JP2003272469A - キーボードの防水機構 - Google Patents
キーボードの防水機構Info
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- JP2003272469A JP2003272469A JP2002076158A JP2002076158A JP2003272469A JP 2003272469 A JP2003272469 A JP 2003272469A JP 2002076158 A JP2002076158 A JP 2002076158A JP 2002076158 A JP2002076158 A JP 2002076158A JP 2003272469 A JP2003272469 A JP 2003272469A
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- JP
- Japan
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- top case
- keyboard
- base sheet
- sheet
- waterproof
- Prior art date
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- Pending
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Classifications
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H13/00—Switches having rectilinearly-movable operating part or parts adapted for pushing or pulling in one direction only, e.g. push-button switch
- H01H13/70—Switches having rectilinearly-movable operating part or parts adapted for pushing or pulling in one direction only, e.g. push-button switch having a plurality of operating members associated with different sets of contacts, e.g. keyboard
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F3/00—Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
- G06F3/01—Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
- G06F3/02—Input arrangements using manually operated switches, e.g. using keyboards or dials
- G06F3/0202—Constructional details or processes of manufacture of the input device
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H2223/00—Casings
- H01H2223/002—Casings sealed
- H01H2223/004—Evacuation of penetrating liquid
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H2229/00—Manufacturing
- H01H2229/024—Packing between substrate and membrane
- H01H2229/032—Screw
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H2229/00—Manufacturing
