JP2003270053A - シース型熱電対のアダプタ端子 - Google Patents

シース型熱電対のアダプタ端子

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 絶縁性に優れ、組み立てが簡単で、組み立て
時の信頼性を確保しやすいシース型熱電対のアダプタ端
子を得る。 【解決手段】 シース型熱電対のアダプタ端子は、円筒
形の半割状の一対のハーフ2、3により組み立てられる
プラスチック製のケース1と、ケース1の一端の挿入口
から端部がケース1内に挿入され、非円形にカシメられ
た金属スリーブ13により抜け止めされると共に、先端
から熱電対素線12、12が導出されたシース型熱電対
4と、前記ハーフ2、3の他端にそれぞれ形成された凹
部17、23により形成されるケース1の他端の挿入口
から端部がケース1内に挿入され、先端から導出された
導電線15、15が前記ケース1内で熱電対素線12、
12に接続されたケーブル5とを有する。ケース1の内
部に封止樹脂が注入、硬化されて気密にシールされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱電対素線を金属
製のシースで覆い、このシースと内部の熱電対素線との
間にマグネシア粉末等の無機絶縁材を充填してなるシー
ス型熱電対を補償導線等のケーブルに接続したアダプタ
端子に関し、特に、そのシースの端部を気密に封止した
状態でケーブルに接続したシース型熱電対のアダプタ端
子に関する。
【0002】
【従来の技術】熱電対は、温度を電気的に測定するた
め、種々の分野で使用されているが、熱電対素線を金属
製のシースと呼ばれるパイプ状の部材で覆い、このシー
スと内部の熱電対素線との間に無機絶縁材を充填し互い
に絶縁してなる、いわゆる、シース型熱電対が、例えば
特公昭4ー1468号公報等により既に知られている。
【0003】このようなシース型熱電対の端末において
は、シース内部に湿気が侵入することによるシース内部
での絶縁破壊等の不都合が発生することを防止するた
め、シースの端部を気密にシールする必要がある。従来
では、例えば樹脂等によって端末をシールすることが行
われていた。特に、シース型熱電対を補償導線に接続す
るアダプタ端子においては、ステンレス製のスリーブの
中でシース型熱電対と補償導線とを接続し、シースとス
リーブを銀ロウ付けや溶接等の手段でシールすると共
に、固定している。
【0004】このスリーブを用いたアダプタ端子におい
て、スリーブの中で接続された一対づつの熱電対素線と
補償導線との間に絶縁板を挿入し、それら線間の短絡を
防止している。さらに内部の固定と絶縁性の維持のた
め、スリーブの中にエポキシ樹脂等の絶縁材を充填し、
硬化させている。この絶縁材は、スリーブが垂直になる
ように補償導線のケーブルでスリーブを吊り下げた状態
で、上に向いた補償導線側の開口部から前記エポキシ樹
脂等の絶縁材をスリーブ内に充填し、硬化させる手段が
とられている。
【0005】
【発明が解決しようとしている課題】金属製スリーブを
使用したアダプタ端子では、スリーブの加工に手数がか
かり、コスト高になるという課題がある。さらに、金属
製スリーブを用いたアダプタ端子では、熱電対素線や補
償導線がスリーブに接触すると、導体の短絡が起こり、
測定誤差を発生する。また、金属製スリーブとシースを
銀ロウ付けや溶接で接合しているため、接合の際に使用
するフラックスを洗浄する必要がある。加えて、スリー
ブ内にエポキシ樹脂等の絶縁材を充填する工程も手数が
かかり、これらの手数もコスト低減の障害となってい
る。
【0006】本発明は、前記従来の金属製スリーブを使
用したアダプタ端子における課題に鑑み、絶縁性に優
れ、組み立てが簡単で、組み立て時の信頼性を確保しや
すいシース型熱電対のアダプタ端子を提供することを目
的する。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明では、円筒形の半
割状の一対のハーフ2、3により組み立てられるプラス
チック製のケース1を使用し、その内部でシース型熱電
対4の熱電対素線12、12とケーブル5の導電線1
