JP2003279641A - レーダ映像重畳表示装置におけるデータ処理方法およびレーダ映像重畳表示装置 - Google Patents

レーダ映像重畳表示装置におけるデータ処理方法およびレーダ映像重畳表示装置

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JP2003279641A
JP2003279641A JP2002085721A JP2002085721A JP2003279641A JP 2003279641 A JP2003279641 A JP 2003279641A JP 2002085721 A JP2002085721 A JP 2002085721A JP 2002085721 A JP2002085721 A JP 2002085721A JP 2003279641 A JP2003279641 A JP 2003279641A
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nautical chart
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JP2002085721A
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Yuichi Nishijima
裕一 西島
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Japan Radio Co Ltd
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Japan Radio Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】海図・レーダ映像重畳映像を、簡単なハードウ
エアでかつメインCPUの負担の少ない構成で得る。 【解決手段】1個のビデオRAM50を、海図描画領域
52、56と、レーダ映像描画領域54と、表示対象領
域58とに分けて使用するように構成し、海図描画領域
52、56への海図の描画とレーダ映像描画領域54へ
のレーダ映像の描画とをイベント駆動型で処理するよう
にしている。このように構成かつ処理することで、論理
積ゲート回路等が不要となりハードウエアが簡単化され
る。また、イベント駆動型で処理しているので連続的に
処理する場合に比較してメインCPU22への負担が低
減され、開発時の生産性および保守性を向上させること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、表示部上に海図
とレーダ映像を合成表示するレーダ映像重畳表示装置に
関し、たとえば船舶等に搭載される船舶用レーダ装置に
適用して好適なレーダ映像重畳表示装置におけるデータ
処理方法およびレーダ映像重畳表示装置に関する。
【0002】なお、前記船舶用レーダ装置は、マイクロ
コンピュータ等のCPU(CentralProcessing Unit)で
処理された他船などの目標を危険度別にシンボル化しレ
ーダ映像と重畳表示し、警報機能とともに衝突予防に役
立たせるARPA(Automatic Radar Plotting Aid:自
動衝突予防援助)装置機能を有しているとより好まし
い。
【0003】
【従来の技術】従来から、たとえば特開平9−3363
5号公報に開示されているように、海図とレーダ映像を
表示部上に重畳表示するレーダ映像重畳表示装置が知ら
れている。
【0004】このレーダ映像重畳表示装置では、海図デ
ータベースから海図データが読み出されて8ビットのビ
デオRAM(Random Access Memory)からなる海図プレ
ーンに海と陸を色分けして塗りつぶした海図が格納さ
れ、また、レーダ装置からのレーダ映像が4ビットの他
のビデオRAMからなるレーダ映像プレーンに格納さ
れ、さらに、海図とレーダ映像のいずれが優先表示され
るのかを示す画素毎の論理値が1ビットのさらに他のビ
デオRAMからなるマスクプレーンに格納される。マス
クプレーンには、海図から読み出した岸線が格納され
る。
【0005】そして、表示部に重畳画像を表示する際に
は、これら3つのプレーンの全てを同期して読み出し、
たとえば論理積ゲート回路を利用してマスクプレーンか
らの岸線等のマスクデータでレーダ映像プレーンからの
