JP2003271579A - 報告書作成システムと報告書作成方法と報告書作成プログラム - Google Patents

報告書作成システムと報告書作成方法と報告書作成プログラム

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JP2003271579A
JP2003271579A JP2002067715A JP2002067715A JP2003271579A JP 2003271579 A JP2003271579 A JP 2003271579A JP 2002067715 A JP2002067715 A JP 2002067715A JP 2002067715 A JP2002067715 A JP 2002067715A JP 2003271579 A JP2003271579 A JP 2003271579A
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Yoshifumi Yamazaki
嘉文 山崎
Hisashi Matsumoto
久志 松元
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 正確に漏れのない情報を含む報告書の登録を
可能にし、報告書のデータベースへの登録を迅速化す
る。 【解決手段】 報告書フォーム送信手段12は、要求の
あった端末装置に対し、報告書フォームを送信する。報
告書データ登録手段13は、端末装置で入力され、端末
装置から送信された報告書データを受け付けて、これを
データベースに登録する。記憶装置10には、分散型文
書管理データベース21とリレーショナルデータベース
22が記憶される。あらかじめ登録された報告書フォー
ムにより入力された報告書データが、登録と同時にリレ
ーショナルデータベース22の一部として機能し、その
まま直ちに検索可能な各種の資料として利用できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、業務報告の効率的
な作成やデータベースへの登録等に利用される報告書作
成システムと報告書作成方法と報告書作成プログラムに
関する。
【0002】
【従来の技術】企業において、製造、技術、営業等の部
門における各種業務報告書の内容は、個々の部門内のみ
ならず、関連する多くの部門にとっても有用なものが多
い。そこで、関係部署に回覧をする一方、データベース
にその情報を蓄積し、検索をしたり集計をしたりして利
用するようにしている。オペレータは、関連部署の業務
報告の写しを受け付けて、随時必要項目を端末装置から
入力して、データベースへの登録処理を行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な従来の技術には、次のような解決すべき課題があっ
た。従来の報告書は、部門や担当者ごとにまちまちな形
式で作成されるので、データベースへの登録作業が煩雑
になり、登録ミスが発生するおそれがある。登録ミスが
発生すると、重要な経営上の決定に支障をきたすおそれ
があった。
【0004】また、オペレータがデータベースへ登録す
る作業中に、登録に必要な項目の抜けや誤りを発見した
ときには、問い合わせをしたりして登録処理が遅れるこ
とがある。一方、不備な報告書の登録を省略すると、重
要な情報に漏れが生じるおそれがある。報告書が作成さ
れてからデータベースへ登録されるまでは他の部門で利
用することができないが、オペレータの作業が遅れて、
データベースでなかなか利用できないという場合が少な
くない。本発明は以上の点に着目してなされたもので、
定型化され、正確に漏れのない情報が入力され、速やか
にデータベースへの登録が可能な報告書作成システムと
報告書作成方法と報告書作成プログラムを提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は以上の点を解決
するため次の構成を採用する。 〈構成1〉所定のデータベースで要求される入力項目を
所定の位置に含む、定型化された報告書フォームを表示
する手段と、表示された上記報告書にデータを入力する
手段と、報告書フォームにより入力された報告書データ
を上記データベースに登録する登録要求手段とを備えた
ことを特徴とする報告書作成システム。
【0006】報告書フォームの入力処理は、ネットワー
クに接続された端末装置等で行う。報告書フォームは、
予め一定の形式に定型化されている。定型化されている
ことにより、データ入力も容易で入力項目にも漏れが無
くなる。所定のデータベースで要求される入力項目は、
データベースの一部としてそのままデータベースに登録
される。所定の位置に決められているのはデータベース
との間のリレーション設定等を容易にするためである。
報告書フォームには、データベース用の入力項目以外の
