JP2003279347A - びんの不良検査装置 - Google Patents

びんの不良検査装置

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JP2003279347A JP2002085352A JP2002085352A JP2003279347A JP 2003279347 A JP2003279347 A JP 2003279347A JP 2002085352 A JP2002085352 A JP 2002085352A JP 2002085352 A JP2002085352 A JP 2002085352A JP 2003279347 A JP2003279347 A JP 2003279347A
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司 渡部
Daisuke Kobayashi
大輔 小林
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 びん口の天面の傾きの計測精度を高めること
ができる安価なびんの不良検出装置を提供する。 【解決手段】 びんの不良検出装置は、びん口の天面の
傾きを検出する傾き検出器20と、びんを支持する水平
な検査テーブル60と、傾き検出器20を昇降可能に支
持する昇降支持機構70とから成る。傾き検出器20
は、昇降支持機構70の下降動作によってびん口の天面
に当てられる当接板21と、この当接板21を傾動自由
な状態で水平に支持する支持体30と、当接板21をび
ん口の天面に当てたときの当接板21の水平面に対する
傾きを当接板21に垂直な揺動軸41の変位に変える変
換機構40と、前記変位を検出してびん口の天面の傾き
を計測する変位センサ50とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、製びん機で製造され
たびんに欠陥があるかどうかを検査するための検査装置
に関し、特に、この発明は、「天傾斜」と呼ばれるびん
口の天面の傾斜状態の不良を検査するびんの不良検査装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に製びん機で製造されたびんは、図
7に示すようなびん検査装置1に導かれ、複数の項目に
ついてびんの欠陥の有無が検査される。図示のびん検査
装置1は、周面の複数箇所に凹部2が設けられたスター
ホイール3を有し、このスターホイール3を間欠的に回
転させ、各凹部2に取り込んだびん10を所定の角度位
置の検査ステーションに導く。各検査ステーションには
種々の不良検査装置が設置され、不良検査装置毎に少な
くとも1種類の項目について欠陥の有無が検査される。
なお、所定の欠陥をもつびんは、不良品としてリジェク
トされる。
【0003】ところで、びんの製造時には、びんの全体
またはびん口が変形することによる不良が発生すること
がある。この不良品は、図8に示すように、びん口10
aの天面10bがびん底10cに対して傾いており、こ
の傾斜状態を判別することによりびんの不良が検出され
る。びん口10aの天面10bに不良が存在すると、内
容物の充填時、またはキャップのキャッピング時にトラ
ブルを発生させることがある。また、近年、充填、キャ
ッピングラインの高速化によりびん口10aの天面10
bの傾斜状態について、より高い品質レベルが要求され
ている。
【0004】びん口10aの天面10bの傾斜不良を検
査する装置として、特開昭64−49906号公報に記
載の天傾斜測定装置や特開平8−114435号公報に
記載の口部不良検査装置などがある。特開昭64−49
906号公報に記載の天傾斜測定装置は、固定台上に支
持されたびんのびん口の天面に測定板を当て、その測定
板の上面の少なくとも3箇所にリニアゲージの測定子を
それぞれ当接することにより、固定台と測定板との平行
度を測定し、「天傾斜」を求めるものである。また、特
開平8−114435号公報に記載の口部不良検査装置
は、びん口の天面に平板を当て、その平板の外周縁上に
カップ状ケースの開口縁に設けた複数の電極を対向位置
させ、平板と各電極との距離を求めることにより平板の
