JP2003280100A - プロジェクタのクールダウン処理正否カウント方法およびプロジェクタ - Google Patents

プロジェクタのクールダウン処理正否カウント方法およびプロジェクタ

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JP2003280100A JP2002085329A JP2002085329A JP2003280100A JP 2003280100 A JP2003280100 A JP 2003280100A JP 2002085329 A JP2002085329 A JP 2002085329A JP 2002085329 A JP2002085329 A JP 2002085329A JP 2003280100 A JP2003280100 A JP 2003280100A
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千裕 槻木澤
Keisuke Sakagami
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プロジェクタの終了時におけるクールダウン
の正常終了または異常終了を監視してその回数を内部に
記憶させておき、後の修理などの際にそれらのデータを
参照できるようにする。 【解決手段】 ランプ11の点灯回数をカウントする点
灯回数カウント手段18,19,20と、クールダウン
の正常終了を監視するモニタ手段18,21と、モニタ
手段で正常終了が確認された場合にそれを正常終了とし
てカウントする正常終了回数カウント手段18,19,
20と、点灯回数カウント手段および正常終了回数カウ
ント手段でカウントされた結果を記憶する不揮発性メモ
リ20とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はプロジェクタに係
り、特にその使用終了時などにランプを冷却するクール
ダウン処理の正常終了または異常終了の計数および記憶
に関する。
【0002】
【従来の技術】プロジェクタにおいては、照明用ランプ
がONされていた後、電源OFFなどによりそのランプ
がOFFされた場合には、全ての回路をOFFする前
に、使用により高温となったそのランプを冷却する必要
がある。このため、プロジェクタには、照明用ランプが
OFFされてもファンの動作はしばらくの間継続させ
て、所定の時間の経過後あるいはランプが所定の温度以
下となった時にその動作を停止させる、いわゆるクール
ダウン機能を持たせている。このクールダウンが正常に
実行されないと、ランプの寿命が短くなったり性能が低
下したりすることにつながる。また、画像表示装置とし
て用いられている液晶パネルにも悪影響を及ぼすことに
なりかねない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】クールダウンは上記の
ように重要な操作であるにもかかわらず、そのクールダ
ウンには通常30〜60秒程度の時間を要するため、利
用者は、無意識にまたは故意にクールダウンを正しく実
行させることなく、プロジェクタへ入るAC100Vな
どの電源を遮断してしまうということが多々起こってい
る。しかし、従来は、クールダウンが正しく実行された
かどうかを判断する手段がなかったため、後にプロジェ
クタの動作に異常を来たしても、それがクールダウンの
異常終了に起因するものかどうかを判別することは極め
て困難であった。
【0004】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
で、プロジェクタの終了時などにおけるクールダウン処
理の終了状態を監視してその正常終了または異常終了の
回数をカウントして内部に記憶させておき、後の修理な
どの際にそれらのデータを参照できるようにして、クー
ルダウンの不適切な実行に関連する不具合の発見に寄与
しうるプロジェクタを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題に対処
するため、以下のような構成を採用する。
