、コミュニティのメンバーが電子掲示
板等の従来のコミュニケーション手段を用いて情報をや
り取りする方法では、メンバー各々の知識や専門性を生
かした情報の共有を柔軟に行うことができる。しかしこ
の方法は、個々のユーザの能力と自発性に依存するとこ
ろが大きい。有用な情報を探して他のメンバーに知らせ
る作業は労力を要するし、そもそも、コミュニティのメ
ンバー全員が知らないような新しい情報を発見すること
は不可能である。文献3と文献4には、コミュニティで
やり取りされるメッセージを解析して、ユーザの関心や
嗜好(プロファイル)を求める発明が開示されている
が、これらの発明は、コミュニティのメンバーの関心・
嗜好に合った情報を新たに収集する手段を提供するもの
ではない。
【0010】また、有用な情報が個々のメンバーの努力
によって数多く得られたとしても、その各々が未整理の
まま別々のメッセージに分散している状態では、収集し
た情報を有効活用することができない。有用な情報を大
量のメッセージの中から選び出してコミュニティのメン
バー間で共有できる形に整理する作業には労力を要する
が、その作業もメンバー各々の自発的な手作業に負って
いる。文献3に係る発明はユーザの嗜好調査、文献4に
係る発明は、ユーザを関心・嗜好に基づいてカテゴライ
ズした結果を明示することにより、コミュニケーション
の円滑化を図ることを目的とする。いずれの発明も、コ
ミュニティのメンバーのために有用な情報を整理したり
保守するという作業を支援するものではない。
【0011】本発明は、上記の課題を解決するためにな
されたものであり、ユーザの要求を満足する情報を効率
よく収集するとともに、その収集結果を複数のユーザで
有効に活用し、かつ、有用な情報を継続的に整理・保守
する作業を支援することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明に係る情報収集システムは、ユーザの要求を
満足する情報を収集して提示する情報収集システムにお
いて、それぞれ複数のユーザをメンバーとする複数のコ
ミュニティを管理するコミュニティ管理手段と、各コミ
ュニティに属するメンバーがメッセージの送受信を行う
ためのメッセージ送受信手段と、前記複数のコミュニテ
ィの各々で共有されている情報をユーザが閲覧するため
のコミュニティ情報提示手段と、各コミュニティに属す
るメンバーが共同で、当該コミュニティにおける収集要
求を編集するための収集要求編集手段と、各複数のコミ
ュニティにおいて編集された複数の収集要求のいずれか
を満足する情報を情報ネットワーク上の複数の情報源か
ら収集する情報収集手段と、前記収集した情報に基づい
て前記複数の収集要求の各々に対応する収集結果を各々
生成する収集結果生成手段と、各コミュニティに属する
メンバーが共同で、当該コミュニティにおける収集結果
を編集するための収集結果編集手段と、を具備し、前記
コミュニティ情報提示手段は、複数のコミュニティで各
々作成された複数の収集結果を、当該コミュニティまた
は当該コミュニティ内で送受信されるメッセージと関連
付けて、当該コミュニティのメンバーおよび非メンバー
のユーザに提示することを特徴とする。
【0013】本発明に係る情報収集システムの好ましい
実施態様は以下のとおりである。なお、以下の各実施態
様は、単独で適用しても良いし、適宜組み合わせて適用
しても良い。
【0014】(1) コミュニティのメンバーが前記メ
ッセージ送受信手段を用いて送受信するメッセージに基
づき、当該コミュニティの収集要求及び当該コミュニテ
ィの収集結果の少なくとも一方を自動的に更新するこ
と。
【0015】(2) コミュニティのメンバーが前記収
集結果編集手段を用いて行った収集結果の編集内容に基
づき、当該収集結果に対応する収集要求を更新するこ
と。
【0016】(3) コミュニティの収集結果と、当該
コミュニティの収集結果に含まれる情報を重複して含む
他のコミュニティの収集結果とを関連付けて提示するこ
と。
【0017】(4) ユーザが入力する検索条件を満足
する情報を、前記情報収集手段で収集した情報の中から
検索する収集情報検索手段をさらに具備し、当該収集情
報検索手段は、検索された情報と、コミュニティで作成
した収集結果のうち前記検索された情報を含む収集結果
とを、関連付けて提示すること。
【0018】本発明に係る情報収集方法は、ユーザの要
求を満足する情報を収集して提示する情報収集方法にお
いて、各コミュニティに属するメンバーが共同で、当該
コミュニティにおける収集要求を編集し、各コミュニテ
ィにおいて編集された複数の収集要求のいずれかを満足
する情報を情報ネットワーク上の複数の情報源から収集
し、前記収集した情報に基づいて前記複数の収集要求の
各々に対応する収集結果を各々生成し、各コミュニティ
に属するメンバーが共同で、当該コミュニティにおける
収集結果を編集し、複数のコミュニティが各々作成され
た複数の収集結果を、当該コミュニティまたは当該コミ
ュニティ内で送受信されるメッセージと関連付けて、前
記複数のコミュニティの各々で共有されている情報を、
当該コミュニティのメンバーおよび非メンバーのユーザ
に提示することを特徴とする。
【0019】本発明に係る情報収集コンピュータにユー
ザの要求を満足する情報を収集して提示する情報収集を
実行させるプログラムは、コンピュータにユーザの要求
を満足する情報を収集して提示する情報収集を実行させ
るプログラムにおいて、各コミュニティに属するメンバ
ーによって共同で編集された当該コミュニティにおける
収集要求を入力し、各コミュニティにおいて編集された
複数の収集要求のいずれかを満足する情報を情報ネット
ワーク上の複数の情報源から収集し、前記収集した情報
に基づいて前記複数の収集要求の各々に対応する収集結
果を各々生成し、各コミュニティに属するメンバーが共
同で編集された当該コミュニティにおける収集結果を入
力し、複数のコミュニティで各々作成された複数の収集
結果を、当該コミュニティまたは当該コミュニティ内で
送受信されるメッセージと関連付けて、前記複数のコミ
ュニティの各々で共有されている情報を、当該コミュニ
ティのメンバーおよび非メンバーのユーザに提示するこ
とを特徴とする。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
の形態を説明する。
【0021】図1は、本発明の一実施形態に係る情報収
集システムの構成を示す図である。図1において、コミ
ュニティ管理部1は、複数のコミュニティを管理する。
すなわち、コミュニティ管理部1は、複数のコミュニテ
ィの各コミュニティにおけるメンバーである複数のユー
ザの情報と、各コミュニティにおけるユーザ間で送受信
されるメッセージとを記憶管理する。コミュニティ管理
部1は、従来技術による電子掲示板あるいはメーリング
リスト等の管理手段と同様に、ユーザ情報記憶部11と
メッセージ記憶部12を有する。通常、コミュニティの
メンバーと非メンバーでは、アクセス権、すなわち、ユ
ーザ情報の閲覧やメッセージの送受信などが行えるか否
かの権限が異なるが、このコミュニティ管理部1が、そ
のアクセス制御を行う。また、本明細書においては、ユ
ーザは、メンバーと非メンバーを含むものとする。ま
