JP2003280823A - ホストシステムからデータを記憶する記憶システムおよびその方法 - Google Patents

ホストシステムからデータを記憶する記憶システムおよびその方法

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JP2003280823A JP2003027423A JP2003027423A JP2003280823A JP 2003280823 A JP2003280823 A JP 2003280823A JP 2003027423 A JP2003027423 A JP 2003027423A JP 2003027423 A JP2003027423 A JP 2003027423A JP 2003280823 A JP2003280823 A JP 2003280823A
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トマス・ビィ・ボルト
Kevin C Daly
ケビン・シィ・デーリー
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 実装密度が高く、消費電力および発生熱量が
低く、耐久性の高い記憶システムを提供する。 【解決手段】 ホストシステム(12)からデータを記
憶する記憶システム(14)は、複数のディスクドライ
ブ(30)とディスクドライブ(30)を制御するコン
トローラ(32)とを含む。ほぼ同時に、ディスクドラ
イブ(30)のうちの少なくとも1つは待機モードにあ
り、ディスクドライブ(30)のうちの1つは書込/読
出モードにある。一実施例では、コントローラ(32)
はディスクドライブ(30)の第1のサブセット(50
0)とディスクドライブ(30)の第2のサブセット
(502)とに同時にデータを向ける。この実施例で
は、サブセット(500)(502)のうちの少なくと
も1つは5つのディスクドライブ(30)を含み得る。
さらに、データ転送中、ディスクドライブ(30)の1
/3は書込/読出モードにある一方、ディスクドライブ
(30)の2/3は待機モードにある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の分野】この発明は一般に、データを記憶するた
めの記憶システムに関する。より特定的には、この発明
はディスクドライブを制御してディスクドライブの高密
度実装を可能にするためのシステムおよび方法に関す
る。
【0002】
【背景】ディスクドライブは、デジタル形式の情報を記
憶するコンピュータおよびデータ処理システムにおいて
幅広く用いられている。従来のディスクドライブでは、
回転するデータ記憶ディスクの記憶面の非常に近傍にあ
るエアーベアリング上を、トランスデューサが「飛
ぶ」。記憶面は、トランスデューサによって記録され再
び読出されてもよい多数の磁気記憶磁区を有する磁気材
料の薄膜を携えている。
【0003】コンピュータの使用が増加し続けるにつれ
て、コンピュータ上のデータにとって十分なデータ記憶
スペースを見つける必要性が、それに対応して必然的に
増加している。現在、コンピュータシステムからデータ
のバックアップを取るために記憶システムが用いられて
いる。ある種類の記憶システムは、1つまたはそれ以上
のテープドライブと1つまたはそれ以上のテープカート
リッジとを利用する。テープ記憶システムは、比較的低
価格で動作し、比較的大量のデータを記憶可能である。
しかし、テープバックアップシステムは、データへの比
較的遅いアクセスを提供する。
【0004】別の種類の記憶システムは、ハウジング内
に位置付けられた複数のディスクドライブを利用する。
ディスク記憶システムは、データへの比較的早いアクセ
スを提供する。残念ながら、ディスクドライブは通常の
動作中に著しい量の熱エネルギを発生させる場合があ
る。1つまたはそれ以上のディスクドライブが時期尚早
に故障することを引き起こすかもしれない、ディスクド
ライブの最大動作温度への到達または超過を抑制するた
め、この熱エネルギはハウジングから除去されなければ
ならない。
【0005】通常の冷却システムは、熱エネルギを除去
するため、ディスクドライブ全体に渡って大量の空気を
動かすことに頼っている。この種の冷却システムはディ
スクドライブの周りに比較的大きな開放空間を必要とす
る。これらの開放空間の必要性は、記憶システムの容積
空間に対するディスクドライブの全体的な密度を制限す
る。
【0006】一次記憶用に用いられる場合、ユニット全
体の電力を下げたりまたは他の故障していないドライブ
の動作に影響を及ぼす必要なく故障したドライブを交換
するために、各個々のディスクドライブを簡単にアクセ
スできるようにする強い動機もある。このことも、ディ
スクドライブがいかに高密度にディスクアレイに実装さ
れるかということに対して制限を設ける。二次記憶アレ
イ、バックアップ用に用いられるアレイ、またはテープ
ドライブシステムをエミュレートしているアレイの場合
など、ディスクアレイがたまにしかアクセスされないデ
ータ用に用いられる場合には、個々のドライブの物理的
なアクセスしやすさに対する要件は非常に緩和でき、ず
っと大きな実装密度を可能にする。さらに、アクセスす
る際の短期間のアクセスしにくさまたは遅延は、これら
の種類の用途では、一般に許容可能である。
【0007】上述の事項に鑑みて、比較的大きなデータ
記憶容量と比較的小さなシステム底面積とを有する記憶
システムに対する要望が存在する。加えて、記憶システ
ムによって発生する熱の量を減少させる記憶システムに
対する要望も存在する。さらに、向上した信頼性および
耐久性を有する記憶システムに対する要望も存在する。
【0008】
【概要】この発明はホストシステムからデータを記憶す
る記憶システムを対象としている。この記憶システム
は、複数のディスクドライブと、ディスクドライブを制
御するコントローラとを含む。ここに提供されるよう
に、記憶システムへのデータの転送中、ディスクドライ
ブのうちの少なくとも1つは待機モードにあり、ディス
クドライブのうちの1つは書込/読出モードにある。デ
ィスクドライブのいくつかを待機モードに維持すること
によって、記憶システム全体に対する電力要件は著しく
減少される。電力要件の減少は、システムによって発生
される総熱量の減少という利点を有する。これによりデ
ィスクドライブは、ディスクドライブのすべてが連続し
て回転している場合に可能なものよりもより密接してと
もに実装されるようになる。これも、必要な電源の容量
と要求される最大内部データ帯域幅とを減少させること
により、記憶システム全体のコストを著しく減少させ
る。加えて、データ転送に必要なディスクドライブのみ
の回転を上げることにより、これは記憶システムの頑強
さと耐久性とを向上させる。
【0009】一実施例では、コントローラは、ディスク
ドライブの第1のドライブサブセットとディスクドライ
ブの第2のドライブサブセットとに同時にデータを向け
る。この実施例では、サブセットのうちの少なくとも1
つは5つのディスクドライブを含み得る。