5、15とを接続すると共に、それらそれぞれ接続した
シース型熱電対4の熱電対素線12、12とケーブル5
の導電線15、15とを、一方のハーフ2の中に設けた
仕切10で分離するようにした。さらに、シース型熱電
対4のシース11に非円形にカシメられた金属スリーブ
13を設け、これをハーフ2、3により組み立てられた
ケース1の中に置いた状態で、そのケース1の中に封止
樹脂を注入、硬化させて、シース11の完全な固定と内
部の絶縁を図ったものである。
【0008】すなわち、本発明によるシース型熱電対の
アダプタ端子は、シース型熱電対4のシース11から導
出された熱電対素線12、12をケーブル5の外装被覆
14から導出された導電線15、15に接続したもので
あって、円筒形の半割状の一対のハーフ2、3により組
み立てられるプラスチック製のケース1と、前記ハーフ
2、3の一端にそれぞれ形成された凹部18、24によ
り形成されるケース1の一端の挿入口から端部がケース
1内に挿入され、非円形にカシメられた金属スリーブ1
3により抜け止めされると共に、先端から熱電対素線1
2、12が導出されたシース型熱電対4と、前記ハーフ
2、3の他端にそれぞれ形成された凹部17、23によ
り形成されるケース1の他端の挿入口から端部がケース
1内に挿入され、先端から導出された導電線15、15
が前記ケース1内で熱電対素線12、12に接続された
ケーブル5とを有し、ケース1の内部に封止樹脂が注
入、硬化されて気密にシールされものである。
【0009】このようなシース型熱電対のアダプタ端子
では、プラスチック製のケース1を用いたことにより、
シース型熱電対4の熱電対素線12、12やケーブル5
の導電線15、15がケース1に接触しても、短絡した
り、絶縁特性の低下を来さない。また、ケース1は、円
筒形の半割状の一対のハーフ2、3により組み立てられ
るため、その組み立ても簡単である。さらに、シース型
熱電対4のケース1の中に挿入された先端部が非円形に
カシメられた金属スリーブ13により抜け止めされた状
態で、ケース1の中に封止樹脂が充填、硬化されるた
め、ケース1に対するシース型熱電対4の回り止めも同
時に行える。
【0010】この場合に、少なくとも一方のハーフ2、
3にケース1内で接続された熱電対素線12、12と導
電線15、15を分ける仕切10を設ける。こうするこ
とにより、ケース1とは別に絶縁板等の仕切を使用する
必要もない。加えて、接続したシース型熱電対4の熱電
対素線12、12とケーブル5の導電線15、15とが
仕切10により確実に分離されているかを目で確かめな
がらケース1を組み立てることが出来るので、確実な組
立作業が可能となる。
【0011】導電線15、15を含むケーブル5の断面
外径を楕円形または長円形とすることにより、ケース1
に対するケーブル5の回り止めも行える。さらに、ケー
ブル5の挿入口を形成するため、ハーフ2、3の端部に
それぞれ形成された凹部17、23に前記ケーブル5の
外装被覆14に突き刺さる隆起19、25を形成するこ
とにより、ケース1に対するケーブル5の抜け止めと封
止樹脂の注入時の漏れ防止も行える。
【0012】封止樹脂は、少なくとも一方のハーフ2、
3に樹脂注入口26と空気抜き口27とを設け、一対の
ハーフ2、3がケース1として組み立てられた状態で樹
脂注入口26から同ケース1内に注入し、硬化させる。
こうすることにより、ケース1を縦にして吊り下げなが
ら封止樹脂の注入を行う必要が無く、封止樹脂の注入も
容易となる。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、図面を参照しながら、本発
明の実施の形態について、具体的且つ詳細に説明する。
図1は、本発明のアダプタ端子の一実施形態の全体を示
すものである。シース型熱電対4と補償導線であるケー
ブル5とがケース1の中で接続されている。ケーブル5
の末端で外装被覆から導出されたリード線6、6が導出
され、その端部に測定機器への接続のための端子7、7
が設けられている。
【0014】図2は、ケース1を開いた状態のアダプタ
端子の部分の拡大図である。この図から明らかなよう
に、ケース1はそれを半割状にした一対のハーフ2とハ
