JP2003270326A - パルス信号分析装置およびパルス信号分析方法 - Google Patents
パルス信号分析装置およびパルス信号分析方法Info
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Abstract
号分析装置を提供する。 【解決手段】広帯域受信部21で受信されたパルス信号
のパルス列諸元データを、PRI/PD分析部23、ア
ンテナスキャン分析部24、および周波数分析部25に
より取得し、パルス内特性データを、パルス内特性抽出
部31により取得する。パルス列特性データベース29
を参照し、パルス列諸元データから電波源の分類情報を
特定する。この結果からパルス内特性データベース32
を参照する際の優先度を設定し、この優先度に基づいて
パルス内特性データベース32を参照し、パルス内特性
データから電波源の個体を特定する。またデータベース
管理部34により、パルス列特性データベース29の内
容と、パルス内特性データベース32の内容との対応関
係を保持する。
Description
信してその諸元を分析し、パルス信号の発生源を特定す
るパルス信号分析装置およびパルス信号分析方法に関す
る。
される既存の信号分析装置の構成を示すブロック図であ
る。図5において、図示しないアンテナ部に到来した無
線周波数のパルス信号は、狭帯域受信機1で検波された
のち、パルス列特性測定回路2に入力される。パルス列
特性測定回路2は、パルス繰り返し周波数(PRF)や
パルス幅(PD)といったパルス列の時間軸情報の測定
データを取得し、このデータを電波源識別部3に与え
る。電波源識別部3は、電波源の特徴を反映するパルス
列の時間軸情報が蓄積された電波源特徴データベース4
を参照して、与えられたデータから電波源を識別する。
り、複数のPRFパターンや複数のPDパターンを有す
る電波源が現れるようになってきている。またパルス列
の時間軸情報は、ソフトウェアを改修することなどによ
り比較的容易に変更することができる。このようなパル
ス列を放射する電波源を識別することは、図5の構成の
分析装置によっては困難である。
ロック図である。図6において、広帯域受信機11で受
信されたパルス信号は、高速A/D変換回路12により
ディジタル信号に変換され、メモリ回路13に記憶され
る。記憶された波形データは振幅特性測定回路14、周
波数特性測定回路15、および位相特性測定回路16に
より読み出され、それぞれパルス内部の振幅特性、周波
数特性、位相特性が測定される。これらの測定データは
電波源識別部17に与えられ、信号特性データベース1
8に蓄積されたパルス内部の振幅、周波数、位相の各特
性情報と照合され、電波源が識別される。
えば同一型式の個体間の識別など、電波源に関するより
詳細な情報を取得することが可能になる。しかしなが
ら、パルス内部の特性は電波受信環境や電波源の機材の
安定度などの影響を受けやすいので、1つのパルスによ
る個体識別は難しい。このため、同一個体から取得した
複数のパルスの特性をデータベースに登録し、統計的手
法により識別精度を高める方法が考えられている。
パルス数が増えると、個体識別に必要となる計算量や処
理時間も膨大になる。また図6の装置ではパルス内部の
微細な特性を利用するため、条件によっては誤識別の可
能性も有るという不具合がある。
の信号分析装置は、1つのパルス列内に複数のPRFパ
ターンや複数のPDパターンを有する電波源への対応が
困難であったり、処理時間の長期化および識別精度の低
下を招くという不具合を有する。よってこれらの不具合
を解決し、更なる性能の向上を図った信号分析装置の提
供が要望されている。
その目的は、電波源を識別する性能の向上を図ったパル
ス信号分析装置およびパルス信号分析方法を提供するこ
とにある。
に本発明に係わるパルス信号分析装置は、電波源の分類
情報を電波源から放射されるパルス信号のパルス列特性