た、詳細は後述するように、コミュニティ管理部1は、
ユーザからの情報収集の要求を複数記憶する収集要求記
憶部13と、情報収集の結果としてユーザに提示する情
報を複数記憶する収集結果記憶部14とを有する。
【0022】コミュニティ情報提示部2は、複数のコミ
ュニティの名称やメンバーなどの基本的な情報や、個々
のコミュニティ内でやり取りされるメッセージや共有文
書などの情報をユーザに提示する。これにより、ユーザ
が様々な情報を閲覧できる。
【0023】メッセージ送受信部3は、コミュニティの
メンバーが、他のメンバーに対してメッセージを送信・
受信するための手段である。メッセージ送受信部3で送
受信されたメッセージは、コミュニティ毎に整理され
て、メッセージ記憶部12に記憶される。
【0024】収集要求編集部4は、情報収集の要求をコ
ミュニティの複数のメンバーが共同で編集して登録する
ための手段であり、収集要求編集部4で編集された結果
は、収集要求記憶部13にコミュニティ毎に記憶され
る。同様に、収集結果編集部5は、情報収集の結果をコ
ミュニティの複数のメンバーが利用しやすい形に編集す
るための手段であり、収集結果編集部5で編集された結
果は、収集結果記憶部14に、コミュニティ毎に記憶さ
れる。
【0025】情報収集部6は、収集要求記憶部13に記
憶された複数の収集要求を入力として、インターネット
やイントラネットなどの情報ネットワークから、いずれ
かの収集要求を満足する情報(本実施形態の場合はウェ
ブ文書)を収集する。情報収集部6で収集されたウェブ
文書は、ウェブ文書記憶部7にインデキシングされて記
憶される。
【0026】収集結果生成部8は、コミュニティ毎に登
録された収集要求に基づき、収集したウェブ文書から要
求に合致するものを選択・加工して、コミュニティ毎に
収集結果を生成する。この収集結果は収集結果記憶部1
4に記憶されるが、ユーザは、必要に応じて収集結果編
集部5を用いて収集結果をより利用しやすい形に編集し
て保存することができる。
【0027】以上に説明した構成は、本発明を実施する
ための最小の構成であるが、上記の構成に加え、さら
に、収集要求生成部9を備えてもよい。収集要求生成部
9は、個々のコミュニティのメンバーが送受信するメッ
セージに基づき、当該コミュニティの収集要求を自動的
に生成あるいは追加する。これと同様に、収集結果生成
部8に、メッセージに基づいて収集結果を生成あるいは
追加する機能を持たせることも可能である。さらに、収
集結果生成部8に、ユーザが収集結果を編集した場合
に、その編集内容に基づいて、対応する収集要求を変更
する機能を持たせることも可能である。
【0028】ウェブ文書検索部10は、情報ネットワー
クから収集して前記のウェブ文書記憶部7に記憶したウ
ェブ文書を、ユーザが検索して利用するための手段であ
る。ウェブ文書検索部10の手段の検索機能は、従来技
術によるウェブ文書の検索手段と概ね同じである。本発
明の実施形態に係るウェブ文書検索部10は、検索結果
を提示する際に、収集結果記憶部14に記憶されている
収集結果を併せて提示する処理を行う機能を備えてい
る。
【0029】以上に説明した本発明の実施形態に係る情
報収集システムの構成と、従来の情報収集システムの構
成との違いを、図2を参照して説明する。図2は、従来
の一般的な情報収集システムの概略ブロック図である。
図2に示す情報収集システムは、図1の構成要素でもあ
る、収集要求編集部4、収集要求記憶部13、情報収集
部6、ウェブ文書記憶部7、収集結果生成部8、収集結
果記憶部14、収集結果編集部5、および、場合により
ウェブ文書検索部10を具備している。しかしながら、
従来の情報収集システムは、収集要求の作成から収集結
果の作成、編集までを一人のユーザが行うように構成さ
れている。このため、従来の情報収集システムは、複数
のユーザ、すなわちコミュニティで協力しあって情報を
収集する目的には利用できない。また、従来の情報収集
システムは、収集された情報や新たに収集すべき情報に
ついての議論や情報交換といった活動を行うための手段
も具備せず、加えて、収集結果を複数のユーザで共有し
保守するための手段も備えていない。このような構成で
は、ユーザの労力が大きいだけでなく、複数のユーザに
よる情報収集結果の共有・再利用が行えないという問題
がある。
【0030】以下、本発明の実施形態について詳細に説
明する。
【0031】図3は、ユーザ情報記憶手段に記憶される
ユーザの情報とコミュニティの情報を示す図である。図
3(a)は、ユーザ情報31の一例であり、図3(b)
は、コミュニティ情報32の一例である。ユーザ情報3
1は、本情報収集システムを利用する個々の登録ユーザ
(所定の権限が与えられている既知のユーザ)の情報で
あり、ユーザID、パスワード、氏名、メールアドレ
ス、所属コミュニティ、ホームページURL等の項目を
有する。コミュニティ情報32は、本情報収集システム
が管理するコミュニティの情報であり、コミュニティI
D、コミュニティ名、メーリングリストアドレス、掲示
板URL、および、参加メンバーのユーザID等の項目
を有する。メーリングリストアドレスは、コミュニティ
のメンバー全員に一括してメッセージを送信する際の宛
先である。掲示板URLは、メッセージを記入して共有
するスペースの位置を表す。メーリングリストアドレス
と掲示板URLのどちらか一方が設定されていれば、そ
の手段を用いてメンバー間のメッセージの交換が可能と
なる。メーリングリストアドレスと掲示板URLの両方
が設定されていれば、ユーザは、利用しやすい方の手段
を利用することができる。また、コミュニティ情報32
のコミュニティのメンバーの項目は、ユーザ情報31の
ユーザIDによって記述される。逆に、ユーザ情報31
の所属コミュニティの項目は、コミュニティIDによっ
て記述される。
【0032】ユーザがコミュニティを利用して情報交換
の作業を行うための手順を、図4のフローチャートを用
いて説明する。まず、ユーザが登録ユーザなら(ステッ
プ41)、ユーザ認証を行う(ステップ42)。ステッ
プ42で、認証に成功すれば(ステップ43)、当該登
録ユーザの権限でコミュニティを利用できるようにな
る。ユーザ認証の手続きは、従来の方法と同じく、ユー
ザが入力したユーザのIDとパスワードを認証する方法
でよい。ユーザが未登録のユーザであり、かつ新規にユ
ーザ登録を希望するなら(ステップ44)、ユーザ登録
手続き(ステップ45)を行う。ステップ45で、登録
が正しく行えたならば(ステップ46)、新規の登録ユ
ーザとしての権限でコミュニティを利用できるようにな
る。ユーザの登録の手続きは、従来の方法と同様に、図
3(a)に示すユーザ情報31を、ユーザID31のう
ち氏名、パスワード等の必須項目をユーザに入力させ、
ユーザIDを新しく発行することによってなされる。以
上の処理は、コミュニティ管理部1が行う。
【0033】その後、コミュニティ情報提示部にて、既
存のコミュニティの一覧をユーザに提示する。まず、登
録ユーザに対してのみ、当該ユーザが参加しているコミ
ュニティの一覧を提示する(ステップ47)。次に、登
録ユーザと、未登録の匿名ユーザの両方に対して、非参
加のコミュニティの一覧を提示する(ステップ48)。
