JP2003274420A - デジタルスチルカメラ - Google Patents

デジタルスチルカメラ

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JP2003274420A
JP2003274420A JP2002068835A JP2002068835A JP2003274420A JP 2003274420 A JP2003274420 A JP 2003274420A JP 2002068835 A JP2002068835 A JP 2002068835A JP 2002068835 A JP2002068835 A JP 2002068835A JP 2003274420 A JP2003274420 A JP 2003274420A
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lcd
digital still
still camera
cloudy
transmittance
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Teruhiro Yoshida
彰宏 吉田
Toshiaki Nakahira
寿昭 中平
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のデジタルカメラでは、消費電力削減の
ため液晶表示装置の電源を切ると共に、撮像装置の電源
まで切ると、次の撮影命令が出たとき、AE情報を確定
するまでに時間がかかり、レリーズタイムラグが大きか
った。 【解決手段】 電圧を印加すると、透過率が変わる4分
割のLCD201〜204と、白濁するLCD200と
を貼り合わせて白濁LCD102とし、撮像レンズとC
CDの間に置く。撮像素子の電源が切られた状態のとき
撮影命令が入ると、4分割の各エリアにそれぞれ異なる
電圧を印加することによって、CCDは4通りの明るさ
に対応する被写体輝度情報が得られる。4カ所のエリア
の内、少なくとも1カ所のエリアの出力はCCDのダイ
ナミックレンジに収まるように印加電圧の配分を決め
る。これによって1フレームでAE測光が完了する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、デジタルカメラの自動
露出調整、および、自動ホワイトバランスに関する。
【0002】
【従来の技術】最近のデジタルスチルカメラには、一般
的に撮像レンズとは別の、撮影範囲を確認するための光
学ファインダーと、画像確認用液晶(以下、単にLCD
と称す)表示装置の電源ON、OFFスイッチが設けら
れている。この主な目的は、記録モード時での消費電力
の低減のためである。撮影しようとする範囲を、光学フ
ァインダーによって確認する光学ファインダー撮影モー
ドにおいて、LCD表示装置及びその駆動回路、バック
ライトなどの電源を切ることができるとともに、LCD
表示装置に表示するための画像を得る必要もないので、
撮像素子及びその駆動回路などの電源も切ることが可能
になり、その結果、大幅な消費電力削減が可能になる。
【0003】しかし、撮像系の電源を切っていると、モ
ニタリング中のコンティニアスな記録諸条件、すなわ
ち、自動露出(AE)、自動焦点調節(AF)、自動ホ
ワイトバランス(AWB)のサンプリングが出来ない。
そこで光学ファインダー撮影モード時、撮影動作の際、
従来行われていた方法は、撮像素子の電源投入後、まず
撮影被写体の輝度情報を取得するために、何度か露光時
間を変化させて測光動作を繰り返していた。これは、被
写体のダイナミックレンジに対して、撮像素子のダイナ
ミックレンジの方が狭いためにどうしても必要なシーケ
ンスである。電源投入直後の露光時間設定は、事前の被
写体輝度の情報が全くないため、ある決められた仮の露
光時間に設定する必要がある。この露光時間に対して被
写体の輝度がかなり高かった場合は、前述のダイナミッ
クレンジの問題で、撮像素子の出力信号が飽和してしま
い、被写体輝度の適切な評価が出来ない。逆に被写体輝
度がかなり暗い場合は、ノイズに埋もれてしまい、被写
体輝度の適切な評価とならない可能性があった。そのた
め、露出の評価値として適切な大きさになるようにする
には、露光時間を何通りか変化させる必要が生ずる。A
F、AWBの評価値を取得する際にも露出レベルが適切
になっていなければ同じ問題が生ずるため、まず、撮影