ーフ3とから組み立てられる。図2は、同図(A)側に
示したハーフ2側にシース型熱電対4とケーブル5を取
り付けた状態を示している。
【0015】ハーフ2の両端には、それぞれシース型熱
電対4とケーブル5の先端を嵌め込むための凹部18と
凹部17が形成されており、これらの凹部18、17
は、ケース1の組立時に後述する他方のハーフ3の凹部
24、23とそれぞれ適合してシース型熱電対4とケー
ブル5の先端をそれぞれ通す通孔となる。凹部18は、
シース型熱電対4のシース11の外形に適合した半円筒
形である。他方、図3(A)に示すように、ケーブル5
の外装被覆14の断面外形はほぼ楕円形或いは長円形で
あり、これを嵌め込む凹部17もこの外装被覆14の断
面外形に対応した半楕円筒形或いは半長円筒形をなして
いる。この凹部17の中間部には、その周方向にわたっ
て細長い隆起19が形成されている。ケーブル5は、そ
の外装被覆14にこの隆起19が突き刺さるようにして
凹部17に嵌め込まれている。
【0016】ハーフ2の前記凹部17、18の両側は平
坦な面となっており、これらの平坦な面からそれぞれ突
起9、9…が立設されている。ハーフ2の中間部分は基
本的に半円筒形となっており、図2(A)、図3
(B)、図3(C)に示すように、その両側縁には内側
が一段高くなった凸段部8を有する。さらに、このハー
フ2の円筒形の中間部分の中央には、前記ハーフ2の両
縁部分より一段低くなった平坦な部分があり、図2
(A)、図3(C)に示すように、この中央からハーフ
2の長手方向に長い仕切10が起立している。この仕切
10の高さは、前記突段部8が設けられたハーフ2の両
側縁より高い。
【0017】シース型熱電対4は、シース11の中に一
対の熱電対素線12、12を収納し、さらにシース11
の中にマグネシア粉末等の無機絶縁材(図示せず)を充
填し、熱電対素線12、12を絶縁したものである。図
1に示すシース型熱電対素線4の先端部分において、熱
電対素線12、12が互いに接続され、測温接点が形成
されている。
【0018】図2(A)に示すように、このシース型熱
電対4は、そのケーブル5と接続すべき端部において、
シース11から一対の熱電対素線12、12が導出され
ている。この熱電対素線12、12が導出されたシース
11の基部付近に金属スリーブ13が嵌め込まれ、六角
形にカシメられている。
【0019】他方、ケーブル5は樹脂からなる外装被覆
14の中にそれぞれ内装被覆に覆われた補償導線である
一対の導電線15、15を収納したものである。このケ
ーブル5は、前記シース型熱電対4と接続すべき端部に
おいて外装被覆14から内装被覆に覆われた一対の導電
線15、15が導出され、さらにその先で導電線15、
15から内装被覆が除去されている。
【0020】前述のようにしてシース11から導出され
た一対の熱電対素線12、12と、外装被覆14と内装
被覆から導出された一対の導電線15、15とは、金属
スリーブ16、16の両端からその中にそれぞれ嵌め込
まれ、さらにこの金属スリーブ16、16がカシメられ
ることにより、互いに接続されている。
【0021】このようにして接続された状態で、シース
型熱電対4がその前記金属スリーブ13側をハーフ2の
凹部18のすぐ内側に挿入した状態でシース11の部分
がハーフ2の一方の凹部18に嵌め込まれている。さら
に熱電対素線12、12が導出されたシース11の基部
がエポキシ樹脂等からなる接着剤で仮止めされる。
【0022】他方、前記ケーブル5の端部は、前記熱電
対素線12、12に接続した導電線15、15をハーフ
2の内側にして外装被覆14の部分がハーフ2の凹部1
7に嵌め込まれる。この時、外装被覆14に隆起19が
突き刺さるようにして凹部17に嵌め込まれる。図2
(A)、図3(C)に示すように、この状態で、熱電対
素線12、12と導電線15、15の接続部分は、ハー
フ2の中央に設けた仕切10の両側に分けられ、その仕
切10の両側の平坦な部分に載せられる。
【0023】もう一つのハーフ3は、図2(B)に示す
ように、他方のハーフ2と基本的に同様の形状をしてい
る。すなわち、このハーフ3も、その両端部分にそれぞ
れ前記シース型熱電対4のシース11の外形とケーブル
5の外装被覆14の外形に対応した凹部24、23がそ
