JP2003280874A - 記録装置、記録方法、プログラム並びに記憶媒体 - Google Patents

記録装置、記録方法、プログラム並びに記憶媒体

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JP2003280874A
JP2003280874A JP2002081253A JP2002081253A JP2003280874A JP 2003280874 A JP2003280874 A JP 2003280874A JP 2002081253 A JP2002081253 A JP 2002081253A JP 2002081253 A JP2002081253 A JP 2002081253A JP 2003280874 A JP2003280874 A JP 2003280874A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】マークアップ言語で記述された文書を見やすく
印刷することのできる記録装置、記録方法、プログラム
並びに記憶媒体を提供すること。 【解決手段】 カートリッジのタイプによってカラーモ
ードかモノクロモードか判定し(S603)、ダウンロ
ードしたHTMLデータを解析して、背景データを抽出
し(S607)、文字データを抽出し(S616)、モ
ノクロモードの場合、背景データを白画像データに変換
し(S611)、文字データを黒画像データに変換して
(S619)画像の記録を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録装置、記録方
法、プログラム並びに記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、マークアップ言語の解析機能と、
プリント機能とを併せ持つファクシミリや電話機などの
記録装置が開発されてきている。
【0003】このような記録装置の中には、インターネ
ットに接続して、ウェブサーバに記憶されているデータ
を容易に閲覧できるものもある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
プリンタ一体型インターネット端末等の記録装置では、
カラーコンテンツの印刷を行おうとした場合に、文字情
報などを選択的に明確にプリント出力することはできな
かった。
【0005】本発明は、上記従来技術の課題を解決する
ためになされたもので、その目的とするところは、マー
クアップ言語で記述された文書を見やすく印刷すること
のできる記録装置、記録方法、プログラム並びに記憶媒
体を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係る装置は、マークアップ言語で記述され
た文書データを入力する入力手段と、前記文書データを
解析し、背景データを抽出する第1抽出手段と、前記文
書データを解析し、文字データを抽出する第2抽出手段
と、前記第1抽出手段によって抽出された背景データを
第1濃度の第1画像データに変換する第1変換手段と、
前記第2抽出手段で抽出された文字データを前記第1濃
度よりも高い第2濃度の第2画像データに変換する第2
変換手段と、前記第1画像データと前記第2画像データ
に基づいて画像の記録を行なう記録手段と、を含むこと
を特徴とする。
【0007】前記第1画像データは、白色単色画像の画
像データであることを特徴とする。
【0008】前記第2画像データは、黒色単色画像の画
像データであることを特徴とする。
【0009】ウェブサーバから、前記文書データを受信
する受信手段を更に有することを特徴とする。
【0010】前記記録手段によりカラー画像を記録する
カラーモードか、モノクロ画像を記録するモノクロモー
ドかを判定する判定手段を更に有し、該判定手段でモノ
クロモードと判定された場合には、前記第1変換手段及
び第2変換手段は、自動的にデータ変換を行なって、前
記記録手段は、前記第1画像データと前記第2画像デー
タに基づいて画像の記録を行ない、前記判定手段でカラ
ーモードと判定された場合には、前記記録手段は、前記
背景データと前記文字データに基づいて画像の記録を行
なうことを特徴とする。
【0011】前記判定手段は、前記記録手段に装着され
る記録剤収納手段の種類に応じてカラーモードかモノク
ロモードかを判定することを特徴とする。
【0012】前記記録手段を前記カラーモードまたは前
記モノクロモードに設定する設定手段を更に有し、前記
判定手段は、該設定手段の設定内容に応じて、カラーモ
ードかモノクロモードかを判定することを特徴とする。
【0013】画像をカラー表示する表示手段を更に有す
ることを特徴とする。
【0014】上記目的を達成するため、本発明に係る方
法は、マークアップ言語で記述された文書データを入力
する入力工程と、前記文書データを解析し、背景データ
を抽出する第1抽出工程と、前記文書データを解析し、
文字データを抽出する第2抽出工程と、前記第1抽出工
程によって抽出された背景データを第1濃度の第1画像
データに変換する第1変換工程と、前記第2抽出工程で
抽出された文字データを前記第1濃度よりも高い第2濃
