JP2003275544A - スパイラル型膜エレメント及びその製造方法 - Google Patents
スパイラル型膜エレメント及びその製造方法Info
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Abstract
材の固着の作業性が良好で、膜や流路材の挿入作業も容
易なスパイラル型膜エレメント、及びその製造方法を提
供する。 【解決手段】 対向する膜1の供給側に供給側流路材2
を介在させ、対向する膜1の透過側に透過側流路材4を
介在させた積層体を有孔の中空管5にスパイラル状に巻
回してあり、供給側流路と透過側流路とが直接連通しな
いための封止構造A1,A2を備えるスパイラル型膜エ
レメントにおいて、前記封止構造のうち前記中空管5の
周囲の封止部A2が、その中空管5と前記膜1との間に
弾性体6を介在してなることを特徴とする。
Description
あるいは気体)中に存在する特定成分を分離する分離操
作、または液体への気体溶解もしくは液体からの気体放
散といった気液接触操作などに用いられるスパイラル型
膜エレメント及びその製造方法に関する。詳しくは中空
管の周囲の膜との間の封止部の改良に関するものであ
る。
枚の膜の透過側に透過側流路材を介在させて袋状に3辺
を封止した1組みの積層体(膜リーフ)を有孔の中空管
に接続し、接続した積層体を供給側流路材を介在させつ
つスパイラル状に巻回した構造が知られていた。また、
透過側の流路長を短くすべく、複数組みの積層体(膜リ
ーフ)を用いたものも知られている。
給側に供給側流路材を介在させ、対向する膜の透過側に
透過側流路材を介在させた積層体を有孔の中空管にスパ
イラル状に巻回してあり、供給側流路と透過側流路とが
直接連通しないための封止構造を備えるものが一般的で
ある。より具体的には、供給側流路材を膜の分離層側に
挟み込んだ二つ折り膜リーフ及びこれに隣接する透過側
流路材とからなる膜素材群の単数あるいは複数の積層体
を、有孔の中空管の周りに巻き付けたものが既に公知で
ある(例えば米国特許3,417,870号等)。
いて、上記の封止構造として図5に示すような中空管5
の周囲の封止部Bが重要となる。即ち、積層体を中空管
5の周りに巻回すると、膜1と中空管5との間に隙間
(三角巣等)が生じるため、巻回後の工程で当該隙間部
分にエポキシ樹脂、ウレタン樹脂等の接着剤を塗布し
て、硬化等させることで封止部Bを形成する必要があっ
た。
うな従来のスパイラル型膜エレメントの製造方法では、
次のような種々の問題があった。即ち、(1)流動性の
接着剤を塗布するための塗布工程が必要になり、作業工
程が増える、生産効率が低下する、(2)塗布した接着
剤が完全硬化するまでに数十時間要するため、次の工程
に進むのに長い待ち時間が必要になる、(3)空隙部分
の表面だけの塗布であり、シール性の確保という面では
信頼性が薄い、などの問題がある。なお、シール性の低
下は、分離膜の性能上、透過液の汚染や阻止率の低下な
どを生じさせる。
封止部を形成するための接着剤の塗布工程や硬化の待ち
時間を不要にでき、しかも膜と中空管との間の封止部の
シール性が良好なスパイラル型膜エレメント、及びその
製造方法を提供することにある。
本発明により達成できる。即ち、本発明のスパイラル型
膜エレメントは、対向する膜の供給側に供給側流路材を
介在させ、対向する膜の透過側に透過側流路材を介在さ
せた積層体を有孔の中空管にスパイラル状に巻回してあ
り、供給側流路と透過側流路とが直接連通しないための
封止構造を備えるスパイラル型膜エレメントにおいて、
前記封止構造のうち前記中空管の周囲の封止部が、その
中空管と前記膜との間に弾性体を介在してなることを特
徴とする。
の発泡体を含むことが好ましい。
