JP2003271460A - ハードディスク装置、コンピュータ - Google Patents
ハードディスク装置、コンピュータInfo
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- JP2003271460A JP2003271460A JP2002067899A JP2002067899A JP2003271460A JP 2003271460 A JP2003271460 A JP 2003271460A JP 2002067899 A JP2002067899 A JP 2002067899A JP 2002067899 A JP2002067899 A JP 2002067899A JP 2003271460 A JP2003271460 A JP 2003271460A
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Abstract
での流出を簡単な方法で防止できるようにする。 【解決手段】 HDD1は、ディスク3への書込データ
を自動的に暗号化してから記録するデータ書込処理部6
と、ディスク3に記録されているデータを復号鍵メモリ
5に記憶されている復号鍵によって自動的に復号化して
から読み出すデータ読出処理部7とを有する。復号鍵メ
モリ5は、ICソケット上に着脱可能に搭載されてい
る。HDD1を廃却又はリユースしようとするときに
は、復号鍵メモリ5をICソケットから抜去する。
Description
置の廃却又はリユース時における記録データの流出の防
止に関する。
ディスクドライブ(以下、「HDD」)へのデータを記
録する際には暗号化することが好ましく、市販されてい
るディスクドライバにも暗号化/復号化機能が搭載され
ている。しかしながら、暗号化/復号化は、オペレータ
が暗号鍵/復号鍵を明示的に指定する必要があるので、
その機能があまり利用されていないのが実状である。こ
のため、HDDを廃却又はリユースしようとする段階で
HDD内のデータを全て消去する必要があった。大容量
に及ぶHDDに書き込まれたデータの消去には、かなり
の時間を要していた。
データが消去できないようなときには、廃棄する前に円
盤と呼ばれるディスク(又はプラッタ)を物理的に破壊
するなどの手間がかかっていた。
していると、HDDを廃却又はリユースする段階になっ
て手間がかかることになるので暗号化をしてHDDにデ
ータを記録することが望まれる。
たように、実運用の際にHDDへアクセスする度に暗号
鍵/復号鍵を明示的に指定することは面倒である。
るようにしても、HDDを搭載した状態でパーソナルコ
ンピュータ(以下、「PC」)を廃却又はリユースしよ
うとすると、HDDは、暗号化されたデータへのアクセ
スに必要な暗号鍵/復号鍵を共に移動することになるた
め、機密情報が復号化されて判読できる状態で取り出さ
れてしまうおそれがあった。
になされたものであり、その目的は、ディスクに記録さ
れた情報の読出可能な状態での流出を簡単な方法で防止
しうるハードディスク装置及びコンピュータを提供する
ことにある。
するために、本発明に係るハードディスク装置は、暗号
化データを記録するディスクと、前記ディスクに記録さ
れている暗号化データを復号化するための復号鍵が書き
込まれた復号鍵記憶手段とを有し、前記復号鍵記憶手段
は、着脱可能に装置本体に取り付けられているものであ
る。
外部から抜去可能に取り付けられているものである。
と、前記ディスクに記録されている暗号化データを復号
化するための復号鍵が書き込まれた揮発性の復号鍵記憶
手段と、前記復号鍵記憶手段に電力を供給する電源手段
とを有し、前記電源手段は、前記復号鍵記憶手段から着
脱可能に接続されているものである。
ら抜去可能に取り付けられているものである。
的に暗号化してから記録するデータ書込処理手段を有す
るものである。
タを自動的に復号化してから読み出すデータ読出処理手
段を有するものである。
ドディスク装置が接続されたコンピュータにおいて、ハ
ードディスク装置への書込データを自動的に暗号化して
から記録するデータ書込処理手段と、前記ハードディス
ク装置に記録されているデータを自動的に復号化してか
ら読み出すデータ読出処理手段と、前記ハードディスク
