JP2003274521A - 分電盤用機器 - Google Patents

分電盤用機器

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JP2003274521A JP2002073868A JP2002073868A JP2003274521A JP 2003274521 A JP2003274521 A JP 2003274521A JP 2002073868 A JP2002073868 A JP 2002073868A JP 2002073868 A JP2002073868 A JP 2002073868A JP 2003274521 A JP2003274521 A JP 2003274521A
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正人 傘谷
Shiyougo Ichimura
省互 一村
Kazunori Hirooka
一紀 廣岡
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ボディにカバーを取着し易く、かつ、発光素子
の光が見易くてゴミや挨が内部に侵入しにくい分電盤用
機器を提供する。 【解決手段】器体60を幅方向で二分割して部品を横嵌
め式に配設するボディ1およびカバー2と、このボディ
1およびカバー2間に配設されて器体60の上面に形成
された通孔28に臨む発光素子20、21とを備えた分
電盤用機器において、ボディ1の上面に、通孔28を有
してカバー2側に突出した表示部26を形成するととと
もに、カバー2に、表示部26よりも下段に形成されて
表示部26の内面が重なる舌部63を設けている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、発光素子を有して
分電盤内に配設される避雷器などの分電盤用機器に関す
る。
【0002】
【従来の技術】この種の分電盤用機器として、図16
(例えば特開平10−257617号)に示すものが存在する。
【0003】このものは避雷器110であって、サージ
吸収素子やヒューズ、並びに発光素子を配設した上面開
口のボディ110aと、発光素子LED1、LED2を
露見させる通孔110cを有してボディ110aの上面
に取着される下面開口のカバー110bとを有したもの
である。125〜127は入力端子、128は接地線、
131〜134は導電バーから突出する分岐接続部が挿
通される収納部であり、入力端子125〜127に臨む
分岐接続部が入力端子に接続される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このも
のにあっては、ボディにカバーを取著する際、発光素子
を通孔に入れながら行う必要があり、ボディにカバーを
取着し難いという問題があった。
【0005】そこで、本出願人にあっては、器体を幅方
向で二分劃して部品を横肢め式に配設するボディおよび
カバーを用いて、ボディおよびカバー間の突合せ面に発
光素子を露見させる通孔を形成することを検討したが、
その突合せ面を通して発光素子の光がもれてしまって、
発光素子の光が見にくいという問題がある。
【0006】また、この突合せ面からゴミや挨が内部に
入り易く、もって内部の部品に影響を及ぼし易いという
問題があった。
【0007】本発明は、かかる事由に鑑みて成されたも
のであり、その目的とするところは、ボディにカバーを
取着し易く、かつ、発光素子の光が見易くてゴミや挨が
内部に侵入しにくい分電盤用機器を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の分電盤用
機器は、器体を幅方向で二分割して部品を横嵌め式に配
設するボディおよびカバーと、このボディおよびカバー
間に配設されて器体の上面に形成された通孔に臨む発光
素子とを備えた分電盤用機器において、前記ボディの上
面に、前記通孔を有して前記カバー側に突出した表示部
を形成するととともに、前記カバーに、前記表示部より
も下段に形成されて前記表示部の内面が重なる受部を設
けたことを特徴とするものである。
【0009】請求項1記載の分電盤用機器によれば、発