- H01H2229/034—Positioning of layers
Abstract
(57)【要約】
【課題】 簡易な構造で、電気回路部を有するメンブレ
ンシート側への水滴の流入を防止するキーボードの防水
機構を提供する。 【解決手段】 キーボードの防水機構は、キーキャップ
と、キーキャップを摺動自在に係合するトップケース
と、電気回路部を有する３枚のメンブレンシートと、ト
ップケースとこのメンブレンシートとに介装される防水
ベースシート５とから概略構成されている。この防水ベ
ースシート５の外周縁部と、トップケースに設けた連結
ボス部が貫通する複数の開口５ｂの外周縁部に、シリコ
ン系接着材の層を設けて遮断部５ｃを形成する。そし
て、このキーボードに誤って液体をこぼした場合に、ト
ップケースの内部に微量の水滴が流入しても、防水ベー
スシート５により、メンブレンシート側に水滴が流入す
ることを防ぐので、電気的トラブルを未然に防ぐことが
できる。
ンシート側への水滴の流入を防止するキーボードの防水
機構を提供する。 【解決手段】 キーボードの防水機構は、キーキャップ
と、キーキャップを摺動自在に係合するトップケース
と、電気回路部を有する３枚のメンブレンシートと、ト
ップケースとこのメンブレンシートとに介装される防水
ベースシート５とから概略構成されている。この防水ベ
ースシート５の外周縁部と、トップケースに設けた連結
ボス部が貫通する複数の開口５ｂの外周縁部に、シリコ
ン系接着材の層を設けて遮断部５ｃを形成する。そし
て、このキーボードに誤って液体をこぼした場合に、ト
ップケースの内部に微量の水滴が流入しても、防水ベー
スシート５により、メンブレンシート側に水滴が流入す
ることを防ぐので、電気的トラブルを未然に防ぐことが
できる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ワードプロセッサ
ーやコンピュータなどに用いるキーボードであって、特
に、キーボード内部の電気回路部を有するメンブレンシ
ート側に水滴等が流入することを防ぐキーボードの防水
機構に関するものである。
ーやコンピュータなどに用いるキーボードであって、特
に、キーボード内部の電気回路部を有するメンブレンシ
ート側に水滴等が流入することを防ぐキーボードの防水
機構に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】ワードプロセッサーやコンピュータのキ
ーボードに、飲料水例えばコーヒー等をこぼした場合に
は、液体がキーボード内の回路基板等まで到達して、シ
ョート等の電気的なトラブルを引き起こすことになる。
そこで、従来は、液体がこの回路基板まで到達しないよ
うに、液体が流入する可能性のある部分の回路基板等の
周辺にシール材等を配置して、キーボードの上部カバー
と下部カバーとの間でこのシール部材を締結部材等で圧
接し締結することにより回路基板を密閉して、液体がこ
の回路基板に流入することを防いでいた。
ーボードに、飲料水例えばコーヒー等をこぼした場合に
は、液体がキーボード内の回路基板等まで到達して、シ
ョート等の電気的なトラブルを引き起こすことになる。
そこで、従来は、液体がこの回路基板まで到達しないよ
うに、液体が流入する可能性のある部分の回路基板等の
周辺にシール材等を配置して、キーボードの上部カバー
と下部カバーとの間でこのシール部材を締結部材等で圧
接し締結することにより回路基板を密閉して、液体がこ
の回路基板に流入することを防いでいた。
【０００３】また、特開２００１−２２８９５０号公報
には、キーボードユニットと、筐体と、吸収部材とを具
備し、筐体はキーボードユニットを保持する保持部と、
回路基板を収納する収納部とを有し、吸収部材が保持部
の周辺に接して設けられており、この吸収部材は、透水
性の表面シートと不透水性の裏面シートとから構成さ
れ、これら表裏シートの間に吸水ポリマーを含有する防
水キーボード装置が開示されている。
には、キーボードユニットと、筐体と、吸収部材とを具
備し、筐体はキーボードユニットを保持する保持部と、
回路基板を収納する収納部とを有し、吸収部材が保持部
の周辺に接して設けられており、この吸収部材は、透水