【0006】ランプ、該ランプからの光で照明される画
像表示装置、該画像表示装置で生成された画像を投射す
る投射レンズ、および前記ランプを冷却するファンを有
し、前記ランプがOFFされた後に前記ファンを利用し
て該ランプを冷却するプロジェクタのクールダウン処理
において、前記ランプの点灯回数をカウントする工程
と、前記クールダウン処理の正常終了を監視する工程
と、前記正常終了が発見された場合にそれを正常終了と
してカウントする工程と、前記工程でカウントされたラ
ンプの点灯回数およびクールダウン処理の正常終了回数
とを読み出し可能に記憶する工程とを備える。これによ
り、後の修理などの際に、ランプの点灯回数とクールダ
ウンの正常終了回数とを読み出して、クールダウンが正
しく実行されなかった回数を知ることができる。
【0007】また、ランプ、該ランプからの光で照明さ
れる画像表示装置、該画像表示装置で生成された画像を
投射する投射レンズ、および前記ランプを冷却するファ
ンを有し、前記ランプがOFFされた後に前記ファンを
利用して該ランプを冷却するプロジェクタのクールダウ
ン処理において、前記クールダウン処理の終了状態を監
視しその終了が異常終了となった場合には異常終了の発
生を示す情報を保持しておく工程と、次回の電力投入時
に前記情報の有無を確認し該情報がある場合には前回の
クールダウン処理を異常終了としてカウントする工程
と、前記工程でカウントされた結果を読み出し可能に記
憶する工程とを備える。これにより、後の修理などの際
に、クールダウンの異常終了回数すなわちクールダウン
が正常に実行されなかった回数を直接読み出すことがで
きる。
【0008】さらに、ランプ、該ランプからの光で照明
される画像表示装置、該画像表示装置で生成された画像
を投射する投射レンズ、および前記ランプを冷却するフ
ァンを有し、前記ランプがOFFされた後に前記ファン
を利用して該ランプを冷却するクールダウン機能を備え
たプロジェクタであって、前記ランプの点灯回数をカウ
ントする点灯回数カウント手段と、前記クールダウンの
正常終了を監視するモニタ手段と、前記モニタ手段で正
常終了が確認された場合にそれを正常終了としてカウン
トする正常終了回数カウント手段と、前記点灯回数カウ
ント手段および前記正常終了回数カウント手段でカウン
トされた結果を記憶するメモリとを備える。これによれ
ば、後の修理などの際にプロジェクタのメモリを参照す
ることで、ランプの点灯回数とクールダウンの正常終了
回数との差から、クールダウンが正しく実行されなかっ
た回数を知ることができ、不良解析の手がかりとなる。
【0009】なお、前記モニタ手段は、前記ファンの動
作時間を測定し、その測定された時間と予め定めた所定
時間との比較に基づき前記クールダウンの正常終了を認
識するもの、または、前記プロジェクタの内部温度を測
定し、その測定された温度と予め定めた所定温度との比
較に基づきクールダウンの正常終了を認識するもの、と
することができる。
【0010】また、ランプ、該ランプからの光で照明さ
れる画像表示装置、該画像表示装置で生成された画像を
投射する投射レンズ、および前記ランプを冷却するファ
ンを有し、前記ランプがOFFされた後に前記ファンを
利用して該ランプを冷却するクールダウン機能を備えた
プロジェクタであって、前記クールダウン処理の終了状
態を監視しその終了が異常終了となった場合にはその異
常終了の発生を示す情報を保持しておくモニタ手段と、
次回の電力投入時に前記モニタ手段にアクセスしそこに
異常終了の発生を示す情報がある場合には前回のクール
ダウン処理を異常終了としてカウントする異常終了回数
カウント手段と、前記異常終了回数カウント手段でカウ
ントされた結果を記憶するメモリとを備える。これによ
れば、後の修理などの際にプロジェクタのメモリを参照
することで、クールダウンが異常終了された回数を直接
知ることができる。
【0011】なお、前記モニタ手段は、前記ファンの動
作時間を測定するタイマとし異常終了時にはその時の測
定時間を保持させるようにすること、あるいは、前記プ
ロジェクタの内部温度を測定する温度計とし異常終了時