光素子の通孔の部分を分割しないので、発光素子の光が
分割された位置でもれる恐れがなく、もって発光素子の
光を十分に視認させることができる。また、カバーの受
部が表示部よりも下段形成されて表示部の内面が重なる
ので、ボディとカバーとの突合せ面からゴミや挨が内部
に入りにくくなる。
【0010】請求項2記載の分電盤用機器は、請求項1
において、前記通孔を器体の幅方向で中央位置に形成し
たものである。
【0011】請求項2記載の分電盤用機器によれば、請
求項1と同様な効果のほか、発光素子が器体の幅方向で
中央位置に位置することとなり、見栄えが良くなる。
【0012】請求項3記載の分電盤用機器は、請求項2
において、前記発光素子をボディおよびカバーの分割線
と平行に複数個並設したものである。
【0013】請求項3記載の分電盤用機器によれば、複
数の発光素子をボディ及びカバー間方向で中心位置に配
設することができ、請求項2記載の効果に加え、この分
電盤用機器を横並びに並設したときに、どの分電盤用機
器のものであるのか判別し易くなる。
【0014】請求項4記載の分電盤用機器は、請求項
1、請求項2または請求項3において、前記表示部及び
舌部間に凹凸嵌合部を設けたものである。
【0015】請求項4記載の分電盤用機器によれば、請
求項1、請求項2または請求項3と同様な効果のほか、
ボディおよびカバーを組立てるときに、上面側を凹凸嵌
合部で止めることができ、組立作業が容易となる。
【0016】
【発明の実施の形態】この発明の一実施の形態を図1か
ら図9により説明する。すなわち、この分電盤用避雷器
は、ボディ1、カバー2、プリント基板3、4を有す
る。
【0017】ボディ1およびカバー2は、器体60を幅
方向で二分割形成して部品を横嵌め式に配設するもので
ある。したがって、ボディ1とカバー2を組合わせるこ
とにより器体60が構成される。例えば底部においてボ
ディ1側にねじ孔5を形成し、カバー2側にねじ挿通孔
6を形成し、ねじ11により連結するとともに、上部に
おいて凹凸嵌合部65、例えばボディ1側に2つの引掛
孔7を形成し、カバー2に引掛孔7に係止する係止爪8
を設けている。引掛孔7はカバー2側に突出する表示部
26に形成し、カバー2は表示部26よりも下段に形成
されて表示部26の内面が重なって係合する受部である
舌部63を形成し、これに係止爪8を形成している。舌
部63はカバー2の上面に凹設することにより段設し、
かつ係止爪8の間に切欠き部64を形成している。な
お、カバー2にねじ孔を形成し、ボディ1にねじ挿通孔
を形成してもよく、また表示部26および舌部63間に
設けた凹凸嵌合部65はボディ1に係止爪を形成し、カ
バー2に引掛孔を形成してもよい。
【0018】この器体60の一端側に入力端子22〜2
4が配設される。実施の形態において、入力端子22〜
24は分電盤の導電バー(図示せず)に差し込むための
受刃により形成し、ボディ1に形成した端子装着部30
〜32に装着され、端子装着部30〜32に連通するよ
うにボディ1およびカバー2に上記導電バーに差し込む
ための溝33を形成している。
【0019】プリント基板3は、入力端子22〜24に
各々接続されるヒューズ12〜14を倒した状態で配設
するとともに各ヒューズ12〜14に直列接続されるサ
ージ吸収素子15〜19を実装している。入力端子22
〜24はリード線52〜54によりヒューズ12〜14
に接続している。25はアース線である。またプリント
基板3のヒューズ12、13間に切溝40を形成し、器
体60のボディ1に、切溝40に沿って挿通され、ヒュ
ーズ12、13の少なくとも入力側を隔離する隔壁43
を設けている。入力端子22〜24およびヒューズ12
〜14は、図9に示すように単相三線式配線路における
2つの電圧極L1、L2と1 つの中性極Nとに接続され
る各々3つからなり、中性極Nの入力端子24に接続さ
れるヒューズ13を他のヒューズ12、14に対し中央
に配設している。
【0020】また器体60のボディ1の上面に、プリン
ト基板3の端面が嵌合する嵌合溝38を形成している。
実施の形態では、ボディ1の上部の下面に2つの突条部
37と突条部37に交差するように上部を貫通した嵌合
