JP2003276179A - インクジェット式記録装置およびインクカートリッジ - Google Patents

インクジェット式記録装置およびインクカートリッジ

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JP2003276179A
JP2003276179A JP2002084325A JP2002084325A JP2003276179A JP 2003276179 A JP2003276179 A JP 2003276179A JP 2002084325 A JP2002084325 A JP 2002084325A JP 2002084325 A JP2002084325 A JP 2002084325A JP 2003276179 A JP2003276179 A JP 2003276179A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 顔料インクの沈降による記録用紙上の画質の
変化を抑えるインクジェット式記録装置およびインクカ
ートリッジを提供すること。 【解決手段】 主制御部46は、演算部46bによって
演算された記録装置の休止期間と、休止期間を含むイン
ク消費進行に伴う記録濃度の変動要因についての情報と
を用いて、制御判定部46dによって判定された最適な
制御パターンに基づき、ヘッド駆動部50に対し、吐出
駆動制御部49を介して、ヘッド吐出駆動電圧の補正を
行うことにより、インクの沈降による画質の変化を抑え
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばインク色素
が沈降しやすいインクを使用する場合に適したインクジ
ェット式記録装置およびインクカートリッジに関する。
【0002】
【従来の技術】例えばシリアルプリンティング方式のイ
ンクジェット式記録装置は、キャリッジに搭載されて記
録用紙の幅方向に移動しノズル開口部を有する記録ヘッ
ドと、ノズル開口部からインクを吐出させる吐出駆動手
段(例えば、圧電振動子や発熱素子)と、記録データに
応じて吐出駆動手段を制御する吐出制御手段と、記録用
紙をヘッドの移動方向に対して直行する方向に相対的に
移動させる紙送り手段が備えられ、記録ヘッドよりイン
ク滴を吐出させることにより記録用紙に対して記録が行
われる。
【0003】そして、主に家庭用として用いられるこの
種の記録装置においては、装置の小型化および構成の簡
素化を図るために、記録ヘッドにインクを供給するため
のインクカートリッジが、キャリッジに形成されたカー
トリッジホルダに対して着脱可能に装着される構成が採
用されている。一方、例えばオフィス向けもしくは業務
用に提供されるこの種の記録装置においては、大量の印
刷に対応させるために、大容量のインクカートリッジを
配備する必要が生じ、このためにインクカートリッジ
は、装置本体側に配置されたカートリッジホルダに装着
する構成が採用されている。そして、本体側のカートリ
ッジホルダからインク供給チューブを介してキャリッジ
に搭載された記録ヘッドに向けてインクが供給される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、昨今におい
ては印刷の多様化に伴い、顔料分散系のインク(以下、
顔料インクという)が用いられる趨勢にある。この顔料
インクは、色素として顔料が用いられ、この顔料をイン
ク溶媒中に分散させたものである。この顔料インクは、
これを用いた印字物が優れた耐光性、耐水性を有するも
のの、顔料自体が粒子状態でインク溶媒中に分散してい
るため、これを放置した場合には顔料が溶媒中で沈降す
るという問題が発生する。
【0005】このために、記録装置の休止期間が比較的
長期にわたった場合には、顔料の沈降に伴ってインクカ
ートリッジ内のインクは、カートリッジ上部側で顔料濃
度が薄く、カートリッジの下部側で顔料濃度が濃くなる
という濃度むらが発生する。このために、濃度むらを生
じたカートリッジにて印刷を行うと、インクの消費に伴
い顔料濃度の異なるインクが供給されることになり、記
録用紙上の記録濃度が変化してしまうという問題が生じ
る。
【0006】特にインクカートリッジを記録装置の本体
側に着脱可能に装着されるオフキャリッジタイプのイン
クカートリッジを用いる記録装置においては、一旦装着
