JP2000004148A - 位相検波装置及び方法、及び位相同期ル―プ回路装置 - Google Patents

位相検波装置及び方法、及び位相同期ル―プ回路装置

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JP2000004148A
JP2000004148A JP10371752A JP37175298A JP2000004148A JP 2000004148 A JP2000004148 A JP 2000004148A JP 10371752 A JP10371752 A JP 10371752A JP 37175298 A JP37175298 A JP 37175298A JP 2000004148 A JP2000004148 A JP 2000004148A
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Andrew POPPLEWELL
ポップルウエル アンドリュー
Stephen Williams
ウイリアムズ ステファン
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    • H03LAUTOMATIC CONTROL, STARTING, SYNCHRONISATION OR STABILISATION OF GENERATORS OF ELECTRONIC OSCILLATIONS OR PULSES
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 局部発振信号及びPR(a、b、a)チャン
ネル上で受信される入力信号との間の相対位相による誤
差値を正確に検出する位相検波装置及び方法、及び位相
同期ループ回路装置を提供する。 【解決手段】 位相検波装置は、局部発振信号及びPR
(a、b、a)チャンネル上で受信される入力信号との
間の相対位相による誤差値を検出する。位相誤差値は、
位相同期ループ回路装置を制御するのに適用される。受
信信号は、局部発振信号に基づいて一定の間隔でサンプ
ルされる。閾値スライサ22は、サンプルされた値をス
ライサ閾値入力23、24、25からの閾値とそれぞれ
比較することにより、サンプル点の理想サンプル値を選
択する。減算器27は、サンプル点の理想サンプル値と
実サンプル値との差異値を検出する。遅延レジスタ28
及び減算器29は、先行するサンプル点の理想サンプル
値から現在の理想サンプル値への変遷傾向を検出するよ
う動作する。減算器の出力はスイッチ入力に与えられ、
検出された変遷傾向により、出力信号として差異値また
はインバータ32からの該差異値の逆転値を与える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は位相検波装置及び方
法、及び位相同期ループ回路装置に関し、特に局部発振
信号及びPR(a、b、a)で表される部分応答を有す
るチャンネルにおいて受信される入力信号との間の相対
位相による誤差値を検出する位相検波装置及び方法、及
び位相同期ループ回路装置に関する。
【0002】
【従来の技術】雑音の多いチャンネルからデータを回復
するには、例えば高データ密度を有する磁気データキャ
リア等において、一般的にデータキャリアの書き込み/
読み取りチャンネルをチャンネルの周波数応答特性に近
似する部分応答特性に応じて分類することが知られてお
り、また上記の部分応答特性を有するチャンネルからの
データ回復を能率的に利用するデジタルデータ回復回路
装置または構成が選択される。正確なデータの回復は、
選択されたデータ回復回路によってどの程度チャンネル
特性が整合するかに大きく依存するため、実チャンネル
特性と近似チャンネル特性との間の差異を補正するため
にデータ回復回路の入力において等価装置を配置するの
が一般的である。
【0003】データ回復回路は、等価装置からアナログ
読み取り信号があった場合にそれを受信する位相同期ル
ープ回路装置を有し、データ回復回路は、流入データ流
の注目する成分の位相及び整数多重周波数において発振
器を制御するように動作する。この発振器において生成
される信号は、入力アナログ信号を適当なサンプル点で
サンプルするために適用され、サンプルされた信号にお
いてデータ回復が実行される。正確なデータ回復の実施
において、発振信号及びアナログ読み取り信号の注目す
る成分の正確な位相調整が重要となる。
【0004】位相同期ループ回路装置において、高速初
期周波数及び位相調整の実現を支持するため、データキ
ャリアは通常VFO磁界データが意図的に書き込まれて
いる一つ以上の領域を有する。VFO磁界データは、通
常のデータパターンであり、読み取られる際にアナログ
信号を与え、ほぼ正弦曲線状で周期的であるのが特徴で
ある。これらデータチャンネルを適用する際には、デー
