JP2003275221A - 制御装置 - Google Patents

制御装置

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JP2003275221A
JP2003275221A JP2002079092A JP2002079092A JP2003275221A JP 2003275221 A JP2003275221 A JP 2003275221A JP 2002079092 A JP2002079092 A JP 2002079092A JP 2002079092 A JP2002079092 A JP 2002079092A JP 2003275221 A JP2003275221 A JP 2003275221A
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Shigeo Nagayama
茂生 永山
Kenji Noda
賢司 野田
Daisuke Sano
大輔 佐野
Masahide Yamaki
正英 八巻
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Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 内視鏡手術システムを遠隔操作する際の操作
性を向上し、操作者に確実に遠隔操作装置を使用できる
ようにし、手術時間を短縮して手術の効率を向上させ
る。 【解決手段】 携帯端末31は、第1の赤外線通信によ
り通信距離の比較的短いが、赤外線通信器19aの赤外
線通信インターフェイス18aを介してシステムコント
ローラ16と高速で大容量の双方向無線通信を行うこと
ができる。携帯端末31は赤外線通信アダプタ32及び
赤外線通信器19bの赤外線通信インターフェイス18
bを介して第2の赤外線通信によりシステムコントロー
ラ16と通信距離の長いが比較的低速で小容量の双方向
無線通信を行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、遠隔操作装置を用
いて機器の制御を行う制御装置に関する。 【0002】 【従来の技術】医療分野において内視鏡が果たす役割は
大きく、近年では内視鏡を用いた外科手術なども行われ
ている。 【0003】内視鏡外科手術では、腹腔を膨張させるた
めに用いる気腹装置や、生体組織を切除、あるいは凝固
する手技を行うための高周波焼灼装置といった手術用装
置を内視鏡装置に加えることによって、内視鏡で患部を
観察しながら各種処置を行うことができる。 【0004】内視鏡装置および手術用装置を集中制御す
ることを目的とした内視鏡手術システムについては、操
作性の向上を目的として様々な試みがなされている。内
視鏡手術システムを遠隔操作する、リモートコントロー
ラなどの遠隔操作装置の開発もそのひとつである。 【0005】例えば、本出願人が先に出願した特願20
01−321138号では、上述した遠隔操作装置とし
てPDAを、無線通信手段として赤外線通信を用いた内
視鏡手術システムを提案している。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、IrD
Aを例とする赤外線通信では、内視鏡装置および手術用
装置と遠隔操作装置は互いの距離が最大でも1m以上離
れてはいけない、内視鏡装置および手術用装置と遠隔操
作装置の送受信部は十分に対向する必要があるなど制約
が多い。 【0007】内視鏡外科手術のように多くの装置を利用
する手術システムに赤外線通信を応用することを考えた
場合、これらの制約は大きな問題であり、通信距離が短
いために、遠隔操作が確実に行うことができず、このこ
とは操作者が混乱をきたし、手術の効率を下げることに
つながるといった問題が生じる。 【0008】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、内視鏡手術システムを遠隔操作する際の操作性
を向上し、操作者に確実に遠隔操作装置を使用できるよ
うにし、手術時間を短縮して手術の効率を向上させるこ
とのできる制御装置を提供することを目的としている。 【0009】 【課題を解決するための手段】本発明の制御装置は、被
制御装置を制御可能な制御装置において、前記被制御装
