JP2003271422A - 予防保守判定処理方法、予防保守判定処理プログラム、および保守管理方法 - Google Patents

予防保守判定処理方法、予防保守判定処理プログラム、および保守管理方法

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JP2003271422A
JP2003271422A JP2002073664A JP2002073664A JP2003271422A JP 2003271422 A JP2003271422 A JP 2003271422A JP 2002073664 A JP2002073664 A JP 2002073664A JP 2002073664 A JP2002073664 A JP 2002073664A JP 2003271422 A JP2003271422 A JP 2003271422A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 端末の障害への対処方法を判定する予防保守
判定処理方法に関し、端末の稼動状態に応じて保守推奨
を判定できることを目的とする。 【解決手段】 ログ情報入力部11は顧客端末2 からログ
情報を取得し、ログ情報解析部12はログ情報を数値化し
て数値ログDB161 へ反映させる。予防保守判定処理部
13は数値ログ情報と規定閾値DB162 の規定閾値とを比
較して所定の対処方法から一つを選択し、判定結果表示
処理部14は、選択結果に応じたメッセージを生成して顧
客端末2 および保守管理者端末3 へ送信する。また、閾
値変更処理部15は、数値ログ情報の解析結果から必要で
あれば規定閾値DB162 で記憶する規定閾値を変更す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータ端末
の保守の必要性を判定する予防保守判定処理方法に関す
る。特に、ネットワークを用いて端末のシステムの復旧
処理を行なう保守管理システムにおいて、端末のハード
ウェア保守推奨の有無を判定する予防保守判定処理方法
と、その処理方法をコンピュータに実行させるためのプ
ログラムと、予防保守判定処理の結果をもとにシステム
の復旧処理を行なう保守管理方法とに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、コンピュータ端末で異常が発生し
通常状態で稼動できなくなることに備え、初期のソフト
ウェア環境を再構築するリカバリ処理プログラムをFD
やCD−ROMなどの媒体に格納してコンピュータ端末
に添付して配布している。
【0003】また、セルフリカバリシステムと呼ばれ
る、ネットワークを用いて顧客端末の環境を自動的に復
旧処理する保守管理システムがある。
【0004】かかる保守管理システムでは、何らかの異
常が発生した顧客端末のユーザが、予め配布されている
セルフリカバリ・プログラムを顧客端末で起動させ、起
動したプログラムから異常発生を保守管理システムのサ
ーバへ通知する。
【0005】保守管理システムのサーバは、通知された
エラー番号などの異常情報をもとに所定の復旧処理を行
なう。例えば、エラー番号がオペレーティング・システ
ム(OS)やソフトウェアに起因する異常を示す場合に
は、予め記憶しておいた当該顧客端末のOSの環境設定
情報やアプリケーションのユーザ登録情報などの個別に
設定されていた固有設定情報などを取得し通知元の顧客
端末へ送信する。そして、顧客端末のセルフリカバリ・
プログラムは、受け取ったこれらの情報をもとに、基本
ソフトやアプリケーションのインストーラを使用してシ
ステムの再構築を行なっていく。また、エラー番号がハ
ードウェアの異常を示す場合には、保守要員にハードウ
ェア交換などの作業を指示し、顧客端末の設置場所に派
遣された保守要員により、ハードウェアの交換保守が行
われる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】保守管理システムで
は、顧客端末から通知された異常情報をもとにハードウ
ェアもしくはソフトウェアの復旧を行なう。
【0007】しかし、ハードウェアについて、将来的に
ハードウェア自体が要因となる障害に発展するような状
態であるにもかかわらずエラー番号などで表示されない
ような異常状態が存在する。顧客端末は、かかる異常状
態については通知が必要な異常状態とは認識せず、保守
管理システムのサーバへ通知しないため、サーバは、か
かる異常を検知して保守を行うことができない。
【0008】例えばハードディスク・ドライブ(HD
D)のセクタ異常などは、エラー番号で表示されず、単
にログとして記録されるだけである。セクタ異常が所定
の回数以上で発生すればハードウェア・エラーとなり最
終的にはHDD交換などの保守が必要となる。このた
め、ハードウェア・エラーで顧客端末が稼動できなくな
る前にHDD交換などの保守を顧客端末のユーザに推奨
し、保守を予防的に行えるようなシステムが要求され
る。
【0009】また、ハードウェアの温度異常やファン回
転数異常などの異常情報(エラー番号)が通知されて
も、一時的な事象であって実質的な異常が発生しない場
合もある。かかる異常情報の通知の場合には、一度の異
常情報(エラー番号)の通知により保守実施を判定する
と、正確な保守管理が行なえないケースも生じる。
【0010】このように、エラー番号などの異常情報に
反映されないような断続的な異常状態のケースや、一時
的な異常事象によりエラー番号に該当して異常情報が通
知されるケースなど、エラー番号などの異常情報だけで
は顧客端末の的確な保守管理が行えない場合がある。
【0011】さらに、保守管理システムが複数の顧客端
末の保守を管理している場合に、例えばセクタ異常が所
定の回数以上となれば直ちにHDD交換を行なうなど、
保守推奨を判定する閾値を一定にしてしまうと、各顧客
端末の環境や固有の稼動状態に則した判定を行うことが
できず、かえって予防保守によってHDDなどの資源が
無駄になったり、保守作業が非効率になったりすること