にはその時の測定温度を保持させるようにすることがで
きる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を説
明する。 (i)プロジェクの主な構成 図1は本発明の実施形態に係るプロジェクタの外観を示
す斜視図である。このプロジェクタ1は、その各構成要
素が外装ケース2に収納されてなり、外装ケース2の前
面には、投射レンズ3が配置されている。また、外装ケ
ース2の前面には、後述する照明用ランプへの電力供給
をON/OFFする電源スイッチ4、電源スイッチ4の
ON状態を表示する電源ON表示LED5、電源スイッ
チ4はOFFされているが照明用ランプのクールダウン
処理が実行中であることを示すクールダウンON表示L
ED6などが配置されている。さらに、プロジェクタ1
の後部には、AC100Vなどの商用電源に接続するた
めのプラグ付き電源コード7が伸縮自在に備えられ、後
述する電源回路に接続されている。
【0013】図2は本発明の実施形態に係るプロジェク
タの主な構成を示すブロック図である。このプロジェク
タ1は、照明用ランプ11、ランプ11の照明光を、赤
(R)、緑(G)、青(B)の光に分離する色光分離光
学系12、分離された各色光がそれぞれ照射され所定の
画像情報に従って画像を表示する光変調素子としての液
晶パネル13R,13G,13B、これらの各液晶パネ
ルで生成された画像を合成するクロスダイックプリズム
14、合成された画像を投射する投射レンズ3を備え
る。プロジェクタ1は、また、ランプ11を駆動するラ
ンプ駆動回路11A、液晶パネル13R,13G,13
Bに画像情報を供給する画像処理回路13A、ランプ1
1および/または液晶パネル13R,13G,13Bを
冷却するためのファン15、ファン15を駆動するため
のファン駆動回路15A、音声を出力するスピーカ1
6、スピーカ16に音声情報を供給する音声処理回路1
6A、プロジェクタ1へ制御情報や表示データなどを入
力するための入力装置を含むユーザーインターフェース
17、各種の演算、判断、制御などを行う中央処理装置
(CPU)18、演算や判断などを行うために必要なデ
ータを一時的に記憶する揮発性メモリ19、CPU18
を動作させるための各種プログラムや各種データを読み
出し可能に記憶して保持する不揮発性メモリ20、後述
するランプクールダウン処理の処理時間を測定するタイ
マ21、および商用電源を取り込みそれを使用可能な状
態に変圧などしてプロジェクタ1内の各回路や装置に必
要な電力を供給する電源回路22を備える。なお、ラン
プ駆動回路11A、画像処理回路13A、ファン駆動回
路15A、音声処理回路16A、ユーザーインターフェ
ース17、メモリ19,20、タイマ21、並びに電源
回路22は、CPU18により制御される。
【0014】上記のプロジェクタ1は、電源スイッチ4
がONされると、ランプ駆動回路11Aによりランプ1
1が点灯される。そして、ランプ11からの照明光を色
光分離光学系12で赤(R)、緑(G)、青(B)の色
光に分離させ、分離した各色光を画像のRGB信号のそ
れぞれに対応して設けられた液晶パネル13R,13
G,13Bに照射して画像を表示させた後、それぞれの
画像をクロスダイクロイックプリズム14で合成して、
その合成画像を投射レンズ3からスクリーン25などに
投射するようにしたものである。また、その画像表示に
合わせて、音声処理回路16Aからの音声情報に従って
スピーカ16から音声が出力される。なお、電源スイッ
チ4がONされている間、ファン駆動回路15Aはプロ
ジェクタ内部の温度に対応してCPU18などにより自
動的に制御され、これによりプロジェクタの内部は所定
値以下の温度に維持される。また、電源スイッチ4がO
FFされると、予め定めた所定時間またはプロジェクタ
内部が予め定めた所定温度になるまで、ファン15がフ
ァン駆動回路15Aにより駆動される、いわゆるランプ
クールダウン処理が実行される。
【0015】(ii)プロジェクタの光学系の構成および
作用 図3は上記プロジェクタ1の光学系を示す構成図であ
り、この図3を参照しながら、その光学系の構成および
作用を以下に説明する。