レーダ映像をマスクし、さらに、岸線が描かれたレーダ
映像を合成回路を兼用するカラーパレットを利用して、
海図上に表示するようにしている。
【0006】このようにして、特開平9−33635号
公報に開示された従来技術では、海図の岸線、レーダ映
像および塗りつぶし海図の優先順位にしたがった合成映
像を生成するようにしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術に係るレーダ映像重畳表示装置においては、論理
積ゲート回路、および合成回路を兼用するカラーパレッ
ト等のハードウエアが必要とされ、回路規模が増大する
という問題がある。
【0008】また、上記従来技術に係るレーダ映像重畳
表示装置においては、3種類のビデオRAMが必要とな
り、各ビデオRAMへの映像等の描画プログラムが複雑
になるという問題がある。
【0009】なお、上記のハードウエアを用いることな
く、1個のCPUにより、読み込んだ海図データから海
図を岸線と海とに塗り分け、この塗り分けた海図にレー
ダ映像を合成後、さらに合成後の海図・レーダ映像に、
前記海図データから抽出した岸線等の海図を再合成する
一連の処理を連続して行うことも考えられるが、処理内
容が重くなり、開発時の生産性や保守性が低下するとい
う問題がある。また、処理を高速化することが困難であ
る。
【0010】この発明は、このような課題を考慮してな
されたものであり、ハードウエア構成が簡単で回路規模
を小さくすることを可能とするレーダ映像重畳表示装置
におけるデータ処理方法およびレーダ映像重畳表示装置
を提供することを目的とする。
【0011】また、この発明は、開発時の生産性や保守
性を向上することを可能とするレーダ映像重畳表示装置
におけるデータ処理方法およびレーダ映像重畳表示装置
を提供することを目的とする。
【0012】さらに、この発明は、高速処理が可能で、
かつ1つのCPUの処理を低減することを可能とするレ
ーダ映像重畳表示装置におけるデータ処理方法およびレ
ーダ映像重畳表示装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】この発明のレーダ映像重
畳表示装置におけるデータ処理方法は、海図とレーダ映
像を表示部上に重畳表示するレーダ映像重畳表示装置に
おけるデータ処理方法において、イベントが発生した時
点で海図データを読み込み、1個のビデオRAM中の海
図描画領域へ海図を描画する海図データ処理ステップ
と、一定周期毎にレーダ映像データを読み込み、前記ビ
デオRAM中のレーダ映像描画領域へレーダ映像を描画
するレーダ映像データ処理ステップと、前記ビデオRA
M中の前記海図描画領域および前記レーダ映像描画領域
にそれぞれ格納されている前記海図と前記レーダ映像を
合成して海図・レーダ映像重畳映像を作成し、前記ビデ
オRAM中の表示対象領域に描画する合成処理ステップ
と、合成した海図・レーダ映像重畳映像を前記表示対象
領域から前記表示部に出力するステップとを有すること
を特徴とする(請求項1記載の発明)。
【0014】この発明では、1個のビデオRAMを、海
図描画領域と、レーダ映像描画領域と、表示対象領域と
に分けて使用し、海図描画領域への海図の描画とレーダ
映像描画領域へのレーダ映像の描画とをそれぞれイベン
ト駆動型で処理するようにしている。このように構成か
つ処理することで、論理積ゲート回路が不要となりハー
ドウエアが簡単化される。また、イベント駆動型で処理
しているので連続的に処理する場合に比較してCPUへ
の負担が低減され、開発時の生産性および保守性を向上
させることができる。
【0015】なお、前記合成処理ステップでは、前記海
図描画領域および前記レーダ映像描画領域の表示優先度
に基づいて前記海図と前記レーダ映像を合成するように
しているので、表示優先度に基づいた所望の映像を得る
ことができる(請求項2記載の発明)。
【0016】また、前記海図データ処理ステップあるい
は前記レーダ映像データ処理ステップのいずれか一方の
ステップが実行されて前記ビデオRAMの内容が更新さ
れたときのみ、前記合成処理ステップを実行するように
することで、CPUの負担を低減することができるとと
もに、確実に合成映像を得ることができる(請求項3記
載の発明)。
【0017】さらに、前記海図データ処理ステップで
は、前記海図描画領域へ海図を展開して描画する際、前