情報に対応付けてデータベース化したパルス列特性デー
タベースと、被特定電波源から放射されるパルス信号の
パルス列特性情報を取得するパルス列特性情報取得手段
と、このパルス列特性情報取得手段で取得されたパルス
列特性情報と前記パルス列特性データベースの内容とを
照合し、その結果に基づいて前記被特定電波源の分類情
報を特定する分類特定手段と、電波源の個体情報を電波
源から放射されるパルス信号に含まれる個々のパルスの
パルス内特性情報に対応付けてデータベース化したパル
ス内特性データベースと、前記被特定電波源から放射さ
れるパルス信号に含まれる個々のパルスのパルス内特性
情報を取得するパルス内特性情報取得手段と、このパル
ス内特性情報取得手段で取得されたパルス内特性情報と
前記パルス内特性データベースの内容とを照合し、その
結果に基づいて前記被特定電波源の個体情報を特定する
個体特定手段と、前記分類特定手段で特定された被特定
電波源の分類情報に基づき前記パルス内特性データベー
スの内容を絞り込み、この絞り込まれた内容から、前記
個体特定手段に前記被特定電波源の個体情報を特定させ
る制御手段とを具備することを特徴とする。
されるパルス信号のパルス列特性情報がパルス列特性情
報取得手段により取得される。そして、この取得された
情報と、パルス列特性データベースの内容とが分類特定
手段により比較照合され、被特定電波源の分類情報が特
定される。すると、特定された情報に基づき、パルス内
特性データベースの内容が制御手段により絞り込まれ
る。
信号に含まれる個々のパルスのパルス内特性情報がパル
ス内特性情報取得手段により取得される。そして、この
取得された情報と、前記制御手段により絞り込まれたパ
ルス内特性データベースの内容とが個体特定手段により
比較照合され、これにより被特定電波源の個体情報が特
定される。
分類情報が特定され、これをもとに絞り込まれたデータ
ベース情報から電波源の個体が特定される。より具体的
には、パルス自体の特性を分析する前にパルス列特性を
分析して、時間軸情報から測定されるPD、PRI、あ
るいはさらに電波源の周波数、アンテナスキャンパター
ン、スキャン時間などの情報が取得され、これらの情報
から電波源の種類が予め絞り込まれる。
性情報を抽出し、これらの情報をもとに電波源を識別す
る装置において、その識別処理時間の短縮や、ひいては
識別精度の向上を図ることが可能になる。
施の形態を詳細に説明する。図1は、本発明の実施の形
態に係わるパルス信号分析装置の構成を示すブロック図
である。このパルス信号分析装置は、例えば航空機など
の電波源から放射されるパルス信号を受信し、パルス信
号の諸元を分析することにより、航空機の機体番号など
を識別する。
源からのパルス信号を受信する。受信信号検波部22
は、広帯域受信部21で受信された信号を検波する。P
RI/PD分析部23は、受信信号検波部22で検波さ
れた信号のPRI(パルス繰返し周期)、およびPD
(パルス幅)を分析する。アンテナスキャン分析部24
は、受信信号検波部22で検波された信号から電波源の
アンテナスキャンパターン、およびスキャン時間を分析
する。周波数分析部25は、広帯域受信部21で受信さ
れたパルス信号の信号周波数を分析する。パルス列諸元
メモリ部28は、PRI/PD分析部23、アンテナス
キャン分析部24、および周波数分析部25で分析され
たパルス列の各諸元を記憶する。
空機の型式すなわち分類情報に対応するパルス列の諸元
データが蓄積される。分類識別部30は、パルス列諸元
メモリ部28に記憶された諸元データとパルス列特性デ
ータベース部29の内容とを比較し、照合する。そし
て、その結果に基づいて、電波源の種類や動作モードな
どを特定する。
信部21で受信された信号に高速A/D(アナログ/デ
ィジタル)変換処理を施し、ディジタルデータに変換す
る。波形メモリ部27は、高速A/D変換部26におい
てディジタルデータに変換された受信波形データを記憶