タはデータ流において最低限2つの連続した近似ビット
を含むように符号化されることが知られており、VFO
磁界データは例えば連続する近似データビット組を有す
ることができる。
【0005】現在開発が進められているある種の光学デ
ータキャリアにおいて、下記の数式1に示されるのとほ
ぼ同様の応答特性が得られることは周知である。
【0006】F(D)=a+bD+aD2 ....(1)
【0007】ここでa及びbは、固定係数であり、Dは
単位遅延演算子である。この種のチャンネルは、部分応
答PR(a、b、a)階級のチャンネルと考えることが
できる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記事情に
鑑みなされたもので、局部発振信号及びPR(a、b、
a)チャンネル上で受信される入力信号との間の相対位
相による誤差値を正確に検出する位相検波装置及び方
法、及び位相同期ループ回路装置を提供することを目的
とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】第1の発明の位相検波装
置は、局部発振信号とPR(a、b、a)チャンネル上
で受信される入力信号との間の相対位相による位相誤差
値を検出し、前記チャンネルにおいて受信される信号が
一定の間隔でサンプルされ、前記間隔が前記局部発振信
号によって決まり、サンプル点の理想サンプル値を選択
する理想サンプル値選択手段と、前記サンプル点の理想
サンプル値と実サンプル値との差異を示す差異値を検出
する差異値検出手段と、1つ前のサンプル点の理想サン
プル値から前記理想サンプル値への変遷傾向を検出する
変遷傾向検出手段と、前記変遷傾向検出手段により検出
された変遷傾向と前記差異値に基づいて前記位相誤差値
を検出する位相誤差値検出手段とを有することを特徴と
する。
【0010】前記差異値の標識は前記変遷傾向に基づい
て処理される。
【0011】このような位相検波装置は、前記理想サン
プル値が最小理想サンプル値または最大理想サンプル値
と等しいとき、先行の位相誤差値をサンプル点の位相誤
差値として選択する手段をさらに有している。また該位
相検波装置は、トラックモードのとき、及び前記理想サ
ンプル値が最小理想サンプル値または最大理想サンプル
値と等しいとき、先行の位相誤差値の所定の一部分を前
記位相誤差値として選択する手段をさらに有している。
また該位相検波装置において、先行の位相誤差値の前記
所定の一部分は2分の1である。
【0012】該位相検波装置の前記位相誤差値の大きさ
と前記差異値の大きさは同一である。
【0013】第2の発明の位相検波方法は、局部発振信
号とPR(a、b、a)チャンネル上で受信される入力
信号との間の相対位相による位相誤差値を検出し、前記
チャンネルにおいて受信される信号が一定の間隔でサン
プルされ、前記間隔が前記局部発振信号によって決ま
り、サンプル点の理想サンプル値を選択する理想サンプ
ル値選択工程と、前記サンプル点の理想サンプル値と実
サンプル値との差異を示す差異値を検出する差異値検出
工程と、1つ前のサンプル点の理想サンプル値から前記
理想サンプル値への変遷傾向を検出する変遷傾向検出工
程と、前記変遷傾向検出工程により検出された変遷傾向
と前記差異値に基づいて前記位相誤差値を検出する位相
誤差値検出工程とを有することを特徴とする。
【0014】このとき、前記差異値の標識は前記変遷傾
向に基づいて処理される。
【0015】のような位相検波方法は、前記理想サンプ
ル値が最小理想サンプル値または最大理想サンプル値と
等しいとき、先行の位相誤差値をサンプル点の位相誤差
値として選択する工程をさらに有している。また該位相
検波方法は、トラックモードのとき、及び前記理想サン
プル値が最小理想サンプル値または最大理想サンプル値
と等しいとき、先行の位相誤差値の所定の一部分を前記
位相誤差値として選択する工程をさらに有している。ま
た該位相検波方法において、前記先行の位相誤差値の所
定の一部分は2分の1である。
【0016】該位相検波方法において、前記位相誤差値
の大きさと前記差異値の大きさは同一である。
【0017】第3の発明の位相同期ループ回路装置は、
上記の何れかの位相検波装置を含んでいる。
【0018】___
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して説明する。
【0019】図1において、データ位相同期ループ回路
装置は、フラッシュアナログ・デジタル変換器(AD
C)4、デジタル位相検波装置5、デジタルループフィ
ルタ6、及び可変周波数発振器(VFO)7を有する。
【0020】ADC4は、入力端子8においてアナログ
読み取り信号を受信し、クロック入力端子9で受信され
るクロック信号の立上りエッジにおける読み取り信号の
振幅を示すデジタル値ynを第1のデジタル線10を介
