JP2003273939A - 多重伝送システムおよび変換装置と警報転送方法 - Google Patents

多重伝送システムおよび変換装置と警報転送方法

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JP2003273939A
JP2003273939A JP2002068460A JP2002068460A JP2003273939A JP 2003273939 A JP2003273939 A JP 2003273939A JP 2002068460 A JP2002068460 A JP 2002068460A JP 2002068460 A JP2002068460 A JP 2002068460A JP 2003273939 A JP2003273939 A JP 2003273939A
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JP2002068460A
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Satoshi Kamiya
聡史 神谷
Kiyohisa Ichino
清久 市野
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NEC Corp
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    • H04J3/02Details
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L69/00Network arrangements, protocols or services independent of the application payload and not provided for in the other groups of this subclass
    • H04L69/40Network arrangements, protocols or services independent of the application payload and not provided for in the other groups of this subclass for recovering from a failure of a protocol instance or entity, e.g. service redundancy protocols, protocol state redundancy or protocol service redirection

Abstract

(57)【要約】 【課題】 送信側のクライアント装置と変換装置との間
で障害が発生した場合、その障害の発生を専用のフレー
ムを用いることなく受信側の変換装置に通知する。 【解決手段】 FC装置101と変換装置201との間で
障害が発生し、光入力断(LOS)またはキャラクタ同
期はずれ(LCS)が検出されると、変換装置20 1は、
64B/65B変換を行った後の65Bブロックにおけ
る縮退制御符号の制御符号表示のうちの使用されていな
い値を用いてLOSまたはLCSの警報情報を変換装置
202に転送する。変換装置202は、この警報情報を検
出するとFC装置102への光出力の停止または10B
−ERR信号を送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、8B/10B符号
化規則を用いて符号化されたデータを64B/65B変
換した後に伝送路の規格に基づくデータに変換して転送
する多重伝送システムおよびその変換装置に関し、特に
送信側のクライアント装置と変換装置との間で何らかの
障害が発生した場合にその障害情報を受信側のクライア
ント装置に転送する警報転送方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、外部記憶装置間および記憶装置と
コンピュータとの間を接続するインタフェースとしてフ
ァイバチャネル(Fibre Channel)が用いられている。
このファイバチャネルは、米国規格協会(ANSI:Americ
an National Standards Institute)により標準化され
た高速のデータ通信技術であり、経済的でリアルタイム
なネットワーク環境を提供するものとして注目されてい
る。
【0003】しかし、長距離高速伝送を行う伝送路の規
格はかならずしもファイバチャネルが採用されているわ
けではないため、ファイバチャネル信号を一旦多重化し
てGbE(Gigabit Ethernet)やSONET(Synchrono
us Optical Network)/SDH(Synchronous Digital Hi
erarchy)等の規格に基づく信号に変換してから伝送路を
転送し、受信側においてGbEやSONET/SDH等
の信号を元のファイバチャネル信号に変換する変換装置
が必要となる。
【0004】ところで、上述したファイバチャネルの物
理レイヤでは8B/10Bブロック符号化が採用されて
いる。8B/10Bブロック符号化の詳細は、ANSI
X3.230−1994,Fibre Channe
l Physical and Signaling
Interface(FC−PH)に記載されている。
【0005】8B/10Bブロック符号化では、8ビッ
トを単位としたデータが、8ビット毎に、所定の符号化
規則にしたがって10ビット毎の符号に変換される。元
の8ビットはバイト(Byte)と呼ばれ、バイトが変
換された10ビットの符号がキャラクタ(Charac
ter)と呼ばれる。本明細書では、それぞれを8Bバ
イト、10Bキャラクタと称することとする。
【0006】8B/10B符号化規則では、10Bキャ
ラクタの信号では同じ符号が6つ以上連続することがな
い。また、8B/10B符号化規則では、各8Bバイト
に対して、「0」と「1」の数の相反する2つの10B
キャラクタが定められている。そして、1つ前の10B
キャラクタの「0」と「1」の数によって、2つの10
Bキャラクタから一方が選択される。したがって、10
Bキャラクタの信号には多くの変化点があるので、受信
側においてクロックおよびデータが抽出されやすい。
【0007】8B/10Bブロック符号の10Bキャラ