ここで、コミュニティに参加していないユーザや匿名ユ
ーザについては、制限した情報のみを提示する。図5
は、複数のコミュニティ情報の一覧を提示例した画面の
例を示す。この画面は、登録ユーザ「aoki」(図3
のユーザIDがu1のユーザ)がユーザ認証を行った段
階において提示される「aokiのポータルページ」5
1を示す図である。図5において、ユーザが参加してい
るコミュニティの一覧(図4のステップ47)を示す部
分52には、「eコマース調査グループ」53や、「プ
ロ野球ファンの集い」などの参加コミュニティが提示さ
れる。各々のコミュニティに関連付けて「新着メッセー
ジ」54、「新着情報」54の情報が提示される。新着
メッセージとは、当該コミュニティに新しく送信された
メッセージの一覧である。また、新着情報とは、後述す
る情報収集の処理によって新しく収集された情報であ
る。このように、コミュニティ情報の一覧画面では、コ
ミュニティ毎に、メンバーが注目すべき新しい情報が明
示的に提示される。一方、非参加コミュニティ56と
は、ユーザ「aoki」が参加していないコミュニティ
であり、「Linuxユーザ会」57、「ガーデニング
倶楽部」などのコミュニティが提示される。非参加コミ
ュニティに関連付けて表示される「トピック」58は、
当該コミュニティが関心を持って情報を収集しているト
ピック(話題)を表すものであり、例えば「Linux
ユーザ会」57は「Linux」「ディストリビューシ
ョン」などのトピックに関心を持つコミュニティである
ことが、非参加ユーザにも提示される一方で、具体的な
メッセージなどの情報は非参加ユーザには提示されない
ようになっている。以上に説明したコミュニティ情報の
提示の処理は図1のコミュニティ情報提示部2にて行わ
れる。
【0034】次に、ユーザが、ある一つのコミュニティ
を選択してこれに加わり、メッセージ送受信などの活動
をおこなうための処理の流れを説明する。ユーザが、図
4のステップ49にて選択したコミュニティに入ると、
まず、ユーザがコミュニティのメンバーかどうかが確認
される(ステップ410)。ステップ410において、
ユーザが、当該コミュニティのメンバーでなく、かつ、
コミュニティへの新規参加をユーザが希望するなら(ス
テップ411)、コミュニティへの加入手続きを行う
(ステップ412)。この際、前記の登録ユーザのみが
コミュニティへの加入対象となり、匿名ユーザはコミュ
ニティへの参加は行えない。この加入手続き(ステップ
412)は、図3(b)に示したコミュニティ情報32
のメンバーの項目に、新規ユーザのIDを加えることに
よってなされるが、コミュニティの管理者や他のメンバ
ーによって加入の可否を決定する手続きを含めてもよ
い。コミュニティのメンバーは、当該コミュニティ内で
のメッセージの送受信と、収集要求・収集結果の閲覧・
編集などの活動を行うことができる(ステップ41
4)。一方、コミュニティのメンバーでないユーザや、
匿名ユーザは、コミュニティの利用が制限付きで許され
る(ステップ415)。図4に示した例では、非メンバ
ーは、メッセージと収集結果の閲覧のみ許可され、編集
は禁止するとして説明したが、コミュニティの性質によ
っては、これと異なるかたちで権限を許可あるいは禁止
してもよい。ユーザは、コミュニティ内での活動を適宜
行った後、コミュニティから出て(ステップ416)終
了したり(ステップ417)、他のコミュニティに入っ
て活動を行ってもよい。なお、図4では省略するが、コ
ミュニティからの脱退やユーザ情報の変更、コミュニテ
ィの新規作成など、従来のコミュニティ管理システムで
備えるべき処理機能も本発明の実施形態に係る情報収集
システムは具備するものとする。さらに、本実施形態で
は主に、従来技術での電子掲示板と類似した画面例を用
いて説明するが、メーリングリストのような手段を用
い、ユーザ登録やコミュニティへの参加、情報の閲覧な
どの処理を電子メールで行うことも可能である。
【0035】図6から図8は、コミュニティ内でのユー
ザの活動として、メッセージの送信、収集要求の編集、
収集結果の編集の処理の流れを示した図である。また、
図9から図13は、これらの処理に対応する画面の表示
例である。メッセージの送受信は、本実施形態の場合は
電子掲示板用の手段を用い、図1のメッセージ送受信部
3にて行う。図9に示した画面例では、コミュニティ
「eコマース調査グループ」に入ったユーザが、掲示板
のメニュー91を選択すると、画面上には最近に送信さ
れたメッセージ92、94、95等が表示される。個々
のメッセージの間には返信関係が付されており、たとえ
ばメッセージ95とメッセージ96は、ともにメッセー
ジ94の返信メッセージである。画面上でユーザが一つ
のメッセージを選択すると、その内容が提示されるよう
になっており、例えば図9では、ユーザが選択したメッ
セージ96「著名なオークションサイト」(1月10日
にユーザyamadaによって送信されたメッセージ)
の内容として、テキスト97が表示された場面を示して
いる。メッセージのうち、後述する情報収集の結果と関
連するものについては、これらが互いに関連付けられて
提示される。例えば図9では、メッセージ92「音楽配
信ビジネス」に対して、このコミュニティが共同で情報
収集を行っているトピック「コンテンツ配信」93が関
連付けられて表示される。
【0036】一方、メッセージの送信は、図6で示した
処理により行われる。ユーザは、まずステップ61で、
送信したいメッセージが既存メッセージの返信である
か、あるいは、新規のメッセージであるかを選択する。
この選択は、図9の画面例ではボタン98またはボタン
99を押すことによって行う。ここで、「返信メッセー
ジ」のボタン98を押した場合は、図9で現在表示して
いるメッセージ96に対する返信メッセージを作成する
ことになる。図10は返信メッセージの作成(図6のス
テップ62)の画面例を表す図である。ユーザは、図1
0に示す返信メッセージのタイトル101と本文102
とを、必要ならば返信元のメッセージを引用して編集
し、返信メッセージを作成する。その後、既存メッセー
ジの返信メッセージとして送信する(ステップ63)
と、上記に説明した返信関係が付されてシステムに記憶
される。メッセージの送信は、図10に示す「送信」ボ
タン103を押すことによって行われる。新規メッセー
ジの場合も、既存メッセージの返信メッセージの送信と
同様に、図6のステップ64、ステップ65の処理を経
て送信が行われる。送信されたメッセージは図1のメッ
セージ記憶部12に記憶され、コミュニティのメンバー
が図9で説明した形で閲覧したり、新しいメッセージを
返信したりすることができるようになる。
【0037】図7は、収集要求をコミュニティのメンバ
ーが編集する処理の流れを示す図である。収集要求は、
本明細書においては、ユーザが、どのような情報を収集
したいかの要求や条件を記述したデータをいい、図1の
情報収集部6の入力となる。本実施形態では、収集要求
をコミュニティの複数のメンバーが共同で編集すること
としているため、編集内容の整合性を保つ必要がある。
このため、まず、既に収集要求が存在するかどうかを確
認する(ステップ71)。ステップ71において、収集
