JP2003276430A - 車両のウインド・デフロスタ用ノズル - Google Patents

車両のウインド・デフロスタ用ノズル

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康二 赤坂
Masamitsu Shiono
正光 塩野
Hisahiro Isogai
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両のウインド・デフロスタ用ノズルにおい
て,内部の中央導風路及び側部導風路を区画する隔壁の
空気に対する誘導機能を良好にして,ウインド・ガラス
内面の霜・曇り取り領域の均一化を図る。 【解決手段】 一対の隔壁15を,空気入口10から空
気出口11の開口面に対し垂直に且つ各導風路の途中ま
で直線状に延びる一対の直線壁部15aと,これら直線
壁部15aの終端から空気出口11に向かって連続的に
延び,且つ空気出口11側へ行くにつれて末広がり状に
湾曲する一対の湾曲壁部15bとで構成し,中央導風路
13及び両側部導風路14の横断面積を全長に亙り略一
定となると共に,中央導風路13の横断面積を各側部導
風路14のそれより大きくした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,自動車等のウイン
ド・ガラスの内面に発生した霜や曇りを解消すべく,そ
の内面に空気を吹きつける,車両のウインド・デフロス
タ用ノズルに関し,特に,エアコンデショナから温度制
御された空気を供給される空気混合室に連なる空気入
口,並びにウインド・ガラスの内面に向けて開口する空
気出口を両端に有し,且つウインド・ガラスの横幅に沿
う横幅が空気入口から空気出口に向かうにつれて広がる
ような略扇形をなすノズル本体と,このノズル本体内
を,空気入口から空気出口に空気を誘導する中央導風路
及び,この中央導風路の両側に配置されて,同じく空気
入口から空気出口に空気を誘導する一対の側部導風路に
区画する少なくとも一対の隔壁とからなるものゝ改良に
関する。
【0002】
【従来の技術】かゝる車両用ウインドデフロスタのノズ
ルは,例えば特開平10−236153号公報に開示さ
れるように,既に知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のかゝる車両用ウ
インドデフロスタのノズル07には,図5に示すよう
に,一対の隔壁015,015を,その全長に亙り直線
状としながら空気入口110から空気出口111に向か
って末広がりに配置したものと,図6に示すように,一
対の隔壁015,015を,その全長に亙り湾曲させな
がら空気入口110から空気出口111に向かって末広
がり状に配置したものとがある。
【0004】ところが,図5のものでは,空気混合室0
6を出た空気がノズル07の入口110に流入するや否
や両隔壁015,015により直ちに進路を末広がり状
に強制されるため,その空気の一部が隔壁015,01
5の誘導に追従できずに,中央導風路側で隔壁015,
015から剥離し,その下流側のウインド・ガラス1内
面に空気の流れに淀みを生じ,これによりウインド・ガ
ラス1内面の,時間の経過と共に拡大する霜・曇り取り
領域A1 ,A2 の高さがウインド・ガラス1の横幅方向
に沿って不揃いとなる欠点がある。そこで隔壁015,
015の開き角度を小さくして隔壁からの空気の剥離を
抑えようとすると,ウインド・ガラス1の横幅方向に沿
う霜・曇り取り領域が狭くなり,しかも該横幅方向の端
部で霜・曇り取り効果が著しく低下する不都合が生じ
る。
【0005】一方,図6のものでは,隔壁015,01
5からの空気の剥離を防ぐことができるものゝ,ウイン
ド・ガラス1の横幅方向に沿う霜・曇り取り領域は上記
と同様に狭く,該横幅方向の端部で霜・曇り取り効果も
弱いという欠点がる。
【0006】本発明は,かゝる事情に鑑みてなされたも
ので,前記両隔壁の空気に対する誘導機能が良好で,ウ
インド・ガラス1内面の霜・曇り取り領域をその横幅方
向に沿って均一化し得る,前記車両用ウインドデフロス
タのノズルを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に,本発明は,エアコンデショナから温度制御された空
気を供給される空気混合室に連なる空気入口,並びにウ
インド・ガラスの内面に向けて開口する空気出口を両端
