JP2003270197A - バイオセンサ - Google Patents

バイオセンサ

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JP2003270197A
JP2003270197A JP2002066650A JP2002066650A JP2003270197A JP 2003270197 A JP2003270197 A JP 2003270197A JP 2002066650 A JP2002066650 A JP 2002066650A JP 2002066650 A JP2002066650 A JP 2002066650A JP 2003270197 A JP2003270197 A JP 2003270197A
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electrode
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electrode system
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biosensor
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JP2002066650A
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Mariko Miyashita
万里子 宮下
Yuko Taniike
優子 谷池
Makoto Ikeda
信 池田
Toshihiko Yoshioka
俊彦 吉岡
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 迅速、簡便かつ高精度に試料液の成分を測定
可能なバイオセンサを提供する。 【解決手段】 絶縁性の基板上に形成された少なくとも
測定極および対極を含む電極系、並びに少なくともニコ
チンアミドジヌクレオチド依存型酵素および補酵素を含
む試薬層を具備するバイオセンサであって、前記補酵素
がニコチンアミドジヌクレオチドまたはニコチンアミド
アデニンジヌクレオチドリン酸であり、電極系の近傍
で、かつ電極系と隔離されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、試料液中の特性成
分を迅速かつ簡便に定量するためのバイオセンサに関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、酵素の有する特異的触媒作用を利
用し、試料液中の特定成分を定量分析する種々の手法が
開発されている。ニコチンアミドアデニンジヌクレオチ
ド(以下、NADで表す)依存型酵素を用いて試料液中
のアルコールを定量する用品の一例として、F−キット
の名で販売されているものがある(ロッシュ・ダイアグ
ノステックス(株))。これは、アルコールを含む試料
液を、NAD依存型酵素のアルコールデヒドロゲナーゼ
(以下、ADHで表す)およびNADの混合懸濁液と反
応させ、340nmにおける吸光度を測定し、その吸光
度変化より試料液中のアルコール濃度を算出するもので
ある。この定量法の原理は、次のとおりである。試料液
中のアルコールとNADがADHの触媒作用によって反
応し、アセトアルデヒドと還元型ニコチンアミドアデニ
ンジヌクレオチド(以下、NADHで表す)が生成す
る。340nmはNADHの吸光度ピークであり、34
0nmの吸光度の増加が生成したNADH濃度、つまり
反応したアルコール濃度と相関があり、アルコール濃度
を算出することができる。
【0003】しかしながら、上記のような吸光度を利用
した定量法は、あらかじめ試料液を希釈、ろ過するなど
の前処理が必要であり、測定には1回あたり30分近く
を要する。そこで、高精度で迅速、かつ前処理が不要で
簡便に測定可能な技術として、使い捨て型の電気化学バ
イオセンサが各種開発されてきた(特許第251715
3号公報など)。NAD依存型酵素の反応は、NADあ
るいはニコチンアミドアデニンジヌクレオチドリン酸
(以下、NADPで表す)を補酵素とし、その存在下で
NADとNADHまたはNADPと還元型ニコチンアミ
ドアデニンジヌクレオチドリン酸(以下、NADPHで
表す)の酸化還元反応を伴うため、電気化学バイオセン
サに応用可能である。NAD依存型酵素は広く自然界に
存在し、基質となる成分も多岐にわたるため、あらゆる
成分に対応したバイオセンサの構築が可能となる。その
検討過程において、発明者らは補酵素であるNADおよ
びNADPを一旦水に溶かし、乾燥させて作製した膜あ
