JP2003279606A - 正弦波信号の位相のディジタル測定法及びディジタル測定回路 - Google Patents

正弦波信号の位相のディジタル測定法及びディジタル測定回路

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JP2003279606A
JP2003279606A JP2002300218A JP2002300218A JP2003279606A JP 2003279606 A JP2003279606 A JP 2003279606A JP 2002300218 A JP2002300218 A JP 2002300218A JP 2002300218 A JP2002300218 A JP 2002300218A JP 2003279606 A JP2003279606 A JP 2003279606A
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Patrick Simeoni
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Abstract

(57)【要約】 標本化周期T/rにより標本化される角周波数がω=2
π/Tのほぼ正弦波信号の位相を最大誤差Eを有して測
定する方法であって、前記位相は前記信号の中央値の両
側にある2つの続いた標本値を横切る直線が前記中央値
に達する時間として計算され、round(x)を実数
xに最も近い整数とし、iを標本値が符号化されるビッ
ト数とし、G1を前記標本化信号の振幅の補正の実数項
とし、Gが2i1に等しい時、次の関係式 【数1】 を満たす値r0と値r0の2倍から3倍に等しい値の間
を含む範囲から数rを選択する段階を含むことを特徴と
する測定方法である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はアナログ信号の位
相のディジタル測定に関し、より詳細には光ディスクの
読取り装置が発生するほぼ正弦波の可変周波数信号の位
相のディジタル測定に関する。
【0002】
【従来の技術】図1はレーザディスクプレーヤ又は光デ
ィスクプレーヤを非常に概括的に示している。ディスク
Dの表面上にトラックTrが刻まれている前記ディスク
Dは前記ディスクの回転軸Oの回りに回転が保たれてい
る。トラックTrは軸Oの上に中心があり、RZ及びN
Zであるそれぞれ反射領域および無反射領域が交互にあ
る一連の螺旋状の領域を形成している。更に、前記トラ
ックは以下には記載していない実施例に基づく同心円も
形成する。前記反射領域及び無反射領域が交互にある領
域の長さは変えることができ、更に前記領域の長さによ
り前記トラック上に情報を符号化することができる。デ
ィスク読取り装置は前記ディスクの刻まれた表面に面す
るように配置された読取りヘッドRHを含んでいる。前
記読取りヘッド上にある光源LSはトラックの点Trを
照らしている。読取りヘッドRHは前記ディスクに対し
容易に動き前記トラックの全ての点を照らすことができ
る。4つの感光性のセルA,B,C及びDは前記ヘッド
の上に配置され、前記トラックにより反射された光を受
ける。前記読取りヘッドが前記トラックに位置を合わせ
られると、前記4つの感光性のセルは振幅と位相が同じ
電圧信号V,V,V及びVを発生する。前記電
圧信号は前記トラックの反射領域及び無反射領域の半波
の長さと一緒に変化する周波数を有するほぼ正弦波に従
う。これらの信号の周波数Fは、前記半波の最小の長さ
に対する最大周波数Fmaxと前記半波の最大の長さに
対する最小周波数Fminの間で変化する。電圧信号V
,V,V及びVの周波数の変化を分析すること
により、トラックTr上で符号化された情報を見つける
ことができる。しかし、前記読取りヘッドが前記トラッ
クに対しずれていると、前記感光性のセルは異なる振幅
と位相ずれの電圧信号V,V,V及びVを発生
する。その後、前記電圧信号の位相のずれが測定され、
前記読取りヘッドの半径方向の位置を制御する手段(図
示していない)に加えられる。前記手段は前記トラック
上で前記読取りヘッドの位置を再び合わせるように作用
する。読取りヘッドの位置を制御する前記手段はアナロ
グ回路又はディジタル回路の形で実現できる。この制御
回路が感光性のセルにより発生する電圧信号の位相のず
れに対しディジタル測定を使用する場合を以下に考察す
る。
【0003】図2は感光性のセルA,B,C及びDの1