要求が存在していない場合には、新規の収集要求を作成
する(ステップ76)。ステップ71において、既に収
集要求が存在する場合には、収集要求が他のユーザにチ
ェックアウトされていないことを確認する(ステップ7
2)。この確認後に、ユーザが収集要求を編集できるよ
うになる。ステップ72において、収集要求が他のユー
ザにチェックアウトされていなければ(ステップ72の
Yes)、まず、編集対象の収集要求が当該ユーザにチ
ェックアウトされる(ステップ73)。そして、ユーザ
による編集作業(ステップ74)の後に、チェックイン
(ステップ75)を経て、システムへの登録(ステップ
77)が行われる。なお、ステップ72において、収集
要求が他のユーザにチェックアウトされていれば(ステ
ップ72のNo)、当該ユーザの収集要求は編集できな
いので、そのまま終了する。
【0038】以上説明した収集要求編集処理は、図1の
収集要求編集部4にて行われ、編集された結果は収集要
求記憶部13に記憶される。なお、編集された収集要求
は、過去の収集要求と置き換えて記憶してもよいし、過
去のリビジョンを保存しておいて、編集毎に新たな収集
要求を追加記憶してもよい。
【0039】図11には、収集要求を編集する画面の例
を示す。ユーザが画面上で収集要求のメニュー111を
選択すると、収集要求を編集するための手段が表示され
る。コミュニティ内で収集を行いたいトピックは、通常
複数あると考えられるので、一つのコミュニティが作成
する収集要求の中で、複数のトピックを記述することが
できるようにしている。
【0040】図11の例では「eコマース調査グルー
プ」というコミュニティの収集要求の例として、「電子
モール」「コンテンツ配信」「オンライン・トレード」
のトピックが示されている。ユーザは、これらの既存の
トピックの他に新しいトピックを追加したり(ボタン1
16)、不要となったトピックを削除したり(ボタン1
13)といった編集も可能である。なお、図7で説明し
たチェックアウト・チェックインの処理単位は、収集要
求全体を1つの処理単位とするでなく、トピックを1つ
の処理単位としてもよい。個々のトピック毎に記述する
データとしては、図11に示すように、トピックの名称
112、キーワード114、収集起点URL115があ
る。キーワード114は、収集した情報(本実施形態の
場合はウェブ文書)がその内容に含むべきキーワードの
論理式を記述する項目である。また、収集起点URL
は、クローリングを開始するウェブ文書のURLを記述
する項目である。収集起点URLは、必ずしも設定する
必要はない。なぜならば、あるトピックの収集起点UR
Lが未指定であっても、複数のコミュニティが複数のト
ピックに記述した収集起点URLのいずれかからクロー
リングすることによって、ユーザが所望する当該トピッ
クの情報が収集できる可能性が高いからである。また、
場合によっては、デフォルトの収集起点URLとして、
代表的なディレクトリサイト等を選ぶことにしてもよ
い。以上説明した項目を図11の画面上で編集した後、
「登録」ボタン117を押すことによって、編集後の収
集要求がシステムに登録される。
【0041】図8は、収集結果をコミュニティのメンバ
ーが編集する処理の流れを示す図である。収集結果は、
情報要求に応じてシステムが収集した情報を、コミュニ
ティのメンバーが利用しやすい形式に加工したデータを
いい、主には図1の収集結果生成部8の出力である。収
集結果は、必ずしもクローリングによって収集した情報
のみからなるわけでなく、ユーザが明示的に有用と思う
情報を記述してもよいし、後述するように、コミュニテ
ィのメンバー間で送受信されるメッセージに含まれる情
報を追加してもよい。本実施形態では、前述の収集要求
と同様に、収集結果もコミュニティの複数のメンバーが
共同で編集することとしているため、編集内容の整合性
を保つ必要がある。このため、まず、既に収集結果が存
在するかどうかを確認する(ステップ81)。ステップ
81において、収集結果が存在していない場合には、新
規の収集結果を作成する(ステップ86)。ステップ8
1において、既に収集要求が存在する場合には、収集結
果が他のユーザにチェックアウトされていないことを確
認する(ステップ82)。この確認後に、ユーザが編集
できるようになる。ステップ82において、収集結果が
他のユーザにチェックアウトされていなければ(ステッ
プ82のYes)、まず、編集対象の収集結果がチェッ
クアウトされる(ステップ83)。そして、ユーザによ
る編集作業(ステップ84)の後に、チェックイン(ス
テップ85)を経て、システムへの登録(ステップ8
7)が行われる。なお、ステップ82において、収集結
果が他のユーザにチェックアウトされていれば(ステッ
プ82のNo)、当該ユーザの収集結果は編集できない
ので、そのまま終了する。
【0042】以上説明した収集結果編集処理は、図1の
収集結果編集部5にて行われ、編集された結果は収集結
果記憶部14に記憶される。図12には、収集結果を表
示する画面の例を示す。ユーザが画面上で収集結果のメ
ニュー121を選択すると、収集結果を表示するための
手段が表示される。収集結果は、上述の収集要求のトピ
ック毎に整理されて表示される。図12の例では、「e
コマース調査グループ」の収集結果として、「電子モー
ル」122、「コンテンツ配信」126等のトピック毎
に整理されて情報が表示されている。さらに、個々のト
ピック中の情報は、サイト別に整理される。サイトは、
インターネットにおける情報サービスの主体であり、情
報源の単位でもある。図12の例では、トピック「電子
モール」122の中にサイト「○○モール」123が分
類されている。テキスト124は、「○○モール」12
3を説明するコメント文であって、コミュニティのメン
バーが当該サイトの内容を理解しやすいように、メンバ
ーの一人または複数が共同で作成したテキストである。
個々のサイトの中で特に有用な情報や、新しい情報につ
いては、図12に示したように、サイト内の詳細情報1
25として提示する。
【0043】クローリングによる情報収集の結果として
は、このような既知のサイト内の情報が収集される場合
(図12の情報125参照)と、新しいサイトが収集さ
れる場合(図12の情報128の例)がある。後者の場
合、新しいサイトを説明するテキストはまだユーザによ
って作成されていないのため、当該サイトのウェブ文書
のテキストがそのまま提示される(図12の情報129
参照)が、これをより理解しやすいコメント文に直す必
要がある。また一般に、クローラによって収集された情
報は全てが有用な情報とは限らず、コミュニティのメン
バーが共有するに値する情報を取捨・整理する作業が必
要である。収集結果編集部5は、この作業をコミュニテ
ィの複数のメンバーが行うために設けられた手段であ
り、図13は収集結果を編集するための画面の例であ
る。
【0044】ユーザが図12で示した画面上の「編集」
ボタン(1210)を押すと、図13に示すような画面
が表示される。収集結果は上述のように、複数のトピッ
ク(「電子モール」131等)によって整理され、さら
にトピックは、サイト(「○○モール」134等)によ
って整理される。ユーザは、新しいトピックの追加と不
要なトピックの削除を行うことができる(図13のボタ
