JP2003279649A - レーダ装置 - Google Patents

レーダ装置

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JP2003279649A
JP2003279649A JP2002080911A JP2002080911A JP2003279649A JP 2003279649 A JP2003279649 A JP 2003279649A JP 2002080911 A JP2002080911 A JP 2002080911A JP 2002080911 A JP2002080911 A JP 2002080911A JP 2003279649 A JP2003279649 A JP 2003279649A
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浩一 星野
Yoriji Utsu
順志 宇津
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パルスレーダにおいて、方位検知のためのセ
ンサコストを抑え、更に、近距離のターゲットでも確実
に検出できるようにする。 【解決手段】 パルス状のレーダ波を送信する送信モジ
ュール2の両側に、レーダー波を反射したターゲットT
Gからの反射波を受信する受信モジュール3を配置し、
送信モジュール2と各受信モジュール3との間には、送
信アンテナ21からの直接波が受信アンテナ31にて受
信されることを防止する遮蔽板4を設ける。このよう
に、単一の送信モジュール2から送信されたレーダ波
を、二つの受信モジュール3にて受信するため、送信モ
ジュール一つ分の構成を省略でき、更に、遮蔽板4によ
り直接波の回り込みが抑制されるため、送信したレーダ
波のパルス幅より短い時間で反射波が受信されてしまう
近距離のターゲットであっても、これを確実に検出でき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パルス状のレーダ
波を送受信してターゲットまでの距離及び方位を検出す
るレーダ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、レーダ波を送受信してターゲ
ットを検出するレーダ装置の一つとして、パルス方式の
レーダ装置(以下「パルスレーダ」と称する)が知られ
ている。このパルスレーダでは、例えば「ミリ波技術の
基礎と応用」(リアライズ社、(1998)p232〜
p233)に記載されているように、パルス状のレーダ
波(以下「送信パルス」と称する)を送信すると共に、
レーダ波を反射したターゲットからの反射波(以下「受
信パルス」と称する)を受信し、両パルスの時間差、即
ちレーダ波(反射波)の往復時間tを計測した結果か
ら、次式(1)を用いてターゲットまでの距離Rを求め
ている。
【0003】 R=C・t/2 (1) 但し、Cは光速で、C=3×108 m/sである。とこ
ろで、このパルスレーダは、単独ではターゲットの方位
を検知することができない。このため、方位を検知する
必要がある時には、離れた位置に配置した一対のパルス
レーダを利用し、各パルスレーダに、ターゲットまでの
距離を同時に検知させ、その検知した距離から三角測量
の手法を用いて方位を求めていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような方
法では、パルスレーダが二個必要となるだけでなく、両
パルスレーダは、同時に測定を行っても互いのレーダ波
が干渉し合うことのないように、異なった周波数帯を使
用するように設定しなければならず、装置が高価なもの
となってしまうという問題があった。
【0005】また、このようなパルスレーダを、例えば
車載レーダとして使用した場合には、近距離に存在する
ターゲットも検出できなければならない。しかし、図5
に示すように、送信パルスのパルス幅より短い時間で受
信パルスが戻ってくると、送信アンテナから回り込んだ
直接波(以下「干渉パルス」と称する)の干渉を受けて
しまい、この受信パルスを検知できない、即ち近距離の
ターゲットを検出できないという問題点もあった。
【0006】なお、送信パルスのパルス幅を短くすれ
ば、より近距離のターゲットの検出が可能となるが、送
信パルスはパルス幅を短くするほど高帯域化し、法律等