置の機能を指示可能な遠隔操作装置からの指示情報を第
1の通信プロトコルで受信する第1の通信手段と、前記
第1の通信プロトコルと異なる第2の通信プロトコルで
前記遠隔操作装置からの前記指示情報を受信する第2の
通信手段とを具備して構成される。 【0010】 【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施の形態について述べる。 【0011】図1ないし図11は本発明の第1の実施の
形態に係わり、図1は内視鏡手術システムを配置した手
術室の様子を表す図、図2は図1の内視鏡手術システム
の構成を示すブロック図、図3は図2の赤外線通信アダ
プタの回路構成を示したブロック図、図4は図2の携帯
端末の外観を表す図、図5は図2の赤外線通信アダプタ
の外観を表す図、図6は図4及び図5の携帯端末と赤外
線通信アダプタの接続部を表す図、図7は図2の携帯端
末とシステムコントローラとの制御を説明するフローチ
ャート、図8は図7の処理における携帯端末の表示部に
表示されるメインメニュー画面を示す図、図9は図7の
気腹装置の設定処理を説明するフローチャート、図10
は図9の処理における携帯端末の表示部に表示されるエ
ラーメッセージを示す図、図11は図9の処理における
携帯端末の表示部に表示される設定値入力画面を示す図
である。 【0012】(構成)図1は内視鏡手術システム1を配
置した手術室の様子を表している。図1に示すように、
手術室には患者2が横たわる患者ベッド3及び内視鏡手
術システム1が配置される。この内視鏡手術システム1
は第1カート4および第2カート5を有している。 【0013】第1カート4には、医療機器として例えば
電気メス6、気腹装置7、内視鏡用カメラ装置8、光源
装置9及びVTR10等の装置類と、炭酸ガス等を充填
したガスボンベ11が載置され、内視鏡用カメラ装置8
はカメラケーブルを介して第1の内視鏡12に接続さ
れ、光源装置9はライトガイドケーブルを介して第1の
内視鏡12に接続される。 【0014】また、第1カート4には表示装置13、集
中表示パネル14、操作パネル15等が載置されてい
る。表示装置13は、内視鏡画像等を表示する、例えば
TVモニタである。集中表示パネル14は、術中のあら
ゆるデータを選択的に表示させることが可能な表示手段
となっている。操作パネル15は、例えば液晶ディスプ
レイ等の表示部とこの表示部上に一体的に設けられた、
例えばタッチセンサにより構成され、非滅菌域にいる看
護婦等が操作する第1の集中操作装置になっている。 【0015】さらに第1カート4には、システムコント
ローラ16が載置されている。このシステムコントロー
ラ16には、上述の電気メス6、気腹装置7、内視鏡用
カメラ装置8、光源装置9及びVTR10とが、図示し
ない通信線を介して接続されている。 【0016】一方、前記第2カート5には、内視鏡用カ
メラ装置21、光源装置22、画像処理装置23、表示
装置24及び集中表示パネル25とが載置され、内視鏡
用カメラ装置21はカメラケーブルを介して第2の内視
鏡26に接続され、光源装置22はライトガイドケーブ
ルを介して第2の内視鏡26に接続される。また、表示
装置24は、内視鏡用カメラ装置21で捉えた内視鏡画
像等を表示し、集中表示パネル25は、術中のあらゆる
データを選択的に表示させることが可能になっている。 【0017】これら内視鏡用カメラ装置21、光源装置
22及び画像処理装置23とは、第2カート5に載置さ
れた中継ユニット28に図示しない通信線を介して接続
されている。そして、この中継ユニット28は、中継ケ
ーブル29によって、上述の第1カート4に搭載されて
いるシステムコントローラ16に接続されている。 【0018】患者ベッド3近傍に設けられるリモートコ
ントローラ30は、滅菌域にいる執刀医等が操作する第
2の集中操作装置であり、システムコントローラ16を
介して内視鏡手術システム1を操作することができるよ
うになっている。 【0019】携帯端末31は内視鏡手術システム1を第
1の赤外線通信で遠隔操作する第1の遠隔操作手段を有
する第3の集中操作装置で、例えばPDAなどである。
赤外線通信アダプタ32は、システムコントローラ16
と携帯端末31とを第2の赤外線通信で通信可能とする
第2の遠隔操作手段で、携帯端末31に装着して使用す
る。 【0020】赤外線通信器19a,19bは、後述する