傾きを検出するものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記したいずれの装置
も、びん口の天面に板材を当接させ、その板材の傾きを
板材上の複数の点と測定子や電極との距離から検出する
ものであるが、そのような検出方法では、びん口の天面
の傾斜が小さいとき、板材上の各点と測定子や電極との
距離の差は微差となるため、傾きの計測が容易でなく、
計測精度に欠けるという問題がある。また、いずれの装
置も、板材上の複数の点について距離を測定する必要が
あるため、複数個のセンサが必要となり、装置がコスト
高となる。
【0006】この発明は、上記問題に着目してなされた
もので、びん口の天面に当てられる当接板の傾きを当接
板に垂直な軸の変位に変えることにより、傾きの計測精
度を高めることができる安価なびんの不良検出装置を提
供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明によるびんの不
良検査装置は、びん口の天面の傾斜状態の不良を検査す
るものであり、びん口の天面の傾きを検出する傾き検出
器と、びんを支持する水平な検査テーブルと、検査テー
ブルの上方位置で前記傾き検出器を昇降可能に支持する
昇降支持機構とから成る。前記傾き検出器は、昇降支持
機構の下降動作によってびん口の天面に当てられる当接
板と、この当接板を傾動自由な状態で水平に支持する支
持体と、当接板をびん口の天面に当てたときの当接板の
水平面に対する傾きを当接板に垂直な軸の変位に変える
変換機構と、前記変位を検出してびん口の天面の傾きを
計測する変位センサとを備えている。
【0008】上記したびんの不良検査装置において、検
査すべきびんはその下面が検査テーブル上に支持されて
いる。びんの上方から傾き検出器が下降し、当接板がび
ん口の天面に当てられる。びん口の天面が傾いている
と、その傾きの方向および大きさに応じて当接板が傾
く。この当接板の水平面に対する傾きは変換機構によっ
て当接板に垂直な軸の変位に変えられる。前記軸の変位
は変位センサにより検出され、びん口の天面の傾きが計
測される。
【0009】この発明によると、当接板の水平面に対す
る傾きが当接板に垂直な軸の変位に変えられるので、傾
きの計測および増幅が容易となり、計測精度を高めるこ
とができる。また、当接板上の複数の点について距離を
測定する必要がなくなり、変位センサの数が少なくて済
み、装置のコストを低減できる。
【0010】この発明の好ましい一実施態様において
は、前記変換機構は、当接板に垂直に設けられる揺動軸
を備え、当接板をびん口の天面に当てたときの当接板の
水平面に対する傾きを揺動軸の変位に変えるようにして
いる。この実施態様によれば、揺動軸の長さを長くする
ことにより、揺動軸の変位を大きくとれ、測定精度が高
められる。
【0011】前記揺動軸は、好ましくは先端部が、球面
のように平面形状が円形でありかつ中心から外周方向へ
低く傾斜する凸曲面形状に形成されたものである。特に
変位センサが近接センサの場合は、前記揺動軸の先端部
に前記変位センサが電磁的に感応する金属体を設けると
よい。
【0012】好ましい実施態様では、変位センサは、び
ん口の天面の傾き状態を判別する機能を有しており、例
えば、計測値を所定のしきい値と比較することにより、
びん口の天面の傾き状態について良否判定の結果を出力
する。なお、変位センサには近接センサのような非接触
式のものに限らず、リニアゲージのような接触式のもの
も使用できる。また、揺動軸の先端部は、どのような変
位センサを用いるかによって、それに応じた形状もしく
は構造とすればよく、必ずしも球面に形成したり、球体
を取り付けたりする必要はない。
【0013】
【実施例】図1は、この発明の一実施例であるびんの不
良検査装置の構成を示している。この不良検査装置は、
ガラスびんのびん口について天面の傾斜状態の不良を検
査するもので、前記したスターホイールの各凹部が停止
する複数の検査ステーションのうちのいずれかに設置さ
れている。
【0014】図示例の不良検査装置は、びん口10aの
天面の傾きを検出する傾き検出器20と、検査すべきび
ん10の下面を支持する水平な検査テーブル60と、検