記海図描画領域を固定的海図描画領域と派生的海図描画
領域に分け、陸地と海域を含む固定的海図を前記固定的
海図描画領域に展開して描画し、安全等深線を含む派生
的海図を前記派生的海図描画領域に展開して描画し、前
記海図・レーダ映像重畳映像を作成する合成処理ステッ
プでは、前記固定的海図描画領域よりも前記レーダ映像
描画領域の表示優先度を高くし、かつ前記レーダ映像描
画領域より前記派生的海図描画領域の表示優先度を高く
して、前記固定的海図、前記レーダ映像および前記派生
的海図を合成することにより、陸地と海域上にレーダ映
像が重畳され、これらの上に安全等深線が重畳された映
像を、1つのビデオRAMを使用した簡単な構成で得る
ことができる(請求項4記載の発明)。
【0018】この発明のレーダ映像重畳装置は、海図と
レーダ映像を表示部上に重畳表示するレーダ映像重畳表
示装置において、メインCPUとサブCPUと1個のビ
デオRAMとを有し、前記メインCPUは、イベントが
発生した時点で海図データを読み込み、前記ビデオRA
M中の海図描画領域へ海図を描画する海図データ処理
と、一定周期毎にレーダ映像データを読み込み、前記ビ
デオRAM中のレーダ映像描画領域へレーダ映像を描画
するレーダ映像データ処理とを行い、前記サブCPU
は、前記ビデオRAM中の前記海図描画領域および前記
レーダ映像描画領域の海図とレーダ映像を合成して海図
・レーダ映像重畳映像を作成し、前記ビデオRAM中の
表示対象領域に描画する合成処理と、合成した海図・レ
ーダ映像重畳映像を前記表示対象領域から前記表示部に
出力する出力処理とを行うことを特徴とする(請求項5
記載の発明)。
【0019】このようにメインCPUで海図とレーダ映
像を作成し、サブCPUで海図に対してレーダ映像を重
畳した合成映像を表示部へ出力するように構成している
ので、メインCPUの処理が軽減され、全体として処理
を高速化することができる。
【0020】この場合、前記メインCPUが、前記海図
データ処理ステップと、前記レーダ映像データ処理ステ
ップとをイベント駆動型で処理しているので、レーダ重
畳装置の開発の生産性や保守性を向上させることができ
る。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。
【0022】図1は、この発明の一実施の形態に係るレ
ーダ映像重畳装置10を示している。このレーダ映像重
畳装置10は、船舶に搭載され、海図上に自船位置およ
び他船位置等を表示する表示部12を有している。表示
部12としては、CRT表示装置あるいは液晶表示装置
が利用される。
【0023】このレーダ映像重畳装置10は、基本的に
は、前記の表示部12と、アンテナ18を駆動制御する
レーダ送受信機14と、このレーダ送受信機14と上記
の表示部12との間に配され、各種データ処理を行うデ
ータ処理部16とから構成される。
【0024】レーダ送受信機14は、周知の装置であ
り、レーダ電波の送信および受信用のアンテナ18の回
転駆動源を有し、この回転駆動源によりアンテナ18
は、水平面内で一定方向に回転する。
【0025】レーダ受信機14からは、アンテナ18か
ら得られた物標の反射強度と物標までの距離とアンテナ
18の向いている方向の強度・距離・方位データ(強度
付き極座標データという。)が出力され、データ処理部
16に供給される。
【0026】このデータ信号処理部16は、強度付き極
座標データを強度付きXY座標データに変換するレーダ
信号処理部20と、各種処理を行うメインCPU(Cent
ralProcessing Unit:中央処理装置)22と、主に表示
処理を行うサブCPUであるグラフィックアクセレレー
タ24と、海図データが記録されたハードディスク等の
海図データベース26とから基本的に構成される。
【0027】メインCPU22は、マイクロコンピュー
タで構成され、メインメモリ30、制御プログラムとア
プリケーションプログラム32が記録されたROM(Re
ad Only Memory)等を有している。なお、プログラム3
2は、図示していないハードディスクに記録され、実行
時に、メインメモリ30に必要部分が展開される構成と
してもよい。プログラム32には、その内容を後述する
レーダ映像データ処理プログラム34および海図データ
処理プログラム36が含まれる。
【0028】メインCPU22には、さらに、GPSコ