されたインクカートリッジは装置本体の移動が無い限り
動くことはなく、カートリッジ内部のインクが攪拌さ
れ、濃度むらが解消される効果を期待することはできな
い。また、キャリッジに着脱可能に装着されるオンキャ
リッジタイプのインクカートリッジを用いる記録装置に
おいては、コストの低減および記録用紙の幅方向に広い
印字領域を確保するために印字ヘッドおよびキャリッジ
の小型化が図られ、オンキャリッジタイプのカートリッ
ジも必然的にキャリッジの走査方向のサイズについて、
小型化が図られている。これによって走査運動によるカ
ートリッジ内部のインクの攪拌効果は薄れてしまい、濃
度むらの影響を回避することは逃れられない。
【0007】また、この濃度むらの発生が顕著な場合に
は顔料濃度が大きく異なるインクが次々と印字ヘッドに
供給され、供給されるインクの粘度の変化をももたら
し、規定のヘッド駆動条件では安定に吐出できなくなる
という問題も生じる。
【0008】本発明は、前記した問題点に着目してなさ
れたものであり、例えば顔料インクが用いられ、長期の
休止期間経過後においてインクカートリッジ内において
発生する顔料の沈降作用に基づく前記したような障害の
発生を防止し得るインクジェット式記録装置およびイン
クカートリッジを提供することを目的とするものであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記した目的を達成する
ために成された本発明にかかるインクジェット式記録装
置は、ヘッド駆動部が駆動されることにより記録装置に
向けてインクを吐出する記録ヘッドと、前記記録ヘッド
に対して駆動信号を送る吐出駆動制御部と、前記記録ヘ
ッドに対してインクを供給するインクを有するインクカ
ートリッジが装着されるカートリッジホルダを備えた構
成からなるインクジェット式記録装置であって、記録装
置が休止期間になったときにその休止期間を計測する休
止期間計測部を備え、前記記録ヘッドからインクを吐出
して記録用紙に記録を実行した場合にその記録結果は記
録動作進行に伴うインク消費進行に対して同じ濃度であ
るべきところを、前記インクカートリッジ内のインクの
種類と前記休止期間計測部にて計測された記録装置の休
止期間を含む変動要因に基づいて記録濃度が変化する場
合に、前記変動要因についての情報を用いて決定される
制御パターンに基づいて、前記吐出駆動制御部は、前記
記録ヘッドから吐出されるインクの吐出量を、前記記録
濃度の変化を低減する方向に増減制御するように構成さ
れたものである。
【0010】この場合、一つの好ましい実施の形態とし
ては、前記休止期間計測部において計測された記録装置
の休止期間が、設定期間A未満のときは当該制御の前提
となる休止は無かったと判定し、休止期間が設定期間A
以上のときに当該制御の前提となる休止があったと判定
して、前記制御パターンの決定に用いられるよう設定さ
れている。
【0011】この場合、更に好ましくは、設定期間A以
上の休止期間が2回以上あるときに先の休止期間終了後
から次の休止期間開始までの間の記録実行に伴うインク
消費量をも加味して前記制御パターンが決定されるよう
に設定されている。
【0012】さらに、他の好ましい実施の形態において
は、前記記録ヘッドと、前記吐出駆動制御部と、前記イ
ンクカートリッジホルダと、を備えたインクジェット式
記録装置であって、前記休止期間計測部と、計測された
記録装置の休止期間が設定期間Aより長いか否かを判定
する第1判定部と、前記第1判定部で前記休止期間が設
定期間Aより長いと判定された場合に、今回の休止以前
に期間A以上の休止履歴があるか否かを判定する第2判
定部と、前記第2判定部で期間A以上の休止履歴がない
と判定された場合に、今回の休止期間が設定期間B(た
だしA<Bである)より長いか否かを判定する第3判定
部と、前記第2判定部で期間A以上の休止履歴があると
判定された場合に、前回の休止期間終了後から今回の休
止期間開始までの間の記録実行に伴うインク消費量がX
以上であるか否かを判定する第4判定部とを備え、前記
吐出駆動制御部は、前記記録ヘッドから吐出するインク
吐出量を、前記第3判定部で今回の休止期間が設定期間
Bより長いと判定された場合に制御パターン1、設定期
間Bより短いと判定された場合に制御パターン2、前記
第4判定部で前回の休止期間終了後のインク消費量がX
以上であると判定された場合に制御パターン3、インク
