JP2003269985A - ナビゲーション装置、表示制御方法およびプログラム - Google Patents

ナビゲーション装置、表示制御方法およびプログラム

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JP2003269985A
JP2003269985A JP2002076991A JP2002076991A JP2003269985A JP 2003269985 A JP2003269985 A JP 2003269985A JP 2002076991 A JP2002076991 A JP 2002076991A JP 2002076991 A JP2002076991 A JP 2002076991A JP 2003269985 A JP2003269985 A JP 2003269985A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 使い勝手の良いナビゲーション装置等を提供
することを目的とする。 【解決手段】 ナビゲーション装置において、ユーザに
よって所定の操作がなされると、その時点で表示されて
いる地図の縮尺と表示モードを表示設定として登録す
る。そして、地図の表示中に、ユーザによって表示設定
を変更するための操作が行なわれると、登録されている
表示設定の中からの指定を受け付け、その時点で表示し
ている地図の縮尺と表示モードを、指定された表示設
定、つまり予め登録された縮尺と表示モードに変更す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子地図情報を用
いるナビゲーション装置、ナビゲーション装置における
表示制御方法およびプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上空を軌道とするGPS(Global
Positioning System:全地球測位システム)衛星を利
用して自位置や移動速度をリアルタイムで求めることの
できるナビゲーション装置が、自動車等の移動体搭載用
あるいは携帯用として広く普及している。このようなナ
ビゲーション装置等においては、電子化された地図デー
タが用いられており、この地図データに基づいてモニタ
上に地図が表示され、さらに、GPSで測位された現在
位置やガイド用の移動ルート等が地図上に重ね合わせて
表示される。
【0003】このようなナビゲーション装置において
は、モニタ上に地図を表示する際に様々な縮尺、例えば
6〜10段階の縮尺で表示できるようになっている。ユ
ーザは、表示させたい内容や、好みに応じ、モニタ上に
表示される地図の縮尺を適宜選択する。例えば、ルート
ガイダンスを行うに際してルート全体を確認したい場
合、ルート設定等を行うに当たって自位置と遠方の地点
の位置関係を知りたい場合、ルートガイダンス中に進行
方向前方の情報を得たい場合、土地勘のない地域で特定
の場所(地点)を探す場合等には、地図を広域にわたって
表示することが多い。また、実際の走行中、ルートガイ
ダンスを行う場面等では、道路の形状や交差点、ランド
マーク等を手がかりに得るため、詳細な地図を表示させ
ることが多い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、地図の縮尺
を変える操作は、ユーザが、ナビゲーション装置のモニ
タ上に表示されている縮尺変更用のボタンに触れる、ま
たは、リモートコントローラの縮尺変更用のボタンを押
すことにより行われる。具体的には、縮尺変更用のボタ
ンは、その時点で表示されている地図より広域の地図に
切り替えるためのボタンと、より詳細な地図に切り替え
るためのボタンとの組み合わせで構成され、そのボタン
を一回押す毎に地図の縮尺が一段階変更される。例え
ば、ルートガイダンスを行っている状態では、モニタに
は詳細な地図が表示されている。この状態で、ユーザが
その時点でモニタに表示されている地図には出ていな
い、より前方の情報を得たいと思ったケースでは、ユー
ザは、より広域の地図に切り替えるために縮尺変更用の
ボタンを押して、地図の縮尺を変更する。ところが、ル
ートガイダンスを行っている状態で、ユーザが、ルート
全体を確認したいと思ったとすると、前記のケースと同
様に、広域の地図に切り替えるために縮尺変更用のボタ
ンを押して、地図の縮尺を変更するわけであるが、この
ケースでは、ルート全体が含まれる所望の領域が表示さ
れるまで、縮尺変更用のボタンを、より多い回数押さな
ければならない。さらに、どちらのケースでも、目的を