装置に記録されている暗号化データを復号化するための
復号鍵が書き込まれた揮発性の復号鍵記憶手段を有する
復号鍵ユニットとを有し、前記復号鍵ユニットは、前記
コンピュータ本体から着脱可能に取り付けられているも
のである。
記憶手段に電力を供給する電源手段を有し、前記電源手
段は、前記復号鍵記憶手段から着脱可能に接続されてい
るものである。
段は、前記コンピュータの筐体の外部から抜去可能に取
り付けられているものである。
好適な実施の形態について説明する。なお、各実施の形
態において同じ構成要素には同じ符号を付け、説明を省
略する。
ドディスク装置の実施の形態1を示した構成図である。
図1には、本実施の形態におけるハードディスク装置
(HDD)1と、HDD1が接続されたコンピュータ2
とが示されている。HDD1は、データが記録される1
乃至複数枚のディスク3と、ディスク3へのアクセス制
御を行うアクセス制御部4と、復号鍵メモリ5とを有し
ている。アクセス制御部4は、ディスク3への書込デー
タを自動的に暗号化してから記録するデータ書込処理部
6と、ディスク3に記録されているデータを復号鍵メモ
リ5に記憶されている復号鍵によって自動的に復号化し
てから読み出すデータ読出処理部7とを有している。ア
クセス制御部4における処理機能は、ファームウェアに
より実現される。復号鍵メモリ5は、例えばICソケッ
ト上に搭載される半導体メモリによって実現され、HD
D1の本体に着脱可能に取り付けられている。
データアクセスについて説明する。コンピュータ2側か
ら書込データが送られてくると、データ書込処理部6
は、その書込データを全て無条件に暗号化してからディ
スク3へ書き込む。なお、本実施の形態において暗号化
に用いる暗号鍵は、図示しない半導体メモリなどどこに
記憶されていてもよい。また、コンピュータ2側からデ
ータ読出要求が送られてくると、データ読出処理部7
は、その要求により指定されたデータをディスク3から
読み出し、復号鍵メモリ5に記憶されている復号鍵によ
り無条件に復号化してからコンピュータ2へ送る。
ようにしてディスクアクセスを実行するので、ディスク
3に記録されるデータは全て暗号化データである。
うとするとき、本実施の形態においては、復号鍵メモリ
5をICソケットから抜去する。本実施の形態では、こ
のように復号鍵メモリ5を暗号データが記録されている
HDD1から切り離すだけでよい。この状態のHDD1
には、暗号化されているデータがディスク3に記録され
た状態であるが、HDD1をリユースしようとするとき
には、暗号化に用いられた復号鍵がないので、データ自
体は消去されていなくても読み出し可能な状態にない。
したり、ディスク3の内容を消去したりしなくても復号
鍵メモリ5をICソケットから抜去するだけでディスク
3に記録されたデータの流出を確実に防止することがで
きる。
処理部7によりデータの暗号化/複合化を自動的に行う
ようにしたので、オペレータは暗号鍵/復号鍵を明示的
に指定する必要もない。
外部から抜去可能に取り付けるこように配設すれば、筐
体のカバー等を取り外さなくても復号鍵メモリ5を容易
に抜去することができる。
ドディスク装置の実施の形態2を示した構成図である。
本実施の形態は、上記実施の形態1に示した構成に、電
池8を付加した構成を有している。電池8は、HDD1
の製造時に予め組み込まれており、その蓄電量は、HD
D1の寿命より十分に長いものとする。そして、着脱可
能な状態でHDD1に搭載されている。また、本実施の
形態における復号鍵メモリ5は、CMOSメモリなどの
揮発性メモリにより実現されており、電池8から電力が
供給されることにより復号鍵を記憶することができる。
なお、本実施の形態における復号鍵メモリ5は、必ずし
も着脱可能とする必要はない。
アクセスは実施の形態1と同じなので説明を省略する。
ここで、HDD1を廃却又はリユースしようとすると
き、本実施の形態においては電池8を抜去する。これに
より、電池8と復号鍵メモリ5とは、電気的に切り離さ
れ、復号鍵メモリ5に供給されていた電力は停止する。
この結果、復号鍵は消去する。
したり、ディスク3の内容を消去したりしなくても、電
池8を抜去するだけで復号鍵を消去することができる。
これにより、ディスク3に記録されたデータの流出を確