消費量がX未満であると判定された場合に制御パターン
4に基づいて制御するように構成されたものであると共
に、前記制御パターン1乃至4は、記録ヘッドからイン
クを吐出して記録用紙に記録を実行した場合に記録動作
進行に伴うインク消費進行に対して同じ濃度であるべき
記録結果に対して、前記休止期間と前記インクの種類と
前記インク消費量を含む変動要因に基づいて発生する記
録濃度の変化を低減する方向に、前記変動要因について
の情報を用いてそれぞれ決定されるものである。
【0013】前記したいずれの形態においても、前記制
御パターンは、記録用紙の種類についての情報も加味し
て決定されるように設定されていることが望ましい。
【0014】また、前記ヘッド駆動部は圧電振動子で構
成され、前記制御パターンは前記圧電振動子に印加する
駆動電圧を制御するようになっていることが望ましい。
【0015】さらにまた、前記吐出駆動制御部は、前記
制御パターンによる、前記圧電振動子に印加する駆動電
圧を切り替えるタイミングを、前記インクカートリッジ
内のインク残量から決定可能になっている構成が望まし
い。
【0016】前記したいずれの形態においても、前記イ
ンクカートリッジは、インクジェット式記録装置に装着
され、記録ヘッドに対してインクを供給するインクカー
トリッジであって、前記インクカートリッジ内部のイン
クの種類、及び、記録装置の休止期間、又は、インク消
費量から決定される記録濃度の変化情報を記憶する情報
記憶部を備えている構成が望ましい。
【0017】本発明によれば、前記した構成のインクジ
ェット式記録装置によると、吐出駆動制御部は、休止期
間計測部が計測した記録装置の休止期間と前記インクカ
ートリッジ内のインクの種類を含む変動要因に基づいて
記録濃度が変化する場合に、記録ヘッドから吐出される
インクの吐出量を適切な制御パターンに基づいて増減制
御し、記録濃度の変化を効果的に低減させることができ
る。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。
【0019】図1は、本発明によるインクジェット式記
録装置の第1の実施形態の概略斜視図である。図1およ
び図2に示すように、本実施の形態のインクジェット式
記録装置は筐体3と、黒インクカートリッジ1およびカ
ラーインクカートリッジ2が載置されるキャリッジ11
とを備えている。
【0020】図1に示すように、筐体3の上面には、操
作パネル4が設けられている。この場合、操作パネル4
には、電源スイッチ5、インクカートリッジ交換指令ス
イッチ6、黒インククリーニング指令スイッチ7、カラ
ーインククリーニング指令スイッチ8、黒インクインク
エンド表示器9およびカラーインクインクエンド表示器
10が設けられている。
【0021】図2に示すように、キャリッジ11は、タ
イミングベルト12を介してキャリッジ駆動モータ13
に接続されると共に、ガイド部材14に摺動可能に支持
されている。ガイド部材14は、プラテン15と平行に
配置されている。これにより、キャリッジ11はプラテ
ン15に平行に往復移動可能となっている。この移動方
向は主走査方向と呼ばれる。
【0022】キャリッジ11の下方面には、黒インクを
吐出するための複数のノズル開口が配列された黒インク
用記録ヘッド17と、イエロー、マゼンタおよびシアン
の3色のカラーインクをそれぞれ吐出するための複数の
ノズル開口が配列されたカラーインク用記録ヘッド18
とが設けられている。
【0023】黒インク用記録ヘッド17およびカラーイ
ンク用記録ヘッド18が対向する面には、記録紙などの
記録媒体16が、主走査方向と直行する方向に移動可能
に支持されている。この方向は副走査方向と呼ばれる。
【0024】記録ヘッド17および18の非印刷領域の
一部(図2の右側領域)には、キャッピングユニット1
9が配置されている。キャッピングユニット19は、黒
インク用記録ヘッド17のノズル開口を封止するキャッ
プ20aと、カラーインク用記録ヘッド18のノズル開
口を各色毎に封止するキャップ20b〜20dとを有し
ている。
【0025】この場合、これらのキャップ20a〜20
dは、同一のスライダ21に搭載されており、モータ等
によって駆動される4連構成のポンプユニット23a〜
23dにチューブ(図示せず)を介してそれぞれ接続さ
れている。これにより、各キャップ20a〜20dは独
立に負圧の供給を受けて、対応する記録ヘッド17およ