になる。
【0012】そのため、顧客端末ごとに例えばハードウ
ェアの交換などの保守の推奨時期を判定する必要があ
る。顧客端末の稼動状態に関する情報を取得し、ソフト
ウェアの復旧処理の前提となるハードウェアの保守の必
要性の有無を顧客端末ごとに判定できれば、より的確な
保守管理を効率よく提供することができる。
【0013】本発明の目的は、より的確な保守管理を効
率よく行える処理方法を実現するために、顧客端末の稼
動状態に応じて保守推奨を判定できる予防保守判定処理
方法と当該処理方法をコンピュータに実行させるための
プログラムを提供することである。
【0014】また、本発明の目的は、前記予防保守判定
処理方法を用いて、より的確な保守管理を効率よく行え
る処理方法を実現することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、以下のような処理過程を備え、もしくは
処理ステップをコンピュータに実行させる。
【0016】本発明は、端末のハードウェアの状況が保
守推奨指示に該当するか否かを判定する予防保守判定処
理方法であって、前記端末の障害に関するログ情報を取
得するログ情報取得処理過程と、前記ログ情報を数値化
した数値ログ情報を記憶する数値ログ情報記憶手段にア
クセスする数値ログ情報アクセス処理過程と、少なくと
もハードウェアの保守推奨指示を含む所定の対処方法を
判定するための前記端末についての規定閾値を記憶する
規定閾値記憶手段にアクセスする規定閾値アクセス処理
過程と、前記ログ情報の数値と前記規定閾値とを比較し
て前記対処方法から一つの対処方法を判定する予防保守
判定処理過程とを備える。
【0017】これにより、本発明は、顧客の端末で何ら
かの異常が発生したことを契機に取得した顧客の端末の
ログ情報を数値化して解析し、解析結果と予め設定した
閾値とを比較してハードウェア交換などの保守を推奨す
るか否かの判定を行い、判定結果にもとづいて保守推奨
指示を含む所定の対処方法を決定することができ、顧客
の端末ごとに予防保守判定を行なうことができる。
【0018】また、上記の構成をとる場合に、本発明
は、さらに、前記数値ログ情報を解析した結果をもとに
前記規定閾値を変更する閾値変更処理過程を備える。
【0019】これにより、顧客の端末の状態を反映する
数値ログ情報をもとに予防保守判定の閾値を変更するこ
とが可能となる。
【0020】また、かかる構成をとる場合に、本発明
は、さらに、保守管理者が入力した任意の値を用いて保
守推奨の規定閾値を変更する閾値変更処理過程を備え
る。
【0021】これにより、保守管理者が入力した任意の
値を用いて、顧客の端末で発生する個別の障害を対象と
せず、潜在的な障害を回避する目的で、端末を特定する
ことが可能となる。
【0022】また、本発明は、上記の予防保守判定処理
方法を実現する処理ステップをコンピュータに実行させ
るための予防保守判定処理プログラムである。
【0023】これにより、本発明にかかる予防保守判定
処理方法をコンピュータにより実現することが可能とな
る。本発明にかかるプログラムは、コンピュータが読み
取り可能な、可搬媒体メモリ、半導体メモリ、ハードデ
ィスクなどの適当な記録媒体に格納することができ、こ
れらの記録媒体に記録して提供され、もしくは通信イン
タフェースを介して種々の通信網を利用した送受信によ
り提供される。
【0024】また、本発明は、端末ごとのソフトウェア
の固有設定情報を記憶した固有設定情報記憶部を備え、
端末のハードウェアの障害に対する対処方法を通知し、
自動的にソフトウェアを復旧する保守管理方法であっ
て、前記端末の障害に関するログ情報を取得するログ情
報取得処理過程と、前記ログ情報を数値化した数値ログ
情報を記憶する数値ログ情報記憶手段にアクセスする数
値ログ情報アクセス処理過程と、少なくともハードウェ
ア保守推奨指示およびソフトウェア再構築指示を含む所
定の対処方法を判定するための前記端末についての規定
閾値を記憶する規定閾値記憶手段にアクセスする規定閾
値アクセス処理過程と、前記ログ情報の数値と前記規定
閾値とを比較し、少なくともハードウェア保守推奨指示
とソフトウェア再構築指示とを含む対処方法から一つの
対処方法を判定する予防保守判定処理過程と、判定され
た対処方法を前記端末もしくは前記端末を保守管理する
保守管理者端末へ表示させる判定結果表示処理過程と、
前記ソフトウェア再構築指示を表示させた端末からの問
い合わせに対し、前記固有設定情報を送信するソフトウ
ェア復旧処理とを備える。
【0025】これにより、予防保守判定を伴った保守管
理が行なえ、効率的な保守管理を実現することが可能と
なる。
【0026】
【発明の実施の形態】図1に、本発明の実施の形態にお
けるシステム構成例を示す。本発明にかかる予防保守判
定処理装置1は、顧客端末2および保守管理者端末3と
接続しデータ通信を行なうことができる。予防保守判定
処理装置1は、ログ情報入力部11と、ログ情報解析部
12と、予防保守判定処理部13と、判定結果表示処理
部14と、閾値変更処理部15と、データベース群16
からなる。
【0027】データベース群16は、数値ログ・データ
ベース(数値ログDB)161と、規定閾値データベー
ス(規定閾値DB)162と、エラーデータベース(エ
ラーDB)163と、顧客データベース(顧客DB)1
64と、保守識別データベース(DB)165とからな
る。
【0028】ログ情報入力部11は、顧客端末2から送
信されたログ情報を入力する手段である。
【0029】ログ情報解析部12は、ログ情報入力部1
1で受け取ったログ情報を数値化して数値ログ情報を生
成し、データベース群16の数値ログDB161へ格納
し、または、数値ログDB161から判定対象となる顧
客端末2の数値ログ情報を抽出し解析する手段である。
【0030】予防保守判定処理部13は、数値ログDB
161の数値ログ情報を、規定閾値DB162で記憶す
る顧客端末2ごともしくはハードウェアの種別ごとに規
定した閾値と比較し、所定の対処方法に該当するか否か