るいは層は、平滑で、かつ光沢のあるガラス状になると
いう特性を有することを見いだした。ガラス状の膜ある
いは層は、クラックが生じやすく、試料液を導入した際
には試料液に気泡を生じさせる。この気泡が電極に接す
ると、電極の有効面積が低下し、応答電流値が低下する
という問題が生じる。さらに、発明者らは、これらの補
酵素がカーボンペーストからなる電極に対して、物理的
な劣化を促すことを見出した。すなわち、補酵素を含む
試薬層を電極と接触する位置に形成した場合、カーボン
粉末とバインダーからなる電極が物理的に劣化し、僅か
な衝撃で簡単に剥離するという問題が生じる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の酵
素による定量方法では、1回の測定に30分ほど要する
など迅速性に欠け、また濾過や遠心分離といった試料液
の前処理も必要であり、操作が煩雑であった。また、従
来の酵素による定量方法の課題を解決するために構築し
た電気化学バイオセンサにおいては、補酵素を含む層が
平滑でかつ光沢のあるガラス状になりクラックを発生す
るため、そこに試料液が導入されると気泡が発生すとい
う問題があった。さらに、カーボンペーストからなる電
極を物理的に劣化させるという問題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに本発明のバイオセンサは、絶縁性の基板上に形成さ
れた少なくとも測定極および対極を含む電極系、並びに
少なくともニコチンアミドアデニンジヌクレオチド依存
性酵素および補酵素を含む試薬層を具備するバイオセン
サにおいて、前記補酵素がニコチンアミドアデニンジヌ
クレオチドまたはニコチンアミドアデニンジヌクレオチ
ドリン酸であり、前記補酵素は電極系の近傍で、かつ電
極系と隔離した位置に形成されている。試薬層は、1つ
または2以上に分割して形成することができ、前記補酵
素は電極系の近傍で、かつ電極系と隔離した位置に形成
される。前記補酵素を含まない試薬層は、電極系上に形
成しても良く、電極系の近傍に形成しても良い。ここ
に、電極系の近傍とは、文字どおり電極系の近傍のみな
らず、試料液を電極系に導入する試料液供給路に露出す
る部分をも含むものとする。前期の電極は、カーボン粉
末およびバインダーからなるのが好ましい。
【0006】
【発明の実施の形態】上記のように、本発明のバイオセ
ンサによって、NAD依存型酵素を用いて試料液中の特
定成分が、精度よく、しかも迅速、簡便に測定が可能と
なる。
【0007】以下に、本発明の実施の形態を図面を参照
して説明する。 実施の形態1 図1は本実施の形態のバイオセンサの分解斜視図であ
り、試薬層は省略している。図2はその縦断面図であ
る。1はポリエチレンテレフタレートからなる絶縁性の
基板を表す。この基板1上に、印刷法により銀ペースト
を印刷して銀リード2および3が形成されている。更に
印刷法により、導電性カーボンペーストを用いて電極系
の測定極4、絶縁性ペーストを用いて絶縁層6、および
導電性カーボンペーストを用いて電極系の対極5を順次
形成している。絶縁層6は測定極4の露出部分の面積を
一定とし、かつリード2および3を部分的に覆ってい
る。ここに用いた導電性カーボンペーストは、カーボン
粉体と熱可塑性樹脂、例えばポリビニル系樹脂、ポリエ
ステル系樹脂、ポリウレタン系樹脂などからなる。
【0008】次に、スリット8を有するスペーサ7と空
気孔10を有するカバー9を接合したカバー部材を、ス
ペーサ7を上にして静置し、スリット8により形成され
る凹部に、NAD依存型グルコースデヒドロゲナーゼ
(以下GDHで表す)、補酵素NAD、および電子受容
体のフェリシアン化カリウムを溶解した脱イオン水を滴
下し、乾燥することにより、試薬層12を形成する。こ
のカバー部材を図1中に一点鎖線で示すような位置関係
にして基板1に接合することにより、グルコースセンサ
が構成される。基板1上の電極系は、その上に親水性高
分子、例えばカルボキシメチルセルロース(以下、CM
Cで表す)の層で被覆するのが好ましい。
【0009】このセンサは、基板1とカバー9との間
に、スペーサ7のスリット8の部分により試料液供給路
が形成され、スリット8の開放端に形成される試料供給
口11に試料液を接触させるだけの簡易な操作で、試料
液は試料液供給路の毛細管現象によって、電極系の部分
へ導入される。試料液の供給量はスリット8によって生
じる空間容積に依存するため、あらかじめ定量する必要
がない。更に、測定中の試料液の蒸発を最小限に抑える
ことができ、精度の高い測定が可能となる。
【0010】試料液供給路に導入された試料液は、試薬
層12を溶解する。これにより、試料液中のグルコース
はGDHによって酸化され、グルコン酸が生成する。G
