JP2003277935A - プラズマ処理方法、クリーニング判断システム、クリーニングレシピ選択システム、プログラムおよび情報記憶媒体 - Google Patents

プラズマ処理方法、クリーニング判断システム、クリーニングレシピ選択システム、プログラムおよび情報記憶媒体

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JP2003277935A
JP2003277935A JP2002075693A JP2002075693A JP2003277935A JP 2003277935 A JP2003277935 A JP 2003277935A JP 2002075693 A JP2002075693 A JP 2002075693A JP 2002075693 A JP2002075693 A JP 2002075693A JP 2003277935 A JP2003277935 A JP 2003277935A
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JP
Japan
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cleaning
contamination
plasma processing
recipe
processing chamber
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English (en)
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Atsushi Denda
敦 傳田
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Seiko Epson Corp
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Seiko Epson Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 汚れ度合いに応じてクリーニングを施すこと
ができるプラズマ処理方法、クリーニング判断システ
ム、クリーニングレシピ選択システム、プログラムおよ
び情報記憶媒体を提供する。 【解決手段】 プラズマ処理方法は、プラズマ処理室1
0内の汚れ度合いを検出する工程と、汚れ度合いと、ク
リーニングを実行すべきかどうかの判断基準とに基づい
て、クリーニングを実行するか否かを判断する工程と、
を含む。クリーニングを実行すべきと判断した場合に
は、汚れ度合いに基づいて、クリーニングレシピの中か
ら、クリーニング時に適用すべきクリーニングレシピを
選択する工程と、選択されたクリーニングレシピにした
がって、前記プラズマ処理室のクリーニングを実行する
工程とを、さらに含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラズマ処理方
法、クリーニング判断システム、クリーニングレシピ選
択システム、プログラムおよび情報記憶媒体に関する。
【0002】
【背景技術および発明が解決しようとする課題】プラズ
マ処理装置の処理室で、ウエハに対してプラズマ処理を
した場合、反応生成物(ポリマー)が発生し、その反応
生成物が処理室の内壁に付着する。具体的には、プラズ
マエッチング処理の場合には被エッチング材とエッチン
グガスとの反応生成物が処理室の内壁に付着する。プラ
ズマ成膜処理の場合には、ガス同士やウエハの被成膜面
との反応生成物である堆積材が処理室の内壁に付着した
りする。
【0003】このため、ウエハに対してプラズマ処理を
した後、一般に、処理室をクリーニングしている。
【0004】本発明の目的は、汚れ度合いに応じてクリ
ーニングを施すことができるプラズマ処理方法、クリー
ニング判断システム、クリーニングレシピ選択システ
ム、プログラムおよび情報記憶媒体を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】1.プラズマ処理方法 本発明のプラズマ処理方法は、プラズマ処理室内の汚れ