び18の各色毎のノズル開口からインクを吸引する、す
なわちクリーニング処理を行うようになっている。
【0026】図3は、黒インクカートリッジ1の斜視図
である。図3に示すように、黒インクカートリッジ1
は、黒インクを収容するインク室1aを有しており、イ
ンク室1aと黒インク用記録ヘッド17のインク連通路
17aとを接続可能なインク供給口26が底面25に設
けられている。また当該底面25には、電気的に書き換
え可能なメモリ装置である情報記憶部27(半導体記憶
手段)が設けられている。また、情報記憶部27へのア
クセスのための電気接点33も、底面25に設けられて
いる。インク室1aには、フォーム材に浸透していない
態様で黒色の顔料インクが収納されている。
【0027】この場合、情報記憶部27は、当該インク
室1a中に収容されている黒インクに関して、例えば図
5乃至図8に示すような、カートリッジ内部のインクに
関する休止期間に対するインク消費進行に伴う記録濃度
変化の情報を記憶している。
【0028】図5は、インクカートリッジ内のインク消
費が比較的少ない状態において、記録装置が休止状態に
陥った場合、休止終了後の印字におけるインク消費進行
に伴う記録濃度変化を示したものである。休止終了後の
印字において、インク消費初期は沈降を生じて色材の濃
度が規定より高いインクが供給され、記録濃度は規定よ
りも高くなる。インク消費進行に伴い、休止期間後のイ
ンク消費初期よりも薄いインクが供給され始め、最終的
には規定の色材濃度よりも低いインクが供給され、必然
的に記録濃度は規定よりも低くなる。また、休止期間が
長いと、記録濃度の変化率が大きくなり、記録濃度変化
幅が拡大する。
【0029】図6は、インク消費がある程度進んだ状態
において、記録装置が休止状態に陥った場合におけるイ
ンク消費進行に伴う記録濃度変化を示したものである。
休止終了後の印字において、インク消費初期は図5と同
様に沈降を生じて色材の濃度が規定より高いインクが供
給され、記録濃度は規定よりも高くなる。インク消費進
行に伴い、休止期間後のインク消費初期よりも薄いイン
クが供給され始め、最終的には図5と同様に記録濃度は
規定よりも低くなる。
【0030】図7は、記録装置の休止状態が複数回に渡
って行われた場合におけるインク消費進行に伴う記録濃
度変化を示したものである。1回目の休止期間が長かっ
た場合、休止終了後の印字において、インク消費初期は
沈降を生じて色材の濃度が規定よりも高いインクが供給
され、記録濃度は規定よりも高くなる。ここで、ある程
度のインク消費があった場合には、インク消費進行に伴
い図5および図6と同様に記録濃度が規定の記録濃度よ
りも低くなり、そこで記録装置が2回目の短い休止状態
に陥った状態では、2回目の休止終了後の印字におい
て、休止直前よりは高い記録濃度を示すが、規定記録濃
度を上回る印字とはならない。この挙動は、インクカー
トリッジ内部の色材濃度は1回目の休止後の印字時に規
定の色材濃度よりも高いインクが供給されたため、イン
クカートリッジ内部にある色材の総量は、既に、規定の
記録濃度でインク消費が進行した場合よりも下回ってい
るためである。しかし、記録装置の1回目の休止から2
回目の休止までの消費インク量が少ない場合には、図8
に示すように、2回目の休止後の印字開始時には、一旦
記録濃度は1回目の休止直前よりも高くなるが、インク
消費進行に伴い記録濃度は低下し、記録濃度の底部は、
図7の場合と比べて更に低くなる。
【0031】一方、図4は、カラーインクカートリッジ
2の斜視図である。図4に示すように、カラーインクカ
ートリッジ2は、カラーインクとしてのイエロー、マゼ
ンタ、シアンの各インクを個別に収容するインク室2
a、2b、2cを有しており、各インク室2a、2b、
2cとカラーインク用記録ヘッド18のインク連絡通路
18aとを接続可能なインク供給口29〜31が、底面
28に設けられている。また、当該底面28には、電気
的に書き換え可能なメモリ装置である情報記憶部32
(半導体記憶手段)が設けられている。また、情報記憶
部32へのアクセスのための電気接点34も、底面28
に設けられている。インク室2a〜2cには、フォーム
材に浸透されていない態様で各色のインクが収容されて
いる。
【0032】この場合、情報記憶部32は、当該インク
室2a〜2cに収容されているそれぞれのカラーインク
に関して、記録濃度記憶情報、例えば図5乃至図8に示
