JP2003269734A - 空調給湯システムおよび切替装置 - Google Patents

空調給湯システムおよび切替装置

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JP2003269734A
JP2003269734A JP2002067819A JP2002067819A JP2003269734A JP 2003269734 A JP2003269734 A JP 2003269734A JP 2002067819 A JP2002067819 A JP 2002067819A JP 2002067819 A JP2002067819 A JP 2002067819A JP 2003269734 A JP2003269734 A JP 2003269734A
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heat
hot water
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Akira Tanaka
昭 田中
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    • F24S10/00Solar heat collectors using working fluids
    • F24S10/80Solar heat collectors using working fluids comprising porous material or permeable masses directly contacting the working fluids
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 化石燃料の消費量を低減しつつ空調および給
湯を別個独立して行う。 【解決手段】 屋外器2と、貯水槽3と、空気と水と間
で熱交換する熱交換器と、熱交換器および貯水槽3の間
で水を循環させるポンプと、空気を送風する送風機と、
送風先を切り替える切替機構とを備えて空調および給湯
を可能に構成され、屋外器2は、空気導入用の導入口2
aおよび空気排出用の排出口2bを備え太陽光Lを吸熱
した熱によって空気を加熱可能に構成され、切替機構
は、屋外器2によって加熱された空気を居室ID1〜I
D4に送風すると共に外気を屋外器2に送風する第1の
切替状態と、屋外器2によって加熱された空気を熱交換
器に送風すると共に熱交換器を通過した空気を屋外器2
に送風する第2の切替状態と、外気を熱交換器に送風す
ると共に熱交換器を通過した空気を居室に送風する第3
の切替状態とのいずれかに切替え可能に構成されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、居室の空調および
給湯を可能に構成された空調給湯システムに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】この種の空調給湯システムとして、特開
平9−72555号公報に開示された浴室の暖房装置が
従来から知られている。この暖房装置(1)は、浴槽
(4)に給湯するための湯を沸かす給湯器(3)と、給
湯器の運転時に排出される廃ガスの熱(廃熱)によって
外気を加熱して浴室(2)に送風する廃熱交換ユニット
(5)とを備えている。この暖房装置では、給湯に際し
て給湯器を運転したときに、その廃ガスが廃熱交換ユニ
ットに案内される。この際に、廃熱交換ユニットは、外
気を導入して廃ガスと熱交換(廃熱によって外気を加
熱)した後に浴室に送風する。これにより、給湯器によ
って浴槽に湯が給湯されると共に、廃熱交換ユニットに
よって浴室内が暖房される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の暖房
装置には、以下の問題点がある。すなわち、従来の暖房
装置では、給湯器によって湯を沸かしつつ、その廃熱を
利用して浴室内を暖房するため、灯油やガスなどの化石
燃料を燃焼させるタイプの給湯器を採用する必要があ
る。このため、給湯、および居室(浴室)の暖房に際し
て、貴重な資源(化石燃料)が消費されるという問題点
