JP2003279768A - 多項式曲線光導波路を備えた平面光波回路 - Google Patents

多項式曲線光導波路を備えた平面光波回路

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JP2003279768A
JP2003279768A JP2002324064A JP2002324064A JP2003279768A JP 2003279768 A JP2003279768 A JP 2003279768A JP 2002324064 A JP2002324064 A JP 2002324064A JP 2002324064 A JP2002324064 A JP 2002324064A JP 2003279768 A JP2003279768 A JP 2003279768A
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optical waveguide
polynomial curve
polynomial
lightwave circuit
planar lightwave
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Heu-Gon Kim
喜坤 金
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    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
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  • Optics & Photonics (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光信号の遷移損失及び導波路の体積を最小化
できる平面光波回路を提供する。 【解決手段】 多項式曲線光導波路を備える平面光波回
路は、半導体基板と、半導体基板上に積層され、光信号
の伝送媒体になる複数のコアと、複数のコアを囲むクラ
ッドと、から構成され、複数のコアは、少なくとも1以
上の直線形光導波路と、直線形光導波路に連結され、曲
線を表す多項式によって表現される少なくとも1以上の
多項式曲線光導波路と、を含むことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光素子に関し、特
に、光通信システムにおいて使用され、複数の光導波路
を備える平面光波回路(PLC)に関する。
【0002】
【従来の技術】個別光部品の組み立てに比べて、小型、
低価格、低電力消費及び高速を具現する集積光学(integ
rated optics)技術は、継続して研究開発が行われてい
る。しかし、LiNbOなどの誘伝体導波路及びGa
As、InPなどの化合物半導体導波路の構成による工
程及び価格の制約により、活発な研究活動にもかかわら
ず、実際、通信分野に与える波及効果はわずかであっ
た。最近、シリコン(silicon)基板上に光ファイバのよ
うなシリカ(silica)材質のコア(core)を形成する平面光
波回路(planar lightwave circuit)技術及び発光/受光
素子に対する新たな接合技術が提案され、通信分野にお
いて光集積技術の実用化が急進展している。実際、カプ
ラ(coupler)、ビームスプリッタ(beam splitter)、波長
分割多重化(wavelength division multiplexing)素子な
どを組み込んだ集積光学技術は、光ファイバを利用して
具現され常用化されている。FTTH(fiber to the ho
me)で要求される高機能性素子の場合、半導体集積回路
の加工工程を利用する平面光波回路が、機能の側面だけ
でなく価格的な側面でも優れていることから、評価され
ている。例えば、ビームスプリッタの場合、1x4の分
岐までは、従来の光ファイバ型が有利であるが、分岐数
がそれ以上に増加すると、平面光波回路の方が有利であ
る。平面光波回路は、体積が小さく、量産性があり、低
価格化の可能性の面で優れている。前述した平面光波回
路のために、様々な材料を使用することができる。その
うち、伝送損失、接着損失、温度安定性などの側面から
見ると、最高の材料はシリカ(silica)である。
【0003】図1は従来技術による平面光波回路を示す
図である。図2は図1のコアを示す図である。平面光波
回路100は、半導体基板(図示せず)上に積層され、光
信号の伝送媒体になる複数のコア110及び複数のコア