DHによる酸化反応で移動した電子によってNADが還
元され、NADHが生成する。続いてNADHとフェリ
シアン化カリウムの反応により、NADとフェロシアン
化カリウムが生成される。次に、測定極4と対極5間に
電圧を印加することにより、生成したフェロシアン化カ
リウムの酸化電流が得られ、この電流値は基質であるグ
ルコース濃度に対応する。
【0011】実施の形態2 本実施の形態のアルコールセンサを図3に示す。本実施
の形態では、試薬層を2つに分割する。第1の試薬層1
2aは、NAD依存型アルコールデヒドロゲナーゼ(以
下ADHで表す)、および電子受容体のフェリシアン化
カリウムを含む層である。この例では、電極系上に、ま
ずCMC層を形成し、その上に前記酵素及び電子受容体
を含む水溶液を滴下し、乾燥して層12aを形成する。
層12aにおいて、酵素及び電子受容体はCMCにより
電極系とは隔離される。第2の試薬層12bは補酵素N
ADを含む層である。この第2の層は、基板1の試料液
供給路に露出する部分のうち、試料供給口11に近い方
に設けられる。補酵素を含む第2の層は、電極系に接し
ていなければよく、カバー部材側に設けてもよい。電子
受容体は第1の層に含ませる代わりに第2の層に含ませ
てもよいし、第1及び第2の層とは独立に設けてもよ
い。
【0012】このセンサに試料液を供給し、試薬層12
aおよび12bが試料液に溶解すると、試料液中のエタ
ノールはADHによって酸化され、アセトアルデヒドが
生成する。ADHによる酸化反応で移動した電子によっ
てNADが還元されNADHが生成する。続いてNAD
Hとフェリシアン化カリウムの反応により、NADとフ
ェロシアン化カリウムが生成される。次に、対極を基準
にして測定極に正の電圧を印加すると、生成したフェロ
シアン化カリウムの酸化電流が得られ、この電流値は基
質であるエタノール濃度に対応する。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。 《実施例1》実施の形態1の実施例を示す。まず、基板
1の電極系上に、親水性高分子としてカルボキシメチル
セルロース(以下CMCと略す)の0.5wt%水溶液
を滴下し、乾燥させてCMC層を形成した(図示しな
い)。続いて、スペーサとカバーからなるカバー部材の
スリット8の部分に、GDHを200U、NADを33
mgおよび電子受容体のフェリシアン化カリウム66m
gを脱イオン水1mlに溶解させた混合溶液を4μl滴
下し、50℃の温風乾燥器中で10分間乾燥させて試薬
層12を形成した。試薬層を形成した後、カバー部材を
基板1に接着した。
【0014】上記のように作製したグルコースセンサに
試料液としてグルコース水溶液を試料供給口11より供
給した。試料液は毛細管現象によって速やかに空気孔1
0部分まで達し、試薬層12が溶解した。試料を供給し
てから55秒後に、電極系の対極5を基準にして測定極
4に0.5Vのパルス電圧を印加し、5秒後の電流値を
測定したところ、試料液中のグルコース濃度に依存した
応答電流値が得られた。この電流値は基質であるグルコ
ース濃度対応したものであった。このセンサは、ガラス
状になったNADを含む層と電極系が接触している従来
のセンサのように、NADを含む層のクラックによって
試料液中に発生した気泡が電極表面に吸着したりするこ
とがなくなったため、電極の有効面積が減少し、応答電
流値が低下することもなくなり、再現性良く応答を得る
ことが可能となった。さらに、NADとカーボン電極系
が接触している従来のセンサのように、衝突や落下など
の衝撃で電極が剥離するといったセンサの取り扱い上の
不都合が全くなく、試料液中のグルコースを精度よく測
定することが可能であった。
【0015】《実施例2》実施の形態2の実施例を示
す。まず、基板1の電極系上にCMCの0.5wt%水
溶液を滴下し、乾燥させてCMC層を形成した。続いて
CMC層上に、NAD依存型アルコールデヒドロゲナー
ゼ(以下ADHと略す)200U、および電子受容体の
フェリシアン化カリウム66mgを脱イオン水1mlに
溶解させた混合溶液を4μl滴下し、50℃の温風乾燥
器中で10分間乾燥させて第1の試薬層12aを形成し
た。次に、NAD33mgを水1mlに溶解させ、電極
系と試料供給口11の間に滴下し、乾燥させて、第2の
試薬層12bを形成した。続いて、この基板1にスペー
サ7およびカバー9を図1中、一点鎖線で示すような位
置関係をもって順次接着した。
【0016】上記のように作製したアルコールセンサに
試料液としてエタノール水溶液を試料供給口11より供
給した。試料液は毛細管現象によって速やかに空気孔1
0部分まで達し、試薬層12bおよび12aが順次溶解