ンパス機能も含むGPS装置40から自船の位置情報と
方位情報が供給される。さらにまた、メインCPU22
には、マウスおよびキーボード等の操作部42から、ユ
ーザの操作に対応したユーザ選択性情報および(また
は)描画情報が供給される。
【0029】ユーザ選択性情報には、安全等深線値、海
域色分け方法、ブイ等のシンボル形状が含まれる。ま
た、描画情報には、縮尺、表示位置、地図の回転(ノー
スアップやコースアップ)が含まれる。ユーザ選択情報
および描画情報は、操作部42と表示部12を利用した
GUI(Graphical User Interface)および(または)
操作部42に配置されたハードウエアキーで選択あるい
は決定することができるように構成されている。
【0030】グラフィックアクセレレータ24は、メモ
リ(記憶装置)である1個のビデオRAM50を有し、
このビデオRAM50は、それぞれ異なるアドレスで指
定される4つの描画領域52、54、56、58を有し
ている。
【0031】2つの海図描画領域52、56中、固定的
海図描画領域52には、海図データベース26中、所定
範囲の陸地と海域を含む固定的海図がメインCPU22
により展開して描画され、派生的海図描画領域56に
は、同様にメインCPU22により前記所定範囲内のブ
イ等のシンボル、海岸線および安全等深線等が展開して
描画される。
【0032】レーダ映像描画領域54には、アンテナ1
8とレーダ送受信機14により取り込まれたレーダ映像
がレーダ信号処理部20およびメインCPU22により
処理されたXY座標データで、メインCPU22により
描画される。
【0033】表示対象領域58には、固定的海図描画領
域52、レーダ映像描画領域54および派生的海図描画
領域56にそれぞれ描画されている固定的海図、レーダ
映像および派生的海図が、図2に示すような所定の表示
優先度に基づいて描画される。この場合、固定的海図お
よび派生的海図は、それぞれアンダーレーダチャートオ
ブジェクトおよびオーバーレーダチャートオブジェクト
と呼ばれる。
【0034】この表示優先度は、電子海図表示装置(El
ectronic Chart Display and Information)で使用さ
れ、国際水路機関(International Hydrographic Organ
ization)で定められているS52に準拠するものであ
る。
【0035】すなわち、この表示優先度は、陸地海域等
の固定的海図の上にレーダ映像が上書きされ、この上に
安全等深線等の派生的海図が上書きされるという順、す
なわち、表示優先度が高いほうから、派生的海図、レー
ダ映像および固定的海図の順で規定されており、この表
示優先度に基づき合成されて描画される。なお、固定的
海図領域52、派生的海図領域56およびレーダ映像描
画領域54から表示対象領域58への描画はグラフィッ
クアクセレレータ24により行われる。上記の表示優先
度は、メインCPU22中のROM中に格納されてい
る。
【0036】ビデオRAM50中の表示対象領域58に
描画された画像、すなわち海図に対してレーダ映像が重
畳されたレーダ映像重畳画像が一定周期で読み出され、
表示部12上に表示される。
【0037】次に、上述の実施の形態のさらに詳しい動
作について、図3に示すフローチャートに基づいて説明
する。なお、この図3に示すフローチャートは、基本的
には、海図データ処理プログラム36を実行するメイン
CPU22による処理、レーダ映像データ処理プログラ
ム34を実行するメインCPU22による処理、および
グラフィックアクセレレータ24による処理から構成さ
れている。
【0038】まず、メインCPU22は、ステップS1
において、処理イベントが発生したかどうかを判断す
る。処理イベントとしては、GPS装置40から取り込
まれた自船位置情報の変化、自船方位情報の変化、ある
いは操作部42からのユーザ選択性情報(安全等深線
値、海域色分け方法、ブイ等のシンボル形状)の変更お
よび描画情報{海図の縮尺、前記自船位置、表示方法
(ノースアップあるいはコースアップ等)}の変更等の
ようにオンデマンドで(操作に即応して)発生する海図
データ処理イベントと、アンテナ18の1回転毎に更新
されるレーダ映像等の定期的(たとえば、数10[m
s]〜500[ms]程度)に発生するレーダ映像デー
タ処理イベントとがある。
