JP2003270909A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2003270909A JP2002070155A JP2002070155A JP2003270909A JP 2003270909 A JP2003270909 A JP 2003270909A JP 2002070155 A JP2002070155 A JP 2002070155A JP 2002070155 A JP2002070155 A JP 2002070155A JP 2003270909 A JP2003270909 A JP 2003270909A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】コロナ帯電器とLEDヘッドとを備えた画像形
成装置において、コロナ帯電器で発生する放電生成物の
LEDヘッドへの影響を軽減する画像形成装置とする。 【解決手段】印字処理中にスイッチ6は通常のスコロト
ロン型帯電器と同じ働きをするような印加電圧となるよ
うにし、非印字処理中にスイッチ6は電極板2および網
目状シールド5の印加電位とグリッド4の印加電位とを
入れ替える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリンタ、FA
X、あるいは複写機等の画像形成装置に関し、特に、ス
コロトロン型帯電器とLEDヘッドとを備えた画像形成
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、LEDヘッドを用いた画像形
成装置では、レーザースキャナユニットを用いた画像形
成装置に比べると、装置全体を小型化でき、かつ信頼性
も大変高いものとなっていた。これは、レーザースキャ
ナユニットは光路長に起因して配置するための広いスペ
ースを必要とするが、LEDヘッド自体が小さいため、
感光体ドラム周辺に配置することができるためである。
【0003】また、従来より、画像形成装置において
は、感光体ドラム上に静電潜像を形成させるための準備
段階として、感光体ドラムに主帯電を行うものとしてコ
ロナ帯電器が使用されているものがある。
【0004】接触帯電技術により感光体ドラムの帯電を
行う方法もあるが、感光体ドラム表面の劣化が問題とな
る。一方で、コロナ帯電では、非接触で感光体ドラムの
帯電を行うために、感光体ドラムの表面の劣化が少なく
なる。
【0005】一方、コロナ帯電では、空気中の酸素およ
び窒素が酸化されてオゾンやNOxが発生してしまう。
そして、コロナ帯電器とLEDヘッドを採用した画像形
成装置においては、両者を近接位置に配設する必要があ
るために、上述したコロナ帯電器で発生したこれらの放
電生成物がLEDヘッドのレンズを劣化させてしまうと
いう問題があった。
【0006】特に、印字処理中に画像形成装置内に気流
が発生すると、これらの放電生成物はコロナ帯電器から
感光体ドラムの回転方向下流側に流れてしまい、より一
層LEDヘッドのレンズに影響を与えてしまう。また、
放電生成物は、空気中の酸素と反応し、水に溶解して硝
酸となってLEDヘッドのレンズ表面を劣化させると考
えられており、劣化してしまうとレンズ表面には曇りが
生じてしまい、LEDヘッドの光学的特性を低下させ、
画像不良を引き起こしてしまうという問題があった。
【0007】これらの問題を解決するために、従来の画
像形成装置には、コロナ帯電器付近に排気ファン等を設
けたものがあり、この排気ファン等により発生した放電
生成物を強制的に排気することにより、LEDヘッドへ
の影響を防いでいるものがあった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の画像
形成装置のように排気ファン等を新たに設置する構成で
は、画像形成装置が大型化してしまい、かつコストアッ
プを引き起こしてしまうという問題があった。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記問題に鑑
みてなされたものであり、感光体の回転方向下流側から
順に少なくともコロナ帯電器と、LEDヘッドと、を備
えてなる画像形成装置において、前記コロナ帯電器の前
記感光体回転方向上流側となるシールド側面を網目状と
し、該シールド側面の外側にシールド側面と略平行にし
た電極板を配設し、画像形成装置が印字処理中か非印字
処理中かにより前記シールド側面および電極板への印加
電圧を可変する画像形成装置としたものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例について図
面を用いて説明する。図1は、本発明の画像形成装置の
コロナ帯電器となるスコロトロン型帯電器およびスコロ
トロン型帯電器への印加電圧手段を示す図であり、1は
シールド、2は電極板、3はコロナワイヤ、4はグリッ
ド、5は網目状シールド、6はスイッチ、7と8は網目
状シールド5と電極板2との間隙、9は開口部である。
これらの構成のうち、網目状シールド5、スイッチ6、
および電極板2以外は通常のスコロトロン型帯電器と同
様の構成であり、その相違する構成によりスコロトロン
帯電器を形成したことが、本発明の特徴である。なお、
図1には省略しているが、グリッド4の下方に時計方向
に回転する感光体ドラム、およびその感光体ドラムの回
転方向下流側にLEDヘッドを隣接させるように構成し
ている。
【0011】そして、スイッチ6は、印字処理中は図2
のようにし、非印字処理中は図3のようにスイッチして
いる。ここで、各印可電圧であるVg、Vs、Voは、
順にグリッド電圧、シールド電圧、コロナワイヤ印加電
圧であり、Vg<Vs <Voの条件を満たしている。
【0012】このように、本発明のスコロトロン帯電器
は、印字処理中はスイッチ6は図2に示すように回路を
接続して一般のスコロトロン帯電器と同じ働きをするよ
うにしているが、非印字処理中においては、図3に示す
ようにスイッチ6を接続し、電極板2および網目状シー
ルド5の印加電位とグリッド4の印加電位とを入れ替え
ることにより、非印字処理中に、コロナワイヤ3から電