性の表面シートと不透水性の裏面シートとから構成さ
れ、これら表裏シートの間に吸水ポリマーを含有する防
水キーボード装置が開示されている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、回路
基板の周辺にシール部材等を配置して、上部カバーと下
部カバーとでこのシール部材を圧接締結して、回路基板
への水密性を確保しているが、水密性を確保するには圧
接部位に相当の圧接力が負荷される。そのため、この圧
接力に耐えうる剛性を確保するためには、周辺部材の板
厚等を厚くする必要があり、キーボード全体が厚くな
る。また、この圧接力による水密性の確保は、組立上で
の精度管理も必要となり、作業性の効率が低下する。
基板の周辺にシール部材等を配置して、上部カバーと下
部カバーとでこのシール部材を圧接締結して、回路基板
への水密性を確保しているが、水密性を確保するには圧
接部位に相当の圧接力が負荷される。そのため、この圧
接力に耐えうる剛性を確保するためには、周辺部材の板
厚等を厚くする必要があり、キーボード全体が厚くな
る。また、この圧接力による水密性の確保は、組立上で
の精度管理も必要となり、作業性の効率が低下する。
【０００５】また、特開２００１−２２８９５０号公報
の防水キーボード装置は、透水性の表面シートと不透水
性の裏面シートとの間に吸水ポリマーを含有する吸収部
材を、筐体のキーボードユニットを保持する保持部の周
辺に接して設けられている構造が開示されているが、こ
の吸収部材は複雑な構成で形成されており、コストアッ
プの要因につながる虞がある。
の防水キーボード装置は、透水性の表面シートと不透水
性の裏面シートとの間に吸水ポリマーを含有する吸収部
材を、筐体のキーボードユニットを保持する保持部の周
辺に接して設けられている構造が開示されているが、こ
の吸収部材は複雑な構成で形成されており、コストアッ
プの要因につながる虞がある。
【０００６】本発明は、かかる点に鑑みてなされたもの
であり、簡易な構造で、電気回路部を有するメンブレン
シート側への水滴の流入を防止するキーボードの防水機
構を提供することを目的とする。
であり、簡易な構造で、電気回路部を有するメンブレン
シート側への水滴の流入を防止するキーボードの防水機
構を提供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するための手段として、請求項１に記載した発明は、
複数のキーキャップを摺動自在に連結するトップケース
と、該トップケースの下方に配置され、前記キーキャッ
プのオン／オフを検出する電気回路部を有する複層から
なるメンブレンシートと、該メンブレンシートの下方に
配置されるバックプレートとから構成されるキーボード
の防水機構において、前記トップケースと前記メンブレ
ンシートとの間に防水ベースシートを設け、該防水ベー
スシートに前記キーキャップのオン／オフを前記メンブ
レンシートへ伝達するラバースプリングを複数備えると
共に、前記防水ベースシートの外周縁部と、前記防水ベ
ースシートに形成された前記メンブレンシート側と連通
する開口の外周縁部に、主平面より上方に突出する遮断
部を形成したことを特徴とする。このように構成するこ
とにより、微量の水滴がトップケースを介して内部に流
入しても、トップケースとメンブレンシートとの間に設
けた防水ベースシートにより、微量の水滴がメンブレン
シート側に流入することを防ぎ、さらにメンブレンシー
ト側と連通する開口への流入を、遮断部により遮断し
て、メンブレンシート側への流入を防ぐ。
決するための手段として、請求項１に記載した発明は、
複数のキーキャップを摺動自在に連結するトップケース
と、該トップケースの下方に配置され、前記キーキャッ
プのオン／オフを検出する電気回路部を有する複層から
なるメンブレンシートと、該メンブレンシートの下方に
配置されるバックプレートとから構成されるキーボード
の防水機構において、前記トップケースと前記メンブレ
ンシートとの間に防水ベースシートを設け、該防水ベー
スシートに前記キーキャップのオン／オフを前記メンブ
レンシートへ伝達するラバースプリングを複数備えると
共に、前記防水ベースシートの外周縁部と、前記防水ベ