する。パルス内特性抽出部31は、波形メモリ部27に
記憶された波形データから個々のパルス部分のみを抜き
出し、その振幅特性、周波数特性、および位相特性を抽
出する。
機の個体情報、すなわち機体番号などの識別IDに対応
するパルス内諸元データを蓄積する。個体識別部33
は、パルス内特性抽出部31で抽出された振幅特性、周
波数特性、および位相特性の各特性情報とパルス内特性
データベース部32の内容とを比較し、照合する。そし
て、その結果に基づいて、電波源の個体を特定する。
データベース部29に蓄積されたデータとパルス内特性
データベース部32に蓄積されたデータの登録内容を一
括して管理し、両データベースの内容が矛盾することを
防ぐなどの制御を実施する。またデータベース管理部3
4は、個体識別部33における識別処理に供されるデー
タを、パルス内特性データベース部32のデータから絞
り込む。
内容の一例を示す図である。このようにパルス列特性デ
ータベース29は、電波源の単発機、双発機、あるいは
電波放射装置の型式名称などと云った種別を、電波源か
ら放射されるパルス信号のPRIやPDなどのパルス列
特性に対応付けてデータベース化したものである。パル
ス列特性データベース29に蓄積されるデータは、過去
の測定などにより予め取得される。なお、パルス列特性
データベース29において、例えば、「距離を測定する
レーダのモード」や、「速度を測定するレーダのモー
ド」、あるいは「データを送信する送信機のモード」な
どのように、各航空機種別に、搭載する電波放射装置の
動作モードを対応付けるようにしても良い。
内容の一例を示す図である。このようにパルス内特性デ
ータベース32は、例えば機体番号などといった電波源
の個体情報を、電波源から放射されるパルス信号に含ま
れるパルスの振幅特性、周波数特性、および位相特性と
いったパルス内特性情報に対応付けてデータベース化し
たものである。特に本実施形態では、航空機種別ごとに
個体情報を対応付けるようにした点に特徴がある。
まず、広帯域受信部21において電波源からのパルス信
号が受信される。これにより得られた受信信号は、受信
信号検波部22、周波数分析部25、および高速A/D
変換部26に与えられる。
検波後の信号をPRI/PD分析部23およびアンテナ
スキャン分析部24に入力する。周波数分析部25は受
信信号の中心周波数を測定し、測定結果をパルス列諸元
メモリ部28に入力する。また、高速A/D変換部26
は受信したパルス波形データをディジタル変換し、得ら
れた受信信号データを波形メモリ部27に入力する。
まれるすべてのPRI、PDを検波後の信号から測定
し、測定結果をパルス列諸元メモリ部28に入力する。
アンテナスキャン分析部24では、比較的長い時間のパ
ルス列の振幅変化やパルスの連続性から受信ローブを検
出し、スキャン間隔(ST)、スキャンパターン(S
P)を測定して、パルス列諸元メモリ部28に入力す
る。
されると、分類識別部30はパルス列諸元メモリ部28
から適宜パルス列測定結果を読み出し、パルス列特性デ
ータベース部29に蓄積されたデータと順次比較照合す
る。その際、データベース管理部34は、周波数測定結
果およびスキャンパターン測定結果により、比較照合の
対象データの優先度を決定する。そしてデータベース管
理部34は、分類識別部30に、上記優先順位に基づく
比較照合処理を行なわせる。このようにすることで、電
波源の種類・動作モードが識別される。また優先度を設
定することにより、処理を高速化することができる。
モリ部27に記憶されたパルス部分の波形データを読み
出し、振幅特性、周波数特性、および位相特性の各特性
を抽出して個体識別部33に送る。その際、パルスデー
タを立ち上がり部分、立ち下がり部分、および中間部分
に分割し、このうちのいずれか、もしくはすべてについ
て各特性を抽出するようにしても良い。
1から送られたパルス内部の各特性と、パルス内特性デ
ータベース部32に蓄積された各特性データとの比較照