に有し,且つウインド・ガラスの横幅に沿う横幅が空気
入口から空気出口に向かうにつれて広がるような略扇形
をなすノズル本体と,このノズル本体内を,空気入口か
ら空気出口に空気を誘導する中央導風路及び,この中央
導風路の両側に配置されて,同じく空気入口から空気出
口に空気を誘導する一対の側部導風路に区画する少なく
とも一対の隔壁とからなる,車両用ウインド・デフロス
タのノズルにおいて,前記一対の隔壁を,前記空気入口
又はその近傍から始まって前記空気出口の開口面に対し
垂直に且つ各導風路の途中まで直線状に延びる一対の直
線壁部と,これら直線壁部の終端から前記空気出口に向
かって連続的に延び,且つ空気出口側へ行くにつれて末
広がり状に湾曲する一対の湾曲壁部とで構成し,前記中
央導風路及び両側部導風路を,それぞれの通風方向に対
して垂直な横断面積が全長に亙り略一定となると共に,
前記中央導風路の横断面積が各側部導風路のそれより大
きくなるように形成したことを第1の特徴とする。
【0008】この第1の特徴によれば,空気混合室から
中央導風路及び両側部導風路に流入した空気は,当初,
平行な直線壁部により空気出口に向かって一斉に整流さ
れ,その後,湾曲壁部により漸次左右に拡張誘導される
ため,上記空気は,湾曲壁部から剥離することなく空気
出口からウインド・ガラスの全幅に亙り噴出して,ウイ
ンド・ガラスの全幅に亙り霜・曇り取り領域の高さの均
一化を図ることができる。特に湾曲壁部は,空気の剥離
が起こり難いことから左右外側方へ大きく湾曲させるこ
とが可能となり,霜・曇り取り領域の両端部でも霜・曇
り取り効果を中央部と同様に高めることができる。
【0009】しかも中央導風路及び両側部導風路の,通
風方向に対して垂直な横断面積が全長に亙り略一定に設
定されることで,各導風路での空気の速度損失を無くし
て,霜・曇り取り効果を高めることができ,その上,中
央導風路の横断面積が各側部導風路のそれより大きく設
定されることで,中央導風路から噴出する空気量が霜・
曇り取り領域の広い中央部に対応することになって,霜
・曇り取り領域の均一化を一層良好にすることができ
る。
【0010】また本発明は,第1の特徴に加えて,前記
空気出口の直前に前記中央導風路及び側部導風路に連通
する共通の空気出口室を形成したことを第2の特徴とす
る。
【0011】この第2の特徴によれば,中央導風路及び
両側部導風路を通過した空気は,入口室で適度に混じり
合ってから空気出口から噴出することになり,中央導風
路及び両側部導風路からの噴出空気相互に境界ができる
ことを防いで,霜・曇り取り領域のむらの発生を抑える
ことができる。
【0012】さらに本発明は,第1又は第2の特徴に加
えて,前記空気入口の直後に前記中央導風路及び側部導
風路に連通する共通の空気入口室を形成したことを第3
の特徴とする。
【0013】この第3の特徴によれば,入口室でも空気
の混合が行われ,空気混合室と協働して空気の混合効果
を高め,中央導風路及び両側部導風路から噴出する空気
温度の均一化をより図ることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を,添付図面
に示す本発明の一実施例に基づいて説明する。
【0015】図1は本発明の車両用ウインドデフロスタ
のノズルの斜視図,図2は図1の2−2線断面図,図3
は図2の3−3線断面図,図4は図3の4−4線断面図
である。
【0016】先ず,図1〜図3において,自動車のフロ
ントウインド・ガラス1の下方に配設されるインストル
メントパネル2にデフロスタ3が取り付けられる。この
デフロスタ3は,エアコンデショナユニット4の送風ダ
クト5が接続される空気混合室6と,この空気混合室6
からの空気を誘導してフロントウインド・ガラス1の内
面に吹きつけるノズル7とから構成され,フロントウイ
ンド・ガラス1の内面に吹きつける空気により,その内
面に発生した霜や曇りを解消するようになっている。
【0017】ノズル7は,空気混合室6の出口に接続さ
れる空気入口10,並びにインストルメントパネル2の
上面に開口してフロントウインド・ガラス1の下部内面
に指向する空気出口11を両端に有し,且つフロントウ
インド・ガラス1の横幅方向(左右方向)に沿う横幅が
空気入口10から空気出口11に向かって拡張するよう
に略扇形をなすノズル本体13を備え,このノズル本体