して位相検波装 置5に与える。位相検波装置5は、計
算されたクロック信号の実位相と所望位相の差異を示す
位相誤差値Δτnを第2のデジタル線11を介してデジ
タ ルループフィルタ6に与える。デジタルループフィ
ルタ6は、Δτnを処理 して、第3のデジタル線12を
介して、フィルタされた位相誤差値をデジタル・アナロ
グ変換器7に与える。フィルタ6の周波数応答は、異な
るフィルタ係数を係数入力端子13、14に与えること
により変更される。VFO7は、第3のデジタル線12
において受信される信号に基づく位相及び周波数を有す
る制限信号をクロック線15を介してADC4のクロッ
ク入力端子9与える。
【0021】図2において、VFO磁界データ読み取り
信号20は、ほぼ正弦曲線状のx電圧の振幅と2πt秒
の周期を有している。同図に示されるように、第1から
第8の理想サンプル点A〜Hはπt/8から15π/8
の間でπt/4間隔で点在する。従って、信号20の周
期において8個のサンプル点が一定の間隔で形成されて
いる。
【0022】VFO磁界データ読み取り信号への位相ロ
ック及び周波数ロックにおいて、本発明の位相検波装置
5は「取得」モードに設定され、この取得モードにおい
て位相検波装置5は入力信号の振幅からサンプル時間t
(t=n)における入力信号の振幅への変遷傾向を検出
するために、下記の数式2の計算を実行する。
【0023】 grad=sign(xn−xn-1) ....(2)
【0024】xnはt=nのときの理想サンプル値であ
り、xn-1は1つ前のサンプル 時間t=n−1のとき
の理想サンプル値である。上記計算により、gradは
n>xn-1のとき+1であり、xn<xn-1のとき−1で
あり、xn= xn-1のときは0である。しかしこの
ような計算は、レベルL0、L3上の 理想サンプル点
のgradが0であるときのレベルL1、L2上の理想
サンプル点に適応する。
【0025】gradが0でないときは下記の数式3の
計算が実行される。
【0026】Δτn =grad(yn−xn) ....(3)
【0027】Δτnはt=nのときの位相誤差値であ
り、ynはt=nのときのサンプ ル値であり、xn
t=nのときの理想サンプル値である。
【0028】gradが0に等しいとき、位相検波装置
5は下記の数式4に示されるように位相誤差値を計算す
る。
【0029】Δτn =Δτn-1 ....(4)
【0030】これら数式の結果が示すように、読み取り
信号20の勾配が0でない全てのサンプル点、即ちサン
プル点A、D、E、Hにおいて、位相誤差値は、t=n
のときの実サンプル値と理想サンプル値との間の差異に
比例する。従って、新しい位相誤差値ΔτnはVFO磁
界データ読み取り信号20の周期に おいて4回計算さ
れる。
【0031】図3において、位相検波装置5の詳細が示
されている。第1のデジタル線10及び第2のデジタル
線11は6ビットデジタル線であり、yn及びΔτnは−
32から+31の範囲において小数値を想定することが
可能である。
【0032】デジタル線10上のynはデータスライサ
22によって検査され、ここで 理想サンプル値が検出
される。理想サンプル値の検出は、ynとスライサ閾 値
入力23、24、25に与えられる3つの閾値とをデジ
タル式に比較することによって得られる。入力23に与
えられる閾値はL0とL1の平均値に相当し、入力24
に与えられる閾値はL1とL2の平均値に相当し、入力
25に与えられる閾値はL2とL3の平均値に相当す
る。ynがどの閾値より 大きいかを判定することによ
り、データスライサ22はynがL1、L2、 L3のレ
ベルの内どの値と最も近似するかを判定し、判定された
値をデジタル線26にxnとして与える。
【0033】A あるいは、データスライサ22は、先
行するクロック周期において受信されたynの値の情報
を利用して、読み取り信号20の周期のどの点が現在の
サンプル値に関連するかを判定し、先行のynの値の補
外及び現在のynの 値の検査によりxnを決定する。こ
のような選択肢を採用した場合、位相検 波装置5は雑
音の多い読み取り信号20に対して誤ったxnの値を検
出する ことがなくなる。
【0034】デジタル線26は、データスライサ22に
よって与えられたxnの値を減 算器27、遅延レジスタ
28、及び第2の減算器29に送出する。
【0035】減算器27は、デジタル線10で受信され
たynからデジタル線26で受 信されたxn をデジタル
方式で減算し、yn とxn の差異値を求め、差異値yn
−xをデジタル線30に与える。デジタルスイッチ31
は、減算器27からは差異値を、またインバータ32か
らはこの差異値の逆転値を受信する。インバータ32
は、デジタル線30上の分岐33からのyn −xn の値
の標識を逆転し、その結果をデジタル線34を介してデ
ジタルスイッチに与える。