つにより発生する電圧信号Vの位相PHを測定し、クロ
ック信号CKの周波数でこの位相をディジタル化するた
め使用されている従来の装置を概括的に示している。同
様の装置が他の感光性のセルにより発生する電圧信号の
位相を測定するため与えられている。図示していない手
段によりこのように測定された2つの位相の引き算が行
われる。電圧コンパレータ2により信号Vと信号Vの平
均値にほぼ等しい信号Vsが比較される。位相同期ルー
プ4はクロック信号CKを受け、クロック信号CKの周
期を16分の1だけ相互にずらした16個のレプリカC
K0,CK1,…,CK15を発生する。コンパレータ
2の出力によりレート付けられる16個のDフリップフ
ロップFF0,FF1,…,FF15は、それぞれ位相
同期ループ4が発生したレプリカCK0,CK1,…,
CK15の1つを入力として受ける。論理ブロック6は
フリップフロップFF0,FF1,…,FF15の出力
を受け、4ビットで符号化されている位相信号PHを応
答として発生する。
【0004】信号Vが値Vsに達する時間毎に、コンパ
レータ2はDフリップフロップFF0からFF15をレ
ート付ける。次に、DフリップフロップFF0からFF
15のそれぞれは、対応するレプリカCK0からCK1
5が0か又は1かに基づき1又は0に等しい信号を発生
する。レプリカCK0からCK15はそれぞれクロック
信号CKの周期の16分の1ずれているので、Dフリッ
プフロップFF0からFF15が発生する信号の論理処
理により、クロック信号CKの周期の開始後値Vsに達
した時間において、クロック信号CKの周期の16分の
1の精度で決定することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この種の装置は満足に
動作するが、位相同期ループ又は同種のアナログの構造
を使用してクロック信号CKのレプリカCK0からCK
15を発生させる必要がある。この種の装置が集積回路
の形で実現される時、製造過程のあらゆる変更に対し重
大な修正を受ける事があり、これは好ましくない。更
に、この種のアナログの構造は試験が難しく更に製造後
に評価が必要であり、これは高価である。
【0006】これらの欠点を避けるため、信号の位相の
測定に対しディジタル処理を与える要望が出ている。デ
ィジタル法は位相を測定しようとする信号を標本化し、
得られた標本値に基づき位相を決定する。従来、この種
の方法は重要なシリコン表面領域を占める計算手段即ち
テーブルの使用を含んでいる。標本化された信号が2つ
の続いた標本値の間で直線と同じとみなすアルゴリズム
も使用される。これらのアルゴリズムからより簡単な回
路を作ることができるが、一般に速い標本化速度を必要
とすることが認められている。従って、標本化周波数は
位相を測定しようとする信号の周波数より一般に少なく
とも10倍大きくなるように選ばれる。現在、出来るだ
け小さい標本化周波数を使用することが望まれている。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の目的は、小さ
な表面領域で、簡単なディジタル回路の形で実現でき、
更に最大信号周波数より少しだけ大きな標本化周波数を
使用してほぼ正弦波信号の位相を測定する方法を提供す
ることである。
【0008】この発明によれば、この正弦波信号の中央
値の両側にある2つの標本値の間で前記正弦波信号を直
線に同じとみなすことにより該信号の位相を測定するこ
とが与えられている。この発明者により標本値があまり
接近していない場合でも誤差を十分小さくでき、所定の
精度を有して前記正弦波信号の位相を決めることができ
ることが知られている。この発明は所要の精度を得るた
め使用される最小の標本化周波数を決定する方法を提供
し、更に前記最小の周波数に近い標本化周波数を選ぶこ
とを提供している。
【0009】この発明は更にこの方法を実施する回路も
提供している。より詳細には、この発明はTが可変長の
周期で、rが必ずしも整数とは限らない数の時、標本化
周期T/rにより標本化される前記周期Tと角周波数が
ω=2π/Tのほぼ正弦波信号の位相を所定の最大誤差
Eを有して測定する方法であって、前記位相は前記信号
の中央値の両側にある2つの続いた標本値を横切る直線
が前記中央値に達する時間として計算され、更に全ての
可能な周期Tの値、及び−T/r0から0の間の標本化
周期の期間にわたり変化するtに対し、round
(x)を実数xに最も近い整数とし、iを標本値が符号