110を囲むクラッド(clad)120から構成される。
【0004】各コア110は、外部からの光信号がその
一端に入力される第1直線形光導波路112と、この第
1直線形光導波路112に連結され、数式3により定義
される円弧光導波路(arc waveguide)114とから構成
される。
【数3】
【0005】数式3は、円の方程式であり、ここで、a
及びbは任意の実数を示し、Rは円の半径を示す。
【0006】図2に示す円弧光導波路114は、数式3
によって定義される円の一部、つまり、円弧を示す。半
径R1及び円弧の中心角は、第1直線形光導波路112
と円弧光導波路114との連結部及び第2直線形光導波
路116と円弧光導波路114との連結部で発生する光
信号の損失及び平面導波路素子の体積が最適化するよう
に設定される。
【0007】図3は、図2に示す円弧光導波路114と
第1直線形光導波路112との連結部で発生するモード
不一致を説明するための図である。図示したように、第
1直線形光導波路112の第1伝搬モード(propagating
mode)150と円弧光導波路114の第2伝搬モード1
60は互いに一致しない。つまり、第1伝搬モード中心
線155と第2伝搬モード中心線165が一致せず、第
1伝搬モード150の形態と第2伝搬モード160の形
態も一致しない。従って、第1直線形光導波路112を
通過して円弧光導波路114に進行する光信号は、前述
したモード不一致によって、その一部を損失(遷移損失
(transition loss)と称する)する。また、円弧光導波路
114の半径を増加させることによって遷移損失を低減
することができるが、平面光波回路100の体積が増加
するという問題点がある。
【0008】図4は従来の他の例による平面光波回路を
示す図でる。図5は図4のコアを示す図である。平面光
波回路200は、半導体基板(図示せず)上に積層され、
光信号の伝送媒体になる複数のコア210及び複数のコ
ア210を囲むクラッド220から構成される。
【0009】各コア210は、外部からの光信号がその
一端に入力される第1直線形光導波路212と、第1直
線形光導波路212と連結されたS字光導波路214及
び216とから構成される。
【0010】S字光導波路214及び216は、半径R
を有する第1円弧光導波路214及び半径Rを有す
る第2円弧光導波路216から構成される。第1円弧光
導波路214は、さらに第1直線形光導波路212と連
結され、第2円弧光導波路216は、さらに第2直線形
光導波路218と連結される。S字光導波路214及び
216は、3個の連結部、つまり、第1直線形光導波路
212と第1円弧光導波路214との連結部、第1円弧
光導波路214と第2円弧光導波路216との連結部
(C)、及び第2円弧光導波路216と第2直線形光導
波路218との連結部を有し、前述した連結部で遷移損
失が発生する。一方、S字光導波路214及び216
は、円弧光導波路に比べて体積の低減効果が優れている
という利点がある。
【0011】図6は図5に示したS字光導波路214及
び216の遷移損失を説明するための図である。図示し
たように、S字光導波路214及び216において、第
1円弧光導波路214の第1伝搬モード250と第2円
弧光導波路216の第2伝搬モード260は互いに一致
しない。つまり、第1伝搬モード中心線255と第2伝
搬モード中心線265が一致せず、第1伝搬モード25
0の形態と第2伝搬モード260の形態も一致しない。
【0012】図7は、S字光導波路320の体積低減効
果を説明するための図である。図示したように、S字光
導波路320を利用した場合は円弧光導波路310を利
用した場合に比べて、同一の高さHに至るために相対
的に狭い幅W(W<W)を必要とすることが分か
る。これによって、S字光導波路320を利用した平面
光波回路は、円弧光導波路310を利用した平面光波回
路に比べて、その体積が低減するという利点がある。
【0013】しかしながら、前述したように、円弧光導
波路及びS字光導波路の場合は、光信号の遷移損失が発
生するという問題点がある。この遷移損失を減少させる
ために該当する円弧の半径を増加すると、平面光波回路
の体積が増加するという問題点がある。
【0014】前述した問題点を解決するために、円弧光
導波路またはS字光導波路にオフセットを適用する方法
が開示されている。
【0015】図8Aは、オフセット(offset)が適用され
た円弧光導波路を示す図であり、図8Bは、図8Aに示
す円弧光導波路の遷移損失を説明するための図である。