【0039】ステップS1において、たとえば自船位置
情報の変化に伴う表示海域の変更の処理イベントである
海図データ処理イベントが検出された場合、あるいは安
全等深線値の変更等ユーザ選択性情報の変更の処理イベ
ントである海図データ処理イベントが検出された場合、
メインCPU22は、ステップS2において、海図デー
タベース26から新たな表示領域に対応する海図データ
を読み込み、メインメモリ30に展開する。
【0040】次いで、安全等深線値の変更、海域色分け
方法の変更、シンボル形状の変更等ユーザ選択性情報の
変更がステップS1で検出されていた場合、ステップS
3において、ステップS1で読み込んだ表示領域に対応
する海図データ中の安全等深線値に対応する位置情報、
海域色分け方法に対応する位置情報およびシンボル形状
に対応する位置情報を計算あるいは抽出し、メインメモ
リ30にカスタマイズ情報として記憶しておく。なお、
海域色分けでは、たとえば、陸地がうす茶色とされ、海
が水色とされ、海の水色は、深度に対応して濃い水色と
薄い水色とに分けられる。
【0041】次いで、ステップS4では、ステップS2
で読み込んだ表示領域に対応する海図データおよびステ
ップS3で作成されたカスタマイズ情報に基づき、表示
領域に対応する海図データをビデオRAM50中、固定
的海図描画領域52および派生的海図描画領域56に展
開して描画するための描画コマンドである、線を引く、
ポリゴンに分ける、色を塗りつぶす等の処理用描画コマ
ンドが生成され、メインメモリ30に格納される。
【0042】次いで、ステップS5では、メインCPU
22により、メインメモリ30から上記の描画コマンド
が読み出され、さらに縮尺、自船の表示位置、地図の回
転等の描画情報が計算かつ考慮され、ビデオRAM50
内に専有された固定的海図描画領域52および派生的海
図描画領域56に所定の海図が展開されて描画される。
【0043】この場合、図4Aに模式的に示すように、
陸地102と海域104を含む固定的海図がビデオRA
M50中の固定的海図描画領域52内に展開して描画さ
れる。
【0044】また、図4Bに模式的に示すように、ブイ
106、計算された安全等深線108、海岸線(なお、
湖の場合には湖岸線等、陸地と水との接する線)110
および進路付きの自船112を含む派生的海図がビデオ
RAM50中の派生的海図描画領域56に展開して描画
される。
【0045】その一方、メインCPU22は、ステップ
S1において、アンテナ18の1回転(水平方向360
゜回転)毎に更新されるレーダ映像等の定期的(たとえ
ば数10[ms]〜500[ms]程度)に発生する処
理イベントであるレーダ映像データ処理イベントを検出
した場合、ステップS6におけるレーダ映像データの読
み込み処理および色情報の変更処理を行う。
【0046】図5は、一定周期毎の処理イベント発生の
フローチャートを示している。
【0047】レーダ送受信機14から一定周期で回転す
るアンテナ18に対して前記一定周期より短い同期した
周期で送信トリガが供給されると、この送信トリガに基
づきアンテナ18から所定周波数の送信信号が送信さ
れ、物標からの反射信号がアンテナ18を介してレーダ
送受信機14により受信される。
【0048】ステップS11において、レーダ送受信機
14は、受信した反射信号を受信強度信号として導出す
るとともに、送信トリガに基づいて反射信号の受信時間
から物標までの距離を計測し、距離rと角θからなる極
座標のレーダ映像データをレーダ信号処理部20に供給
するレーダ信号処理を行う。
【0049】レーダ信号処理部20は、メインCPU2
2の制御下に、ステップS12において極座標のレーダ
映像データをXY直交座標のレーダ映像データに変換す
る。XY直交座標に変換されたレーダ映像データは、ス
テップS13において、強度情報と関連づけられて、メ
インCPU22によりメインメモリ30に書き込まれ
る。
【0050】このとき、メインCPU22によりステッ
プS14において、ステップS11〜S13までの処理
に対応する一定周期毎の処理イベントトリガが発生され
る。
【0051】そこで、メインCPU22は、図3に示す
ステップS1において、この一定周期毎に発生される処
理イベントを検出した場合には、ステップS6における
レーダ映像データの読み込み処理および色情報の変更処
理を行う。
【0052】このステップS6におけるレーダ映像デー