査テーブル60の上方位置で前記傾き検出器20を昇降
可能に支持する昇降支持機構70とから成る。
【0015】前記傾き検出器20は、図2に示すよう
に、昇降支持機構70の下降動作によって検査すべきび
ん10のびん口10aの天面に当てられる当接板21
と、この当接板21を傾動自由な状態で水平に支持する
支持体30と、当接板21をびん口10aの天面に当て
たときの当接板21の水平面に対する傾きを当接板21
に垂直な軸の変位に変える変換機構40と、変換された
変位を検出してびん口10aの天面の傾きを計測する変
位センサ50とを備えている。
【0016】前記当接板21は、ベース部材22の下面
に支持リング23によって保持されている。ベース部材
22の外周面にはねじ部22aが形成され、そのねじ部
22aに固定ナット28をねじ込むことにより当接板2
1がベース部材22に一体に保持される。前記当接板2
1の下面はびん口10aの天面に当てられる当接面21
aとなっている。この当接面21aは少なくともびん口
の外径より大きな径に設定されている。
【0017】ベース部材22の上面の中央部には円形の
取付穴22bが形成されている。この取付穴22bには
滑り部材24が嵌め込まれる。滑り部材24は上面が凸
曲面をなす滑り面24aとなっている。滑り部材24の
内部には上下方向に貫通する軸止め孔24bが形成され
ている。この軸止め孔24bには揺動軸41の基端部が
係合される。揺動軸41の基端面にはねじ穴41aが形
成されており、このねじ孔41aにベース部材22の下
面より挿入されたボルト25がねじ込まれ、滑り部材2
4と揺動軸41とがベース部材22に一体に固定されて
いる。揺動軸41の軸芯は、当接板21の当接面21a
に対して垂直である。揺動軸41は滑り部材24の滑り
面24a上へ突出し、当接板21の中心軸c沿いに延び
ている。
【0018】前記ベース部材22は上面の外周部に筒状
壁22cを備えている。前記筒状壁22cの内周面には
ねじ部22dが形成され、このねじ部22dにばね受け
部材25の外周面のねじ部25aがねじ込まれている。
前記ばね受け部材25は前記支持体30の下端部に圧縮
ばね34を介して傾動自由な状態で水平に支持されるも
のである。
【0019】前記支持体30は、上端に連結フランジ3
1aを有する第1の支持筒31と、第1の支持筒31の
下端に連結された第2の支持筒32とを含んでいる。第
2の支持筒32の下端部の外周には前記圧縮ばね34の
下端を支持する支持フランジ32aが形成されている。
また、第2の支持筒32の下端部の内孔には中空の軸受
部材33が嵌め込まれている。この軸受部材33の下面
には、前記滑り部材24の滑り面24aを摺動自由に支
持する凹曲面をなす軸受面33aが形成されている。前
記圧縮ばね34のばね力によって前記滑り部材24の滑
り面24aは軸受部材33の軸受面33aへ押し付けら
れる。
【0020】前記変換機構40は、この実施例では、当
接板21の上面に当接面21aと垂直に設けられた揺動
軸41により構成されている。この揺動軸41は軸受部
材33および第2の支持筒32の内孔を貫通して第1の
支持筒31の内孔へ突出している。当接板21をびん口
10aの天面に当てたときの当接板21の水平面に対す
る傾き(変位)は、揺動軸41の先端部の変位に変えら
れ、揺動軸41の軸長さを当接板21の直径より大きく
設定することにより、揺動軸41の先端部の変位は、当
接板21の傾きに相当する変位より大きくなるように増
幅されることになる。
【0021】前記揺動軸41の先端部には、変位センサ
50としての近接センサが電磁的に感応する金属球より
成る球体42が設けられている。従って、揺動軸41の
先端は前記球体42によって球面となっている。変位セ
ンサ50は、第1の支持筒31の内部に固定部材51に
よって固定されている。変位センサ50の先端のヘッド
部50aは第1の支持筒31の径中心に下方を向いて位
置し、揺動軸41の上端の球体42に対向している。
【0022】揺動軸41の軸芯が変位センサ50の中心
線c上に位置するとき、図4に示すように、前記ヘッド
部50aと球体42との前記中心線cに沿う距離dは最
小となる。これに対して、図3に示すように、揺動軸4
1が下端部を支点として任意の方向へ振れるとき、中心
