JP2003275387A - 遊技装置 - Google Patents
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Abstract
遊技媒体受け皿を手前に引き出して、遊技媒体受け皿の
内部容積を増大させることにより、必要に応じて大量の
遊技媒体を溜めることを可能とする遊技装置の提供を目
的とする。 【解決手段】 スロットマシン1aは、メダル払出し部
7から引き出し可能なメダル受け皿20と、メダル払出
し部7に設けられたスライド支持部30,および,メダ
ル受け皿20に設けられ、スライド支持部30と遊嵌さ
れた凸部21と、を具備した構成としてある。
Description
の遊技装置に関し、特に、遊技装置本体の下部に設けら
れた遊技媒体受け皿を手前に引き出して、遊技媒体受け
皿の内部容積を増大させることにより、必要に応じて大
量の遊技媒体を溜めることの可能な遊技装置に関する。
は、一般に、遊技媒体であるメダルが入賞した際、内部
保留メダルが所定枚数(通常、50枚)を越えるまで
は、獲得した入賞メダルを自動的に内部に保留する内部
保留機能を備えている。したがって、スロットマシン
は、入賞メダルを獲得しても、内部保留メダルが所定枚
数を越えるまでは自動的に内部に保留し、払出し口から
は入賞メダルが出てこない。また、レギュラーボーナス
やビッグボーナスを獲得する図柄で当選(適宜、ボーナ
ス当選と略称する。)すると、ボーナスゲームを連続し
て行っている間に、入賞メダルの総数が所定枚数を越え
るので、払出し口から入賞メダルが払い出されメダル受
け皿に溜まることとなる。
皿の構造について、図面を参照して説明する。図7は、
従来例におけるスロットマシンのメダル受け皿の構造を
説明するための概略図であり、(a)は正面図を、
(b)は側面図を示している。同図に示すように、従来
のスロットマシン100は、上方から、ランプ102,
上部化粧板103,前面パネル104,操作部105,
下部化粧板106及びメダル払出し部107を備えた構
成としてある。
中央部に、メダルを払い出すための長方形状の開口部か
らなる払出し口171が設けられている。スロットマシ
ン100は、上述したように、内部保留メダルが所定枚
数を越えると、越えた分の入賞メダルがこの払出し口1
71から落ちてくる。
は、通常、樹脂及び/又は金属製のメダル受け皿172
が突出してある。このメダル受け皿172は、正面下部
から水平方向に突設された矩形平板状の底板172a
と、この底板172aの右側端部に立設された右側壁1
72bと、底板172aの左側端部に立設された左側壁
172cと、底板172aの前方端部に立設された正面
壁172dとからなっている。また、メダル受け皿17
2は、大きさや形状が変わらないので、その内部容積は
一定である。なお、一般に、メダル受け皿172の左端
に、灰皿173が設けられている。
量は、遊技者が着席したりするときに邪魔になったり、
着席中に遊技者の膝がメダル受け皿172とぶつかり窮
屈にならないように設定されている。つまり、メダル受
け皿172は、通常、背の高い遊技者が着席しても、膝
がメダル受け皿172とぶつかったりしないように、数
cmから十数cmの長さだけ、メダル払出し部107の
正面から前方に突出している。このため、平均的な身長
の遊技者は、着席しても膝とメダル受け皿172の間に
は、十分広い隙間が設けられている。
は、二、三回連続してボーナス当選すると、入賞メダル
がメダル受け皿172に入りきらなくなり、遊技者は、
メダル受け皿172に溜まった入賞メダルを、ドル箱
(図示せず)に移す必要があった。通常、このドル箱
は、各スロットマシンの上方に設けられた棚などの載置
場所に載置されている。
受け皿172に入りきらなくなると、立ち上がって載置
場所からドル箱を膝の上などに置き、メダル受け皿17
2の入賞メダルをドル箱に移し、再び立ち上がってドル
箱を載置場所に載置していた。つまり、遊技者は、ゲー
ムを中断して入賞メダルの移し替えを行う必要があっ
た。
にボーナス当選しスロットゲームの楽しさを満喫してい
る遊技者にとっては、入賞メダルを移し替えるためにゲ
ームが中断されてしまうので、興奮状態からさめてしま
い遊技の面白さが低下するといった問題があった。
け皿172の内部容積が小さいために、たとえば、ドル
箱に溜めたメダルをメダル受け皿172に移し替えて遊
技する遊技者にとっては、ドル箱のメダルを頻繁に移し