がある。また、この暖房装置では、廃熱交換ユニットが
給湯器の廃熱を利用して外気を加熱するため、居室を暖
房するには給湯器を運転する必要がある。この場合、こ
の種の給湯器は、湯を沸かさずに空焚きした場合には、
故障し易いため、居室の暖房に際しては、給湯の要否を
問わず常に湯を沸かす必要がある。したがって、この暖
房装置には、給湯が不要で、居室の暖房のみが必要なと
きであっても、常に湯を沸かすことに起因して、貴重な
資源を必要以上に浪費するという問題点がある。
【0004】本発明は、かかる問題点に鑑みてなされた
ものであり、貴重な化石燃料などの消費量を低減すると
共に居室の空調および給湯を別個独立して行い得る空調
給湯システムを提供することを主目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく請
求項1記載の空調給湯システムは、屋外に設置されて送
風された空気を加熱する屋外器と、給湯用の水を貯水可
能に構成された貯水槽と、前記空気および前記水の相互
間で熱交換する熱交換器と、当該熱交換器および前記貯
水槽の間で前記水を循環させるポンプと、前記空気を送
風する送風機と、前記空気の送風先を切り替える切替機
構とを備えて居室の空調および給湯を可能に構成された
空調給湯システムであって、前記屋外器は、前記送風さ
れた空気を導入するための導入口および当該導入した空
気を排出するための排出口が形成されると共に受光した
太陽光の熱を吸熱して当該吸熱した熱によって当該空気
を加熱可能に構成され、前記切替機構は、前記屋外器に
よって加熱された前記空気を前記居室に送風すると共に
当該居室を通過した空気または外気を当該屋外器に送風
する第1の切替状態と、前記屋外器によって加熱された
前記空気を前記熱交換器に送風すると共に当該熱交換器
を通過した空気を当該屋外器に送風する第2の切替状態
と、前記居室内の空気または前記外気を前記熱交換器に
送風すると共に当該熱交換器を通過した空気を当該居室
に送風する第3の切替状態とのいずれかの切替状態に切
替え可能に構成されている。
【0006】請求項2記載の空調給湯システムは、請求
項1記載の空調給湯システムにおいて、前記屋外器は、
少なくとも一面が光透過性材料で形成された容器体と、
前記空気を通過させるための複数の微細通気孔が形成さ
れて前記容器体内に別個独立した複数の内部空間を形成
するように当該容器体内に取り付けられた吸熱板とを備
え、前記導入口から導入した前記空気が前記微細通気孔
を通過して前記排出口側の前記内部空間に移動する際に
前記吸熱板が吸熱している熱によって当該空気を加熱す
る。
【0007】請求項3記載の空調給湯システムは、請求
項1または2記載の空調給湯システムにおいて、前記ポ
ンプおよび前記送風機を制御する制御部を備え、当該制
御部は、前記切替機構が前記第1の切替状態に切り替え
られたときに前記ポンプを停止させた状態で前記送風機
を作動させ、当該切替機構が前記第2および第3の切替
状態に切り替えられたときに前記送風機および前記ポン
プの双方を作動させる。
【0008】請求項4記載の空調給湯システムは、請求
項1から3のいずれかに記載の空調給湯システムにおい
て、前記貯水槽内の前記水を前記熱交換器とは別個独立
して加熱する加熱手段を備えている。
【0009】請求項5記載の空調給湯システムは、請求
項4記載の空調給湯システムにおいて、前記加熱手段
は、深夜電力、ガスまたは石油を利用して前記水を加熱
する。
【0010】請求項6記載の空調給湯システムは、請求
項5記載の空調給湯システムにおいて、前記貯水槽が深
夜電力温水器を用いて構成されている。
【0011】請求項7記載の空調給湯システムは、請求
項1から6のいずれかに記載の空調給湯システムにおい
て、前記屋外器は、前記導入した空気の熱を大気に放熱
可能に構成されている。
【0012】請求項8記載の空調給湯システムは、請求
項1から7のいずれかに記載の空調給湯システムにおい
て、前記空気の通過を可能に構成されると共に当該空気
の熱を吸熱して蓄熱する蓄熱媒体が収容された蓄熱槽を
備え、前記切替機構は、前記第1から第3の切替状態
と、前記屋外器を通過した空気を前記蓄熱槽に送風する
と共に当該蓄熱槽を通過した空気を当該屋外器に送風す