度の第2画像データに変換する第2変換工程と、前記第
1画像データと前記第2画像データに基づいて画像の記
録を行なう記録工程と、を含むことを特徴とする。
【0015】上記目的を達成するため、本発明に係るプ
ログラムは、コンピュータに、マークアップ言語で記述
された文書データを入力する入力工程と、前記文書デー
タを解析し、背景データを抽出する第1抽出工程と、前
記文書データを解析し、文字データを抽出する第2抽出
工程と、前記第1抽出工程によって抽出された背景デー
タを第1濃度の第1画像データに変換する第1変換工程
と、前記第2抽出工程で抽出された文字データを前記第
1濃度よりも高い第2濃度の第2画像データに変換する
第2変換工程と、を実行させることを特徴とする。
【0016】上記目的を達成するため、本発明に係る記
憶媒体は、コンピュータに、マークアップ言語で記述さ
れた文書データを入力する入力工程と、前記文書データ
を解析し、背景データを抽出する第1抽出工程と、前記
文書データを解析し、文字データを抽出する第2抽出工
程と、前記第1抽出工程によって抽出された背景データ
を第1濃度の第1画像データに変換する第1変換工程
と、前記第2抽出工程で抽出された文字データを前記第
1濃度よりも高い第2濃度の第2画像データに変換する
第2変換工程と、を実行させるプログラムを格納したこ
とを特徴とする。
【0017】なお、ここで背景データとは、文字などの
裏側に配置される画像を示すデータであって、例えば、
HTML文書においてバックグラウンドタグで示される
データに限定されるものではなくイメージタグや背景色
タグで示されるデータも含むものである。
【0018】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して、この発
明の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただ
し、この実施の形態に記載されている構成要素の相対配
置、表示画面等は、特に特定的な記載がない限りは、こ
の発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではな
い。
【0019】以下、本発明の一実施形態としてのウェブ
・ブラウザ機能付き記録装置を説明する。図1は、実施
形態のウェブ・ブラウザ機能付き記録装置の構成例を示
す構成図である。
【0020】図1において100は装置全体を制御する
ための中央演算処理部(CPU)であり、101はプロ
グラムおよびデータを記憶するROM、102は個人デ
ータ、電話帳などのバックアップ用のデータを格納する
不揮発性RAM、103はCPUワークデータ、HTM
Lデータ、表示用データ、記録用データなどを記憶する
記憶部(DRAM)である。104は受信したHTML
データを解析し表示用および記録用データへ変換するH
TML変換部である。105は受信したコンテンツデー
タや装置の状態などをカラー表示する表示部、106は
テンキーなどから構成される操作部、107は受信した
画像やテキストを記録するプリンタなどの記録部、10
8は回線109を接続し外部と通信するためのモデムな
どから構成される通信部である。ここで各処理部はシス
テムバス110で接続される。111はセンサ群で、記
録剤収容手段としてのカートリッジの種別および有り無
しの検出センサ、記録紙サイズの検出センサ、読み取り
原稿巾のセンサ、原稿ありなしのセンサなどが含まれ
る。
【0021】図2は、表示部105の構成図である。表
示部105は、表示データを記憶するVRAM200
と、VRAM200の内容をドットマトリクスLCD2
02に出力させるためのLCDドライバ201とを含
む。
【0022】図3は、DRAM103の内部構成を示す
メモリマップであり、DRAM103はそれぞれCPU
100のワークとして使われるCPUワークエリア、受
信したHTMLデータを記憶するHTMLデータ格納エ
リア、表示データを記憶する表示用データ格納エリア、
プリントデータを記憶する記録用データ格納エリア、お
よびその他のデータを記憶するその他のデータ格納エリ
アから構成される。
【0023】図5は、本ファクシミリの操作部106の
外観構成図であり、LCD202、電話番号などを入力
するためのテンキー502、機能設定などに用いる登録
キー503、マルチな入力に用いる4つのファンクショ
ンキー504、および設定入力キーであるセットキー5
05と、表示部のカーソル移動などに用いる左右上下方
向キー506を含む。
【0024】このような構成において、HTMLデータ
を受信してから、LCDに表示するまでの動作について
まず説明する。ここでは回線接続操作によりすでに回線
が接続状態であることとする。
【0025】回線109および通信部108を通じてH
TMLデータを受信し、受信したHTMLデータを記憶
部103のHTMLデータ格納エリアへ記憶する。
【0026】つぎに記憶部103のHTMLデータ格納
エリアに記憶されたHTMLデータは、HTML変換部
104に渡される。次に、HTMLデータ解析コア部に
て表示データに変換され、再度記憶部103の表示用デ
ータエリアに表示用のビットマップデータとして記憶さ