達成して、地図を元の縮尺に戻すためには、再び、縮尺
変更用のボタンを複数回押さなければならない。このよ
うに、ユーザが状況に応じて希望する縮尺の地図を表示
させるには、縮尺変更用のボタンを複数回押さなければ
ならず、この点においてユーザにとっての使い勝手が良
いとは言いきれなかった。
【0005】ところで、近年では、モニタの開発が進む
に伴い、モニタが大型化している。これによって、大型
の表示画面の広いモニタにおいて、上記したように目的
に応じて地図の縮尺を変更しなくても良いように、拡大
された地図と縮小された地図の二つを同時に表示させる
こともできるようになっている。しかしながら、表示画
面の広いモニタはコストが高い。また、表示されている
縮尺が、ユーザが希望するものでない場合、やはり上記
同様に縮尺変更用のボタンを複数回押して、地図を拡大
しなければならない。
【0006】さらに、モニタ上における地図の表示モー
ドも、今までの平面表示だけでなく、地図を鳥瞰視(い
わゆるバードビュー)した表示モードもあり、地図の縮
尺だけでなく、表示モードも切り替えるような場合に
は、上記したような問題は一層大きな問題となってきて
いる。本発明は、上記のような問題を鑑みてなされたも
ので、より使い勝手の良いナビゲーション装置等を提供
することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記のよう
な課題を解決すべく鋭意検討を行った結果、ナビゲーシ
ョン装置のユーザは、好み等に応じ、複数段階ある中の
特定の(決まった)縮尺を用いることが多いことに着目
した。そこでなされた本発明では、ナビゲーション装置
において、ユーザによって所定の操作がなされると、そ
の時点で表示されている地図の縮尺と表示モードを表示
設定として登録する。そして、地図の表示中に、ユーザ
によって表示設定を変更するための操作が行われると、
登録されている表示設定の中からの指定を受け付け、そ
の時点で表示している地図の縮尺と表示モードを、指定
された表示設定、つまり予め登録された縮尺と表示モー
ドに変更する。
【0008】本発明のナビゲーション装置では、外部か
ら登録操作入力を受け付けたときに、登録処理部にて、
表示部に表示された電子地図の、縮尺、表示モード等の
表示設定を登録する。より詳しくは、登録処理部では、
登録操作入力を受け付けたときに、その時点で表示部に
表示中の電子地図の表示設定を登録する。また、外部か
ら設定変更操作入力を受け付けたときに、表示制御部に
て、表示部に表示中の電子地図を、登録処理部に登録さ
れた表示設定に変更することができる。ここで、表示モ
ードとは、平面地図、鳥瞰地図等の地図の表示形態を示
している。
【0009】本発明にかかるナビゲーション装置におけ
る表示制御方法では、外部から所定の操作がなされたと
きに、表示装置に表示中の電子地図の縮尺、表示モード
等の表示設定情報を取得し、取得された表示設定情報を
登録することを特徴とする。さらに、外部から所定の操
作がなされたときには、登録された表示設定情報を抽出
し、表示装置に表示中の電子地図を、抽出された表示設
定情報に基づいて再表示する。つまり、電子地図を、抽
出された表示設定情報に対応した縮尺や表示モードで表
示するのである。ところで、表示設定情報は、表示設定
識別情報に関連付けて登録することができる。そして、
外部からの所定の操作によって表示設定識別情報の指定
を受け付けると、指定された表示設定識別情報に関連付
けられた表示設定情報を抽出し、これに基づいて電子地
図を再表示するのである。これにより、ユーザは表示設
定識別情報を選択するのみで良い。また、複数の表示設
定識別情報を用いれば、複数の表示設定を登録すること
ができる。
【0010】本発明は、電子地図の表示設定を行うため
の入力を受け付けると、その時点で表示されている電子
地図の縮尺を登録する処理と、電子地図の表示設定を切
り替えるための入力を受け付けると、登録された電子地
図の縮尺を呼び出し、その時点で表示されている電子地
図の縮尺を、呼び出した縮尺に変更する処理とをナビゲ
ーション装置に実行させることを特徴とするプログラム
として捉えることもできる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に示す実施の形態
に基づいてこの発明を詳細に説明する。図1は、本実施
の形態におけるナビゲーション装置の全体構成を説明す
るためのブロック図である。図1に示すように、本実施
の形態におけるナビゲーション装置は、所定の広域エリ
アの地図データが格納された、CD(Compact Disc)−