赤外線通信インターフェイス18a及び赤外線通信イン
ターフェイス18bを構成しており、ケーブル20を介
してシステムコントローラ16に接続されている。携帯
端末31とシステムコントローラ16との第1の赤外線
通信は赤外線通信器19aを介してなされ、また、赤外
線通信アダプタ32による第2の赤外線通信が赤外線通
信器19bを介してなされるようになっている。 【0021】図2は内視鏡手術システム1の構成を表し
たブロック図である。図を見ると分かるように、システ
ムコントローラ16は第1カート4に搭載されている電
気メス6、気腹装置7、カメラ装置8、光源装置9およ
びVTR10と、第2カート5に搭載されているカメラ
装置21、光源装置27および画像処理装置23を集中
制御するようになっている。 【0022】このため、システムコントローラ16とこ
れらの装置との間で通信が成立している場合、システム
コントローラ16は装置の設定状態や操作スイッチ等の
設定画面を集中表示パネル14、25に表示させること
ができる。同時に、操作パネル15やリモートコントロ
ーラ30を用いて設定値の変更等の入力操作を行うこと
ができる。 【0023】一方、携帯端末31は、第1の赤外線通信
により通信距離の比較的短いが、赤外線通信器19aの
赤外線通信インターフェイス18aを介してシステムコ
ントローラ16と高速で大容量の双方向無線通信を行う
ことができる。さらに、携帯端末31は赤外線通信アダ
プタ32及び赤外線通信器19bの赤外線通信インター
フェイス18bを介して第2の赤外線通信によりシステ
ムコントローラ16と通信距離の長いが比較的低速で小
容量の双方向無線通信を行うことができる。また、シス
テムコントローラ16は外部機器とシリアル通信を行う
ためのシリアル通信インターフェイス17を有してい
る。 【0024】携帯端末31は、赤外線通信インターフェ
イス18aと赤外線通信を行う赤外線通信インターフェ
イス41と、赤外線通信アダプタ32とシリアル通信を
行うシリアル通信インターフェイス42と、データ等を
表示する表示部43と、データ等を入力する入力部44
と、これらを制御する制御部45とから構成される。 【0025】また、赤外線通信アダプタ32は、赤外線
通信インターフェイス18bと赤外線通信を行う赤外線
通信インターフェイス51と、携帯端末31とシリアル
通信を行うシリアル通信インターフェイス52と、これ
らを制御する制御回路53とから構成される。 【0026】図3は赤外線通信アダプタ32の回路構成
を示したブロック図である。制御回路53は、プロセッ
サ61、メモリ62及びデータバス63からなり、赤外
線通信アダプタ32を統括するプロセッサ61に対し
て、メモリ62、シリアル通信インターフェイス52、
赤外線通信インターフェイス51がデータバス63を介
して電気的に接続される。 【0027】シリアル通信インターフェイス52はシリ
アル通信コントローラ64とシリアル通信ポート65か
ら構成され、外部端末とのシリアル通信を担う。赤外線
通信インターフェイス51は赤外線通信コントローラ6
6と赤外線通信ポート67から構成され、外部端末との
赤外線通信を担う。 【0028】図4は携帯端末31の外観を表したもので
あり、携帯端末31は表示部43、入力部44を有す
る。携帯端末31は上述したようにシリアル通信インタ
ーフェイス42及び赤外線通信インターフェイス41を
内蔵しており、シリアル通信ポート42a及び赤外線通
信ポート41aはその一部である。 【0029】図5は赤外線通信アダプタ32の外観を表
している。赤外線通信アダプタ32は上述したようにシ
リアル通信インターフェイス52及び赤外線通信インタ
ーフェイス51を内蔵しており、シリアル通信ポート6
5および赤外線通信ポート67はその一部である。ま
た、赤外線通信アダプタ32は携帯端末31と自在に着
脱できる接続部70を有する。 【0030】図6は携帯端末31と赤外線通信アダプタ
32の接続部70を表したものである。フック73は軸
74、75を回転軸として、バネによる力で矢印の方向
に回転しようとする。フック76はフック73が噛み合
う場所である。赤外線通信アダプタ32は、フック73
がフック76と噛み合うことで携帯端末31に固定され
る。このとき、携帯端末31のシリアル通信ポート42
aと赤外線通信アダプタ32のシリアル通信ポート65