【0010】データ転送中、書込/読出モードにある記
憶システムのディスクドライブの割合は、記憶システム
の設計要件に依って変わり得る。たとえば、一実施例で
は、データ転送中、ディスクドライブの1/3は書込/
読出モードにあり、一方、ディスクドライブの2/3は
待機モードにある。また、これに代えて、別の実施例で
は、データ転送中、ディスクドライブの1/2は書込/
読出モードにあり、一方、ディスクドライブの1/2は
待機モードにある。また、さらにこれに代えて、別の実
施例では、データ転送中、わずか1つまたは2つのディ
スクドライブが書込/読出モードにある一方、ディスク
ドライブの残りは待機モードにあってもよい。
【0011】この発明はまた、データを転送する方法、
および、記憶システムとホストシステムとを含む組合せ
も対象としている。
【0012】この発明自体だけでなく、この発明の新規
な特徴も、その構造およびその動作の双方に関して、付
随する説明と添付図面とから最もよく理解されるであろ
う。同じ参照符号は同じ部分を示す。
【0013】
【説明】図1(A)は、ホストシステム12(ボックス
として図示)とデータ記憶システム14とを含む組合せ
10を示す。ホストシステム12は、データ記憶システ
ム14にアクセスしてデータの読出および書込を行な
う。データ記憶システム14は、数々の交替のホストシ
ステム12とともに使用可能である。たとえば、ホスト
システム12は、単一のコンピュータでも、または、ネ
ットワーク、共通入力/出力バス、もしくはチャネルを
用いてリンクされた複数のコンピュータでもあり得る。
また、これに代えて、たとえば、ホストシステム12
は、放送ビデオプレーヤなどの、デジタルデータへのア
クセスを必要とする特定用途機器であり得る。
【0014】ホストシステム12は、ファイバチャネル
インターフェイスを介して記憶システム14に電気的に
接続可能である。また、これに代えて、たとえば、ホス
トインターフェイスは、パラレルSCSI、ギガビット
イーサネット(R)、ファイアワイヤ、または数々の異
なるホストインターフェイスのいずれかであり得るであ
ろう。
【0015】図1(A)では、ホストシステム12は、
ホストシステム12からデータをリアルタイムで記憶す
るホスト記憶装置16を含む。この実施例では、データ
記憶システム14は、たとえばホスト記憶システム16
上に記憶されたデータのミラーイメージなどのバックア
ップコピーを提供する。この設計では、万一ホスト記憶
装置16が破損および/または破壊された場合に、記憶
システム14を用いてホストシステム12へデータを復
元することが可能である。
【0016】ホスト記憶装置16からのデータがどれほ
ど頻繁に記憶システム14にコピーされるかは変わり得
る。たとえば、データは記憶システム14に、週に1
回、毎日1回、毎時間、毎分、または1分刻みでコピー
可能である。
【0017】ここに提供されるように、データ記憶シス
テム14はデータの比較的急速なバックアップを許容す
る。さらに、データ記憶システム14は、比較的小さな
システム底面積内に比較的大きなデータ記憶容量を提供
する。加えて、データ記憶システム14は向上した信頼
性および耐久性を有する。
【0018】ここに提供された記憶システム14は、バ
ックアップおよび復元以外の他のデータ保護環境用に使
用可能である。たとえば、記憶システム14はホストシ
ステム12の一次記憶装置となるよう設計可能である。
より詳細には、たとえば、この装置はビデオストリーム
配信などの特定用途用の一次記憶装置として使用可能で
あろう。
【0019】記憶システム14の設計、および記憶シス
テム14における構成要素は変更可能である。図1
(A)に示された実施例では、記憶システム14は、ハ
ウジング18、第1のドライブレール20、第2のドラ
イブレール22、複数のブラケット24、流体源26、
1つまたはそれ以上の電源28、複数のディスクドライ
ブ30、およびコントローラ32を含む。代替的な一実
施例は複数のコントローラ32を採用してもよい。この
設計では、万一コントローラ32のうちの1つが故障し
た場合でも、記憶システム14は依然として動作可能と
なる。図1(A)に示された記憶システム14は、標準
19インチラック外枠に搭載されるようにサイズ変更さ
れ、形作られる。また、これに代えて、記憶システム1
4は、他のサイズのラック外枠用に、またはスタンドア
ローンの卓上型構成用に設計可能である。
【0020】ハウジング18は記憶システム14の構成
要素を支持する。図1(A)では、ハウジング18は一
般に矩形のフレーム形状をしており、記憶システム14
の構成要素を囲んでいる。ハウジング18は、金属また
は別の好適な剛性構造物から作ることができる。ハウジ
ング18は、(i)LCDオペレータコントロールパネ
ル36と、左通気孔38と、間隔を置かれて配置された
右通気孔40とを有するハウジング前面34、(ii)ハ
ウジング背面42、(iii)ハウジング左面44、(i
v)ハウジング右面46、および(v)ハウジング面4
4、46間を横方向に延びる非励振中壁48を含み得
る。中壁48は、流体源26、電源28、およびコント
ローラ32を、ディスクドライブ30から分離する。
【0021】ドライブレール20、22はブラケット2
4をハウジング18へ固定する。図1(B)は、ハウジ
ング前面が取外された状態での記憶システム14の正面
図である。図1(B)は、第1のドライブレール20が
ハウジング左面44と協働して左レールチャネル50を
規定し、第2のドライブレール22がハウジング右面4
6と協働して右レールチャネル52を規定することを示
す。チャネル50、52はディスクドライブ30を冷却
するために用いられる。より詳細には、図1(A)およ
び図1(B)を参照すると、ディスクドライブ30から
の熱はブラケット24へ、次にドライブレール20、2
2へ、伝導により伝達される。次に、流体源26からの
流体が、レールチャネル50、52を通って向けられ、
ドライブレール20、22を対流により冷却する。この
実施例では、伝導を用いてディスクドライブ30からの
熱を伝達するため、ディスクドライブ30間のスペース
は最小限に抑えられ得る。その結果、より多くのディス
クドライブ30を所与の区域に位置付けることが可能と
なり、記憶システム14は比較的大量のデータを記憶で
きる。
【0022】図1(A)では、各ドライブレール20、
22は5つのブラケット24を受けるよう設計されてい
る。しかし、記憶システム14の特定の要件に依存し
て、各ドライブレール20、22は5つよりも多いまた
は少ないブラケット24を受けるよう設計可能であろ
う。図1(A)では、ブラケット24は、個々のブラケ
ット24間の水平方向の間隔が最小限の量で、ドライブ
レール20、22上に搭載されている。これは、より多
くのデータをより小さい物理的スペース内に記憶できる
ようにするのに役立つ。なお、記憶システム14は、2
つのドライブレール20、22よりも少ないまたは多い
ドライブレールを備えて設計され得るであろう。
【0023】図1(B)からわかるように、各ドライブ
レール20、22は、それぞれのチャネル50、52へ