化されるビット数とし、G1を0と1の間に含まれ、前
記標本化信号の振幅の補正の実数項としGが2i1に等
しい時、次の関係式
【数3】 を満たす値r0と値r0の2倍から3倍に等しい値の間
を含む範囲から数rを選択する段階を含むことを特徴と
する測定方法を与えている。
【0010】この発明の実施例によれば、前記位相の計
算が次の段階: a、前記標本値が離れている標本化周期の半分の中で直
線が中央値に達することを決め、次にこの様に決められ
た前記周期の半分に等しいサーチ間隔を区切り、前記サ
ーチ間隔が前記周期の第1の半分で有るならば2進数の
最重要ビットを0に等しく、前記期間の第1の半分で無
ければ1とする段階と、 b、サーチ間隔の半分の中で、前記直線が前記値に達す
ることを決める前記段階をj−1回繰返し、次に前記サ
ーチ間隔を前記サーチ間隔の半分に限定し、前記直線が
前記サーチ間隔の前記第1の半分の中で前記値に達する
ならばその前の段階で計算した最重要ビットより重要度
の小さい二進数のビットを0にし、達しなければ1にす
る段階、を含んでいる。
【0011】この発明は更に全ての可能な周期Tの値、
及び−T/r0から0の間で標本化周期の期間により変
化するtに対しiを前記標本値が符号化されるビット数
とし、G1を0と1の間に含まれ、前記標本化信号の振
幅の補正の実数項とする時、次の関係式
【数4】 を満たす値r0と値r0の2倍から3倍に等しい値の範
囲を含み、rを必ずしも整数とは限らない数とする時、
可変長の周期tと、角周波数がω=2π/Tであり、標
本化周期T/rで標本化されほぼ正弦波信号の位相を所
定の最大誤差Eを有してjビットの二進数の形で測定
し、前記標本化信号を受け、2つの連続する標本値が異
なる符号の時、第1の出力端子に第1の標本値の絶対値
の逆数と、第2の出力端子に前記2つの標本値の絶対値
の和とを与える初期化セルと;第1の計算セルが前記初
期化セルの第1と第2の出力端子に接続されたそれぞれ
第1と第2の入力端子を有し、前記第1の計算セルの第
1の出力端子に前記第1の入力端子で受けた値と前記第
2の入力端子で受けた値の半分の和とを与え、前記第1
の計算セルの第2の出力端子に前記半分を与え、更に第
3の出力端子に前記和の前記符号の逆の符号を与える前
記第1の計算セルと;更に、後段の計算セルのそれぞれ
が、その前段にある計算セルの第1、第2及び第3の出
力端子に接続されたそれぞれ第1、第2及び第3の入力
端子を有し、第3の入力端子が1に等しい信号を受ける
時は第1の入力端子で受けた値と第2の入力端子で受け
た値の半分の和を、等しい信号を受けない時は第1の入
力端子で受ける値と第2の入力端子で受ける値の半分の
逆数の和を第1の出力端子に与え、前記半分を第2の出
力端子に与え更に前記和の符号の逆の符号を第3の出力
端子に与えるj−1個の後段の計算セル;を含む測定回
路を与えている。
【0012】この発明の実施例によれば、初期化セル
が:標本化信号を受け、速度がクロック信号であるDフ
リップフロップと;前記Dフリップフロップの入力と出
力にある値の符号を入力に受けるX−ORゲートと;前
記X−ORゲートの出力が1か又は0に等しいかに基づ
き、Dフリップフロップの出力か又は0かのいずれかを
与えるように接続された第1のマルチプレクサと、前記
X−ORゲートの出力が1か又は0に等しいかに基づ
き、Dフリップフロップの入力か又は0かのいずれかを
与えるように接続された第2のマルチプレクサであっ
て、前記第1のマルチプレクサの出力の絶対値がマイナ
ス1の利得の要素と第1の加算器の第1の入力に加えら
れ、前記第2のマルチプレクサの出力の絶対値が前記第
1の加算器の第2の入力に与えられ、マイナス1の利得
の要素の出力と前記第1の加算器の出力のそれぞれが前
記初期化セルの第1の出力端子と第2の出力端子に接続
されていることを特徴とする前記第1及び第2のマルチ
プレクサ;を含んでいる。
【0013】この発明の実施例によれば、第1の計算セ
ルが:前記第1の計算セルの第2の入力端子に接続され
た入力を有する2分割のデバイダと;前記第1の計算セ
ルの第3の入力端子が受ける信号が1に等しいか又は0
に等しいかに基づき前記デバイダの出力か又はその逆数
のいずれかを与えるため接続されている第3のマルチプ
レクサと;前記第1の計算セルの第1の入力端子からと
前記第3のマルチプレクサの出力から受ける前記信号を
加える第2の加算器であって、前記第2の加算器の出力
は前記第1の計算セルの第1の出力端子に接続されてお