した。試料を供給してから115秒後に、電極系の対極
5を基準にして測定極4に0.5Vのパルス電圧を印加
し、5秒後の電流値を測定したところ、試料液中のエタ
ノール濃度に依存した応答電流値が得られた。このセン
サも実施例1のセンサと同様に、NADを含む層と電極
系が接触している従来のセンサのように、クラックによ
って試料液中に発生した気泡が電極表面に吸着したりす
ることがなくなったため、電極の有効面積が減少し、応
答電流値が低下することもなくなり、再現性良く応答を
得ることが可能となった。また、電極が剥離するなどの
取り扱い上の不都合はなかった。
【0017】上記の実施例では用いなかったが、試料液
供給路内にジヒドロリポアミドデヒドロゲナーゼ(別名
ジアホラーゼ)を保持させることにより、NADHとフ
ェロシアン化カリウムの反応を促進させる効果が得られ
る。実施例では、補酵素にNADを用いる例のみを説明
したが、NADPでも同様の効果が得られる。また、N
AD依存型酵素としてGDHおよびADHの例を示した
が、本発明は、NAD依存型酵素として広く知られてい
る以下のような酵素を用いるセンサに適用することがで
きる。以下には、酵素と対象の基質との組み合わせで示
す。 アセトンデヒドロゲナーゼ;アセトン、キシリトールデ
ヒドロゲナーゼ;キシリトール、グルタミン酸デヒドロ
ゲナーゼ;グルタミン酸、乳酸デヒドロゲナーゼ;乳
酸、マレイン酸デヒドロゲナーゼ;マレイン酸、ソルビ
トールデヒドロゲナーゼ;ソルビトール。
【0018】
【発明の効果】以上の実施例からも明らかなように本発
明によると、試料液を前処理なしに短時間で簡便に測定
可能となるNAD依存型酵素によるバイオセンサを提供
することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるグルコースセンサの
分解斜視図である。
【図2】同センサの縦断面図である。
【図3】本発明の他の実施例におけるアルコールセンサ
の縦断面図である。
【符号の説明】
1 絶縁性の基板 2、3 リード 4 測定極 5 対極 6 絶縁層 7 スペーサ 8 スリット 9 カバー 10 空気孔 11 試料供給口 12 試薬層 12a 第1の試薬層 12b 第2の試薬層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G01N 27/30 353D (72)発明者 池田 信 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 吉岡 俊彦 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 4B029 AA07 BB16 BB18 CC02 CC03 FA12

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁性の基板上に形成された少なくとも
    測定極および対極を含む電極系、並びに少なくともニコ
    チンアミドアデニンジヌクレオチド依存型酵素および補
    酵素を含む試薬層を具備し、前記補酵素がニコチンアミ
    ドアデニンジヌクレオチドまたはニコチンアミドアデニ
    ンジヌクレオチドリン酸であり、前記試薬層が電極系の
    近傍で、かつ電極系と隔離されていることを特徴とする
    バイオセンサ。
  2. 【請求項2】 試薬層が電子受容体を含む請求項1に記
    載のバイオセンサ。
  3. 【請求項3】 前記電極がカーボン粉末およびバインダ
    ーからなる請求項1または2に記載のバイオセンサ。
  4. 【請求項4】 絶縁性の基板上に形成された少なくとも
    測定極および対極を含む電極系、並びに少なくともニコ
    チンアミドアデニンジヌクレオチド依存型酵素および補
    酵素を含む試薬層を具備するバイオセンサであって、前
    記補酵素がニコチンアミドアデニンジヌクレオチドまた
    はニコチンアミドアデニンジヌクレオチドリン酸であ
    り、前記試薬層が、ニコチンアミドアデニンジヌクレオ
    チド依存型酵素を含む第1の試薬層、および前記補酵素
    層を含む第2の試薬層からなり、第2の試薬層が電極系
    近傍で、かつ電極系と隔離されていることを特徴とする
    バイオセンサ。
  5. 【請求項5】 第1の試薬層および第2の試薬層の少な
    くとも一方が電子受容体を含む請求項4に記載のバイオ
    センサ。
  6. 【請求項6】 前記電極がカーボン粉末およびバインダ
    ーからなる請求項4または5に記載のバイオセンサ。
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