片持ち梁状に突出する1つまたはそれ以上のフィン53
を含み得る。フィン53はドライブレール20、22か
らの熱伝達を高める。なぜなら、チャネル50、52を
通る流体にさらされるドライブレール20、22の表面
積が増加するためである。
【0024】加えて、各ドライブレール20、22は、
ドライブレール20、22とドライブレール20、22
に取付けられたディスクドライブ30とをハウジング1
8から取外すことを容易にするハンドル55を含み得
る。図1(B)では、各ハンドルは実質的にC字型であ
る。ハンドル55は閉位置と開位置との間で回転するよ
う設計されている。使用されていない場合、ハンドル5
5は閉位置に戻るよう付勢される。
【0025】ブラケット24は、ディスクドライブ30
をドライブレール20、22へ固定する。図1(A)で
は、5つのブラケット24を用いて15個のディスクド
ライブ30を第1のドライブレール20へ固定し、5つ
のブラケット24を用いて15個のディスクドライブ3
0を第2のドライブレール22へ固定している。また、
これに代えて、記憶システム14は、10個よりも多い
または少ないブラケット24を備えて設計され得るであ
ろう。
【0026】加えて、記憶システム14は、ブラケット
24をドライブレール20、22から比較的迅速かつ簡
単に取外せるようにする1つまたはそれ以上の留め具
(図1(A)には図示せず)を含み得る。これは、ディ
スクドライブ30のうちの1つまたはそれ以上の取外し
および/または交換を容易にする。
【0027】ブラケット24およびドライブレール2
0、22は剛性材料で作られる。ディスクドライブ30
の伝導冷却を向上させるため、ブラケット24およびド
ライブレール20、22は比較的高い熱伝導係数を有す
る材料から作ることができる。たとえば、ブラケット2
4およびドライブレール20、22は、銅合金110な
どの銅合金、またはアルミニウム合金から作ることがで
きる。また、これに代えて、同様に高い熱伝導率を有す
る他の材料が利用されてもよい。この設計では、ブラケ
ット24およびドライブレール20、22は、ディスク
ドライブ30の動作から発生する熱の大半がディスクド
ライブ30から離れ、ドライブレール20、22へ向か
って伝達されることを可能にする。
【0028】伝導を向上させるため、熱ガスケット(図
示せず)を(i)ディスクドライブ30とそれぞれのブ
ラケット24との装着境界面で、および(ii)ブラケッ
ト24とドライブレール20、22との装着境界面で用
いることができる。
【0029】流体源26は、記憶システム14を通って
動かされて記憶システム14から熱を除去する流体を提
供する。図1(A)では、流体源26は、たとえば空気
などの流体を主としてレールチャネル50、52を通し
て引張ってディスクドライブ30を冷却する二重冗長フ
ァンを含む。この設計では、万一流体源26のうちの1
つが故障した場合でも、記憶システム14は依然として
動作可能となる。また、これに代えて、たとえば、流体
はレールチャネル50、52を通って吹付けられ得るで
あろう。また、さらにこれに代えて、単一のファンを用
いて記憶システム14を冷却することが可能であろう。
【0030】なお、図1(A)に示された実施例では、
流体源26も、比較的少量の流体をディスクドライブ3
0の周りから引張って、ディスクドライブ30の少量の
伝導冷却を提供する。さらに別の実施例では、記憶シス
テム14は、主としてディスクドライブ30の伝導冷却
を利用するよう設計され得るであろう。
【0031】1つまたはそれ以上の電源28は、電流を
ディスクドライブ30へ向けて、ディスクドライブ30
を動作および制御する。冗長性を提供するため、2つの
電源28が利用可能である。この設計では、万一電源2
8のうちの1つが故障した場合でも、記憶システム14
は依然として動作可能となる。また、これに代えて、単
一の電源28が使用可能であろう。
【0032】記憶システム14で利用されるディスクド
ライブ30の数は、記憶システム14の記憶要件に適合
するよう変更可能である。たとえば、図1(A)では、
記憶システム14は30個のディスクドライブ30を含
む(図1(A)には上面の10個のディスクドライブ3
0が見え、図1(B)には前面の6個のディスクドライ
ブ30が見える)。また、これに代えて、たとえば、記
憶システム14は30個よりも多いまたは少ないディス
クドライブ30を備えて設計され得るであろう。たとえ
ば、記憶システム14はたった15個のディスクドライ
ブ30を備えて設計され得るであろう。
【0033】なお、第1のドライブレール20と、第1
のドライブレール20に固定された5つのブラケット2
4と、5つのブラケット24を用いて第1のドライブレ
ール20に固定された15個のディスクドライブ30と
の組合せは、一括して第1のレールアセンブリ54とし
て言及される。幾分同様に、第2のドライブレール22
と、第2のドライブレール22に固定された5つのブラ
ケット24と、5つのブラケット24を用いて第2のド
ライブレール22へ固定された15個のディスクドライ
ブ30との組合せは、一括して第2のレールアセンブリ
56として言及される。記憶システム14は、2つのレ
ールアセンブリ54、56よりも少ないまたは多いレー
ルアセンブリを備えて設計可能である。
【0034】図2は、記憶システム14の部分展開斜視
図を示す。より詳細には、図2は、第1のレールアセン
ブリ54がハウジング18から取外され、第2のレール
アセンブリ56がハウジング18内に残っている状態で
の記憶システム14を示す。図2に示された実施例で
は、各レールアセンブリ54、56は、ディスクドライ
ブ30を検査、修理および/または交換するため簡単に
取外すことができる。
【0035】図2は、X軸と、X軸と直交するY軸と、
X軸およびY軸と直交するZ軸とを示す座標系を含むこ
とにも留意すべきである。なお、これらの表示は任意で
あり、記憶システム14はこの座標系に対して回転可能
である。さらに、X軸、Y軸、およびZ軸はここにそれ
ぞれ第1、第2、および第3の軸としても言及され得
る。
【0036】図2は、第1のレールアセンブリ54が、
5つのブラケット24を用いて第1のドライブレール2
0に固定された15個のディスクドライブ30を含むこ
とを示す。図2に示されるように、第1のレールアセン
ブリ54については、ディスクドライブ30は、X軸に
沿って延びる、間隔があいた3つの行、すなわち上部の
第1の行58F、中間の第2の行58S、および底部の
第3の行58Tに配置されている。この実施例では、各
行58F、58S、58Tは5つのディスクドライブ3
0を含む。別の言い方で述べると、ディスクドライブ3
0は、Z軸に沿って延びる、間隔があいた5つの列60
に配置されている。各列60は3つのディスクドライブ
30を含む。しかしながら、第1のレールアセンブリ5
4は、各行58F、58S、58Tが5つよりも多いま
たは少ないディスクドライブ30を含むように、および
/または各列60が3つよりも多いまたは少ないディス
クドライブ30を含むように設計可能であることに留意
すべきである。