溝38を形成し、プリント基板3の上部の絶縁を考慮し
て延出した延出片3bを嵌合溝38に差し込み係止して
位置決めしている。ボディ1に収納されるプリント基板
3の周縁部を支持するため、ボディ1の内壁面にリブ等
により形成した突条35を所定の間隔をおいて形成し、
奥壁にプリント基板3の位置決め部36を突起により設
けている。
【0021】プリント基板3、4は、ボディ1およびカ
バー2からなる器体60の幅方向に実装面3a、4aが
位置する方向として配設される。すなわち、2つのプリ
ント基板3、4は、互いの電子部品実装面3a、4aが
ボディ1およびカバー2間の方向となる向きとしてボデ
ィ1およびカバー2の分割位置すなわち開口縁1a、2
aからボディ1側とカバー2側とに別々に配設してい
る。この場合、各プリント基板3、4を、電子機器実装
面3a、4aを対向する形で配設し、各プリント基板
3、4は互いに導電性のピン10で電気的に接続され、
同時に両プリント基板3、4をピン10で機械的にも連
結し、ピン10の長さの設定により各プリント基板3、
4を開口縁1a、2aから十分に距離を隔てるようにし
ている。また、プリント基板3には寝かせた状態で配設
されるヒューズ12〜14と立たせた状態で配設される
サージ吸収素子15〜19などの電子部品が実装され、
プリント基板4には発光ダイオードなどの発光素子2
0、21などが実装され、プリント基板4は、プリント
基板3のヒューズ12〜14に対して対向位置となり、
かつサージ吸収素子15〜19に対して非対向位置とな
るように、プリント基板3に対向配設されている。
【0022】二分割された器体60のうちのカバー2側
すなわちプリント基板4側に、プリント基板4に当接す
る移動防止片50を設けている。すなわち、プリント基
板4がプリント基板3とピン10により連結された状態
で、プリント基板3をボディ1に上記のように挿入し位
置決めし、つぎにボディ1にカバー2を被せ、カバー2
の内面に突設した移動防止片50によりプリント基板4
が押えられる。
【0023】またプリント基板4の発光素子20、21
は、ボディ1およびカバー2間に配設されて器体60の
上面に形成された通孔28に臨み、発光素子20、21
の光を器体60外に出す。この場合、ボディ1の上面よ
りカバー2側に突出した表示部26に通孔28を有し、
表示部26よりも下段に形成され表示部26の内面が係
合するカバー2の舌部63に通孔28を回避するための
切欠き64を形成している。実施の形態の通孔28は器
体60の幅方向で中央位置に形成している。また発光素
子20、21をボディ1およびカバー2の開口縁1a、
2aからなる分割線と平行で引掛孔7の間に複数個並設
している。なお通孔28を塞ぐ透明のシールを貼付する
ことができる。そして、プリント基板3をボディ1に挿
入する時に発光素子20、21の端部を通孔28に挿入
させる。
【0024】これにより、発光素子20、21の通孔2
8の部分を分割しないので、発光素子20、21の光が
分割された位置でもれる恐れがなく、もって発光素子2
0、21の光を十分に視認させることができる。また、
カバー2の舌部63が表示部26よりも下段に形成され
て表示部26の内面が係合するので、ボディ1とカバー
2との突合せ面からゴミや挨が内部に入りにくくなる。
すなわち実施の形態において、この部分は分電盤蓋体の
窓孔から外部に露見される部分であり、通常使用状態に
おいては、この部分からゴミや挨が進入するので、この
部分でのゴミや挨対策が重要である。
【0025】ボディ1およびカバー2の上面には分電盤
の導電バーに装着した状態で抜止めするための係止爪4
3を設け、カバー2の側面に分電盤に設けた引掛爪(後
述)に引っ掛ける被引掛部44を形成している。
【0026】図9は避雷器の回路図である。プリント基
板3は電源回路を有する強電回路部46(図9参照、た
だし弱電回路部47を除く)を有し、プリント基板4は
制御回路を有する弱電回路部47を有する。プリント基
板3に設けられる素子として、L1、L2は入力端子2
2、23、Nは入力端子24、F1、F3はヒューズ1
2、14、F2はヒューズ13、Eはアース線、ZNR
1〜ZNR5はサージ吸収素子15〜19、GAはギャ