れる。さらに、この表示用データエリアに記憶されたデ
ータの中で、表示が必要なデータが、表示部105のV
RAM200ヘ送られ、LCDドライバ201でドライ
ブされ、ドットマトリクスLCD202で表示される。
【0027】<印刷方法>次に、図4を用いて、本記録
装置を用いた印刷方法についての動作を説明する。
【0028】図4は、本実施形態に係るHTML変換部
104の動作を説明する図である。図中、HTMLデー
タ格納エリア、表示用データ格納エリア、記録用データ
格納エリアは前述したRAM103に割り当てられたエ
リアである。
【0029】HTMLデータ格納エリアはインターネッ
トから得られたHTMLデータおよび、GIF、JPE
Gなどの画像データを格納するために用いられる。表示
用データ格納エリアはLCDに表示させるためのデータ
を格納するために用いられ、記録用データ格納エリア
は、HTMLデータを展開した印刷に用いられるための
データを格納するために用いられる。
【0030】HTML変換部104は、HTMLデータ
解析コア部401、文字データ変換部402、画像・背
景データ変換部403、プリントモードフラグ405を
含む。
【0031】HTMLデータ解析コア部401は、シス
テムバス上からHTMLデータを取り入れ、そこに含ま
れる、文字、画像、レイアウト、タグデータなどの解析
を行い、文字データとそれ以外のデータとを分離して、
文字データ変換部402、画像・背景データ変換部40
3へ受け渡す。
【0032】文字データ変換部402は、HTMLデー
タ解析コア部401から受け取ったコードデータと、R
OM101に格納されたフォントデータとから、文字デ
ータをイメージ変換する。
【0033】詳しく説明すると、まず、文字サイズと画
面サイズとから、改行すべき文字数を割り出し、キャラ
クタ列を作りだす。ROM101のフォントデータを参
照して、そのキャラクタ列をビットマップ展開する。こ
のビットマップデータは、表示用データもしくは印字用
データとして出力される。
【0034】ここでは印刷を行う際、プリントモードフ
ラグ405の状態を反映し、フラグの状態がカラーモー
ドを示す値である場合にはHTMLのデータ内で指示さ
れているフォントの色指定情報の値に従ってフォントデ
ータをビットマップ展開し印字用データの作成を行う。
また、プリントモードフラグ405の状態がモノクロモ
ードを示す値である場合にはHTMLデータ内で指示さ
れているフォントの色指定情報の値に関わらずモノクロ
(黒)でフォントデータをビットマップ展開し印字用デ
ータの作成を行う。
【0035】図6は、HTMLデータの解析処理を示す
フローチャートである。ホームページを表示中に、操作
パネルの機能キー403が押下され、所定のプリント開
始操作が行われると、図6に示すHTMLデータの解析
処理を開始する。
【0036】まず、ステップS603ではプリントモー
ドの判別を行う。具体的には、記録部107に装着され
ているインクカートリッジのタイプを検知し、カラーの
インクカートリッジが装着されていればはカラーモード
と判定しステップS604に進む。モノクロのインクカ
ートリッジが装着されていれば、モノクロモードと判定
して、ステップS605に進む。
【0037】ステップS604では、プリントモードフ
ラグにカラーの値を(例えば1)設定する。またステッ
プS605では、プリントモードフラグにモノクロの値
を(例えば2)を設定する。
【0038】なおここではカートリッジのタイプを検知
することにより、カラー/モノクロを判定しているが、
ユーザによる設定入力によって、そのモードを切換えて
もよい。これは、カートリッジのタイプによってはモー
ドを判定できない場合、特に有効である。例えば、黒イ
ンクを使用せず、マゼンダ、シアン、イエローのインク
を1:1:1で混合して黒を生成する場合などがある。
【0039】次にステップS606ではWeb1ページ
の解析が終了したか否かの判断を行う。Web1ページ
の解析が終了したと判断された場合は、ステップS69
0に進み、プリント終了処理を行なう。
【0040】ステップS606ではWeb1ページの解
析が終了していないと判断すると、ステップS607に
進み、HTMLデータを解析する。具体的には、HTM
Lデータ解析コア部401においてコンテンツデータの
HTML言語のタグ解析を行う。タグ解析の結果、画像
や文字の裏側に回り込む背景データを示すタグ(バック
グラウンドタグなど)を検出すると、ステップS608
から、ステップS609に進み、背景データの描画処理
を開始する。
【0041】ステップS609では、まず、プリントモ
ードフラグによって、この描画処理をモノクロモードで
行うのか、或いは、カラーモードで行うのかを判断す
る。プリントモードフラグがカラーを示している場合
は、ステップS610に進み、背景データをカラーでビ
ットマップ展開する。一方、プリントモードフラグがモ
ノクロを示している場合はステップS611に進み、背
景に関するカラー指定情報や画像情報を無視し、文字フ
ォントの背景部分描画データを白色に設定する。
【0042】ひとつのタグデータに関する描画処理が終
わると、ステップS606に戻り次のタグデータの解析