クタは、256種類のデータ符号と12種類の制御符号
を表現できるように定義されている。通常、データ符号
はDxx.yと表現され、制御符号はKxx.yと表現
される。データ符号は、8ビットで表現される256個
の8Bバイトにそれぞれ対応している。制御符号にはデ
ータ符号として使用されていない、10ビットの組み合
わせが割り当てられている。制御符号は、キャラクタ同
期用パタンやリンク断等の制御情報を伝送するために使
用される。8B/10Bブロック符号化により、データ
が透過転送されるとともに、各種の制御情報も伝送され
る。
【0008】このようなFC信号を用いたクライアント
装置であるFC装置間を伝送路を介して接続する多重伝
送システムを図14に示す。
【0009】この多重伝送システムは、FC装置101
とFC装置102との間でデータの送受信を行うもので
あり、途中の伝送路がGbEの伝送路であるため、変換
装置1201、1202が備えられている。FC装置10
1、102は、それぞれ変換装置1201、1202との間
でファイバチャネル信号を用いてデータの送受信を行う
クライアント装置である。
【0010】変換装置1201は、FC装置101からの
FC信号をGbEの信号に変換してから伝送路に送信
し、伝送路を介して受信したGbEの信号をFC信号に
変換してFC装置101に送信する。変換装置120
2は、FC装置102からのFC信号をGbEの信号に変
換してから伝送路に送信し、伝送路を介して受信したG
bEの信号をFC信号に変換してFC装置102に送信
する。
【0011】図14中の交換装置1201の構成を図1
5に示す。この交換装置1201は、図15に示される
ように、O/E変換部131と、S/P変換部32と、
FC−GbE変換部33と、MAC(Media Access Con
trol)アドレス付与部34と、MAC生成部35と、8
B/10B符号化部36と、P/S変換部37と、E/
O変換部38と、O/E変換部41と、S/P変換部4
2と、8B/10B復号部43と、MAC終端部44
と、MACアドレス終端部45と、GbE−FC変換部
46と、P/S変換部47と、E/O変換部48とから
構成されている。
【0012】O/E変換部131は、FC装置101か
らの光信号を電気信号に変換する。S/P変換部32
は、O/E変換部131からのシリアルの電気信号をパ
ラレルの信号に変換する。FC−GbE変換部33は、
S/P変換部32からのパラレルのFC信号をGbEの
信号に変換する。MACアドレス付与部34は、FC−
GbE変換部33により変換された後のGbE信号に対
してMACアドレスを付与する処理を行っている。MA
C生成部35は、MACアドレス付与部34によりMA
Cアドレスが付与されたデータに対してMAC処理を行
っている。8B/10B符号化部36は、MAC生成部
35からの信号に対して8B/10B符号化を行ってい
る。P/S変換部37は、8B/10B符号化部36に
より符号化された後のパラレル信号をシリアル信号に変
換する。E/O変換部38は、P/S変換部37からの
シリアルの電気信号を光信号に変換する。
【0013】O/E変換部41は、伝送路を介して変換
装置1202から受信した光信号を電気信号に変換す
る。S/P変換部42は、O/E変換部41からのシリ
アルの電気信号をパラレルの信号に変換する。8B/1
0B復号部43は、S/P変換部42からの信号に対し
て8B/10B復号を行っている。MAC終端部44
は、8B/10B復号部43により復号された後の信号
に対してMAC終端を行っている。MACアドレス終端
部45は、MAC終端部44からのデータのMACアド
レスの終端を行っている。GbE−FC変換部146
は、MACアドレス終端部45からのGbE信号をFC
信号に変換する処理を行っている。P/S変換部47
は、GbE−FC変換部146により変換された後のパ
ラレルの信号をシリアの信号に変換する処理を行ってい
る。E/O変換部48は、P/S変換部47からのシリ
アルの電気信号を光信号に変換する処理を行っている。
【0014】図15中のFC−GbE変換部133の構
成を図16に示す。FC−GbE変換部133は、図1
6に示すように、8B/10B復号部51と、ワード同
期検出部152と、64B/65B符号化部153と、
FIFOメモリ54と、FIFO制御部55と、フレー
ム生成部56とから構成されている。
【0015】8B/10B復号部51は、S/P変換部
32からの10ビットのパラレル信号に対して8B/1
0B復号を行う。ワード同期検出部152は、8B/1
0B復号部51により8B/10B復号された後の9ビ
ットのデータのワード同期を検出する処理を行う。64
B/65B符号化部153は、ワード同期検出部152
からのデータに対して64B/65B符号化を行う。F
IFOメモリ54は、64B/65B符号化部153に
より64B/65B符号化された後のデータを順次読み
込んでから出力する。FIFO制御部55は、FIFO
メモリ54の制御を行っている。フレーム生成部56
は、FIFOメモリ54の出力されるデータに対して、
一定長のデータ毎にフレーム単位に切り出してから送信
する。
【0016】次に、図15中のGbE−FC変換部14
6の構成を図17に示す。GbE−FC変換部146
は、図17に示すように、フレーム識別部61と、64
B/65B復号部62と、速度調整部63と、8B/1
0B符号化部164とから構成されている。
【0017】フレーム識別部61は、MACアドレス終
端部45からのデータのフレームの識別を行っている。
64B/65B復号部62は、フレーム識別部61から
の信号に対して、64B/65B復号を行う。速度調整
部63は、64B/65B復号部62により復号された
後の信号の伝送速度を、多重化階梯に整合させるために
調整する処理を行う。8B/10B符号化部164は、
速度調整部63により伝送速度の調整が行われた後のデ
ータに対して、8B/10B符号化を行う。
【0018】ここで、64B/65B変換とは、8個の
10Bキャラクタを65ビットのブロックへ変換するも
のである。64B/65B変換後の65ビットのブロッ
クは65Bブロックと呼ばれる。つまり、64B/65
B変換では、8個の10Bキャラクタが入力であり、6
5Bブロックが出力である。この変換により、ビット数
が80ビットから65ビットに削減され、帯域が81.