度合いを検出する工程と、前記汚れ度合いと、クリーニ
ングを実行すべきかどうかの判断基準とに基づいて、ク
リーニングを実行するか否かを判断する工程と、を含
み、クリーニングを実行すべきと判断した場合には、前
記汚れ度合いに基づいて、クリーニングレシピの中か
ら、クリーニング時に適用すべきクリーニングレシピを
選択する工程と、選択されたクリーニングレシピにした
がって、前記プラズマ処理室のクリーニングを実行する
工程とを含む。
【0006】本発明によれば、処理室内の汚れ度合い
と、クリーニングを実行すべきかどうかの判断基準とに
基づきクリーニングを実行するか否かを判断しているた
め、クリーニングをすべき適切な時期を容易に判断する
ことができる。したがって、クリーニングを行う必要が
ないのにクリーニングを実施するのを確実に回避するこ
とができ、スループットの向上を図ることができる。逆
に、クリーニングをする必要があるにもかかわらず、ク
リーニングをしないようなことを確実に回避することが
できるため、良好なプラズマ処理を実現することがで
き、歩留まりの向上を図ることができる。
【0007】クリーニングレシピは、クリーニング時間
のみ異なるクリーニングレシピを準備してもよいが、ガ
ス流量、処理圧力、RFパワー等が異なるクリーニング
レシピを準備(登録)することにより、実処理中に生成
する生成物に適したクリーニング処理が可能になる。
【0008】さらに、本発明によれば、処理室内の汚れ
度合いに基づいてクリーニング時に適用するクリーニン
グレシピを選択しているため、汚れ度合い(反応生成物
の量)に応じたクリーニングレシピにより、処理室内の
クリーニングをすることができる。したがって、過不足
がないクリーニングを実現できる。
【0009】本発明では、クリーニング時に適用すべき
クリーニングレシピの選択は、クリーニングレシピを選
択するための判断基準と、前記汚れ度合いに基づいて行
われることができる。
【0010】本発明においては、前記汚れ度合いを検出
する工程では、前記プラズマ処理中に前記プラズマ処理
室の光透過性の内壁を介してプラズマの発光強度を検出
することができる。汚れ度合いと、プラズマ処理室の内
壁を介して検出した光の発光強度は、相関性を有する。
このため、その光の発光強度の検出は、汚れ度合いの検
出を意味する。このため、これによれば、容易に汚れ度
合いを検出することができ、クリーニングをすべき適切
な時期をより容易に判断することができる。
【0011】2.クリーニング判断システム 本発明のクリーニング判断システムは、プラズマ処理室
のクリーニングを実行すべきかどうかの判断基準を記憶
した記憶部と、検出したプラズマ処理室内の汚れ度合い
と、前記記憶部から読み出した前記判断基準とに基づい
て、クリーニングを実行するか否かを判断する判断部
と、を含む。
【0012】本発明によれば、処理室内の汚れ度合い
と、クリーニングを実行すべきかどうかの判断基準とに
基づきクリーニングを実行するか否かを判断しているた
め、クリーニングをすべき適切な時期を容易に判断する
ことができる。
【0013】本発明では、前記記憶部には、プラズマ処
理の種類に応じた判断基準が記憶されていることができ
る。プラズマ処理の種類に応じて、汚れ度合いの許容量
が異なる。このため、プラズマ処理の種類に応じた判断
基準を設けることで、プラズマ処理の種類に応じたクリ
ーニング実行不実行の判断を行うことができる。
【0014】3.クリーニングレシピ選択システム 本発明のクリーニングレシピ選択システムは、検出した
プラズマ処理室内の汚れ度合いに基づいて、クリーニン
グレシピの中から、クリーニング時に適用すべきクリー
ニングレシピを選択する選択部を含む。
【0015】本発明によれば、検出したプラズマ処理室
内の汚れ度合いに基づいて、クリーニングレシピを選択
している。このため、汚れ度合い(反応生成物の量)に
応じたクリーニングレシピにより、処理室内のクリーニ
ングをすることができる。したがって、過不足がないク
リーニングを実現できる。
【0016】本発明では、前記汚れ度合いに基づいて、
クリーニングレシピの中から、クリーニング時に適用す
べきクリーニングレシピを選択するための判断基準を記