【0037】ここで用いられるように、ドライブパック
62という用語は、1つのブラケット24とそのブラケ
ット24に固定されたディスクドライブ30との組合せ
を指す。図2に示された実施例では、各ドライブパック
62は3つのディスクドライブ30を含み、第1のレー
ルアセンブリ54は5つのドライブパック62を含む。
【0038】図2では、第2のレールアセンブリ56は
第1のレールアセンブリ54のミラーイメージである。
また、これに代えて、レールアセンブリ54、56は異
なる設計を有し得る。
【0039】図3は、第1のドライブレール20と、第
1のドライブレール20から離れて位置付けられたドラ
イブパック62のうちの1つからのブラケット24およ
びディスクドライブ30との斜視図を示す。図3は、ブ
ラケット24が実質的に「U」字型であり、3つのディ
スクドライブ30がブラケット24内に嵌まっているこ
とを示す。1つまたはそれ以上の留め具(図示せず)
が、各ディスクドライブ30をブラケット24のうちの
1つに固定する。第1のドライブレール20がハウジン
グ18の外にある間、ドライブパック62は、ディスク
ドライブ30のうちの1つまたはそれ以上の保守および
/または交換のため、ドライブレール20から簡単に取
外されることができる。
【0040】図4は、この発明で使用可能なディスクド
ライブ30の簡略化された図である。この実施例では、
ディスクドライブ30は、(i)ドライブハウジング4
02、(ii)1つまたはそれ以上の回転する磁気記憶デ
ィスク404、(iii)記憶ディスク404を回転させ
るスピンドルモータ406、(iv)ヘッドスタックアセ
ンブリ408、(v)ランプ410、および(vi)電子
機器412(ボックスとして図示)を含む。ヘッドスタ
ックアセンブリ408は、Eブロック414、1つまた
はそれ以上のデータトランスデューサ416、およびア
クチュエータモータ418を含む。アクチュエータモー
タ418は、記憶ディスク404に対してトランスデュ
ーサ416を位置付ける。アクチュエータモータ418
はボイスコイルモータであり得る。
【0041】ヘッドスタックアセンブリ408はランプ
410と係合して、記憶ディスク404が非回転中のト
ランスデューサ416と記憶ディスク404間の接触を
抑制する。ディスクドライブ30の停止中、アクチュエ
ータモータ418はヘッドスタックアセンブリ408を
動かしてランプ410に係合させる。このことは、ヘッ
ドスタックアセンブリ408と記憶ディスク404間の
接触によって起こる、ヘッドスタックアセンブリ408
および記憶ディスク404への損傷を抑制する。図4に
示されるように、ランプ410は記憶ディスク404の
外径の近傍に位置付け可能である。また、これに代え
て、たとえば、記憶ディスク404のざらつきのある非
データ領域(図示せず)をランプ410の代わりに用い
ることができる。
【0042】ディスクドライブ30の各々はコントロー
ラ(図4には図示せず)によって制御され、交互にパワ
ーオフモード、待機モード、アイドルモード、および書
込/読出モードになることができる。パワーオフモード
では、電力はディスクドライブ30に伝達されない。待
機モードでは、電子機器412は電力投入されるが、ス
ピンドルモータ406は記憶ディスク404を回転させ
ておらず、たとえば記憶ディスク404は回転していな
い。アイドルモードでは、電子機器412は電力投入さ
れ、スピンドルモータ406は記憶ディスク404を回
転させているが、書込または読出活動はない。書込/読
出モードでは、電気機器412は電力投入され、スピン
ドルモータ406は記憶ディスク404を回転させてお
り、書込または読出活動がある。これらの4つのモード
の各々を通って進むにつれ、ディスクドライブ30によ
って消費される電力、したがってディスクドライブ30
から発生される熱は増加する。
【0043】この発明では、ディスクドライブ30の各
々は、ATAタイプのディスクドライブであり得る。ま
た、これに代えて、ディスクドライブ30の各々は、S
CSIまたはファイバチャネルタイプのディスクドライ
ブであり得る。
【0044】図5は、ホストシステム12と、コントロ
ーラ32と、第1のレールアセンブリ54および第2の
レールアセンブリ56用のディスクドライブ30との概
略図である。図5では、各レールアセンブリ54、56
は、ディスクドライブ30の3つの行58F、58S、
58Tを含む。
【0045】コントローラ32は、ホストシステム12
とディスクドライブ30との間でデータがいかに転送さ
れるかを制御する。コントローラ32は、プロセッサと
適切なソフトウェアとを含み得る。データは、ホストシ
ステム12とディスクドライブ30との間を、数々の異
なる方法で転送され得る。ここに提供されるように、ホ
ストシステム12と記憶システム14間の特定データの
転送中、ディスクドライブ30のすべてが利用されると
は限らない。たとえば、ディスクドライブ30のうちの
1つまたはそれ以上が書込/読出モードにある間、ディ
スクドライブ30のうちの1つまたはそれ以上はパワー
オフモード、待機モード、またはアイドルモードにあり
得る。別の言い方で述べると、ディスクドライブ30の
すべてが同時に書込/読出モードにあるとは限らない。
書込/読出モードにあるディスクドライブ30は、デー
タ記憶および検索動作中に用いられる。
【0046】データ転送中にディスクドライブ30のす
べてが書込/読出モードにあるとは限らないため、記憶
システム14によって消費される電力は減少され、記憶
システム14に対する冷却要件は減少される。所与の時
間に書込/読出モードにあるディスクドライブ30の数
は、書込/読出モードにあるディスクドライブ30によ
って発生される熱を記憶システム14が放散する能力に
依存する。記憶システム14の最大環境温度仕様とディ
スクドライブ30の各々に対する最大温度仕様とを考慮
すれば、この発明は記憶システム14内へのディスクド
ライブ30のより高密度の実装を可能にする。
【0047】加えて、記憶システム14によって必要と
される全内部データ帯域幅は、同時に書込/読出モード
にあるかもしれないディスクドライブ30の数の成果で
ある。同時に書込/読出モードにあるディスクドライブ
の数を制限することによって、記憶システム14によっ
て必要とされる全内部帯域幅は減少される。このこと
は、より少ない内部データバスとデータバス上のより低
性能の構成要素との使用を可能にすることにより、記憶
システム14のハードウェアコストを下げる。
【0048】また、この発明は、記憶システム14によ
って必要とされる電力の量を減少させ、記憶システム1
4によって発生される総熱量を減少させ、記憶システム
14の全体の大きさを縮小する。このことは、記憶シス
テム14のハードウェアコスト、電力要件、および冷却
要件を下げる。
【0049】加えて、データ転送に必要なディスクドラ
イブ30のみの回転を上げることによって、これは記憶
システム14の頑強さおよび耐久性を向上させる。図4
に示された種類のディスクドライブ30では、ディスク
ドライブ30が待機モードにある場合、トランスデュー