ースシートに形成された前記メンブレンシート側と連通
する開口の外周縁部に、主平面より上方に突出する遮断
部を形成したことを特徴とする。このように構成するこ
とにより、微量の水滴がトップケースを介して内部に流
入しても、トップケースとメンブレンシートとの間に設
けた防水ベースシートにより、微量の水滴がメンブレン
シート側に流入することを防ぎ、さらにメンブレンシー
ト側と連通する開口への流入を、遮断部により遮断し
て、メンブレンシート側への流入を防ぐ。
【０００８】請求項２に記載した発明は、請求項１に記
載した発明において、前記トップケースと前記バックプ
レートとは、前記トップケースに設けた連結ボス部によ
り連結され、該連結ボス部は前記開口に貫通しているこ
とを特徴とする。このように構成することにより、連結
ボス部が貫通する開口から微量の水滴がメンブレンシー
ト側に流入することを防ぐ。
載した発明において、前記トップケースと前記バックプ
レートとは、前記トップケースに設けた連結ボス部によ
り連結され、該連結ボス部は前記開口に貫通しているこ
とを特徴とする。このように構成することにより、連結
ボス部が貫通する開口から微量の水滴がメンブレンシー
ト側に流入することを防ぐ。
【０００９】請求項３に記載した発明は、請求項１また
は２に記載した発明において、前記遮断部は、接着材層
を所定の幅に形成したものであることを特徴とする。こ
のように構成することにより、この遮断部を簡易な構造
で形成することができる。
は２に記載した発明において、前記遮断部は、接着材層
を所定の幅に形成したものであることを特徴とする。こ
のように構成することにより、この遮断部を簡易な構造
で形成することができる。
【００１０】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態に係る
キーボードの防水機構を図１〜図７に基いて詳細に説明
する。図１及び図２に示すように、本発明の実施の形態
に係るキーボード１は、キーキャップ２と、キーキャッ
プ２と摺動自在に係合されるトップケース３と、トップ
ケース３の下方に配設される防水ベースシート５と、防
水ベースシート５の下方に配設され電気回路部を有する
３枚のメンブレンシート４と、このメンブレンシート４
の下方に配設されるバックプレート６と、バックプレー
ト６の下方に配設されるボトムケース７とから概略構成
されている。
キーボードの防水機構を図１〜図７に基いて詳細に説明
する。図１及び図２に示すように、本発明の実施の形態
に係るキーボード１は、キーキャップ２と、キーキャッ
プ２と摺動自在に係合されるトップケース３と、トップ
ケース３の下方に配設される防水ベースシート５と、防
水ベースシート５の下方に配設され電気回路部を有する
３枚のメンブレンシート４と、このメンブレンシート４
の下方に配設されるバックプレート６と、バックプレー
ト６の下方に配設されるボトムケース７とから概略構成
されている。
【００１１】次に、本発明のキーボードの防水機構を構
成する構成部品について詳細に説明する。トップケース
３は、図１及び図２に示すように、合成樹脂製であって
略長方形状からなり、キーキャップ２が配設される凹所
３ａを各キーキャップ２に応じて形成している。これら
の凹所３ａの内部には、左右方向、上下方向に所定の間
隔をあけて、複数の中空状のボス部３ｂを一体に形成し
ており、これらのボス部３ｂにキーキャップ２が摺動自
在に係合されている。また、このトップケース３には、
防水ベースシート５及び３枚のメンブレンシート４を介
してバックプレート６と連結する複数の連結ボス部３ｃ
が下方に突出するように形成されている。これらの連結
ボス部３ｃは、略円筒形状や略楕円筒形状に形成されて
おり、その端部には取付ネジ１０が挿通する挿通孔３ｄ
が形成されている。また、トップケース３の下方部に
は、キーボード１に液体が流入した場合に、液体を外に
排水するドレン孔３ｅを形成している。
成する構成部品について詳細に説明する。トップケース
３は、図１及び図２に示すように、合成樹脂製であって
略長方形状からなり、キーキャップ２が配設される凹所
３ａを各キーキャップ２に応じて形成している。これら
の凹所３ａの内部には、左右方向、上下方向に所定の間