替えなければならず、面倒で煩わしいとともに遊技意欲
が減退するといった問題があった。
題を解決するために提案されたものであり、遊技装置本
体の下部に設けられた遊技媒体受け皿を手前に引き出し
て、遊技媒体受け皿の内部容積を増大させることによ
り、必要に応じて大量の遊技媒体を溜めることを可能と
する遊技装置の提供を目的とする。
本発明の請求項1記載の遊技装置は、遊技装置本体の下
部に設けられ、この遊技装置本体から引き出し可能な遊
技媒体受け皿と、前記遊技装置本体に設けられたスライ
ド支持部,および,前記遊技媒体受け皿に設けられ、前
記スライド支持部と遊嵌されたスライド部からなるスラ
イド手段と、を具備した構成としてある。
技媒体受け皿を引き出して、その内部容積を大きくする
ことができ、たとえば、スロットマシンにおいて、連続
的にボーナス当選しているときは、入賞メダルをドル箱
に移し替えるためにゲームを中断しなくてもすむので、
遊技の面白さを満喫することができる。また、遊技媒体
受け皿の内部容積を大きくすることによって、遊技媒体
受け皿とドル箱間の遊技媒体の一回の移し替え量を多く
することができ、移し替え回数を低減できるので、遊技
に集中することができるとともに、遊技意欲の減退を防
止することができる。
は、前記遊技媒体受け皿の一部が前記遊技装置本体内に
収納され、さらに、当該遊技媒体受け皿を前記遊技装置
本体の内部と外部とに仕切る仕切り板を、前記遊技装置
本体に設けた構成としてある。このようにすることによ
り、遊技媒体受け皿の構造を単純化することができると
ともに、遊技媒体が遊技装置本体内部に入り込むといっ
た不具合を防止することができる。
は、前記遊技媒体受け皿を、前記遊技装置本体に設けら
れた固定遊技媒体受け皿と、前記固定遊技媒体受け皿と
遊嵌された可動遊技媒体受け皿とで構成し、前記スライ
ド手段のスライド支持部を前記固定遊技媒体受け皿に設
け、前記スライド部を前記可動遊技媒体受け皿に設けた
構成としてある。このようにすることにより、遊技媒体
受け皿を収納するスペースを遊技装置本体内部に設けな
くてもすむので、遊技装置本体の構造を単純化すること
ができる。
は、前記固定遊技媒体受け皿を樹脂製とし、さらに、当
該固定遊技媒体受け皿を、前記可動遊技媒体受け皿の上
に配設した構成としてある。このようにすることによ
り、遊技媒体受け皿の機械的強度を向上させることがで
きる。
は、前記スライド部として、前記遊技媒体受け皿の両側
壁に直方体状の凸部を形成し、前記スライド支持部に、
前記凸部が挿嵌される凹部を形成した構成としてある。
このようにすることにより、スライド支持部の断面形状
がコの字状の形状となり、機械的強度を向上させること
ができる。
は、前記凸部の後方側の上面および下面の少なくとも一
方に、ストッパを配設するとともに、前記凹部の前方側
の対向する上面および下面の少なくとも一方に、ストッ
パ係止部を配設した構成としてある。このようにするこ
とにより、メダル受け皿が引き抜かれて外れてしまうと
いった不具合を確実に防止することができる。
い実施形態について、図面を参照して説明する。なお、
以下に説明する各実施形態においては、遊技装置として
スロットマシンを使用した場合について説明するが、本
発明の対象となる遊技装置は、スロットマシンに限定さ
れるものではない。たとえば、パチンコ台など、払い出
された遊技媒体を溜める遊技媒体受け皿の設けられた遊
技装置であれば、どのような遊技装置であっても本発明
を適用することができ、かつ、本発明の効果を発揮する
ことができる。
施形態にかかるスロットマシンの要部の概略斜視図を示
している。図1に示すように、本実施形態のスロットマ
シン1は、メダル払出し部7の正面板から前方に突設さ
れた一対の矩形棒10と、メダル受け皿11の後方側が
引き出し可能に嵌入される開口部12と、矩形棒10が
遊嵌されるストレート溝13の形成されたメダル受け皿
11とを備えた構成としてある。なお、本実施形態にか
かるスロットマシン1のその他の構成については、従来
例のスロットマシン100とほぼ同様としてある。
ダル受け皿11を前後方向にスライド自在に支持してい
る。なお、本発明におけるスライド支持部は、上記構造
に限定されるものではなく、たとえば、丸棒や、断面形
状が“L”の字状の棒や、“コ”の字状の突起物などで
あってもよい。
度が必要とされることから、金属,樹脂,セラミック,
又は,これらの複合材料などが用いられる。さらに、ス
