JP2003280374A - 現像装置 - Google Patents

現像装置

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JP2003280374A
JP2003280374A JP2002078605A JP2002078605A JP2003280374A JP 2003280374 A JP2003280374 A JP 2003280374A JP 2002078605 A JP2002078605 A JP 2002078605A JP 2002078605 A JP2002078605 A JP 2002078605A JP 2003280374 A JP2003280374 A JP 2003280374A
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JP
Japan
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developing
annular
contact surface
bearing
developing device
Prior art date
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JP2002078605A
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English (en)
Inventor
Kazutoshi Hayashi
一聡 林
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 圧入方式にする必要なく、マグネットローラ
の軸と軸受の軸芯精度を維持し、トナー漏れが発生しな
い現像装置を提供すること。 【解決手段】 現像ローラを現像ケースへ保持する軸受
を有する現像装置において、軸受12は、現像ケース1
1に接触する外向き環状フランジ部12aを有し、この
フランジ部と現像ケースの少なくともいずれかの接触面
に軸回りの環状凹溝15が形成され、この環状凹溝にシ
ール部材16が装着されていることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電子写真装置に
用いられる現像装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子写真装置に多く使用されている現像
ローラは、複数の固定磁極を有するマグネットローラが
中心部に設けられ、このマグネットローラの外周に非磁
性体からなる円筒形状の現像スリーブが配置されてい
る。現像スリーブの一端には駆動側フランジが、他端に
は従動側フランジがそれぞれ固定され、駆動側フランジ
及び従動側フランジの内面中心部に設けられたすべり軸
受にマグネットローラが軸支されている。マグネットロ
ーラの軸は軸受により保持され、マグネットローラの軸
と軸受の軸芯精度を出すために軸受は現像ケースに嵌合
させている。
【0003】図5は前記の軸受付近を表わしたもので、
1は現像ケース、2は外向き環状フランジ部2aを有す
る軸受で、現像ケース1に、その一方の面に形成された
環状凹所1aに該フランジ部を収容して装着されてい
る。3はマグネットローラの軸、4はEリングを示す。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来のものは、軸受2と現像ケース1の間、つまり両者の
接触面に隙間があると、トナー漏れが発生し、かつマグ
ネットローラの軸3と軸受2の軸芯精度が出ないという
問題点がある。そのため圧入方式にすると、必要最低限
の圧入代を設定する必要があり、そのデータ収集(圧入
代と軸芯精度の相関データ)にも多大な費用と時間が必
要となる
【0005】そこでこの発明は、前記のような従来のも
のが有する問題点を解決し、圧入方式にする必要なく、
マグネットローラの軸と軸受の軸芯精度を維持し、トナ
ー漏れが発生しない現像装置を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明は、現像ローラを現像ケース
へ保持する軸受を有する現像装置において、軸受は、現
像ケースに接触する外向き環状フランジ部を有し、この
環状フランジ部と現像ケースの少なくともいずれかの接
触面に軸回りの環状凹溝が形成され、この環状凹溝にシ
ール部材が装着されていることを特徴とする。
【0007】請求項2に記載の発明は、請求項1におい
て、環状凹溝が、環状フランジ部の接触面に形成されて
いる。請求項3に記載の発明は、請求項2において、環
状凹溝が、環状フランジ部の接触面であって、径方向の
中間位置又は基端位置に形成されている。請求項4に記
載の発明は、請求項1において、環状凹溝が、現像ケー
スの接触面に形成されている。請求項5に記載の発明
は、請求項4において、環状凹溝が、現像ケースの接触
面であって、径方向の先端位置に形成されている。請求
項6に記載の発明は、請求項1において、環状凹溝が、
環状フランジ部の接触面であって、径方向の基端位置、
及び現像ケースの接触面であって、径方向の先端位置に
形成されている。