タの読み込み処理および色情報の変更処理では、レーダ
映像データの強度情報に基づいてレーダ映像に色が付け
られ、色の付けられたレーダ映像が、ステップS7にお
いて、ビデオRAM50中のレーダ映像描画領域54に
描画される。
【0053】この場合、図4Cに模式的に示すように、
物標として陸地上の建物114、海域中の他船116等
のレーダ映像がビデオRAM50中のレーダ映像描画領
域54に描画される。
【0054】次いで、海図データ処理プログラム36中
のステップS5における固定的海図描画領域52および
(または)派生的海図描画領域56への描画処理が終了
したとき、あるいはレーダ映像データ処理プログラム3
4中のステップS7におけるレーダ映像描画領域への描
画処理が終了したとき、換言すれば、ビデオRAM50
内の派生的海図描画領域56および(または)固定的海
図描画領域52の内容が更新されたとき、あるいはビデ
オRAM50内のレーダ映像描画領域54の内容が更新
されたときを契機として、ステップS8の合成処理がグ
ラフィックアクセレレータ24により行われる。
【0055】このステップS8の合成処理では、ビデオ
RAM50中の海図描画領域(固定的海図描画領域52
と派生的海図描画領域56)およびレーダ映像描画領域
54にそれぞれ格納されている海図(固定的海図と派生
的海図)とレーダ映像を、図2に示した表示優先度に基
づき合成して海図・レーダ映像重畳映像を作成し、ビデ
オRAM50中の表示対象領域58に海図・レーダ映像
重畳映像として描画する。
【0056】この場合、図4Dに模式的に示すように、
表示対象領域58には、まず、図4Aに示した陸地10
2と海域104を含む固定的海図が描画され、次に、こ
の固定的海図上に、図4Cに示した建物114、他船1
16等のレーダ映像が上書き描画される。固定的海図上
にレーダ映像が上書き描画された画像上に、最後に、図
4Bに示したブイ106、安全等深線108、海岸線1
10および進路付きの自船112を含む派生的海図が上
書き描画されることで、合成された海図・レーダ映像重
畳映像が完成する。
【0057】次に、ステップS9では、グラフィックア
クセレレータ24により、たとえば1/60[sec]
毎のビデオ周期で、合成された海図・レーダ映像重畳映
像が、表示対象領域58から表示部12に出力される。
【0058】このとき、表示部12上には、図4Dに模
式的に示した海図・レーダ映像重畳映像が表示される。
【0059】このように上述の実施の形態によれば、イ
ベントが発生した時点(ステップS1)で海図データを
読み込み(ステップS2)、1個のビデオRAM50中
の海図描画領域52、56へ海図を描画する海図データ
処理ステップ(ステップS1〜S5)と、イベント発生
に対応する一定周期(ステップS1)毎にレーダ映像デ
ータを読み込み(ステップS6)、ビデオRAM50中
のレーダ映像描画領域54へレーダ映像を描画するレー
ダ映像データ処理ステップ(ステップS1、S6、S
7)と、ビデオRAM50中の海図描画領域52、56
およびレーダ映像描画領域54にそれぞれ格納されてい
る海図とレーダ映像を合成して海図・レーダ映像重畳映
像を作成し、ビデオRAM50中の表示対象領域58に
描画する合成処理ステップ(ステップS8)と、合成し
た海図・レーダ映像重畳映像を表示対象領域58から表
示部12に出力するステップ(ステップS9)とを有
し、海図データ処理ステップ(ステップS1、S2〜S
5)と、レーダ映像データ処理ステップ(ステップS
1、S6、S7)とをイベント駆動型(ステップS1)
で処理するようにしている。
【0060】すなわち、ハードウエア的には、1個のビ
デオRAM50を、海図描画領域52、56と、レーダ
映像描画領域54と、表示対象領域58とに分けて使用
するように構成し、ソフトウエア的には、海図描画領域
52、56への海図の描画とレーダ映像描画領域54へ
のレーダ映像の描画とをイベント駆動型で処理するよう
にしている。
【0061】このように構成かつ処理することで、従来
技術で使用している論理積ゲート回路が不要となりハー
ドウエアが簡単化される。また、イベント駆動型で処理
しているので連続的に処理する場合に比較してメインC
PU22への負担が軽減され、開発時の生産性および保
守性を向上させることができる。
【0062】なお、合成処理ステップS8では、海図描