13内は,左右一対の隔壁15,15により,空気入口
10から空気出口11に向って空気を誘導する中央導風
路13と,この中央導風路13の左右両側に配置され
て,同じく空気入口10から空気出口11に向って空気
を誘導する少なくとも左右一対の側部導風路14,14
とに区画される。
【0018】上記両隔壁15,15の空気入口10側端
部,即ち始端は,空気入口10から内方へ所定距離aだ
け離して配置され,これにより空気入口10直後に,中
央導風路13及び両側部導風路14,14にそれぞれ連
通する共通の入口室16が形成される。また両隔壁1
5,15の空気出口11側端部,即ち終端は,空気出口
11から内方へ所定距離bだけ離して配置され,これに
より空気出口11直前に,中央導風路13及び両側部導
風路14,14にそれぞれ連通する共通の出口室17が
形成される。
【0019】また両隔壁15,15は,それぞれの前記
始端から空気出口11の開口面に対し垂直に且つ各導風
路の途中まで直線状に延びる一対の直線壁部15a,1
5aと,これら直線壁部15a,15aから空気出口1
1に向かって前記終端まで延び,且つ空気出口11側へ
行くにつれて左右に末広がりに湾曲する一対の湾曲壁部
15b,15bとで構成される。
【0020】しかも中央導風路13及び両側部導風路1
4,14の通風方向に対して垂直な横断面形状を空気入
口10から空気出口11に向かって漸次偏平にすること
により,中央導風路13及び両側部導風路14,14の
横断面積は全長に亙り略一定に設定され,同時に中央導
風路13の横断面積は,各側部導風路14,14のそれ
より大きく設定される。
【0021】図2に示すように,ノズル本体13は,そ
の長手方向中間部を空気混合室6等のレイアウトに応じ
て車両の前後方向に適宜屈曲させている。
【0022】中央導風路13には,左右の湾曲壁部15
b,15b間の中央位置に配置されて空気出口11の開
口面に垂直に延びる直線状の1枚又は複数枚の整流壁1
8が設けられる。
【0023】図3及び図4に示すように,ノズル本体1
3は,天井壁20tの左右両側端に外側壁20s,20
sを一体に連ねてなる断面コ字状のチャンネル体20
と,左右一対の隔壁15,15を一体に有してノズル本
体13の開放面を覆う底板21とに分割して,合成樹脂
により成形される。その際,チャンネル体20の左右両
外側壁20s,20sは,各隔壁15,15の直線壁部
15a,15a及び湾曲壁部15b,15bに対応し
て,直線壁部及び湾曲壁部からなるように形成される。
上記ノズル本体13及び底板21は,それらの周縁に形
成されたフランジ22,23を溶着することにより結合
される。
【0024】次に,この実施例の作用について説明す
る。
【0025】エアコンデショナユニット4で温度制御さ
れた霜・曇り取り用の空気が送風ダクト5を通して空気
混合室6に圧送されると,その空気は該室6で混合して
各部の温度が均一化され,更にこの空気はノズル7の空
気入口10から入口室16に移り,こゝでも混合が行わ
れるため,空気温度はより均一化される。そしてこの空
気は,中央導風路13と左右の側部導風路14,14と
に分流し,空気出口11からフロントウインド・ガラス
1の内面に向かって噴出して,その内面に発生した霜や
曇りを解消していき,その霜・曇り取り領域は,時間の
経過につれてA 1 ,A2 へと拡大する。
【0026】ところで,中央導風路13及び両側部導風
路14,14を画成する両隔壁15,15は,前述のよ
うに,それぞれの始端から空気出口11の開口面に対し
垂直に且つ各導風路の途中まで直線状に延びる一対の直
線壁部15a,15aと,これら直線壁部15a,15
aから空気出口11に向かって終端まで延び,且つ空気
出口11側へ行くにつれて左右に末広がり状に湾曲する
一対の湾曲壁部15b,15bとで構成されるので,中
央導風路13及び両側部導風路14,14に流入した空
気は,当初,平行な直線壁部15a,15aにより空気
出口11に向かって一斉に整流され,その後,湾曲壁部
15b,15bにより漸次左右に拡張誘導されるため,
中央導風路13及び両側部導風路14,14の下流を通
過する空気は,湾曲壁部15b,15bからの剥離を起
こすことなく,空気出口11からフロントウインド・ガ
ラス1の左右全幅に亙り噴出することになり,フロント
ウインド・ガラス1の左右全幅に亙り霜・曇り取り領域
1 ,A2 の高さの均一化を図ることができる。特に湾