【0036】遅延レジスタ28は、先行するクロック周
期におけるxnの値、即ちxn- 1 をデジタル線35を介
して減算器29に与え、ここでxnからxn-1が減 算さ
れる。この減算処理の結果である標識、即ち数式2の計
算結果は1つ前のサンプル値から理想サンプル値への変
遷傾向としてスイッチ31のスイッチ制御入力に与えら
れる。従って、数式2の計算結果が正の値である場合、
デジタル線30からy n −xn の値がデジタル線36に
与えられ、また数式2の計算結果が負の値である場合、
n −xn の逆転値がデジタル線36に与えられる。こ
のように、スイッチ31は、変遷傾向に基づく差異値に
作用し、数式3の計算を実行し、位相誤差値を与える。
ここでxn −xn-1 の減算結果が0であるとき、即ち標
識がないとき、下記の説明から明らかであるように、ど
の信号がスイッチ31のスイッチ入力に与えられるかは
重要ではない。
【0037】減算器29は、デジタル線26上で受信さ
れたxnの値とL0の値を比較 し、2つの値が同一であ
るとき、論理1信号を出力37に与え、またxnの 値と
L3の値を比較し、2つの値が同一であるとき、論理1
信号を第2の出力38に与える。また、データスライサ
22が上記で説明した型のものである場合、減算器29
は、またxnの値とxn-1の値を比較し、2つの値が同
一であるとき、論理1信号を出力39に与える。orゲ
ート40は、論理1信号が出力37、38、39の何れ
かにおいて検出された場合には、論理1信号を与え、そ
の他の場合には、論理0信号を与える。
【0038】orゲート40の出力線41は、デジタル
スイッチ42の出力制御入力に接続している。出力線4
1に論理0信号が存在するとき、数式3の計算結果であ
るデジタル線36の値は、Δτnとしてデジタルスイッ
チ42の出力デ ジタル線11に送出される。xn =L0
またはL3であるとき、またはxn- 1=x n-1であると
き、出力線41上の論理1信号により、デジタルスイッ
チ42は、遅延レジスタ43、二分割装置44、及び
デジタルスイッチ45を含む帰還回路によって与えられ
る値をΔτnとして出力デジタル線11に 送出する。遅
延レジスタ43は、デジタル線11からΔτnの値を受
信し、 先行するクロック周期のΔτnの値、即ちΔτ
n-1の値をデジタル線46を 介してスイッチ45の入
力及び二分割装置44の入力に与える。二分割装置44
は、Δτnの半分の値をデジタル線47を介してスイッ
チ45の第2の 入力に与える。
【0039】スイッチ45が、デジタル線48を介して
スイッチ42の第2の入力に二分割装置44からの値を
与えるか、遅延レジスタ43からの値を与えるかは、ス
イッチ45の制御スイッチ入力に与えられる論理信号に
よって決まる。ここで、モード装置(図示されない)
が、図1に示される位相同期ループ回路装置において、
取得モードのときに論理1信号をスイッチ45のスイッ
チ制御入力に与え、それにより遅延レジスタ43の出力
値をスイッチ42に与え、またトラックモードのときに
論理0信号をスイッチ45の制御入力に与えることが望
ましい。
【0040】
【発明の効果】このように、本発明においては、xn
L0、L3であるとき、またはx n-1=x n-1であると
き、Δτnの値が先行するクロック周期から保持され
ているため、VFO磁界データを読み取るときに高速ロ
ックが可能となる。またトラックモードのとき、先行す
るクロック周期からのΔτnの保持は、 読み取り信号が
多くの連続する近似ビットを有している場合に、位相同
期ループ回路装置の非ロック状態の原因となり得る。こ
のような状態を回避するため、モード装置(図示されな
い)は、デジタルスイッチ42を切替え、二分割装置4
4からの値を受信する。このように、Δτnの有効値、
即ちor ゲート40が論理0出力信号を与えるときの
先行のサンプル値から計算される値は、Δτnの値が最
終的に0になるか、Δτnの有効値が実現するまで サ
ンプル時間毎に連続して二分割される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による位相検波装置を含んだデジタル位
相同期ループ回路装置を示す図である。
【図2】アナログVFO磁界データ読み取り信号及び対
応する理想サンプル点を示す図である。
【図3】図1に示される位相検波装置を示す図である。
【符号の説明】
4 アナログ・デジタル変換器(ADC) 5 位相検波装置 6 デジタルループフィルタ 7 可変周波数発振器(VFO) 7A デジタル・アナログ変換器(DAC) 8、9 入力端子 13、14 係数入力端子 15 クロック線 20 読み取り信号 22 データスライサ 23〜25 スライサ閾値入力 10〜12、26、30、34、35、36、41、4