る第4の切替状態と、前記居室内の空気または前記外気
を前記蓄熱槽に送風すると共に当該蓄熱槽を通過した空
気を当該居室に送風する第5の切替状態とのいずれかの
切替状態に切替え可能に構成されている。
【0013】請求項9記載の切替装置は、請求項1から
7のいずれかに記載の空調給湯システムにおける前記切
替機構として使用可能に構成された切替装置であって、
前記屋外器の前記排出口に連結される第1の導風管に連
通させられる第1の本体側通気孔、前記送風機の吸入口
に連結される第2の導風管に連通させられる第2の本体
側通気孔、前記送風機の吐出口に連結される第3の導風
管に連通させられる第3の本体側通気孔、前記空気を前
記居室に導風する第4の導風管に連通させられる第4の
本体側通気孔、前記居室を通過した前記空気または前記
外気を導風する第5の導風管に連通させられる第5の本
体側通気孔、前記熱交換器に前記空気を導風する第6の
導風管に連通させられる第6の本体側通気孔、前記熱交
換器を通過した前記空気を導風する第7の導風管に連通
させられる第7の本体側通気孔、前記屋外器の前記導入
口に連結される第8の導風管に連通させられる第8の本
体側通気孔が一面における同一円上に等間隔で順に形成
された切替装置本体と、前記第2の切替状態に切り替え
られた状態で、前記第1の本体側通気孔に連通させられ
る第1のドラム側通気孔、前記第2の本体側通気孔に連
通させられる第2のドラム側通気孔、前記第3の本体側
通気孔に連通させられる第3のドラム側通気孔、前記第
6の本体側通気孔に連通させられる第4のドラム側通気
孔、前記第7の本体側通気孔に連通させられる第5のド
ラム側通気孔および前記第8の本体側通気孔に連通させ
られる第6のドラム側通気孔が前記同一円上に形成され
ると共に前記第1および前記第2のドラム側通気孔を連
通させるための第1の連通管、前記第3および前記第4
のドラム側通気孔を連通させるための第2の連通管、並
びに前記第5および前記第6のドラム側通気孔を連通さ
せるための第3の連通管を備えて前記同一円の中心を回
転軸として前記切替装置本体における前記一面に回転自
在に取り付けられたドラムと、当該ドラムを回転させる
回転機構とを備えている。
【0014】請求項10記載の切替装置は、請求項9記
載の切替装置において、前記熱交換器および前記送風機
が前記切替装置本体内に収納されると共に、当該切替装
置本体内で、前記第2の本体側通気孔と前記送風機の前
記吸入口とが前記第2の導風管によって連結され、前記
第3の本体側通気孔と前記送風機の前記吐出口とが前記
第3の導風管によって連結され、前記第6の本体側通気
孔と前記熱交換器とが前記第6の導風管によって連結さ
れ、前記第7の本体側通気孔と前記熱交換器とが前記第
7の導風管によって連結されている。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明に係る空調給湯システムの実施の形態について説明す
る。
【0016】最初に、本発明の実施の形態に係る空調給
湯システム1について、図面を参照して説明する。
【0017】空調給湯システム1は、図1に示すよう
に、一例として住宅Hに設置されて居室ID1〜ID4
(以下、区別しないときには「居室ID」ともいう)の
冷暖房および給湯を可能に構成された太陽熱利用の空調
給湯システムであって、屋外器2、貯水槽3、切替ユニ
ット4、操作部5および熱交換型換気扇6を備えてい
る。屋外器2は、図2に示すように、ケース21および
吸熱板22,22・・を備え、住宅Hにおける屋根の上
(屋外OD)に設置されている。この場合、ケース21
は、本発明における容器体に相当し、例えばアルミ材や
ステンレス材によって箱体に形成されている。このケー
ス21には、空気を導入するための導入口2aと、導入
した空気を排出するための排出口2bとが形成されると
共に、設置状態で上面となる面(本発明における一面)
に太陽光Lをケース21内に入光させるための開口部2
cが形成されている。この場合、開口部2cには、太陽
光Lを透過可能なガラス板23が嵌め込まれている。ま
た、ケース21の底面には、断熱材24が取り付けられ
ている。
【0018】吸熱板22は、例えばアルミ板で形成さ
れ、太陽光Lの熱(太陽熱)を吸熱し易いように表面が