命令が入力されると、適正露光量になるようにAEのル
ープ処理がなされる。撮像素子の種類にもよるが、一般
的には1つの画面を読み出す時間は1/60〜1/30秒ほど
で、この処理を完了するのに要する時間は、ループ回数
(読出し回数)×1/60〜1/30秒となる。これだけの時間
がその後の撮影処理とは別に必要となり、実際に撮影が
開始されるまでの時間(以下、レリーズタイムラグとい
う)の増加を招いていた。
【0004】そこで、撮像素子では記録諸条件のサンプ
リングを行わず、別に素子を設けることによって、記録
諸条件を得られるようにしているものや、LCD表示装
置の電源はOFFしても、撮像系の電源はOFFしない
で、実動作中と変わらない状態にしているものなどがあ
る。しかし、前者の場合は測光をするためだけに、機器
のコストの上昇を招き、更にはそれを入れるためのスペ
ースが必要となり、カメラ全体のサイズを大きくしてし
まう。また、後者の場合は、本来の目的である消費電力
低減の効果が十分に得られない。
【0005】また、デジタルスチルカメラにおいてホワ
イトバランスの評価値の取得は、モニタリング画像から
得るようにするのが一般的であるが、本来外光の色温度
情報を採取したいにもかかわらず、画面一面が単色の被
写体で覆われているような場合、その色を白くするべく
動作してしまう。そこで、追尾範囲を制限して、その範
囲外の色は追尾しないような処置を施すが、完全にこの
ような間違った追尾を起こさないようにすることは難し
く、多少の追尾のしすぎを伴なってしまうのが実情であ
る。
【0006】そこで、従来のビデオカメラなどでは、乳
白色のフィルターを撮像レンズの前にユーザーの手によ
って装着し、正確にホワイトバランスをとれるようにし
ているものがある。しかし、デジタルスチルカメラにお
いては、撮影モードでも、必ずしも常時モニタリングを
する必要がなく、いつ撮影動作に入らなければいけない
か、分からないという特質を持つものなので、撮影前に
いちいちフィルターを装着するような手間をかけられな
いという事情から、この方法を用いられることはなかっ
た。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、以上で述べ
たような不具合を解消することを目的としたものであ
り、光学ファインダー撮影モードでの撮影範囲確認中の
消費電力を最低レベルに保ちつつ、レリーズタイムラグ
の短縮を、限られたスペースで実現するとともに、高精
度なホワイトバランスの評価値を取得できるようにする
ことを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、請求項1の発明では、デジタルスチルカメラにおい
て、両面に偏光板を備え、複数のエリアに分割され、エ
リア毎に異なる電圧を印加すると、透過光量がエリア毎
に異なる液晶と、電圧を印加すると白濁する液晶とを貼
り合わせた白濁LCDを、撮像レンズと撮像素子の間に
備えたことを特徴とする。請求項2の発明では、請求項
1に記載のデジタルスチルカメラにおいて、前記撮像素
子の電源を切った状態において、撮影命令が入力された
ときに、前記白濁LCDは、エリア毎に異なる透過率に
設定され、1フレームの電荷蓄積時間で、被写体輝度情
報をエリア分割数だけ一度に取得できる機能を有するこ
とを特徴とする。
【0009】請求項3の発明では、請求項2に記載のデ
ジタルスチルカメラにおいて、ホワイトバランスを正確
に取得したい際に、ユーザーが適宜使用できるWBスイ
ッチを設け、該WBスイッチが押されると、前記白濁L
CDの片面を白濁させ、他面の各エリアの透過率を一律
に設定され、ホワイトバランス情報を取得後、自動的に
白濁を解消する機能を有することを特徴とする。
【0010】請求項4の発明では、請求項3に記載のデ
ジタルスチルカメラにおいて、画像確認用の表示装置を
有し、モニタリングしながら該表示装置に画像を出力し
ている時に前記WBスイッチが押された場合は、ホワイ
トバランス情報を取得するまで、LCDの透過率が下が
る直前の画像を表示しつづけることを特徴とする。請求
項5の発明では、請求項2〜4のいずれか1つに記載の
デジタルスチルカメラにおいて、前記撮像素子の電源を
切った状態から撮影命令が入力されたとき、得られた被
写体輝度情報を基に、前記白濁LCDの透過率を決定
し、ホワイトバランス情報を取得すべく、前記白濁LC
Dの全エリアを同一の透過率に設定する作業を、連続し
て行うことを特徴とする。