り、前記第1の計算セルの第2の出力端子は前記デバイ
ダの出力に接続されており、前記第2の加算器が発生す
る前記信号の前記符号の逆の符号は前記第1の計算セル
の第3の出力端子に加えられており、更に前記第1の計
算セルの第3の入力端子は値1に保たれていることを特
徴する第2の加算器;を含んでいる。
【0014】この発明の実施例によれば、第1の計算セ
ルと同じ構造をその後段の計算セルのそれぞれが有して
いる。
【0015】この発明の実施例によれば、第1の計算セ
ルとその後段の計算セルのそれぞれの第3の出力端子
が、サーチされた位相の最重要ビットと次の最重要ビッ
トに与えられている。
【0016】この発明の実施例によれば、数iが8に等
しく、数jが4に等しく、誤差Eが標本化周期の16分
の1に等しく、比rが3.4からほぼ10の間の範囲に
ある。
【0017】この発明の前述の目的、特徴及び利点を添
付の図面に関連した特別な実施例に関連する記載であ
り、これに限定されない記載の中で詳細に述べる。
【0018】
【発明の実施の形態】簡略化のため、以下では分析する
信号は正の電圧と負の電圧の間で変化し、時間0で中央
値Vs=0となり、周期がT,角周波数がω=2π/T
の正弦波信号であるとして検討する。標本化の後、標本
化された信号Vの標本値V(t)は次の様に書くことが
出来る: V(t)=round(G.sin(ωt)) ここにround(x)は実数xに最も近い整数であ
り、G=2i1である。値iは標本値V(t)が符号化
されるビット数である。G1は標本化された信号の振幅
の補正に関する0より大きく1以下の実数である。値V
s=0の両側にあり、周期Tより必ずしも整数とは限ら
ない実数の比rだけ小さい1標本化周期Teだけ離れて
いる2つの連続する標本値V(t1),V(t2)を検
討する。標本値V(t1)とV(t2)は以下に記載す
る図4Aに示している。両方の標本値Vを横切る直線D
(t)を考えると次の値を有する:
【数5】 ここに、t2−t1=Te=T/rは1標本化周期に対
応している。直線D(t)は時間的な0とは異なる場合
を有する時間t0で0になる。値t0は正弦波信号V
(t)が直線D(t)とみなす時生ずる誤差εmaxに対
応している。本発明者により、分析された周波数と標本
化周波数の間の所定の比rに対し生ずる最大誤差はtが
−T/rから0の間で変化するtに対し次式に等しい:
【数6】 この発明に基づく方法の第1の段階は周期Tと10未満
に選んだ比rに対し、生じた最大誤差εmaxが未だ所要
の最大値Eより小さいか調べることから成る。生じた最
大誤差εmaxは、信号Vがt=0で位相をはずれ最早キ
ャンセルされない時は変化しないことを示すことができ
る。この発明の実施例によれば、時間t1,t2及びt
0が二進数のjビットの形で符号化され、時間t0,t
1,t2及び誤差E、更にεmaxは、それぞれ標本化周
波数T/rの2のj乗分の1の整数倍で表される。この
ような実施例をこれ以後の記載で検討する。
【0019】図3はjを4に、iを8に設定した時、標
本化周期T/rの16分の1で表され、発生した最大誤
差εmaxの変化を比rに基づき表した曲線を示してい
る。この種の曲線によりこの発明に基づく位相を計算す
ることが出来る最小の比rを決めることができる。
【0020】前記誤差はr=3の時1.5に、r=3.
4の時1に、r=5の時0.5に、r=10の時0.1
5に、r=20の時0.13に、r=40の時0.17
に、r=100の時0.5に、r=200の時1に及び
r=300の時1.5にほぼ等しい。驚いたことに、ほ
ぼr=20からほぼ前記誤差は比rとともに増加する
が、理論的にrが増えると標本値はより接近し、2つの
標本値間の信号Vは益々直線の様になる。この発明は比
rが増える時標本化期間は短くなるので、時間t0の測
定がより細かくなり、処理する最大誤差εmaxは標本化
周期のより多くの部分を表すことを示している。既に述
べたことから判るように、所定の周波数の信号に対し使
用できる最小の標本化周波数を決めることが行われる。
これを行うため、この発明では所要の最大誤差Eに対し
使用できる最小の比rをサーチすることを与えている。
可変周波数の信号Vを検討する時、この発明では処理す
る最大周波数εmaxが信号Vの周波数の全ての可能な値
に対し所要の最大誤差Eより小さくなることを保つ様に
標本化周波数を選ぶことを与えている。
【0021】例えば、図3は好ましい最大誤差1に対
し、jを4に設定すると、使用可能な最大の比rが3.