図8Aにおいて、第1直線形光導波路410、円弧光導
波路420、及び第2直線形光導波路430が示されて
いる。
【0016】第1直線形光導波路410と円弧光導波路
420の連結部には所定の値のオフセットFが与えら
れる。オフセットFは、第1直線形光導波路410の
伝搬モード及び円弧光導波路420の伝搬モードが一致
するように所定の範囲内で設定される。
【0017】さらに、円弧光導波路420と第2直線形
光導波路430との連結部には所定の値のオフセットF
が与えられる。オフセットFは、第2直線形光導波
路430の伝搬モード及び円弧光導波路420の伝搬モ
ードが一致するように所定の範囲内で設定される。
【0018】図8Bを参照すると、第1直線形光導波路
410の第1伝搬モード450と円弧光導波路420の
第2伝搬モード460は、互いに一致しない。つまり、
第1伝搬モード及び第2伝搬モードの中心線470は一
致しているが、第1伝搬モード450の形態と第2伝搬
モード460の形態は一致しない。
【0019】図9Aは、オフセットが適用されたS字光
導波路を示す図であり、図9Bは、図9Aに示す円弧光
導波路の遷移損失を説明するための図である。S字光導
波路510及び520は、半径Rの第1円弧光導波路
510及び半径Rの第2円弧光導波路520から構成
される。第1円弧光導波路510と第2円弧光導波路5
20の連結部には所定の値のオフセットFが与えら
れ、オフセットFは、第1円弧光導波路510の伝搬
モード及び第2円弧光導波路520の伝搬モードが一致
するように所定の範囲内で設定される。
【0020】図9Bを参照すると、S字光導波路510
及び520において第1円弧光導波路510の第1伝搬
モード550と第2円弧光導波路520の第2伝搬モー
ド560は互いに一致しない。つまり、第1伝搬モード
及び第2伝搬モードの中心線570は一致しているが、
第1伝搬モード550の形態と第2伝搬モード560の
形態は一致しない。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、従来
の円弧光導波路またはS字光導波路を利用した平面光波
回路は下記の問題点を有する。
【0022】第1に、円弧光導波路は光信号の遷移損失
を生じ、この遷移損失を低減するために半径を増加させ
ると、全体の体積が増加するという問題点がある。ま
た、オフセットを適用すると、遷移損失を低減すること
ができるが、依然として、伝搬モードの形態は一致せ
ず、精密にオフセットを適用しなければならないので、
工程の変化に敏感であって、工程時間が遅延するという
問題点がある。
【0023】第2に、S字光導波路は、円弧光導波路に
比べて体積低減効果に関しては優れているが、同様に、
光信号の遷移損失を生じるという問題点がある。また、
オフセットを適用すると、遷移損失を低減することはで
きるが、依然として、伝搬モードの形態は一致せず、精
密にオフセットを適用しなければならないので、工程の
変化に敏感であって、工程時間が遅延するという問題点
がある。
【0024】本発明は、前述した従来の問題点を解決す
るために案出されたもので、本発明の目的は、光信号の
遷移損失及び導波路の体積を最小化できる平面光波回路
を提供することにある。
【0025】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明による平面光波回路は、半導体基板
と、半導体基板上に積層され、光信号の伝送媒体になる
複数のコアと、複数のコアを囲むクラッドと、から構成
され、複数のコアは、少なくとも1以上の直線形光導波
路と、直線形光導波路に連結され、下記数式4によって
表現される少なくとも1以上の多項式曲線光導波路と、
を含むことを特徴とする。
【数4】 ここで、A(x)は多項式であり、Kは3以上の整数を、
はn次の係数を示す。
【0026】この多項式曲線光導波路は、直列に連結さ
れた複数のサブ多項式曲線光導波路から構成されるよう
にするとよい。
【0027】また、本発明の平面光波回路は、複数の光
導波路を含み、この複数の光導波路は、コア及びクラッ
ドから構成されると共に、多項式曲線の形態で形成され
ることを特徴とする。
【0028】この多項式曲線は、下記の数式5によって
表現されると好ましい。
【数5】 ここで、A(x)は多項式であり、Kは3以上の整数を、
はn次の係数を示す。また、複数の光導波路は、直
列に連結された複数のサブ多項式曲線光導波路をさらに
含むとよく、連続的な多項式曲線の形態で形成するよう
にしてもよい。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明に従う好適な実施形