データを入力できて構わない。報告書データはそのまま
独立に保存されてもよいし、データベースに一体化され
てもよい。
【0007】〈構成2〉所定のデータベースで要求され
る入力項目を所定の位置に含む、定型化された報告書フ
ォームを、報告書作成用として登録する登録手段を設
け、この報告書作成要求のあった端末装置に、上記報告
書フォームを送信する送信手段とを備えたことを特徴と
する報告書作成システム。
【0008】構成1の発明を実現するために、ホストコ
ンピュータ側のシステムが、ネットワークに接続された
端末装置等に対して、報告書フォームを提供する。デー
タベースへの登録を容易にするために予めデータベース
との関係を考慮して報告書フォームが作成される。この
報告書フォームを、ホストコンピュータから報告書作成
要求のあった端末装置に送信して利用させる。これでホ
ストコンピュータ側で報告書フォームの集中管理ができ
る。ホストコンピュータ側の登録手段やデータベース
は、2台以上のコンピュータに分散して設けられていて
も構わない。
【0009】〈構成3〉所定のデータベースで要求され
る入力項目を所定の位置に含む、定型化された報告書フ
ォームを、報告書作成用として登録する登録手段と、上
記報告書フォームを保持し、報告書作成要求のあった端
末装置の操作によって上記報告書フォームに情報を入力
させる手段とを備えたことを特徴とする報告書作成シス
テム。
【0010】構成1の発明を実現するために、ホストコ
ンピュータ側のシステムが、ネットワークに接続された
端末装置等に対して、報告書フォームを提供する。報告
書フォームは、ホストコンピュータ側に保持される。報
告書作成要求をした端末装置は、ネットワークを介して
報告書フォームへの情報入力操作をする。入力操作の終
了と同時にデータベースへの登録がされる。
【0011】〈構成4〉構成2または3に記載の報告書
作成システムにおいて、報告書フォームにより入力され
た報告書データを、上記データベースに登録する登録手
段を備えたことを特徴とする報告書作成システム。
【0012】ホストコンピュータ側では、端末装置の操
作により作成された報告書の登録処理をする。データベ
ースに登録する処理は、データベース中へデータを転送
する方法やデータベースと直接リレーションを設定する
方法などがある。
【0013】〈構成5〉構成2または3に記載の報告書
作成システムにおいて、登録手段は、作成された報告書
データをそのまま、上記データベースと関係付けして、
データベースの一部として記憶装置に記憶させることを
特徴とする報告書作成システム。
【0014】そのまま、特別の加工や転記処理をするこ
となく、データベースと関係付けを行って、データベー
スの一部にしてしまうことで、報告書の内容のデータベ
ースへの登録処理を簡素化し、スピードアップできる。
【0015】〈構成6〉構成1乃至3のいずれかに記載
の報告書作成システムにおいて、報告書フォームは、所
定のデータベースで要求されるテーブル形式の入力項目
を含むことを特徴とする報告書作成システム。
【0016】テーブル形式の入力項目により、入力デー
タの位置決めが容易で、入項目の定型化やデータベース
化が容易になり、演算処理も容易になる。
【0017】〈構成7〉構成1乃至3のいずれかに記載
の報告書作成システムにおいて、報告書フォームは、所
定のデータベースで要求されるテーブル形式の入力項目
を含み、データベースはリレーショナルデータベースか
ら成ることを特徴とする報告書作成システム。
【0018】テーブル形式の入力項目を含めることによ
り、リレーショナルデータベースとの間のリレーション
(関係)を設定して、そのままデータベースの一部とし
て使用できる。従って、データベースへの登録作業が簡
素化される。
【0019】〈構成8〉所定のデータベースで要求され
る入力項目を所定の位置に含む、定型化された報告書フ
ォームを表示して、表示された上記報告書にデータを入
力させ、報告書フォームにより入力された報告書データ
を上記データベースに登録することを特徴とする報告書
作成方法。
【0020】構成1に対応する報告書作成方法の発明で
ある。
【0021】〈構成9〉所定のデータベースで要求され
る入力項目を所定の位置に含む、定型化された報告書フ
ォームを、報告書作成用として登録し、報告書作成要求
のあった端末装置に、上記報告書フォームを送信するこ
とを特徴とする報告書作成方法。
【0022】構成2に対応する報告書作成方法の発明で
ある。
【0023】〈構成10〉所定のデータベースで要求さ
れる入力項目を所定の位置に含む、定型化された報告書
フォームを、報告書作成用として登録し、上記報告書フ
ォームを保持し、報告書作成要求のあった端末装置の操
作によって上記報告書フォームに情報を入力させること
を特徴とする報告書作成方法。
【0024】構成3に対応する報告書作成方法の発明で