を判定する手段である。ここで、対処方法は、例えば
「再構築」、「再構築、保守推奨」、「待機、保守派
遣」などがある。
【0031】「再構築」は、顧客端末2の数値ログ情報
の解析結果が所定の閾値に達しない状態、すなわち顧客
端末2のハードウェアが異常状態ではないため、ソフト
ウェアの再構築のみを行なうように顧客端末2に指示す
る対処方法である。
【0032】「再構築、保守推奨」は、顧客端末2の数
値ログ情報の解析結果(値)が所定の閾値を超えてはい
ないが閾値との差が少ない状態、すなわち、顧客端末2
のハードウェアが異常状態ではないが近い将来には交換
保守が必要となるような状態であるため、現時点ではソ
フトウェアの再構築処理と保守推奨とを指示する対処方
法である。
【0033】「待機、派遣」は、顧客端末2の数値ログ
情報の解析結果(値)が所定の閾値を超えている状態、
すなわち顧客端末2のハードウェアが異常状態にあり、
直ちに交換や修理などの保守が必要な状態であるため、
顧客端末2へ待機する旨を通知し、保守管理者端末3へ
保守派遣依頼を通知する対処方法である。
【0034】これらの対処方法は、判定結果表示処理部
14により、顧客端末2もしくは保守管理者端末3の双
方へ、または、保守管理者端末3のみへ通知される。
【0035】判定結果表示処理部14は、予防保守判定
処理部13から得た判定結果(対処方法)にもとづいて
所定のメッセージを生成し、顧客端末2もしくは保守管
理者端末3へ表示させる処理を行なう手段である。
【0036】閾値変更処理部15は、ログ情報解析部1
2の解析した情報(値)または予防保守判定処理装置1
の管理者が入力した任意の値をもとに、規定閾値DB1
62に記憶する規定閾値を変更する手段である。
【0037】データベース群16は、予防保守判定処理
装置1の各処理手段が用いる情報を記憶し管理するデー
タベース群である。
【0038】データベース群16の数値ログDB161
は、顧客端末2で稼動中に記録されたハードウェアやO
Sの状況に関するログ情報を数値化した数値ログ情報を
記録し管理するデータベースである。
【0039】規定閾値DB162は、顧客端末2やハー
ドウェアの型名などに応じて、保守推奨または待機また
は再構築などの対処方法のいずれに該当するかを判定す
る規定閾値を記憶し管理するデータベースである。規定
閾値の初期値は、例えばハードウェアの出荷実績や仕様
情報の交替セクタ数などをもとにして設定される。
【0040】エラーDB163は、数値ログDB161
の数値ログ情報から、エラー番号などで示される異常状
態の発生回数などを記憶し管理するデータベースであ
る。
【0041】顧客DB164は、顧客端末2のユーザ
名、設置場所など顧客に関する情報を記憶し管理する顧
客データベースである。
【0042】保守識別DB165は、顧客端末2ごとに
予防保守判定処理装置1へのアクセスおよびサービス利
用状況に関する情報を記憶し管理するデータベースであ
る。
【0043】図2に顧客端末2の構成例を示す。顧客端
末2は、ログ情報生成部21と、ログ情報記憶部22
と、ログ情報送信部23と、メッセージ表示部24と、
再構築処理部25とを備える。
【0044】ログ情報生成部21は、顧客端末2が稼動
中のログ情報を生成する手段である。ログ情報として、
例えば、メモリパリティ・エラー、メモリ異常、CPU
温度異常、ファン回転異常、ディスクエラー、交替セク
タ割り当て記録、OS起動エラー、OS/アプリケーシ
ョン・エラーなどのエラーとその発生時間、また、顧客
端末2の稼動時間数などの情報が生成される。
【0045】ログ情報記憶部22は、ログ情報生成部2
1が生成したログ情報を記憶する手段である。
【0046】ログ情報送信部23は、ログ情報記憶部2
2に記憶されたログ情報を予防保守判定処理装置1に送
信する手段である。
【0047】メッセージ表示部24は、予防保守判定処
理装置1からのメッセージを受信し表示装置(図示しな
い)に表示する手段である。
【0048】再構築処理部25は、予防保守判定処理装
置1から受信した指示(対処方法)が再構築を含む場合
に顧客端末2のソフトウェアの再構築を行なう手段であ
る。
【0049】ログ情報送信部23とメッセージ表示部2
4と再構築処理部25とは、予め顧客端末2のユーザに
配布されるプログラムを記録可能な外部記録媒体である
リカバリ起動メディア20に処理プログラムの形式で格
納されている。
【0050】顧客端末2に何らかの異常が生じたとき
に、ユーザがリカバリ起動メディア20を顧客端末2へ
セットすることにより、処理プログラムであるこれらの
各処理部が直接起動して所定の処理を行なう。
【0051】すなわち、ユーザがリカバリ起動メディア
20を顧客端末2へセットすると、ログ情報送信部23
は、基本OSを起動し、ログ情報記憶部22に記憶され
ているログ情報を収集して、予防保守判定処理装置1に
ネットワーク9を通じて接続し、対処方法の問い合わせ
と収集したログ情報を送信する。
【0052】その後、予防保守判定処理装置1から指示
(対処方法)が送信されると、メッセージ表示部24は
受信した対処方法を顧客端末2の表示装置に表示する。
そして、予防保守判定処理装置1からの対処方法が「再
構築」を含むものである場合には、最構築処理部25が
起動して、顧客端末2のOSおよびアプリケーションな
どの再構築を行なう。
【0053】図3に、本発明にかかる予防保守判定処理
装置1を適用する保守管理センタ100の構成例を示
す。
【0054】保守管理センタ100はネットワーク9を
通じてアクセスが可能なサーバであり、例えば、予防保
守判定処理装置1の他、認証サーバ4と、顧客情報マス
タデータベース(DB)5と、ソフトウェア復旧サーバ
6と、固有設定情報マスタデータベース(DB)7とを
備える。
【0055】認証サーバ4は、保守管理センタ100に
アクセスした顧客端末2を、顧客情報マスタDB5を参
照して認証するサーバである。
【0056】顧客情報マスタDB5は、顧客端末2の識
別情報や保守管理センタ100の利用料を課金するため
に必要な情報などを記憶し管理するデータベースであ