の規定を満たすことができなくなるため、この方法で十
分に近距離のターゲットを検出できるようにすることは
できなかった。
【0007】そこで、本発明は、上記問題点を解決する
ために、パルスレーダにおいて、方位検知のためのセン
サコストを抑えることを第1の目的とし、更に、近距離
のターゲットでも確実に検出できるようにすることを第
2の目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の発明である請求項1記載のレーダ装置では、パルス状
のレーダ波を送信するための送信アンテナを備えた送信
モジュールの両側に、レーダ波を反射するターゲットか
らの反射波を受信するための受信アンテナを備えた受信
モジュールがそれぞれ配置され、更に、送信モジュール
とこの送信モジュールに隣接する各受信モジュールとの
間に、送信アンテナからの直接波が受信アンテナにて受
信されることを防止する遮蔽板が配置されている。
【0009】このように、本発明のレーダ装置によれ
ば、単一の送信モジュールから送信されたレーダ波を、
二つの受信モジュールにて受信するようにされているた
め、従来装置と比較して、送信モジュール一つ分の構成
を省略することができる。しかも、送信モジュールは一
つしかないため、従来装置のように送信パルス同士が干
渉することがなく、単一の周波数帯のみを使用して測定
を行うことができ、従来装置と比較して安価に装置を構
成することができる。
【0010】また、本発明のレーダ装置では、送信アン
テナから受信アンテナへの直接波の回り込み(干渉パル
ス)を遮蔽板によって抑制しているため、近距離のター
ゲットからの受信パルスが、送信パルスのパルス幅より
短い時間で戻ってきたとしても干渉パルスに埋もれてし
まうことがなく、これを確実に検出することができる。
【0011】ところで、本発明のレーダ装置では、両受
信モジュールにてそれぞれ求めた同一ターゲットまでの
距離に基づき、三角測量の手法を用いて方位を求めてい
るため、その検出精度は、各モジュールを組み付ける際
の位置精度の影響を大きく受ける。
【0012】そこで、請求項2記載のように、送信及び
受信部モジュールは、単一の基台上に固定することで一
体化されていることが望ましい。このように、予め一体
化しておけば、例えば車両等への組付の際に、細かい位
置調整を行うことなく、簡単に作業を行うことができ
る。なお、基台上には、送信及び受信モジュールに加え
て、遮蔽板も一体に固定されていてもよい。
【0013】そして、送信及び受信モジュールは、請求
項3記載のように、基台に対して三軸固定されているこ
とが望ましい。この場合、各モジュールはそれぞれ3カ
所の固定部位にて、基台からの高さを適宜調整でき、そ
の結果、アンテナが形成されたビーム放射面の傾き、即
ちビームの放射方向を簡単に調整することができる。
【0014】ところで、このようなレーダ装置を車両に
搭載する場合、請求項4記載のように、車両のバンパー
カバーを基台として使用することが考えられる。この場
合、例えば、バンパーカバーには、モジュールを収納す
る空間と遮蔽板となる部分とを一体成形により形成し、
遮蔽板となる部分の表面には、電波を吸収または反射す
る材料からなる遮蔽層を形成すればよい。
【0015】また、遮蔽板は、請求項5記載のように、
車両のバンパーカバーに設けられた仕切板と、該仕切板
の表面に設けられた遮蔽層とにより構成してもよい。ま
た、このような車載用のレーダ装置では、一般に、水平
面(地面)に沿って広がる方向の方位を検出する必要が
ある。このため、アンテナの特性を、この水平方向につ
いては、検出範囲を覆うことができる程度に広いビーム
幅が得られるよう設定し、一方、これと直交する上下方
向については、路面からの反射や車高より高い位置にあ
る物体からの反射の影響が除去,抑制されるように十分
に狭いビーム幅が得られるよう設定することが望まし
い。
【0016】このようなアンテナの特性を実現するため
には、例えば請求項6記載のように、送信及び受信アン
テナとして、レーダ波のビーム放射面にて送信及び受信
モジュールの配列方向とは直交する方向に複数の素子ア
ンテナを配列してなるアレイアンテナを用いることがで
きる。
【0017】つまり、アレイアンテナでは、素子アンテ
ナの配列方向については、ビーム幅が絞られたものとな
るため、車両に搭載した際に、送信及び受信モジュール
の配列方向と、水平方向とを一致させることで、上述し