の製造方法は、有孔の中空管の周囲の封止部を形成する
位置に弾性体を配置する工程と、対向する膜の供給側に
供給側流路材を対向する膜の透過側に透過側流路材を各
々介在させた積層体を形成する工程と、この積層体を前
記中空管に巻回する工程と、その中空管と前記膜との間
で前記弾性体を配置させて中空管の周囲に封止部を形成
する工程と、供給側流路と透過側流路とが直接連通しな
いためのその他の封止構造を形成する工程とを有するこ
とを特徴とする。ここで、その他の封止構造を形成する
工程とは、膜同士などの各部材間の封止を行う工程を指
し、この工程は複数に分けて行ってもよく、各工程は何
れの段階で行ってもよい。
に、熱可塑性樹脂の発泡体を基材とする粘着テープを前
記中空管の周囲に巻回することが好ましい。
メントによると、中空管の周囲の封止部が中空管と膜と
の間に弾性体を介在してなるため、当該封止部を形成す
るための接着剤の塗布工程や硬化の待ち時間を不要にす
ることができる。また、弾性体を配置してあるため、適
度な変形が生じ、中空管と膜との間の間隙を小さくして
封止部のシール性を高めることができる。更に、中空管
と膜との間に弾性体を介在させるため、弾性体の面積を
大きくしてシール面積を大きくすることで、封止部のシ
ール性を高めることができる。
を含む場合、発泡体のため変形を大きくして、中空管と
膜との間の間隙をより小さくすることで、封止によるシ
ール性を更に高めることができる。
の周囲の封止部を形成する位置に弾性体を配置して中空
管の周囲の封止部を形成するため、当該封止部を形成す
るための接着剤の塗布工程や硬化の待ち時間を不要にす
ることができる。また、弾性体を用いているため、適度
な変形が生じ、中空管と膜との間の間隙を小さくして封
止部のシール性を高めることができる。更に、予め中空
管の周囲に弾性体を配置するため、弾性体の面積を大き
くしてシール面積を大きくすることで、シール性を高め
ることができる。
性樹脂の発泡体を基材とする粘着テープを前記中空管の
周囲に巻回する場合、粘着テープを用いるため巻回する
だけで中空管の周囲に弾性体を容易に配置することがで
き、その基材が発泡体のため変形を大きくして、中空管
と膜との間の間隙をより小さくすることで、封止による
シール性を更に高めることができる。
て、図面を参照しながら説明する。図1(a)〜図3
(b)は、本発明のスパイラル型膜エレメントの製造方
法の一例を模式的に示す工程図である。まず、本発明の
製造方法について説明する。
うに、有孔の中空管5の周囲の封止部A2を形成する位
置に弾性体6を配置する工程を有する。封止部A2の形
成位置は、膜1の幅に応じて決定され、膜1の両端が配
置される位置の付近となる。
も使用でき、例えば金属、繊維強化プラスチック、プラ
スチックまたはセラミックスなどからなる、有孔の中空
管であればよい。孔5aの形状、大きさ、位置、個数な
ども膜種類などに応じて、従来公知のものがいずれも採
用できる。但し、弾性体6との接着性を高める上で、繊
維強化プラスチック、プラスチックが好ましい。
性エラストマー、熱可塑性樹脂、もしくは熱硬化性樹脂
の部分硬化物、ゴムの部分架橋物、又はそれらの発泡体
などが挙げられるが、熱可塑性樹脂の発泡体を含むもの
が好ましい。特に、熱可塑性樹脂の発泡体を基材とする
粘着テープ(両面テープを含む)を用いて、中空管5の
周囲にそれを巻回することで、弾性体6を配置するのが
好ましい。 粘着テープを用いる場合、10〜500K
Paの圧力で1〜数十回分巻付けるのが好ましい。ま
た、粘着テープの粘着剤としては、アクリル系、ゴム
系、シリコーン系の粘着剤などが何れも使用できるが、
アクリル系粘着剤が好ましい。
好ましく、0.1〜10mmがより好ましい。弾性体6
の厚みが小さすぎると、中空管と膜との間の間隙を小さ