画領域52、56およびレーダ映像描画領域54の図2
に示した表示優先度に基づいて海図とレーダ映像を合成
するようにしているので、表示優先度に基づいた所望の
映像を得ることができる。
【0063】また、海図データ処理ステップ(ステップ
S1、S2〜S5)あるいはレーダ映像データ処理ステ
ップ(ステップS1、S6、S7)のいずれか一方のス
テップが実行されてビデオRAM50の内容が更新され
たときのみ、合成処理ステップS8を実行するようにし
ているので、メインCPU22の負担を低減することが
できるとともに、確実に合成映像を得ることができる。
【0064】さらに、海図データ処理ステップ(ステッ
プS1、S2〜S5)において、海図描画領域52、5
6へ海図を展開して描画する際、海図描画領域を固定的
海図描画領域52と派生的海図描画領域56に分け、陸
地102と海域104を含む固定的海図を固定的海図描
画領域52に展開して描画し、安全等深線108を含む
派生的海図を派生的海図描画領域56に展開して描画す
る。そして、海図・レーダ映像重畳映像を作成する合成
処理ステップS8において、固定的海図描画領域52よ
りもレーダ映像描画領域54の表示優先度を高くし、か
つレーダ映像描画領域54より派生的海図描画領域56
の表示優先度を高くして、固定的海図、レーダ映像およ
び派生的海図を合成する。これにより、陸地102と海
域104上にレーダ映像(建物114、他船116等)
が重畳され、これらの上に安全等深線116が重畳され
た映像を、1つのビデオRAM50を使用した簡単な構
成で得ることができる。
【0065】そして、メインCPU22で海図とレーダ
映像を作成し、サブCPUであるグラフィックアクセレ
レータ24で海図に対してレーダ映像を重畳合成し、重
畳合成した映像を表示部12へ出力するように構成して
いるので、メインCPU22の処理が軽減され、全体と
して処理を高速化することができる。
【0066】なお、この発明は、上述の実施の形態に限
らず、この発明の要旨を逸脱することなく、種々の構成
を採り得ることはもちろんである。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、従来技術の項で説明した論理積ゲート回路等のハー
ドウエアや複数のビデオRAMを必要としないので、ハ
ードウエア構成が簡単で回路規模を小さくすることがで
きる。
【0068】また、この発明は、CPUがイベント駆動
型で動作するので、開発時の生産性や保守性を向上する
ことができる。
【0069】さらに、この発明では、メインCPUでビ
デオRAMへの海図およびレーダ映像の描画を行い、サ
ブCPUで合成処理と出力処理を行うように処理を分け
ているので、1つのCPUの負担を効率的に軽減でき、
結果として処理を高速化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明が適用された実施の形態に係るレーダ
映像重畳装置の構成示すブロック図である。
【図2】表示優先度の説明図である。
【図3】実施の形態の動作説明に供されるフローチャー
トである。
【図4】図4Aは、陸地と海域を含む固定的海図が描画
される固定的海図描画領域の模式図である。図4Bは、
安全等深線等を含む派生的海図が描画される派生的海図
描画領域の模式図である。図4Cは、建物、他船等のレ
ーダ映像が描画されるレーダ映像描画領域の模式図であ
る。図4Dは、合成された海図・レーダ映像重畳映像が
描画される表示対象領域の模式図である。
【図5】一定周期毎の処理イベント発生の説明に供され
るフローチャートである。
【符号の説明】
10…レーダ映像重畳装置 12…表示部 14…レーダ送受信機 16…データ処理
部 18…アンテナ 20…レーダ信号
処理部 22…メインCPU 24…グラフィッ
クアクセレレータ 26…海図データベース 30…メインメモ
リ 32…プログラム 34…レーダ映像
データ処理プログラム 36…海図データ処理プログラム 40…GPS装置 42…操作部 50…ビデオRA
M 52…固定的海図描画領域 54…レーダ映像
描画領域 56…派生的海図描画領域 58…表示対象領
域 102…陸地 104…海域 106…ブイ 108…安全等深
線 110…海岸線 112…自船