サ416は記憶ディスク404から降ろされる。これは
記憶されたデータの耐久性を高める。また、利用される
ディスクドライブ30の種類にかかわらず、使用されて
いないドライブの回転数を下げる行為は、記憶システム
14における調波に対して著しい効果を有する。
【0050】図5を再度参照すると、記憶システム14
では、データは、ディスクドライブ30の第1の活性サ
ブセット500とディスクドライブ30の第2の活性サ
ブセット502とに同時に向けられ得る。この設計で
は、第1の活性サブセット500または第2の活性サブ
セット502内にないディスクドライブ30は、データ
の転送に用いられない。また、これに代えて、データ
は、ディスクドライブ30の2つの活性サブセット50
0、502よりも多いまたは少ない活性サブセットに同
時に向けられ得る。
【0051】この設計では、データ転送中、活性サブセ
ット500、502にあるディスクドライブ30のみが
書込/読出モードになる。これに対し、活性サブセット
500、502内にないディスクドライブ30は待機モ
ードとなり得る。このことは、記憶システム14によっ
て発生される熱の量、記憶システムの電力消費、およ
び、ディスクドライブ30の過熱を防ぐために記憶シス
テムから除去されなければならない熱の量を減少させ
る。
【0052】各活性サブセット500、502における
ディスクドライブ30の数は、データが活性サブセット
500、502に転送される方法に従って変わり得る。
図5に示された設計では、第1の活性サブセット500
は5つのディスクドライブ30を含むことができ、第2
の活性サブセット502も5つのディスクドライブ30
を含むことができる。また、これに代えて、たとえば、
各活性サブセット500、502は5つよりも多いまた
は少ないディスクドライブ30を含むことができる。
【0053】図5では、各活性サブセット500、50
2は、ディスクドライブ30の行58F、58S、58
Tのうちの1つから取られる。さらに、活性サブセット
500、502は、同じレールアセンブリ54、56か
ら、または双方のレールアセンブリ54、56から取ら
れ得る。たとえば、第1の活性サブセット500は第1
のレールアセンブリ54の第1の行58Fにある5つの
ディスクドライブ30であり得、第2の活性サブセット
502は第2のレールアセンブリ56の第1の行58F
にある5つのディスクドライブ30であり得る。この例
では、レールアセンブリ54、56の第2の行58Sお
よび第3の行58Tにあるディスクドライブ30は、デ
ータ転送中、待機モードにある。
【0054】また、これに代えて、第1の活性サブセッ
ト500は第1のレールアセンブリ54の第2の行58
Sにある5つのディスクドライブ30であり得、第2の
活性サブセット502は第1のレールアセンブリ54の
第3の行58Tにあるディスクドライブ30であり得
る。この例では、第1のレールアセンブリ54の第1の
行58Fにあるディスクドライブ30と、第2のレール
アセンブリ56のディスクドライブ30のすべてとは、
データ転送中、待機モードにある。
【0055】また、さらにこれに代えて、第1の活性サ
ブセット500は第1のレールアセンブリ54の第2の
行58Sにある5つのディスクドライブ30であり得、
第2の活性サブセット502は第2のレールアセンブリ
56の第3の行58Tにある5つのディスクドライブ3
0であり得る。この例では、第1のレールアセンブリ5
4の第1の行58Fおよび第3の行58Tにあるディス
クドライブ30と、第2のレールアセンブリ56の第1
の行58Fおよび第2の行58Sにあるディスクドライ
ブ30とは、データ転送中、待機モードにある。
【0056】これらの例の各々において、第1の活性サ
ブセット500については、各ディスクドライブはZ軸
に沿って同じ位置にあり、各ディスクドライブ30は異
なるドライブパック62に位置付けられる。同様に、第
2の活性サブセット502については、各ディスクドラ
イブ30はZ軸に沿って同じ位置にあり、各ディスクド
ライブ30は異なるドライブパック62に位置付けられ
る。また、これに代えて、たとえば、各活性サブセット
500、502について、各ディスクドライブ30はZ
軸に沿って代わりの位置にあり得るだろう。しかし、こ
の場合、配線および制御がより複雑となるであろう。
【0057】この発明の一実施例では、各ドライブパッ
ク62は現場交換可能ユニットつまりFRUである。こ
の実施例では、個々のドライブを現場で交換する試みは
なされていない。つまり、単一のドライブが故障した場
合、ドライブパック全体が取出されてサービスセンター
へ返却され、そこで良好なドライブは回収されて予備の
保守部品の在庫へ戻され得る。現在の実現化例では、R
AID(独立ディスクの冗長アレイ)形式のパリティ保
護が各個々の活性サブセット500、502全体にわた
って計算されるということに留意することが重要であ
る。RAIDは単一ドライブのデータの損失を許容し、
それを記憶されたパリティから再現することができるも
のの、同じRAIDセット内で2つまたはそれ以上のデ
ィスクが故障した場合、RAIDはデータを許容または
復元できない。このため、システムは、同じドライブパ
ックにおいてZ軸に沿って異なる位置に同じ活性サブセ
ット500の部材を有さない(異なるドライブパックで
は、それらはZ軸に沿って異なる位置にあってもよ
い)。
【0058】加えて、これらの例の各々では、転送動作
中、ほぼ同時に、ディスクドライブ30のうちの10個
は書込/読出モードにあり、ディスクドライブ30のう
ちの20個は待機モードにある。言換えれば、同時に、
ディスクドライブ30の1/3は書込/読出モードにあ
り、ディスクドライブ30の2/3は待機モードにあ
る。
【0059】代替的な一設計では、記憶システム14は
全部で20個のディスクドライブ30を含み得る。この
設計では、転送動作中、ディスクドライブ30のうちの
10個が書込/読出モードにあり、ディスクドライブ3
0のうちの10個が待機モードにあることが可能であ
る。言換えれば、ディスクドライブ30の1/2が書込
/読出モードにあり、ディスクドライブ30の1/2が
待機モードにあるであろう。
【0060】さらに別の代替的な設計では、記憶システ
ム14は全部で15個のディスクドライブ30を含み得
る。この設計では、転送動作中、ディスクドライブ30
のうちの10個が書込/読出モードにあり、ディスクド
ライブ30のうちの5個が待機モードにあることが可能
である。言換えれば、ディスクドライブ30の2/3が
書込/読出モードにあり、ディスクドライブ30の1/
3が待機モードにある。
【0061】ホストシステム12と記憶システム14間
に活動がない場合、すべてのディスクドライブ30は待
機モードに切換可能である。このことは、記憶システム
の電力消費と記憶システム14によって発生される熱の
量とを最小限に抑える。さらに、ディスクドライブ30
が大半の時間待機モードにあるため、ディスクドライブ
30の故障率は、ディスクドライブ30が常にアイドル
モードまたは書込/読出モードにある場合よりも低くな
る傾向がある。記憶システム14における比較的多数の