る。
【0057】ソフトウェア復旧サーバ6は、予防保守判
定処理装置1が対処方法として「再構築」を判定した場
合に、顧客端末2の再構築処理部25からの問い合わせ
に応じて、固有設定情報マスタDB7を参照して、予め
記憶しておいた顧客端末2ごとのOSやソフトウェアに
関する設定情報を顧客端末2へ送信するサーバである。
【0058】固有設定情報マスタDB7は、顧客端末2
のOSやソフトウェアの環境設定、通信環境の設定、ア
プリケーションの登録番号やパスワードなどの固有設定
など、ソフトウェアの再構築に必要な固有設定情報を予
め顧客端末2からバックアップして記憶し管理するデー
タベースである。
【0059】保守管理センタ100は、さらに、課金サ
ーバ8を備えてもよい。課金サーバ8は、予防保守判定
処理装置1もしくはソフトウェア復旧サーバ6から、ま
たはサービスが完了した顧客端末2からのサービス適用
完了通知を受けて、通知回数などに応じて課金処理を行
なうサーバである。
【0060】なお、データベース群16を予防保守判定
処理装置1の内部に備えずに、保守管理センタ100に
備えるようにしてもよい。また、顧客に関する情報や保
守やサービスの利用状況に関する情報を、データベース
群16として顧客DB164や保守識別DB165を設
けずに、顧客情報マスタDB5で記憶し管理するように
してもよい。
【0061】図4に、予防保守判定処理の流れを示す。
図4のステップS1〜ステップS5は顧客端末2で行う
処理を示し、ステップS11〜ステップS22は予防保
守判定処理装置1で行う処理を示す。ここでは、顧客端
末2のハードディスク・ドライブ(HDD)の障害を例
に説明する。
【0062】顧客端末2でシステムが起動しないなどの
トラブルが発生すると、顧客端末2のユーザは、予め配
布されていたリカバリ起動メディア20を顧客端末2へ
セットして、リカバリ起動メディア20から直接顧客端
末2を起動させる(ステップS1)。この時、リカバリ
起動メディア20に格納されているログ情報送信部23
は、顧客端末2の稼動中にログ情報生成部21が生成し
ログ情報記憶部22に記憶されている種々のログ情報を
収集し、収集したログ情報を予防保守判定処理装置1へ
送信して対処方法を問い合わせる(ステップS2)。図
5にログ情報の例を示す。
【0063】予防保守判定処理装置1のログ情報入力部
11は、送信されたログ情報を入力して(ステップS1
1)、通常、図5に示すようなテキストデータ形式であ
るログ情報を数値化し(ステップS12)、数値化した
ログ情報を数値ログDB161へ反映させる(ステップ
S13)。
【0064】図6に数値ログDB161のデータ構造例
を示す。数値ログDB161は、顧客端末2でログ取得
原因が発生した時間および日付、顧客端末2のコンピュ
ータ名、ハードウェアの型名もしくはOS名、エラーの
内容(エラー1、エラー2)などの数値ログ情報を管理
する。
【0065】そして、ログ情報解析部12は、規定閾値
DB162を参照して数値ログDB161に記憶されて
いる数値ログ情報を解析する(ステップS14)。
【0066】例えば、ログ情報解析部12は、PC00
001で登録されている顧客端末2のHDD(型名:H
DD0010)についての数値ログ情報を数値ログDB
161から抽出し、ハードウェア・エラーが発生してい
るかどうかを調べる。具体的には、ログ情報解析部12
は、数値ログDB161から顧客端末と型名/OSをキ
ーに数値ログ情報を抽出し、図7に示すような解析情報
を生成する。
【0067】また、ログ情報解析部12は、解析情報か
らエラー番号をキーにしてエラーを抽出し、図8(A)
に示すようなエラーカウント情報を生成する。エラーカ
ウント情報は、ハードウェアの型名、エラー番号、発生
回数、発生台数、およびこれまでの保守回数からなる。
【0068】また、ログ情報解析部12は、解析情報か
ら、エラー番号についてメッセージの種別ごとの発生件
数を抽出し、図8(A)に示すようなエラーメッセージ
種別カウント情報を生成する。エラーメッセージ種別カ
ウント情報は、エラー種別(エラー番号)ごとに警告的
状況メッセージ(Warning)、破壊的状況メッセ
ージ(Fatal)などのメッセージ件数を記憶し管理
する。エラーメッセージ種別カウント情報はエラーDB
163に反映させる。
【0069】ログ情報解析部12は、さらに、図7の解
析情報からHDDの交替セクタ状況に関するデータを抽
出し、図9に示すような交替セクタ監視テーブルを生成
し、規定閾値DB162から該当するハードウェアの交
替セクタについて設定されている規定閾値を抽出し、図
10に示すような交替セクタ規定閾値テーブルを生成す
る。
【0070】図9の交替セクタ監視テーブルには、該当
するHDD(型名HD0010)について、週、月およ
び年の各単位で集計した交替セクタの使用回数、HDD
の仕様情報をもとに算出した交替可能な残りのセクタ数
が格納される。また、図10の交替セクタ規定閾値テー
ブルには、該当するHDDの使用可能な交替セクタ数
が、週、月、年の各単位および合計について設定され格
納される。
【0071】そして、ログ情報解析部12は、交替セク
タ監視テーブルと交替セクタ規定閾値テーブルとをもと
に、HDDでハードエラーが発生しているか否かを判定
する(ステップS15)。すなわち、ログ情報解析部1
2は、交替セクタの使用状況を週単位、月単位、年単位
にまとめた交替セクタ監視テーブルと交替セクタ規定閾
値テーブルとを比較して、交替セクタの枯渇が生じてい
るか否かを確認する。そして、交替セクタが、週、月、
年のいずれかの単位で交替セクタが枯渇していれば、ハ
ードエラーに該当すると判定する。ここで、図9に示す
ように、交替セクタ監視テーブルの交替可能なセクタの
残りが「0」である場合には(下線で示す)、既に交替
可能なセクタがない枯渇状態であるためハードエラーが
発生したと判定する。
【0072】HDDにハードエラーが発生したと判定し
た場合には(ステップS15)、さらに、閾値変更処理
部15は、以降はハードエラーが発生する前に保守推奨