4であることを示している。安全性からの理由と、この
発明を実施する回路の特性に生ずる可能性があるドリフ
トを防ぐため、この最小の比の1倍から3倍の間の範囲
の比、例えば4から10の間の比が使用される。読取り
速度が2.5xのDVDフォーマットの光ディスクの場
合、信号Vの前記最大周波数Fmaxは10.9MHz
に等しい。38MHzの最小標本化周波数Feはこの発
明に基づき信号Vの位相PHを測定するため使用され
る。実際には、40から100MHzの範囲の周波数が
使用される。
【0022】図4Aから図4Cは4ビットの二進数の形
で信号Vの位相PHをこの発明に基づき測定を行うこと
を示している。2つの標本時間t1とt2で取った符号
の異なる2つの続いた標本値V(t1)とV(t2)を
検討する。この発明により標本値V(t1)とV(t
2)を横切る直線D(t)が0に達する時間t0として
前記位相を計算することが与えられている。信号Vの位
相は時間t0,t1及び標本化期間t2−t1の値から
計算される。簡略化のため、以下では時間t0=0,t
2=1及び時間t0は信号Vの位相PHに等しいとして
検討する。
【0023】図4Aは時間t1からt2まで離れている
標本化周期の半分の周期において標本値V(t1)とV
(t2)を横切る直線D(t)が0になることを決める
第1の段階を示している。(t2−t1)/2に等しい
時間t3で直線D(t)の値D(t3)が計算される。
値D(t3)が0より大きければ、標本化周波数の第1
の半分の周波数で直線D(t)は0になり、位相の最重
要ビットPH(3)は値0になる。次に、前記計算は時
間t1とt3を含むサーチ期間続けられる。(図示して
いないが)反対に、値D(t3)が0より小さければ、
位相の最重要ビットPH(3)は1となる。次に、前記
計算はt3からt2の間のサーチ期間行われる。
【0024】図4Bは前の段階で定められたサーチ期間
の半分の期間において直線D(t)が0となることを決
める第2の段階を図示している。直線D(t)の値D
(t4)は前記サーチ期間の半分の期間における時間t
4で計算される。値D(t4)が0より大きければ位相
の第2の最重要ビットPH(2)は値0になり、前記サ
ーチ期間は第1の半分の期間に限定される。反対に0よ
り小さければ、前記位相の第2の最重要ビットPH
(2)は値1になり、サーチ期間は第2の半分の間隔に
限定される。
【0025】図4Cと図4Dは第2の段階と同じ過程を
有する第3と第4の段階をそれぞれ示している。直線D
(t)の値D(t5)とD(t6)は時間t5とt6で
計算され、前記時間t5とt6は前の段階で決定された
サーチ期間の半分の期間に位置している。値D(t5)
とD(t6)の符号により位相PHのビットPH(1)
とPH(0)に値が与えられる。図示の例では位相PH
=0101=5が得られ、これは直線D(t)が時間t
1からt2の間の期間の5/16で0になることを意味
している。
【0026】図5はこの発明に基づく位相測定回路の実
施例を概略的に示している。前記回路に外付けであるi
ビットのアナログ−ディジタルコンバータ8は、クロッ
ク信号CKの速度で信号Vを標本化する。アナログ−デ
ィジタルコンバータの出力は符号の付いた2値数に符号
化されており、クロック信号CKでレートづけられるD
フリップフロップ10に加えられる。連続する2つの標
本値V(t)とV(t+1)はこの様に前記出力とフリ
ップフロップ10の入力に常に存在している。標本値V
(t)とV(t+1)の符号はX−ORゲート12の入
力端子に与えられる。マルチプレクサ14は第1の入力
に値0を受け、第2の入力に標本値V(t)を受ける。
第2のマルチプレクサ16は第1の入力に値0を受け、
第2の入力に標本値V(t+1)を受ける。マルチプレ
クサ14と16はゲート12の出力端子に接続され、値
V(t)とV(t+1)が異なる符号の時それぞれ値V
(t)とV(t+1)を出力し、符号が同じ時値0を出
力する。マルチプレクサ14の前記出力の絶対値は利得
がマイナス1の要素18と加算器20の第1の端子に加
えられる。マルチプレクサ16の出力の絶対値は加算器
20の第2の入力に与えられる。要素18と加算器20
のそれぞれの出力端子は計算セル22の第1の入力端子
と第2の入力端子にそれぞれ接続されている。
【0027】計算セル22は前記セル22の第2の入力
端子に接続された入力端子を有する2分割デバイダ24
を含んでいる。計算セル22は更に前記セル22の第3