くする効果が少なくなる傾向があり、厚みが大きすぎる
と、弾性体6の変形が大きくなり、有効膜面積の減少や
膜の変形などが生じる傾向がある。
が好ましく、10〜50mmがより好ましい。弾性体6
の幅が小さすぎると、シール性が不十分となる傾向があ
り、弾性体6の幅が大きすぎると、透過側流路が狭くな
り、また有効膜面積の減少する傾向がある。
うに、対向する膜1の供給側に供給側流路材2を対向す
る膜の透過側に透過側流路材4を各々介在させた積層体
S2を形成する工程を有する。本実施形態では、複数の
透過側流路材4の一端部を多孔シート10に所定間隔で
固着し、固着された透過側流路材4の間に膜1及び供給
側流路材2を挿入して積層体S2を形成する例を示す。
上の圧力損失を有する多孔質膜又は非多孔質膜であれば
よく、具体的には、精密濾過膜、限外濾過膜、ナノ濾過
膜、逆浸透膜、イオン交換膜、気体分離膜、透析膜、な
どが挙げられる。膜の材質としては、ポリプロピレン、
ポリエチレン等のポリオレフィン、ポリスルホン、ポリ
エーテルスルホン、ポリスチレン、ポリアクリロニトリ
ル、酢酸セルロース、ポリアミド、ポリイミド、フッ素
樹脂等の高分子膜を用いることができる。
エレメントとして従来公知の供給側流路材が何れも使用
でき、ネット、メッシュ、線材織物、繊維織物、不織
布、溝付きシート、波形シートなど何れでもよい。ま
た、その材質もポリプロピレン、ポリエチレン、ポリエ
チレンテレフタレート(PET)、ポリアミド等の樹脂
の他、天然高分子、ゴム、金属など何れでもよい。但
し、分離操作等の際に流路材からの溶出が問題となる場
合、それを考慮して材質を選択するのが好ましい。
mm以下であることが好ましく、供給側流路材2の厚み
方向における空隙率は10%以上95%以下であること
が好ましい。また、供給側流路材2がネット状である場
合、そのピッチが0.5mm以上10mm以下であるこ
とが好ましい。
エレメントとして従来公知の透過側流路材が何れも使用
でき、ネット、メッシュ、線材織物、繊維織物、不織
布、溝付きシート、波形シートなど何れでもよい。ま
た、その材質もポリプロピレン、ポリエチレン、ポリエ
チレンテレフタレート(PET)、ポリアミド、エポキ
シ、ウレタン等の樹脂の他、天然高分子、ゴム、金属な
ど何れでもよい。但し、分離操作等の際に流路材からの
溶出が問題となる場合、それを考慮して材質を選択する
のが好ましい。
mm以下であることが好ましく、透過側流路材4の厚み
方向における空隙率は10%以上80%以下であること
が好ましい。また、透過側流路材4がネット状である場
合、そのピッチが0.3mm以上5mm以下であること
が好ましい。
る程度生じるものであれば何れでもよく、透過側流路材
4のうち、この条件を満足するものが何れも使用でき
る。好ましい多孔シート10の形態としては、ネット、
メッシュ、線材織物などが挙げられる。多孔シート10
の開口率又は空孔率は10〜80%が好ましく、40〜
80%がより好ましい。
の他、接着剤による接着、粘着テープ、熱融着材による
接着、縫合やステープル等による機械的な連結など何れ
でもよい。また、固着の際には、重ね代を設けてもよ
い。
一端部が固着されていればよいが、流路材の一辺(エレ
メントとしての中心側端辺)の略全長にわたって固着す
るのが、膜等のずれを確実に防止する上で好ましい。
際の間隔としては、等間隔でなくとも膜等の配置の仕方
で修正することができるが、略等間隔とするのが好まし
い。略等間隔とする場合、中空管5の外周長を固着する
流路材の数で除した間隔とするのが好ましい。
固着することにより、等間隔の融着等が非常に簡易にな
り確実に出来るようになる。また、中空管5に透過側流
路材を直接超音波にて融着する手段が既に知られている
が、この方式だと高音による人体への影響や中心管5の