ある。
【0025】〈構成11〉構成9または10に記載の報
告書作成方法において、報告書フォームにより入力され
た報告書データを、上記データベースに登録することを
特徴とする報告書作成方法。
【0026】構成4に対応する報告書作成方法の発明で
ある。
【0027】〈構成12〉構成9または10に記載の報
告書作成方法において、作成された報告書データをその
まま、上記データベースと関係付けして、データベース
の一部として記憶装置に記憶させることを特徴とする報
告書作成方法。
【0028】構成5に対応する報告書作成方法の発明で
ある。
【0029】〈構成13〉構成8乃至10のいずれかに
記載の報告書作成方法において、報告書フォームは、所
定のデータベースで要求されるテーブル形式の入力項目
を含むことを特徴とする報告書作成方法。
【0030】構成6に対応する報告書作成方法の発明で
ある。
【0031】〈構成14〉構成8乃至10のいずれかに
記載の報告書作成方法において、報告書フォームは、所
定のデータベースで要求されるテーブル形式の入力項目
を含み、データベースはリレーショナルデータベースか
ら成ることを特徴とする報告書作成方法。
【0032】構成7に対応する報告書作成方法の発明で
ある。
【0033】〈構成15〉所定のデータベースで要求さ
れる入力項目を所定の位置に含む、定型化された報告書
フォームを表示する処理と、表示された上記報告書にデ
ータを入力させる処理と、報告書フォームにより入力さ
れた報告書データを上記データベースに登録する処理と
を、コンピュータに実行させることを特徴とする報告書
作成プログラム。
【0034】構成1に対応する報告書作成プログラムの
発明である。
【0035】〈構成16〉所定のデータベースで要求さ
れる入力項目を所定の位置に含む、定型化された報告書
フォームを、報告書作成用として登録する処理と、報告
書作成要求のあった端末装置に、上記報告書フォームを
送信する処理とを、コンピュータに実行させることを特
徴とする報告書作成プログラム。
【0036】構成2に対応する報告書作成プログラムの
発明である。
【0037】〈構成17〉所定のデータベースで要求さ
れる入力項目を所定の位置に含む、定型化された報告書
フォームを、報告書作成用として登録する処理と、上記
報告書フォームを保持し、報告書作成要求のあった端末
装置の操作によって上記報告書フォームに情報を入力さ
せる処理とを、コンピュータに実行させることを特徴と
する報告書作成プログラム。
【0038】構成3に対応する報告書作成プログラムの
発明である。
【0039】〈構成18〉構成16または17に記載の
報告書作成プログラムにおいて、報告書フォームにより
入力された報告書データを、上記データベースに登録す
る処理を、コンピュータに実行させることを特徴とする
報告書作成プログラム。
【0040】構成4に対応する報告書作成プログラムの
発明である。
【0041】〈構成19〉構成16または17に記載の
報告書作成プログラムにおいて、作成された報告書デー
タをそのまま、上記データベースと関係付けして、デー
タベースの一部として記憶装置に記憶させる処理を、コ
ンピュータに実行させることを特徴とする報告書作成プ
ログラム。
【0042】構成5に対応する報告書作成プログラムの
発明である。
【0043】〈構成20〉構成15乃至17のいずれか
に記載の報告書作成プログラムにおいて、報告書フォー
ムは、所定のデータベースで要求されるテーブル形式の
入力項目を含むことを特徴とする報告書作成プログラ
ム。
【0044】構成6に対応する報告書作成プログラムの
発明である。
【0045】〈構成21〉構成15乃至17のいずれか
に記載の報告書作成プログラムにおいて、報告書フォー
ムは、所定のデータベースで要求されるテーブル形式の
入力項目を含み、データベースはリレーショナルデータ
ベースから成ることを特徴とする報告書作成プログラ
ム。
【0046】構成7に対応する報告書作成プログラムの
発明である。
【0047】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、具
体例を用いて説明する。図1は本発明の報告書作成シス
テムの具体例を示すブロック図である。図のネットワー
ク1は、インターネットやイントラネット(LAN、W
AN)、電話回線網、などの各種の任意の情報通信用ネ
ットワークである。有線ネットワークでも無線ネットワ
ークでも構わない。ネットワーク1には、端末装置2−
1、2−2とホストコンピュータ3が接続されている。
【0048】端末装置2−1、2−2は、業務報告を入
力するための装置である。これらの装置は、パーソナル
コンピュータ、モバイルコンピュータ、携帯電話端末等
の任意の通信用端末である。以下の説明では、端末装置
2−1を使用して業務報告書20を作成する作業を説明