隔をあけて、複数の中空状のボス部３ｂを一体に形成し
ており、これらのボス部３ｂにキーキャップ２が摺動自
在に係合されている。また、このトップケース３には、
防水ベースシート５及び３枚のメンブレンシート４を介
してバックプレート６と連結する複数の連結ボス部３ｃ
が下方に突出するように形成されている。これらの連結
ボス部３ｃは、略円筒形状や略楕円筒形状に形成されて
おり、その端部には取付ネジ１０が挿通する挿通孔３ｄ
が形成されている。また、トップケース３の下方部に
は、キーボード１に液体が流入した場合に、液体を外に
排水するドレン孔３ｅを形成している。
【００１２】防水ベースシート５は、図２及び図３に示
すように、ＰＥＴフィルム製等からなる略長方形状に形
成されている。防水ベースシート５には、トップケース
３に形成された各ボス部３ｂに係合するように、略円錐
台形状のラバースプリング５ａが左右方向、上下方向に
所定の間隔をあけて、複数個上方に突出するように接着
されている。また、図３〜図５に示すように、防水ベー
スシート５には、トップケース３に形成された複数の連
結ボス部３ｃが貫通する円形状や楕円形状の開口５ｂを
所定の位置に設けられている。また、これらの開口５ｂ
の外周縁全周に、シリコン系接着材の層を所定の幅で設
けて遮断部（黒塗部）５ｃを形成している。さらに、こ
の防水ベースシート５の外周縁全周にも、シリコン系接
着材の層を所定の幅で設けて遮断部（黒塗部）５ｃを形
成している。これらの遮断部５ｃは、防水ベースシート
５の主平面５ｄより所定の高さＨ（約０、２ｍｍ）で上
方に突出している。そして、この防水ベースシート５
は、トップケース３と後述する上部メンブレンシート４
ａとに介装されている。
すように、ＰＥＴフィルム製等からなる略長方形状に形
成されている。防水ベースシート５には、トップケース
３に形成された各ボス部３ｂに係合するように、略円錐
台形状のラバースプリング５ａが左右方向、上下方向に
所定の間隔をあけて、複数個上方に突出するように接着
されている。また、図３〜図５に示すように、防水ベー
スシート５には、トップケース３に形成された複数の連
結ボス部３ｃが貫通する円形状や楕円形状の開口５ｂを
所定の位置に設けられている。また、これらの開口５ｂ
の外周縁全周に、シリコン系接着材の層を所定の幅で設
けて遮断部（黒塗部）５ｃを形成している。さらに、こ
の防水ベースシート５の外周縁全周にも、シリコン系接
着材の層を所定の幅で設けて遮断部（黒塗部）５ｃを形
成している。これらの遮断部５ｃは、防水ベースシート
５の主平面５ｄより所定の高さＨ（約０、２ｍｍ）で上
方に突出している。そして、この防水ベースシート５
は、トップケース３と後述する上部メンブレンシート４
ａとに介装されている。
【００１３】図６及び図７に示すように、３層に積層さ
れている３枚のメンブレンシート４は、防水ベースシー
ト５の形状とほぼ同形状からなり、電気回路部を有する
上部メンブレンシート４ａと、同じく電気回路部を有す
る下部メンブレンシート４ｃと、上下部メンブレンシー
ト４ａ、４ｃとに介装されるスペーサ４ｂとで構成され
ている。また、３枚のメンブレンシート４のそれぞれに
は、トップケース３の連結ボス部３ｃが貫通する開口４
ｄが形成されている。そして、これら３枚のメンブレン
シート４は、防水ベースシート５の下方に配置されてい
る。
れている３枚のメンブレンシート４は、防水ベースシー
ト５の形状とほぼ同形状からなり、電気回路部を有する
上部メンブレンシート４ａと、同じく電気回路部を有す
る下部メンブレンシート４ｃと、上下部メンブレンシー
ト４ａ、４ｃとに介装されるスペーサ４ｂとで構成され
ている。また、３枚のメンブレンシート４のそれぞれに
は、トップケース３の連結ボス部３ｃが貫通する開口４
ｄが形成されている。そして、これら３枚のメンブレン
シート４は、防水ベースシート５の下方に配置されてい
る。
【００１４】図１及び図２に示すように、バックパネル
６は、薄板の金属製からなり、メンブレンシート４の形
状とほぼ同形状に形成されている。また、トップケース
３の連結ボス部３ｃに螺着される取付ネジ１０が挿通す
る挿通孔６ａを、トップケース３に形成した連結ボス部
３ｂに対応する位置に複数形成している。