有孔部の融着不足及び円周上での融着が困難であり等間
隔にならない等の問題が発生していたが、この点の問題
も本方式で解決できる。
に、多孔シート10を部分的に中空管5に固着しておく
が、この工程は、多孔シート10などを中空管5に巻回
するまでに行えばよい。例えば、流路材を多孔シート1
0に固着する前又は直後、あるいは多孔シート10など
を中空管5に巻回する直前などである。なお、多孔シー
ト10の固着工程は、多孔シート10の滑りがない場合
など、必ずしも必要な工程ではない。
としては、熱融着や超音波融着の他、接着剤による接
着、粘着テープ、両面テープ、熱融着材による接着、機
械的な固着など何れでもよい。固着の部位としては、少
なくとも多孔シート10が部分的に固着されていればよ
いが、多孔シート10の端辺の略全長にわたって固着す
るのが、巻回工程を良好に行う上で好ましい。
ある供給側流路材2を挿入する際に、交互に折り返した
連続膜を使用し、連続膜の供給側に予め供給側流路材2
を介在させた積層物S1を準備しておく例を示す。この
ような積層物S1は、例えば図2(a)〜図3(b)に
示す工程図のようにして作製することができる。
端のシール性を高めるために、連続膜である膜1の両端
を部分的に熱融着(緻密化)して融着部1aを形成す
る。例えば、幅900〜1016mmの連続膜(具体的
には日東電工(株)製759HRの924mm幅の膜な
ど)の場合、それをロールから繰り出しながら、両端か
ら30mmの領域のうち、30mm以下の幅で熱融着
(ヒートシール、超音波ウェルダーなど)を連続的に行
う。図示した例では、両端から10mm位置より内側に
幅5mmの融着部1aを設けている。
aの上の透過側に、両端から5〜30mm幅の熱融着テ
ープ11(例えば20mm幅)を10kPa以上の圧力
でシワが入らないように貼りつける。熱融着テープ11
は、熱融着性の基材テープに粘着剤層を設けたもの等で
あり、粘着剤層を設けていないものでもよい。
膜面に等間隔で、補強用の粘着テープ12(例えば、日
東電工(株)製PETテープNo.31B、50mm
幅)の20〜50mm幅を、長さ方向に500〜150
0mmの等間隔(具体的には750mm)で幅方向にシ
ワの入らないように貼り付ける。これは連続で折りたた
んだときの山折り側、谷折り側になる部分である。
〜1016mm(具体的には924mm)のPP製の供
給側流路材2を500〜1500mm(具体的には75
0mm)に切断しておき、粘着テープ12を貼り付けた
ところに交互に供給側流路材2を固定していく。固定方
法については、熱融着、ステープル、テープ、樹脂など
あるが超音波ウェルダーが好ましい。
路材2を固定した粘着テープ12の部分のほぼ中央部分
を供給側流路材2が内側になるように折り曲げる。それ
を設定リーフ分(例えば32リーフ)折り曲げて、積層
物S1とする。この時、供給側流路材2を取りつけてな
いほうは折り曲げていない状態となる。続いて、折目部
の強度アップのために40〜150℃、10〜500k
Paのエアー圧力で熱プレスを1〜120秒間行うのが
好ましい。
孔シート10に固着された透過側流路材4の間に挿入す
るには、例えば各々の透過側流路材4とリーフとを、載
置面の両側から1枚づつ交互に重ねていけばよく、この
工程は自動化することも可能である。また、図3(b)
に示すような折り曲げ工程を行う際に、透過側流路材4
を順次介在させていく方法も可能である。本発明ではこ
のように、積層物S1や流路材を固着した多孔シート1
0を予め準備しておくことにより、生産性の面でも非常
に効率がよくなる。
管5としては、例えば変性ポリフェニレンエーテル(P
PE)樹脂製φ38mm、1016mmの中空管が用い
られ、多孔シート10としては、幅800〜1016m