(この場合にはHDD交換)を行なえるように、交替セ
クタ監視テーブルの各単位の交替セクタの使用数をもと
に、所定の規則にしたがって、交替セクタ規定閾値テー
ブルの閾値を変更する必要があるかどうかを判定する
(ステップS16)。規定閾値の変更の有無を判定する
所定の規則としては、以下のようなものを用いる。
【0073】(a) 交替セクタ監視テーブルの各単位の値
のいずれかが、交替セクタ規定閾値テーブルの値に達し
た場合もしくは超えた場合、または、(b) 交替セクタ監
視テーブルおよび交替セクタ規定閾値テーブルの対応す
る値の差が所定の範囲内の場合。
【0074】閾値変更処理部15は、規定閾値の変更が
必要と判定した場合に、交替セクタ規定閾値テーブルの
閾値を変更する(ステップS17)。
【0075】例えば、図9の交替セクタ監視テーブルと
図10の交替セクタ規定閾値テーブルとをもとに判定す
る場合に、交替セクタ監視テーブルの交替セクタの使用
数が年10回であり、交替セクタ規定閾値テーブルの対
応する規定閾値に達し、交替セクタが枯渇してハードエ
ラーが発生する可能性があることを意味している。
【0076】閾値変更処理部15は、前記の(a)の規
則に従って閾値変更を決定し、変更処理を行う。閾値変
更処理部15は、交替セクタ規定閾値テーブルの年の設
定を1減算して10から9に変更し、併せて合計を29
から30に変更する。図11に、変更後の交替セクタ規
定閾値テーブルを示す。
【0077】なお、閾値変更処理部15は、規定閾値を
年→月→週の順に1項目ずつ変更していくようにして変
更を行ってもよい。また、「出荷台数当たりに対する障
害取扱い件数×数%」で規定閾値を調整して変更を行っ
てもよい。また、エラーDB163のエラーの発生回数
などを統計処理し規定閾値を調整して変更を行ってもよ
い。
【0078】このように、本発明では、顧客端末2の実
際の稼動状況を反映したログ情報を解析し、その解析結
果をもとにハードエラーや保守推奨を判定する規定閾値
を設定し自動的に変更することができる。
【0079】そして、以降の保守推奨判定の処理におい
ては、交替セクタ数がより厳格に設定された規定閾値を
用いて保守推奨の必要性を判定することができるため、
交替セクタの残りが0になってハードエラーとなる前
に、交替セクタの枯渇となりやすい状況を早期に発見し
て予防保守を行なうことができる。
【0080】その後、予防保守判定処理部13は、ログ
情報解析部12の解析結果にもとづいて対処方法を判定
する。ここでは、交替セクタの枯渇が生じてハードウェ
ア・エラーとなっていてHDD交換が必要である。そこ
で、対処方法として「待機、派遣」指示を選択して判定
結果表示処理部14へ通知する(ステップS18)。
【0081】また、ハードウェア・エラーが発生してい
ないと判定した場合には(ステップS15)、予防保守
判定処理部13は、さらに保守推奨を行うか否かを判定
する(ステップS19)。例えば、図12に示すような
内容の交替セクタ監視テーブルが生成されたとする。こ
の場合には、予防保守判定処理部13は、交替セクタ監
視テーブルの各単位の交替セクタの使用回数を確認し、
残り数が0ではないが、週単位の発生回数(ここでは、
8)が、図11の交替セクタ規定閾値テーブルの対応す
る規定閾値(ここでは、3)を超えている状況から、明
らかに短期間に使用可能な交替セクタの減少が見られ、
近い将来には交替セクタ枯渇が予想されるため、保守推
奨に該当すると判定する。そして、予防保守判定処理部
13は、対処方法として「再構築、保守推奨」指示を選
択して判定結果表示処理部14へ通知する(ステップS
20)。
【0082】また、保守推奨に該当しないと判定した場
合には(ステップS19)、予防保守判定処理部13
は、「再構築」指示を判定結果表示処理部14へ通知す
る(ステップS21)。
【0083】判定結果表示処理部14は、通知された指
示(対処方法)にしたがって所定のメッセージを生成し
顧客端末2へ送信する。さらに、判定結果表示処理部1
4は、顧客DB164から該当する顧客端末2のユーザ
名や設置場所を抽出し、解析情報から交換するHDDの
型名を得てメッセージを生成し、保守管理者端末3へメ
ッセージを送信する(ステップS22)。なお、予防保
守判定処理装置1が顧客DB164を備えず、判定結果
表示処理部14は、顧客情報マスタDB5を参照して顧
客端末2のユーザ名や設置場所を取得するようにしても
よい。
【0084】図13に、「待機、派遣」指示が通知され
た場合に、顧客端末2に表示されるメッセージ例を示
す。ユーザは、図13のメッセージにより、顧客端末2
の不具合がハードエラーであってHDDの交換をしなけ
ればならないことを知ることができ、顧客端末2をさら
に起動させようとして、時間を無駄に費やしたり、エラ
ー状態を悪化させることを防止することができる。
【0085】図14に、「待機、派遣」指示が通知され
た場合に、保守管理者端末3に表示されるメッセージ例
を示す。保守管理者は、図14のメッセージにより、顧
客端末2のHDD交換保守の発生と、顧客端末2の設置
場所や交換するHDDの型名などの部材についての情報
とを直ちに知ることができる。そのため、顧客端末2の
ユーザは保守管理者に保守派遣の連絡をする必要がなく
なり、また、保守管理者は保守作業における設置場所や
部材の確認などの準備作業の労力や時間の負担を軽減す
ることができる。
【0086】図15に、「再構築、保守推奨」指示が通
知された場合に、顧客端末2に表示されるメッセージ例
を示す。ユーザは、図15のメッセージにより、顧客端
末2の不具合がソフトウェアに起因したものであり、シ
ステム再構築により復旧できることを知ることができ
る。
【0087】また、判定結果表示処理部14は、図16
に示すようなメッセージを生成してもよい。この場合に
は、顧客端末2のユーザは、不具合の原因はソフトウェ
アであっても、HDDの交替セクタの割り当てが不足気
味であり、HDD交換保守が推奨されていることを知る
ことができる。そして、ユーザは、図16のメッセージ