６は、薄板の金属製からなり、メンブレンシート４の形
状とほぼ同形状に形成されている。また、トップケース
３の連結ボス部３ｃに螺着される取付ネジ１０が挿通す
る挿通孔６ａを、トップケース３に形成した連結ボス部
３ｂに対応する位置に複数形成している。
【００１５】図１及び図２に示すように、ボトムケース
７は、合成樹脂製であって、防水ベースシート５、３枚
のメンブレンシート４及びバックプレート７等を所定の
位置に収納するように略箱状に形成されており、トップ
ケース３に図示しない取付ネジで固定される。
７は、合成樹脂製であって、防水ベースシート５、３枚
のメンブレンシート４及びバックプレート７等を所定の
位置に収納するように略箱状に形成されており、トップ
ケース３に図示しない取付ネジで固定される。
【００１６】そして、図２及び図７に示すように、バッ
クパネル６の上方に３枚のメンブレンシート４及び防水
ベースシート５を載置して、トップケース３の連結ボス
部３ｃを防水ベースシート５及びメンブレンシート４の
対応する開口５ｂ、４ｄに挿通して位置決めすると共
に、防水ベースシート５のラバースプリング５ａをトッ
プケース３のボス部３ｂに係合する。そして、取付ネジ
１０をバックプレート６の開口６ａに挿通し、トップケ
ース３の連結ボス部３ｃに螺着すると共に、ボトムケー
ス７をトップケース３に図示しない取付ネジで固定す
る。さらに、キーキャップ２の柱状部をトップケース３
のボス部３ｂに摺動自在に係合して、防水ベースシート
５のラバースプリング５ａの上面に当接する。
クパネル６の上方に３枚のメンブレンシート４及び防水
ベースシート５を載置して、トップケース３の連結ボス
部３ｃを防水ベースシート５及びメンブレンシート４の
対応する開口５ｂ、４ｄに挿通して位置決めすると共
に、防水ベースシート５のラバースプリング５ａをトッ
プケース３のボス部３ｂに係合する。そして、取付ネジ
１０をバックプレート６の開口６ａに挿通し、トップケ
ース３の連結ボス部３ｃに螺着すると共に、ボトムケー
ス７をトップケース３に図示しない取付ネジで固定す
る。さらに、キーキャップ２の柱状部をトップケース３
のボス部３ｂに摺動自在に係合して、防水ベースシート
５のラバースプリング５ａの上面に当接する。
【００１７】そこで、図２及び図６に示すように、トッ
プケース３のボス部３ｃに摺動自在に係合されたキーキ
ャップ２を上下に操作することにより、防水ベースシー
ト５のラバースプリング５ａが上下（矢印方向）に移動
して、キーキャップ２のオン／オフを上部メンブレンシ
ート４ａの電気回路部に伝達する。
プケース３のボス部３ｃに摺動自在に係合されたキーキ
ャップ２を上下に操作することにより、防水ベースシー
ト５のラバースプリング５ａが上下（矢印方向）に移動
して、キーキャップ２のオン／オフを上部メンブレンシ
ート４ａの電気回路部に伝達する。
【００１８】本発明のキーボードに誤って液体をこぼし
た場合、この液体の流れについて説明する。まず、キー
キャップ２の間に入りこむ液体の大部分は、図２に示す
矢印５０のように、トップケース３に設けられたドレン
孔３ｅに流れて外方に排出される。また、図７に示すよ
うに、トップケース３の内部に流入した微量の水滴５１
は、防水ベースシート５によりメンブレンシート４側へ
の流入を遮断される。そして、防水ベースシート５の開
口５ｂの外周縁部に形成した遮断部５ｃが、主平面５ｄ
より上方に突出して形成されているため、微量の水滴５
１はこの開口５ｂに流入できないので、メンブレンシー
ト４側に流入することはない。
た場合、この液体の流れについて説明する。まず、キー
キャップ２の間に入りこむ液体の大部分は、図２に示す
矢印５０のように、トップケース３に設けられたドレン
孔３ｅに流れて外方に排出される。また、図７に示すよ
うに、トップケース３の内部に流入した微量の水滴５１
は、防水ベースシート５によりメンブレンシート４側へ
の流入を遮断される。そして、防水ベースシート５の開
口５ｂの外周縁部に形成した遮断部５ｃが、主平面５ｄ
より上方に突出して形成されているため、微量の水滴５
１はこの開口５ｂに流入できないので、メンブレンシー
ト４側に流入することはない。
【００１９】このように本発明のキーボードの防水機構