25%(=65/80)に圧縮される。
【0019】図18は、65Bブロックの構成を示す図
である。図18を参照すると、65Bブロックの先頭の
1ビットは、入力された8個の10Bキャラクタが全て
データ符号のときのみ“0”である。8個の10Bキャ
ラクタに1つでも制御符号が含まれていれば、先頭のビ
ットは“1”である。第2ビットから第65ビットまで
の64ビットは8ビット毎の8個のバイト領域に分割さ
れている。第2ビットから第9ビットまでが第1バイト
であり、第10ビットから第17ビットまでが第2バイ
トであり、以下同様に続いて第58ビットから第65ビ
ットまでが第8バイトである。
【0020】各バイト領域には10Bキャラクタが変換
された8ビットのコードが格納される。ただし、入力さ
れた8個の10Bキャラクタに制御符号が含まれている
場合、10Bキャラクタの入力した順序と、10Bキャ
ラクタが変換された8ビットのコードを格納する順序が
異なる。第1バイトから順に制御符号がまとめて格納さ
れ、その後にデータ符号がまとめて格納される。
【0021】格納されるコードは、10Bキャラクタが
データ符号の場合、その10Bキャラクタから復号され
た8Bバイトがバイト領域に格納される。10Bキャラ
クタが制御符号の場合、縮退制御符号と呼ばれる8ビッ
トのコードがバイト領域に格納される。
【0022】図19は、縮退制御符号の構成を示す図で
ある。図19を参照すると、縮退制御符号は、最終制御
キャラクタ(Last Control Charac
ter)、制御符号位置情報(Control Cha
racter Locator)および制御符号表示
(Control Character Indica
tor)の3つの領域から構成される。
【0023】第1ビットが最終制御キャラクタである。
制御符号は65Bブロックの先頭にまとめて格納される
が、次のバイト領域に制御符号が続く場合に最終制御キ
ャラクタは“1”であり、その制御符号が最終である場
合に最終制御キャラクタは“0”である。
【0024】第2ビットから第4ビットまでの3ビット
が制御符号位置情報である。入れ替え前の8個の10B
キャラクタ中の、その制御符号の位置が“000(=
0)”から“111(=7)”のバイナリデータで表現
される。
【0025】例えば、8つの10BキャラクタがD1、
D2、D3、K1、D4、D5、D6、K2(Dはデー
タ符号、Kは制御符号)の順に入力されたとき、65B
ブロックの第1〜第8バイトにはK1、K2、D1、D
2、D3、D4、D5、D6の順に格納される。このと
き、K1の最終制御キャラは“1”であり、制御符号位
置情報は“011(=3)”である。また、K2の最終
制御キャラクタは“0”であり、制御符号位置情報は
“111(=7)”である。
【0026】第5ビットから第8ビットまでの4ビット
が制御符号表示である。制御符号が4ビットで表現され
たコードである。
【0027】以上説明された64B/65B変換によれ
ば、制御符号のビット数が削減され、位置情報が8ビッ
トのコード内に格納されるので、データ符号と制御符号
の混在した10Bキャラクタの信号が、透過性を維持し
たままで帯域圧縮される。
【0028】次に、8B/10B制御キャラクタと64
B/65B制御コードとの関係を図20のテーブルに示
す。図20は、ITU−T勧告のG.7041における
テーブル8−1を示した図であり、8B/10B制御キ
ャラクタと64B/65B制御コードとの関係を示した
ものである。
【0029】このような従来の多重伝送システムでは、
FC装置101と変換装置1201との間において光ファ
イバケーブルの断線等の障害が発生した場合、FC装置
10 1により送信されたデータは変換装置1201には到
達しない。そのため、変換装置1201から変換装置1
202にも何のデータも送信されず、変換装置120
2は、光ファイバケーブルの断線等の障害の発生を認識
することができないためFC装置102に対してアイド
ルのデータを送信することになる。この結果、FC装置
102はFC装置101が単にデータの送信をを行ってい
ない状態であると認識してしまう。
【0030】また、FC装置101では、FC装置102
にデータが到達しているかどうかを認識する手段がない
ため、障害が発生したことを知り得ず、FC装置102
がデータの受信をできないにもかかわらずデータの送信
を継続してしまう。
【0031】図14に示した従来例では、FC装置10
1と変換装置1201との間およびFC装置102と変換
装置1202との間のインタフェース規格としてファイ
バチャネルの場合を用いて説明したが、コンピュータと
周辺機器間のインタフェース規格としては、ファイバチ
ャネル以外にもESCON(Enterprise System CONnec
tion)、FICON(FIbre CONnection)、DVB−A
SI(Digital Video Broadcasting-Asynchronous Seri
al Interface)等がある。このようなファイバチャネル
以外のインタフェース規格の場合でも同様な問題が発生
する。なお、ESCONおよびFICONはIBM社の
登録商標である。
【0032】さらに、図14に示した従来例では、変換
装置1201、1202間の伝送路がGbEの場合を用い
て説明していたが、この伝送路がSONETの場合に
は、警報フレームを用いれば警報情報を転送することが
できる。しかし、警報情報を転送するためには、警報フ
レームのような専用のフレームが必要となりデータの伝
送速度の低下等の問題が発生することになる。
【0033】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の変換装
置では、送信側のクライアント装置と変換装置との間で
発生した障害を通知するための警報情報を受信側のクラ
イアント装置に転送することができないまたは専用のフ
レームによらなければ転送することができないという問
題点があった。
【0034】本発明の目的は、送信側のクライアント装
置と変換装置との間で障害が発生した場合、その障害の
発生を専用のフレームを用いることなく受信側の変換装