ン1311、133)。さらに、新しいサイトの追加と
不要なサイトの削除を行うことができる(図13のボタ
ン132、136)。個々のサイト毎に編集すべき項目
としては、サイト名134、サイトのURL135、サ
イトを説明するためのコメント文137、および、サイ
ト内の詳細情報138である。このうち、クローリング
による情報収集で自動的に獲得できないデータはコメン
ト文なので、ユーザの編集作業としては、コメント文を
作成することが主な作業の一つであるが、これは、当該
サイトのウェブ文書から取得したテキストをもとに作成
すればよい。その他の作業としては、サイトや詳細情報
を取捨して不要なものを削除する作業が主となる。
【0045】以上の説明では、ユーザがコミュニティ内
で行う活動と、そのために提供された本発明の実施形態
に係る手段を中心に説明したが、以下は、ユーザが要求
する情報を情報ネットワークから収集してユーザの要求
に合った収集結果を生成する処理について説明する。図
14は、図1の情報収集部6が行う処理の流れを表す図
である。また、図14の処理の複数のステップから、収
集した情報を収集結果に加える処理である図15の処理
が呼び出されるが、これは図1の収集結果生成部8が行
う処理である。
【0046】情報収集部6は、収集対象の候補であるU
RLの集合を保持し、その個々のURLについて、ウェ
ブ文書を既に取得したかどうかに係る情報や、最後に取
得した日時、当該URLのリンク元URLおよびそのリ
ンクのアンカーテキストの情報を、図1のウェブ文書記
憶部7に記憶する。このURL集合をUとする。また、
全コミュニティが作成する収集要求の集合をRとする。
【0047】まず、Uの初期値を空集合とする(ステッ
プ141)。その後、Rに新しい収集要求rが作成され
るたびに、個々のrのトピックの収集起点URLとして
新しいURLが登録されたかどうかをチェックする(ス
テップ142)。新しいURLu(以下、単に、「u」
とのみ表記する)が登録されれば、そのスコアを計算す
る(ステップ143)。ここで、uの、ある収集要求r
に対するスコアs(u,r)は、次式で計算する。
【0048】
【数1】
【0049】ここで、α、β、γは定数である。vはU
に含まれるURL(以下、単に、「v」とのみ表記す
る)であり、かつ、vはuのリンク元であるとする。s
(v,r)はvの収集要求rに対するスコアである。ま
た、a:v→uはvからuへのリンクに付されたアンカ
ーテキストである。sim(a,r)は、アンカーテキ
ストaと収集要求rのキーワード集合との類似度であ
る。duはuのウェブ文書のテキストである。sim
(du,r)はduのテキストと収集要求rのキーワー
ド集合との類似度である。収集要求rのキーワード集合
とは、収集要求rの全てのトピックに記述されたキーワ
ードの論理式に出現する(否定表現以外の)すべてのキ
ーワードである。テキストtとキーワード集合との類似
度は、キーワードkの重みwkにテキストt中のkの頻
度f(t,k)を乗じた値を、キーワード集合の個々の
要素について合計をとった値として計算する。すなわ
ち、
【数2】 とする。nrは収集要求rのキーワード集合の要素数で
ある。キーワードの重みwkはIDF(Inverted Docum
ent Frequency:すなわち、より多くのテキストに現れ
るキーワードほど値が小さくなる重み)で求めるのが一
般的である。また、頻度f(t,k)は、単純にテキス
トt中のキーワードkの出現回数としてもよいが、テキ
ストtのテキスト長によって正規化した値であってもよ
い。s(u,r)を計算する時点でduすなわちuのウ
ェブ文書が未取得である場合は、sim(du,r)の
値は0とする。上記の式から分かるように、duが未取
得であっても、uが収集要求rを満足する可能性の大小
が、uをリンクするvのスコアや、そのリンクのアンカ
ーテキストに基づいて推測できる。このようにして個々
の収集要求rに対するuのスコアs(u,r)が求めら
れるが、R中の全ての収集要求rについてのs(u,
r)の最大値をs(u,R)とする。すなわち、 s(u,R)=Max{s(u,r)}(ここで、r∈
R) である。s(u,R)の値が大きいuほど、全てのRを
考慮した上で最も優先的に収集すべきURLであるとみ
なすことができる。
【0050】s(u,r)とs(u,R)の計算方法
は、上記に説明した方法に限らない。ウェブ文書が未取
得のURLに対して、取得する優先順位が十分に精度良
く決定できる計算方法であれば、他の計算方法を採用し
てもよい。優先順位の精度がよいほど、ウェブ文書を取
得するコストに対して、収集要求を満たす情報が収集で
きる割合が高くなる。s(u,r)とs(u,R)は、
図14におけるステップ143とステップ1414のよ
うに、新たなURLに対して常に計算される。また、既
知のURLに対しても、ステップ145とステップ14
12のように、Rの内容が変更される毎、uのウェブ文
書やuのリンク元のスコアが変化する毎にも計算され
る。図14のステップ144で、ある収集要求rのキー
ワードの条件が変更された場合には、ステップ145に
て、s(u,r)とs(u,R)が計算し直される。
【0051】s(u,r)とs(u,R)をつねに最新
の値に維持した上で、ステップ146では、URL集合
Uの中から、ウェブ文書をまだ取得していないuを選択
するか、もしくは、最後にウェブ文書を取得してから閾
値以上の時間が経過したURLで、かつ、スコアs
(u,R)が最大であるようなuを選択する。そこで、
uが存在すれば(ステップ147)、このuが、情報ネ
ットワークから最優先に取得すべきURLである。ステ
ップ147において、uが一つも存在しなければ、取得
すべきURLがないので、処理を終了する(ステップ1
48)か、もしくは、収集要求集合Rの変更の有無をチ
ェックしつつ処理を待機することになる。ステップ14
9では、uのウェブ文書を取得する。本実施形態が対象
とするインターネットのウェブ文書については、HTT
Pプロトコルに従った取得を行う。取得に失敗すれば
(ステップ1410)、前のステップに戻り、他のUR
Lに対して上述の処理を繰り返し行う。取得に成功すれ
ば、これを図1のウェブ文書記憶部7に記憶する(ステ
ップ1411)。次に、uのウェブ文書の内容に基づい
て、上述のsim(du,r)の項を計算して、スコア
s(u,r)およびs(u,R)を計算し直す(ステッ
プ1412)。その後、取得したウェブ文書のパージン
グ(タグの解析)を行って、当該ウェブ文書がリンクす
るリンク先URLを抽出し、その各々のvについて(ス
テップ1413)、スコアs(v,r)およびs(v,
R)を計算し、URL集合Uにvを追加する(ステップ
1414)。情報収集部6は、以上に説明した処理を再
帰的に行い、複数のコミュニティの全ての収集要求に対
して、一括して並列に、要求を満たす可能性の高いウェ
ブ文書を収集する。したがって、個々の収集要求毎に独
立にクローリングを行って収集する場合と比べて、不要
なウェブ文書を取得する割合が減るとともに、一つのト
ピックに着目したクローリングでは発見しにくいよう
な、新たな情報を発見する機会が増えるという効果があ
る。