実に防止することができる。
メモリ5専用としたが、必ずしも専用とする必要はな
い。また、電池8の寿命はHDD1より長ければよいの
で、例えば、HDD1を駆動するための商用電源からの
電力を充電できる充電型電池で構成してもよい。以下の
実施の形態においても同様である。
抜去可能に取り付けるように配設すれば、筐体のカバー
等を取り外さなくても電池8を容易に抜去することがで
きる。
ピュータの一実施の形態を示した構成図である。図3に
は、CPUやメモリがないためアクセス制御部4や復号
鍵メモリ5を含めることができないHDD11に対応で
きるようにしたコンピュータ12が示されている。本実
施の形態におけるコンピュータ12は、HDD11への
アクセス制御を行うディスクアクセス制御部13と、H
DD11に記録されている暗号化データを復号化するた
めの復号鍵が書き込まれた復号鍵メモリ14と、復号鍵
メモリ14に電力を供給する電池15とを有している。
復号鍵メモリ14は、CMOSメモリなどの揮発性メモ
リにより実現されており、電池15から電力が供給され
ることにより復号鍵を記憶することができる。また、電
池15は、コンピュータ12の製造時に予め組み込まれ
ており、その蓄電量は、コンピュータ12の寿命より十
分に長いものとする。そして、着脱可能な状態でコンピ
ュータ12に搭載されている。また、ディスクアクセス
制御部13は、HDD11への書込データを自動的に暗
号化してから記録するデータ書込処理部16及びHDD
11に記録されているデータを自動的に復号化してから
読み出すデータ読出処理部17を有している。
のデータアクセスについて説明する。コンピュータ12
においてディスクアクセスを伴うアプリケーションから
書込データが送られてくると、データ書込処理部16
は、その書込データを全て無条件に暗号化してからHD
D11へ書き込む。なお、本実施の形態において暗号化
に用いる暗号鍵は、図示しない半導体メモリなどどこに
記憶されていてもよい。また、アプリケーションからデ
ータ読出要求が送られてくると、データ読出処理部17
は、その要求により指定されたデータをHDD11から
読み出し、復号鍵メモリ14に記憶されている復号鍵に
より無条件に復号化してから要求元のアプリケーション
へ送る。
は、以上のようにして行われるが、HDD11に記録さ
れるデータは全て暗号化データである。
ようとするとき、本実施の形態においては、電池15を
抜去する。これにより、電池15と復号鍵メモリ14と
は、電気的に切り離され、復号鍵メモリ14に供給され
ていた電力は停止する。この結果、復号鍵は消去する。
けで復号鍵を消去することができる。従って、暗号化さ
れたデータが記録されたままのHDD11を破壊した
り、記録されたデータを消去したりする必要はない。ま
た、リユースするときにはHDD11をコンピュータ1
2から切り離す必要もない。このようにして、HDD1
1に記録されたデータの流出を確実に防止することがで
きる。
にしたが、電池15と復号鍵メモリ14とで形成される
復号鍵ユニットを一体で抜去するようにしてもよいし、
復号鍵メモリ14のみを抜去できるようにしてもよい。
本実施の形態では、HDD11を廃却又はリユースしよ
うとするときに、復号鍵の所在と、その復号鍵を必要と
するHDD11との所在を異ならせることが重要であ
る。
ピュータ12の筐体の外部から抜去可能に取り付けるよ
うに配設すれば、筐体のカバー等を取り外さなくても容
易に抜去することができる。
可能に装置本体に取り付けるようにし、ハードディスク
装置を廃却又はリユースしようとするとき、ディスクを
破壊したり、ディスクの内容を消去したりしなくても復
号鍵記憶手段を抜去し、装置本体から切り離すだけでデ
ィスクに記録されたデータの流出を確実に防止すること
ができる。
ら抜去可能に取り付けることにより、筐体のカバー等を
取り外さなくても復号鍵記憶手段を容易に抜去すること
ができる。
段に接続するようにし、ハードディスク装置を廃却又は
リユースしようとするとき、ディスクを破壊したり、デ
ィスクの内容を消去したりしなくても電源手段を復号鍵
記憶手段から電気的に切り離すだけで復号鍵を消去する
ことができる。これにより、ディスクに記録されたデー
タの流出を確実に防止することができる。