置に通知することができる多重伝送システムおよびその
変換装置と警報転送方法を提供することである。
【0035】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の多重伝送システムは、クライアント装置か
らの8B/10B符号化規則を用いて符号化されたデー
タを、変換装置により64B/65B変換した後に伝送
路の規格に基づくデータに変換して伝送する多重伝送シ
ステムにおいて、送信側の変換装置は、送信側のクライ
アント装置と変換装置との間で障害が発生した場合、6
5Bブロックにおける縮退制御符号のうちの使用されて
いない値を用いて障害が発生した旨の警報情報を受信側
の変換装置に転送することを特徴とする。
【0036】従って、送信側のクライアント装置と変換
装置との間で障害が発生した場合、その障害の発生を専
用のフレームを用いることなく受信側の変換装置に通知
することができる。
【0037】また、本発明の多重伝送システムでは、前
記警報情報を、送信側のクライアント装置から変換装置
への光信号が遮断された状態である光入力断または変換
装置においてクライアント装置からのデータの同期をと
ることができない状態であるキャラクタ同期はずれが発
生したことを示す情報とするようにしてもよい。
【0038】また、本発明の多重伝送システムでは、前
記受信側の変換装置は、送信側の変換装置からの警報情
報を受信すると、受信側のクライアント装置への光信号
の出力を停止するようにしてもよいし、障害が発生した
旨の信号を受信側のクライアント装置へ送信するように
してもよい。
【0039】さらに、本発明の多重伝送システムでは、
前記受信側のクライアント装置は、前記受信側の変換装
置からの光信号の入力の停止を検出するか、または前記
受信側の変換装置からの障害が発生した旨の信号を受信
すると、データが未到着である旨を送信側のクライアン
ト装置に対して返信するようにしてもよい。
【0040】本発明によれば、送信側のクライアント装
置は、受信側のクライアント装置からのデータが未到着
である旨を受信することにより障害の発生を認識するこ
とができるので、受信側および送信側の双方のクライア
ント装置がともに障害の発生を認識することができるよ
うになる。そのため、障害が復旧した際には復旧シーケ
ンスを行うことができる。
【0041】また、本発明の多重伝送システムでは、前
記クライアント装置が、変換装置との間でファイバチャ
ネル信号を用いてデータの送受信を行うファイバチャネ
ル装置としてもよい。
【0042】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0043】(第1の実施形態)図1は本発明の第1の
実施形態の多重伝送システムの構成を示すブロック図で
ある。図1において、図14中の構成要素と同一の構成
要素には同一の符号を付し、説明を省略するものとす
る。
【0044】本実施形態の多重伝送システムは、図14
に示した従来の多重伝送システムにおいて、変換装置1
201、1202を変換装置201、202に置き換えたも
のである。
【0045】本実施形態における変換装置201は、図
2に示すように、図15に示した従来の変換装置120
1に対して、O/E変換部131、FC−GbE変換部
133、GbE−FC変換部146、E/O変換部14
8を、O/E変換部31、FC−GbE変換部33、G
bE−FC変換部46、E/O変換部48にそれぞれ置
き換えた構成となっている。尚、変換装置202は、変
換装置201と同様な構成となっているためその説明は
省略する。
【0046】O/E変換部31は、図15に示した従来
の変換装置1201におけるO/E変換部131の機能
に加えて、クライアント装置であるFC装置101から
の光信号を受信できない場合、FC装置101と変換装
置201との間の光ファイバケーブルの断線等の障害が
発生したものと判定してLOS(Loss of Signal:光入
力断)検出信号101をFC−GbE変換部33に出力
するする機能を備えている。
【0047】FC−GbE変換部33は、図15に示し
た従来の変換装置1201におけるFC−GbE変換部
133の機能に加えて、O/E変換部31からのLOS
検出信号101を入力するか、またはS/P変換部32
からのデータのキャラクタ同期はずれ(Loss of Charact
er Synchronization:LCS)を検出すると、64B/65
B変換を行った後の65Bブロックにおける縮退制御符
号の制御符号表示のうちの使用されていない値にCSF
(Client Signal Fail)−LOSまたはCSF−LCS
の警報情報を挿入する機能を備えている。
【0048】GbE−FC変換部46は、図15に示し
た従来の変換装置1201におけるGbE−FC変換部
146の機能に加えて、変換装置1202からのデータ
にCSF−LOSまたはCSF−LCSの警報情報が挿
入されていることを検出すると光出力停止信号102を
E/O変換部48に出力する機能を備えている。
【0049】E/O変換部48は、図15に示した従来
の変換装置1201におけるE/O変換部148の機能
に加えて、GbE−FC変換部46からの光出力停止信
号102を入力するとFC装置101に対する光出力を
停止する機能を備えている。
【0050】FC−GbE変換部33の構成を図3のブ
ロック図に示す。FC−GbE変換部33は、図16に
示した従来の変換装置1201におけるFC−GbE変
換部133に対して、ワード同期検出部152、64B
/65B符号化部153を、それぞれワード同期検出部
52、64B/65B符号化部53に置き換えた構成と
なっている。
【0051】ワード同期検出部52は、図16に示した
ワード同期検出部152の機能に加えて、キャラクタ同
期はずれを検出するとLCS検出信号103を出力する
機能を備えている。ワード同期検出部52に、LOS信
号101が入力されているのは、ワード同期を検出する
ことができない理由が、光信号が遮断されたことによる
ものなのかキャラクタ同期がはずれたことによるのかを