する。端末装置2−1には、報告書データ4を記憶した
記憶装置と、データ入力手段5および登録要求手段6が
設けられている。データ入力手段5と登録要求手段6と
は、それぞれ、下記の処理をコンピュータに実行させる
コンピュータプログラムから成る。
【0049】端末装置2−1のディスプレイには、図に
示すような業務報告書20が表示されている。ここに報
告用のデータを入力するためにデータ入力手段5を操作
する。さらに、この業務報告書20をホストコンピュー
タ3に送信して登録するために登録要求手段6が設けら
れている。報告書データ4は、この端末装置2−1で入
力された業務報告書20を、端末装置2−1の側で個別
に使用するために蓄積されたデータベースである。ホス
トコンピュータ3には、記憶装置10と報告書フォーム
登録手段11、報告書フォーム送信手段12、報告書デ
ータ登録手段13などが設けられている。
【0050】図のシステムは、ホストコンピュータ3に
より制御される。ホストコンピュータ3は、パーソナル
コンピュータあるいはワークステーション等から成る。
ホストコンピュータの記憶装置10は、ホストコンピュ
ータに内蔵されていても外付けされていても構わない。
報告書フォーム登録手段11は、新たに設計された報告
書フォームを登録する機能を持つ。登録された報告書フ
ォームは、端末装置2−1に送信されて、業務報告書2
0などの作成に利用される。
【0051】報告書フォーム送信手段12は、要求のあ
った端末装置に対し、報告書フォームを送信する機能を
持つ。報告書データ登録手段13は、端末装置で入力さ
れ、端末装置から送信された報告書データを受け付け
て、これをデータベースに登録する機能を持つ。記憶装
置10には、分散型文書管理データベース21とリレー
ショナルデータベース22が記憶されている。
【0052】分散型文書管理データベース21は、ネッ
トワーク1を通じて様々な端末で作成された業務報告書
その他の文書を登録し、管理するデータベースである。
ここには、任意の文書が任意の形式で登録される。その
利用の仕方は自由である。ここで、本発明のシステムで
は、報告書フォーム登録手段11により登録した報告書
フォームを、リレーショナルデータベース22の一部に
組み込んで利用する。
【0053】例えば、報告書フォームに含まれる報告書
データ23が、リレーショナルデータベース22と連携
するテーブル形式のデータである。この実施例では、あ
らかじめ登録された報告書フォームにより入力された報
告書データが、登録と同時にリレーショナルデータベー
ス22の一部として機能し、そのまま直ちに検索可能な
各種の資料として利用できるようになる。この報告書デ
ータを効果的に利用するために、ホストコンピュータ3
には、生産計画システム14、受注システム15、業務
分析システム16、統計資料作成システム17、および
目標管理システム18などが接続されている。これらの
システムは、それぞれ報告書データを利用する任意のシ
ステムである。
【0054】図2は業務報告書とリレーショナルデータ
ベースとの関係を説明する説明図である。図2に示した
業務報告書20は、報告書フォーム登録手段11を用い
て登録されたものである。業務報告書20の右上の部分
には、報告書の整理番号25が表示されている。また、
表26の部分には、報告書に必要な登録情報項目が列挙
されている。業務報告書20は表形式データファイルか
ら成る。上記の登録情報項目は、いずれも表形式データ
ファイルの所定の欄上に配列されている。
【0055】業務報告書20全体が表形式データファイ
ルにより構成されているので、各データは、それぞれそ
の入力位置が特定されている。従って、入力された登録
情報項目を自動的にデータベースへ取り込むことができ
る。一方、図2に示した生産計画30や市場調査担当者
名簿33は、リレーショナルデータベース22を構成す
るデータの一例である。これらも、図に示すように、表
31や表34のような表形式データファイルを用いて表
現されたものになっている。リレーショナルデータベー
スは、こうした表形式のデータファイルの各入力データ
を相互に連携させたものである。
【0056】従って、業務報告書20もそのままリレー
ショナルデータベースの一部に取り込むことができる。
この時、業務報告書20の各項目は、図に示すようなリ
レーションR1、R2によってリレーショナルデータベ
ースの任意のデータファイルと連携させる。即ち、一方
から他方をいつでも参照することができるようにデータ
ベースのインデックスを整備する。これは、既存のデー
タベースアプリケーションプログラムに従来から備わっ
ている機能である。
【0057】こうすることによって、データベースを様
々なキーを用いて検索した場合に、業務報告書20がそ
の検索対象として取り込まれる。こうしたリレーション
を設定する処理を報告書データ登録手段13が実行す