憶する記憶部をさらに含み、前記選択部は、前記汚れ度
合いと、前記記憶部から読み出された判断基準とに基づ
いて、適用すべきクリーニングレシピを選択することが
できる。これによれば、クリーニングレシピの選択をよ
り容易に行うことができる。
【0017】クリーニングレシピは、クリーニング時間
のみ異なるクリーニングレシピを準備してもよいが、ガ
ス流量、処理圧力、RFパワー等が異なるクリーニング
レシピを準備(登録)することにより、実処理中に生成
する生成物に適したクリーニング処理が可能になる。
【0018】本発明では、前記記憶部には、プラズマ処
理の種類に応じた判断基準が記憶されていることができ
る。プラズマ処理の種類に応じて、プラズマ処理の特性
が安定する汚れ度合いも異なる。このため、プラズマ処
理の種類に応じた判断基準を設けることで、プラズマ処
理に応じた適切な条件で、クリーニングを実行すること
ができる。
【0019】4.プログラム 4.1 第1のプログラム 本発明の第1のプログラムは、プラズマ処理室のクリー
ニングを実行すべきかどうかの判断基準を記憶した記憶
部と、検出したプラズマ処理室内の汚れ度合いと、前記
記憶部から読み出した前記判断基準とに基づいて、クリ
ーニングを実行するか否かを判断する判断部として、コ
ンピュータを実行させるためのプログラムである。
【0020】4.2 第2のプログラム 本発明の第2のプログラムは、クリーニング時に適用す
べきクリーニングレシピを選択するための判断基準を記
憶した記憶部と、検出したプラズマ処理室内の汚れ度合
いと、前記記憶部から読み出した前記判断基準とに基づ
いて、クリーニングレシピの中から、クリーニング時に
適用すべきクリーニングレシピを選択する選択部とし
て、コンピュータを実行させるためのプログラムであ
る。
【0021】4.3 第3のプログラム 本発明の第3のプログラムは、検出したプラズマ処理室
内の汚れ度合いに基づいて、クリーニングレシピの中か
ら、クリーニング時に適用すべきクリーニングレシピを
選択する選択部として、コンピュータを実行させるため
のプログラムである。
【0022】5.情報記憶媒体 本発明の情報記憶媒体は、コンピュータ読み取り可能な
情報記憶媒体であって、本発明のプログラムを記憶して
いる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
について、図面を参照しながら説明する。
【0024】1.プラズマ処理装置 図1は、実施の形態に係るプラズマ処理装置の機能ブロ
ック図である。図2は、実施の形態に係るプラズマ処理
装置を具体的に示す図である。
【0025】プラズマ処理装置100は、プラズマ処理
を行う処理室10を含む。そして、プラズマ処理装置1
00は、さらに、プラズマの発光強度を検出するための
光検出器20と、コンピュータ30と、クリーニング制
御手段40とを含む。
【0026】このプラズマ処理装置100によるプラズ
マ実処理は、所定の記憶領域(たとえば記憶部36)に
記憶された表1の条件にしたがって行われる。
【0027】
【表1】
【0028】処理室10には、図2に示すように、覗き
窓12が設けられている。そして、覗き窓12と光検出
器20との間には、光ファイバ60が設けられている。
光検出器20は、プラズマ実処理中に、覗き窓12およ
び光ファイバ60を介して、プラズマ中の光の発光強度
を検出するためのものである。
【0029】コンピュータ30は、図1に示すように、
記憶部36と、クリーニング要不要判断部32と、クリ
ーニングレシピ選択部34とを含む。
【0030】記憶部36は、第1判断基準36aと、第
2判断基準36bとが記憶されている。なお、第1判断
基準36aと第2判断基準36bとは、それぞれ異なる
記憶部に記憶されていてもよい。第1判断基準36a
は、各プラズマ実処理の種類に対応した、クリーニング
を実行すべきか否かの判断基準である(表2参照)。第
2判断基準は、各プラズマ実処理の種類に対応した、ク
リーニングレシピを選択する際の判断基準である(表3
参照)。記憶部36の機能は、RAMやROMなどのハ
ードウエアにより実現できる。
【0031】
【表2】
【0032】
【表3】
【0033】クリーニング要不要判断部32は、第1判