表示例を見て、推奨されたHDDの交換を行うかどう
か、またはいつ行なうかについて主体的に判断すること
ができる。
【0088】図17に、「再構築、保守推奨」指示が通
知された場合に、保守管理者端末3に表示されるメッセ
ージ例を示す。保守管理者は、図17のメッセージによ
り、顧客端末2のHDD交換保守が推奨されていること
を知ることができる。そのため、顧客端末2のユーザに
対して直ちにHDD交換保守を推奨することができ、将
来のハードウェア・エラーに対して余裕をもって対処す
ることが可能となり、保守管理を効率的に行えることが
できる。
【0089】また、「再構築」指示が通知された場合に
は、図15に示すメッセージが顧客端末2に表示され
る。
【0090】図18に、「再構築」指示が通知された場
合に、保守管理者端末3に表示されるメッセージ例を示
す。保守管理者は、図18のメッセージにより、顧客端
末2のユーザに対して何ら対処する必要がないが、顧客
端末2の障害の状況を確実に把握でき、顧客端末2ごと
の障害の履歴情報を取得できる。
【0091】顧客端末2は、予防保守判定処理装置1か
ら対処方法およびメッセージを受信し(ステップS
3)、メッセージ表示部24は、顧客端末2の表示装置
に受信したメッセージを表示する(ステップS4)。
【0092】受け取った対処方法に「再構築」指示が含
まれている場合には(ステップS5)、再構築処理部2
5は、保守管理センタ100のソフトウェア復旧サーバ
6へアクセスして、必要な個別設定情報を取得して顧客
端末2のソフトの再構築処理を自動的に行う(ステップ
S6)。すなわち、最構築処理部25は、保守管理セン
タ100のソフトウェア復旧サーバ6(図3参照)にネ
ットワーク9を通じて接続し、予め固有設定情報マスタ
DB7にバックアップされている固有設定情報を取得し
システムの再構築を行なう。なお、システムの再構築処
理については、後述する。
【0093】保守管理の一環として、顧客端末2で発生
する個別の障害を対象とせず、潜在的な障害を回避する
目的で、顧客端末2に特定のハードウェアが搭載されて
いるかどうかを確認し、または回収すべき顧客端末2の
設置場所の特定するなどの作業を行う必要がある。
【0094】予防保守判定処理装置1の閾値変更処理部
15は、入力装置(図1に図示しない)から入力された
任意の値をもとに規定閾値DB162の値を変更する。
これにより、権限を有する管理者は、意図的に規定閾値
DB162の規定閾値を任意の値に変更して、具体的な
エラー発生にかかわらず、顧客端末2に搭載されている
特定のハードの確認したり回収場所の特定したりするな
ど、潜在的な障害を回避するための作業、例えばリコー
ル対象装置回収の作業で用いる情報を自動的に取得する
ことができ、かかる作業負担を軽減することができる。
【0095】ここで、顧客端末2に搭載されている特定
のHDD(型名:HDD00010仕様:交替セクタ=
50)が、交替セクタの割り当てが5個以上になる場合
に割り当てロジックの問題により機能停止に陥るという
障害が発見され、該当するHDDを回収交換する必要が
あるとする。
【0096】予防保守判定処理装置1の閾値変更処理部
15は、管理者からの入力値をもとに、規定閾値DB1
62に記憶されている該当HDDの保守推奨の規定閾
値、各単位(週、月、年)での規定閾値を0に、合計を
50に、一時的に変更し、規定閾値DB162へ記憶す
る。図19に、変更後の交替セクタ規定閾値テーブルの
例を示す。
【0097】そして、保守管理対象の顧客端末2のユー
ザに対し、リカバリ起動メディア20による起動を依頼
して取得し数値化した数値ログ情報、または、すでに数
値ログDB161に記憶されている数値ログ情報をもと
に、予防保守判定処理を行う。
【0098】規定閾値の変更後、予防保守判定処理装置
1は、登録された顧客端末2のすべてについて、図4に
示すように通常と同様の処理を行う。この場合、ステッ
プS20の処理において、予防保守判定処理部13は、
交替セクタが1回でも発生している顧客端末2のHDD
を必ず保守推奨と判定するため、一度でも交替セクタが
発生した顧客端末2についてのHDDに関する情報や顧
客情報を抽出することができる。
【0099】そして、判定結果表示処理部14は、抽出
した顧客端末2の設置場所、ユーザなどの顧客情報のリ
ストを生成し、予防保守判定処理装置1の管理者の端末
(図1に図示しない)へ出力する。または、判定結果表
示処理部14は、「保守推奨」のメッセージのみを生成
して保守管理者端末3へ送信する。これにより、該当す
るHDDを搭載した顧客端末2の設置場所やユーザ名な
どが自動的に取得できるため、回収の通知作業の負担が
軽減され、HDDの交換作業を効率的に行うことができ
る。
【0100】以下に、再構築処理について説明する。
【0101】予防保守判定処理装置1が対処方法として
「再構築、保守推奨」または「再構築」を選択し、選択
された対処方法と所定のメッセージとが顧客端末2およ
び保守管理者端末3へ送信すると、顧客端末2の再構築
処理部25は、この通知を受けて起動する。再構築処理
部25は、所定の共有化された環境情報をもとに構築し
たシステム上に組み込まれた第1の通信処理手段をもと
に保守管理センタ100のソフトウェア復旧サーバ6と
通信を行い、顧客端末2の固有設定情報を問い合わせ
る。ソフトウェア復旧サーバ6は、固有設定情報マスタ
(DB)7を参照して顧客端末2の固有設定情報を顧客
端末2へ送信する。
【0102】顧客端末2では、ソフトウェア復旧サーバ
6から固有設定情報を取得した後、いったん通信を切断
し、固有設定情報をもとに顧客端末2のネットワーク設
定およびOSや基本ソフト、アプリケーションのインス
トーラに適合した定義ファイルを作成し、基本OSのイ
ンストーラを使用して、定義ファイルを反映させた再構
築を行なう。
【0103】さらに、システム復旧後には、第2の通信
処理手段が自動的に起動され、第2の通信処理手段によ
り再度ソフトウェア復旧サーバ6と通信を行い、顧客端
末2のハードウェア構成情報を取得し、ハードウェア設