態について添付図を参照しつつ詳細に説明する。下記の
説明において、本発明の要旨のみを明確にする目的で、
関連した公知機能または構成に関する具体的な説明は省
略する。
【0030】図10は、本発明の好適な実施形態による
平面光波回路を示す。図11は、図10に示した平面光
波回路のコアを示す。平面光波回路600は、半導体基
板(図示せず)上に積層され、光信号の伝送媒体になる複
数のコア610及び複数のコア610を囲むクラッド6
20から構成される。
【0031】各コア610の端部は、外部からの光信号
がその一端に入力される第1直線形光導波路612、及
び第1直線形光導波路612に連結され数式6によって
定義される多項式曲線光導波路614から構成される。
【数6】
【0032】数式6において、A(x)は多項式であり、
Kは3以上の整数を、aはn次の係数を示す。
【0033】多項式A(x)は、多項式曲線光導波路61
4内で発生する光信号の遷移損失を最小化するように設
定される。しかしながら、3つの連結部(C、C
)、つまり、第1直線形光導波路612と多項式曲
線光導波路614との連結部(C)、多項式曲線光導波
路614と第2直線形光導波路616との連結部(C)
及び多項式曲線光導波路614の変曲部(C)において
は、多項式曲線の特性上、遷移損失が発生しない。多項
式曲線光導波路614は、連続的な多項式曲線を形成す
るので、連結部における遷移損失が発生しない。
【0034】図12は、図11に示した第1直線形光導
波路612と多項式曲線光導波路614との連結部(C
)、多項式曲線光導波路614と第2直線形光導波路
616との連結部(C)及び多項式曲線光導波路614
の変曲部(C)におけるモードの一致を説明するための
図である。
【0035】図12を参照すると、第1直線形光導波路
612と多項式曲線光導波路614の連結部(C)、多
項式曲線光導波路614と第2直線形光導波路616の
連結部(C)及び多項式曲線光導波路614の変曲部
(C)においては、連続的な多項式曲線を形成するの
で、伝搬モード680が一致し、これは、変曲部(C)
において光信号の遷移損失が発生しないことを意味す
る。
【0036】図13は、多項式曲線光導波路の体積低減
効果を説明するための図である。図示したように、多項
式曲線光導波路730を利用した場合、S字光導波路7
20または円弧光導波路710を利用した場合に比べ
て、同一の高さ(H)に至るためには相対的に狭い幅W
(W<W<W)を必要とすることが分かる。それ
によって、多項式曲線光導波路730を利用した平面導
波路素子は、S字光導波路720または円弧光導波路7
10を利用した平面導波路素子に比べてその体積が低減
するという利点がある。
【0037】図14は、本発明の好適な他の実施形態に
よる平面光波回路を示す図である。図15は、図14に
示した平面光波回路のコアを示した図である。平面光波
回路800は、半導体基板(図示せず)上に積層され、光
信号の伝送媒体になる複数のコア810及び複数のコア
810を囲むクラッド820から構成される。また、各
コア810は、外部からの光信号がその一端に入力され
る第1直線形光導波路812と、第1直線形光導波路8
12に連結された多項式曲線光導波路814及び816
とから構成されるている。多項式曲線光導波路814及
び816は、数式7によって定義される第1サブ多項式
曲線光導波路(first sub-polynomial curve waveguide)
814と、数式8によって定義される第2サブ多項式曲
線光導波路816とから構成される。
【数7】
【0038】数式7において、B(x)は多項式であり、
Lは3以上の整数を、bはn次の係数を示す。
【数8】
【0039】数式8において、C(x)は多項式であり、
Mは3以上の整数を、cはn次の係数を示す。
【0040】多項式B(x)及びC(x)は、多項式曲線光
導波路814及び816内で発生する光信号の遷移損失
を最小化するように設定される。しかしながら、5つの
連結部(C、C、C、C、C)、つまり、第1
直線形光導波路812と第1サブ多項式曲線光導波路8
14との連結部(C)、第1サブ多項式曲線光導波路8
14の変曲部(C)、第1サブ多項式曲線光導波路81
4と第2サブ多項式曲線光導波路816との連結部(C
)、第2サブ多項式曲線光導波路816の変曲部
(C)、及び第2サブ多項式曲線光導波路816と第2
直線形光導波路818との連結部(C)においては、多
項式曲線の特性上、遷移損失が発生しない。多項式曲線