ップである。プリント基板4に設けられる素子として、
LED1、LED2は発光素子20、21、R1、R2
は抵抗、D1、D2はダイオードである。
【0027】入力端子L1、L2、Nを通して導電バー
にヒューズF1〜F3とサージ吸収素子ZNR3〜ZN
R5とギャップGAが直列に接続され、入力端子L1、
L2が接続される電圧極と入力端子Nが接続される中性
極との間でヒューズF1〜F3間に図のようにサージ吸
収素子ZNR1、ZNR2と発光素子LED1、LED
2とを接続している。雷サージが侵入していない通常の
状態では、ヒューズF2→発光素子LED1、LED2
→ヒューズF1、F3の順路で発光素子LED1、LE
D2が通電されて点灯する。雷サージが侵入すると、ヒ
ューズF1(F2、F3)→サージ吸収素子ZNR3
(ZNR4、ZNR5)→ギャップGAという順路で放
電される。すなわち、各極間のサージをサージ吸収素子
ZNR1、ZNR2で吸収し、ギャップGAによる放電
をサージ吸収素子ZNR3〜ZNR5で停止するように
している。
【0028】図10から図15は、上記した受刃を有す
るプラグイン方式の分電盤用避雷器99を内部に配設し
た分電盤を示す。分電盤は、主幹ブレーカ70と、この
主幹ブレーカ70に接続されて前後三段方向(分電盤取
付状態)に配設した導電バー72〜74と、この導電バ
ー72〜74の幅方向両側に配設されて導電バー72〜
74の延出方向に等間隔でもって前方向へ突出する引掛
爪76を有した取付台77と、この取付台77の隣合う
2つの引掛爪76間に配設されて3本の導電バー72〜
74のうちの2本を差込接続するものであって、2つの
引掛爪76のうちの1つに引掛けられる被引掛部78を
底面から一側面にかけて形成したプラグイン式の分岐ブ
レーカ79とを備えている。
【0029】分電盤用避雷器99は、主幹ブレーカ70
からプラグイン式の各分岐ブレーカ71に電力を供給す
る前後方向三段に配設した導電バー72〜74に接続さ
れるものである。そして器体60は、分岐ブレーカ71
の幅寸法の整数倍の幅寸法を有し、3つの受刃からなる
入力端子22〜24は器体60内の一端面側に前後方向
三段に配設されて各導電バー72〜74に差込接続され
る。実施の形態では分岐ブレーカ79の幅寸法の2倍の
幅寸法に設定している。これにより、分電盤取付状態で
前後三段に配設された導電バー72〜74に差込接続さ
れたプラグイン式の分岐ブレーカ71のいずれかを外
し、その外した位置にそのまま分電盤用避雷器99を設
置して導電バー72〜74に差込接続することができ、
分電盤内への組込み作業が容易となる。この点従来例の
ものは、導電バーから突出する各分岐接続部に端子ねじ
により接続される3つの端子125〜127を収納部1
31、132、134内に収納して、分岐ブレーカに隣
り合う形で配設されている。
【0030】器体60は上記したように、各入力端子
(受刃)22〜24を横嵌め式に配設する端子装着部
(受刃収納部)30〜32を有したボディ1と、このボ
ディ1の開口面に取着されるカバー2とにより二分割形
成されている。これにより、受刃を横嵌め式に配設する
ことができ、受刃を配設する作業が容易となる。また、
受刃をボディ1側に収まる大きさにすることができ、受
刃の材料取りが良くなる。
【0031】また器体60には、取付台77の1 つの引
掛爪76およびこれを挟む2つの引掛爪76のうちの隣
合う2つの引掛爪76に対応する逃げ凹所80が底面か
ら一側面にかけて形成されるともにこの逃げ凹所80に
対応する2 つの引掛爪76のうちの少なくとも一方に引
掛けられる被引掛部44が形成されている。
【0032】これにより、各分岐ブレーカ79を挟む形
の2 つの引掛爪76を逃げ凹所80で吸収し残りの1つ
の引掛爪77との間で分電盤用避雷器99を配設するこ
とができる。したがって、引掛爪76に引掛けられた分
岐ブレーカ79を2つ外してそのまま分電盤用避雷器9
9を取り付けることができ、分電盤用避雷器99が幅方
向でずれるのを防止できる。
【0033】また逃げ凹所80および被引掛部44を、
カバー2にのみ形成している。これにより、ボディ1例
の底面を凹ませる必要がなく、もってボディ1側のスペ