に移る。
【0043】ステップS607のHTMLデータ解析の
結果、画像データを示すタグを検出すると、ステップS
608とステップS612を経て、ステップS613に
進み、プリントモードフラグがカラーを示している場合
は、更にステップS614に進んで画像データをカラー
でビットマップ展開する。一方、プリントモードフラグ
がモノクロを示している場合は、ステップS615に進
んで画像データをモノクロに設定する。
【0044】ステップS607でのHTMLデータ解析
の結果、文字データを示すタグが検出されると、ステッ
プS608と、ステップS612とステップS616を
経てステップS617に進む。ステップS617では、
プリントモードフラグがカラーを示しているか否か判定
し、カラーを示している場合はステップS618に進み
文字データをカラーでビットマップ展開する。一方、プ
リントモードフラグがモノクロを示している場合はステ
ップS619に進み、文字データを黒色文字がプリント
されるようにモノクロビットマップ画像に展開する。
【0045】このようなステップS607〜S619に
おけるHTMLデータの展開処理を、印刷指示されたW
eb1ページの全データについて終了するまで繰り返
す。
【0046】図7は従来の装置でカラーコンテンツをモ
ノクロ印刷した場合の説明を行うイメージ図である。
【0047】図7の左図ではコンテンツデータの元デー
タのイメージを図示している。背景部分に背景データが
配置されていた場合、背景色または背景画像の色が比較
的濃い色調の場合は文字フォントを白色あるいは薄めの
色調のもので文字表示を行っている場合が多く、文字フ
ォントと文字フォントの背景色のコントラストを明確に
することで文字の判読性を高めている。また図示はしな
いが、背景と文字との輝度の差ではなく輝度が同じであ
るが色の違いをそれぞれに割り当てることで、背景と文
字フォントの違いを明瞭にして判読性を高めている場合
もある。
【0048】それに対して図7の右図では従来の装置に
てこのようなコンテンツデータをモノクロ印刷した場合
のイメージを図示している。
【0049】このように従来の装置では文字フォントの
背景に該当する部分は指定された背景色と同じ輝度にな
るようなグレーで描画し、文字フォントに関しては黒な
どの単色で描画していた。このため、背景色と文字フォ
ント色のコントラストがモノクロ印刷では不明瞭になる
ために文字の判読性が低下してしまっていた。
【0050】この理由は、HTMLのサブセットである
CHTML(コンパクトHTML)などのマークアップ
言語において、簡略化のため背景色の指定機能はあるが
文字装飾の指定機能を具備せず、コンテンツにおいては
背景色の指定を行っても文字の色指定は行うことができ
ないという記述言語上の理由でコンテンツのホームペー
ジを作成しているという背景がある。
【0051】また更なる理由として、通常のHTMLで
作成されたコンテンツのホームページでは背景色、文字
フォント色ともに色に関してはCHTMLと異なりそれ
ぞれ設定が可能となっている。しかし、端末側で具備す
るブラウザソフトがCHTMLの仕様をサポートしてい
るだけであると、背景色を表示する機能はあるが文字フ
ォントに関してはコンテンツデータのフォントに対して
指定された色の指定を無視して黒などの単色でフォント
を描画する仕組みとなっており、背景色は指定の色で文
字フォントは黒などの単色という描画方法となってい
る。
【0052】次に図8の説明を行う。図8は、図7の従
来例に対して本特許の実施を行った場合の印刷の説明図
である。
【0053】図8の右図は本実施形態としての記録装置
でカラーコンテンツをモノクロ印刷した場合のイメージ
を示す図である。図8の左図では図7の左図と同様にコ
ンテンツデータの元データのイメージを図示している。
【0054】図8の右図に示すように、本実施形態で
は、文字フォントの背景に該当する部分の描画データに
関しては白色の単色を設定する。つまり、コンテンツか
らダウンロードしたHTML元データにおいて背景指定
の記述があった場合でも、この指定を無視し、背景色を
白の単色に置き換える処理を行う。そして、文字描画デ
ータに関しても元データ中に文字フォントに関する色指
定があってもなくても、黒色などの単色で文字フォント
の描画を行う処理を行う。
【0055】このように、本実施形態によれば、カラー
プリント時にはカラーコンテンツのカラー情報を欠落さ
せることなくカラーインクで印刷を行い、モノクロプリ
ント時には受信データのHTMLデータのうち、カラー
情報の記述を無視してHTMLデータの解析を行い、カ
ラー情報を含まない記録用ビットマップデータの作成し
た上で、印刷を行う。これにより、カラーコンテンツを
モノクロインクのみで印刷した場合にも文字データのプ
リント出力品位を低下させることなく印刷可能である。
【0056】この結果、カラーコンテンツの印刷を行お
うとした場合に画面表示されている画像と同等のイメー
ジを記録用のデータとして展開しプリントしコンテンツ
のデザイン性や色を損なうことはなくなることと、モノ
クロインクでプリントする場合の背景画像と文字フォン
トとを重ねて印刷することがなくなることで文字情報の