【0052】図14のステップ145、ステップ141
2、及びステップ1414でスコアを計算したURLの
うち、ウェブ文書を取得済みのURLの中には、個々の
コミュニティの収集結果として追加すべきものがある。
あるいは逆に、収集結果の中にすでに含まれているUR
Lのうち、収集要求の条件を満たさなくなったURLに
ついては、これを収集結果から削除する必要がある。そ
こで、収集結果生成部8が行う処理を図15を参照して
説明する。
【0053】まず、対象とするuのウェブ文書が取得済
みであれば(ステップ151)、収集要求集合Rの中
の、スコアs(u,r)が変化した収集要求について、
下記の処理を繰り返し行う(ステップ152)。すなわ
ち、収集要求rに対応する収集結果cに既にuが含まれ
ていれば(ステップ153)、収集要求rの各々のトピ
ックにキーワードの論理式の形式で記述された条件をu
が満たすかどうかを調べる(ステップ154)。この処
理は、uのウェブ文書のテキストが、収集要求rの論理
式を満足する形でキーワードを含むかどうかを調べるこ
とによってなされる。uのウェブ文書のテキストが、収
集要求rの中のどのトピックの条件も満たさなければ、
uを収集結果cから削除する必要がある。しかし、過去
にユーザがuを有用であるとみなし、収集結果cの中に
uを含めるように明示的に編集を行ったことがある場合
には(ステップ155)、uは収集結果cから削除しな
い。ステップ155において、明示的な編集とは、前述
の図13で示したような編集手段を用いて、uを追加し
たり、あるいはコメント文などの付加情報の作成を行う
編集をいう。ステップ155において、ユーザが明示的
な編集を行っていない場合は、uを収集結果cから削除
する(ステップ156)。一方、ステップ153にて、
uが収集結果cに含まれておらず、かつ、uが収集要求
rの条件を満たす(ステップ157)ならば、uは収集
結果cに追加すべきである。ただし、過去にユーザがu
を不要であるとみなし、収集結果cの中にuを含めない
ように明示的に編集を行ったことがある場合には(ステ
ップ158)、uを収集結果cに追加しない。ステップ
158において、明示的な編集とは、前述の図13で示
したような編集手段を用いてuを削除した場合をいう。
このような場合以外は、uを収集結果cに追加する(ス
テップ159)。ここで、本実施形態の収集結果は、図
12と図13で説明したように、トピックとサイトによ
って整理した形式で作成されるので、uを収集結果cの
中のトピックのうち、条件を最もよく満たすトピックの
中に追加する。また、uが既知のサイト内のURLであ
る場合には、そのサイトの詳細情報として、図12の情
報125に示したような形で追加するし、未知のサイト
の情報である場合には、図12の情報128に示したよ
うに新しいサイトとして追加し、コメント文129とし
てウェブ文書から取得したテキストを付加する。
【0054】本発明の実施形態に係る情報収集システム
においては、収集要求と収集結果を、ユーザが明示的に
編集するだけなく、コミュニティ内でやり取りしたメッ
セージから収集要求と収集結果を自動的に更新する処理
をも行う。この処理によって、動的に変化するユーザの
興味・関心に常に合致するように収集要求と収集結果と
を維持することができる。
【0055】図16を用いて、メッセージに基づいて収
集要求と収集結果を更新する処理の流れを説明する。
【0056】未処理のメッセージmについて(ステップ
161)、まず、mの返信メッセージを再帰的に集め、
mを含むこれらのメッセージの集合をMmとする(ステ
ップ162)。図17に示したメッセージの例では、メ
ッセージ171に対して、メッセージ172、173等
が返信メッセージである。次に、Mmのメッセージの各
々から、URLの記述、すなわち、「http://」
等で始まる記述を抽出して、これをMm全てのメッセー
ジについて集めたURL集合をUmとする(ステップ1
63)。図17の例では、174、176、178、1
712がURLである。なお、テキスト1711は、U
RL174と同一であるし、メッセージ171の引用部
分に含まれるので、この部分は処理しない。ステップ1
63の処理と同時に、Umの各URLに対してメッセー
ジ中に記述されているコメント文を抽出し、Umの各要
素に対応したコメント文集合Dmを得る(ステップ16
4)。ステップ164において、メッセージからURL
へのコメント文を抽出する処理は、単純には、URLと
同一メッセージ内の同一の段落のテキストをそのまま抽
出することで実現できるが、より複雑には、メッセージ
の返信関係に基づき、引用されているテキストまでも含
めて文脈を理解し、複数のメッセージ間にまたがってコ
メント文を抽出する方法もある。図17の例では、UR
L174に対するテキスト175、URL176に対す
るテキスト177、URL178に対するテキスト17
9、および、URL1712に対するテキスト1711
が、コメント文として抽出される。また、URL171
2はURL1710(すなわち174)のサイト内のU
RLであり、さらに、URL1710はメッセージ17
1を引用した部分に含まれることから、テキスト171
1およびURL1712は、URL174をより詳細に
説明する情報であると解釈できる。
【0057】このようにして、URL集合Umとコメン
ト文集合Dmとをメッセージ集合Mmから得た後は、こ
れを当該コミュニティの収集要求r(または収集結果
c)の、どのトピックに追加すべきかを決定する処理を
行う。
【0058】まず、ステップ165にて、収集要求rの
各トピックに記述された収集起点URL(あるいは、収
集結果cの各トピックに記述されたURL)と、前記U
mとを比較し、最も重複の多いトピックtmを選択する
ことを試みる(ステップ165)。URLの重複を調べ
る処理では、URLが完全に一致する場合だけでなく、
URLのサイトが一致する場合も考慮する。ステップ1
65でtmが選択できない場合(ステップ166)に
は、収集要求rの各トピックに記述されたキーワード集
合(あるいは収集結果cの各トピックに記述されたサイ
ト名やコメント文などのテキスト)と、Dmのテキスト
とを比較し、最も重複の多いトピックをtmとする(ス
テップ167)。ステップ167でもtmが選択できな
い場合(ステップ168)には、トピックを新たに作成
してこれをtmとする(ステップ169)。この場合、
トピック名には、メッセージのタイトルを用いる。さら
に、収集要求を更新する場合には、新規トピックである
tmに対するキーワードとして、Dmから抽出した重要
語を選択する(ステップ1610)。ここでの重要語
は、コメント文テキストに高い頻度で含まれ、かつ、他
のトピックのコメント文テキストには低い頻度でしか含
まれない語とする(従来の統計的手法により求めること
ができる)。ステップ165から1610の処理でトピ
ックtmを選択もしくは作成した後、tmに、先のUm
を(収集結果の更新の場合には、Dmのコメント文と関
連付けて)追加する(ステップ1611)。
【0059】以上に説明した処理によって、図17のメ
ッセージに対して、図18に示した収集要求、および、
図19に示した収集結果が生成される。図18のトピッ