合を行う。そして、照合結果が、最終的な識別結果とし
て出力される。
置における処理手順を示すフローチャートである。すな
わち、図4は、上記の処理手順をまとめたフローチャー
トである。図4のステップS1およびステップS2にお
いて、受信パルス信号のパルス列諸元データ、およびパ
ルス内特性データが取得される。そうすると、まずステ
ップS3において、上記取得されたパルス列諸元データ
が、パルス列特性データベース部29の内容と比較照合
される。ここで対応するデータを検索することが出来れ
ば(OK)、処理手順はステップS4に移行して、比較
照合の対象データの優先度が決定される。
の結果、電波源の種類・動作モードが識別された場合、
そのデータと同一種類・動作モードの電波源の波形デー
タがパルス内特性データベース部32から優先的に読み
出される。これは、データベース管理部34の制御によ
る。このようにすることで処理時間が短縮され、誤識別
の可能性を低くすることができる。
れたパルス内特性データから順に、パルス内特性データ
ベース部32の内容と比較照合される。ここで対応する
データを検索することが出来れば(OK)、ステップS
6において電波源の個体が確定される。
タを検索することが出来なければ(NG)、処理手順は
ステップS7に移行して、上記取得されたパルス内特性
データが、パルス内特性データベース部32の内容と比
較照合される。ここで、対応するデータを検索すること
が出来たとする(OK)。このことは、航空機の個体は
識別できたが、その動作モードは過去のデータに無いこ
とを意味する。すなわち、特定された電波源に関して、
これまでにない動作モードが新たに検出されたことにな
る。そこで処理手順はステップS8に移行し、パルス列
諸元データが新たな動作モードに対応付けてパルス列特
性データベース部29に登録される。
タを検索することが出来なかったとする(NG)。この
ことは、分類情報も、個体情報も過去のデータに無い電
波源が出現したことを意味する。そこで、ステップS8
において、パルス列諸元データが新たな動作モードに対
応付けてパルス列特性データベース部29に登録される
とともに、ステップS9において、パルス内特性データ
が新たな個体情報に対応付けてパルス内特性データベー
ス部32に登録される。
ータを検索することが出来なかったとする(NG)。こ
のことは、分類情報は特定できたが、個体情報は特定で
きない電波源が出現したことを意味する。そこで、処理
手順はステップS9に移行し、特定された種類・動作モ
ードの新たな個体のデータとして、分析されたパルス内
特性データがパルス内特性データベース部32に登録さ
れる。
34は、パルス列特性データベース部29の登録データ
と、パルス内特性データベース部32の登録データとを
一括して管理し、両データベースの内容に矛盾が生じな
いように対応関係を保持する。
21で受信されたパルス信号のパルス列諸元データを、
PRI/PD分析部23、アンテナスキャン分析部2
4、および周波数分析部25により取得し、パルス内特
性データを、パルス内特性抽出部31により取得する。
パルス列特性データベース29を参照し、パルス列諸元
データから電波源の分類情報を特定する。この結果から
パルス内特性データベース32を参照する際の優先度を
設定し、この優先度に基づいてパルス内特性データベー
ス32を参照し、パルス内特性データから電波源の個体
を特定するようにしている。またデータベース管理部3
4により、パルス列特性データベース29の内容と、パ
ルス内特性データベース32の内容との対応関係を保持
するようにしている。
類情報を特定し、その結果をもとに、個体識別の際に対
応関係を照合すべきデータを絞り込むようにしている。
従って、個体識別の際に全てのデータを検索する必要が
無くなり、その結果、処理時間の短縮を図れる。
し、その結果をもとに個体を特定するという、いわば2
段がまえの処理手順となっているので、個体識別の精度