は電気的に接続される。 【0031】(作用)図7〜図11を用いて、内視鏡手
術システム1を遠隔操作するために携帯端末31が有す
るソフトウェアについて説明する。 【0032】携帯端末31の制御部45は、図7のステ
ップS1においてソフトウェアが起動されると、ステッ
プS1において図8に示すようなメインメニユー画面8
0を表示部43に表示した後、入力部44によるユーザ
の入力を待つ。 【0033】ユーザが表示部43上のカーソル81(図
8参照)を動かして、操作したい手術装置を選択する
と、制御部45は、各装置の設定処理に移行する。図7
では説明の簡略化のため、気腹装置7が選択された例を
説明する。なお、他の装置も同様に設定可能である。 【0034】すなわち、携帯端末31の制御部45は、
ステップS2においてメインメニユー画面80上で手術
装置である「気腹装置」が選択されたかを判定して、
「気腹装置」が選択されたと判定するとステップS3の
気腹装置の設定処理を実行した後ステップS2に戻り、
ユーザが手術装置を選択しない場合、ステップS4にて
メインメニユー画面80上で「終了」が選択されたかの
判定が行われる。「終了」が選択された場合、携帯端末
31の制御部45は、ソフトウェアを終了する。 【0035】ステップS3の気腹装置の設定処理では、
図9に示すように、携帯端末31の制御部45は、ステ
ップS11で赤外線通信インターフェイス41及び赤外
線通信インターフェイス18aを介してシステムコント
ローラ16より気腹装置7の現在の設定データを受信で
きたかどうか判断する。受信できないときは、制御部4
5は、ステップS12で警告音を2回鳴らし、さらにス
テップS13で図10に示すようなエラーメッセージを
表示部43に表示する。 【0036】現在の設定データ受信後は、携帯端末31
の制御部45は、ステップS14で表示部43のメイン
メニユー画面80を図11に示すような設定値入力画面
82に更新する。そして、携帯端末31の制御部45
は、ステップS15で設定値入力画面82上でのユーザ
の気腹装置の設定値入力を待ち、設定値入力がなされる
とステップS16で赤外線通信インターフェイス41及
び赤外線通信インターフェイス18aを介してシステム
コントローラ16に携帯端末31より入力データの送信
を行う。 【0037】次に、ステップS17で携帯端末31の制
御部45は、赤外線通信インターフェイス41及び赤外
線通信インターフェイス18aを介してシステムコント
ローラ16から「受信完了」信号を検知するが、「受信
完了」信号が来ないときは、ステップS18で赤外線通
信アダプタ32の赤外線通信インターフェイス51及び
赤外線通信インターフェイス18bを介してシステムコ
ントローラ16にデータの送信を行う。また、制御部4
5は、システムコントロール16からの「受信完了」信
号を検知すると処理を終了し、図7のステップS2に戻
る。 【0038】続いて、ステップS19で携帯端末31の
制御部45は、赤外線通信アダプタ32の赤外線通信イ
ンターフェイス51及び赤外線通信インターフェイス1
8bを介してシステムコントローラ16から「受信完
了」信号を検知するが、システムコントロール16から
受信信号が来ないときは、制御部45は、ステップS2
0で警告音を2回鳴らし、さらにステップS21で図1
0に示したようなエラーメッセージを表示部43に表示
する。また、制御部45は、システムコントロール16
からの「受信完了」信号を検知すると処理を終了し、図
7のステップS2に戻る。 【0039】なお、術中は医師あるいは看護婦が、赤外
線通信アダプタ32を接続した携帯端末31を携帯し
て、赤外線通信アダプタ32の赤外線通信インターフェ
イス51をシステムコントローラ16の赤外線通信イン
ターフェイス18bと対向する位置に移動しながら使用
する。 【0040】(効果)赤外線通信インターフェイス18
bを介した赤外線通信アダプタ32の通信距離の長い無
線通信により、携帯端末31を携帯した医師、あるいは
看護婦が、赤外線が届く距離まで赤外線通信インターフ
ェイス18aに近づく手間を少なからず省くことができ
るので、手術時間の短縮につながる。 【0041】図12ないし図17は本発明の第2の実施
の形態に係わり、図12は携帯端末とシステムコントロ
ーラとの制御を説明するフローチャート、図13は図1