によれば、トップケース３とメンブレンシート４との間
に、遮断部５ｃを有する防水ベースシート５を設けたの
で、トップケース３内に流入した微量の水滴５１が、メ
ンブレンシート４側に流入することを防ぐことができ
る。
によれば、トップケース３とメンブレンシート４との間
に、遮断部５ｃを有する防水ベースシート５を設けたの
で、トップケース３内に流入した微量の水滴５１が、メ
ンブレンシート４側に流入することを防ぐことができ
る。
【００２０】
【発明の効果】以上説明したように、請求項１に記載し
た発明によれば、微量の水滴がトップケースを介して内
部に流入しても、トップケースとメンブレンシートとの
間に設けた防水ベースシートにより、微量の水滴がメン
ブレンシート側に流入することを防ぐ。さらに微量の水
滴がメンブレンシート側と連通する開口から流入するこ
とを遮断部により遮断して、メンブレンシート側への流
入を防ぐので、ショートなどの電気的トラブルを未然に
防ぐことができる。
た発明によれば、微量の水滴がトップケースを介して内
部に流入しても、トップケースとメンブレンシートとの
間に設けた防水ベースシートにより、微量の水滴がメン
ブレンシート側に流入することを防ぐ。さらに微量の水
滴がメンブレンシート側と連通する開口から流入するこ
とを遮断部により遮断して、メンブレンシート側への流
入を防ぐので、ショートなどの電気的トラブルを未然に
防ぐことができる。
【００２１】請求項２に記載した発明によれば、防水ベ
ースシートに形成されたトップケースの連結ボス部が貫
通する開口からメンブレンシート側に水滴が流入するこ
とを防ぐので、ショートなどの電気的トラブルを未然に
防ぐことができる。
ースシートに形成されたトップケースの連結ボス部が貫
通する開口からメンブレンシート側に水滴が流入するこ
とを防ぐので、ショートなどの電気的トラブルを未然に
防ぐことができる。
【００２２】請求項３に記載した発明によれば、遮断部
を簡易な構造で形成することができるので、製造コスト
を抑えることができる。
を簡易な構造で形成することができるので、製造コスト
を抑えることができる。
【図１】図１は、本発明の実施の形態に係るキーボード
の分解斜視図である。
の分解斜視図である。
【図２】図２は、本発明の実施の形態に係るキーボード
の断面図である。
の断面図である。
【図３】図３は、本発明の実施の形態に係るキーボード
の構成部品である防水ベースシートを示す平面図であ
る。
の構成部品である防水ベースシートを示す平面図であ
る。
【図４】図４は、図３のＡ−Ａ線に沿う断面図である。
【図５】図５は、図３のＢ−Ｂ線に沿う断面図である。
【図６】図６は、図２のＣ部を拡大して示す図である。
【図７】図７は、図２のＤ部を拡大して示す図である。
１ キーボード
２ キーキャップ
３ トップケース
３ｃ 連結ボス部
４ メンブレンシート
５ 防水ベースシート
５ｂ 開口
５ｃ 遮断部
６ バックプレート
Claims (3)
- 【請求項１】複数のキーキャップを摺動自在に係合する
トップケースと、該トップケースの下方に配置され、前
記キーキャップのオン／オフを検出する電気回路部を有
する複層からなるメンブレンシートと、該メンブレンシ
ートの下方に配置されるバックプレートとから構成され
るキーボードの防水機構において、 前記トップケースと前記メンブレンシートとの間に防水
ベースシートを設け、該防水ベースシートに前記キーキ
ャップのオン／オフを前記メンブレンシートへ伝達する
ラバースプリングを複数備えると共に、前記防水ベース
シートの外周縁部と、前記防水ベースシートに形成され
た前記メンブレンシート側と連通する開口の外周縁部
に、主平面より上方に突出する遮断部を形成したことを
特徴とするキーボードの防水機構。 - 【請求項２】前記トップケースと前記バックプレートと
は、前記トップケースに設けた連結ボス部により連結さ
れ、該連結ボス部は前記開口に貫通していることを特徴
とする請求項１に記載のキーボードの防水機構。 - 【請求項３】前記遮断部は、接着材層を所定の幅に形成
したものであることを特徴とする請求項１または２に記
載のキーボードの防水機構。
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