を高めることも可能になる。
パルス列諸元情報およびパルス内部の各特性情報を用い
た電波源の識別において、識別精度の向上や処理時間の
短縮が図ることができ、電波源を識別する性能の向上を
図ったパルス信号分析装置およびパルス信号分析方法を
提供することができる。
波源を識別する性能の向上を図ったパルス信号分析装置
およびパルス信号分析方法を提供することができる。
装置の構成を示すブロック図。
9の内容の一例を示す図。
2の内容の一例を示す図。
処理手順を示すフローチャート。
信号分析装置の構成を示すブロック図。
信号分析装置の構成を示すブロック図。
Claims (10)
- 【請求項1】 電波源の分類情報を、電波源から放射さ
れるパルス信号のパルス列特性情報に対応付けてデータ
ベース化したパルス列特性データベースと、 被特定電波源から放射されるパルス信号のパルス列特性
情報を取得するパルス列特性情報取得手段と、 このパルス列特性情報取得手段で取得されたパルス列特
性情報と前記パルス列特性データベースの内容とを照合
し、その結果に基づいて、前記被特定電波源の分類情報
を特定する分類特定手段と、 前記パルス列特性データベースの内容と整合性を有する
データベースであって、電波源の個体情報を、電波源か
ら放射されるパルス信号に含まれる個々のパルスのパル
ス内特性情報に対応付けてデータベース化したパルス内
特性データベースと、 前記被特定電波源から放射されるパルス信号に含まれる
個々のパルスのパルス内特性情報を取得するパルス内特
性情報取得手段と、 このパルス内特性情報取得手段で取得されたパルス内特
性情報と前記パルス内特性データベースの内容とを照合
し、その結果に基づいて、前記被特定電波源の個体情報
を特定する個体特定手段と、 前記分類特定手段で特定された被特定電波源の分類情報
に基づき前記パルス内特性データベースの内容を絞り込
み、この絞り込まれた内容から、前記個体特定手段に前
記被特定電波源の個体情報を特定させる制御手段とを具
備することを特徴とするパルス信号分析装置。 - 【請求項2】 前記制御手段は、 前記分類特定手段による照合の結果、前記被特定電波源
の分類情報が特定されない場合に、前記パルス列特性情
報取得手段において取得されたパルス列特性情報を前記
パルス列特性データベースに新たに登録してデータベー
ス更新処理を実施することを特徴とする請求項1に記載
のパルス信号分析装置。 - 【請求項3】 前記制御手段は、 前記個体特定手段による照合の結果、前記被特定電波源
の個体情報が特定されない場合に、前記パルス内特性情
報取得手段において取得されたパルス内特性情報を前記
パルス内特性データベースに新たに登録してデータベー
ス更新処理を実施することを特徴とする請求項1に記載
のパルス信号分析装置。 - 【請求項4】 前記制御手段は、 前記パルス列特性データベースの内容と前記パルス内特
性データベースの内容との対応関係を保持しつつ、前記
データベース更新処理を実施することを特徴とする請求
項2または3に記載のパルス信号分析装置。 - 【請求項5】 被特定電波源から放射されるパルス信号
のパルス列特性情報を取得する第1ステップと、 前記第1ステップで取得されたパルス列特性情報を、電
波源の分類情報を電波源から放射されるパルス信号のパ
ルス列特性情報に対応付けてデータベース化したパルス
列特性データベースの内容と照合した結果、前記被特定
電波源の分類情報が特定されない場合に、前記第1ステ
ップで取得されたパルス列特性情報を前記パルス列特性
データベースに新たに登録してデータベース更新処理を
行う第2ステップとを具備することを特徴とするパルス
信号分析方法。 - 【請求項6】 被特定電波源から放射されるパルス信号
に含まれる個々のパルスのパルス内特性情報を取得する
第1ステップと、 前記第1ステップで取得されたパルス内特性情報を、電
波源の個体情報を電波源から放射されるパルス信号に含
まれる個々のパルスのパルス内特性情報に対応付けてデ