黒色に塗装されると共に導入口2aから導入された空気
を通過させるための微細通気孔(一例として、直径が
1.5mm程度の孔や、スリット)が無数に形成されて
いる。この吸熱板22は、太陽光Lを受光し易いように
ケース21に対して傾斜させられて、その一辺がケース
21の内底面に密着させられると共に他辺がガラス板2
3に密着させられた状態でケース21内に取り付けられ
ている。したがって、この吸熱板22,22・・とケー
ス21とによって、ケース21の内部に複数の内部空間
S1〜S5が形成されている。また、排出口2bに最も
近い吸熱板22の裏面(内部空間S1)には、屋外器2
内の温度を検出するための温度センサ25が配設されて
いる。
【0019】貯水槽3は、深夜電力を利用して水を加熱
可能に構成された深夜電力温水器であって、図3に示す
ように、給電部7によって供給される電力によって水を
加熱するヒータ8と、貯えられている水を熱交換器34
との間で循環させるポンプ9とを備えている。この貯水
槽3は、図1に示すように、居室ID2に給湯するため
の給湯管17と、水(水道水)を導入するための上水道
管18とが配管されて住宅Hの屋根裏部屋LFに設置さ
れている。なお、深夜電力温水器(貯水槽3)の構成に
ついては公知であるため、その詳細な説明を省略する。
また、給湯管17には、居室ID2に給湯する水を再加
熱するための昇温器19が取り付けられている。この昇
温器19は、給湯された湯が予め設定された温度以上の
ときには加熱を行わずに通過させ、給湯された湯が予め
設定された温度を下回っているときには例えばガスを燃
焼させてその湯を加熱する。
【0020】切替ユニット4は、本発明における切替装
置に相当し、図3に示すように、切替機構32、ファン
33、熱交換器34および制御部35を備えている。こ
の場合、図4に示すように、ファン33、熱交換器34
および制御部35は、ケース31に収納されている。こ
のケース31は、本発明における切替装置本体の筐体で
あって、その上面には、導風管11〜14(図1参照)
を取り付けるための導風管取付部41〜44が配設され
ている。この場合、導風管11〜14は、それぞれ本発
明における第1の導風管、第4の導風管、第5の導風管
および第8の導風管に相当し、図1に示すように、導風
管11が屋外器2の排出口2bに連結され、導風管12
が居室IDの吹出口に連結され、導風管13が熱交換型
換気扇6を介して居室IDに連結され、導風管14が屋
外器2の導入口2aに連結されている。なお、熱交換型
換気扇6は、居室IDの吸込口および導風管13を介し
て吸入された居室ID内の空気を屋外ODに排出すると
共に屋外ODの空気(外気)を導入し、その際に、居室
ID内の空気と外気との間で熱交換する。したがって、
切替ユニット4には、熱交換型換気扇6によって導入さ
れて室内ID内の空気と熱交換された外気が導風され
る。また、図4に示すように、ケース31の側面には、
貯水槽3内の水を熱交換器34に案内する連結管15
(図1,3参照)を取り付けるための連結管取付部45
と、熱交換器34を通過した水を貯水槽3に案内する連
結管16(図1,3参照)を取り付けるための連結管取
付部46とが配設されている。
【0021】切替機構32は、図3に示すように、ケー
ス31に設けられた切替ステージ51と、切替ステージ
51上に回転可能に取り付けられるドラム52と、ケー
ス31(切替ステージ51)に対してドラム52を回転
させるためのモータ(本発明における回転機構)Mとを
備えている。切替ステージ51には、図4に示すよう
に、それぞれ本発明における第1から第8の本体側通気
孔に相当する孔51a〜51hがケース31の上面にお
ける同一円上に等間隔で順に形成されると共に、その同
一円の中心には、モータMの回転軸を挿通させるための
挿通孔Xが形成されている。この場合、孔51aは、ダ
クト53aを介して導風管取付部41に連通させられ、
孔51bは、ダクト53b(本発明における第2の導風
管)を介してファン33の吸入口に連通させられ、孔5
1cは、ダクト53c(本発明における第3の導風管)
を介してファン33の吐出口に連通させられ、孔51d
は、ダクト53dを介して導風管取付部42に連通させ
られ、孔51eは、ダクト53eを介して導風管取付部