の入力端子に接続された制御端子を有するマルチプレク
サ26を含んでおり、前記制御端子は値1を保ってい
る。マルチプレクサ26の第1の入力端子はデバイダ2
4の出力の逆数を受ける。マルチプレクサ26は制御端
子が0ならば第1の入力端子に受けた信号を出力し、前
記制御端子が0でなければ第2の入力端子に受けた前記
信号を出力する。加算器28の第1の入力端子は計算セ
ル22の第1の入力端子に接続され、その第2の入力端
子はマルチプレクサ26の出力端子に接続されている。
加算器28の出力端子は計算セル22の第1の出力端子
に接続されている。計算セル22の第2の出力端子はデ
バイダ24の出力端子に接続されている。加算器28が
発生する信号の符号の逆は計算セル22の第3の出力セ
ルに与えられている。
【0028】計算セル22の第1、第2及び第3の出力
端子は、前記セル22に等しい計算セル30の第1、第
2及び第3の入力端子にそれぞれ接続されている。同様
に、計算セル30に等しい計算セル32は計算セル30
の次に接続され、計算セル32に等しい計算セル34は
前記セル32の次に接続されている。前記セル22,3
0,32及び34の第3の出力端子は、サーチされた位
相信号PHのビットPH(3),PH(2),PH
(1)及びPH(0)をそれぞれ発生する。
【0029】X−ORゲート12は連続する標本値V
(t)とV(t+1)の符号を比較し、前記標本値が異
なる符号の時位相PHの計算にトリガをかける。前記セ
ル22,30,32及び34は第1の負の標本値で動作
する様に与えられている。第1のサンプルが正である場
合が予測される為、利得がマイナス1の要素18は任意
に第1の標本値V(t)の値をその絶対値の逆の値に設
定する。加算器20は標本値V(t)とV(t+1)の
間の距離を計算する。計算セル22において、前記標本
値を離している距離の半分が計算され、次に前記第1の
標本値の値に加えられ、標本値V(t)とV(t+1)
が作る間隔の半分の間隔を計算する。この様に計算され
た中間の値は前記値が正か負かに基づき次のサーチ間隔
の上側又は下側の端を形成する。次の計算セル30,3
2及び34のそれぞれにおいて、前記サーチ間隔の前記
の2つの端を離す距離の半分が計算され、前のセルで計
算された中間の値に加算又は減算が行われる。計算セル
22で計算された中間の値の符号によりサーチされた位
相PHの最重要ビットの値が決定される。その次の計算
セルのそれぞれにより位相PHの計算に1ビットだけ加
えられる。図示の例により4ビットの位相PHが計算さ
れるが、この数を増やすことは図示のセル34の後に計
算セルを加えることで十分できる。
【0030】図5に示す回路は非同期動作を行う要素に
より本質的に作られ、図5に示す回路の計算時間は幾つ
かの動作条件ではクロック信号CKの周波数より大き
い。第1の解決策は前記回路を作るため使用する素子の
スピードを上げることからなる。第2の解決策は信号C
KでレートづけられるDフリップフロップが相互に接続
される幾つかのブロックに前記回路を分けることからな
る。Dフリップフロップのそれぞれは信号CKのそれぞ
れの期間で入力に接続されている前記ブロックにより行
われる計算の結果を記憶し、出力に接続されている前記
ブロックに次の期間で前記の結果を与える。この解決策
は信号Vの位相PHを計算する時間が長くなるが、位相
PHが信号Vを横切る0の直後で使用されない時にこの
解決策だけを使用できる。光ディスク読取り装置の例で
は、読取りヘッドの感光性セルが発生する信号Vの位相
PHは信号CKの周波数に対し非常にゆっくり変化する
位置補正信号を発生させるため使用される。クロックC
Kの幾つかの周期分だけ位相PHの測定を遅らせ、この
様な補正信号を発生することができる。信号CKの速度
のDフリップフロップを、例えば計算セル22,30,
32及び34のそれぞれの入力端子の前に差入れると図
5の回路の動作を適正にすることができる。
【0031】この発明は、当業者が容易に考えることが
できる種々の変更、修正及び改善を有することは勿論で
ある。例えば、この発明は所定の負の値と所定の正の値
の間でゼロを取り囲んで変化するほぼ正弦波信号Vに関
して記載したが、当業者は2つのあらゆる所定の間で変
化する信号にこの発明を容易に適用できる。
【0032】この発明は4つの感光性のセルA,B,C
及びDを含む読取りヘッドに関して記載したが、当業者
はより多くの感光性セル、例えば6個のセルを含む読取