2の処理における携帯端末の表示部に表示されるファイ
ルメニュー画面を示す図、図14は図12の内視鏡像の
ファイル受信処理を説明するフローチャート、図15は
図14の処理における携帯端末の表示部に表示される内
視鏡像を示す図、図16は図14の処理における携帯端
末の表示部に表示される第1のエラーメッセージを示す
図、図17は図14の処理における携帯端末の表示部に
表示される第2のエラーメッセージを示す図である。 【0042】第2の実施の形態は、第1の実施の形態と
ほとんど同じであるので、異なる点のみ説明する。 【0043】(構成)第1の実施形態と同じである。 【0044】(作用)図12〜図17を用いて、本実施
の形態の内視鏡手術システム1を遠隔操作するために携
帯端末31が有するソフトウェアについて説明する。 【0045】図12に示すように、本実施の形態では、
携帯端末31の制御部45は、ステップS51において
ソフトウェアが起動されると、ステップS52において
図13に示すようなファイルメニュー画面101を表示
部43に表示した後、入力部44によるユーザの入力を
待つ。 【0046】ユーザがカーソル56を動かして、ファイ
ルメニュー画面101上で受信したいファイルを選択す
ると、制御部45は、各メニューのデータファイル受信
処理に移行する。図12では説明の簡略化のため、内視
鏡像が選択された例を説明する。 【0047】すなわち、携帯端末31の制御部45は、
ステップS52においてファイルメニュー画面101上
で「内視鏡像」が選択されたかを判定して、「内視鏡
像」が選択されたと判定すると、ステップS53の内視
鏡像のファイル受信処理を実行した後ステップS52に
戻り、ユーザが内視鏡像を選択しない場合、ステップS
54にてファイルメニュー画面101上で「終了」が選
択されたかの判定が行われる。「終了」が選択された場
合、携帯端末31の制御部45は、ソフトウェアを終了
する。 【0048】ステップS52の内視鏡像のファイル受信
処理では、図14に示すように、ステップS111で携
帯端末31の制御部45は、赤外線通信インターフェイ
ス41及び赤外線通信インターフェイス18aを介して
システムコントローラ16から内視鏡像のデータファイ
ルを受信できたかどうか判断し、データファイルを受信
できた場合は図15に示すような内視鏡像を表示部43
に表示して処理を終了し、図12のステップS52に戻
り、受信できないときは、赤外線通信アダプタ32の赤
外線通信インターフェイス51及び赤外線通信インター
フェイス18bを介して赤外線通信アダプタ32よりシ
ステムコントローラ16に信号を送信する。 【0049】続いて、ステップS112で携帯端末31
の制御部45は、赤外線通信アダプタ32の赤外線通信
インターフェイス51及び赤外線通信インターフェイス
18bを介してシステムコントローラ16から「受信完
了」信号を検知するが、システムコントロール16から
受信信号が来ないときは、制御部45は、ステップS1
13で警告音を2回鳴らし、さらにステップS114で
図16に示すようなエラーメッセージを表示部43に表
示してステップS111に戻り、システムコントロール
16から受信信号が来たときは、制御部45は、ステッ
プS115で警告音を1回鳴らし、さらにステップS1
16で図17に示すようなエラーメッセージを表示部4
3に表示してステップS111に戻る。 【0050】なお、術中は医師あるいは看護婦が、赤外
線通信アダプタ32を接続した携帯端末31を携帯し
て、赤外線通信アダプタ32の赤外線通信インターフェ
イス51をシステムコントローラ16の赤外線通信イン
ターフェイス18bと対向する位置に移動しながら使用
する。 【0051】(効果)本実施の形態では、第1の実施の
形態の効果に加え、携帯端末31を携帯した医師、ある
いは看護婦が、遠隔操作装置の表示の指示に従い、混乱
なくデータファイルを行うことができる。 【0052】図18及び図19は本発明の第3の実施の
形態に係わり、図18は内視鏡手術システムの構成を示
す図、図19は図18の内視鏡手術システムの作用を説
明する図である。 【0053】内視鏡装置および手術用装置を集中制御す
ることを目的とした内視鏡手術システムについては、操
作性の向上を目的として様々な試みがなされている。内
視鏡手術システムを遠隔操作する、リモートコントロー