すような、カートリッジ内部のインクに関する休止期間
に対するインク消費進行に伴う記録濃度変化の情報を、
ブラックインクと同様に記憶している。
【0033】この記録濃度情報は、インクカートリッジ
内のインクの種類、あるいは粒径等の物性により、記録
濃度の変化幅および変化様態が異なるため、各色それぞ
れについて、情報を持つことが好ましい。
【0034】図9は、図3および図4に示す各カートリ
ッジ1および2が装着されるヘッドホルダ35を示す斜
視図である。図9に示すように、ヘッドホルダ35に
は、各カートリッジ1および2の電気接点33および3
4と電気的に接触可能な電気接点36および37が設け
られている。これらの電気接点36および37は、情報
記憶部27および32に記憶された情報を読取る情報取
得部38および39にそれぞれ接続されている。情報取
得部38および39は、フレキシブルケーブル40によ
って、記憶装置本体の制御装置41(図2参照)に接続
されている。
【0035】情報記憶部27および32は、書き込みで
きない読取り専用の記憶手段であってもよい。あるい
は、これらが書き込み可能な手段である場合、情報読取
部38および39は、情報記憶部27および32に対す
る書き込み機能を有していてもよい。
【0036】図10は、制御装置41の概略ブロック図
である。図10に示すように、キャリッジ11の各イン
クカートリッジ1、2が対向する位置に押圧スイッチ4
3、44がそれぞれ設けられている。各押圧スイッチ4
3、44は、インクカートリッジ設置判定部42に接続
され、各インクカートリッジ1、2が設置(交換)され
たか否かが判定されるようになっている。
【0037】キャリッジモータ制御部45は、主制御部
46からの制御を受けて、キャリッジ11をプラテン1
5と平行に移動させるようになっている。
【0038】吸引制御部47は、主制御部46による制
御を受けて、キャリッジモータ制御部45を介して記録
ヘッド17および18のノズル開口をキャッピングユニ
ット19によって封止させると共に、ポンプ駆動部48
を介して各吸引ポンプ23a〜23dの吸引力や吸引時
間を制御するようになっている。
【0039】吐出駆動制御部(印字・フラッシング制御
部)49は、ホスト(図示せず)からの記録データに基
づいてヘッド駆動部50を駆動させ、記録ヘッド17お
よび18のノズル開口からインク滴を適宜に吐出させて
印字を実行するようになっている。さらに、インクの増
粘の程度等に応じてヘッド駆動部50を駆動させ、記録
ヘッド17および18のノズル開口部分のインクを微振
動させてフラッシング処理を実行するようになってい
る。
【0040】主制御部46は、ホスト(図示せず)から
の記録データ等に基づいて、キャリッジモータ制御部4
5、吐出駆動制御部(印字・フラッシング制御部)49
および吸引制御部47を制御するようになっている。ま
た、主制御部46は、現在時点を認識する時計機能部4
6aに接続されている。時計機能部46aは、独自に時
計機能を有していても良いが、通常はホストから時計情
報を得るようになっている。
【0041】ここで、本実施の形態の主制御部46は、
インクカートリッジ設置判定部42が黒インクカートリ
ッジ1が設置されたことを判定した場合、新しい黒イン
クカートリッジ1の情報記憶部27に記憶された情報、
すなわち、当該インクカートリッジ1の記録濃度情報
を、情報読取部38を介して取得して、記憶部46cに
記憶するようになっている。
【0042】そして、主制御部46は、時計機能部46
aを利用して、前回の黒インク吐出時に関する情報を取
得し、記憶部46cに記憶するようになっている。そし
て、主制御部46に設けられた演算部46bが、取得さ
れた前回のインク吐出時点からの経過時間(記録装置の
休止期間)を演算するようになっている。
【0043】そして、主制御部46は、演算部46bに
よって演算された経過時間に応じて、制御判定部46d
によって判定された最適な制御パターンに基づき、ヘッ
ド駆動部50に対し、吐出駆動制御部49を介して、ヘ
ッド吐出駆動電圧の補正を行う。
【0044】図11は、ヘッド吐出駆動電圧の補正制御
パターンの一例を示したフローチャートである。印字指
令が主制御部46に与えられた場合(ステップ60)、
主制御部46は、制御判定部46d中に設けられた第1
判定部において、演算部46bが演算した前回の印字動