りヘッドにこの発明を容易に適用できる。
【0033】この様な変更、修正及び改善はこの開示の
一部分であり、この発明の精神と範囲の中である。従っ
て、上記の記載は一例であり、これにより制限されな
い。この発明は請求項及びそれに均等なものにのみ制限
される。
【図面の簡単な説明】
【図1】光ディスク読取り装置を概括的に示す図であ
る。
【図2】従来の位相測定回路を概略的に示す図である。
【図3】この発明に基づき標本化信号を選びほぼ正弦波
信号の位相を測定する曲線を示す図である。
【図4】この発明に基づき位相の測定を行う図である。
【図5】この発明に基づく回路の実施例を示す図であ
る。
【符号の説明】
2 電圧コンパレータ 4 位相同期ループ 6 論理ブロック 8 アナログ−ディジタルコンバータ 10 Dフリップフロップ 12 X−ORゲート 14 第1のマルチプレクサ 16 第2のマルチプレクサ 18 利得がマイナス1の要素 20 第1の加算器 22 第1の計算セル 24 デバイダ 26 第3のマルチプレクサ 28 第2の加算器 30,32,34 計算セル

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可変周期Tで角周波数ω=2π/Tのほ
    ぼ正弦波信号を標本化周期T/rで、rは整数である必
    要はない、標本化した位相(PH)を所定の最大誤差E
    で測定する方法において、 位相(PH)は前記信号の中央値の両側の2つの連続す
    る標本値と交差する直線(D(t))が前記値に達する
    時間として計算され、 値rを値r0とr0の2〜3倍に等しい範囲から選択
    し、r0は全ての可能なTと、−T/r0と0の間の標
    本化周期の期間にわたって変化するtに対し、次の式を
    満足し、 【数1】 round(x)は実数xに最も近い整数、Gは2i1
    iは標本値が符号化されるビット数、G1は、0と1の
    間の、標本化信号の振幅の補正の実数項、であることを
    特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 位相の計算が次の段階: a、標本値(V(t),V(t+1))が離れている標
    本化周期の半分の中で直線(D(t))が中央値に達す
    ることを決め、次にこの様に決められた前記周期の半分
    に等しいサーチ間隔を区切り、前記サーチ間隔が前記周
    期の第1の半分で有るならば二進数の最重要ビット(P
    H)を0に等しく、前記周期の第1の半分で無ければ1
    とする段階と、 b、サーチ間隔の半分の中で、前記直線が前記値に達す
    ることを決める前記段階をj−1回繰返し、次に前記サ
    ーチ間隔を前記サーチ間隔の半分に限定し、前記直線が
    前記サーチ間隔の前記第1の半分の中で前記値に達する
    ならばその前の段階で計算した前記2進数の最重要ビッ
    トより重要度の小さい二進数のビットを0にし、達しな
    ければ1にする段階、を含むことを特徴とする請求項1
    に記載の方法。
  3. 【請求項3】 全ての可能な周期Tの値、及び−T/r
    0から0の間で標本化周期の期間により変化するtに対
    しiを前記標本値が符号化されるビット数とし、G1
    0と1の間に含まれ、前記標本化信号の振幅の補正の実
    数項とする時、次の関係式 【数2】 を満たす値r0と値r0の2倍から3倍に等しい値の範
    囲を含み、rを必ずしも整数とは限らない数とする時、
    可変長の周期tと、角周波数がω=2π/Tであり、標
    本化周期T/rで標本化されほぼ正弦波信号(V)の位
    相(PH)を所定の最大誤差Eを有してjビットの二進
    数の形で測定し、 前記標本化信号を受け、2つの連続する標本値が異なる
    符号の時、第1の出力端子に第1の標本値の絶対値の逆
    数と、第2の出力端子に前記2つの標本値の絶対値の和
    とを与える初期化セルと;第1の計算セル(22)が前
    記初期化計算セルの第1と第2の出力端子に接続された
    それぞれ第1と第2の入力端子を有し、前記第1の計算
    セルの第1の出力端子に前記第1の入力端子で受けた値
    と前記第2の入力端子で受けた値の半分の和とを与え、
    前記第1の計算セルの第2の出力端子に前記半分を与
    え、更に第3の出力端子に前記和の前記符号の逆の符号