ライド支持部の形成方法は、特に限定されるものではな
く、メダル払出し部7の正面板や内部筐体(図示せず)
と一体成形したり、正面板や内部筐体に螺着,接着,溶
接接合などによって形成してもよい。
1aと、この底板11aの右側端部に立設された右側壁
11bと、底板11aの左側端部に立設された左側壁1
1cと、底板11aの前方端部に立設された正面壁11
dとからなっている。また、右側壁11b及び左側壁1
1cの外側面には、矩形棒10が遊嵌されるストレート
溝13が形成してある。
に形成され、メダル受け皿11の底板11a,右側壁1
1b及び左側壁11cをメダル払出し部7の内部に収納
する構成としてある。また、開口部12とメダル受け皿
11との隙間は、メダル受け皿11に溜まったメダル
(図示せず)が、スロットマシン本体内部に入り込んだ
り、メダル受け皿11と開口部12との隙間に挟まった
りしないように、メダルの厚さより小さくしてある。
れたメダル払出し部7の正面板は、メダル受け皿11を
スロットマシン本体の内部と外部とに仕切る仕切り板と
して機能している。
端部に円柱状の引き抜きストッパ14aが突設され、さ
らに、左側壁11cのほぼ中央部に円柱状の閉め込みス
トッパ14bを突設してある。これにより、遊技者がメ
ダル受け皿11を前方(手前方向)に引き出しても、引
き抜きストッパ14aがメダル払出し部7の正面板の裏
面と当接するので、メダル受け皿11がメダル払出し部
7から引き抜かれることはない。また、遊技者がメダル
受け皿11を後方に押し込んでも、閉め込みストッパ1
4bがメダル払出し部7の正面板の表面と当接するの
で、メダル受け皿11の底板11aがすべてメダル払出
し部7に収納されることはない。
ず、引き抜きストッパ14aが取り付けられていないメ
ダル受け皿11のストレート溝13を手前側から矩形棒
10に嵌入し、続いて、底板11a,右側壁11b及び
左側壁11cを開口部12へ嵌入する。次に、メダル受
け皿11が、メダル払出し部7の正面板の後方に押し込
まれたところで、引き抜きストッパ14aを左側壁11
cに取り付ける。このようにすると、メダル受け皿11
を容易に取り付けることができる。なお、引き抜きスト
ッパ14aや閉め込みストッパ14bの形状は、上記形
状に限定されるものではないことは勿論である。
ン1によれば、遊技者がメダル受け皿11を前方に引っ
張ると、矩形棒10により支持されたメダル受け皿11
が前方に引き出されるので、メダル受け皿11の内部容
積が大きくなり、メダルをより多く蓄えることができ
る。
とえば、メダル受け皿11に溜まったメダルをドル箱に
移し替えて、メダル受け皿11を後方に押すとメダル受
け皿11がメダル払出し部7の内部に収納されるので、
遊技者が席を立つ際にメダル受け皿11が邪魔になった
り、新たに席に着く遊技者が、足をぶつけるなどといっ
た不具合を防止することができる。
施形態にかかるスロットマシンのメダル受け皿を説明す
るための要部の概略斜視図を示している。また、図3
は、本実施形態にかかるスロットマシンのメダル受け皿
を説明するための要部の概略図を示しており、(a)は
スライド部の斜視図を、(b)はスライド支持部の斜視
図を示している。
ル受け皿20の右側壁20b及び左側壁20cの外側面
に、矩形平板状の凸部21を前後方向に設け、さらに、
メダル払出し部7の正面板両側に、この凸部21とスラ
イド自在に嵌合する凹部31の形成された一対のスライ
ド支持部30を設けた構成としてある。なお、本実施形
態にかかるスロットマシン1aのその他の構成について
は、第一実施形態のスロットマシン1とほぼ同様として
ある。
に示すように、矩形平板状の底板20aと、この底板2
0aの右側端部に立設された右側壁20bと、底板20
aの左側端部に立設された左側壁20cと、底板20a
の前方端部に立設された正面壁20dとからなってい
る。また、右側壁20b及び左側壁20cの外側面に
は、凸部21がそれぞれ一体成形されている。
b,20cの上下方向の長さのほぼ半分としてあり、側
壁20b,20cからの突出量を、側壁の厚さとほぼ同
じとしてあり、さらに、前後方向の長さを、メダル受け
皿20のスライド距離とストッパ22およびストッパ係
止部32の長さを加えた長さとしてある。なお、本実施
形態では、凸部21は、メダル払出し部7の内部に収納
されない構成としてあるが、この構成に限定されるもの
ではないことは勿論である。
下面に、直方体状のストッパ22a,22bが突設して