mのPET製の透過側流路材を500〜2000mm
(具体的には1750mm)に切断したものなどが使用
できる。透過側流路材4としては、500〜1500m
mの透過側流路材が使用できる。
層体S2とした後に、供給側流路と透過側流路とが直接
連通しないための封止構造を形成する工程を行う例を示
す。この例では、前記の熱融着テープ11を利用して、
対向する膜1の透過側に透過側流路材4を介在させた状
態で膜1の両端部を封止すると共に、膜1の両端部と多
孔シート10との近接部を固着する。前者の封止により
両端封止部A1が形成される。その際、膜1の両端部を
順次リーフ数の分だけ封止していき、その封止後に多孔
シート10との近接部を固着してもよい。
11を用いた熱融着や超音波融着の他、接着剤による接
着、粘着テープ、両面テープ、熱融着材による接着など
何れでもよい。
うに、積層体S2を前記中空管5に巻回する工程を有す
る。本実施形態では、積層体S2及び多孔シート10を
同時に巻回する例を示したが、予め多孔シート10を巻
回してから、積層体S2を巻回してもよい。
ットし、このチャックをある一定の速度とテンションで
巻き上げればよい。また、ある一定の速度で巻き上げた
後にロールにて荷重方式にて巻き上げる方式で行うこと
も可能であるが、前者の方法が好ましい。その際、中心
部のテンションは膜1の幅1000mmあたり50〜7
00Nで行うのが好ましい。
間で弾性体6を融着させて中空管5の周囲に封止部A2
を形成する工程と、供給側流路と透過側流路とが直接連
通しないためのその他の封止構造を形成する工程とを有
する。後者の工程としては、前述した両端封止部A1の
形成工程や、連続膜を使用せずに複数のリーフを使用す
る場合における膜1の外側端辺の封止工程が挙げられ
る。
着、両者の併用、粘着剤、接着剤などにより行うことが
できる。
止部分の残留応力を除去するために、適当な温度で熱処
理したり、あるいは前記巻回工程を熱融着等が離反しな
い温度で加熱等しながら行ってもよい。また、以上の工
程の後に、膜1の外周面にネット等の外周部流路材を巻
回してもよく、外周面の封止、粘着テープの巻回などを
行ってもよい。
は、以上のような製造方法によって好適に製造し得るも
のである。即ち、本発明のスパイラル型膜エレメント
は、図4に示すように、対向する膜1の供給側に供給側
流路材2を介在させ、対向する膜1の透過側に透過側流
路材4を介在させた積層体を有孔の中空管5にスパイラ
ル状に巻回してあり、供給側流路と透過側流路とが直接
連通しないための封止構造を備え、前記封止構造のうち
前記中空管5の周囲の封止部A2が、その中空管5と前
記膜1との間に弾性体6を介在してなることを特徴とす
る。
中空管5、弾性体6及びそれらの結合関係、並びに封止
構造については、先に述べた通りである。なお、本発明
のスパイラル型膜エレメントは、モジュール化された後
又は直接に分離装置等に組み込まれ、前述した膜の種類
に応じた用途に使用することができる。
を所定間隔で固着し、その透過側流路材の間に膜及び供
給側流路材を挿入して積層体を形成する例を示したが、
本発明は多孔シートを用いずに実施することができる。
その場合、例えば透過側流路材を弾性体に固着又は仮固
着した後、その間に膜及び供給側流路材を挿入して膜
(膜に貼着したテープを含む)を弾性体に固着又は仮固
着してから積層体を巻回させればよい。
する際に粘着テープを中空管の周囲に巻回する例を示し
たが、粘着テープの代わりに、O型スリーブ又はC型ス
リーブを外嵌したり、弾性体を一定厚みで中空管の周囲
に塗布して固化させたり、あるいは多孔シート側に弾性
体層を形成してもよい。
側の流路とすべく、透過側流路材を多孔シートに固着す
る例を示したが、濃度分極によるケークの形成等が問題
とならない場合など、中空管を供給側の流路とすべく、