判定するためである。
【0052】64B/65B符号化部53は、図16に
示した64B/65B符号化部153の機能に加えて、
O/E変換部31からのLOS検出信号101またはワ
ード同期検出部52からのLCS検出信号103を入力
すると、64B/65B符号化規則における制御符号表
示の使用されていない値にCSF−LOS、CSF−L
CSの警報情報を挿入する処理を行う。
【0053】本実施形態の多重伝送システムにおける、
8B/10B制御キャラクタと64B/65B制御コー
ドとの関係を図4のテーブルに示す。このテーブルで
は、64B/65B符号化規則にける制御符号表示の
“1110”、“1111”にそれぞれCSF−LO
S、CSF−LCSが割り当てられている点が、図20
に示した従来の多重伝送システムにおけるテーブルとは
異なっている。CSF−LOS、CSF−LCSは、ク
ライアント信号異常が発生したことを変換装置201
ら変換装置202に通知するための信号である。
【0054】つまり、64B/65B符号化部53は、
O/E変換部31からのLOS検出信号101を入力す
ると、65Bブロックにおける縮退制御符号のうちの制
御符号表示の4ビットを“1110”とし、ワード同期
検出部52からのLCS検出信号103を入力すると、
“1111”とする。
【0055】次に、GbE−FC変換部46の構成を図
5のブロック図に示す。GbE−FC変換部46は、図
17に示した従来の変換装置1201におけるGbE−
FC変換部146に対して、8B/10B符号化部16
4を8B/10B符号化部64に置き換えた構成となっ
ている。
【0056】8B/10B符号化部64は、図17に示
した8B/10B符号化部164の機能に加えて、65
Bブロックにおける縮退制御符号うちの制御符号表示の
4ビットが“1110”又は“1111”であることを
検出すると光出力停止信号102をE/O変換部48に
出力する機能を備えている。
【0057】本実施形態における変換装置201により
ファイバチャネルのデータをGbEのフレームにカプセ
ル化する場合の一例を図6に示す。図6に示したカプセ
ル化例では、64B/65B変換された後の65ビット
のデータにCRC(Cyclic Redundanc
y Check Code:巡回冗長検査符号)の7ビ
ットが付加され合計72ビットとなり、この72ビット
を1つのブロックとしてカプセル化が行われている。
【0058】また、本実施形態における変換装置201
によりファイバチャネルのデータをGbEのフレームに
カプセル化する場合の他の例を図7に示す。図7に示し
たカプセル化例では、64B/65B変換された後の6
5ビットのデータを1つのブロックとし、この8つのブ
ロックにCRCを16ビット付加したものをスーパーブ
ロックとしてカプセル化が行われている。
【0059】次に、FC装置101と変換装置201との
間で光入力断(LOS)が発生した場合の動作を図8の
タイミングチャートを用いて説明する。図8において、
時刻t1において光ファイバケーブルの断線等の障害が
発生し変換装置201への光信号の入力が遮断される
と、OE変換部31はLOS検出信号101を出力す
る。すると、変換装置201の64B/65B符号化部
53は、LOS検出信号101を入力した後の最初の6
5Bブロックにおける制御符号表示にCSF−LOSの
警報情報を挿入する。この警報情報を受信した変換装置
202におけるGbE変換部46は、光出力停止信号1
02を生成して出力する。そして、時刻t2において障
害が復旧しLOS検出信号101が出力されなくなる
と、変換装置20 1の64B/65B符号化部53、障
害が復旧した時刻t2の後に最初に開始される65Bブ
ロックからCSF−LOSの警報表示を含めないように
する。そのため、変換装置202におけるGbE−FC
変換部46は光出力停止信号102の出力を停止する。
【0060】次に、FC装置101と変換装置201との
間でキャラクタ同期はずれ(LCS)が発生した場合の
動作を図9のタイミングチャートを用いて説明する。図
9において、時刻t3において何等かの障害が発生し変
換装置201がFC装置101からのデータの同期を検出
できないような状態になると、FC−GbE変換部33
におけるワード同期検出部52はLCS検出信号103
を出力する。すると、64B/65B符号化部53は、
65Bブロックにおける制御符号表示にCSF−LCS
の警報情報を挿入する。この警報情報を受信した変換装
置202におけるGbE変換部46は、光出力停止信号
102を生成して出力する。そして、時刻t4において
障害が復旧しLCS検出信号103が出力されなくなる
と、変換装置201の64B/65B符号化部53は、
生成する65Bブロックの制御符号表示にCSF−LO
Sの警報表示を含めないようにする。そのため、変換装
置202におけるGbE−FC変換部46は光出力停止
信号102の出力を停止する。時刻t5、t6においても
同様にして光出力停止信号102の制御が行われる。
【0061】次に、本実施形態の多重伝送システムにお
いてFC装置101と変換装置201との間で障害が発生
した場合の動作を図10のシーケンスチャートを用いて
説明する。
【0062】上記でも説明したように、変換装置201
は、FC装置101と変換装置201との間で何等かの障
害が発生した場合、クライアント信号が異常である旨
(CSF−LOS、CSF−LCS)の警報情報を65
Bブロックの制御符号表示に挿入して変換装置202
送信する(ステップ201)。
【0063】この変換装置201からの警報情報を受信
した変換装置202は、障害が発生したことによりクラ
イアント信号が異常となっていることを認識して、FC
装置102への光信号の出力を停止する(ステップ20
2)。
【0064】次に、FC装置102は、変換装置2から
の光信号の送出が停止されたことを検出して何等かの障
害が発生したものと判定して、データが未到着である旨
のNOSをFC−2レイヤでFC装置101に通知する
(ステップ203)。FC装置101は、このFC装置
102からのNOSを受信して、NOSを受信した旨を