ク名181は図17のメッセージ171のタイトルであ
り、キーワード182は、図17のテキスト175、1
77、179、1711から抽出した重要語のORから
なる論理式である。また、収集起点URL183には、
URL174、176、178、1712が設定され
る。ユーザは、自動的に生成されたこれらの項目を、必
要ならば前述の収集要求編集手段を用いて適宜修正し
て、メッセージで議論された話題に関連する情報を収集
するための収集要求を簡単に作成することができる。一
方、図19の収集結果については、トピック名191に
は図17のメッセージ171のタイトルが用いられ、サ
イト192、195、197にはそれぞれ図17のUR
L174、176、178が用いられる。各サイトに対
するコメント文193、196、198には、それぞ
れ、図17のテキスト175、177、179が用いら
れる。また、メッセージ173の1711の部分は、サ
イト192の詳細情報として情報194に示した形で埋
め込まれる。このようにして自動生成された収集結果
は、常にユーザにとって利用しやすい内容に作られると
は限らず、例えばコメント文198のように余分なテキ
ストが含まれる場合もある。この場合には、前述の収集
結果編集手段を用いて、ユーザが見やすい形に自由に編
集することが容易に行える。
【0060】以上に説明した処理によって、一連のメッ
セージMmに対して、収集要求あるいは収集結果のトピ
ックtmが関連付けられる(ステップ165、167)
か、あるいは、新たに作成される(ステップ169)。
このようなメッセージとトピックとの関連をユーザに提
示することによって、ユーザがメッセージを理解した
り、メッセージと関連する情報にアクセスしたりする作
業を支援することができる。これは例えば、図9に示し
たように、メッセージ「音楽配信ビジネス」92に対し
て、関連するトピック「コンテンツ配信」93を関連付
けて表示することによって行われる。
【0061】一方、収集結果に対してユーザが行う編集
に応じて、収集要求を自動的に更新することも可能であ
る。この処理は、図16で説明した処理と同様の処理で
実現される。ユーザが自由な形式で記述するメッセージ
と異なり、収集結果は、上述の収集結果編集手段(図1
3)で説明したような所定の形式で記述するため、この
処理は図16の処理よりも比較的容易に実現できる。収
集要求の条件とするキーワードは、収集結果に記述され
るコメント文等から作成する。
【0062】図1のウェブ文書検索部10の処理の流れ
を、図20を用いて説明する。ウェブ文書検索部10
は、図1の情報収集部6が収集してウェブ文書記憶部7
に記憶したウェブ文書を、ユーザが検索して利用するた
めの手段である。
【0063】図20において、まず、ユーザによって検
索条件qが入力されると(ステップ201)、収集済み
のウェブ文書からqを満足する文書を検索し、その結果
のURL集合をUqとする(ステップ202)。次に、
Uqの各々の要素uについて(ステップ203)、uを
含む収集結果cを探す(ステップ204)。この収集結
果cは、u自体を含む収集結果であってもよいし、ある
いは、uと同一サイトのURLや、uをリンクするリン
ク元のURLを含む収集結果であってもよい。このよう
な収集結果cが存在すれば(ステップ205)、uを説
明する見出しおよび説明文として収集結果cに記述され
ているサイト名、コメント文のテキストを用い、uと収
集結果cとを関連付けてユーザに提示する(ステップ2
06)。収集結果cが存在しなければ、uを説明する見
出しおよび説明文として、uのウェブ文書に記述されて
いるタイトルや本文等のテキストを用いてuをユーザに
提示する(ステップ207)。
【0064】図21は、図20で説明した処理によって
ユーザに提示された検索結果の画面例を示す図である。
ユーザが入力した検索条件「オークション」211に対
して検索された個々のウェブ文書のURL「http:
//xyz.com/」212等に対して、見出し「○
○オークション」213、説明文214等を、ステップ
204で求めた収集結果、例えば図19に示すサイト名
192、コメント文193を用いてユーザに提示する。
さらに、図21に示すように、収集結果のトピック21
5を収集結果と関連付けて提示する。検索結果のURL
と関連する収集結果がなければ、例えば、検索結果の説
明文としてウェブ文書のテキストの一部217(一般的
には、冒頭部分のテキストや、検索語が出現する近傍の
テキスト)を提示する。このように、ウェブ文書からそ
のまま得たテキストは、意味が理解し難しかったり、必
ずしもそのサイトの内容を適切に表した記述でない場合
がある。これに対し、説明文214のように、コミュニ
ティのメンバーが収集結果の中で記述したテキストは、
簡潔で理解しやすい記述である場合が多い。また、検索
結果の情報に対して図21に示すように収集結果のトピ
ックを関連付けて表示することにより、その情報がどの
ような分野・文脈の情報であるかが容易に理解できるよ
うになる。さらに、ユーザは、当該トピックに含まれる
他の有用な情報を利用することができる。あるトピック
に関する情報を収集しているコミュニティは、そのトピ
ックに関心を持つ専門家の集団であると言えるので、検
索結果中の個々の情報について、どのようなコミュニテ
ィがこれを有用とみなしているか、いないかを、即座に
知ることができるという効果もある。
【0065】以上に説明した処理は、検索結果と収集結
果とを関連付けて提示する処理であったが、これと同様
の方法により、あるコミュニティの収集結果に対して、
他のコミュニティの収集結果を関連付けて表示すること
も可能である。
【0066】図12の情報127の例では、「eコマー
ス調査グループ」が「コンテンツ配信」のトピックとし
て収集した情報「××エンターテインメント」に対し、
別のコミュニティである「カラオケ友の会」が収集した
「家庭用コンテンツ」のトピック127が関連付けて提
示される。この処理も、図20のステップ204と同様
に、あるURLが収集結果に含まれているかどうかを調
べることって実現される。このように、検索結果や収集
結果に対し、他のコミュニティが関心のあるトピックや
収集した情報を関連付けて提示することは、ユーザが検
索結果や収集結果を利用する際の手助けになるだけでな
く、ユーザが参加していない他のコミュニティがどのよ
うなトピックに関心を持って活動を行っているかを、知
る機会を増やす働きをする。その結果、複数のコミュニ
ティ間の交流が活発になるという効果がある。
【0067】本発明は、上記の発明の実施の形態に限定
されるものではない。本発明の要旨を変更しない範囲で
種々変形して実施できるのは勿論である。
【0068】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
共通の関心を持ったコミュニティのメンバーが共同で収
集要求と収集結果を編集し、これを継続的に洗練・保守
していくことができるので、メンバー一人一人の少ない
労力の寄与によって、コミュニティ全員にとって有用な
情報を収集・整理して共有することができる。さらに、
コミュニティ内で日常的に行われるメッセージのやり取
りに基づいて、収集要求と収集結果が自動的に更新され