断基準36aと検出した光の発光強度とに基づき、クリ
ーニングを実行するか否かを判断するものである。クリ
ーニング要不要判断部32の機能は、各種プロセッサ
(CPU、DSP等)又はASIC(ゲートアレイ等)
などのハードウエアや、プログラムにより実現される。
【0034】クリーニングレシピ選択部34は、第2判
断基準36bと検出した光の発光強度とに基づき、クリ
ーニング時に適用すべきクリーニングレシピを選択する
ものである。クリーニングレシピ選択部34の機能は、
各種プロセッサ(CPU、DSP等)又はASIC(ゲ
ートアレイ等)などのハードウエアや、プログラムによ
り実現される。
【0035】情報記憶媒体(コンピュータにより読み取
り可能な記録媒体)50は、プログラムなどを格納する
ものであり、その機能は、光ディスク(CD、DV
D)、光磁気ディスク(MO)、磁気ディスク、ハード
ディスク、磁気テープ、あるいはメモリ(ROM)など
のハードウエアにより実現できる。クリーニング要不要
判断部32とクリーニング選択部34とは、この情報記
憶媒体50に格納されるプログラム(データ)に基づい
て本実施形態の種々の処理(判断、選択)を行う。すな
わち、情報記憶媒体50には、本実施形態のクリーニン
グ要不要判断部32とクリーニング選択部34としてコ
ンピュータを実行させるためのプログラム(各部をコン
ピュータに実現させるためのプログラム)が記憶(記
録、格納)される。
【0036】プラズマを生成するための手段は、図2に
示すように、平行平板型のプラズマ生成手段とすること
ができる。たとえば、電極14に高周波電圧を印加し、
処理室10を接地して放電させることにより、ガスが導
入された平行平板間にプラズマを生成することができ
る。なお、プラズマ生成手段は、プラズマを生成するこ
とができれば特に限定されず、マイクロ波励起型のプラ
ズマ生成手段であってもよい。また、図2に示すよう
に、処理室の側方に電磁コイル50を設け、磁界を発生
する機構を設けてもよい。
【0037】なお、クリーニング要不要判断部32とク
リーニングレシピ選択部34としてコンピュータを実行
させるためのプログラム(データ)は、ホスト装置(サ
ーバー)が有する情報記憶媒体からネットワーク及び通
信部を介して情報記憶媒体50に配信するようにしても
よい。このようなホスト装置(サーバー)の情報記憶媒
体の使用も本発明の範囲内に含まれる。
【0038】クリーニング要不要判断部32およびクリ
ーニングレシピ選択部34は、そのすべてを、ハードウ
エアのみにより実現してもよいし、情報記憶媒体に格納
されるプログラムや通信インターフェースを介して配信
されるプログラムにより実現してもよい。あるいは、ハ
ードウエアとプログラムにより実現してもよい。
【0039】2.プラズマ処理 図3〜図5を参照して、プラズマ処理方法を説明する。
図3は、プラズマ実処理時を模式的に示す図である。図
4は、クリーニング時を模式的に示す図である。図5
は、プラズマ処理のフロチャートである。
【0040】まず、図3に示すように、電極14の上に
ウエハ70を載置する。
【0041】次に、処理室10内のウエハ70に対し
て、プラズマ実処理(たとえばエッチング処理、成膜処
理、アッシング処理)を施す(図5のステップ1)。具
体的には、反応ガスを導入するとともに、電極14に高
周波電力を印加することによってプラズマを発生させ
て、ウエハに対してプラズマ実処理する。このプラズマ
実処理は、所定の記憶領域に記憶された表1の条件にし
たがって行われる。
【0042】この際、プラズマ内で発生した光の発光強
度を、処理室10の覗き窓12を介して、光ファイバ6
0に導入し、光検出器(たとえばフォトマルなどの光電
素子)20により検出する。なお、光の発光強度を検出
する時点は、所定の記憶領域に記憶された表1の検出タ
イミングthにしたがって行うことができる。なお、検
出タイミングthは、図8に示すように、発光強度が安
定した領域に設定することができる。また、発光強度
は、プラズマ処理中の平均の値をとってもよい。
【0043】次に、検出した光の発光強度に基づいて、
クリーニングすべきかどうかの判断を行う(図5のステ
ップ2)。具体的には、次のように、クリーニングすべ