ROM(Read OnlyMemory)やDVD(Digital Versati
le Disc)−ROM等の記録ディスクを搭載するディス
クドライブ11、地図を表示する液晶表示ディスプレイ
等のモニタからなる表示部(表示装置)12、ガイダン
ス用の音声を出力するスピーカ13、リモートコントロ
ーラやコントロールパネル等の操作部14、システム全
体を制御する制御ブロック16、測位を行う測位ブロッ
ク17、VICS(Vehicle Information and Communic
ation System)情報を受信するアンテナに接続されたV
ICS情報処理部18を備えて構成されている。
【0012】制御ブロック16は、システム全体の制御
や演算処理を行うCPU20、ディスクドライブ11等
を制御する記憶制御装置21、表示部12で表示するデ
ータを制御する表示制御装置(登録処理部、表示制御
部)22、ルートガイダンスを制御するガイダンス制御
装置23、スピーカ13で出力する音声の制御を行う音
声制御装置24、操作部14からの入力信号を制御する
入力制御装置25、DRAM(Dynamic Random Access
Memory)等からなる内部記憶装置としてのメインメモリ
26、ナビゲーション装置を作動させるための所定のプ
ログラムが格納されたROM27を備えている。
【0013】制御ブロック16において、表示制御装置
22では、通常のナビゲーション装置と同様、ディスク
ドライブ11に保持されている記録ディスクに格納され
た地図データに基づく地図と、測位ブロック17の測位
補正部35で得た測位結果(自位置)とを重ね合わせ、
これを表示部12に表示する。
【0014】また、この表示制御装置22では、表示部
12に表示する地図の縮尺を設定する。記録ディスクに
格納された地図データには、複数種の縮尺の地図データ
が格納されている。ユーザが、操作部14を操作するこ
とにより、記録ディスクから読み出す地図データの縮
尺、つまり表示部12に表示させる地図の縮尺を任意に
選択できるようになっている。本実施の形態では、記録
ディスクに、例えば、1/6250、1/12500、
1/25000、1/100000、1/25000
0、1/500000、の計6段階の縮尺の地図データ
が格納されているものとする。また、記録ディスクに格
納された地図データには、通常の平面地図の他に、例え
ば鳥瞰地図(いわゆるバードビューの地図)の二つの表
示モードのためのものがあり、それぞれの表示モードに
ついて、上記したような複数段階の縮尺の地図データが
格納されている。
【0015】測位ブロック17は、GPS衛星から発信
された信号を受信するGPSアンテナ36、GPSアン
テナ36から得た信号に基づいて測位を行うGPS測位
部32、当該ナビゲーション装置が搭載された車両の車
速を検出する車速センサ33、車両の回転変位を検出す
るジャイロセンサ34、車速センサ33およびジャイロ
センサ34で得た検出値に基づいてGPS測位部32で
の測位結果を補正する測位補正部35、を備えている。
【0016】図2は、操作部14としてのリモートコン
トローラ40の外観の一例を示す平面図である。リモー
トコントローラ40は、表示部12に表示される地図の
縮尺を変更するための広域・詳細ボタン41を備えてお
り、「広域」側あるいは「詳細」側に傾倒させることに
よって、縮尺が一段階ずつ切り替わるようになってい
る。
【0017】また、リモートコントローラ40には、例
えば、表示部12にメニューを表示させるためのメニュ
ーボタン42、表示部12への地図の表示範囲を変更
(スクロール)したり、各種操作メニュー等においてカ
ーソルを移動させるため、少なくとも四方(ここでは任
意の全方向)に傾倒可能とされたジョイスティック4
3、選択状態において決定操作を行う決定ボタン44
(ジョイスティック43を押して操作する)等を少なく
とも備えている。そして、このリモートコントローラ4
0は、操作内容に応じた信号を赤外線等でワイヤレス出
力する送信部45を備え、この信号がナビゲーション装
置の受信部(図示無し)において受信され、入力制御装
置25において、その操作内容に応じた処理が実行され
る。
【0018】図1に示すナビゲーション装置では、ユー
ザが操作部14(リモートコントローラ40)を介して
所定の操作を行うことにより、複数段階の縮尺、複数種
の表示モードの中から、ユーザが選定した特定の縮尺と
特定の表示モードを登録することができる。さらに、こ
のナビゲーション装置では、ユーザがリモートコントロ
ーラ40を介して所定の操作を行うことにより、登録し