た車載用のレーダ装置に必要な特性を得ることができ
る。
【0018】なお、受信アンテナを構成するアレイアン
テナについては、請求項7記載のように、送信及び受信
モジュールの配列方向にも複数の素子アンテナが配列さ
れていてもよい。この場合、受信アンテナの指向性が向
上するため、ターゲットの検知能力を向上させることが
できる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施形態を図面と
共に説明する。 [第1実施形態]図1は、第1実施形態である車載用の
パルス式レーダ装置(パルスレーダ)の外観を表す説明
図である。
【0020】図1に示すように、パルスレーダ1は、パ
ルス状のレーダ波(送信パルス)を送信するための送信
アンテナ21を備えた送信モジュール2と、送信モジュ
ール2の両側にそれぞれ配置され、レーダー波を反射し
たターゲットTGからの反射波(受信パルス)を受信す
るための受信アンテナ31を備えた受信モジュール3
と、送信モジュール2と各受信モジュール3との間に、
それぞれ立設された遮蔽板4と、図示しない信号線を介
して受信モジュール3に接続された距離,角度演算部7
(図2参照)とを備えている。
【0021】そして、これら送信モジュール2、受信モ
ジュール3、遮蔽板4は、平板状の基台5に固定するこ
とで一体に構成され、車両への取付の際には、送信及び
受信モジュール2,3の送信及び受信アンテナ21,3
1が形成されたビーム放射面が車両の前方に向き、且つ
送信及び受信モジュール2,3の配列方向が水平方向と
一致するように配置される。つまり、図1は、車両に取
り付けたパルスレーダ1を真上方向から見た場合に相当
する。
【0022】なお、送信モジュール2と各受信モジュー
ル3とは、それぞれ遮蔽板4を貫通させて配線した同軸
ケーブル6により接続されている。また、遮蔽板4は、
電波を吸収または反射する材料からなり、送信アンテナ
21のサイドローブ特性により、受信アンテナ31が影
響を受けることのない大きさ、換言すれば、送信アンテ
ナ21からの直接波が、受信アンテナ31にて受信され
ることのない大きさに形成されている。
【0023】ここで図2は、(a)が送信アンテナ2
1、(b)が受信アンテナ31の構造を示す説明図であ
る。図2(a)に示すように、送信アンテナ21は、m
個の素子アンテナA1〜Amをモジュールの配列方向に
直交した上下方向に配列してなるアレイアンテナからな
る。また、図2(b)に示すように、受信アンテナ31
は、m×n個の素子アンテナA11〜Amnを、モジュ
ールの配列方向にn個、これに直交する上下方向にm個
ずつ2次元的に配列してなるアレイアンテナからなる。
なお、m,nは、いずれも2以上の整数である。
【0024】つまり、上下方向については、送信アンテ
ナ21及び受信アンテナ31のいずれもビーム幅が狭く
(指向性が強く)なるように設定され、一方、モジュー
ルの配列方向については、送信アンテナ21ではビーム
幅が広くなり、一方、受信アンテナ31ではビーム幅が
狭くなるように設定されている。
【0025】次に、図3は、パルスレーダ1の内部構成
を表すブロック図である。図3に示すように、送信モジ
ュール2は、送信アンテナ21,スイッチ22,発振器
23,パルス発生器24からなる。そして、パルス発生
器24が、所定のパルス幅(本実施形態では約26n
s)を有するパルス信号を発生させると、このパルス信
号に従って、スイッチ22が、発振器23にて発生させ
たミリ波帯の高周波信号を、そのパルス信号のパルス幅
の期間だけ送信アンテナ21に供給する。これにより、
送信アンテナ21からは、外部に向けてパルス状のレー
ダ波(送信パルス)が送信されることになる。なお、パ
ルス発生器24は、発生させたパルス信号を、送信パル
スの送信タイミングを示すタイミング信号として、同軸
ケーブル6を介して両受信モジュール3にも供給するよ
うにされている。
【0026】一方、受信モジュール3は、いずれも全く
同様の構成をしており、受信アンテナ31,ローカル発
振器32,ミキサ33,IFアンプ34,検波器35,
時間差計測部36からなる。そして、受信アンテナ31
から供給されるミリ波帯の受信信号を、ローカル発振器
32からのローカル信号とミキサ33にて混合すること
により、中間周波数帯の信号にダウンコンバートし、そ
の中間周波帯の信号を、IFアンプ34にて増幅した