れぞれ設けられている。これら凹部24、23の径や形
状は、ハーフ2の凹部18、17とそれぞれ同じであ
る。凹部23の中間部には、前記ハーフ2と同様に、そ
の周方向にわたって細長い隆起25が形成されている。
【0024】ハーフ3の前記凹部23、24の両側は平
坦な面となっており、これらの平坦な面には、前記他方
のハーフ2の突起9、9…の位置と形状に対応した穴2
1、21…が設けられている。ハーフ3の中間部分は、
基本的に半円筒形となっており、図2(B)、図3
(D)に示すように、その両側縁は内側が一段低くなっ
た凹段部20を有する。このハーフ3の円筒形の中間部
分の中央には、前記ハーフ3の両縁部分より一段低くな
った平坦な部分があり、図2(B)、図3(D)に示す
ように、この中央に前記ハーフ2の仕切10に対応した
溝22が設けられている。さらに、この平坦な部分の両
端側には、ハーフ3の周壁を貫通する樹脂注入口26と
空気抜き口27とが設けられている。
【0025】このハーフ3を図2(B)の状態から18
0゜反転し、内側を下向きにした状態でハーフ2に位置
合わせし、被せる。さらに、ハーフ2の突起9、9…を
ハーフ3の穴21、21…に嵌め込み、ハーフ2の凸段
部8をハーフ3の凹段部20に嵌め込み、さらにハーフ
2の仕切10をハーフ3の溝22に嵌め込み、両ハーフ
2、3を互いに仮固定し、ケース1として組み立てる。
この状態では、シース型熱電対4のシース11とケーブ
ル5の外装被覆14がそれぞれハーフ3の凹部24と凹
部23に嵌め込まれる。
【0026】さらに、前記ハーフ3の樹脂注入口26か
らケース1の中にエポキシ樹脂等の封止樹脂を充填す
る。この時、空気抜き口27からケース1の内部の空気
が排除されるので、空気抜き口27から封止樹脂の一部
が出てくるまでケース1の中に封止樹脂を充填する。そ
の後この封止樹脂を硬化させる。この封止樹脂はハーフ
2、3を互いに固定する接着剤としての機能も有してお
り、これによりハーフ2、3が完全に固定される。ま
た、封止樹脂はケース1の中のシース型熱電対4やケー
ブル5の先端部分を固定する機能も有し、その硬化によ
りシース型熱電対4やケーブル5の先端部分がケース1
の中に完全に固定される。
【0027】図4と図5は、本発明によるシース型熱電
対のアダプタ端子の他の実施形態を示すものである。こ
の実施形態のシース型熱電対のアダプタ端子は、基本的
に前述のものと同様であり、同じ部分は同じ符号で示し
てある。この実施形態は、シース型熱電対4のシース1
1の外径が前述のものより小さい点が異なっている。こ
のため、図4(A)と図5に示すように、前述した実施
形態におけるシース型熱電対4のシース11の外径と同
じ外形を有し、使用するシース型熱電対4のシース11
の外径と同じ内径を有するスリーブ28を使用し、これ
をシース11の端部に嵌め込んでハーフ2の凹部17に
嵌め込んでいる。こうすることにより、共通したハーフ
2、3を用いて異なるシース11の外径を有するシース
型熱電対4に対応することが出来る。
【0028】前述したアダプタ端子は本発明による一部
の実施形態であり、本発明は必ずしも前述した形態や構
成に限定されるものではない。例えば、仕切10は基本
的にはハーフ2、3の何れか一方から起立させればよい
が、双方のハーフ2、3からハーフ2、2の縁の高さと
同じ高さの仕切10を立ち上げてもよい。また、樹脂注
入口26と空気抜き口27を共に一方のハーフ2、3に
設けることなく、それらをそれぞれ別のハーフ2、3の
設けてもよい。例えば、樹脂注入口26を一方のハーフ
2に設け、空気抜き口27を他方のハーフ3に設けるこ
とも出来る。さらに、シース型熱電対4のシース11の
端部に嵌め込む金属スリーブ13をカシメる形状は六角
形に限らず、それ以外の多角形或いは扁平楕円形等のカ
シメであってもよい。
【0029】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明によれば、絶
縁性に優れ、組み立てが簡単で、組み立て時の信頼性が
確保しやすいシース型熱電対のアダプタ端子を得ること
が出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のアダプタ端子の一実施形態の全体を示