るので、収集要求と収集結果を編集するユーザの作業が
軽減するとともに、コミュニティの活動に応じて動的に
変化する関心に対応した情報収集を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態である情報収集システム
の構成を示す図。
【図2】 従来の情報収集システムの構成の一例を表す
図。
【図3】 ユーザ情報の例を表す図。
【図4】 ユーザの登録、認証およびコミュニティへの
参加の処理の流れを表す図。
【図5】 コミュニティ情報の一覧提示画面の例を表す
図。
【図6】 メッセージの送信の処理の流れを表す図。
【図7】 収集要求の編集の処理の流れを表す図。
【図8】 収集結果の編集の処理の流れを表す図。
【図9】 メッセージの閲覧画面の例を表す図。
【図10】 メッセージの編集画面の例を表す図。
【図11】 収集要求の編集画面の例を表す図。
【図12】 収集結果の閲覧画面の例を表す図。
【図13】 収集結果の編集画面の例を表す図。
【図14】 情報収集の処理の流れを表す図。
【図15】 収集結果の生成の処理の流れを表す図。
【図16】 メッセージから収集要求または収集結果を
生成する処理の流れを表す図。
【図17】 メッセージの例を表す図。
【図18】 メッセージから生成された収集要求の例を
表す図。
【図19】 メッセージから生成された収集結果の例を
表す図。
【図20】 ウェブページ検索の処理の流れを表す図。
【図21】 ウェブページ検索の検索結果画面の例を表
す図。
【符号の説明】
1…コミュニティ管理部 2…コミュニティ情報提示部 3…メッセージ送受信部 4…収集要求編集部 5…収集結果編集部 6…情報収集部 7…ウェブ文書記憶部 8…収集結果生成部 9…収集要求生成部 10…ウェブ文書検索部 11…ユーザ情報記憶部 12…メッセージ記憶部 13…収集要求記憶部 14…収集結果記憶部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユーザの要求を満足する情報を収集して
    提示する情報収集システムにおいて、 それぞれ複数のユーザをメンバーとする複数のコミュニ
    ティを管理するコミュニティ管理手段と、 各コミュニティに属するメンバーがメッセージの送受信
    を行うためのメッセージ送受信手段と、 前記複数のコミュニティの各々で共有されている情報を
    ユーザが閲覧するためのコミュニティ情報提示手段と、 各コミュニティに属するメンバーが共同で、当該コミュ
    ニティにおける収集要求を編集するための収集要求編集
    手段と、 各複数のコミュニティにおいて編集された複数の収集要
    求のいずれかを満足する情報を情報ネットワーク上の複
    数の情報源から収集する情報収集手段と、 前記収集した情報に基づいて前記複数の収集要求の各々
    に対応する収集結果を各々生成する収集結果生成手段
    と、 各コミュニティに属するメンバーが共同で、当該コミュ
    ニティにおける収集結果を編集するための収集結果編集
    手段と、を具備し、 前記コミュニティ情報提示手段は、複数のコミュニティ
    で各々作成された複数の収集結果を、当該コミュニティ
    または当該コミュニティ内で送受信されるメッセージと
    関連付けて、当該コミュニティのメンバーおよび非メン
    バーのユーザに提示することを特徴とする情報収集シス
    テム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の情報収集システムにお
    いて、コミュニティのメンバーが前記メッセージ送受信
    手段を用いて送受信するメッセージに基づき、当該コミ
    ュニティの収集要求及び当該コミュニティの収集結果の
    少なくとも一方を自動的に更新することを特徴とする情
    報収集システム。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載の情報収集
    システムにおいて、コミュニティのメンバーが前記収集
    結果編集手段を用いて行った収集結果の編集内容に基づ
    き、当該収集結果に対応する収集要求を更新することを
    特徴とする情報収集システム。
  4. 【請求項4】 請求項1から請求項3のいずれか1項に
    記載の情報収集システムにおいて、コミュニティの収集
    結果と、当該コミュニティの収集結果に含まれる情報を
    重複して含む他のコミュニティの収集結果とを関連付け
    て提示することを特徴とする情報収集システム。
  5. 【請求項5】 請求項1から請求項4のいずれか1項に
    記載の情報収集システムにおいて、ユーザが入力する検
    索条件を満足する情報を、前記情報収集手段で収集した
    情報の中から検索する収集情報検索手段をさらに具備
    し、当該収集情報検索手段は、検索された情報と、コミ
    ュニティで作成した収集結果のうち前記検索された情報
    を含む収集結果とを、関連付けて提示することを特徴と
    する情報収集システム。
  6. 【請求項6】 ユーザの要求を満足する情報を収集して
    提示する情報収集方法において、 各コミュニティに属するメンバーが共同で、当該コミュ
    ニティにおける収集要求を編集し、 各コミュニティにおいて編集された複数の収集要求のい
    ずれかを満足する情報を情報ネットワーク上の複数の情
    報源から収集し、 前記収集した情報に基づいて前記複数の収集要求の各々
    に対応する収集結果を各々生成し、 各コミュニティに属するメンバーが共同で、当該コミュ
    ニティにおける収集結果を編集し、 複数のコミュニティが各々作成された複数の収集結果
    を、当該コミュニティまたは当該コミュニティ内で送受
    信されるメッセージと関連付けて、前記複数のコミュニ
    ティの各々で共有されている情報を、当該コミュニティ
    のメンバーおよび非メンバーのユーザに提示することを
    特徴とする情報収集方法。
  7. 【請求項7】 コンピュータにユーザの要求を満足する
    情報を収集して提示する情報収集を実行させるプログラ
    ムにおいて、 各コミュニティに属するメンバーによって共同で編集さ
    れた当該コミュニティにおける収集要求を入力し、 各コミュニティにおいて編集された複数の収集要求のい
    ずれかを満足する情報を情報ネットワーク上の複数の情
    報源から収集し、 前記収集した情報に基づいて前記複数の収集要求の各々
    に対応する収集結果を各々生成し、 各コミュニティに属するメンバーが共同で編集された当
    該コミュニティにおける収集結果を入力し、 複数のコミュニティで各々作成された複数の収集結果
    を、当該コミュニティまたは当該コミュニティ内で送受
    信されるメッセージと関連付けて、前記複数のコミュニ
    ティの各々で共有されている情報を、当該コミュニティ
    のメンバーおよび非メンバーのユーザに提示することを
    特徴とするプログラム。
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