線cに対して球体42が変位し、前記距離dは次第に大
きくなる。なお、変位センサ50のヘッド部50aは中
心線cに沿って感度が最大であり、変位センサ50の中
心線cが鉛直線と一致するように変位センサ50の位置
および向きが予め調節される。
【0023】この実施例の変位センサ50は高周波発振
型の近接センサであり、図5に示すように、検出コイル
LとコンデンサCから成る共振回路52と、この共振回
路52に接続されて発振動作する発振回路53と、発振
回路53の発振出力を検波する検波回路54と、検波回
路54の検波出力をびん口10aの天面の傾きに換算し
て傾きの計測値をアナログ量で出力する計測データ出力
回路57と、前記検波出力を所定のしきい値と比較する
比較回路55と、比較回路55での比較結果に応じてび
ん口の天面が所定の傾き以上であるかどうかの良否判定
結果を出力する良否データ出力回路56とで構成されて
いる。前記計測データ出力回路57には表示器58が接
続され、この表示器58によって傾きの計測値が確認で
きるようになっている。
【0024】びん口10aの天面が傾斜しておらず、揺
動軸41がいずれの方向にも振れていないとき(図2に
示す状態のとき)、球体42は中心線c上に位置し、ヘ
ッド部50aと球体42との中心線cに沿う距離dは最
小であり、発振回路53の発振出力は所定の振幅とな
る。これに対して、びん口10aの天面が傾斜し、揺動
軸41がいずれかの方向へ振れているとき(図3に示す
状態のとき)、球体42は中心線cから位置ずれし、ヘ
ッド部50aと球体42との中心線cに沿う距離dが大
きくなるので、検出コイルLの損失が減少して発振状態
が変化し、それに伴って発振出力の振幅が小さくなる。
前記比較回路55ではこの振幅としきい値とを比較し、
もし、振幅がしきい値以下であれば、良否データ出力回
路56は、びん口10aの天面が所定の傾き以上の不良
であることを示す良否データを出力する。
【0025】なお、変位センサ50は近接センサに限ら
ず、図6に示すようなリニアゲージを用いることもでき
る。図示のリニアゲージでは、棒状の測定子90がばね
91により球体42の方向へ付勢した状態で保持されて
いる。球体42が中心線cから位置ずれするに従って、
測定子90が下方へ変位する結果、指針92がスケール
93に沿って下方へ移動する。この指針92の移動量が
所定のしきい値を越えたとき、びん口10aの天面が所
定の傾き以上であると判断される。
【0026】図1に戻って、上記した構成の傾き検出器
20は昇降支持機構70によって昇降可能に支持されて
いる。昇降支持機構70は、下端が駆動機構(図示せ
ず。)に連繋されて所定のストロークだけ昇降動作する
駆動軸71と、駆動軸71の所定の高さ位置に固定され
た支持アーム72によって支持される中空のスリーブ7
3と、スリーブ73の内孔に上下動自由に支持された支
え軸74とを有している。前記支え軸74の下端には連
結部材79が取り付けられ、この連結部材79と前記の
第1の支持筒31の連結フランジ31aとを連結するこ
とにより支え軸74の下端に第1の支持筒31が一体に
支持される。
【0027】前記スリーブ73の内孔の上端部には第1
のブッシュ75が、前記支え軸74の下端部には第2の
ブッシュ76が、それぞれ一体に装着されている。第
1、第2の両ブッシュ75,76間に引っ張りばね77
が取り付けられ、前記支え軸74はこのばね77によっ
て吊持されている。図中、80はスリーブ73の昇降動
作を案内するガイド部材であり、前記駆動軸71と平行
に縦設された支柱81の上端部に固定されている。
【0028】前記支え軸74は、ばね77により吊り下
げられた状態のとき、上端部と下端部との所定長さがス
リーブ73の上下端より突出する。支え軸74の上端部
にストッパ78が、ガイド部材80の上面にはストッパ
78が突き当たるゴムリング82が、それぞれ取り付け
てあり、これにより支え軸74が下降し得る下限位置が
定められる。なお、支え軸74が上昇し得る上限位置は
前記連結部材79とスリーブ73の下端とによって定め
られる。
【0029】上記したびんの不良検査装置において、検
査すべきびん10はその下面が検査テーブル60上に支
持される。昇降支持機構70の下降動作によって傾き検