ディスクドライブ30のため、個々の故障率のこの減少
は、記憶システム14を維持するコストに対して著しい
効果を有する。
【0062】書込または読出動作用にアクセスされてい
ない場合にディスクドライブ30のすべてを待機モード
にする代わりに、活性サブセット500、502にある
ディスクドライブ30をアイドルモードに維持すること
が可能であろう。このアプローチの利点は、バックアッ
プまたは復元のための記憶システム14の反応時間がよ
り速く、たとえば約1秒未満であるということである。
【0063】記憶システム14は、活性サブセット50
0、502上にデータを冗長に記憶することによって耐
故障性となるようにできる。たとえば、パリティ保護を
用いてデータを活性サブセット500、502へ、およ
び活性サブセット500、502から転送することが可
能である。この設計では、記憶システム14の全体的な
利用可能性は、個々のディスクドライブ30の故障に影
響されない。たとえば、データはRAID−3、RAI
D−4、またはRAID−5アルゴリズムを用いて各活
性サブセット500、502へ書込可能である。この発
明では、Raid−3を利用する場合、活性サブセット
500、502の各々において、バイトレベルでのデー
タのストライプがディスクドライブ30のうちの4つに
わたって記憶され、パリティはディスクドライブ30の
うちの1つに記憶される。また、これに代えて、RAI
D−4を利用する場合、活性サブセット500、502
の各々において、ブロックレベルでのデータのストライ
プがディスクドライブのうちの4つにわたって記憶さ
れ、パリティはディスクドライブ30のうちの1つに記
憶される。また、さらにこれに代えて、RAID−5を
利用する場合、活性サブセット500、502の各々に
おいて、ブロックレベルでのデータのストライプがディ
スクドライブ30のうちの5つにわたって記憶され、パ
リティはディスクドライブ30中へ分配される。
【0064】RAID−3、RAID−4、RAID−
5構成を用いる際、記憶システム14が情報のいかなる
損失もなくアイドルモードにある場合に、故障したドラ
イブ30を含むドライブパック62は取外可能である
(「ウォームスワップ」)。記憶システム14は、活性
サブセット500、502の残りの4つのディスクドラ
イブ30に含まれる情報から全RAIDセットを復元す
ることができる。
【0065】また、これに代えて、データは、ノーRA
ID、RAID−1(ミラーリング)またはRAID−
0(ストライピング)を含む数々の他の様式で、各ドラ
イブサブセット500、502に書込可能である。RA
ID−0およびノーRAIDでは、冗長情報は記憶され
ない。このため、ディスクドライブ30のうちの1つの
故障はデータの損失をもたらす。RAID−1は2つま
たはそれ以上のディスクドライブ30にデータを転送し
ながら、冗長性を提供する。また、さらにこれに代え
て、RAID−2が利用可能である。RAID−2はハ
ミング誤り訂正符号を用いる。
【0066】これらの代替的な実施例では、ドライブサ
ブセットの総数と各サブセットにおけるディスクドライ
ブ30の数とはかなり異なり得る。さらに、上述された
ものよりも小さなディスクドライブ30の活性サブセッ
ト500、502へデータを書込んだり、またはそれら
からデータを読出すことが可能である。たとえば、上述
の活性サブセット500、502の10個のディスクド
ライブ30へデータを転送する代わりに、RAID−
1、パリティ保護が使用可能であろう。RAID−1を
用いる場合、各活性サブセット500、502に対して
2つのディスクドライブ30が必要とされる。書込/読
出モードにあるディスクドライブ30がより少ないた
め、データの転送中、ディスクドライブ30によって発
生される熱は少なくなる。データスループット性能は低
減するものの、記憶システム14はより高い周囲温度に
おいて動作可能となるであろう。
【0067】Raid−0からRaid−5のより完全
な説明は、カリフォルニア大学バークレー校(Universi
ty of California Berkley)のパターソン(Patterso
n)、ギブソン(Gibson)、およびカッツ(Katz)によ
る1987年の論文「低価格ディスクの冗長アレイ(R
AID)の場合(A Case for Redundant Arrays of Ine
xpensive Disks (RAID))」に提供されており、その内
容をここに引用により援用する。
【0068】この発明は、第1のテープドライブ(図示
せず)と第2のテープドライブ(図示せず)とを有する
テープドライブ記憶システム(図示せず)をエミュレー
トする、および/または交換するよう設計可能である。
より詳細には、ディスクドライブ30の第1の活性サブ
セット500は第1のテープドライブをエミュレート
し、ディスクドライブ30の第2の活性サブセット50
2は第2のテープドライブをエミュレートすることがで
きる。
【0069】テープライブラリをシミュレートし、バッ
クアップまたは復元動作を始めるために記憶装置14を
用いる場合、バックアップソフトウェアは「媒体を動か
す」というコマンドをライブラリへ送り、カートリッジ
を記憶要素からテープドライブへ動かす。カートリッジ
が一旦テープドライブ内に入ると、バックアップソフト
ウェアは次に「ロード」コマンドをテープドライブへ送
る。この動作中に、記憶システム14は、活性サブセッ
ト500、502にあるディスクドライブ30の状態を
待機モードからアイドルモードへ変える。前述のよう
に、ディスクドライブ30がアイドルモードにある場
合、ディスクは回転している。ディスクドライブ30が
アイドルモードへ遷移すると、記憶システム14は「ロ
ード」コマンドが完了したことを認める。バックアップ
ソフトウェアは次に、バックアップ動作か復元動作かに
依存して、データを記憶システム14へ、または記憶シ
ステム14から転送することができる。
【0070】データが記憶システム14にバックアップ
をとられ、または記憶システム14から復元されると、
バックアップソフトウェアは、仮想カートリッジが格納
されているテープドライブへ「アンロード」コマンドを
発行する。このとき、記憶システム14は、ディスクド
ライブ30を待機モードのままにしておくか、またはあ
る量の時間、たとえば10分間待ってテープドライブへ
ロードされるよう命令された次の仮想カートリッジが同
じ活性サブセットに含まれているかどうかを確認するこ
とができる。前者の手法の利点は、これにより、記憶シ
ステム14によって消費される電力を減少することにあ
る。後者の手法の利点は、これにより、ディスクドライ
ブ30の活性サブセットが待機モードとアイドルモード
との間を遷移する回数を減少することにある。
【0071】バックアップをとる、またはテープドライ
ブから復元する場合、この発明の記憶システム14での
バックアップまたは復元動作で必要とされるディスクド
ライブ30の回転増加に関連する遅延が10〜15秒で
あるのに比べ、テープドライブがデータの書込または読
出を始める準備が整うまでに通常何分かの遅延が起こ