光導波路814及び816は、連続的な多項式曲線を形
成するので、連結部における遷移損失が発生しない。
【0041】前述したように、本発明による平面光波回
路は、多項式曲線光導波路を利用して多様に構成するこ
とができる。
【0042】表1は、本発明による多項式曲線光導波路
の損失特性を示す図である。
【表1】
【0043】表1において、円弧光導波路は、半径が5
000μm、円弧の中心角が10°であり、円弧光導波
路とクラッドとの屈折率差Δnは、0.75%である。
また、多項式曲線光導波路は、円弧光導波路と同一の高
さを有し、多項式曲線光導波路とクラッドとの屈折率差
Δnは、0.75%である。
【0044】前述の如く、本発明の詳細な説明では具体
的な実施形態を参照して詳細に説明してきたが、本発明
の範囲は実施形態によって限られるべきではなく、本発
明の範囲内で様々な変形が可能であることは、当該技術
分野における通常の知識を持つ者には明らかである。
【0045】
【発明の効果】前述したように、本発明による多項式曲
線光導波路を備えた平面光波回路は、連続的な多項式曲
線を有する多項式曲線光導波路を平面光波回路の端部に
適用することによって、光信号の遷移損失及び体積を最
小化することができるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来技術の一例による平面光波回路を示す
図。
【図2】 図1のコアを示す図。
【図3】 図2に示した円弧光導波路と直線形光導波路
との連結部で発生するモードの不一致を説明するための
図。
【図4】 従来技術の他の例による平面光波回路を示す
図。
【図5】 図4のコアを示す図。
【図6】 図5に示したS字光導波路の遷移損失を説明
するための図。
【図7】 S字光導波路の体積低減効果を説明するため
の図。
【図8】 Aはオフセットが適用された円弧光導波路を
示す図であり、BはAに示した円弧光導波路の遷移損失
を説明するための図。
【図9】 Aはオフセットが適用されたS字光導波路を
示す図であり、BはAに示す円弧光導波路の遷移損失を
説明するための図。
【図10】 本発明の好適な実施形態による平面光波回
路を示す図。
【図11】 図10のコアを示す図。
【図12】 図11に示した多項式曲線光導波路と第1
直線形光導波路との連結部で発生するモードの一致及び
多項式曲線光導波路の変曲部で発生するモードの一致を
説明するための図。
【図13】 多項式曲線光導波路の体積低減効果を説明
するための図。
【図14】 本発明の好適な他の実施形態による平面光
波回路を示す図。
【図15】 図14のコアを示す図。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平面光波回路において、 半導体基板と、 前記半導体基板上に積層され、光信号の伝送媒体になる
    複数のコアと、 前記複数のコアを囲むクラッドと、から構成され、 前記複数のコアは、少なくとも1以上の直線形光導波路
    と、前記直線形光導波路に連結され、下記数式1によっ
    て表現される少なくとも1以上の多項式曲線光導波路
    と、を含むことを特徴とする多項式曲線光導波路を備え
    た平面光波回路。 【数1】 ここで、A(x)は多項式であり、Kは3以上の整数を、
    はn次の係数を示す。
  2. 【請求項2】 前記多項式曲線光導波路は、直列に連結
    された複数のサブ多項式曲線光導波路から構成される請
    求項1記載の多項式曲線光導波路を備えた平面光波回
    路。
  3. 【請求項3】 平面光波回路において、 複数の光導波路を含み、前記複数の光導波路は、コア及
    びクラッドから構成されると共に、多項式曲線の形態で
    形成されることを特徴とする多項式曲線光導波路を備え
    た平面光波回路。
  4. 【請求項4】 前記多項式曲線は、下記の数式2によっ
    て表現される請求項3記載の多項式曲線光導波路を備え
    た平面光波回路。 【数2】 ここで、A(x)は多項式であり、Kは3以上の整数を、
    はn次の係数を示す。
  5. 【請求項5】 前記複数の光導波路は、直列に連結され
    た複数のサブ多項式曲線光導波路をさらに含む請求項3
    記載の多項式曲線光導波路を備えた平面光波回路。
  6. 【請求項6】 前記複数の光導波路は、連続的な多項式
    曲線の形態で形成される請求項3記載の多項式曲線光導
    波路を備えた平面光波回路。
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