通知するためのOLSを返信する。このFC装置101
からのOLSは、FC装置101と変換装置201との間
の障害により変換装置201には到達しない。しかし、
少なくともFC装置101は、何らかの障害の発生によ
り自己が送出したデータはFC装置102には到達して
いないことを検知することができるので、FC装置10
2に対するデータの送出を停止する。
【0065】そして、FC装置101とFC装置102
の間の障害が復旧した場合、FC装置101からのOL
Sが変換装置201に到達し、変換装置201は障害が復
旧したことを検出し、CSF−LOSまたはCSF−L
CSの送出を停止する(ステップ205)。そのため、
変換装置202は、FC装置101と変換装置201との
間の障害が復旧したことを検出してFC装置102への
光出力を再開する(ステップ206)。
【0066】上記のような処理が行われFC装置102
がFC装置101からのOLSを受信すると、FC装置
102は障害は復旧したものと判定する。そして、FC
装置101、102間において、リンクの初期化が行われ
復旧シーケンスが開始される。
【0067】上記で説明したように、本実施形態の多重
伝送システムによれば、送信側のクライアント装置であ
るFC装置101と変換装置201との間で障害が発生し
た場合、65Bブロックの制御符号表示の4ビットの値
のうちの使用されていない値を用いてその障害の発生が
変換装置202に通知される。そのため、変換装置202
はFC装置102への光出力を停止するので、FC装置
102は障害の発生を認識することができる。そして、
FC装置102が障害の発生を認識した旨をFC装置1
1へ送信することにより、FC装置101においても障
害の発生を認識することができる。このようにして、送
信側および受信側の両方のFC装置10 1、102では、
障害の発生をそもに認識ことができ、障害が復旧した際
には復旧シーケンスを開始することができる。
【0068】本実施形態では、FC装置101とFC装
置102とが1つの回線のみで接続されている場合を用
いて説明したが、別の回線により接続されている場合に
は、障害の発生を検知することにより他の回線に切り替
えることも可能となる。
【0069】本実施形態では、送信側のクライアント装
置であるFC装置101と変換装置201との間で障害が
発生した場合、変換装置202からFC装置102への光
出力を停止させる場合を用いて説明したが、光出力を停
止することなく異常が発生したことを通知するための1
0B−ERR信号を送出するようにしてもよい。このよ
うにした場合、FC装置102は、変換装置202からの
10B−ERR信号を受信するとFC装置101へNO
Sを送信するようにすれば、光出力を停止するようにし
た場合と同様の効果を得ることができる。
【0070】(第2の実施形態)次に、本発明の第2の
実施形態の多重伝送システムについて説明する。図11
は本発明の第2の実施形態の多重伝送システムの構成を
示すブロック図である。図11において、図1中の構成
要素と同一の構成要素には同一の符号を付し、説明を省
略するものとする。
【0071】本実施形態の多重伝送システムは、図1に
示した第1の実施形態の多重伝送システムに対して、変
換装置201、202を変換装置211、212に置き換え
た構成となっている。
【0072】上記で説明した第1の実施形態の多重伝送
システムでは、伝送路がGbEの場合であったが、本実
施形態の多重伝送システムは、伝送路がSONET(Syn
chronous Optical Network)の場合に本発明を適用した
ものである。
【0073】本実施形態の多重伝送システムでは、変換
装置211、212は、FC装置10 1、102からのファ
イバチャネルの信号をGFP(Generic Framing Proced
ure)に基づいてフレーム化して伝送路に送信する。
【0074】本実施形態の多重伝送システムにおいて
も、上記で説明した第1の実施形態の多重伝送システム
と同様に、変換装置211、212は、65Bブロックに
おける縮退制御符号のうちの使用されていない値にCS
F−LOSまたはCSF−LCSの警報情報を挿入する
ことにより警報情報の転送を行う。
【0075】本実施形態における変換装置211により
ファイバチャネルのデータをGFPのフレームにカプセ
ル化する場合の一例を図12に示す。図12に示したカ
プセル化例では、図6に示したカプセル化例と同様に、
64B/65B変換された後の65ビットのデータにC
RCの7ビットが付加され合計72ビットとなり、この
72ビットを1つのブロックとしてカプセル化が行われ
ている。
【0076】また、本実施形態における変換装置211
によりファイバチャネルのデータをGFPのフレームに
カプセル化する場合の他の例を図13に示す。図13に
示したカプセル化例では、図7に示したカプセル化例と
同様に、64B/65B変換された後の65ビットのデ
ータを1つのブロックとし、この8つのブロックにCR
Cを16ビット付加したものをスーパーブロックとして
カプセル化が行われている。
【0077】本実施形態の多重伝送システムによれば、
上記第1の実施形態の多重伝送システムと同様に、送信
側のクライアント装置であるFC装置101と変換装置
211との間で障害が発生した場合、制御符号表示の4
ビットを利用して、この障害の発生を通知するための警
報情報の転送を行うことができる。
【0078】従来の多重伝送システムにおいても、伝送
路がSONETの場合、ユーザフレームとは別に警報情
報を転送するための警報フレームを用いれば警報情報の
転送は可能であった。しかし、本実施形態の多重伝送シ
ステムを用いることにより、警報フレーム等の専用のフ
レームを使用することなく警報情報を転送することがで
きる。従って、データの転送速度を低下させることな
く、また警報フレームを生成する等の処理を必要とせず
に警報情報を受信側の変換装置212に転送することが
できる。
【0079】上記第1および第2の実施形態では、クラ
イアント装置からの8B/10B符号化規則を用いて符
号化されたデータを、変換装置により64B/65B変