る。上記の業務報告書20には、例えば、図に示した項
目の他に、担当者名や案件名、案件の発生日、客先、商
品名や商品に付加するサービス名、出荷日付、数量、金
額といった様々な情報を入力することができる。こうし
た情報は、全てリレーショナルデータベースに取り込
み、生産計画や業務分析などに広く利用することができ
る。
【0058】一般に、業務報告を任意の形式で任意に記
述すると、業務報告に含まれた情報は、そのまま報告書
として文書として利用されるだけで、データとして利用
するためには、再度加工し、必要な情報を抽出して、デ
ータベースに登録するという処理が必要になる。本発明
では、業務報告書20をリレーショナルデータベースの
一部に取り込めるような形式にしてしまうため、業務報
告書をホストコンピュータ3に送信して登録すると同時
に、自動的にデータ検索が可能な情報として利用でき
る。
【0059】このとき、報告書フォームを、必要な項目
を入力しない限り、業務報告書の作成が完了しないとい
う構造にすれば、登録情報項目に抜けがない。また、誤
った入力の仕方をした場合には、自動的にエラー検出な
どをすることもできる。従って、極めて精度の高いデー
タベースをスピーディに構築できる。なお、上記の例で
は、報告書データを端末装置2−1に送信して、端末装
置側で情報入力操作をしてからホストコンピュータ3に
送信して登録するようにした。しかしながら、例えば、
端末装置2−1が、ネットワーク1を介してホストコン
ピュータ3の記憶装置10に記憶された報告書データに
直接情報を入力するようにしても構わない。その場合に
は、データの入力チェックや登録処理を、報告書データ
登録手段13が実行すればよい。
【0060】図3は、本発明のシステムの動作を説明す
るフローチャートである。図の(a)に示す処理は、報
告書フォームの登録手順を示す。(b)は報告書フォー
ムの登録手順を示す。(a)において、まず、ステップ
S11で、新たな報告書のフォームを図2に示した要領
で起案する。次にステップS12で、テーブル形式のデ
ータを作成し、ステップS13で、この報告書のフォー
ムをデータベースへインポートする。すなわち、予め、
報告書フォームがデータベースと連携するように設定す
る。ステップS14では、そのフォームを各端末装置に
提供できるような状態に登録しておく。このように、あ
らかじめデータベースへインポートした報告書フォーム
を、報告書作成要求のあった端末装置に送り、必要なデ
ータを受け付けるようにすると、ホストコンピュータ3
で受信された業務報告書を自動的データベースへ取り込
むことが可能になる。
【0061】次に端末装置2−1で、業務報告書20を
作成する場合の説明をする。端末装置2−1から所定の
報告書フォームを選択する要求があると、これがホスト
コンピュータ3に受け付けられる。ステップS21で
は、報告書フォーム送信手段12が該当する報告書フォ
ームを選択する。そしてステップS22でその報告書フ
ォームを端末装置2−1に向けて送信する。端末装置2
−1では、そのフォームを使用して所定の報告用のデー
タが入力される。
【0062】入力された報告書データが、ホストコンピ
ュータ3に受信されると、報告書データ登録手段13
は、報告書データの内容をチェックする。入力データに
修正がある場合には、ステップS24からステップS2
5に進み、端末装置に対し、修正要求を送信する。もち
ろんこうしたデータの内容のチェックは、報告書フォー
ム自体が自動的に行うようにして構わない。これは、報
告書フォームの中にマクロプログラムなどを組み込むこ
とにより実現する。報告書データが受け付けられると、
ステップS26において先に説明した要領でそのデータ
のデータベースへの登録が行われる。
【0063】図4は、本発明の効果を説明する説明図で
ある。図に示す左側の部分は従来システムによる報告書
の処理手順説明図、右側は本発明のシステムによる報告
書の処理手順説明図で、いずれも時間の経過を縦軸に示
した。従来システムと本発明のシステムで、時刻t1に
同時に報告書を作成したとする。従来システムでは、報
告書の内容をデータベースへ入力して使用開始できるま
でに、T時間、かかる。即ち、時刻t2以降でないと、
報告書の内容をデータベースで利用することはできな
い。これは、一般には数時間あるいは数日というオーダ
ーになる。一方、本発明のシステムでは、データベース
でそのまま利用できる報告書にした場合には、報告書の
登録と同時にデータベースの利用が可能になる。また、
転記処理が必要であっても、全て自動化できるから、実
質的にほとんど時刻t1に使用が開始できる。上記の説
明では業務報告書の例を示したが、任意の各種の報告書
について、本発明を適用することが可能である。
【0064】なお、上記のコンピュータにインストール
されたコンピュータプログラムは、それぞれ独立したプ
ログラムモジュールを組み合わせて構成してもよいし、