極板2および網目状シールド5への電場が形成され、コ
ロナワイヤ3付近に分布しているイオンをスコロトロン
帯電器の感光体ドラム回転方向上流側(網目状シールド
5側)に誘導するようになる。この時、発生するイオン
流も同じ方向に流れるようになり、発生したイオン流と
共に放電生成物も感光体ドラム回転方向上流側へ流れて
行き、間隙7および8から強制的に排気されるようにな
る。これにより、非印字処理中において、放電生成物を
スコロトロン帯電器外へ、しかもLEDヘッドから遠ざ
かる方向へ排気することができ、LEDヘッドのレンズ
に対する影響を低減させることができる。
【0013】なお、本実施例では、非印字処理中にグリ
ッド4と電極板2・網目状シールド5の印加電圧を切り
替える場合について説明した。このように、スイッチ6
を設け、単純に切り替えることにより、新たな電圧を生
成する必要がなくなる。また、本実施例では、電極板2
および網目状シールド5への印加電圧のみを可変し、グ
リッド4印加電圧より低くなるようにしてもよい。
【0014】また、本実施例では、電極板2および網目
状シールド5の両方の印加電圧を切り替える場合につい
て説明した。このように、両方の印加電圧を切り替える
ことが最も望ましい形態であるが、電極板2または網目
状シールド5のいずれかの印加電圧のみを可変するよう
にしてもイオン流を発生させることができる。また、本
実施では、網目状シールド5より電極板2の方が長い場
合について説明したが、網目状シールド5を通過したイ
オン流が、間隙7や間隙8から流出できるような構成で
あればどのような構成であってもよい。
【0015】図4は、本発明を実施するのに望ましい形
態の1例であり、4つの感光体ドラム10a〜10dを
並列に配設してなるタンデム型カラープリンタにおい
て、4つの感光体ドラム10a〜10dの周辺を一体化
した感光体ドラムユニットに図1に示すスコロトロン型
帯電器11a〜11dおよびLEDヘッド12a〜12
dを組み込んだ状態を示す図である。各スコロトロン型
帯電器11a〜11dは、LEDコントローラ13と連
動し、LEDコントローラ13は、送られてきた画像デ
ータに印字に使用しない感光体ドラムがある場合に、そ
の感光体ドラムユニットのスコロトロン帯電器について
上述した非印字処理中の動作を実行するように高圧電源
14に接続された極性制御装置15への指令を出す。
【0016】例えば、モノクロ印字処理中はブラック用
感光体ドラムユニット以外の感光体ドラムユニットは使
用しないため、LEDコントローラ13は極性制御装置
15を介して、シアン、マゼンダ、およびイエロー用感
光体ドラムユニットのスコロトロン型帯電器に対して非
印字処理中の動作を実行する。このような制御により、
印字処理が終了するまでの間、非印字処理中のスコロト
ロン型帯電器は放電生成物を排気し続けるために、LE
Dヘッドのレンズへの放電生成物による影響を軽減する
ことができるようになる。なお、上記は4つの作像プロ
セスを一の画像形成装置で実施した例について示した
が、単一の作像プロセスのみの画像形成装置にも適用し
得ることは勿論である。
【0017】また、本実施例では、LEDヘッドを構成
する画像形成装置の場合について説明したが、レーザー
スキャナを構成する画像形成装置であってもよく、その
場合にはレーザースキャナ筐体の一部を構成する防塵ガ
ラスにおいてLEDヘッドのレンズと同様の効果を得る
ことができるようになる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の画像形成
装置では、コロナ帯電器の感光体回転方向上流側となる
シールド側面を網目状とし、シールド側面の外側にシー
ルド側面と平行にした電極板を配設し、画像形成装置が
印字処理中か非印字処理中かによりシールド側面および
電極板への印加電圧を可変することにより、コロナ帯電
器で発生する放電生成物のLEDヘッドへの影響を軽減
する画像形成装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置内のコロナ帯電器を示す
図である。
【図2】印字処理中の図1中のスイッチ6の接続状態を
示す図である。
【図3】非印字処理中の図1中のスイッチ6の接続状態
を示す図である。
【図4】本発明の画像形成装置を示す図である。
【符号の説明】
1:シールド 2:電極板 3:コロナワイヤ 4:グリッド 5:網目状シールド 6:スイッチ 7、8:間隙 9:開口部 10a〜10d:感光体ドラム 11a〜11d:スコロトロン型帯電器 12a〜12d:LEDヘッド 13:LEDコントローラ 14:高圧電源 15:極性制御装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H200 FA08 GA12 GA23 GA44 GA47 HA12 HA28 HA29 HB03 HB20 HB26 HB28 HB48 NA01 PA02 PA18 PA19 PA22 PA26

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】感光体の回転方向上流側から順に少なくと
    もコロナ帯電器と、LEDヘッドまたはレーザースキャ
    ナと、を備えてなる画像形成装置において、前記コロナ
    帯電器の前記感光体回転方向上流側となるシールド側面
    を網目状とし、該シールド側面の外側にシールド側面と
    略平行にした電極板を配設し、画像形成装置が印字処理
    中か非印字処理中かにより前記シールド側面および電極
    板への印加電圧を可変することを特徴とする画像形成装
    置。
  2. 【請求項2】スコロトロン型帯電器を用い、非印字処理
    中は、グリッドへの印加電圧と前記シールド側面および
    電極板への印加電圧とを入れ替えることを特徴とする請
    求項1記載の画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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