ラなどの遠隔操作装置の開発もそのひとつである。 【0054】例えば、本出願人が先に出願した特願20
01−321138号では、上述した遠隔操作装置とし
てPDAを、無線通信手段として赤外線通信を用いた内
視鏡手術システムを提案している。 【0055】この内視鏡手術システムでは、複数の遠隔
操作装置で、被制御装置を制御することが可能であり、
複数の遠隔操作装置を、複数の操作者が使用した場合、
意図しない設定値やデータなどが被制御装置に伝わり、
手術の妨げになる可能性があった。 【0056】また、遠隔操作装置の遠隔操作範囲を広げ
るために、信号送受信部を複数設けた場合、術者から離
れた手術室内で、術者の意図しない遠隔操作が、第3者
により行われる可能性があった。 【0057】そこで、本実施の形態では、複数の遠隔操
作装置の信号を、被制御装置が受けた場合も、確実な設
定やデータの送受信が行え、意図しない遠隔操作を防止
することのできる制御装置について説明する。 【0058】(構成)図18に示すように、複数装置か
ら構成される内視鏡手術システム200と、内視鏡手術
システム200にユーザID登録した第1の遠隔操作装
置201と、ユーザID登録していない複数の例えば第
2〜4の遠隔操作装置202,203,204とが設け
られている。 【0059】(作用)図19のステップS201で第1
〜4の遠隔操作装置201〜204のデータを内視鏡手
術システム200が受信する。 【0060】そして、ステップS202で上記遠隔操作
装置の各データを記憶し、ステップS203でID信号
を分析することでユーザID登録された遠隔操作装置の
データか否か判断する。 【0061】次に、ステップS204でユーザID登録
された第1の遠隔操作装置201のデータのみを選択
し、ステップS205で第1の遠隔操作装置201のデ
ータを内視鏡手術システム200の各装置に送信し、ス
テップS206で内視鏡手術システム200の設定終了
する。 【0062】(効果)予めユーザID登録した遠隔操作
装置以外のデータは送信できないため、ID登録してい
ない他の遠隔操作装置による意図しない設定値やデータ
が、被制御装置に伝わることがなく、効率的且つ安全に
手術を行うことができる。 【0063】図20及び図21は本発明の第4の実施の
形態に係わり、図20は内視鏡手術システムの構成を示
す図、図21は図20の内視鏡手術システムの作用を説
明する図である。 【0064】第4の実施の形態は、第3の実施の形態と
ほとんど同じであるので、異なる点のみ説明する。 【0065】(構成)図20に示すように、内視鏡手術
システム200と、内視鏡手術システム200にユーザ
ID登録した複数の複数の例えば第1〜4の遠隔操作装
置201,202,203,204とが設けられてい
る。 【0066】(作用)図21のステップS211で第1
〜4の遠隔操作装置201,202,203,204の
データを内視鏡手術システム200が受信する。 【0067】そして、ステップS212で上記遠隔操作
装置の各データを記憶し、ステップS213でID信号
を分析することでユーザID登録された遠隔操作装置の
データか否か判断する。 【0068】次に、ステップS214でユーザID登録
された第1〜4の遠隔操作装置201,202,20
3,204のデータを選択し、ステップS215で予め
優先IDを登録してある遠隔操作装置のデータを選択す
る。図21の場合、第1の遠隔操作装置201が優先I
D登録されている。 【0069】続いて、ステップS216で第1の遠隔操
作装置201のデータを内視鏡手術システム200の各
装置に送信し、ステップS217で内視鏡手術システム
200の設定終了する。 【0070】(効果)予めユーザID登録した遠隔操作
装置に、さらに優先登録を行うことで、入力可能な遠隔
操作装置が明確になり、設定時の混乱を回避することが
できる。 【0071】図22ないし図24は本発明の第5実施の
形態に係わり、図22は内視鏡手術システムの構成を示
す図、図23は図22の内視鏡手術システムの作用を説
明する第1の図、図24は図22の内視鏡手術システム
の作用を説明する第2の図である。 【0072】(構成)図22に示すように、内視鏡手術
システム300と、内視鏡手術システム300に接続し
た複数の例えば信号受信部A(301)〜H(308)
とが手術室内に設けられている。 【0073】(作用)内視鏡手術システム300の受信