【0011】請求項6の発明では、請求項1〜5のいず
れか1つに記載のデジタルスチルカメラにおいて、前記
白濁LCDは、前記撮像素子の前面に取り付けられ、パ
ッケージの封止に用いられる保護ガラスを兼ねることを
特徴とする。
【0012】
【作用】請求項1の発明では、白濁するLCDと透過率
が変化するLCDとを貼り合わせて、CCDに対して複
数通りの透過率による光量分布と、散乱によるほぼ均等
な光量分布を与える。請求項2の発明では、透過率が異
なるエリア分割された白濁LCDを使用することで、電
源投入直後のAE処理の高速化を実現し、レリーズタイ
ムラグの短縮化に寄与する。請求項3の発明では、カメ
ラにホワイトバランス取得の指示をおこなうWBスイッ
チを設けることで、ユーザーがホワイトバランス処理開
始を適宜選択可能になる。
【0013】請求項4の発明では、白濁液晶を使用した
ホワイトバランス処理中について、TVやLCDの表示
に白濁液晶による白く霞んだ画像が表示されるのではな
く、WBスイッチが押されたらホワイトバランス動作直
前の画像を使うことで適切な表示処理をおこなう。請求
項5の発明では、光学ファインダ撮影モード時について
AE高速処理と高精度なホワイトバランス処理を連続し
ておこなう。請求項6の発明では、新しい機能を付け加
えても、カメラの大きさに全く影響を与えない。
【0014】
【実施例】以下に実施例に従って本発明を説明する。図
1は本発明のデジタルカメラの構成をブロック的に示
す。第1実施例は、撮像系として、撮影レンズ101と
CCD103の間に白濁LCD102を有している。こ
の撮像系によって撮影された画像データはCDSAD1
04にてサンプング、デジタル化され更に後段のDSP
105とSDRAM109にて画像処理される。このD
SP105においてAE、AWB、AFの評価値の取得
がおこなわれる。画像処理されたデータは表示LCD1
06またはVIDEO OUT115に出力されるか、
バスを介してカードメモリ111に記録される。またカ
メラは外部とのI/FとしてパソコンI/F110を有
する。第2実施例として、メインCPU112は、図示
しないWBスイッチからの信号の、ユーザーI/F11
4を介して得た指示を、サブCPU113を介して受け
取り、ホワイトバランス取得の制御をおこなうべくTG
108を介して、CCD103、CDSAD104の制
御、白濁LCD102の各エリア202〜205の透過
率制御をおこなう。第3実施例として、このとき、CC
D103からは一様な白色の画像しか得られないので、
表示LCD106には、WBスイッチが押される直前に
表示していた画像をそのまま固定的に表示し続ける。
【0015】図2に、エリア毎に透過率の設定が可能な
白濁LCD102とCCD103の概略図を示す。白濁
LCDは2種類のLCDの張り合わせで構成される。片
方のLCD200は電圧をかけると白濁し、入射光を散
乱させるタイプのものを用いる。 LCD200の片面
は電圧印加用の入力端子を有し、他の面は接地用の端子
GNDが接続される。0でない電圧を前記入力端子に印
加すると、透明状態だったLCDが白濁を始める。白濁
により散乱された光は、一部は透過するが、一部は反射
してCCDに到達する光量がその分減少する。AEの測
光のためには或る程度CCDに入る光が平均化された方
が好ましいが、あまり大きな光量減少は好ましくないの
で、これらの条件を考慮してV0の値を設定する。他方
のLCDは両面に偏光板206、207を有し、電圧の
印加により、LCDの旋光性によって透過光量が変化す
るタイプのものを用い、エリア201〜204のように
複数分割されている。ここでは例として縦横とも2等
分、すなわち、4分割されたLCDとしたが、分割数は
任意である。LCDの各エリア201〜204には電圧
を印加する端子と共通のGND端子を有する。偏光板2
06、207はエリア別にする必要がないので全エリア
を表裏各一枚で覆うようにする。印加電圧が0Vのとき
は液晶の旋光性は発生せず、印加電圧が大きくなるほ
ど、旋光性が大きくなり透過率が下がる。なお印加電圧
をV1<V2<V3<V4とする。この光学的配置よ
り、CCD103では1フレームで4つの異なる輝度レ
ベルの被写体像を得ることと同等になる。この様子を図
3を用いて説明する。
【0016】図3にLCDの透過特性が変化する原理に
ついて概略図を示す。ここではV1=0とする。201
において印加電圧V1はV1=0であるため液晶の旋光