【0016】この光学系は、照明光学系30、色光分離
光学系12、リレー光学系25、液晶パネル13R,1
3G,13B、色光合成のためのクロスダイクロイック
プリズム14、および投射レンズ3などから構成されて
いる。
【0017】照明光学系30は、ランプ11、リフレク
タ31、インテグレータレンズを構成する第1および第
2レンズアレイ32,34、光の進行方向を調整する反
射ミラー33、および重畳レンズ35とを備えている。
なお、照明光の進行方向の調整が不要な構成の場合には
反射ミラー33は不要である。
【0018】第1レンズアレイ32は、略矩形状の輪郭
を有する小レンズ321がM行N列のマトリクス状に配
列された構成を有している。各小レンズ321は、ラン
プ11から入射された平行な光束を複数の(すなわちM
×N個の)部分光束に分割し、各部分光束を第2レンズ
アレイ34の近傍で結像させる。各小レンズ321の輪
郭の形状は、液晶パネル13R,13G,13Bの画像
形成領域の形状とほぼ相似形をなすように設定されてい
る。例えば、液晶パネルの画像形成領域のアスペクト比
(横と縦の寸法の比率)が4:3であるならば、各小レ
ンズのアスぺクト比も4:3に設定される。また、第2
レンズアレイ34も、第1レンズアレイ32の小レンズ
321に対応して、小レンズ341がM行N列のマトリ
クス状に配列された構成を有している。
【0019】色光分離光学系12は、2枚のダイクロイ
ックミラー41,42と反射ミラー43とを備え、照明
光学系30の重畳レンズ35から出射される光を、赤、
緑、青の3つの色光に分離する機能を有している。リレ
ー光学系25は、ダイクロイックミラー42からの透過
光に対応する光路で、入射側レンズ54、反射ミラー7
1,72、およびリレーレンズ73を備えている。
【0020】液晶パネル13R,13G,13Bは、例
えば、ポリシリコンTFTをスイッチング素子として用
いたもので、クロスダイクロイックプリズム14の3側
面と対向するように、クロスダイクロイックプリズム1
4に固定部材を介して接着固定されている。また、各液
晶パネル13R,13G,13Bの光入出射面側には、
入射側偏光板60R,60G,60Bが、そして光出射
面側には出射側偏光板61R,61G,61Bがそれぞ
れ配置されている。
【0021】クロスダイクロイックプリズム14は、
赤、緑,青の3色の色光を合成してカラー画像を形成す
るもので、赤光を反射する誘電体多層膜と、青光を反射
する誘電体多層膜とが、4つの直角プリズムの界面に沿
って略X字状に形成され、これらの誘電体多層膜によっ
て上記3つの色光が合成される。そして、クロスダイク
ロイックプリズム14の出射面側に、投射レンズ3が配
置されている。
【0022】続いて、上記光学系の作用を説明する。ラ
ンプ11から射出された光はリフレクタ31で反射され
て、第1および第2レンズアレイ32,34で構成され
るインテグレータレンズに入る。インテグレータレンズ
は、第1レンズアレイ32の各レンズセルで形成される
像を、第2レンズアレイ34および重畳レンズ35によ
り各液晶パネル13R,13G,13Bの画像表示面に
結像させることで、光の利用率を向上させかつ上記画像
表示面の照明むらを改善する作用を果たす。重畳レンズ
35を出た光は、続いて色光分離光学系12に入る。
【0023】色光分離光学系12の第1ダイクロイック
ミラー41では、照明光学系30から出射された光束の
赤色光成分を反射するとともに、青色光成分と緑色光成
分とを透過させる。第1ダイクロイックミラー41によ
って反射した赤色光は、反射ミラー43を介して、フィ
ールドレンズ51に入り、さらに赤色光用の液晶パネル
13Rに達する。このフィールドレンズ51は、各部分
光束をその中心軸(主光線)に対して平行な光束に変換
する。他の液晶パネル13G,13Bの前に設けられた
フィールドレンズ52,53も同様に作用する。
【0024】第1ダイクロイックミラー41を透過した
青色光と緑色光のうちで、緑色光は第2ダイクロイック
ミラー42によって反射され、フィールドレンズ52を
通って緑色光用の液晶パネル13Gに達する。一方、青