作からの経過時間、つまり記録装置の休止期間が設定期
間A以上であるか否かを判定する(ステップ61)。
【0045】ここで、休止期間が短い場合(No)は、
主制御部46は、電圧の補正を行わず、印字動作へ移行
するように判定を行う(ステップ69)。設定期間Aの
具体的な値としては、1ヶ月を好適に用いることが出来
る。
【0046】記録装置の休止期間が設定期間A以上であ
る場合(Yes)、主制御部46は、制御判定部46d
中に設けられた第2判定部において、今回の休止状態以
前に設定期間A以上の休止履歴があるか否かを判定する
(ステップ62)。
【0047】ここで、今回の休止状態以前に設定期間A
以上の休止期間が無かった場合(No)は、主制御部4
6は、制御判定部46d中に設けられた第3判定部にお
いて、現在の休止期間が設定期間Bより長いか否かを判
定する(ステップ63)。この場合の設定期間Bは設定
期間Aよりも大きな値であり、現在の休止期間が比較的
短いものなのか、長期に渡っているものなのかを判定す
る。
【0048】第3判定部において、主制御部46は、設
定期間B以上である場合(Yes)は、図12における
制御パターン1に示すような駆動電圧の補正を行う(ス
テップ64)。設定期間B未満である場合、つまり設定
期間A以上の休止期間ではあるが、設定期間Bまでには
達していない場合(No)は、主制御部46は、図12
における制御パターン2に示すような駆動電圧の補正を
行う(ステップ65)。設定期間Bの具体的な値として
は、3ヶ月を好適に用いることができる。
【0049】また、第2判定部において、今回の休止状
態以前に設定期間A以上の休止履歴がある場合(ステッ
プ62にてYes)は、主制御部46は、制御判定部4
6d中に設けられた第4判定部において、前回の休止期
間終了後から今回の休止期間開始までの間の記録実行に
伴うインク消費量がX以上であるか否かを判定する(ス
テップ66)。
【0050】ここで、主制御部46は、インクの消費量
がX以上である場合(Yes)は、図12における駆動
電圧の制御パターン3に示すような制御電圧の変更を行
う(ステップ67)。逆に、インク消費量がX未満であ
る場合(No)には、主制御部46は、図12における
制御パターン4に示すような駆動電圧の補正を行う(ス
テップ68)。Xの具体的な値としては、インクカート
リッジ内のインク総量の1/2が好適に用いられる。
【0051】ここまでに記したように、記録装置の現在
の休止期間が設定期間A以上の場合は、主制御部46に
より、インクカートリッジ内部のインクに関する休止期
間に対するインク消費進行に伴うそれぞれの記録濃度変
化に応じた駆動電圧の補正が行われ、それが終了次第、
印字動作に移行する(ステップ69)。
【0052】また、インクカートリッジ内部のインクに
関する休止期間に対するインク消費進行に伴う記録濃度
変化は、記録に用いられる記録用紙の種類によってその
変化幅及び変化様態が異なるため、主制御部46は、そ
れぞれの記録用紙に適した制御パターンにて制御を行う
ことが望ましい。
【0053】図12は、駆動電圧の補正形態の一例を示
したものである。これは図5乃至図8に示した、情報記
憶部32(半導体記憶手段)から得られる記録濃度情報
において、記録濃度の高いインク消費区間では駆動電圧
を下げるような補正を行い、逆に記録濃度の低いインク
消費区間では駆動電圧が上がるような補正を行うことが
可能である。
【0054】また、駆動電圧の切り替えるタイミングと
なるI1〜I4は、図5乃至図8に示した場合のよう
に、休止期間が生じた後インクカートリッジ内のインク
を全て使い切った場合には記録濃度変化が消費したイン
ク量の半分を中心にほぼ点対称となるため、カートリッ
ジ内のインク残量から計算して等間隔にI1〜I4の値
を設定することが望ましい。
【0055】設定電圧V1および設定電圧V2は、記録
濃度情報から得られた記録濃度変化幅から、変化幅の大
きいインクの場合は沈降を生じやすいインクと判断して
設定電圧V2になるよう大きな電圧補正を掛け、変化幅
の小さいインクの場合は沈降を生じにくいインクと判断
して設定電圧V1になるように小さな電圧補正を掛ける
ことによって、種類の異なる複数のインクに対して記録
濃度変化を極力抑えることができる。
【0056】これにより、記録濃度の高い部分では圧電
振動子の駆動電圧を下げることによりインクの吐出量が