た特定の縮尺、特定の表示モードの地図への切り替え
(呼び出し)を迅速に行うことができるようになってい
る。より具体的には、ユーザは、自分の好みの特定の縮
尺、特定の表示モードの地図がナビゲーション装置の表
示部12に表示されている状態で、リモートコントロー
ラ40で所定の操作を行う。すると、表示制御装置22
では、その時点における地図の縮尺と表示モードとを登
録する。このとき、ナビゲーション装置では、ユーザが
登録した特定の縮尺と表示モードとを関連付け、メイン
メモリ26等に格納する。このような縮尺と表示モード
の登録は、1種類のみならず、2種類以上行うことも可
能である。このような場合、例えば“1”、“2”等と
いった登録番号(表示設定識別情報)と縮尺、表示モー
ドを関連付けてメインメモリ26等に格納しておく。ま
た、表示部12に、ある縮尺、表示モードの地図が表示
されている状態で、ユーザがリモートコントローラ40
において、予め登録された地図の縮尺と表示モードを指
定する操作を行うと、表示制御装置22では、メインメ
モリ26等を参照し、指定された縮尺と表示モードに地
図の表示を切り替える。このとき、ユーザは、例えば
“1”、“2”等といった登録番号を選択すれば、表示
制御装置22が、その登録番号に関連付けられている縮
尺および表示モードをメインメモリ26等から呼び出
し、表示部12における地図の表示を切り替える。
【0019】このような縮尺および表示モードの登録、
あるいは地図の表示の切り替えを行うため、表示制御装
置22では、リモートコントローラ40で所定の操作が
行われたときに、「表示設定」、「表示呼出」等といっ
たメニューを表示部12に表示させる。図3は、このよ
うな所定操作、例えばメニューボタン42がユーザによ
り押されてメニュー表示が要求されたときに、その時点
で表示部12に表示されている地図に重ねて表示される
メニュー50の例を示している。本実施の形態では、メ
ニュー50には、地点を登録するための「地点登録」、
目的地点までの経路を探索するための「経路探索」、地
図の縮尺と表示モードを登録するための「表示設定」、
登録された表示設定に基づいて地図を表示させるための
「表示呼出」、がメニュー項目として含まれる。ユーザ
はメニュー50においてジョイスティック43を押すこ
とで実行したい指示を選択し、決定ボタン44を押すこ
とで決定することができる。これらのメニュー50の中
から「表示設定」が指定されたときには上記したような
縮尺および表示モードの登録、「表示呼出」が指定され
たときには登録された縮尺および表示モードへの地図の
切り替え、を行うようになっている。
【0020】図4は、上記したようなナビゲーション装
置における処理の流れを説明する図である。ナビゲーシ
ョン装置において、操作部14を介し所定の操作が行わ
れた場合、図3に示したようなメニュー50を、その時
点で表示部12に表示されている地図上に表示する。そ
して、このメニュー50が表示されている状態で、「地
点登録」、「経路探索」、「表示設定」、「表示呼出」
のいずれかを選択する入力が操作部14においてなされ
たか否かを入力制御装置25において判断する(ステッ
プS101)。所定時間内に入力はないと判断した場
合、本処理を終了する。
【0021】一方、入力があったと判断した場合、その
入力は「表示設定」を指示するものであるか否かを判断
する(ステップS102)。ステップS102において
「表示設定」が選択された場合、表示制御装置22は、
図5に示すように、表示登録を行うか否かをユーザに問
うウィンドウ51を地図上に表示させる。このウィンド
ウ51に対して、ユーザによりリモートコントローラ4
0を介して登録番号が選択され、さらに表示設定を登録
する旨の選択がされると、その時点で表示部12に表示
されている地図の表示設定、つまり地図の縮尺と表示モ
ード(平面地図or鳥瞰地図)を、選択された登録番号
に関連付け、メインメモリ26に登録する(ステップS
103)。ステップS103が完了すると、表示制御装
置22では、登録された旨をユーザに伝えるため、図6
に示すような表示画面を表示し、本処理を終了する。
【0022】一方、ステップS102において、リモー
トコントローラ40を介したユーザによる入力は、「表
示設定」を指示するものではないと判断した場合、表示
制御装置22は、次に、その入力が「表示呼出」を指示
するものであるか否かを判断する(ステップS10
4)。
【0023】図7に示すように、メニュー50におい
て、「表示呼出」が選択された場合、ステップS104