曲壁部15b,15bは,空気の剥離が起こり難いこと
から左右外側方への湾曲度合を大きくすることが可能と
なり,霜・曇り取り領域A1 ,A2 の左右両端部でも霜
・曇り取り効果を中央部と同様に高めることができ,自
動車のドライバの視界を早期に良好にすることができ
る。
【0027】しかも中央導風路13及び両側部導風路1
4,14の,通風方向に対して垂直な横断面積が全長に
亙り略一定に設定されるので,各導風路13,14,1
4での空気の速度損失を無くして,霜・曇り取り効果を
高めることができ,その上,中央導風路13の横断面積
が各側部導風路14,14のそれより大きく設定される
ので,中央導風路13から噴出する空気量が霜・曇り取
り領域A1 ,A2 の広い中央部に対応することになっ
て,霜・曇り取り領域A1 ,A2 の均一化を一層良好に
することができる。
【0028】また空気出口11の直前には,中央導風路
13及び両側部導風路14,14に共通の出口室17が
設けられるので,中央導風路13及び両側部導風路1
4,14を通過した空気は,入口室16で適度に混じり
合ってから空気出口から噴出することになり,中央導風
路13及び両側部導風路14,14からの噴出空気相互
に境界ができることを防いで,霜・曇り取り領域A1
2 のむらの発生を抑えることができる。
【0029】本発明は,上記実施例に限定されるもので
はなく,その要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更が
可能である。
【0030】
【発明の効果】以上のように本発明によれば,エアコン
デショナから温度制御された空気を供給される空気混合
室に連なる空気入口,並びにウインド・ガラスの内面に
向けて開口する空気出口を両端に有し,且つウインド・
ガラスの横幅に沿う横幅が空気入口から空気出口に向か
うにつれて広がるような略扇形をなすノズル本体と,こ
のノズル本体内を,空気入口から空気出口に空気を誘導
する中央導風路及び,この中央導風路の両側に配置され
て,同じく空気入口から空気出口に空気を誘導する一対
の側部導風路に区画する少なくとも一対の隔壁とからな
る,車両用ウインド・デフロスタのノズルにおいて,前
記一対の隔壁を,前記空気入口又はその近傍から始まっ
て前記空気出口の開口面に対し垂直に且つ各導風路の途
中まで直線状に延びる一対の直線壁部と,これら直線壁
部の終端から前記空気出口に向かって連続的に延び,且
つ空気出口側へ行くにつれて末広がり状に湾曲する一対
の湾曲壁部とで構成し,前記中央導風路及び両側部導風
路を,それぞれの通風方向に対して垂直な横断面積が全
長に亙り略一定となると共に,前記中央導風路の横断面
積が各側部導風路のそれより大きくなるように形成した
ので,空気混合室から中央導風路及び両側部導風路を通
過する空気は湾曲壁部から剥離することなく空気出口か
らウインド・ガラスの全幅に亙り噴出して,ウインド・
ガラスの全幅に亙り霜・曇り取り領域の高さの均一化を
図ることができる。特に湾曲壁部は,空気の剥離が起こ
り難いことから左右外側方へ大きく湾曲させることが可
能となり,霜・曇り取り領域の両端部でも霜・曇り取り
効果を中央部と同様に高めることができる。しかも中央
導風路及び両側部導風路の,通風方向に対して垂直な横
断面積が全長に亙り略一定に設定されることで,各導風
路での空気の速度損失を無くして,霜・曇り取り効果を
高めることができ,その上,中央導風路の横断面積が各
側部導風路のそれより大きく設定されるので,中央導風
路から噴出する空気量が霜・曇り取り領域の広い中央部
に対応することになって,霜・曇り取り領域の均一化を
一層良好にすることができる。
【0031】また本発明の第2の特徴によれば,第1の
特徴に加えて,前記空気出口の直前に前記中央導風路及
び側部導風路に連通する共通の空気出口室を形成したの
で,中央導風路及び両側部導風路からの噴出空気相互に
境界ができることを防いで,霜・曇り取り領域のむらの
発生を抑えることができる。
【0032】さらに本発明の第3の特徴によれば,第1
又は第2の特徴に加えて,前記空気入口の直後に前記中
央導風路及び側部導風路に連通する共通の空気入口室を
形成したので,空気混合室と入口室との協働により空気
の混合効果を高め,中央導風路及び両側部導風路から噴