減少し、それに伴い記録濃度も低下し、適正な記録濃度
に補正される。逆に、記録濃度の低い部分では、圧電振
動子の駆動電圧を上げることによりインクの吐出量が増
加し、それに伴い記録濃度も上昇し、適正な記録濃度に
補正される。よって、いずれの場合においても、記録濃
度の変化を極力抑えることが可能になる。
【0057】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
かかるインクジェット式記録装置およびインクカートリ
ッジによると、印字ヘッドの駆動条件を変化させること
によって記録用紙上の記録濃度の変化を極力おさえるこ
とが可能となり、インク色素が沈降を生じやすいインク
を使用する場合に発生する問題を効果的に解消すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるインクジェット式記録装置の実施
の形態を示す概略見取り図である。
【図2】図1の装置内部の印字機構を示す概略構成図。
【図3】黒インクカートリッジの一例を示す概略斜視
図。
【図4】3色カラーインクカートリッジの一例を示す概
略斜視図。
【図5】記録濃度情報記憶部に与える消費インク量と記
録濃度の関係の一例を示したグラフ。
【図6】記録濃度情報記憶部に与える消費インク量と記
録濃度の関係の一例を示したグラフ。
【図7】記録濃度情報記憶部に与える消費インク量と記
録濃度の関係の一例を示したグラフ。
【図8】記録濃度情報記憶部に与える消費インク量と記
録濃度の関係の一例を示したグラフ。
【図9】インクカートリッジが装着されるホルダの一例
を示す概略斜視図。
【図10】図1の装置の制御系を示す概略ブロック図。
【図11】記録ヘッドに対する駆動電圧の制御判定の一
例を示したフローチャート。
【図12】記録ヘッドの駆動電圧の補正形態の一例を示
したグラフ。
【符号の説明】
1 黒インクカートリッジ 2 カラーインクカートリッジ 3 筐体 4 操作パネル 5 電源スイッチ 11 キャリッジ 12 タイミングベルト 13 キャリッジ駆動モータ 14 ガイド部材 15 プラテン 16 記録媒体 17 黒インク用記録ヘッド 17a インク連通路 18 カラーインク用記録ヘッド 18a インク連通路 19 キャッピングユニット 20a〜20d、20e、20g キャップ 21 スライダ 23a〜23d、23e、23g 吸引ポンプ 27、32 情報記憶部 33、34 電気接点 35 ヘッドホルダ 38、39 情報読取部 40 フレキシブルケーブル 41 制御装置 42 インクカートリッジ設置判定部 43、44 押圧スイッチ 45 キャリッジモータ制御部 46 主制御部 46a 時計機能部 46b 演算部 46c 記憶部 46d 制御判定部(第1乃至第4判定部) 47 吸引制御部 48 ポンプ駆動部 49 吐出駆動制御部 50 ヘッド駆動部 60〜69 制御ステップ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ヘッド駆動部が駆動されることにより記録
    用紙に向けてインクを吐出する記録ヘッドと、 前記ヘッド駆動部にインク吐出のための駆動信号を送る
    吐出駆動制御部と、 前記記録ヘッドに供給するインクを有するインクカート
    リッジが装着されるカートリッジホルダと、を備えたイ
    ンクジェット式記録装置であって、 記録装置が休止状態になったときにその休止期間を計測
    する休止期間計測部を備え、 前記吐出駆動制御部は、記録ヘッドからインクを吐出し
    て記録用紙に記録を実行した場合にその記録結果は記録
    動作進行に伴うインク消費進行に対して同じ濃度である
    べきところを、前記インクの種類と前記休止期間を含む
    変動要因に基づいて記録濃度が変化する場合に、前記変
    動要因についての情報を用いて決定される制御パターン
    に基づいて、前記記録ヘッドから吐出されるインクの吐
    出量を、前記記録濃度の変化を低減する方向に増減制御
    するように構成されていることを特徴とするインクジェ
    ット式記録装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、計測された休止期間が
    設定期間A未満のときは当該制御部の前提となる休止は
    無かったと判定し、休止期間がA以上のときに当該制御