換した後に伝送路の規格に基づくデータに変換して伝送
する多重伝送システムに本発明を適用した場合を用いて
説明を行っていたが、本発明はこのような場合に限定さ
れるものではない。本発明は、クライアント装置からの
ある符号化規則を用いて符号化されたデータを、変換装
置により伝送路の規格に基づくデータに変換して伝送す
るような多重伝送システムであれば同様に適用すること
ができる。この場合には、送信側の変換装置は、送信側
のクライアント装置と変換装置との間で障害が発生した
場合、制御情報と値との関係が定義されている制御符号
のうちの使用されていない値を用いて障害が発生した旨
の警報情報を受信側の変換装置に転送するようにすれば
よい。
【0080】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
送信側のクライアント装置と変換装置との間で何等かの
障害が発生した場合、警報フレームのような特別のフレ
ームを用いることなく警報情報を受信側のクライアント
装置に転送することができるという効果を得ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態の多重伝送システムの
構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施形態の多重伝送システムに
おける変換装置201の構成を示すブロック図である。
【図3】図2中のFC−GbE変換部33の構成を示す
ブロック図である。
【図4】本発明の第1の実施形態の多重伝送システムに
おける、8B/10B制御キャラクタと64B/65B
制御コードとの関係を示すテーブルである。
【図5】図2中のGbE−FC変換部46の構成を示す
ブロック図である。
【図6】本発明の第1の実施形態における変換装置20
1によりファイバチャネルのデータをGbEのフレーム
にカプセル化する場合の一例を示す図である。
【図7】本発明の第1の実施形態における変換装置20
1によりファイバチャネルのデータをGbEのフレーム
にカプセル化する場合の一例を示す図である。
【図8】FC装置101と変換装置201との間で光入力
断(LOS)が発生した場合の動作を示すタイミングチ
ャートである。
【図9】FC装置101と変換装置201との間でキャラ
クタ同期はずれ(LCS)が発生した場合の動作を示す
タイミングチャートである。
【図10】本発明の第1の実施形態の多重伝送システム
においてFC装置101と変換装置201との間で障害が
発生した場合の動作を説明するためのシーケンスチャー
トだる。
【図11】本発明の第2の実施形態の多重伝送システム
の構成を示すブロック図である。
【図12】本発明の第2の実施形態における変換装置2
1によりファイバチャネルのデータをGFPのフレー
ムにカプセル化する場合の一例を示す図である。
【図13】本発明の第2の実施形態における変換装置2
1によりファイバチャネルのデータをGFPのフレー
ムにカプセル化する場合の一例を示す図である。
【図14】従来の多重伝送システムの構成を示すブロッ
ク図である。
【図15】従来の多重伝送システムにおける変換装置1
201の構成を示すブロック図である。
【図16】図15中のFC−GbE変換部133の構成
を示すブロック図である。
【図17】図15中のGbE−FC変換部146の構成
を示すブロック図である。
【図18】65Bブロックの構成を示す図である。
【図19】縮退制御符号の構成を示す図である。
【図20】従来の多重伝送システムにおける、8B/1
0B制御キャラクタと64B/65B制御コードとの関
係を示すテーブルである。
【符号の説明】
101、102 FC装置 201、202 変換装置 211、212 変換装置 31 O/E変換部 32 S/P変換部 33 FC−GbE変換部 34 MACアドレス付与部 35 MAC生成部 36 8B/10B符号化部 37 P/S変換部 38 E/O変換部 41 O/E変換部 42 S/P変換部 43 8B/10B復号部 44 MAC終端部 45 MACアドレス終端部 46 GbE−FC変換部 47 P/S変換部 48 E/O変換部 51 8B/10B復号部 52 ワード同期検出部 53 64B/65B符号化部 54 FIFOメモリ 55 FIFO制御部 56 フレーム生成部 61 フレーム識別部 62 64B/65B復号部 63 速度調整部 64 8B/10B符号化部 101 LOS検出信号 102 光出力停止信号 103 LCS検出信号 1201、1202 変換装置 131 O/E変換部 133 FC−GbE変換部 146 GbE−FC変換部 148 E/O変換部 152 ワード同期検出部 153 64B/65B符号化部 164 8B/10B符号化部 201〜206 ステップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K029 AA18 BB03 CC04 DD02 DD13 DD23 EE13 GG03 HH21 JJ01 KK11 5K102 AA42 AA45 AC01 AC02 AD11 AH31 AL15 LA06 LA07 LA15 LA24 LA52

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クライアント装置からのある符号化規則
    を用いて符号化されたデータを、変換装置により伝送路
    の規格に基づくデータに変換して伝送する多重伝送シス
    テムにおいて、 送信側の変換装置は、送信側のクライアント装置と変換
    装置との間で障害が発生した場合、制御情報と値との関
    係が定義されている制御符号のうちの使用されていない
    値を用いて障害が発生した旨の警報情報を受信側の変換
    装置に転送することを特徴とする多重伝送システム。
  2. 【請求項2】 クライアント装置からの8B/10B符
    号化規則を用いて符号化されたデータを、変換装置によ
    り64B/65B変換した後に伝送路の規格に基づくデ
    ータに変換して伝送する多重伝送システムにおいて、 送信側の変換装置は、送信側のクライアント装置と変換