能力はない。前後面に同一偏光面で配置された偏光板に
対し、片面から入射した光は偏光板の持つ偏光面に一致
した光だけが透過し、LCD内で何の作用も受けないの
でそのまま反対側の偏光板を通過する。202において
V2>V1であるためLCDは若干の旋光性を持ち、入
射した光は若干偏光面を回転される。このため、入射光
の一部が反対側の偏光板に遮られて出射できず、透過光
が若干減少する。203、204においては印加電圧が
より大きくなるため、偏光面の回転が更に大きくなり、
更に透過率は下がる。電圧の増加によって偏光面が90
度回転した場合は、透過光はほとんどなくなる。この特
性を利用し、被写体のダイナミックレンジを考慮してV
2〜V3の電圧を設定することで、CCDのダイナミッ
クレンジを見かけ上広げることができる。なお、図では
LCD200を省略してあるので、透過光が直進するよ
うに示しているが、白濁LCD102としてLCD20
0とLCD201〜204を張り合わせたものは、透過
光が拡散して出て行く。第4実施例は、撮像素子の電源
を切った状態において、撮影命令が入力されると、白濁
LCD102は、全体を白濁させると同時に、エリア毎
に異なる透過率に設定され、1フレームの電荷蓄積時間
で、被写体輝度情報をエリア分割数だけ一度に取得す
る。
【0017】図4は第5実施例として、保護ガラスとし
て白濁LCD402を使用したCCD401を図示す
る。白濁LCD402は前記白濁LCD102と基本的
に同じ構成であるが、CCDの保護ガラスとして使える
ように形状その他を変型させたものである。こうするこ
とによって、新機能のLCDを配置したにもかかわら
ず、CCDの大きさがほとんど変わらずに構成すること
ができる。
【0018】図5は、カメラの制御についての流れ図を
示す。以下第6実施例の説明をする。撮影命令が出た時
点で、ステップ501の制御開始になる。はじめに、ス
テップ502でCCD103および、その周辺回路が起
動される。ステップ503で白濁LCDの各分割エリア
201〜204にそれぞれ対応の電圧V1〜V4が、ま
た他面のLCDに電圧V0が与えられる。4分割のエリ
アから得られるデータの内、CCD103のダイナミッ
クレンジをはずれていないエリアからのデータを用い
て、ステップ504で、まず、AE評価値を取得する。
この結果を利用して、ステップ505で絞り、AGC、
電子シャッタの設定を行う。ステップ506では、この
条件下で、すなわち、被写体輝度情報に対応させて、液
晶全エリアのV1〜V4に同一の値の電圧を印加し、V
0にも所定の電圧を印加して、ステップ507でAWB
評価値を得る。ステップ508でLCDの電圧印加を解
除した後、ステップ509では、AWBで得られた情報
も加味して、新たに絞り、AGC、電子シャッタを再設
定して制御ルーチンを終了し、撮影ルーチンに進む。こ
の用に、第6実施例ではAE評価値取得からAWB情報
取得までの作業を連続して行う。ステップ506では液
晶の全エリアに同一電圧を印加するとしたが、被写体輝
度があまり高くない場合は、電圧は0にして最大の透過
率で用いるのが普通である。AEデータ取得結果で、被
写体輝度が高すぎて、撮像素子のダイナミックレンジを
超える場合は、撮像素子のダイナミックレンジに収まる
ような所定の電圧を全エリアに印加して、一律に透過率
を下げることもあり得る。
【0019】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、白濁液晶と透
過率可変の液晶を組み合わせたことにより、AE、AW
Bが簡単にできるようになる。請求項2の発明によれ
ば、エリア毎に透過率のことなる液晶を使用すること
で、1フレームで複数の露出条件の被写体情報が得られ
るため、ファインダーモードで、撮像素子の電源投入直
後のAE処理を高速化することができる。請求項3の発
明によれば、白濁液晶を通過した光が散乱光となること
で、ホワイトバランス処理において発生する不所望な追
尾の影響を軽減するため、ホワイトバランス処理の精度
向上を実現するとともに、ユーザーは自由にホワイトバ
ランス情報を取得する機会を有する。請求項4の発明に
よれば、ホワイトバランス情報を取得し終わるまでホワ
イトバランス処理直前の画像を表示することで、カメラ
の表示系に白濁した画像を表示することを回避する。
【0020】請求項5の発明によれば、撮像素子の電源
を切った状態において、レリーズを切ってから静止画撮
影までのタイムラグの短縮化と高精度なホワイトバラン