ースを有効利用することができる。特に、受刃や他の部
品を組込むためのスペースをボディ側に設けることが容
易となる。
【0034】図示の分電盤について、さらに詳述する。
図10および図11において、82は、内器を収納する
箱体である。壁面取付状態における上部に電線挿通用の
ノックアウト部83を形成している。箱体82の開口部
は蓋体84により閉じられる。蓋体84には主幹ブレー
カ70や分岐ブレーカ71等の操作部を露出する穴を形
成している。85はブレーカ表示部、86はリミッタ部
である。箱体82内において、87はリミッタ取付部で
あり、主幹ブレーカ70の分岐ブレーカ71と反対側に
設けている。88は接続バーまたは導体であり、主幹ブ
レーカ70の出力端子と導電バー72〜74を接続す
る。なお、箱体82にはアース端子(図示せず)が設け
られる。
【0035】図12において、89は金属製の基板であ
り、その両側下面に一対のフレーム90がねじにより取
付けられ、フレーム90の一端に主幹ブレーカ取付台9
1がねじにより連結されている。フレーム90および取
付台91が箱体82の底部にねじ等により取付けられ
る。基台92の中央凹部には合成樹脂製の基台92が取
付けられる。基板89は中央仕切り部94を有し、中央
仕切り部94の両端に支柱部95を有し、中央仕切り部
94に対向して基台92の両側寄りに複数の位置決め部
96を立設している。導電バー72、74は中央仕切り
部94と位置決め部96の間に係止される。導電バー7
2、74はそれぞれ中央仕切り部94側の側縁に沿って
分岐ブレーカ設置数分の一対の分岐接続部72a、74
aを設けている。それぞれ一対の分岐接続部72a、7
4aは分岐ブレーカ71および避雷器99の入力端子の
高さに合うように高さが異なり、かつ方向が互いに逆向
きになっている。導電バー72、74の両端が基台92
に設けたナット98にねじ97により螺合される。導電
バー73は一対の支柱95間に載置され、支柱95の上
端部に装着したナット151にねじ150により取付け
られる。一対の取付台77は基台92上の導電バー7
2、74および基板89上に配置され、それぞれ係止爪
93により基板89に形成した引掛孔152に引掛けら
れて取付けられる。154は各分岐ブレーカ71の位置
決め片であり、例えば突片により形成している。156
は分岐ブレーカ71や避雷器99の上面に形成した係止
爪43に引っ掛かり、分岐ブレーカ71や避雷器99が
引掛爪76から外れるのを防止する弾性係止片である。
これは図15に示すように本体156aの下面に設けた
突起156cを導電バー73に形成した複数の孔73a
に圧入して取付け、本体156aの両側に分岐ブレーカ
71や避雷器99の一対の係止爪43に引っ掛かるT形
の引掛部156bを分岐ブレーカ数形成し、引掛部15
6bの脚部を本体156aの中間部に弾性支持し、引掛
部156bを引掛け方向に付勢している。
【0036】図13および図14において、引掛爪76
に分岐ブレーカ71および避雷器99の被引掛部44に
引掛けて取付ける。このとき、避雷器99は分岐ブレー
カ71の2倍の幅を有し、上記のように逃げ凹所80に
より側面開口側の引掛爪76を避けている。
【0037】図15において、分岐ブレーカ71および
避雷器99は溝33で導電バー72〜74に差込まれ、
入力端子である受刃に接続されるとともに係止爪43が
弾性係止部156aを乗り越えて引っ掛かり、かつ被引
掛部44が1つのが引掛爪76に引っ掛かり、取付台7
7に取付けられる。157は位置決め片154を逃げる
凹所である。一方分岐ブレーカ71および避雷器99を
取付台77から外すときは、弾性係止片156を治具等
により係止爪43から外すことにより行うことができ
る。
【0038】
【発明の効果】請求項1記載の分電盤用機器によれば、
発光素子の通孔の部分を分割しないので、発光素子の光
が分割された位置でもれる恐れがなく、もって発光素子
の光を十分に視認させることができる。また、カバーの
受部が表示部よりも下段形成されて表示部の内面が重な
るので、ボディとカバーとの突合せ面からゴミや挨が内
部に入りにくくなる。
【0039】請求項2記載の分電盤用機器によれば、請