信号ON/OFF回路により図23のように信号信号受
信部A(301)〜H(308)を選択し、手術室内の
全ての領域で、遠隔操作装置によるデータを送受信す
る。 【0074】あるいは、例えば図24のように信号信号
受信部B(302)、信号信号受信部C(303)、信
号信号受信部F(306)、信号信号受信部G(30
7)を選択し、手術室室内のB,C,F,Gの領域で、
遠隔操作装置によるデータを送受信する。 【0075】(効果)通信可能な領域を決めることで、
広範囲な信号受信領域からの意図しない信号の入力防止
することができる。 【0076】[付記] (付記項1) 被制御装置を制御可能な制御装置におい
て、前記被制御装置の機能を指示可能な遠隔操作装置か
らの指示情報を第1の通信プロトコルで受信する第1の
無線通信手段と、前記第1の通信プロトコルと異なる第
2の通信プロトコルで前記遠隔操作装置からの前記指示
情報を受信する第2の無線通信手段とを具備したことを
特徴とする制御装置。 【0077】(付記項2) 前記第1の無線通信手段が
データ信号を送受信できない場合、前記第2の無線通信
手段が、通信の補助を行うことを特徴とする付記項1に
記載の制御装置。 【0078】(付記項3) 前記第1の無線通信手段が
データ信号を送受信できない場合、前記第2の無線通信
手段の送受信信号により通信の状態を告知することを特
徴とする付記項1に記載の制御装置。 【0079】(付記項4) 第前記2の無線通信手段の
通信距離が、前記第1の無線通信手段の通信距離より長
いことを特徴とする付記項1に記載の制御装置。 【0080】(付記項5) 前記第1の無線通信手段に
通信距離が短く、大容量のデータを高速で通信できる赤
外線通信手段を使用し、前記第2の無線通信手段に通信
距離が長く,シリアル通信を行う赤外線通信手段を使用
したことを特徴とする付記項1に記載の制御装置。 【0081】(付記項6) 遠隔操作装置からの無線信
号を受ける複数の無線信号受信部により手術室内の全て
の領域で無線による遠隔操作ができる内視鏡手術システ
ムにおいて、前記複数の遠隔操作装置から前記無線信号
受信部が信号を受信したとき、前記複数の遠隔操作装置
を識別する識別回路を設けたことを特徴とする内視鏡手
術システム。 【0082】(付記項7) 前記複数の遠隔操作装置の
信号から予め登録した遠隔操作装置の信号を選択する選
択回路を設けたことを特徴とする付記項6に記載の内視
鏡手術システム。 【0083】(付記項8) 前記予め登録した遠隔操作
装置の信号から予め優先登録した遠隔操作装置の信号を
選択する選択回路を設けたことを特徴とする付記項7に
記載の内視鏡手術システム。 【0084】(付記項9) 複数の前記無線信号受信部
の中から、送受信可能な信号受信部を選択する選択回路
を設けたことを特徴とする付記項6に記載の内視鏡手術
システム。 【0085】本発明は、上述した実施の形態に限定され
るものではなく、本発明の要旨を変えない範囲におい
て、種々の変更、改変等が可能である。 【0086】 【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、内
視鏡手術システムを遠隔操作する際の操作性を向上し、
操作者に確実に遠隔操作装置を使用できるようにし、手
術時間を短縮して手術の効率を向上させることができる
という効果がある。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の第1の実施の形態に係る内視鏡手術シ
ステムを配置した手術室の様子を表す図 【図2】図1の内視鏡手術システムの構成を示すブロッ
ク図 【図3】図2の赤外線通信アダプタの回路構成を示した
ブロック図 【図4】図2の携帯端末の外観を表す図 【図5】図2の赤外線通信アダプタの外観を表す図 【図6】図4及び図5の携帯端末と赤外線通信アダプタ
の接続部を表す図 【図7】図2の携帯端末とシステムコントローラとの制
御を説明するフローチャート 【図8】図7の処理における携帯端末の表示部に表示さ
れるメインメニュー画面を示す図 【図9】図7の気腹装置の設定処理を説明するフローチ
ャート 【図10】図9のの処理における携帯端末の表示部に表
示されるエラーメッセージを示す図 【図11】図9のの処理における携帯端末の表示部に表