すものである。
【図2】同アダプタ端子のケースを一対のハーフに開
き、そのハーフの内部を示した拡大図である。
【図3】それぞれ図2のA−A、B−B、C−C及びD
−D線断面拡大図である。
【図4】本発明のアダプタ端子の他の実施形態について
ケースを一対のハーフに開き、そのハーフの内部を示し
た拡大図である。
【図5】図4のE−E線断面拡大図である。
【符号の説明】
1 ケース 2 ケースの一方のハーフ 3 ケースの他方のハーフ 4 シース型熱電対 5 ケーブル 11 シース型熱電対のシース 12 シース型熱電対の熱電対素線 13 金属スリーブ 14 ケーブルの被覆 15 ケーブルの導電線 17 ハーフの凹部 18 ハーフの凹部 19 凹部の隆起 23 ハーフの凹部 24 ハーフの凹部 25 凹部の隆起 26 樹脂注入口 27 空気抜き口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小泉 正孝 茨城県高萩市上手綱3333番地の23 助川電 気工業株式会社内 Fターム(参考) 2F056 KC07

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シース型熱電対(4)のシース(11)
    から導出された熱電対素線(12)、(12)をケーブ
    ル(5)の外装被覆(14)から導出された導電線(1
    5)、(15)に接続してなるシース型熱電対のアダプ
    タ端子において、円筒形の半割状の一対のハーフ
    (2)、(3)により組み立てられるプラスチック製の
    ケース(1)と、前記ハーフ(2)、(3)の一端にそ
    れぞれ形成された凹部(18)、(24)により形成さ
    れるケース(1)の一端の挿入口から端部がケース
    (1)内に挿入され、非円形にカシメた金属スリーブ
    (13)により抜け止めされると共に、先端から熱電対
    素線(12)、(12)が導出されたシース型熱電対
    (4)と、前記ハーフ(2)、(3)の他端にそれぞれ
    形成された凹部(17)、(23)により形成されるケ
    ース(1)の他端の挿入口から端部がケース(1)内に
    挿入され、先端から導出された導電線(15)、(1
    5)が前記ケース(1)内で熱電対素線(12)、(1
    2)に接続されたケーブル(5)とを有し、ケース
    (1)の内部に封止樹脂が注入、硬化されて気密にシー
    ルされたことを特徴とするシース型熱電対のアダプタ端
    子。
  2. 【請求項2】 少なくとも一方のハーフ(2)、(3)
    にケース(1)内で接続された熱電対素線(12)、
    (12)と導電線(15)、(15)とを分ける仕切
    (10)を有することを特徴とする請求項1に記載のシ
    ース型熱電対のアダプタ端子。
  3. 【請求項3】 導電線(15)、(15)を含むケーブ
    ル(5)の断面外径が楕円形または長円形であることを
    特徴とする請求項1または2に記載のシース型熱電対の
    アダプタ端子。
  4. 【請求項4】 少なくとも一方のハーフ(2)、(3)
    に樹脂注入口(26)と空気抜き口(27)とを有し、
    前記一対のハーフ(2)、(3)がケース(1)として
    組み立てられた状態で樹脂注入口(26)から同ケース
    (1)内に封止樹脂が注入されることを特徴とする請求
    項1〜3の何れかに記載のシース型熱電対のアダプタ端
    子。
  5. 【請求項5】 ケーブル(5)の挿入口を形成するた
    め、ハーフ(2)、(3)の端部にそれぞれ形成された
    凹部(17)、(23)に前記ケーブル(5)の外装被
    覆(14)に突き刺さる隆起(19)、(25)が形成
    されていることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記
    載のシース型熱電対のアダプタ端子。
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