ある。本実施形態では、凸部21の上面に形成されたス
トッパ22aの上面および凸部21の下面に形成された
ストッパ22bの下面が、凹部31の対向する下面およ
び上面と摺動する構成としてある。なお、この構成に限
定されるものではなく、たとえば、凸部21の上面が凹
部31の下面と、凸部21の下面が凹部31の上面とそ
れぞれ直接的に摺動する構成としてもよい。
ストッパ22a,22bの摺動面に、摩擦係数を小さく
するための処理、たとえば、摩擦係数の小さい四ふっ化
エチレン樹脂などのコーティング層などを形成するとよ
く、このようにすることにより、メダル受け皿20を小
さな力でスライドさせることができる。
22bを凸部21と一体成形した構造としてあるが、こ
の構造に限定されるものではなく、たとえば、摩擦係数
の小さい材料からなるストッパ片(図示せず)をねじや
接着剤などで固定してもよいことは勿論である。
は、両側壁20b、20cより水平方向に突き出てお
り、突出た部分の背面は、メダル受け皿20が閉められ
ると、スライド支持部30の端面と当接し閉め込みスト
ッパとして機能する。したがって、メダル受け皿20
は、これ以上押し込まれることはない。なお、メダル受
け皿20が押し込まれた状態において、凸部21の後方
端面及びストッパ22a,22bの後方端面は、メダル
払出し部7の正面板と当接しない構造としてある。
側壁20b及び左側壁20cの後方側は、メダル払出し
部7の正面板に形成された開口部33に嵌入されてお
り、スライド自在にメダル払出し部7の内部に収納され
る構成としてある。
30は、メダル払出し部7の正面板に突設してあり、凸
部21が嵌入される凹部31が上下方法に形成された構
造としてある。このスライド支持部30は、断面形状が
“コ”の字状の形状となり、強固な機械的強度を有して
いる。また、凹部31の上面は、ストッパ22bの下面
と摺動し、凹部31の下面は、ストッパ22aの上面と
摺動する。
面には、直方体状のストッパ係止部32a,32bが突
設してある。ストッパ係止部32aの下面は、凸部21
の上面と摺動し、また、ストッパ係止部32bの上面
は、凸部21の下面と摺動する。
ストッパ係止部32aの下面およびストッパ係止部32
bの上面に、摩擦係数を小さくするための処理、たとえ
ば、摩擦係数の小さい四ふっ化エチレン樹脂などのコー
ティング層などを形成するとよく、このようにすること
により、メダル受け皿20を小さな力でスライドさせる
ことができる。
受け皿20を前方からメダル払出し部7の開口部33に
挿入し、ストッパ22a,22bを凹部31に収納して
から、凹部31の下面および上面とねじや接着剤などに
より固定される。
ン1aによれば、遊技者がメダル受け皿20を手前に引
き出し、メダルを山盛り状態となるまで溜めたとして
も、スライド支持部30が強固にメダル受け皿20を支
持することができるので、破損する心配もなく大量のメ
ダルを蓄えることができる。
れると、ストッパ22a,22bの前方側端面がストッ
パ係止部32a,32bの後方側端面と当接するので、
メダル受け皿20は、これ以上引き出されることはな
く、メダル受け皿20がメダル払出し部7から抜けてし
まうといった不具合を確実に防止することができる。
0を引き出した状態で、ドル箱を底板20aに載置でき
る大きさとしてもよい。このようにすること、遊技者
は、入賞メダルを直接ドル箱に溜めることができるの
で、メダル受け皿20に溜まったメダルをドル箱に移し
替える手間を省いたり、逆に、ドル箱に溜まったメダル
をメダル受け皿20に移し替えるといった手間を省くこ
とができる。
施形態にかかるスロットマシンのメダル受け皿を説明す
るための要部の概略斜視図を示している。また、図5
は、本実施形態にかかるスロットマシンのメダル受け皿
を説明するための要部の概略図を示しており、(a)は
メダル受け皿を閉めた状態の側断面図を、(b)はメダ
ル受け皿を引き出した状態の側断面図を示している。
ル受け皿40は、メダル払出し部7の正面板に設けられ
た固定メダル受け皿41と、凸部21が設けられ、固定
メダル受け皿41と遊嵌された可動メダル受け皿42と
で構成してあり、可動メダル受け皿42を後方に押し込
んでも、可動メダル受け皿42がメダル払出し部7の内
部に収納されない構成としてある。なお、本実施形態に
かかるスロットマシン1bのその他の構成については、
第二実施形態のスロットマシン1aとほぼ同様としてあ
る。
の固定された受け皿であり、後方端部がメダル払出し部