きかどうかの判断を行う。
【0044】実行中のプラズマ実処理に対応する第1判
断基準36a(表2参照)を記憶部36より読み出す。
そして、クリーニング要不要判断部32により、その第
1判断基準と、検出された発光強度とに基づき、クリー
ニングをすべきか否かを決定する。具体的には、プラズ
マ実処理1を例にとると、プラズマ実処理1に対応する
第1判断基準を読み出す。そして、図5のステップ2に
示すように、発光強度xが、比較強度a1より小さい場
合には、クリーニングをすべきと判断され、発光強度x
が比較強度a1と同じかまたは大きければクリーニング
は不要と判断される。
【0045】クリーニングが不要と判断された場合に
は、次のプラズマ実処理が進められる。一方、クリーニ
ングすべきと判断された場合には、さらに、クリーニン
グ時に適用すべきクリーニングレシピを選択する図5の
ステップ3〜5に進む。
【0046】クリーニングをすべきと判断した場合に
は、クリーニングレシピの選択は、具体的には次のよう
に行う。
【0047】実行中のプラズマ実処理に対応する第2判
断基準36b(表3参照)を記憶部36より読み出す。
そして、クリーニングレシピ選択部34により、その第
2判断基準と、検出された発光強度とに基づき、クリー
ニングレシピを選択する。具体的には、プラズマ実処理
1を例にとると、プラズマ実処理1に対応する第2判断
基準を読み出す。そして、図5のステップ3に示すよう
に、発光強度xが比較強度a2以上、比較強度a1未満
である場合にはクリーニングレシピ1を選択し(図5の
ステップ4)、発光強度xが比較強度a2未満である場
合にはクリーニングレシピ2を選択する(図5のステッ
プ5)。クリーニングレシピの条件(表4参照)は、所
定の記憶領域(たとえば記憶部36)に記憶されてい
る。なお、クリーニングレシピに含まれる条件として
は、たとえば、クリーニング時間、クリーニングガス流
量、処理圧力、パワー(たとえばRFパワー)を挙げる
ことができる。
【0048】
【表4】
【0049】なお、クリーニングガス流量が大きいほ
ど、クリーニング強度は大きい。また、化学的手法によ
るクリーニングの場合、処理圧力を大きくすることによ
りガスの密度が高くなり、クリーニング強度を高めるこ
とができる。物理的手法によるクリーニングの場合は、
パワー(たとえばRFパワー)を高めたり、圧力を下げ
たりすることによりクリーニング強度を高めることがで
きる。
【0050】次に、選択したクリーニングレシピの条件
(表4参照)をクリーニング制御手段40に設定する。
プラズマ実処理が終了した後、このクリーニング制御手
段40によって、クリーニング手段を制御し、処理室1
0のクリーニングを行う(図5のステップ6)。このク
リーニング手段は、プラズマ処理のためのプラズマ生成
手段を兼用できる。なお、クリーニング手段を、プラズ
マ処理のためのプラズマ生成手段とは別途設けてもよ
い。クリーニングは、1ステップで行ってもよく、また
は、複数ステップで行ってもよい。
【0051】なお、必要に応じて、クリーニング中の発
光強度を検出して、図5に示すように、検出されたプラ
ズマ発光強度と、第1判断基準とに基づいて、さらにク
リーニングが必要かどうか判断してもよい。そして、ク
リーニングが必要であると判断した場合には、適切なク
リーニングレシピを選択して、再度クリーニングを施す
ことができる。
【0052】3 発光強度と汚れ度合いの相関性 処理室10の内壁に付着した反応生成物の量(汚れ度合
い)と、処理室の内壁を通過した光の発光強度とは、相
関性をもつ。その理由を説明する。
【0053】処理室10の内壁に付着した反応生成物の
量が多いと、その分だけ、プラズマ光が処理室10の内
壁付近で、図6に示すように、反応生成物80によって
吸収されたりする。このため、処理室10の内壁に付着
した反応生成物の量が多いと、その分だけ、光検出器2
0により検出される光の強度は弱くなる。その結果、処
理室10の内壁を通過した光の発光強度と、処理室10
の内壁に付着した反応生成物の量とは相関性を有する。
したがって、処理室10の内壁を通過した光の発光強度
を検出することは、処理室の内壁の汚れ度合いを検出し
たことになる。