色光は第2ダイクロイックミラー42を透過してリレー
光学系25を通り、さらにフィールドレンズ53を通っ
て青色光用の液晶パネル13Bに達する。
【0025】色光分離光学系12で分離された赤、緑、
青の各色光は、液晶パネル13R,13G,13Bに入
射するにあたり、入射側偏光板60R,60G,60B
で特定の偏光光のみとされる。この後、各偏光光は、各
液晶パネル13R,13G,13Bにおいて画像処理回
路13Aより与えられた画像情報に従って変調され、出
射側備光板61R,61G,61Bに出射される。この
出射側偏光板61R,61G,61Bにおいては、変調
光のうちの特定の偏光光のみが透過し、クロスダイクロ
イックプリズム14に入射する。そして、各色光はクロ
スダイクロイックプリズム14で合成されて合成光とな
り、投射レンズ3からスクリーン25にカラー画像とし
て投射される。
【0026】なお、照明光学系30の所定位置、例え
ば、第2レンズアレイ34と重畳レンズ35との間に、
ランプ11からのP偏光およびS偏光の双方を含む照明
光を、その一方の偏光光に揃える偏光ビームスプリッタ
を配置すると、液晶パネル13R,13G,13Bにお
いて、ランプ11から入射した光を無駄にすることな
く、そのほぼ全てを利用することが可能となる。
【0027】(iii)ランプのクールダウン処理 次に、本発明の実施形態に係るクールダウン処理正否カ
ウントの処理手順を、図4および図5に示すフローチャ
ートを参照しながら説明する。
【0028】(クールダウン処理正否カウント方法その
1)図4は本発明の実施形態に係るクールダウン処理正
否カウントの処理手順を示すフローチャートである。電
源スイッチ4がONされると、不揮発性メモリ20から
前回までのランプ点灯回数値とクールダウン処理正常終
了回数値が揮発性メモリ19に読み出され(ステップS
1)、さらにランプ11の点灯が行われる(ステップS
2)。その際、ランプ11が点灯したか否かが判断され
(ステップS3)、それが点灯していない場合にはエラ
ー処理に進む。このエラー処理については、本発明の範
囲外なのでその説明は省略する。なお、ランプ11点灯
の有無は、例えば液晶パネル13Rなどに照射される光
の有無を光センサなどで検知することで可能である。ス
テップS3でランプ11の点灯が確認されると、揮発性
メモリ19のランプ点灯回数値に1を加算する(ステッ
プS4)。そして、以後は通常のプロジェクタ使用が行
われ(ステップS5)、その間、電源スイッチ4がOF
Fされた否かが繰り返し判断される(ステップS6)。
この電源スイッチ4のOFF判断も、例えば液晶パネル
13Rなどに照射される光の有無を光センサなどで検知
することで可能である。電源スイッチ4のOFFが確認
されると、先に行ったランプ点灯回数値の加算結果を不
揮発性メモリ20に書き込む(ステップS7)。続い
て、ランプ11のクールダウン処理が行われる(ステッ
プS8)。そして、このクールダウン処理の開始から終
了までの時間がタイマ21で測定され、その計測値が予
め定めたクールダウン処理時間を満たしたか否かすなわ
ち正常終了されたか否かが判断される(ステップS
9)。上記計測値が予め定めたクールダウン処理時間を
満たした場合には、クールダウン処理の正常終了が行わ
れたと判断し、揮発性メモリ19の正常終了回数値に1
を加算し(ステップS10)、その加算結果を不揮発性
メモリ20に書き込む(ステップS11)。なお、上記
計測値が予め定めたクールダウン処理時間を満たなかっ
た場合には、何もせずにそのまま終了となる。
【0029】この結果、不揮発性メモリ20には、それ
までにランプ11の点灯が行われた全部の回数値と、ク
ールダウン処理の正常終了が行われた回数値とが記憶さ
れていることになる。従って、後にプロジェクタの動作
不良などが発生した場合には、この不揮発性メモリ20
を参照することで、ランプ11の全点灯回数値とクール
ダウン処理の正常終了回数値とから、クールダウン処理
が正常終了しなかったすなわち異常終了した回数を知る
ことができる。
【0030】(クールダウン処理正否カウント方法その
2)図5は本発明の他の実施形態に係るクールダウン処