7の正面板と連結されている。さらに、固定メダル受け
皿41は、スライド支持部30の上面,両側壁42b,
42cの上面と内側面,及び底板42aを覆う形状とし
てある。つまり、スライド手段のスライド支持部30を
固定メダル受け皿41に設け、固定メダル受け皿41を
スロットマシン本体の一部としてある。
(a)に示すように、可動メダル受け皿42が閉められ
ると、固定メダル受け皿41の前方側端部が正面壁42
dと当接する構成としてある。なお、同図において、薄
板状の固定メダル受け皿41は、理解しやすいように厚
く描いてある。この固定メダル受け皿41は、メダル払
出し部7の正面板と、底板42a及び両側壁42b,4
2cとの隙間を塞ぐ構造としてある。
ように、可動メダル受け皿42が前方に引き出される
と、上述した第二実施形態のスライド機構により、スト
ッパ22a,22bとストッパ係止部32a,32bが
当接するまで引き出される。この可動メダル受け皿42
は、引き出されても、固定メダル受け皿41と遊嵌さ
れ、メダル払出し部7の正面板と、底板42a及び両側
壁42b,42cとの隙間を塞ぐ構造としてあるので、
固定メダル受け皿41の上に多くのメダルを溜めること
ができる。
ル受け皿42がメダル払出し部7の内部に収納されない
構成としてあるので、メダル払出し部7の内部スペース
を有効に活用することができ、スロットマシン本体の構
造を単純化することができる。
施形態にかかるスロットマシンのメダル受け皿を説明す
るための要部の概略図を示しており、(a)はメダル受
け皿を閉めた状態の側断面図を、(b)はメダル受け皿
を引き出した状態の側断面図を示している。同図に示す
ように、本実施形態は、メダル受け皿50が固定メダル
受け皿51と可動メダル受け皿52とからなっており、
固定メダル受け皿51を可動メダル受け皿52に形成し
た収納部53に収納し、さらに、図示してないが、可動
メダル受け皿52を後方に付勢した構成としてある。な
お、本実施形態にかかるスロットマシン1cのその他の
構成については、第三実施形態のスロットマシン1bと
ほぼ同様としてある。
1cは、固定メダル受け皿51の底板51aと両側壁5
1b,51cがメダル払出し部7の正面板に突設してあ
り、さらに、底板51aと両側壁51b,51cの前方
側が可動メダル受け皿52の底板52aと両側壁52
b,52cに形成された収納部53に収納された構成と
してある。
ねなどの付勢手段によって、可動メダル受け皿52を後
方に付勢してある。このようにすることにより、メダル
受け皿50内にメダルが多量に溜まっているときは、そ
の重量による摩擦抵抗によって、可動メダル受け皿52
は、開いた状態を維持することができる。一方、遊技者
が遊技を終了し立ち去るときは、メダル受け皿50内に
はメダルがないので、可動メダル受け皿52は、自動的
に閉められた位置まで移動する。
1cによれば、固定メダル受け皿51が、可動メダル受
け皿52の内部に収納されるので、固定メダル受け皿5
1を補強することができる。また、メダル受け皿50に
メダルがなくなると、自動的に可動メダル受け皿52が
閉まるので、立ち去る遊技者は、メダル受け皿50に膝
をぶつけたりすることもなく、スムースに席を立つこと
ができる。また、新たに着席する遊技者にとっては、可
動メダル受け皿52が閉められた状態にあるので、膝を
ぶつけるといったこともなく、容易に着席することがで
きる。
トマシンに関して好ましい実施形態を示して説明した
が、本発明に係る遊技装置は、上述したスロットマシン
の実施形態にのみ限定されるものではなく、遊技媒体を
溜める遊技媒体受け皿を有する遊技装置に、本発明の範
囲で種々の変更実施が可能であることは言うまでもな
い。
よれば、遊技装置本体の下部に設けられた遊技媒体受け
皿を手前に引き出して、遊技媒体受け皿の内部容積を増
大させることにより、必要に応じて大量の遊技媒体を溜
めることができる。これにより、たとえば、連続的にボ
ーナス当選したスロットマシンの遊技者にとっては、メ
ダルをドル箱に頻繁に移し替える必要がなくなるので、
スロットマシンゲームの楽しさを満喫することができ
る。また、メダル受け皿とドル箱間のメダルの移し替え
を頻繁に行わなくてもすむようになるので、移し替えに
係る作業から開放され、遊技に集中することができる。
トマシンの要部の概略斜視図を示している。
トマシンのメダル受け皿を説明するための要部の概略斜
視図を示している。