【0054】4 作用効果 以下、このプラズマ処理方法の作用効果を説明する。
【0055】(1)このプラズマ処理方法によれば、処
理室の内壁を通過した発光強度と、第1判断基準とに基
づき、クリーニングすべきかどうか決定している。した
がって、クリーニングをすべき適切な時期を容易に判断
することができる。これにより、クリーニングをする必
要がないにもかかわらずクリーニングを実行することを
確実に回避することができるため、スループットの向上
を図ることができる。また、逆に、クリーニングをする
必要があるにもかかわらず、クリーニングをしないよう
なことを確実に回避することができるため、良好なプラ
ズマ処理を実現することができ、歩留まりの向上を図る
ことができる。
【0056】(2)このプラズマ処理方法によれば、汚
れ度合いに基づいてクリーニングレシピを決定してい
る。このため、汚れ度合い(反応生成物の量)に応じた
クリーニングレシピにより、処理室内のクリーニングを
することができる。したがって、過不足がないクリーニ
ングを実現できる。このため、クリーニングを余計にす
るのを回避できるため、クリーニング時間の短縮を図る
ことができる。また、クリーニングが足らないというこ
とも防ぐことができるため、処理室を大気開放してクリ
ーニングする頻度も減らすことができる。
【0057】また、汚れ度合いに応じたクリーニングレ
シピにより、処理室内のクリーニングをすることができ
ることから、各クリーニング工程後における反応生成物
の量(汚れ度合い)を一定に近づけることができる。プ
ラズマ処理特性は、処理室10の内壁に付着した反応生
成物の量に影響を受けるところ、その汚れ度合いを一定
に近づけることができることから、処理特性(エッチン
グ特性、成膜特性)の安定化を図ることができる。
【0058】なお、処理室の内壁に付着した反応生成物
をすべて完全に取り去ることも考えられる。しかし、そ
の反応生成物をすべて取り去った場合には、逆にウエハ
に対するプラズマ処理特性が悪くなる場合がある。すな
わち、プラズマ処理特性をよくするためには、ある程度
の反応生成物が処理室10の内壁に付着している必要が
ある。これは、プラズマ処理時に、その反応生成物も何
らかの寄与をしているためだと考えられる。
【0059】(3)プラズマ処理の種類に応じて、汚れ
度合いの許容量が異なる。このため、プラズマ処理の種
類に応じた第1判断基準を設けることで、プラズマ処理
の種類に応じたクリーニング実行不実行の判断を行うこ
とができる。
【0060】(4)プラズマ処理の種類に応じて、プラ
ズマ処理の特性が安定する汚れ度合いも異なる。このた
め、プラズマ処理の種類に応じた第2判断基準を設ける
ことで、プラズマ処理に応じた適切なクリーニングを実
行することができる。
【0061】(5)プラズマ処理が、プラズマエッチン
グの場合には、たとえば次の効果を有する。反応生成物
の量が一定になるようなクリーニングレシピを選択する
ことにより、各プラズマエッチング処理工程間の処理室
の内壁に付着した反応生成物の量を一定にできる。した
がって、各プラズマエッチング処理間において、終点判
定をするために測定される光の波高値のプロファイルを
一定にできる。したがって、このプラズマエッチング処
理において、終点検出を安定化することができる。
【0062】5 比較例 クリーニング条件を固定してクリーニングする場合があ
る。この場合、次の問題点がある。
【0063】(1)一律に固定した条件でクリーニング
する場合には、クリーニングを過剰に施してしまうこと
がある。このため、余計なクリーニングの分だけ、クリ
ーニング時間が長くなってしまう。また、逆に、クリー
ニングが足りない場合もあり、その場合には、クリーニ
ングした後であっても、処理室の内壁に付着した反応生
成物が過剰に残存してしまうため、処理室を大気開放し
てクリーニングを施す頻度が高くなる。
【0064】(2)クリーニング条件を固定してクリー
ニングを行うと、クリーニング後、処理室の内壁の汚れ
度合いが異なることとなる。また、プラズマ処理の特性
は、処理室の汚れ度合いに影響を受ける。このため、ウ
エハの処理枚数が増えるにつれて、プラズマ処理特性が
変化してしまい、ウエハに対する処理工程間のプラズマ