る。
【0072】なお、この発明の記憶システム14は、テ
ープバックアップシステムをエミュレートせずに設計お
よび使用することが可能である。
【0073】ここに示され詳細に開示されたような特定
の記憶システム14はここに前述された目的を達成し利
点を提供することが十分可能であるが、それはこの発明
の現在好ましい実施例の単なる例示であること、およ
び、特許請求の範囲に記載されたもの以外にここに示さ
れた構成または設計の詳細に対する限定は意図されてい
ないということが理解されるべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1(A)はこの発明の特徴を有するデータ
記憶システムおよびホストシステムの斜視図であり、図
1(B)は記憶システムの一部の正面平面図である。
【図2】 図1(A)のデータ記憶システムの部分展開
斜視図である。
【図3】 この発明の特徴を有するドライブレールおよ
びドライブパックの展開斜視図である。
【図4】 この発明で用いられ得るディスクドライブの
一部の簡略化された上面図である。
【図5】 データ記憶システムおよびホストシステムの
簡略化された斜視図である。
【符号の説明】
12 ホストシステム、 14 記憶システム、 18
ハウジング、 30ディスクドライブ、 32 コン
トローラ、 54 第1のレールアセンブリ、 56
第2のレールアセンブリ。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成15年5月13日(2003.5.1
3)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G11B 20/10 301 G06F 1/00 332Z (72)発明者 ケビン・シィ・デーリー アメリカ合衆国、92660 カリフォルニア 州、ニューポート・ビーチ、ポート・カー ライル、2245 Fターム(参考) 5B011 EB07 LL14 5B065 BA01 CA16 ZA14 5D044 BC01 CC05 CC09 DE03 DE12 DE54 DE92 GK12 HL02

Claims (38)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホストシステムからデータを記憶する記
    憶システムであって、 ハウジングと、 ハウジング内に位置付けられた複数のディスクドライブ
    と、 ディスクドライブを制御するコントローラとを含み、デ
    ィスクドライブのうちの少なくとも1つへのデータの転
    送中、ディスクドライブのうちの少なくとも2つは異な
    るモードにある、記憶システム。
  2. 【請求項2】 コントローラはディスクドライブの第1
    のサブセットとディスクドライブの第2のサブセットと
    に同時にデータを向ける、請求項1に記載の記憶システ
    ム。
  3. 【請求項3】 サブセットのうちの少なくとも1つは5
    つのディスクドライブを含む、請求項2に記載の記憶シ
    ステム。
  4. 【請求項4】 コントローラはパリティ保護を用いて各
    サブセットにデータを向ける、請求項2に記載の記憶シ
    ステム。
  5. 【請求項5】 ディスクドライブのうちの少なくとも1
    つへのデータの転送中、ディスクドライブの少なくとも
    1/3は待機モードにある、請求項1に記載の記憶シス
    テム。
  6. 【請求項6】 ディスクドライブのうちの少なくとも1
    つへのデータの転送中、ディスクドライブの少なくとも
    1/2は待機モードにある、請求項1に記載の記憶シス
    テム。
  7. 【請求項7】 ディスクドライブのうちの少なくとも1
    つへのデータの転送中、ディスクドライブの少なくとも
    2/3は待機モードにある、請求項1に記載の記憶シス
    テム。
  8. 【請求項8】 ディスクドライブを保持する第1のドラ
    イブレールをさらに含み、ディスクドライブはディスク
    ドライブの第1の行とディスクドライブの第2の行とに
    配置され、ほぼ同時に、第1の行におけるディスクドラ
    イブは書込/読出モードにあり、第2の行におけるディ
    スクドライブは待機モードにある、請求項1に記載の記
    憶システム。
  9. 【請求項9】 ディスクドライブを保持する第1のドラ
    イブレールをさらに含み、ディスクドライブはディスク
    ドライブの第1の行、ディスクドライブの第2の行、お
    よびディスクドライブの第3の行に配置され、ほぼ同時
    に、第1および第2の行におけるディスクドライブは書
    込/読出モードにあり、第3の行におけるディスクドラ
    イブは待機モードにある、請求項1に記載の記憶システ
    ム。
  10. 【請求項10】 ディスクドライブを保持する第1のド
    ライブレールをさらに含み、ディスクドライブはディス
    クドライブの第1の行、ディスクドライブの第2の行、
    およびディスクドライブの第3の行に配置され、ほぼ同
    時に、第1の行におけるディスクドライブは書込/読出
    モードにあり、第2および第3の行におけるディスクド
    ライブは待機モードにある、請求項1に記載の記憶シス
    テム。
  11. 【請求項11】 ディスクドライブはディスクドライブ
    の6つの行に配置され、ほぼ同時に、行のうちの2つに
    おけるディスクドライブは書込/読出モードにあり、行
    のうちの4つにおけるディスクドライブは待機モードに
    ある、請求項1に記載の記憶システム。
  12. 【請求項12】 データがディスクドライブに転送され
    ていない場合、ディスクドライブの各々は待機モードに
    ある、請求項1に記載の記憶システム。
  13. 【請求項13】 ホストシステムと請求項1の記憶シス
    テムとを含む、組合せ。
  14. 【請求項14】 ホストシステムからデータを記憶する
    記憶システムであって、 少なくとも2つの行に配置される複数のディスクドライ
    ブを含む第1のレールアセンブリと、 ディスクドライブを制御するコントローラとを含み、ほ
    ぼ同時に、行のうちの1つにおけるディスクドライブは
    待機モードにあり、行のうちの1つにおけるディスクド
    ライブは書込/読出モードにある、記憶システム。
  15. 【請求項15】 ディスクドライブは3つの行に配置さ
    れ、ほぼ同時に、行のうちの2つにおけるディスクドラ
    イブは待機モードにあり、行のうちの1つにおけるディ
    スクドライブは書込/読出モードにある、請求項14に
    記載の記憶システム。
  16. 【請求項16】 ディスクドライブは3つの行に配置さ
    れ、ほぼ同時に、行のうちの2つにおけるディスクドラ
    イブは書込/読出モードにあり、行のうちの1つにおけ
    るディスクドライブは待機モードにある、請求項14に
    記載の記憶システム。
  17. 【請求項17】 ほぼ同時に、ディスクドライブの1/