理正否カウントの処理手順を示すフローチャートであ
る。電源スイッチ4がONされると、タイマ21へのア
クセスが実行され(ステップS21)、タイマ21の計
測値が予め定めたクールダウン処理時間の途中で停止し
ているかどうかを判断する(ステップS22)。タイマ
21がクールダウン処理時間を計測完了する前に停止し
ていた場合には、前回のプロジェクタ終了時に異常終了
があったと判断し、不揮発性メモリ20から前回までの
異常終了回数値を揮発性メモリ19に読み出してその値
に1を加算し、その加算結果を不揮発性メモリ20に書
き込む(ステップS23)。一方、ステップS22で、
異常終了の判断がなされなかった場合には、そのまま次
に進む。続いて、ランプ11の点灯が行われる(ステッ
プS24)。その際、ランプ11が点灯したか否かが判
断され(ステップS25)、それが点灯していない場合
にはエラー処理に進む。このエラー処理については、本
発明の範囲外なのでその説明は省略する。ステップS2
5でランプ11の点灯が確認されると、前回までのラン
プ点灯回数値を不揮発性メモリ20から揮発メモリ19
に読み出して、その点灯回数値に1を加算する(ステッ
プS26)。このステップS26および対応する後のス
テップ29の処理は、本発明の実施には必ずしも必要な
ものではないが、ランプの点灯回数を知っておくことは
ランプ交換のための有益な情報となるので行っている。
そして、以後は通常のプロジェクタ使用が行われ(ステ
ップS27)、その間、電源スイッチ4がOFFされた
否かが繰り返し判断される(ステップS28)。電源ス
イッチ4のOFFが確認されると、先に行ったランプ点
灯回数値加算の結果を不揮発性メモリ20に書き込む
(ステップS29)。続いて、ランプ11のクールダウ
ン処理が始まると共に、タイマ21によりその処理時間
の測定が開始される(ステップS30)。そして、この
クールダウン処理の途中で、電源コード7がコンセント
から抜かれるようなプロジェクタ1への電源入力が遮断
された場合には(ステップS31)、タイマ21にそれ
までの測定データを一時的に保存させておく(ステップ
S32)。これには、例えば、パソコンで作成したデー
タなどを記憶させることなくパソコンの電源を遮断した
場合に、次回の電源投入時には電源遮断前のバックアッ
プデータが保存されている、というような手段を利用し
て行うことができる。一方、クールダウン処理の途中で
プロジェクタ1への電源入力が遮断されなければ、予め
定めた所定時間経過後、クールダウン処理を終了し、か
つタイマ21での測定を終了する(ステップS33)。
【0031】この結果、ランプ11の電源を入れると、
不揮発性メモリ20には、それまで行われたクールダウ
ン処理の異常終了回数値が記憶されていることになるた
め、後にプロジェクタの動作不良などが発生した場合に
は、この不揮発性メモリ20を参照することで、クール
ダウン処理の異常終了回数を直接得ることができる。
【0032】なお、上記方法その1およびその2では、
クールダウン処理の完了または終了状態の監視にタイマ
21を用いたが、タイマ21および所定時間に代えて、
プロジェクタ内部(特にランプ11の周辺)の温度を測
定する温度計を用い、さらに予め定めた所望のプロジェ
クタ内部温度を設定して、温度計とその所望温度とによ
り、クールダウン処理の完了または終了状態を監視して
もよい。また、上記方法その1およびその2にあって
は、その処理を必ずしも図4または図5のフローチャー
トに示した手順と同じ手順で行う必要はなく、ランプ点
灯回数およびクールダウンの正常終了回数または、クー
ルダウンの異常終了回数が、最終的に不揮発性メモリ2
0から読み出せるような状態となる、いかなる手順とし
てもよい。
【0033】また、上記方法その2おいて、クールダウ
ン処理の異常終了を判断するために、タイマ21に異常
終了を示す情報を残しておいて次回にそれにアクセスす
るようにしたが、クールダウン処理の異常終了の判断に
は他の方法を採用してもよい。例えば、クールダウン処
理が正常終了した場合のみそれを表示するフラグを立て
ることにしておき、次回の電源投入時にそのフラグの有