ス処理を実現する。請求項6の発明によれば、CCDの
保護ガラスにエリア分割された白濁LCDを使用するこ
とで、新機能を具備したカメラの小型化を実現する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のデジタルカメラの構成をブロック的に
示す図である。
【図2】エリア毎に透過率の設定が可能な白濁LCDと
CCD1の概略を示す図である。
【図3】LCDの透過特性が変化する原理について示す
概略図である。
【図4】保護ガラスとして白濁LCDを使用したCCD
を示す図である。
【図5】カメラの制御についての流れを示す図である。
【符号の説明】
101 撮像レンズ 102 白濁LCD 103 CCD 200 電圧印加により白濁するLCD 201〜204 電圧印加により透過率が変化する
LCD 401 白濁LCDを取り付けたCCD 402 CCDの保護ガラス兼用に取り付けた白濁
LCD
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C022 AA13 AB06 AB14 AB67 AC01 AC42 AC55 AC69 5C065 AA03 BB02 CC08 DD02 EE20

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】両面に偏光板を備え、複数のエリアに分割
    され、エリア毎に異なる電圧を印加すると、透過光量が
    エリア毎に異なる液晶と、電圧を印加すると白濁する液
    晶とを貼り合わせた白濁LCDを、撮像レンズと撮像素
    子の間に備えたことを特徴とするデジタルスチルカメ
    ラ。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のデジタルスチルカメラに
    おいて、前記撮像素子の電源を切った状態において、撮
    影命令が入力されたときに、前記白濁LCDは、エリア
    毎に異なる透過率に設定され、1フレームの電荷蓄積時
    間で、被写体輝度情報をエリア分割数だけ一度に取得で
    きる機能を有するデジタルスチルカメラ。
  3. 【請求項3】請求項2に記載のデジタルスチルカメラに
    おいて、ホワイトバランスを正確に取得したい際に、ユ
    ーザーが適宜使用できるWBスイッチを設け、該WBス
    イッチが押されると、被写体輝度情報に対応させて前記
    白濁LCDの片面を白濁させるとともに、他面の各エリ
    アの透過率を一律に設定され、ホワイトバランス情報を
    取得後、自動的に白濁を解消する機能を有するデジタル
    スチルカメラ。
  4. 【請求項4】請求項3に記載のデジタルスチルカメラに
    おいて、画像確認用の表示装置を有し、モニタリングし
    ながら該表示装置に画像を出力している時に前記WBス
    イッチが押された場合は、ホワイトバランス情報を取得
    するまで、前記白濁LCDの透過率が下がる直前の画像
    を表示しつづけることを特徴とするデジタルスチルカメ
    ラ。
  5. 【請求項5】請求項2〜4のいずれか1つに記載のデジ
    タルスチルカメラにおいて、前記撮像素子の電源を切っ
    た状態から撮影命令が入力されたとき、得られた被写体
    輝度情報を基に、前記白濁LCDの透過率を決定し、ホ
    ワイトバランス情報を取得すべく、前記白濁LCDの全
    エリアを同一の透過率に設定する作業を、連続して行う
    ことを特徴とするデジタルスチルカメラ。
  6. 【請求項6】請求項1〜5のいずれか1つに記載のデジ
    タルスチルカメラにおいて、前記白濁LCDは、前記撮
    像素子の前面に取り付けられ、パッケージの封止に用い
    られる保護ガラスを兼ねることを特徴とするデジタルス
    チルカメラ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100595939B1 (ko) 2004-10-11 2006-07-05 삼성전자주식회사 휴대용 무선단말기의 액정 셔터를 갖는 카메라 모듈
WO2017163926A1 (ja) * 2016-03-24 2017-09-28 ソニー株式会社 撮像装置、電子機器

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