後、検波器35が検波して元のパルス信号に復調する。
そして、時間差計測部36では、この復調されたパルス
信号(以下「受信パルス信号」と称する)と、同軸ケー
ブル6を介して送信モジュール2から供給されるパルス
信号(以下「送信パルス信号」と称する)とに基づき、
送信パルス信号が供給されてから、受信パルス信号が復
調されるまでの時間差を、ターゲットTGまでのレーダ
波の往復時間tとして計測する。
【0027】そして、両受信モジュール3にて算出され
たターゲットTGまでのレーダ波の往復時間tは、距
離,角度演算部7に供給され、この距離,角度演算部7
にて、その往復時間tに基づいて、各受信モジュール3
からターゲットTGまでの距離Rがそれぞれ算出され、
更に、その算出した距離Rから、三角測量の手法を用い
てターゲットTGの方位を表す角度が算出される。
【0028】以上説明したように、本実施形態のパルス
レーダ1では、単一の送信モジュール2から送信された
レーダ波を、二つの受信モジュール3にて受信するよう
にされているため、従来装置と比較して、送信モジュー
ル2一つ分の構成を省略することができる。しかも、送
信モジュール2は一つしかないため、従来装置のように
送信パルス同士が干渉することがなく、単一の周波数帯
のみを使用して測定を行うことができ、従来装置と比較
して安価に装置を構成することができる。
【0029】しかも、本実施形態では、送信及び受信モ
ジュール2,3が、基台5に固定することで予め一体化
されているため、例えば車両等への組付の際に、方位の
検出精度を確保するための細かい位置調整を行う必要が
なく、簡単に作業を行うことができる。
【0030】また、本実施形態のパルスレーダ1では、
送信アンテナ21から受信アンテナ31への直接波の回
り込み(干渉パルス)を遮蔽板4によって抑制している
ため、パルス幅より短い時間で反射波が受信されてしま
う近距離(本実施形態では約3.9m以内)に存在する
ターゲットTGであっても、これを確実に検出すること
ができる。
【0031】更に本実施形態のパルスレーダ1では、送
信及び受信アンテナ21,31として、送信及び受信モ
ジュール2,3の配列方向とは直交する上下方向に複数
の素子アンテナを配列してなるアレイアンテナを用いる
ことにより、送信及び受信アンテナ21,31のビーム
幅は、上下方向については絞られたものとなるようにさ
れている。
【0032】従って、本実施形態のパルスレーダ1によ
れば、路面からの反射や、車高より高い位置にある物体
からの反射の影響が除去,抑制されるため、受信パルス
の検出精度を向上させることができると共に、検出する
必要のないターゲットが検出されることにより信号処理
の負担が増大することを防止できる。
【0033】また、受信アンテナ31については、送信
及び受信モジュール2,3の配列方向にも複数の素子ア
ンテナを配列し、受信アンテナ31の指向性を高めてい
るため、ターゲットの検知能力を向上させることができ
る。 [第2実施形態]次に第2実施形態について説明する。
【0034】本実施形態では、送信及び受信モジュール
2,3を固定する基台の構成や、その基台への取付方法
が、第1実施形態とは異なるだけあるため、この構成の
相違する部分を中心に説明する。即ち、本実施形態で
は、図4(a)に示すように、送信及び受信モジュール
2,3を固定する基台として、車両のバンパーカバー5
0を使用している。そして、このバンパーカバー50に
は、その内部空間を仕切板51で仕切ることにより、送
信及び受信モジュール2,3を収納するための3個の収
納空間が設けられている。なお、バンパーカバー50
は、合成樹脂からなり、仕切板51は他の部分と共に一
体成形により形成されている。
【0035】また、仕切板51には、各受信モジュール
2,3間を接続する同軸ケーブル6を挿通するための孔
が形成されていると共に、仕切板51の表面には、電波
を吸収または反射する材料からなる遮蔽層が設けられて
おり、遮蔽板として機能するように構成されている。
【0036】そして、バンパーカバー50の収納空間に
おいて、送信及び受信モジュール2,3は、図4(b)
に示すように、3本のボルトによっていわゆる三軸固定
されている。このように構成された本実施形態のパルス
レーダ1では、車両の空き空間を有効利用して設置する
ことができる。
【0037】また、本実施形態のパルスレーダ1では、
送信及び受信モジュール2,3が3軸固定されているた