    の前提となる休止があったと判定して前記制御パターン
    の決定に用いられるように設定されていることを特徴と
    するインクジェット式記録装置。
  3. 【請求項3】請求項2において、設定期間A以上の休止
    期間が2回以上あるときに先の休止期間終了後から次の
    休止期間開始までの間の記録実行に伴うインク消費量を
    も加味して前記制御パターンが決定されるように設定さ
    れていることを特徴とするインクジェット式記録装置。
  4. 【請求項4】ヘッド駆動部が駆動されることにより記録
    用紙に向けてインクを吐出する記録ヘッドと、 前記ヘッド駆動部にインク吐出のための駆動信号を送る
    吐出駆動制御部と、 前記記録ヘッドに供給するインクを有するインクカート
    リッジが装着されるカートリッジホルダと、を備えたイ
    ンクジェット式記録装置であって、 記録装置が休止状態になったときにその休止期間を計測
    する休止期間計測部と、 計測された前記休止期間が設定期間Aより長いか否かを
    判定する第1判定部と、 前記第1判定部で前記休止期間が設定期間Aより長いと
    判定された場合に、今回の休止以前に期間A以上の休止
    履歴があるか否かを判定する第2判定部と、 前記第2判定部で期間A以上の休止履歴がないと判定さ
    れた場合に、今回の休止期間が設定期間B(ただしA<
    Bである)より長いか否かを判定する第3判定部と、 前記第2判定部で期間A以上の休止履歴があると判定さ
    れた場合に、前回の休止期間終了後から今回の休止期間
    開始までの間の記録実行に伴うインク消費量がX以上で
    あるか否かを判定する第4判定部とを備え、 前記吐出駆動制御部は、前記記録ヘッドから吐出するイ
    ンク吐出量を、前記第3判定部で今回の休止期間が設定
    期間Bより長いと判定された場合に制御パターン1、設
    定期間Bより短いと判定された場合に制御パターン2、
    前記第4判定部で前回の休止期間終了後のインク消費量
    がX以上であると判定された場合に、制御パターン3、
    インク消費量がX未満であると判定された場合に制御パ
    ターン4に基づいて制御するように構成されていると共
    に、 前記制御パターン1乃至制御パターン4は、記録ヘッド
    からインクを吐出して記録用紙に記録を実行した場合に
    記録動作進行に伴うインク消費進行に対して同じ濃度で
    あるべき記録結果に対して、前記休止期間と前記インク
    の種類と前記インク消費量を含む変動要因に基づいて発
    生する記録濃度の変化を低減する方向に、前記変動要因
    についての情報を用いてそれぞれ決定されるものである
    ことを特徴とするインクジェット式記録装置。
  5. 【請求項5】請求項1から4のいずれか1項において、
    前記制御パターンは、記録用紙の種類についての情報も
    加味して決定されるように設定されていることを特徴と
    するインクジェット式記録装置。
  6. 【請求項6】請求項1から5のいずれか1項において、
    前記ヘッド駆動部は圧電振動子で構成され、前記制御パ
    ターンは前記圧電振動子に印加する駆動電圧を制御する
    ことを特徴とするインクジェット式記録装置。
  7. 【請求項7】請求項6において、前記吐出駆動制御部
    は、前記制御パターンによる、前記圧電振動子に印加す
    る駆動電圧を切り替えるタイミングを、前記インクカー
    トリッジ内のインク残量から決定可能に構成されている
    ことを特徴とするインクジェット式記録装置。
  8. 【請求項8】インク吐出のための駆動信号に基づいて記
    録用紙にインクを吐出する記録ヘッドを備えた記録装置
    内のホルダに装着され、前記記録ヘッドにインクを供給
    するインクカートリッジであって、 前記インクの種類、及び、前記記録装置が休止状態とな
    ったときの時間である休止期間、又は、前回の休止期間
    終了後から今回の休止期間開始までの間の記録実行に伴
    うインク消費量から決定される記録濃度の変化情報を記
    憶する情報記憶部を備えていることを特徴とするインク
    カートリッジ。
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