出器20が下降し、当接板21がびん口10aの天面に
当てられる。もし、びん口10aの天面が傾いていなけ
れば、当接板21は水平状態であって揺動軸41は鉛直
線上に位置し、球体42は変位しない。
【0030】びん口10aの天面が傾いていると、傾き
検出器20の下降により当接板21がびん口10aの天
面に当ったとき、びん口10aの天面の傾きの方向およ
び大きさに応じて当接板21が傾く。当接板21が傾く
と、揺動軸41が振れ、中心線cに対して揺動軸41の
先端の球体42が変位するので、その変位が変位センサ
50によって検出され、びん口10aの天面の傾きが計
測されるとともに、傾きが所定の傾き以上のとき、変位
センサ50は傾き不良である旨の良否データを出力す
る。
【0031】
【発明の効果】この発明によると、当接板の水平面に対
する傾きが当接板に垂直な軸の変位に変えられるので、
びん口の天面の傾きの計測および増幅が容易となり、計
測精度を高めることができる。また、当接板上の複数の
点について距離の測定を行う必要がなくなり、変位セン
サの数が少なくて済み、装置のコストが低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例にかかるびんの不良検査装
置の全体構成を示す断面図である。
【図2】傾き検出器の構成を示す断面図である。
【図3】傾斜しているびん口の天面を検査している状態
を示す傾き検出器の断面図である。
【図4】変位センサに対する球体の変位を示す説明図で
ある。
【図5】近接センサの構成を示すブロック図である。
【図6】変位センサの他の実施例を示す説明図である。
【図7】製びん機から箱詰装置に至るびんの搬送経路を
示す平面図である。
【図8】不良品の外観を示す正面図である。
【符号の説明】
20 傾き検出器 21 当接板 30 支持体 40 変換機構 41 揺動軸 42 球体 60 検査テーブル 70 昇降支持機構
フロントページの続き Fターム(参考) 2F069 AA78 BB32 CC03 DD30 GG02 GG06 GG14 GG62 HH07 LL06 LL13 MM04 MM21 MM26 PP02

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 びん口の天面の傾斜状態の不良を検査す
    るびんの不良検査装置であって、びん口の天面の傾きを
    検出する傾き検出器と、びんを支持する水平な検査テー
    ブルと、検査テーブルの上方位置で前記傾き検出器を昇
    降可能に支持する昇降支持機構とから成り、前記傾き検
    出器は、昇降支持機構の下降動作によってびん口の天面
    に当てられる当接板と、この当接板を傾動自由な状態で
    水平に支持する支持体と、当接板をびん口の天面に当て
    たときの当接板の水平面に対する傾きを当接板に垂直な
    軸の変位に変える変換機構と、前記変位を検出してびん
    口の天面の傾きを計測する変位センサとを備えて成るび
    んの不良検査装置。
  2. 【請求項2】 前記変換機構は、当接板に垂直に設けら
    れる揺動軸を備え、当接板をびん口の天面に当てたとき
    の当接板の水平面に対する傾きを揺動軸の変位に変える
    ようにした請求項1に記載されたびんの不良検査装置。
  3. 【請求項3】 前記揺動軸の先端部は、球面のように平
    面形状が円形でありかつ中心から外周方向へ低く傾斜す
    る凸曲面形状に形成されている請求項2に記載されたび
    んの不良検査装置。
  4. 【請求項4】 前記揺動軸の先端部に前記変位センサが
    電磁的に感応する金属体が設けられている請求項2また
    は3に記載されたびんの不良検査装置。
  5. 【請求項5】 前記変位センサは、びん口の天面の傾き
    状態を判別する機能を有している請求項1または4に記
    載されたびんの不良検査装置。
  6. 【請求項6】 前記変位センサは、近接センサである請
    求項1,4,5のいずれかに記載されたびんの不良検査
    装置。
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