6、47、48 デジタル線 27、29 減算器 28、43 遅延レジスタ 31、42、45 デジタルスイッチ 32 インバータ 33 分岐 40 orゲート 37〜39 出力 44 二分割装置
【手続補正書】
【提出日】平成11年2月9日(1999.2.9)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ステファン ウイリアムズ イギリス,エム45 7エスジー マンチェ スター,ホワイトフィールド,リリー ヒ ル ストリート 106

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 局部発振信号とPR(a、b、a)チャ
    ンネル上で受信される入力信号との間の相対位相による
    位相誤差値を検出し、前記チャンネルにおいて受信され
    る信号が一定の間隔でサンプルされ、前記間隔が前記局
    部発振信号によって決まる位相検波装置において、 サンプル点の理想サンプル値を選択する理想サンプル値
    選択手段と、 前記サンプル点の理想サンプル値と実サンプル値との差
    異を示す差異値を検出する差異値検出手段と、 1つ前のサンプル点の理想サンプル値から前記理想サン
    プル値への変遷傾向を検出する変遷傾向検出手段と、 前記変遷傾向検出手段により検出された変遷傾向と前記
    差異値に基づいて前記位相誤差値を検出する位相誤差値
    検出手段とを有することを特徴とする位相検波装置。
  2. 【請求項2】 前記差異値の標識は前記変遷傾向に基づ
    いて処理されることを特徴とする請求項1記載の位相検
    波装置。
  3. 【請求項3】 前記理想サンプル値が最小理想サンプル
    値または最大理想サンプル値と等しいとき、先行の位相
    誤差値をサンプル点の位相誤差値として選択する手段を
    さらに有することを特徴とする請求項1または2に記載
    の位相検波装置。
  4. 【請求項4】 トラックモードのとき、及び前記理想サ
    ンプル値が最小理想サンプル値または最大理想サンプル
    値と等しいとき、先行の位相誤差値の所定の一部分を前
    記位相誤差値として選択する手段をさらに有することを
    特徴とする請求項3記載の位相検波装置。
  5. 【請求項5】 先行の位相誤差値の前記所定の一部分が
    2分の1であることを特徴とする請求項4記載の位相検
    波装置。
  6. 【請求項6】 前記位相誤差値の大きさと前記差異値の
    大きさが同一であることを特徴とする請求項1から3の
    何れかに記載の位相検波装置。
  7. 【請求項7】 局部発振信号とPR(a、b、a)チャ
    ンネル上で受信される入力信号との間の相対位相による
    位相誤差値を検出し、前記チャンネルにおいて受信され
    る信号が一定の間隔でサンプルされ、前記間隔が前記局
    部発振信号によって決まる位相検波方法において、 サンプル点の理想サンプル値を選択する理想サンプル値
    選択工程と、____ 前記サンプル点の理想サンプル値と
    実サンプル値との差異を示す差異値を検出する差異値検
    出工程と、 1つ前のサンプル点の理想サンプル値から前記理想サン
    プル値への変遷傾向を検出する変遷傾向検出工程と、 前記変遷傾向検出工程により検出された変遷傾向と前記
    差異値に基づいて前記位相誤差値を検出する位相誤差値
    検出工程とを有することを特徴とする位相検波方法。
  8. 【請求項8】 前記差異値の標識は前記変遷傾向に基づ
    いて処理されることを特徴とする請求項7記載の位相検
    波方法。
  9. 【請求項9】 前記理想サンプル値が最小理想サンプル
    値または最大理想サンプル値と等しいとき、先行の位相
    誤差値をサンプル点の位相誤差値として選択する工程を
    さらに有することを特徴とする請求項7または8に記載
    の位相検波方法。
  10. 【請求項10】 トラックモードのとき、及び前記理想
    サンプル値が最小理想サンプル値または最大理想サンプ
    ル値と等しいとき、先行の位相誤差値の所定の一部分を
    前記位相誤差値として選択する工程をさらに有すること
    を特徴とする請求項9記載の位相検波方法。
  11. 【請求項11】 前記先行の位相誤差値の所定の一部分
    が2分の1であることを特徴とする請求項10記載の位
    相検波方法。
  12. 【請求項12】 前記位相誤差値の大きさと前記差異値
    の大きさが同一であることを特徴とする請求項7から9
    の何れかに記載の位相検波方法。
  13. 【請求項13】 請求項1から6の何れかに記載の位相
    検波装置を含む位相同期ループ回路装置。
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