見易さを損なうことがなくなること、の両立を行うこと
ができる装置を提供できる。
【0057】なお、上記実施形態では、モノクロ印刷モ
ードにおいて、背景画像をキャンセルしているが、本発
明はこれに限定されるものではなく、カラー印刷モード
においてユーザが背景画像キャンセル操作を行なうこと
によって背景画像のみキャンセルする構成であっても良
い。その場合。文字も、写真などの画像も見やすくカラ
ーで印刷することができる。
【0058】また、背景画像を完全にキャンセルして白
地に変換するのではなく、背景画像のみ濃度を落として
プリントしてもかまわない。これによると、薄い背景に
文字が際だつことになる。また、カラー印刷モードの場
合には、背景画像を濃度の薄い単色の画像に変換しても
良い。更に、上記実施形態では文字画像を黒色に変換し
ているが、これに限定されず、文字画像が背景画像の濃
度よりも高い濃度になるように変換すれば文字の読みや
すさは向上する。
【0059】また更に、文字の周囲に存在する背景色や
背景画像のみ白画像や濃度の薄い画像に変換しても良
い。
【0060】本発明は、複数の機器(例えばホストコン
ピュータ、インタフェイス機器、リーダ、プリンタな
ど)から構成されるシステムに適用しても、一つの機器
からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ装置な
ど)に適用してもよい。
【0061】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるい
は装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュ
ータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納された
プログラムコードを読み出し実行することによっても、
達成されることは言うまでもない。この場合、記憶媒体
から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施
形態の機能を実現することになり、そのプログラムコー
ドを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実
行することにより、前述した実施形態の機能が実現され
るだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、
コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステ
ム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
【0062】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示
に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備
わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
【0063】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、マーク
アップ言語で記述された文書を見やすく印刷することの
できる記録装置、記録方法、プログラム並びに記憶媒体
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態としての記録装置の構成を示
すブロック図である。
【図2】本発明の実施形態としての記録装置の表示部の
構成を示したブロック図である。
【図3】本発明の実施形態としての記録装置の記憶部の
構成を示したブロック図である。
【図4】本発明の実施形態としての記録装置のHTML
データ解析モジュールのブロック図である。
【図5】本発明の実施形態としての記録装置の操作部の
構成を示したブロック図である。
【図6】本発明の実施形態としての記録装置のプリント
動作を示したフロー図である。
【図7】従来のコンテンツモノクロ印刷の例である。
【図8】本発明の実施形態としての記録装置のコンテン
ツモノクロ印刷の例である。
【符号の説明】
100 CPU 101 ROM 102 不揮発性RAM 103 データ記憶部 104 HTML変換部 105 表示部 106 操作部 107 記録部 108 通信部 109 回線 110 バス 111 センサ群 401 HTMLデータ解析コア部 402 文字データ変換部 403 画像・背景データ変換部 404 切り換え部 405 プリントモードフラグ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/46 H04N 1/40 101E 5C079 Fターム(参考) 2C187 AC08 AD03 AD04 AE01 AE07 AF03 BG04 BG49 CD12 CD17 FC01 5B021 AA04 KK00 LG07 LG08 5B057 AA11 BA01 CA01 CA18 CB01 CB08 CB12 CB16 CE11 CE17 CH11 CH18 5C076 AA02 AA26 AA27 BA06 CA10 5C077 LL19 MP08 PP15 PP27 PP37 PQ22 TT02 5C079 HA13 LA02 LA06 LA31 LB13 NA06 PA03