では、「表示呼出」を指示するものであると判断され
る。すると、表示制御装置22では、図8に示すよう
に、「表示呼出」を希望する登録番号をユーザに問い合
わせるウィンドウ52を表示する。それに対してユーザ
により登録番号が選択されると、表示制御装置22で
は、登録番号に関連付けられた地図の縮尺と表示モード
を、表示設定としてメインメモリ26等から抽出する
(ステップS105)。そして、表示制御装置22で
は、ステップS105において抽出された表示設定に基
づき、表示部12に表示される画面の表示を、抽出され
た表示設定に対応した地図の縮尺と表示モードに変更す
る(ステップS106)。例えば、図7に示すように、
縮尺が1/6250であり表示モードが鳥瞰表示である
地図上に示されたメニュー50において、「表示呼出」
が選択され、ステップS105において、図8に示すよ
うに登録番号「1」が指定されると、表示部12に表示
される地図は、図9に示すように、登録番号が「1」
の、縮尺が1/12500で、表示モードが平面表示で
ある地図に変更される。
【0024】また、ステップS104において、「表示
呼出」を指示するものではないと判断した場合、入力に
より指定されたその他の処理、つまり「地点登録」や
「経路探索」の処理を行ない(ステップS107)、本
処理を終了する。なおここで、「地点登録」や「経路探
索」の処理については、適宜プログラムを用いれば良い
ので、ここでは詳細な説明を省略する。以上のようにし
て本処理を終了する。
【0025】このように、本実施の形態におけるナビゲ
ーション装置では、ユーザが好みの縮尺と地図の表示モ
ードを登録することができ、また登録された縮尺と地図
の表示モードをメニュー50の「表示呼出」において登
録番号を指定するだけで簡単に呼び出すことができる。
したがって、例えば目的地点を確認する等のために広域
の地図を鳥瞰地図で表示している状態で、詳細な地図を
平面地図で表示させたい場合、広域・詳細ボタン41等
を多数回押し、縮尺を変更するとともに、地図の表示モ
ードを平面に変更する作業を必要としていた従来の技術
と比較して、本実施の形態のナビゲーション装置では、
ボタンを押す回数が少なく短時間で簡単に好みの表示設
定で地図を表示させることができる。
【0026】また、本実施の形態における表示設定の登
録では、登録番号毎に異なる縮尺と表示モードを登録す
ることができる。したがって、ユーザは、予め登録した
複数の表示モードの中から、その時点で表示部12に表
示させたい内容等に応じ、地図の表示設定を簡単に切り
替えることが可能となる。なお、このように、希望する
表示設定を簡単に変えることができるので、従来のよう
に表示設定の異なる二つの地図を並べて表示させなくと
も、表示面積の少ない低コストな表示部12を用い、ユ
ーザに対して使い勝手の良いナビゲーション装置を提供
することができる。
【0027】なお、上記実施の形態で示した処理の流れ
は、あくまでも一例であり、同様の処理を行うことがで
きるのであれば、その順序等は変更しても何ら支障は無
い。また、上記実施の形態で示したような処理を行うプ
ログラムとして提供することも可能であり、さらに、こ
のプログラムは、以下のような記憶媒体の形態とするこ
ともできる。すなわち、記憶媒体としては、上記したよ
うなプログラムを、CD−ROM、DVD、半導体メモ
リを含む各種メモリ、ハードディスク等の記憶媒体に、
ナビゲーション装置等のコンピュータ装置が読み取り可
能に記憶させれば良い。これ以外にも、本発明の主旨を
逸脱しない限り、上記実施の形態で挙げた構成を取捨選
択したり、他の構成に適宜変更することが可能である。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ナビゲーション装置の使い勝手を向上させることが可能
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施の形態におけるナビゲーション装置の
全体構成を説明するためのブロック図である。
【図2】 操作部としてのリモートコントローラの外観
の一例を示す平面図である。
【図3】 メニューが地図上に表示された表示画面の一
例を示す図である。
【図4】 ナビゲーション装置における処理の流れを説
明する図である。
【図5】 表示登録が地図上に表示された表示画面の一
例を示す図である。
【図6】 登録した旨を通知する表示が地図上にされた
表示画面の一例を示す図である。
【図7】 メニューが地図上に表示された表示画面の一
例を示す図である。
【図8】 表示呼出が地図上に表示された表示画面の一