全体を一体化したプログラムにより構成してもよい。コ
ンピュータプログラムにより制御される処理の全部また
は一部を同等の機能を備えるハードウエアで構成しても
構わない。また、上記のコンピュータプログラムは、既
存のアプリケーションプログラムに組み込んで使用して
もよい。上記のような本発明を実現するためのコンピュ
ータプログラムは、例えばCD−ROMのようなコンピ
ュータで読み取り可能な記録媒体に記録して、任意の情
報処理装置にインストールして利用することができる。
また、ネットワークを通じて任意のコンピュータのメモ
リ中にダウンロードして利用することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の報告書作成システムの具体例を示す
ブロック図である。
【図2】 業務報告書とリレーショナルデータベースと
の関係を説明する説明図である。
【図3】 本発明のシステムの動作を説明するフローチ
ャートである。
【図4】 本発明の効果を説明する説明図である。
【符号の説明】
1 ネットワーク 2−1、2−2 端末装置 3 ホストコンピュータ 4 報告書データ 5 データ入力手段 6 登録要求手段 10 記憶装置 11 報告書フォーム登録手段 12 報告書フォーム送信手段 13 報告書データ登録手段 14 生産計画システム 15 受注システム 16 業務分析システム 17 統計資料作成システム 18 目標管理システム 20 業務報告書 21 分散型文書管理データベース 22 リレーショナルデータベース 23 報告書データ
フロントページの続き Fターム(参考) 5B009 ND01 VA09 VC01 5B075 KK07 ND02 ND20 ND23 NR03 NR20 QT06 UU06

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定のデータベースで要求される入力項
    目を所定の位置に含む、定型化された報告書フォームを
    表示する手段と、 表示された前記報告書にデータを入力する手段と、 報告書フォームにより入力された報告書データを前記デ
    ータベースに登録する登録要求手段とを備えたことを特
    徴とする報告書作成システム。
  2. 【請求項2】 所定のデータベースで要求される入力項
    目を所定の位置に含む、定型化された報告書フォーム
    を、報告書作成用として登録する登録手段と、 報告書作成要求のあった端末装置に、前記報告書フォー
    ムを送信する送信手段とを備えたことを特徴とする報告
    書作成システム。
  3. 【請求項3】 所定のデータベースで要求される入力項
    目を所定の位置に含む、定型化された報告書フォーム
    を、報告書作成用として登録する登録手段と、 前記報告書フォームを保持し、報告書作成要求のあった
    端末装置の操作によって前記報告書フォームに情報を入
    力させる手段とを備えたことを特徴とする報告書作成シ
    ステム。
  4. 【請求項4】 請求項2または3に記載の報告書作成シ
    ステムにおいて、 報告書フォームにより入力された報告書データを、前記
    データベースに登録する登録手段を備えたことを特徴と
    する報告書作成システム。
  5. 【請求項5】 請求項2または3に記載の報告書作成シ
    ステムにおいて、 登録手段は、作成された報告書データをそのまま、前記
    データベースと関係付けして、データベースの一部とし
    て記憶装置に記憶させることを特徴とする報告書作成シ
    ステム。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至3のいずれかに記載の報告
    書作成システムにおいて、 報告書フォームは、所定のデータベースで要求されるテ
    ーブル形式の入力項目を含むことを特徴とする報告書作
    成システム。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至3のいずれかに記載の報告
    書作成システムにおいて、 報告書フォームは、所定のデータベースで要求されるテ
    ーブル形式の入力項目を含み、 データベースはリレーショナルデータベースから成るこ
    とを特徴とする報告書作成システム。
  8. 【請求項8】 所定のデータベースで要求される入力項
    目を所定の位置に含む、定型化された報告書フォームを
    表示して、 表示された前記報告書にデータを入力させ、 報告書フォームにより入力された報告書データを前記デ
    ータベースに登録することを特徴とする報告書作成方
    法。
  9. 【請求項9】 所定のデータベースで要求される入力項
    目を所定の位置に含む、定型化された報告書フォーム