求項1と同様な効果のほか、発光素子が器体の幅方向で
中央位置に位置することとなり、見栄えが良くなる。
【0040】請求項3記載の分電盤用機器によれば、複
数の発光素子をボディ及びカバー間方向で中心位置に配
設することができ、請求項2記載の効果に加え、この分
電盤用機器を横並びに並設したときに、どの分電盤用機
器のものであるのか判別し易くなる。
【0041】請求項4記載の分電盤用機器によれば、請
求項1、請求項2または請求項3と同様な効果のほか、
ボディおよびカバーを組立てるときに、上面側を凹凸嵌
合部で止めることができ、組立作業が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態の分解斜視図である。
【図2】組み立て状態の外観斜視図である。
【図3】その平面図である。
【図4】プリント基板の接続前の斜視図である。
【図5】一方のプリント基板をボディに装着した状態の
側面図である。
【図6】図5のA−A線断面図である。
【図7】図5のB−B線断面図である。
【図8】図5で他方のプリント基板が取付けられた状態
の側面図である。
【図9】回路図である。
【図10】分電盤の正面図である。
【図11】蓋体を外した状態の分電盤の正面図である。
【図12】内器部分の分解斜視図である。
【図13】避雷器の取付け前の状態の斜視図である。
【図14】避雷器の裏面側からみた斜視図である。
【図15】避雷器の取付状態の部分断面図である。
【図16】従来例の斜視図である。
【符号の説明】
1 ボディ 1a 開口縁 2 カバー 2a 開口縁 7 引掛孔 8 係止爪 20 発光素子 21 発光素子 26 表示部 28 通孔 60 器体 63 舌部 65 凹凸嵌合部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 廣岡 一紀 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工 株式会社内 Fターム(参考) 4E353 AA07 AA16 AA18 BB02 BB05 DR08 DR27 DR49 EE01 GG09 GG31 4E360 AB05 AB12 AB22 BA08 BA15 BB04 BC02 BD05 CA08 EA18 ED03 ED13 ED23 ED27 FA08 GA22 GA36 GA53 GB92

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 器体を幅方向で二分割して部品を横嵌め
    式に配設するボディおよびカバーと、このボディおよび
    カバー間に配設されて器体の上面に形成された通孔に臨
    む発光素子とを備えた分電盤用機器において、 前記ボディの上面に、前記通孔を有して前記カバー側に
    突出した表示部を形成するととともに、前記カバーに、
    前記表示部よりも下段に形成されて前記表示部の内面が
    重なる受部を設けたことを特徴とする分電盤用機器。
  2. 【請求項2】 前記通孔を器体の幅方向で中央位置に形
    成した請求項1記載の分電盤用機器。
  3. 【請求項3】 前記発光素子をボディおよびカバーの分
    割線と平行に複数個並設した請求項2記載の分電盤用機
    器。
  4. 【請求項4】 前記表示部及び舌部間に凹凸嵌合部を設
    けた請求項1、請求項2または請求項3記載の分電盤用
    機器。
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JP2008125259A (ja) * 2006-11-13 2008-05-29 Otowa Denki Kogyo Kk Spdおよび住宅用分電盤
JP2009140943A (ja) * 2007-12-03 2009-06-25 Nippon Antenna Co Ltd 機器ケース
JP2013246994A (ja) * 2012-05-28 2013-12-09 Tempearl Ind Co Ltd 回路遮断器

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