トマシンのメダル受け皿を説明するための要部の概略図
を示しており、(a)はスライド部の斜視図を、(b)
はスライド支持部の斜視図を示している。
トマシンのメダル受け皿を説明するための要部の概略斜
視図を示している。
トマシンのメダル受け皿を説明するための要部の概略図
を示しており、(a)はメダル受け皿を閉めた状態の側
断面図を、(b)はメダル受け皿を引き出した状態の側
断面図を示している。
トマシンのメダル受け皿を説明するための要部の概略図
を示しており、(a)はメダル受け皿を閉めた状態の側
断面図を、(b)はメダル受け皿を引き出した状態の側
断面図を示している。
ル受け皿の構造を説明するための概略図であり、(a)
は正面図を、(b)は側面図を示している。
Claims (6)
- 【請求項1】 遊技装置本体の下部に設けられ、この遊
技装置本体から引き出し可能な遊技媒体受け皿と、 前記遊技装置本体に設けられたスライド支持部,およ
び,前記遊技媒体受け皿に設けられ、前記スライド支持
部と遊嵌されたスライド部からなるスライド手段と、 を具備したことを特徴とする遊技装置。 - 【請求項2】 前記遊技媒体受け皿の一部が前記遊技装
置本体内に収納され、さらに、当該遊技媒体受け皿を前
記遊技装置本体の内部と外部とに仕切る仕切り板を、前
記遊技装置本体に設けたことを特徴とする請求項1記載
の遊技装置。 - 【請求項3】 前記遊技媒体受け皿を、前記遊技装置本
体に設けられた固定遊技媒体受け皿と、前記固定遊技媒
体受け皿と遊嵌された可動遊技媒体受け皿とで構成し、
前記スライド手段のスライド支持部を前記固定遊技媒体
受け皿に設け、前記スライド部を前記可動遊技媒体受け
皿に設けたことを特徴とする請求項1記載の遊技装置。 - 【請求項4】 前記固定遊技媒体受け皿を樹脂製とし、
さらに、当該固定遊技媒体受け皿を、前記可動遊技媒体
受け皿の上に配設したことを特徴とする請求項3記載の
遊技装置。 - 【請求項5】 前記スライド部として、前記遊技媒体受
け皿の両側壁に直方体状の凸部を形成し、前記スライド
支持部に、前記凸部が挿嵌される凹部を形成したことを
特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の遊技装置。 - 【請求項6】 前記凸部の後方側の上面および下面の少
なくとも一方に、ストッパを配設するとともに、前記凹
部の前方側の対向する上面および下面の少なくとも一方
に、ストッパ係止部を配設したことを特徴とする請求項
5記載の遊技装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2002083963A JP2003275387A (ja) | 2002-03-25 | 2002-03-25 | 遊技装置 |
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JP2002083963A JP2003275387A (ja) | 2002-03-25 | 2002-03-25 | 遊技装置 |
Publications (1)
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JP2003275387A true JP2003275387A (ja) | 2003-09-30 |
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-
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- 2002-03-25 JP JP2002083963A patent/JP2003275387A/ja active Pending
Cited By (5)
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JP2005204699A (ja) * | 2004-01-20 | 2005-08-04 | Samii Kk | 遊技機 |
JP4497286B2 (ja) * | 2004-01-20 | 2010-07-07 | サミー株式会社 | 遊技機 |
JP2013034773A (ja) * | 2011-08-10 | 2013-02-21 | Kyoraku Sangyo Kk | スロット機 |
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