め、ボルトの締め具合を調整することにより、送信及び
受信アンテナ21,31が形成されたビーム放射面の傾
き、即ちビームの放射方向を簡単に調整することができ
る。
【0038】以上、本発明の実施形態について説明した
が、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、
本発明の要旨を逸脱しない範囲において、様々な態様に
て実施することが可能である。例えば、上記実施形態で
は、2個の受信モジュール3を用いて構成しているが、
3個以上の受信モジュールを用いて構成してもよい。ま
た、送信及び受信アンテナ21,31は、アレイアンテ
ナに限らず、どのようなアンテナを用いてもよい。
【0039】更に、上記実施形態では、送信及び受信モ
ジュール2,3間の接続に同軸ケーブルを用いている
が、基台5としてプリント基板を使用し、基板状のプリ
ント配線を用いてモジュール間を接続してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施形態のパルスレーダの外観を示す説
明図である。
【図2】 送信アンテナ及び受信アンテナの構成を示す
説明図である。
【図3】 パルスレーダの内部構成を示すブロック図で
ある。
【図4】 第2実施形態のパルスレーダの外観を示す説
明図である。
【図5】 従来装置の問題点を示す動作タイミング図で
ある。
【符号の説明】
1…パルスレーダ 2…送信モジュール 3…
受信モジュール 4…遮蔽板 5…基台 6…
同軸ケーブル 7…距離,角度演算部 21…送信アンテナ 22…
スイッチ 23…発振器 24…パルス発生器 31
…受信アンテナ 32…ローカル発振器 33…ミキサ、 34
…IFアンプ 35…検波器 36…時間差計測部 50
…バンパーカバー 51…仕切板 A1〜Am,A11〜Amn
…素子アンテナ TG…ターゲット
フロントページの続き Fターム(参考) 5J070 AB01 AB24 AC02 AC13 AD06 AD08 AD13 AD20 AE01 AF03 AK02 AK06 AK08

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パルス状のレーダ波を送信してから、該
    レーダ波を反射したターゲットからの反射波を受信する
    までの往復時間に基づいて、前記ターゲットまでの距離
    及び方位を求めるレーダ装置であって、 前記レーダ波を送信するための送信アンテナを備えた送
    信モジュールと、 該送信モジュールの両側にそれぞれ配置され、前記反射
    波を受信するための受信アンテナを備えた複数の受信モ
    ジュールと、 前記送信モジュールと該送信モジュールに隣接する各受
    信モジュールとの間に配置され、前記送信アンテナから
    の直接波が前記受信アンテナにて受信されることを防止
    する遮蔽板と、 を備えることを特徴とするレーダ装置。
  2. 【請求項2】 前記送信及び受信モジュールは、単一の
    基台上に固定することで一体化されていることを特徴と
    する請求項1記載のレーダ装置。
  3. 【請求項3】 前記送信及び受信モジュールは、前記基
    台に対して三軸固定されていることを特徴とする請求項
    2記載のレーダ装置。
  4. 【請求項4】 前記基台は、車両のバンパーカバーであ
    ることを特徴とする請求項2又は請求項3記載のレーダ
    装置。
  5. 【請求項5】 前記遮蔽板は、車両のバンパーカバーに
    設けられた仕切板と、該仕切板の表面に設けられた遮蔽
    層とからなることを特徴とする請求項1乃至請求項4い
    ずれか記載のレーダ装置。
  6. 【請求項6】 前記送信及び受信アンテナは、前記レー
    ダ波の放射面で前記送信及び受信モジュールの配列方向
    とは直交する方向に複数の素子アンテナを配列してなる
    アレイアンテナからなることを特徴とする請求項1乃至
    請求項5いずれか記載のレーダ装置。
  7. 【請求項7】 前記受信アンテナを構成するアレイアン
    テナは、前記送信及び受信モジュールの配列方向にも複
    数の素子アンテナが配列されていることを特徴とする請
    求項6記載のレーダ装置。
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