示される設定値入力画面を示す図 【図12】本発明の第2の実施の形態に係る携帯端末と
システムコントローラとの制御を説明するフローチャー
ト 【図13】図12の処理における携帯端末の表示部に表
示されるファイルメニュー画面を示す図 【図14】図12の内視鏡像のファイル受信処理を説明
するフローチャート 【図15】図14の処理における携帯端末の表示部に表
示される内視鏡像を示す図 【図16】図14の処理における携帯端末の表示部に表
示される第1のエラーメッセージを示す図 【図17】図14の処理における携帯端末の表示部に表
示される第2のエラーメッセージを示す図 【図18】本発明の第3の実施の形態に係る内視鏡手術
システムの構成を示す図 【図19】図18の内視鏡手術システムの作用を説明す
る図 【図20】本発明の第4の実施の形態に係る内視鏡手術
システムの構成を示す図 【図21】図20の内視鏡手術システムの作用を説明す
る図 【図22】本発明の第5実施の形態に係る内視鏡手術シ
ステムの構成を示す図 【図23】図22の内視鏡手術システムの作用を説明す
る第1の図 【図24】図22の内視鏡手術システムの作用を説明す
る第2の図 【符号の説明】 1…内視鏡手術システム 4…第1カート 5…第2カート 6…電気メス 7…気腹装置 8,21…内視鏡用カメラ装置 9,22…光源装置 10…VTR 11…ガスボンベ 12…第1の内視鏡 13,24…表示装置 14,25…集中表示パネル 15…操作パネル 16…システムコントローラ 17…シリアル通信インターフェイス 18a,18b…赤外線通信インターフェイス 19a,19b…赤外線通信器 23…画像処理装置 26…第2の内視鏡 28…中継ユニット 29…中継ケーブル 10…リモートコントローラ 31…携帯端末 32…赤外線通信アダプタ 41,51…赤外線通信インターフェイス 42,52…シリアル通信インターフェイス 43…表示部 44…入力部 45…制御部 53…制御回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04Q 9/00 311 H04Q 9/00 321C 321 331B 331 A61B 17/39 (72)発明者 佐野 大輔 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 八巻 正英 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 Fターム(参考) 4C060 KK03 KK04 4C061 JJ19 JJ20 NN03 YY14 5K048 AA04 BA00 CA05 DB04 FB08 FB10 FB15 HA04

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 被制御装置を制御可能な制御装置におい
    て、 前記被制御装置の機能を指示可能な遠隔操作装置からの
    指示情報を第1の通信プロトコルで受信する第1の通信
    手段と、 前記第1の通信プロトコルと異なる第2の通信プロトコ
    ルで前記遠隔操作装置からの前記指示情報を受信する第
    2の通信手段とを具備したことを特徴とする制御装置。
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US10/964,995 US20050097191A1 (en) 2001-09-05 2004-10-14 Control system for controlling medical equipment

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005287684A (ja) * 2004-03-31 2005-10-20 Olympus Corp 手術システム
JP2014192643A (ja) * 2013-03-27 2014-10-06 Contec Co Ltd 機器の遠隔制御装置

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JP2005287684A (ja) * 2004-03-31 2005-10-20 Olympus Corp 手術システム
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