可能に取り付けることにより、筐体のカバー等を取り外
さなくても復号鍵記憶手段を容易に抜去することができ
る。
手段を設けることにより、オペレータは暗号鍵を明示的
に指定することなくデータを暗号化した状態でディスク
に書き込むことができる。
手段を設けることにより、オペレータは復号鍵を明示的
に指定することなくデータをディスクから読み出すこと
ができる。
自動的に行う手段や復号鍵記憶手段を設けることで、そ
れらを実現するCPUやメモリを搭載していないハード
ディスク装置に対しても適用することができる。
態1を示した構成図である。
態2を示した構成図である。
示した構成図である。
コンピュータ、3 ディスク、4 アクセス制御部、
5,14 復号鍵メモリ、6,16 データ書込処理
部、7,17 データ読出処理部、8,15 電池、1
3 ディスクアクセス制御部。
Claims (9)
- 【請求項1】 暗号化データを記録するディスクと、 前記ディスクに記録されている暗号化データを復号化す
るための復号鍵が書き込まれた復号鍵記憶手段と、 を有し、 前記復号鍵記憶手段は、着脱可能に装置本体に取り付け
られていることを特徴とするハードディスク装置。 - 【請求項2】 前記復号鍵記憶手段は、装置筐体の外部
から抜去可能に取り付けられていることを特徴とする請
求項1に記載のハードディスク装置。 - 【請求項3】 暗号化データを記録するディスクと、 前記ディスクに記録されている暗号化データを復号化す
るための復号鍵が書き込まれた揮発性の復号鍵記憶手段
と、 前記復号鍵記憶手段に電力を供給する電源手段と、 を有し、 前記電源手段は、前記復号鍵記憶手段から着脱可能に接
続されていることを特徴とするハードディスク装置。 - 【請求項4】 前記電源手段は、装置筐体の外部から抜
去可能に取り付けられていることを特徴とする請求項3
に記載のハードディスク装置。 - 【請求項5】 前記ディスクへの書込データを自動的に
暗号化してから記録するデータ書込処理手段を有するこ
とを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1に記載のハ
ードディスク装置。 - 【請求項6】 前記ディスクに記録されているデータを
自動的に復号化してから読み出すデータ読出処理手段を
有することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1に
記載のハードディスク装置。 - 【請求項7】 ハードディスク装置が接続されたコンピ
ュータにおいて、 ハードディスク装置への書込データを自動的に暗号化し
てから記録するデータ書込処理手段と、 前記ハードディスク装置に記録されているデータを自動
的に復号化してから読み出すデータ読出処理手段と、 前記ハードディスク装置に記録されている暗号化データ
を復号化するための復号鍵が書き込まれた揮発性の復号
鍵記憶手段を有する復号鍵ユニットと、 を有し、 前記復号鍵ユニットは、前記コンピュータ本体から着脱
可能に取り付けられていることを特徴とするコンピュー
タ。 - 【請求項8】 前記復号鍵ユニットは、前記復号鍵記憶
手段に電力を供給する電源手段を有し、 前記電源手段は、前記復号鍵記憶手段から着脱可能に接
続されていることを特徴とする請求項7に記載のコンピ
ュータ。 - 【請求項9】 前記復号鍵ユニット又は前記電源手段
は、前記コンピュータの筐体の外部から抜去可能に取り
付けられていることを特徴とする請求項7又は8に記載
のコンピュータ。
Priority Applications (1)
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JP2002067899A JP3722767B2 (ja) | 2002-03-13 | 2002-03-13 | ハードディスク装置、コンピュータ |
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- 2002-03-13 JP JP2002067899A patent/JP3722767B2/ja not_active Expired - Fee Related
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