供給側流路材を多孔シートに固着してもよい。
した連続膜の供給側に予め供給側流路材を介在させた積
層物を準備しておき、これを透過側流路材の間に挿入す
る例を示したが、まず連続膜を透過側流路材の間に挿入
した後、続いて連続膜の間に供給側流路材を挿入しても
よい。
部を形成(封止)した後に、多孔シート等を中空管に巻
回する例を示したが、多孔シート等を中空管に巻回した
後に又は巻回しながら、膜の両端部を順次リーフ数の分
だけ封止していき、その封止後に多孔シートとの近接部
を封止するなどしてもよい。
施例等について説明する。
法に従って、次のようにして本発明のスパイラル型膜エ
レメントを製造し、シール性を評価した。即ち、変性P
PE樹脂製φ38mm、1016mmの中空管の封止部
を形成する位置に下記の発泡テープを10KPaの圧力
で10回分巻付けて弾性体を配置した。
気泡ポリエチレンフォーム)、厚み0.33mm、引張
強さ:35.6kg/cm2 、伸び率:411%、密度
0.55g/cm3 、基材フォーム層の発泡倍率:5.
0倍、圧縮硬さ:30〜90kPa、せん断接着力:
7.5〜8.5kg/cm2 、180°剥離接着力:1
000〜1400g/25mm。
路材(繊維織布タイプ、長さ1750mm)、透過側流
路材としてPET製の透過側流路材(繊維織布タイプ、
長さ750mm)、膜として日東電工(株)製759H
R(924mm幅、連続膜)、供給側流路材としてPP
製の供給側流路材(ネットタイプ、長さ750mm)、
熱融着テープとして20mm幅の日東電工(株)製,M
−5213SSを用いた。
巻回時の中空管付近のテンションは、400Nとし、そ
の後温度110℃で1.5時間加熱することにより、封
止部を融着させた。気密保持検査を行い補修樹脂無しで
シール性を確保できた。このシール性の確認は透過側か
ら49KPaの圧縮エアーでの漏れ、エレメントを真空
状態にし−530mmHg→−480mmHgまでの保
持時間測定にて漏れの無いことを確認した。
の一例を模式的に示す工程図
す部分破断した側面図
部分破断した側面図
Claims (4)
- 【請求項1】 対向する膜の供給側に供給側流路材を介
在させ、対向する膜の透過側に透過側流路材を介在させ
た積層体を有孔の中空管にスパイラル状に巻回してあ
り、供給側流路と透過側流路とが直接連通しないための
封止構造を備えるスパイラル型膜エレメントにおいて、
前記封止構造のうち前記中空管の周囲の封止部が、その
中空管と前記膜との間に弾性体を介在してなることを特
徴とするスパイラル型膜エレメント。 - 【請求項2】 前記弾性体が熱可塑性樹脂の発泡体を含
む請求項1記載のスパイラル型膜エレメント。 - 【請求項3】 有孔の中空管の周囲の封止部を形成する
位置に弾性体を配置する工程と、対向する膜の供給側に
供給側流路材を対向する膜の透過側に透過側流路材を各
々介在させた積層体を形成する工程と、この積層体を前
記中空管に巻回する工程と、その中空管と前記膜との間
で前記弾性体を配置させて中空管の周囲に封止部を形成
する工程と、供給側流路と透過側流路とが直接連通しな
いためのその他の封止構造を形成する工程とを有するス
パイラル型膜エレメントの製造方法。 - 【請求項4】 前記弾性体を配置する際に、熱可塑性樹
脂の発泡体を基材とする粘着テープを前記中空管の周囲
に巻回する請求項3記載のスパイラル型膜エレメントの
製造方法。
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| JP2003275544A true JP2003275544A (ja) | 2003-09-30 |
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