ータベース化したパルス内特性データベースの内容と照
合した結果、前記被特定電波源の個体情報が特定されな
い場合に、前記第1ステップで取得されたパルス内特性
情報を前記パルス内特性データベースに新たに登録して
データベース更新処理を行う第2ステップとを具備する
ことを特徴とするパルス信号分析方法。 - 【請求項7】 被特定電波源から放射されるパルス信号
のパルス列特性情報を取得する第1ステップと、 前記被特定電波源から放射されるパルス信号に含まれる
個々のパルスのパルス内特性情報を取得する第2ステッ
プと、 前記第1ステップで取得されたパルス列特性情報を、電
波源の分類情報を電波源から放射されるパルス信号のパ
ルス列特性情報に対応付けてデータベース化したパルス
列特性データベースの内容と照合し、その結果に基づい
て、前記被特定電波源の分類情報を特定する第3ステッ
プと、 電波源の個体情報を電波源から放射されるパルス信号に
含まれる個々のパルスのパルス内特性情報に対応付けて
データベース化したパルス内特性データベースの内容
を、前記分類特定手段で特定された被特定電波源の分類
情報に基づいて絞り込む第4ステップと、 前記第2ステップで取得されたパルス内特性情報を前記
第4ステップにおいて絞り込まれた内容と照合し、その
結果に基づいて、前記被特定電波源の個体情報を特定す
る第5ステップとを具備することを特徴とする電波源識
別方法。 - 【請求項8】 被特定電波源から放射されるパルス信号
のパルス列特性情報を取得する第1ステップと、 被特定電波源から放射されるパルス信号に含まれる個々
のパルスのパルス内特性情報を取得する第2ステップ
と、 前記第1ステップで取得されたパルス列特性情報を、電
波源の分類情報を電波源から放射されるパルス信号のパ
ルス列特性情報に対応付けてデータベース化したパルス
列特性データベースの内容と照合した結果、前記被特定
電波源の分類情報が特定されない場合に、前記第1ステ
ップで取得されたパルス列特性情報を前記パルス列特性
データベースに新たに登録してデータベース更新処理を
行う第3ステップと、 前記第2ステップで取得されたパルス内特性情報を、電
波源の個体情報を電波源から放射されるパルス信号に含
まれる個々のパルスのパルス内特性情報に対応付けてデ
ータベース化したパルス内特性データベースの内容と照
合し、その結果に基づいて、前記被特定電波源の個体情
報を特定する第4ステップとを具備することを特徴とす
るパルス信号分析方法。 - 【請求項9】 被特定電波源から放射されるパルス信号
のパルス列特性情報を取得する第1ステップと、 被特定電波源から放射されるパルス信号に含まれる個々
のパルスのパルス内特性情報を取得する第2ステップ
と、 前記第1ステップで取得されたパルス列特性情報を、電
波源の分類情報を電波源から放射されるパルス信号のパ
ルス列特性情報に対応付けてデータベース化したパルス
列特性データベースの内容と照合し、その結果に基づい
て、前記被特定電波源の分類情報を特定する第3ステッ
プと、 前記第2ステップで取得されたパルス内特性情報を、電
波源の個体情報を電波源から放射されるパルス信号に含
まれる個々のパルスのパルス内特性情報に対応付けてデ
ータベース化したパルス内特性データベースの内容と照
合した結果、前記被特定電波源の個体情報が特定されな
い場合に、前記第2ステップで取得されたパルス内特性
情報を前記パルス内特性データベースに新たに登録して
データベース更新処理を行う第4ステップとを具備する
ことを特徴とするパルス信号分析方法。 - 【請求項10】 前記データベース更新処理は、前記パ
ルス列特性データベースの内容と、前記パルス内特性デ
ータベースの内容との対応関係を保持しつつ実施される
処理であることを特徴とする請求項8または9に記載の
パルス信号分析方法。
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