無をチェックすることで、前回のクールダウン終了が異
常終了か否かを判別するようにしてもよい。
【0034】ところで、上記実施形態では、液晶パネル
がRGB信号にそれぞれ対応して3個枚設けられた3板
式プロジェクタを例に説明したが、本発明のプロジェク
タは、他の個数の液晶パネルを採用することも可能であ
り、例えば、液晶パネルを1枚使用したいわゆる単板式
プロジェクタとすることもできる。また、液晶パネル
は、光を透過して変調する透過型のものであったが、入
射した光を反射しつつ変調して出射する反射型のもので
あってもよい。さらに、本発明は、画像をスクリーンの
前面から投射するフロント型プロジェクタおよび画像を
スクリーンの背面から投射するリア型プロジェクタのい
ずれにも適用可能である。
【0035】
【発明の効果】本発明のプロジェクタは、照明用ランプ
のONからOFFへの切り換え時におけるクールダウン
処理の終了状態を監視してその正常終了または異常終了
の回数を記憶するようにしているので、後の修理などの
際にそのデータを参照して不具合の発見に役立てること
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るプロジェクタの外観を
示す斜視図。
【図2】本発明の実施形態に係るプロジェクタの主な構
成を示すブロック図。
【図3】本発明の実施形態に係るプロジェクタの光学系
を示す構成図。
【図4】本発明の実施形態に係るクールダウン処理正否
カウントの処理手順を示すフローチャート。
【図5】本発明の他の実施形態に係るクールダウン処理
正否カウントの処理手順を示すフローチャート。
【符号の説明】
1 プロジェクタ 3 投射レンズ 4 電源スイッチ 5 電源ON表示LED 6 クールダウンON表示LED 7 電源コード 11 ランプ 11A ランプ駆動回路 12 色光分離光学系 13A 画像処理回路 13B,13G,13R 液晶パネル 14 クロスダイクロイックプリズム 15 ファン 15A ファン駆動回路 17 ユーザーインターフェース 18 中央処理装置(CPU) 19 揮発性メモリ 20 不揮発性メモリ 21 タイマ 22 電源回路
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/74 H04N 5/74 Z Fターム(参考) 2H091 FA41Z LA04 MA07 2H093 NC01 NC42 NC46 NC47 NC49 NC51 NC52 NC56 NC57 NC59 NC80 ND45 ND47 NG02 2K103 AA05 AA16 AB10 DA03 DA06 DA24 5C058 BB25 EA26 EA52

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ランプ、該ランプからの光で照明される
    画像表示装置、該画像表示装置で生成された画像を投射
    する投射レンズ、および前記ランプを冷却するファンを
    有し、前記ランプがOFFされた後に前記ファンを利用
    して該ランプを冷却するプロジェクタのクールダウン処
    理において、 前記ランプの点灯回数をカウントする工程と、 前記クールダウン処理の正常終了を監視する工程と、 前記正常終了が確認された場合にそれを正常終了として
    カウントする工程と、 前記工程でカウントされたランプの点灯回数およびクー
    ルダウン処理の正常終了回数とを読み出し可能に記憶す
    る工程とを、備えたことを特徴とするクールダウン処理
    正否カウント方法。
  2. 【請求項2】 ランプ、該ランプからの光で照明される
    画像表示装置、該画像表示装置で生成された画像を投射
    する投射レンズ、および前記ランプを冷却するファンを
    有し、前記ランプがOFFされた後に前記ファンを利用
    して該ランプを冷却するプロジェクタのクールダウン処
    理において、 前記クールダウン処理の終了状態を監視しその終了が異
    常終了となった場合には異常終了の発生を示す情報を保