    装置との間で障害が発生した場合、65Bブロックにお
    ける縮退制御符号のうちの使用されていない値を用いて
    障害が発生した旨の警報情報を受信側の変換装置に転送
    することを特徴とする多重伝送システム。
  3. 【請求項3】 前記警報情報が、送信側のクライアント
    装置から変換装置への光信号が遮断された状態である光
    入力断または変換装置においてクライアント装置からの
    データの同期をとることができない状態であるキャラク
    タ同期はずれが発生したことを示す情報である請求項1
    または2記載の多重伝送システム。
  4. 【請求項4】 前記受信側の変換装置は、送信側の変換
    装置からの警報情報を受信すると、受信側のクライアン
    ト装置への光信号の出力を停止する請求項1から3のい
    ずれか1項項記載の多重伝送システム。
  5. 【請求項5】 前記受信側の変換装置は、送信側の変換
    装置からの警報情報を受信すると、障害が発生した旨の
    信号を受信側のクライアント装置へ送信する請求項1か
    ら3のいずれか1項記載の多重伝送システム。
  6. 【請求項6】 前記受信側のクライアント装置は、前記
    受信側の変換装置からの光信号の入力の停止を検出する
    と、データが未到着である旨を送信側のクライアント装
    置に対して返信する請求項4記載の多重伝送システム。
  7. 【請求項7】 前記受信側のクライアント装置は、前記
    受信側の変換装置からの障害が発生した旨の信号を受信
    すると、データが未到着である旨を送信側のクライアン
    ト装置に対して返信する請求項5記載の多重伝送システ
    ム。
  8. 【請求項8】 前記クライアント装置は、変換装置との
    間でファイバチャネル信号を用いてデータの送受信を行
    うファイバチャネル装置である請求項1から7のいずれ
    か1項記載の多重伝送システム。
  9. 【請求項9】 クライアント装置からのある符号化規則
    を用いて符号化されたデータを、伝送路の規格に基づく
    データに変換する変換装置において、 送信側のクライアント装置との間で障害が発生した場
    合、制御情報と値との関係が定義されている制御符号の
    うちの使用されていない値を用いて障害が発生した旨の
    警報情報を受信側の変換装置に転送することを特徴とす
    る変換装置。
  10. 【請求項10】 クライアント装置からの8B/10B
    符号化規則を用いて符号化されたデータを、64B/6
    5B変換した後に伝送路の規格に基づくデータに変換す
    る変換装置において、 送信側のクライアント装置との間で障害が発生した場
    合、65Bブロックにおける縮退制御符号のうちの使用
    されていない値を用いて障害が発生した旨の警報情報を
    受信側の変換装置に転送することを特徴とする変換装
    置。
  11. 【請求項11】 前記警報情報が、送信側のクライアン
    ト装置から変換装置への光信号が遮断された状態である
    光入力断または変換装置においてクライアント装置から
    のデータの同期をとることができない状態であるキャラ
    クタ同期はずれが発生したことを示す情報である請求項
    9または10記載の変換装置。
  12. 【請求項12】 送信側の変換装置からの警報情報を受
    信すると、受信側のクライアント装置への光信号の出力
    を停止する請求項9から11のいずれか1項記載の変換
    装置。
  13. 【請求項13】 送信側の変換装置からの警報情報を受
    信すると、障害が発生した旨の信号を受信側のクライア
    ント装置へ送信する請求項9から11のいずれか1項記
    載の変換装置。
  14. 【請求項14】 クライアント装置からのある符号化規
    則を用いて符号化されたデータを、伝送路の規格に基づ
    くデータに変換して伝送する多重伝送システムの警報転
    送方法であって、 送信側のクライアント装置と変換装置との間で障害が発
    生した場合、送信側の変換装置は、制御情報と値との関
    係が定義されている制御符号のうちの使用されていない
    値を用いて障害が発生した旨の警報情報を受信側の変換
    装置に転送するステップと、 送信側の変換装置からの警報情報を受信した受信側の変
    換装置が、受信側のクライアント装置への光信号の出力
    を停止するステップと、を備えた警報転送方法。
  15. 【請求項15】 クライアント装置からの8B/10B
    符号化規則を用いて符号化されたデータを、64B/6
    5B変換した後に伝送路の規格に基づくデータに変換し
    て伝送する多重伝送システムの警報転送方法であって、 送信側のクライアント装置と変換装置との間で障害が発
    生した場合、送信側の変換装置は、65Bブロックにお
    ける縮退制御符号のうちの使用されていない値を用いて
    障害が発生した旨の警報情報を受信側の変換装置に転送
    するステップと、 送信側の変換装置からの警報情報を受信した受信側の変
    換装置が、受信側のクライアント装置への光信号の出力
    を停止するステップと、を備えた警報転送方法。
  16. 【請求項16】 受信側のクライアント装置が、受信側
    の変換装置からの光信号が停止されたことを検出する
    と、データが未到着である旨の信号を送信側のクライア
    ント装置へ送信するステップをさらに備えた請求項14
    または15記載の警報転送方法。
  17. 【請求項17】 送信側のクライアント装置が、受信側
    のクライアント装置からデータが未到着である旨の信号
    を受信すると、該信号を受信した旨を当該受信側のクラ
    イアント装置に返信するステップをさらに備えた請求項
    16記載の警報転送方法。
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