    を与える前記第1の計算セル(22)と;更に、 後段にある計算セル(30,32,34)のそれぞれが
    その前段にある計算セルの第1、第2及び第3の出力端
    子に接続されたそれぞれ第1、第2及び第3の入力端子
    を有し、第3の入力端子が1に等しい信号を受ける時は
    第1の入力端子で受けた値と第2の入力端子で受けた値
    の半分の和を、等しい信号を受けない時は第1の入力端
    子で受ける値と第2の入力端子で受ける値の半分の逆数
    との和を前記第1の出力端子に与え、前記半分を前記第
    2の出力端子に与え、更に前記和の符号の逆の符号を第
    3の出力端子に与えるj−1個の前記後段にある計算セ
    ル(30,32,34);を含む測定回路。
  4. 【請求項4】 初期化セルが:標本化信号を受け、速度
    がクロック信号(CK)であるDフリップフロップ(1
    0)と;前記Dフリップフロップ(10)の入力と出力
    にある値(V(t),V(t+1))の符号を入力に受
    けるX−ORゲート(12)と;前記X−ORゲート
    (12)の出力が1又は0に等しいかに基づき、Dフリ
    ップフロップ(10)の出力か又は0かのいずれかを与
    えるように接続された第1のマルチプレクサ(14)
    と、前記X−ORゲート(12)の出力が1か又は0に
    等しいかに基づき、Dフリップフロップ(10)の入力
    か又は0かのいずれかを与えるように接続された第2の
    マルチプレクサ(16)であって、前記第1のマルチプ
    レクサ(14)の出力の絶対値がマイナス1の利得の要
    素(18)と第1の加算器(20)の第1の入力に加え
    られ、前記第2のマルチプレクサ(16)の出力の絶対
    値が前記第1の加算器(20)の第2の入力に与えら
    れ、マイナス1の利得の要素(18)の出力と前記第1
    の加算器(20)の出力それぞれが前記初期化セルの第
    1の出力端子と第2の出力端子に接続されていることを
    特徴とする前記第1及び第2のマルチプレクサ;を含む
    ことを特徴とする請求項3に記載の回路。
  5. 【請求項5】 第1の計算セル(22)が:前記第1の
    計算セル(22)の第2の入力端子に接続された入力を
    有する2分割のデバイダ(24)と;前記第1の計算セ
    ル(22)の第3の入力端子が受ける信号が1に等しい
    か又は0に等しいかに基づき前記デバイダ(24)の出
    力か又はその逆数のいずれかを与えるため接続されてい
    る第3のマルチプレクサ(26)と;前記第1の計算セ
    ル(22)の第1の入力端子からと前記第3のマルチプ
    レクサ(26)の出力から受ける前記信号を加える第2
    の加算器(28)であって、前記第2の加算器(28)
    の出力は前記第1の計算セル(22)の第1の出力端子
    に接続されており、前記第1の計算セル(22)の第2
    の出力端子は前記デバイダ(24)の出力に接続されて
    おり、前記第2の加算器(28)が発生する前記信号の
    前記符号の逆の符号は前記第1の計算セル(22)の第
    3の出力端子に加えられており、更に前記第1の計算セ
    ルの第3の入力端子は値1に保たれていることを特徴す
    る前記第2の加算器(28);を含むことを特徴とする
    請求項3に記載の回路。
  6. 【請求項6】 第1の計算セルと同じ構造をその後段に
    ある計算セル(30,32,34)のそれぞれが有して
    いることを特徴とする請求項5に記載の回路。
  7. 【請求項7】 第1の計算セル(22)とその後段にあ
    る計算セル(30,32,34)のそれぞれの第3の出
    力端子が、サーチされた位相(PH)の最重要ビット
    (PH(3))とその次の最重要ビット(PH(2),
    PH(1),PH(0))に与えられることを特徴とす
    る請求項6に記載の回路。
  8. 【請求項8】 数iが8に等しく、数jが4に等しく、
    誤差Eが標本化周期の16分の1に等しく、比rが3.
    4からほぼ10の間の範囲にあることを特徴とする請求
    項3から7のいずれか1つに記載の回路。
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