定処理が正常終了しているか否かを確認する。確認後、
保守管理センタ100に接続して、再構築完了通知を行
う。
【0104】保守管理センタ100の課金サーバ8は、
顧客端末2からの再構築完了通知を受け取ると、顧客情
報マスタDB5を参照して顧客端末2の顧客情報を取得
し、課金対象の顧客のセンタ使用回数に1を加算処理す
る。
【0105】なお、課金方法としては、センタ使用回数
に応じた課金処理(従量制課金処理)の他、サービスを
利用可能な顧客端末2の台数に応じた課金処理(通常課
金処理)、週・月・年単位で定額を課金処理する(定額
制課金処理)などを用いてもよい。
【0106】以上、本発明をその実施の形態により説明
したが、本発明はその主旨の範囲において種々の変形が
可能である。
【0107】例えば、本発明の実施の形態では、HDD
の交替セクタを例に処理を説明したが、保守管理の対象
となるものは顧客端末2を構成するハードウェアであれ
ば制約はない。例えば、プリンタの場合には、交替セク
タの使用回数の代わりに、ジャム発生回数、プリンタビ
ジー回数、印刷枚数、トナー残量などをログ情報として
用いることで、同様の処理を行い、同様の効果を奏する
ことができる。
【0108】また、保守管理センタ100と顧客端末2
もしくは保守管理者端末3との通信は、既存の暗号化処
理方法を用いた暗号化通信で行なうことも可能である。
この場合には、リカバリ起動メディア20に、所定の暗
号化・復号処理手段を設けておく。
【0109】本発明の形態および実施例の特徴を列記す
ると以下のとおりである。 (付記1) 端末のハードウェアの状況が保守推奨指示
に該当するか否かを判定する予防保守判定処理方法であ
って、前記端末の障害に関するログ情報を取得するログ
情報取得処理過程と、前記ログ情報を数値化した数値ロ
グ情報を記憶する数値ログ情報記憶手段にアクセスする
数値ログ情報アクセス処理過程と、少なくともハードウ
ェアの保守推奨指示を含む所定の対処方法を判定するた
めの前記端末についての規定閾値を記憶する規定閾値記
憶手段にアクセスする規定閾値アクセス処理過程と、前
記ログ情報の数値と前記規定閾値とを比較して前記対処
方法から一つの対処方法を判定する予防保守判定処理過
程とを備えることを特徴とする予防保守判定処理方法。 (付記2) 付記1に記載の予防保守判定処理方法にお
いて、さらに、前記数値ログ情報を解析した結果をもと
に前記規定閾値を変更する閾値変更処理過程を備えるこ
とを特徴とする予防保守判定処理方法。 (付記3) 付記2に記載の予防保守判定処理方法にお
いて、前記閾値変更処理過程では、前記数値ログ情報の
数値が前記規定閾値を基準として所定の範囲内にある場
合に、前記数値をより厳格な値へ変更することを特徴と
する予防保守判定処理方法。 (付記4) 付記1に記載の予防保守判定処理方法にお
いて、保守管理者が入力した任意の値を用いて保守推奨
の規定閾値を変更する閾値変更処理過程を備えることを
特徴とする予防保守判定処理方法。 (付記5) 端末のハードウェアの状況が保守推奨指示
に該当するか否かを判定する予防保守判定装置におい
て、前記端末の障害に関するログ情報を取得する手段
と、前記ログ情報を数値化した数値ログ情報を記憶する
数値ログ情報記憶手段と、少なくともハードウェアの保
守推奨指示を含む所定の対処方法を判定するための前記
端末についての規定閾値を記憶する規定閾値記憶手段
と、前記ログ情報の数値と前記規定閾値とを比較して前
記対処方法から一つの対処方法を判定する予防保守判定
処理手段とを備えることを特徴とする予防保守判定処理
装置。 (付記6) 付記1から付記4までのいずれか一項に記
載された予防保守判定処理方法を実現する処理ステップ
を、コンピュータに実行させるための予防保守判定処理
プログラム。 (付記7) 付記1から付記4までのいずれか一項に記
載された予防保守判定処理方法を実現する処理ステップ
を、コンピュータに実行させるための予防保守判定処理
プログラムを記録した予防保守判定処理プログラム記録
媒体。 (付記8) 端末ごとのソフトウェアの固有設定情報を
記憶した固有設定情報記憶部を備え、端末のハードウェ
アの障害に対する対処方法を通知し、自動的にソフトウ
ェアを復旧する保守管理方法であって、前記端末の障害
に関するログ情報を取得するログ情報取得処理過程と、
前記ログ情報を数値化した数値ログ情報を記憶する数値
ログ情報記憶手段にアクセスする数値ログ情報アクセス
処理過程と、少なくともハードウェア保守推奨指示およ
びソフトウェア再構築指示を含む所定の対処方法を判定
するための前記端末についての規定閾値を記憶する規定
閾値記憶手段にアクセスする規定閾値アクセス処理過程
と、前記ログ情報の数値と前記規定閾値とを比較し、少
なくともハードウェア保守推奨指示とソフトウェア再構
築指示とを含む対処方法から一つの対処方法を判定する
予防保守判定処理過程と、判定された対処方法を前記端
末もしくは前記端末を保守管理する保守管理者端末へ表
示させる判定結果表示処理過程と、前記ソフトウェア再
構築指示を表示させた端末からの問い合わせに対し、前
記固有設定情報を送信するソフトウェア復旧処理とを備
えることを特徴とする保守管理方法。 (付記9) 付記8に記載された保守管理方法を実現す
る処理ステップを、コンピュータに実行させるための保
守管理プログラム。 (付記10) 付記8に記載された保守管理方法を実現
する処理ステップを、コンピュータに実行させるための
保守管理プログラムを記録した保守管理プログラム記録
媒体。
【0110】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
保守管理の対象となる顧客端末のログ情報を取得し解析
し、所定の規定閾値を用いてハードウェアが異常ではな
いが潜在する危機的状況であって保守推奨をするか否か
を判定し、顧客端末もしくは保守管理者端末へ「保守推
奨」を通知する予防保守判定処理を実現することができ
る。これにより、ソフトウェア復旧の前提となるハード
ウェアについて将来のハードウェア・エラーにつながる