例を示す図である。
【図9】 表示設定が変更された地図を表示する表示画
面の一例を示す図である。
【符号の説明】
12…表示部(表示装置)、14…操作部、16…制御
ブロック、17…測位ブロック、18…VICS情報処
理部、20…CPU、22…表示制御装置(登録処理
部、表示制御部)、26…メインメモリ、40…リモー
トコントローラ、41…広域・詳細ボタン、42…メニ
ューボタン、43…ジョイスティック、44…決定ボタ
フロントページの続き Fターム(参考) 2C032 HB03 HB22 HB23 HC08 HC15 HC23 HC24 HC31 HD21 HD30 2F029 AA02 AB01 AB07 AC02 AC14 AC18 AC19 5H180 AA01 BB13 CC12 FF04 FF05 FF22 FF25 FF27 FF33

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 測位された現在位置と、地図データに基
    づく電子地図とを表示部に表示するナビゲーション装置
    であって、 外部から登録操作入力を受け付けたときに、前記表示部
    に表示された電子地図の表示設定を登録する登録処理部
    と、 外部から設定変更操作入力を受け付けたときに、前記表
    示部に表示中の電子地図を前記登録処理部に登録された
    表示設定に変更する表示制御部と、を備えることを特徴
    とするナビゲーション装置。
  2. 【請求項2】 前記登録処理部は、表示設定として、電
    子地図の縮尺と表示モードを登録することを特徴とする
    請求項1記載のナビゲーション装置。
  3. 【請求項3】 測位された現在位置と、地図データに基
    づく電子地図とを表示装置に表示させるナビゲーション
    装置における表示制御方法であって、 外部から所定の操作がなされたときに、前記表示装置に
    表示中の電子地図の表示設定情報を取得する取得ステッ
    プと、 前記取得ステップで取得された前記表示設定情報を登録
    する登録ステップと、を有することを特徴とする表示制
    御方法。
  4. 【請求項4】 前記取得ステップでは、前記表示装置に
    表示中の電子地図の縮尺と表示モードを前記表示設定情
    報として取得することを特徴とする請求項3記載の表示
    制御方法。
  5. 【請求項5】 外部から所定の操作がなされたときに、
    登録された前記表示設定情報を抽出する抽出ステップ
    と、 前記表示装置に表示中の電子地図を、抽出された前記表
    示設定情報に基づいて再表示する再表示ステップと、を
    さらに有することを特徴とする請求項3記載の表示制御
    方法。
  6. 【請求項6】 前記登録ステップでは、前記表示設定情
    報を表示設定識別情報に関連付けて登録し、 前記抽出ステップでは、外部からの所定の操作によって
    前記表示設定識別情報の指定を受け付けた後、指定され
    た前記表示設定識別情報に関連付けられた前記表示設定
    情報を抽出することを特徴とする請求項5記載の表示制
    御方法。
  7. 【請求項7】 ナビゲーション装置に実行させるプログ
    ラムであって、 電子地図の表示設定を行うための入力を受け付けると、
    その時点で表示されている電子地図の縮尺を登録する処
    理と、 前記電子地図の表示設定を切り替えるための入力を受け
    付けると、登録された前記電子地図の縮尺を呼び出し、
    その時点で表示されている電子地図の縮尺を、呼び出し
    た前記縮尺に変更する処理と、を前記ナビゲーション装
    置に実行させることを特徴とするプログラム。
  8. 【請求項8】 前記登録する処理では、前記電子地図の
    前記縮尺とともに当該電子地図の表示モードを登録し、 前記変更する処理では、その時点で表示されている電子
    地図の縮尺および表示モードを、登録された前記縮尺お
    よび前記表示モードに変更する処理をさらに前記ナビゲ
    ーション装置に実行させることを特徴とする請求項7記
    載のプログラム。
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JP2007286158A (ja) * 2006-04-13 2007-11-01 Xanavi Informatics Corp ナビゲーション装置

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