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】マークアップ言語で記述された文書データ
    を入力する入力手段と、 前記文書データを解析し、背景データを抽出する第1抽
    出手段と、 前記文書データを解析し、文字データを抽出する第2抽
    出手段と、 前記第1抽出手段によって抽出された背景データを第1
    濃度の第1画像データに変換する第1変換手段と、 前記第2抽出手段で抽出された文字データを前記第1濃
    度よりも高い第2濃度の第2画像データに変換する第2
    変換手段と、 前記第1画像データと前記第2画像データに基づいて画
    像の記録を行なう記録手段と、 を含むことを特徴とする記録装置。
  2. 【請求項2】前記第1画像データは、白色単色画像の画
    像データであることを特徴とする請求項1に記載の記録
    装置。
  3. 【請求項3】前記第2画像データは、黒色単色画像の画
    像データであることを特徴とする請求項1または2に記
    載の記録装置。
  4. 【請求項4】ウェブサーバから、前記文書データを受信
    する受信手段を更に有することを特徴とする請求項1、
    2または3に記載の記録装置。
  5. 【請求項5】前記記録手段によりカラー画像を記録する
    カラーモードか、モノクロ画像を記録するモノクロモー
    ドかを判定する判定手段を更に有し、 該判定手段でモノクロモードと判定された場合には、前
    記第1変換手段及び第2変換手段は、自動的にデータ変
    換を行ない、前記記録手段は、前記第1画像データと前
    記第2画像データに基づいて画像の記録を行ない、 前記判定手段でカラーモードと判定された場合には、前
    記記録手段は、前記背景データと前記文字データに基づ
    いて画像の記録を行なうことを特徴とする請求項1乃至
    4のいずれかに記載の記録装置。
  6. 【請求項6】前記判定手段は、前記記録手段に装着され
    る記録剤収納手段の種類に応じてカラーモードかモノク
    ロモードかを判定することを特徴とする請求項5に記載
    の記録装置。
  7. 【請求項7】前記記録手段を前記カラーモードまたは前
    記モノクロモードに設定する設定手段を更に有し、 前記判定手段は、該設定手段の設定内容に応じて、カラ
    ーモードかモノクロモードかを判定することを特徴とす
    る請求項5に記載の記録装置。
  8. 【請求項8】画像をカラー表示する表示手段を更に有す
    ることを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の
    記録装置。
  9. 【請求項9】マークアップ言語で記述された文書データ
    を入力する入力工程と、 前記文書データを解析し、背景データを抽出する第1抽
    出工程と、 前記文書データを解析し、文字データを抽出する第2抽
    出工程と、 前記第1抽出工程によって抽出された背景データを第1
    濃度の第1画像データに変換する第1変換工程と、 前記第2抽出工程で抽出された文字データを前記第1濃
    度よりも高い第2濃度の第2画像データに変換する第2
    変換工程と、 前記第1画像データと前記第2画像データに基づいて画
    像の記録を行なう記録工程と、 を含むことを特徴とする記録方法。
  10. 【請求項10】コンピュータに、 マークアップ言語で記述された文書データを入力する入
    力工程と、 前記文書データを解析し、背景データを抽出する第1抽
    出工程と、 前記文書データを解析し、文字データを抽出する第2抽
    出工程と、 前記第1抽出工程によって抽出された背景データを第1
    濃度の第1画像データに変換する第1変換工程と、 前記第2抽出工程で抽出された文字データを前記第1濃
    度よりも高い第2濃度の第2画像データに変換する第2
    変換工程と、 を実行させることを特徴とするプログラム。
  11. 【請求項11】コンピュータに、 マークアップ言語で記述された文書データを入力する入
    力工程と、 前記文書データを解析し、背景データを抽出する第1抽
    出工程と、 前記文書データを解析し、文字データを抽出する第2抽
    出工程と、 前記第1抽出工程によって抽出された背景データを第1
    濃度の第1画像データに変換する第1変換工程と、 前記第2抽出工程で抽出された文字データを前記第1濃
    度よりも高い第2濃度の第2画像データに変換する第2
    変換工程と、 を実行させるプログラムを格納したことを特徴とするコ
    ンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
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