【0008】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態を図面に従
って説明する。図1は第1の実施の形態である。この実
施の形態では現像ケース11の環状凹所11a底面に対
する環状フランジ部12aの接触面であって、径方向の
中間位置に、軸3回りの環状凹溝15が形成され、この
環状凹溝にOリング16が装着されている。
【0009】図2は第2の実施の形態である。この実施
の形態では現像ケース21の環状凹所21a底面に対す
る環状フランジ部22aの接触面であって、径方向の基
端位置に、軸3回りの環状凹溝25が形成され、この環
状凹溝にOリング26が装着されている。
【0010】図3は第3の実施の形態である。この実施
の形態では軸受32の環状フランジ部32a内向面に対
する現像ケース31の接触面(環状凹所31a底面)で
あって、径方向の先端位置に軸3回りの環状凹溝35が
形成され、この環状凹溝にOリング36が装着されてい
る。
【0011】図4は第4の実施の形態である。この実施
の形態では現像ケース41の環状凹所41a底面に対す
る環状フランジ部42aの接触面であって、径方向の基
端位置に軸3回りの環状凹溝45が形成され、この環状
凹溝にOリング46が装着されているとともに、軸受4
2の環状フランジ部42a内向面に対する現像ケース4
1の接触面(環状凹所41a底面)であって、径方向の
先端位置に軸3回りの環状凹溝47が形成され、この環
状凹溝にOリング48が装着されている。
【0012】前記各実施の形態によれば、軸受12,2
2,32,42の環状フランジ部12a,22a,32
a,42aと現像ケース11,21,31,41との接
触面にOリング16,26,36,46,48が環状凹
溝15,25,35,45,47に収容された形で装着
されているので、接触面に隙間があっても、該Oリング
によりトナー漏れを防止することが可能となる。また、
軸芯精度も、従来技術と同等レベルを確保することが可
能である。
【0013】尚、前記各実施の形態はあくまでも一例で
あって、実際の実施に際して設計的事項などを特許請求
の範囲に記載した範囲において任意に変更したり、修正
したりすることができることは言うまでもない。また、
実施の形態ではシール部材としてOリングを示したが、
これは好ましい一例であって、ほかの同様な機能を有す
るもので代替えしてもよい。
【0014】
【発明の効果】請求項1ないし6に記載の発明は、前記
のようであって、軸受の環状フランジ部と現像ケースの
少なくともいずれかの接触面に軸回りの環状凹溝が形成
され、この環状凹溝にシール部材が装着されているか
ら、圧入方式にする必要なく、接触面の密封性を高め、
トナー漏れを確実に防止することができる。また、マグ
ネットローラの軸と軸受の軸芯精度も、従来と同等レベ
ルを確保することができる。さらに、環状凹溝を軸受の
環状フランジ部に設けたタイプでは、軸受を現像ケース
に装着する前に、シール部材を環状凹溝に装着すること
ができるので、軸受を現像ケースに装着する作業の効率
化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の、第1の実施の形態を示す概略断面
図である。
【図2】第2の実施の形態を示す概略断面図である。
【図3】第3の実施の形態を示す概略断面図である。
【図4】第4の実施の形態を示す概略断面図である。
【図5】従来技術を示す概略断面図である。
【符号の説明】
11,21,31,41 現像ケース 11a,21a,31a,41a 環状凹所 12,22,32,42 軸受 12a,22a,32a,42a 環状フランジ部 15,25,35,45,47 環状凹溝 16,26,36,46,48 Oリング(シール部
材)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現像ローラを現像ケースへ保持する軸受
    を有する現像装置において、前記軸受は、現像ケースに
    接触する外向き環状フランジ部を有し、この環状フラン
    ジ部と現像ケースの少なくともいずれかの接触面に軸回
    りの環状凹溝が形成され、この環状凹溝にシール部材が
    装着されていることを特徴とする現像装置。
  2. 【請求項2】 環状凹溝が、環状フランジ部の接触面に
    形成されている請求項1記載の現像装置。
  3. 【請求項3】 環状凹溝が、環状フランジ部の接触面で
    あって、径方向の中間位置又は基端位置に形成されてい
    る請求項2記載の現像装置。
  4. 【請求項4】 環状凹溝が、現像ケースの接触面に形成
    されている請求項1記載の現像装置。
  5. 【請求項5】 環状凹溝が、現像ケースの接触面であっ
    て、径方向の先端位置に形成されている請求項4記載の
    現像装置。
  6. 【請求項6】 環状凹溝が、環状フランジ部の接触面で
    あって、径方向の基端位置、及び現像ケースの接触面で
    あって、径方向の先端位置に形成されている請求項1記
    載の現像装置。
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