    3は待機モードにあり、ディスクドライブの2/3は書
    込/読出モードにある、請求項14に記載の記憶システ
    ム。
  18. 【請求項18】 ほぼ同時に、ディスクドライブの1/
    2は待機モードにあり、ディスクドライブの1/2は書
    込/読出モードにある、請求項14に記載の記憶システ
    ム。
  19. 【請求項19】 ほぼ同時に、ディスクドライブの2/
    3は待機モードにあり、ディスクドライブの1/3は書
    込/読出モードにある、請求項14に記載の記憶システ
    ム。
  20. 【請求項20】 ディスクドライブを保持する第1のド
    ライブレールをさらに含み、ディスクドライブはディス
    クドライブの第1の行とディスクドライブの第2の行と
    に配置され、ほぼ同時に、第1の行におけるディスクド
    ライブは書込/読出モードにあり、第2の行におけるデ
    ィスクドライブは待機モードにある、請求項14に記載
    の記憶システム。
  21. 【請求項21】 少なくとも2つの行に配置された複数
    のディスクドライブを含む第2のレールアセンブリをさ
    らに含み、ほぼ同時に、第2のレールアセンブリの行の
    うちの1つにおけるディスクドライブは待機モードにあ
    り、第2のレールアセンブリの行のうちの1つにおける
    ディスクドライブは書込/読出モードにある、請求項1
    4に記載の記憶システム。
  22. 【請求項22】 ホストシステムと請求項14の記憶シ
    ステムとを含む、組合せ。
  23. 【請求項23】 ホストシステムからデータを記憶する
    記憶システムであって、 ハウジングと、 ハウジング内に位置付けられた第1のレールアセンブリ
    とを含み、第1のレールアセンブリは3つの行に配置さ
    れた複数のディスクドライブを含み、前記記憶システム
    はさらに、 ハウジング内に位置付けられた第2のレールアセンブリ
    を含み、第2のレールアセンブリは3つの行に配置され
    た複数のディスクドライブを含み、前記記憶システムは
    さらに、 ディスクドライブを制御するコントローラを含み、ほぼ
    同時に、行のうちの4つにおけるディスクドライブは待
    機モードにあり、行のうちの2つにおけるディスクドラ
    イブは書込/読出モードにある、記憶システム。
  24. 【請求項24】 書込/読出モードにあるディスクドラ
    イブは第1のレールアセンブリの一部である、請求項2
    3に記載の記憶システム。
  25. 【請求項25】 書込/読出モードにあるディスクドラ
    イブの行のうちの1つは第1のレールアセンブリの一部
    であり、書込/読出モードにあるディスクドライブの行
    のうちの1つは第2のレールアセンブリの一部である、
    請求項23に記載の記憶システム。
  26. 【請求項26】 各行は5つのディスクドライブを含
    む、請求項23に記載の記憶システム。
  27. 【請求項27】 第1のレールアセンブリは、第1のレ
    ールアセンブリのディスクドライブを保持する第1のド
    ライブレールを含み、第2のレールアセンブリは、第2
    のレールアセンブリのディスクドライブを保持する第2
    のドライブレールを含む、請求項23に記載の記憶シス
    テム。
  28. 【請求項28】 データがディスクドライブに転送され
    ていない場合、ディスクドライブの各々は待機モードに
    ある、請求項23に記載の記憶システム。
  29. 【請求項29】 ホストシステムと請求項23の記憶シ
    ステムとを含む、組合せ。
  30. 【請求項30】 ホストシステムからデータを記憶する
    ための方法であって、 ハウジング内に位置付けられた複数のディスクドライブ
    を提供するステップと、 データの転送中、ディスクドライブのうちの少なくとも
    2つが異なるモードにあるようにディスクドライブを制
    御するステップとを含む、方法。
  31. 【請求項31】 ディスクドライブを制御するステップ
    は、ディスクドライブの第1のサブセットとディスクド
    ライブの第2のサブセットとに同時にデータを向けるス
    テップを含む、請求項30に記載の方法。
  32. 【請求項32】 ディスクドライブを制御するステップ
    は、データの転送中、ディスクドライブの少なくとも1
    /3を待機モードに置くステップを含む、請求項30に
    記載の方法。
  33. 【請求項33】 ディスクドライブを制御するステップ
    は、データの転送中、ディスクドライブの少なくとも1
    /2を待機モードに置くステップを含む、請求項30に
    記載の方法。
  34. 【請求項34】 ディスクドライブを制御するステップ
    は、データの転送中、ディスクドライブの少なくとも2
    /3を待機モードに置くステップを含む、請求項30に
    記載の方法。
  35. 【請求項35】 複数のディスクドライブを提供するス
    テップは、ディスクドライブを少なくとも2つの行に配
    置するステップを含み、ディスクドライブを制御するス
    テップは、ほぼ同時に、行のうちの少なくとも1つにお
    けるディスクドライブを書込/読出モードに置き、行の
    うちの少なくとも1つにおけるディスクドライブを待機
    モードに置くステップを含む、請求項30に記載の方
    法。
  36. 【請求項36】 複数のディスクドライブを提供するス
    テップは、ディスクドライブを少なくとも3つの行に配
    置するステップを含み、ディスクドライブを制御するス
    テップは、ほぼ同時に、行のうちの少なくとも2つにお
    けるディスクドライブを書込/読出モードに置き、行の
    うちの少なくとも1つにおけるディスクドライブを待機
    モードに置くステップを含む、請求項30に記載の方
    法。
  37. 【請求項37】 複数のディスクドライブを提供するス
    テップは、ディスクドライブを少なくとも3つの行に配
    置するステップを含み、ディスクドライブを制御するス
    テップは、ほぼ同時に、行のうちの少なくとも1つにお
    けるディスクドライブを書込/読出モードに置き、行の
    うちの少なくとも2つにおけるディスクドライブを待機
    モードに置くステップを含む、請求項30に記載の方
    法。
  38. 【請求項38】 複数のディスクドライブを提供するス
    テップは、ディスクドライブを6つの行に配置するステ
    ップを含み、ディスクドライブを制御するステップは、
    ほぼ同時に、行のうちの2つにおけるディスクドライブ
    を書込/読出モードに置き、行のうちの4つにおけるデ
    ィスクドライブを待機モードに置くステップを含む、請
    求項30に記載の方法。
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