    を、報告書作成用として登録し、 報告書作成要求のあった端末装置に、前記報告書フォー
    ムを送信することを特徴とする報告書作成方法。
  10. 【請求項10】 所定のデータベースで要求される入力
    項目を所定の位置に含む、定型化された報告書フォーム
    を、報告書作成用として登録し、 前記報告書フォームを保持し、報告書作成要求のあった
    端末装置の操作によって前記報告書フォームに情報を入
    力させることを特徴とする報告書作成方法。
  11. 【請求項11】 請求項9または10に記載の報告書作
    成方法において、 報告書フォームにより入力された報告書データを、前記
    データベースに登録することを特徴とする報告書作成方
    法。
  12. 【請求項12】 請求項9または10に記載の報告書作
    成方法において、 作成された報告書データをそのまま、前記データベース
    と関係付けして、データベースの一部として記憶装置に
    記憶させることを特徴とする報告書作成方法。
  13. 【請求項13】 請求項8乃至10のいずれかに記載の
    報告書作成方法において、 報告書フォームは、所定のデータベースで要求されるテ
    ーブル形式の入力項目を含むことを特徴とする報告書作
    成方法。
  14. 【請求項14】 請求項8乃至10のいずれかに記載の
    報告書作成方法において、 報告書フォームは、所定のデータベースで要求されるテ
    ーブル形式の入力項目を含み、 データベースはリレーショナルデータベースから成るこ
    とを特徴とする報告書作成方法。
  15. 【請求項15】 所定のデータベースで要求される入力
    項目を所定の位置に含む、定型化された報告書フォーム
    を表示する処理と、 表示された前記報告書にデータを入力させる処理と、 報告書フォームにより入力された報告書データを前記デ
    ータベースに登録する処理とを、 コンピュータに実行させることを特徴とする報告書作成
    プログラム。
  16. 【請求項16】 所定のデータベースで要求される入力
    項目を所定の位置に含む、定型化された報告書フォーム
    を、報告書作成用として登録する処理と、 報告書作成要求のあった端末装置に、前記報告書フォー
    ムを送信する処理とを、 コンピュータに実行させることを特徴とする報告書作成
    プログラム。
  17. 【請求項17】 所定のデータベースで要求される入力
    項目を所定の位置に含む、定型化された報告書フォーム
    を、報告書作成用として登録する処理と、 前記報告書フォームを保持し、報告書作成要求のあった
    端末装置の操作によって前記報告書フォームに情報を入
    力させる処理とを、 コンピュータに実行させることを特徴とする報告書作成
    プログラム。
  18. 【請求項18】 請求項16または17に記載の報告書
    作成プログラムにおいて、 報告書フォームにより入力された報告書データを、前記
    データベースに登録する処理を、 コンピュータに実行させることを特徴とする報告書作成
    プログラム。
  19. 【請求項19】 請求項16または17に記載の報告書
    作成プログラムにおいて、 作成された報告書データをそのまま、前記データベース
    と関係付けして、データベースの一部として記憶装置に
    記憶させる処理を、 コンピュータに実行させることを特徴とする報告書作成
    プログラム。
  20. 【請求項20】 請求項15乃至17のいずれかに記載
    の報告書作成プログラムにおいて、 報告書フォームは、所定のデータベースで要求されるテ
    ーブル形式の入力項目を含むことを特徴とする報告書作
    成プログラム。
  21. 【請求項21】 請求項15乃至17のいずれかに記載
    の報告書作成プログラムにおいて、 報告書フォームは、所定のデータベースで要求されるテ
    ーブル形式の入力項目を含み、 データベースはリレーショナルデータベースから成るこ
    とを特徴とする報告書作成プログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP3217339A1 (en) 2016-03-11 2017-09-13 Yokogawa Electric Corporation Report creating system, report creating device, report creating server, report creating method, and non-transitory computer readable storage medium
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