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // G01S 13/93 G09G 5/36 520N Fターム(参考) 5B050 AA00 BA06 BA10 BA17 CA07 DA02 EA09 EA19 FA02 FA05 GA08 5C082 AA27 BA14 BA27 CA56 DA87 MM04 5J070 AC01 AE02 AF05 AH13 AH31 AJ10 AJ14 AK22 BF11 BG06 BG12 BG27 BG29 BG30

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】海図とレーダ映像を表示部上に重畳表示す
    るレーダ映像重畳表示装置におけるデータ処理方法にお
    いて、 イベントが発生した時点で海図データを読み込み、1個
    のビデオRAM中の海図描画領域へ海図を描画する海図
    データ処理ステップと、 一定周期毎にレーダ映像データを読み込み、前記ビデオ
    RAM中のレーダ映像描画領域へレーダ映像を描画する
    レーダ映像データ処理ステップと、 前記ビデオRAM中の前記海図描画領域および前記レー
    ダ映像描画領域にそれぞれ格納されている前記海図と前
    記レーダ映像を合成して海図・レーダ映像重畳映像を作
    成し、前記ビデオRAM中の表示対象領域に描画する合
    成処理ステップと、 合成した海図・レーダ映像重畳映像を前記表示対象領域
    から前記表示部に出力するステップとを有することを特
    徴とするレーダ映像重畳表示装置におけるデータ処理方
    法。
  2. 【請求項2】請求項1記載のデータ処理方法において、 前記合成処理ステップでは、前記海図描画領域および前
    記レーダ映像描画領域の表示優先度に基づいて前記海図
    と前記レーダ映像を合成することを特徴とするレーダ映
    像重畳表示装置におけるデータ処理方法。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載のデータ処理方法に
    おいて、 前記海図データ処理ステップあるいは前記レーダ映像デ
    ータ処理ステップのいずれか一方のステップが実行され
    て前記ビデオRAMの内容が更新されたときのみ、前記
    合成処理ステップを実行することを特徴とするレーダ映
    像重畳表示装置におけるデータ処理方法。
  4. 【請求項4】請求項1〜3のいずれか1項に記載のデー
    タ処理方法において、 前記海図データ処理ステップでは、 前記海図描画領域へ海図を展開して描画する際、前記海
    図描画領域を固定的海図描画領域と派生的海図描画領域
    に分け、陸地と海域を含む固定的海図を前記固定的海図
    描画領域に展開して描画し、安全等深線を含む派生的海
    図を前記派生的海図描画領域に展開して描画し、 前記海図・レーダ映像重畳映像を作成する合成処理ステ
    ップでは、 前記固定的海図描画領域よりも前記レーダ映像描画領域
    の表示優先度を高くし、かつ前記レーダ映像描画領域よ
    り前記派生的海図描画領域の表示優先度を高くして、前
    記固定的海図、前記レーダ映像および前記派生的海図を
    合成することを特徴とするレーダ映像重畳表示装置にお
    けるデータ処理方法。
  5. 【請求項5】海図とレーダ映像を表示部上に重畳表示す
    るレーダ映像重畳表示装置において、 メインCPUとサブCPUと1個のビデオRAMとを有
    し、 前記メインCPUは、 イベントが発生した時点で海図データを読み込み、前記
    ビデオRAM中の海図描画領域へ海図を描画する海図デ
    ータ処理と、 一定周期毎にレーダ映像データを読み込み、前記ビデオ
    RAM中のレーダ映像描画領域へレーダ映像を描画する
    レーダ映像データ処理とを行い、 前記サブCPUは、 前記ビデオRAM中の前記海図描画領域および前記レー
    ダ映像描画領域の海図とレーダ映像を合成して海図・レ
    ーダ映像重畳映像を作成し、前記ビデオRAM中の表示
    対象領域に描画する合成処理と、 合成した海図・レーダ映像重畳映像を前記表示対象領域
    から前記表示部に出力する出力処理とを行うことを特徴
    とするレーダ映像重畳表示装置。
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