処理特性にばらつきが生じる。
【0065】(3)クリーニング条件を固定してクリー
ニングを行うと、各プラズマエッチング処理工程ごと
に、処理室の汚れ度合いが異なってしまう。同一のプラ
ズマエッチング処理工程であっても、処理室の汚れ度合
いが異なると、図7に示すように、各プラズマエッチン
グ処理(a)〜(c)間において、終点判定に用いられ
る光の強度の波高値のプロファイルは異なってしまう。
すなわち、汚れ度合いが大きい状態でプラズマエッチン
グ処理を施すほど、検出される光の強度は小さくなって
いく(処理(c)が最も発光強度が小さい)。このた
め、プラズマエッチング処理の際に、終点判定をし難い
という問題がある。
【0066】6.変形例 (1)発光強度検出に関する変形例 a)上述の実施の形態においては、ウエハ70に対する
プラズマ処理中に、汚れ度合いを測定した。しかし、こ
れに限定されず、プラズマ処理したウエハ70を取りだ
した後に、処理室10内にウエハがない状態でプラズマ
を立てて、汚れ度合いを測定してもよい。
【0067】b)プラズマ処理装置100がプラズマエ
ッチング処理装置である場合には、光検出器20は、エ
ッチングの終点判定のために用いられる光の検出器を兼
用することができる。
【0068】c)検出される光に関しては、光学フィル
タによって、所定の波長を有する光のみ取りだし、取り
出された光を光検出器20により検出してもよい。
【0069】(2)クリーニングに関する変形例 a)プラズマ処理装置100がプラズマ成膜装置の場合
には、プラズマ成膜するためのプラズマ生成手段を、ク
リーニング手段として兼用させることができる。この
際、クリーニング時に導入するガスは、反応生成物をエ
ッチングする特性を有するガスである必要がある。
【0070】b)クリーニングすべきかどうかの判断お
よびクリーニングレシピの選択は、プラズマ実処理中に
行ってもよいし、プラズマ実処理後に行ってもよい。
【0071】c)1つの実処理につき、選択され得るク
リーニングレシピは、2つに限定されず、3つ以上であ
ってもよい。
【0072】(3)処理室に関する変形例 処理室10自体が光透過性を有する材質(たとえば石
英)から構成される場合には、覗き窓12は不要であ
る。
【0073】(4)汚れの検出は、汚れ検出エントリに
登録された汚れ検出レシピを用いることができる(表5
〜表7参照)。このエントリ方式によれば、汚れ検出エ
ントリを登録すれば、汚れ検出レシピが指定され、既に
検出レシピが登録されていれば、手間を省くことができ
る。また、登録データを少なくすることができる。ま
た、検出レシピを複数の実処理で利用すれば、データ量
がさらに少なくて済む。
【0074】
【表5】
【0075】
【表6】
【0076】
【表7】
【0077】(5)クリーニング判定に用いる発光強度
検出は、処理スタート又はRFパワー印加からの時間を
設定する構成とすることができる。または、検出期間を
設定し、その検出期間の発光強度の平均をとり、判断基
準と照合する構成としてもよい。
【0078】なお、本発明は上述した実施の形態に限定
されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変
形実施が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態に係るプラズマ処理装置の機能ブロ
ック図である。
【図2】プラズマ処理装置を模式的に示す図である。
【図3】プラズマ実処理時を模式的に示す図である。
【図4】クリーニング時を模式的に示す図である。
【図5】プラズマ処理方法のフロチャートである。
【図6】処理室の汚れを模式的に示す図である。
【図7】作用効果を説明するための図である。
【図8】発光強度の検出タイミングを説明するための図
である。
【符号の説明】
10 処理室 12 覗き窓 14 電極 20 光検出器 30 コンピュータ 32 クリーニング要不要判断部 34 クリーニングレシピ選択部 36 記憶部 36a 第1判断基準 36b 第2判断基準 40 クリーニング制御手段 50 電磁コイル 60 光ファイバ 70 ウエハ 100 プラズマ処理装置