    持しておく工程と、 次回の電力投入時に前記情報の有無を確認し該情報があ
    る場合には前回のクールダウン処理を異常終了としてカ
    ウントする工程と、 前記工程でカウントされた結果を読み出し可能に記憶す
    る工程とを、備えたことを特徴とするクールダウン処理
    正否カウント方法。
  3. 【請求項3】 ランプ、該ランプからの光で照明される
    画像表示装置、該画像表示装置で生成された画像を投射
    する投射レンズ、および前記ランプを冷却するファンを
    有し、前記ランプがOFFされた後に前記ファンを利用
    して該ランプを冷却するクールダウン機能を備えたプロ
    ジェクタであって、 前記ランプの点灯回数をカウントする点灯回数カウント
    手段と、 前記クールダウンの正常終了を監視するモニタ手段と、 前記モニタ手段で正常終了が確認された場合にそれを正
    常終了としてカウントする正常終了回数カウント手段
    と、 前記点灯回数カウント手段および前記正常終了回数カウ
    ント手段でカウントされた結果を記憶するメモリとを、
    備えたことを特徴とするプロジェクタ。
  4. 【請求項4】 前記モニタ手段は、前記ファンの動作時
    間を測定し、その測定された時間と予め定めた所定時間
    との比較に基づき前記クールダウンの正常終了を確認す
    るものであることを特徴とする請求項3記載のプロジェ
    クタ。
  5. 【請求項5】 前記モニタ手段は、前記プロジェクタの
    内部温度を測定し、その測定された温度と予め定めた所
    定温度との比較に基づき前記クールダウンの正常終了を
    確認するものであることを特徴とする請求項3記載のプ
    ロジェクタ。
  6. 【請求項6】 ランプ、該ランプからの光で照明される
    画像表示装置、該画像表示装置で生成された画像を投射
    する投射レンズ、および前記ランプを冷却するファンを
    有し、前記ランプがOFFされた後に前記ファンを利用
    して該ランプを冷却するクールダウン機能を備えたプロ
    ジェクタであって、 前記クールダウン処理の終了状態を監視しその終了が異
    常終了となった場合にはその異常終了の発生を示す情報
    を保持しておくモニタ手段と、 次回の電力投入時に前記モニタ手段にアクセスしそこに
    異常終了の発生を示す情報がある場合には前回のクール
    ダウン処理を異常終了としてカウントする異常終了回数
    カウント手段と、 前記異常終了回数カウント手段でカウントされた結果を
    記憶するメモリとを、備えたことを特徴とするプロジェ
    クタ。
  7. 【請求項7】 前記モニタ手段は、前記ファンの動作時
    間を測定するタイマであって、前記異常終了時にはその
    時の測定時間を保持することを特徴とする請求項6記載
    のプロジェクタ。
  8. 【請求項8】 前記モニタ手段は、前記プロジェクタの
    内部温度を測定する温度計であって、前記異常終了時に
    はその時の測定温度を保持することを特徴とする請求項
    6記載のプロジェクタ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007095427A (ja) * 2005-09-28 2007-04-12 Casio Comput Co Ltd 光源寿命判定装置及び光源寿命判定方法
JP2007171302A (ja) * 2005-12-19 2007-07-05 Sharp Corp 光源装置、光源ユニット及び投影型画像表示装置
DE102006002685B4 (de) * 2005-01-27 2011-02-03 Dell Products L.P., Round Rock System und Verfahren zum intelligenten Abkühlen eines Projektors in einem Informationsverarbeitungssystem

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