出する空気温度の均一化をより図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の車両用ウインドデフロスタのノズルの
斜視図
【図2】図1の2−2線断面図
【図3】図2の3−3線断面図
【図4】図3の4−4線断面図
【図5】従来の車両用ウインドデフロスタのノズルの作
用説明図
【図6】従来の別の車両用ウインドデフロスタのノズル
の作用説明図
【符号の説明】
1・・・・・・ウインド・ガラス 2・・・・・・エアコンデショナ 3・・・・・・デフロスタ 6・・・・・・空気混合室 7・・・・・・ノズル 10・・・・・空気入口 11・・・・・空気出口 12・・・・・ノズル本体 13・・・・・中央導風路 14・・・・・側部導風路 15・・・・・隔壁 15a・・・・直線壁部 15b・・・・湾曲壁部 16・・・・・入口室 17・・・・・出口室
フロントページの続き (72)発明者 赤坂 康二 群馬県邑楽郡明和町大輪446−7 森六株 式会社内 (72)発明者 塩野 正光 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 (72)発明者 磯貝 尚弘 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エアコンデショナ(4)から温度制御さ
    れた空気を供給される空気混合室(6)に連なる空気入
    口(10),並びにウインド・ガラス(1)の内面に向
    けて開口する空気出口(11)を両端に有し,且つウイ
    ンド・ガラスの横幅に沿う横幅が空気入口(10)から
    空気出口(11)に向かうにつれて広がるような略扇形
    をなす筒状のノズル本体(12)と,このノズル本体
    (12)内を,空気入口(10)から空気出口(11)
    に空気を誘導する中央導風路(13)及び,この中央導
    風路(13)の両側に配置されて,同じく空気入口(1
    0)から空気出口(11)に空気を誘導する一対の側部
    導風路(14,14)に区画する少なくとも一対の隔壁
    (15,15)とからなる,車両のウインド・デフロス
    タ用ノズルにおいて,前記一対の隔壁(15,15)
    を,前記空気入口(10)又はその近傍から始まって前
    記空気出口(11)の開口面に対し垂直に且つ各導風路
    の途中まで直線状に延びる一対の直線壁部(15a,1
    5a)と,これら直線壁部(15a,15a)の終端か
    ら前記空気出口(11)に向かって連続的に延び,且つ
    空気出口(11)側へ行くにつれて末広がり状に湾曲す
    る一対の湾曲壁部(15b,15b)とで構成し,前記
    中央導風路(13)及び両側部導風路(14,14)
    を,それぞれの通風方向に対して垂直な横断面積が全長
    に亙り略一定となると共に,前記中央導風路(13)の
    横断面積が各側部導風路(14,14)のそれより大き
    くなるように形成したことを特徴とする,車両のウイン
    ド・デフロスタ用ノズル。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の車両のウインド・デフロ
    スタ用ノズルにおいて,前記空気出口(11)の直前に
    前記中央導風路(13)及び側部導風路(14,14)
    に連通する共通の空気出口室(17)を形成したことを
    特徴とする,車両のウインド・デフロスタ用ノズル。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の車両のウインド・
    デフロスタ用ノズルにおいて,前記空気入口(10)の
    直後に前記中央導風路(13)及び側部導風路(14)
    に連通する共通の空気入口室(16)を形成したことを
    特徴とする,車両のウインド・デフロスタ用ノズル。
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Cited By (6)

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KR100683217B1 (ko) 2005-07-05 2007-02-15 현대모비스 주식회사 차량용 제상덕트
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