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラズマ処理室内の汚れ度合いを検出
    する工程と、 前記汚れ度合いと、クリーニングを実行すべきかどうか
    の判断基準とに基づいて、クリーニングを実行するか否
    かを判断する工程と、を含み、 クリーニングを実行すべきと判断した場合には、 前記汚れ度合いに基づいて、クリーニングレシピの中か
    ら、クリーニング時に適用すべきクリーニングレシピを
    選択する工程と、 選択されたクリーニングレシピにしたがって、前記プラ
    ズマ処理室のクリーニングを実行する工程とを含む、プ
    ラズマ処理方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 クリーニング時に適用すべきクリーニングレシピの選択
    は、クリーニングレシピを選択するための判断基準と、
    前記汚れ度合いに基づいて行われる、プラズマ処理方
    法。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、 前記汚れ度合いを検出する工程では、前記プラズマ処理
    中に前記プラズマ処理室の光透過性の内壁を介してプラ
    ズマの発光強度を検出する、プラズマ処理方法。
  4. 【請求項4】 プラズマ処理室のクリーニングを実行
    すべきかどうかの判断基準を記憶した記憶部と、 検出したプラズマ処理室内の汚れ度合いと、前記記憶部
    から読み出した前記判断基準とに基づいて、クリーニン
    グを実行するか否かを判断する判断部と、を含む、クリ
    ーニング判断システム。
  5. 【請求項5】 請求項4において、 前記記憶部には、プラズマ処理の種類に応じた判断基準
    が記憶されている、クリーニング判断システム。
  6. 【請求項6】 検出したプラズマ処理室内の汚れ度
    合いに基づいて、クリーニングレシピの中から、クリー
    ニング時に適用すべきクリーニングレシピを選択する選
    択部を含む、クリーニングレシピ選択システム。
  7. 【請求項7】 請求項6において、 前記汚れ度合いに基づいて、クリーニングレシピの中か
    ら、クリーニング時に適用すべきクリーニングレシピを
    選択するための判断基準を記憶する記憶部をさらに含
    み、 前記選択部は、前記汚れ度合いと、前記記憶部から読み
    出された判断基準とに基づいて、適用すべきクリーニン
    グレシピを選択する、クリーニングレシピ選択システ
    ム。
  8. 【請求項8】 請求項6または7において、 前記記憶部には、プラズマ処理の種類に応じた判断基準
    が記憶されている、クリーニングレシピ選択システム。
  9. 【請求項9】 プラズマ処理室のクリーニングを実行
    すべきかどうかの判断基準を記憶した記憶部と、 検出したプラズマ処理室内の汚れ度合いと、前記記憶部
    から読み出した前記判断基準とに基づいて、クリーニン
    グを実行するか否かを判断する判断部として、コンピュ
    ータを実行させるためのプログラム。
  10. 【請求項10】 クリーニング時に適用すべきクリー
    ニングレシピを選択するための判断基準を記憶した記憶
    部と、 検出したプラズマ処理室内の汚れ度合いと、前記記憶部
    から読み出した前記判断基準とに基づいて、クリーニン
    グレシピの中から、クリーニング時に適用すべきクリー
    ニングレシピを選択する選択部として、コンピュータを
    実行させるためのプログラム。
  11. 【請求項11】 検出したプラズマ処理室内の汚れ
    度合いに基づいて、クリーニングレシピの中から、クリ
    ーニング時に適用すべきクリーニングレシピを選択する
    選択部として、コンピュータを実行させるためのプログ
    ラム。
  12. 【請求項12】 コンピュータ読み取り可能な情報記
    憶媒体であって、請求項9〜11のいずれかに記載のプ
    ログラムを記憶した情報記憶媒体。
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