障害を早期に認識することができる。また、従来では正
常に動作可能なハードウェアについても障害の原因を追
求することなく交換保守していた経費などが削減でき、
効率的な保守管理を実現することができる。
【0111】特に、保守対象が複数の顧客端末である場
合に、「待機、派遣」、「保守推奨、再構築」、「再構
築」などの対処方法を判定する規定閾値を各顧客端末ご
とに設定でき、顧客端末2のログ情報の解析結果をもと
に変更することができる。これにより、顧客端末ごとに
対応した保守管理が可能となり有効的な保守管理を実現
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態におけるシステム構成例を
示す図である。
【図2】顧客端末の構成例を示す図である。
【図3】保守管理センタの構成例を示す図である。
【図4】予防保守判定処理の流れを示す図である。
【図5】ログ情報の例を示す図である。
【図6】数値ログデータベースの一部のデータ構造例を
示す図である。
【図7】HDDの解析情報の例を示す図である。
【図8】エラーカウント情報の例およびエラーメッセー
ジ種別カウント情報の例を示す図である。
【図9】交替セクタ監視テーブルの例を示す図である。
【図10】交替セクタ規定閾値テーブルの例を示す図で
ある。
【図11】変更後の交替セクタ規定閾値テーブルの例を
示す図である。
【図12】交替セクタ監視テーブルの例を示す図であ
る。
【図13】顧客端末で表示されるメッセージ例を示す図
である。
【図14】保守管理者端末で表示されるメッセージ例を
示す図である。
【図15】顧客端末で表示されるメッセージ例を示す図
である。
【図16】顧客端末で表示されるメッセージ例を示す図
である。
【図17】保守管理者端末で表示されるメッセージ例を
示す図である。
【図18】保守管理者端末で表示されるメッセージ例を
示す図である。
【図19】変更後の交替セクタ規定閾値テーブルの例を
示す図である。
【符号の説明】
1 予防保守判定処理装置 11 ログ情報入力部 12 ログ情報解析部 13 予防保守判定処理部 14 判定結果表示処理部 15 閾値変更処理部 16 データベース群 161 数値ログ・データベース(DB) 162 規定閾値データベース(DB) 163 エラーデータベース(DB) 164 顧客データベース(DB) 165 保守識別データベース(DB) 2 顧客端末 20 リカバリ起動メディア 21 ログ情報生成部 22 ログ情報記憶部 23 ログ情報送信部 24 メッセージ表示部 25 再構築処理部 3 保守管理者端末 4 認証サーバ 5 顧客情報マスタデータベース(DB) 6 ソフトウェア復旧サーバ 7 固有設定情報マスタデータベース(DB) 8 課金サーバ 9 ネットワーク

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端末のハードウェアの状況が保守推奨指
    示に該当するか否かを判定する予防保守判定処理方法で
    あって、 前記端末の障害に関するログ情報を取得するログ情報取
    得処理過程と、 前記ログ情報を数値化した数値ログ情報を記憶する数値
    ログ情報記憶手段にアクセスする数値ログ情報アクセス
    処理過程と、 少なくともハードウェアの保守推奨指示を含む所定の対
    処方法を判定するための前記端末についての規定閾値を
    記憶する規定閾値記憶手段にアクセスする規定閾値アク
    セス処理過程と、 前記ログ情報の数値と前記規定閾値とを比較して前記対
    処方法から一つの対処方法を判定する予防保守判定処理
    過程とを備えることを特徴とする予防保守判定処理方
    法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の予防保守判定処理方法
    において、 さらに、前記数値ログ情報を解析した結果をもとに前記
    規定閾値を変更する閾値変更処理過程を備えることを特
    徴とする予防保守判定処理方法。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の予防保守判定処理方法
    において、 保守管理者が入力した任意の値を用いて保守推奨の規定
    閾値を変更する閾値変更処理過程を備えることを特徴と
    する予防保守判定処理方法。
  4. 【請求項4】 請求項1から請求項3までのいずれか一
    項に記載された予防保守判定処理方法を実現する処理ス
    テップを、コンピュータに実行させるための予防保守判
    定処理プログラム。
  5. 【請求項5】 端末ごとのソフトウェアの固有設定情報
    を記憶した固有設定情報記憶部を備え、端末のハードウ
    ェアの障害に対する対処方法を通知し、自動的にソフト
    ウェアを復旧する保守管理方法であって、 前記端末の障害に関するログ情報を取得するログ情報取
    得処理過程と、 前記ログ情報を数値化した数値ログ情報を記憶する数値
    ログ情報記憶手段にアクセスする数値ログ情報アクセス
    処理過程と、 少なくともハードウェア保守推奨指示およびソフトウェ
    ア再構築指示を含む所定の対処方法を判定するための前
    記端末についての規定閾値を記憶する規定閾値記憶手段
    にアクセスする規定閾値アクセス処理過程と、 前記ログ情報の数値と前記規定閾値とを比較し、少なく
    ともハードウェア保守推奨指示とソフトウェア再構築指
    示とを含む対処方法から一つの対処方法を判定する予防
    保守判定処理過程と、 判定された対処方法を前記端末もしくは前記端末を保守
    管理する保守管理者端末へ表示させる判定結果表示処理
    過程と、 前記ソフトウェア再構築指示を表示させた端末からの問
    い合わせに対し、前記固有設定情報を送信するソフトウ
    ェア復旧処理とを備えることを特徴とする保守管理方
    法。
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