43に連通させられ、孔51f,51gは、それぞれダ
クト53f,53g(本発明における第6および第7の
導風管)を介して熱交換器34の内部に連通させられ、
孔51hは、ダクト53hを介して導風管取付部44に
連通させられている。
【0022】ドラム52は、全体として円柱状に形成さ
れ、モータMによって切替ステージ51に対して90°
ずつ回転させられることにより、切替ステージ51と相
俟って空気の送風先を切り替える。このドラム52に
は、それぞれ本発明における第1から第6のドラム側通
気孔に相当する孔52a〜52fがその下面の同一円上
に形成されている。この場合、孔52a,52bは、本
発明における第1の連通管に相当するダクト54aを介
して互いに連通し、孔52c,52dは、本発明におけ
る第2の連通管に相当するダクト54bを介して互いに
連通し、孔52e,52fは、本発明における第3の連
通管に相当するダクト54cを介して互いに連通してい
る。なお、ドラム52の下面と切替ステージ51の上面
との間には、ファン33によって送風する空気の漏出を
阻止するためのシーリング(図示せず)が配設されてい
る。
【0023】ファン33は、本発明における送風機に相
当し、制御部35の制御下で空気を送風する。熱交換器
34は、ファン33によって送風される空気とポンプ9
によって圧送される貯水槽3内の水との相互間で熱交換
する。制御部35は、操作部5の操作状態と温度センサ
25によって検出された屋外器2内の温度とに基づいて
ファン33およびモータMの動作を制御する。操作部5
は、空調給湯システム1の運転状態を切替え操作するた
めの複数のスイッチを備え、図1に示すように、一例と
して居室ID1に設置されている。
【0024】次に、空調給湯システム1による居室ID
の暖房および給湯用の水の加熱方法について、図面を参
照して説明する。
【0025】この空調給湯システム1では、屋外ODに
設置された屋外器2が太陽光Lを受光することにより、
吸熱板22,22・・がガラス板23を透過した太陽光
Lの熱を吸熱する。この際に、制御部35は、一例とし
て温度センサ25による検出温度が30℃を超えたとき
に、モータMを駆動してドラム52を回転させることに
より、図5に示すように、切替ステージ51の孔51a
〜51c,51f〜51hと、ドラム52の孔52a〜
52fとをそれぞれ連通させる。この際には、導風管1
1、ダクト53a,54a,53bからなる送風路61
と、ダクト53c,54b,53fからなる送風路62
と、ダクト53g,54c,53hおよび導風管14か
らなる送風路63とによって、屋外器2、ファン33お
よび熱交換器34が連通する(本発明における第2の切
替状態)。次に、制御部35は、ファン33を作動させ
ることにより、送風路61〜63を介して屋外器2と熱
交換器34との間で空気を循環させる。この際には、ま
ず、送風路61内の空気がファン33によって吸引され
ることにより、屋外器2における内部空間S1の空気が
図2の矢印Aの向きで排出口2bからファン33に向か
って移動する。これに応じて、各吸熱板22,22・・
の微細通気孔を介して内部空間S2〜S5の空気が矢印
Bの向きで内部空間S1〜S4に移動すると共に、新た
な空気が導風管14を介して矢印Cの向きで内部空間S
5に導入される。この際に、内部空間S5〜S2の空気
が微細通気孔を通過するときに吸熱板22の熱を奪うこ
とによって加熱される。次いで、この加熱された空気
は、ファン33によって送風路62を介して熱交換器3
4に送風される。
【0026】次に、制御部35は、熱交換器34に送風
された空気が貯水槽3内の水よりも例えば6℃以上高温
となったときに、ポンプ9を作動させて貯水槽3と熱交
換器34との間で水を循環させる。この際に、ファン3
3によって送風される高温の空気と、ポンプ9によって
連結管15を介して圧送される低温の水とが熱交換器3
4内部で熱交換することにより、圧送される水が加熱さ
れる。この後、熱交換器34内で加熱された水は、連結
管16を介して貯水槽3内に移動させられて一旦貯水さ
れた後、繰り返し熱交換器34に圧送されてさらに加熱
される。また、熱交換器34内で温度を低下させられた
空気は、送風路63を介して屋外器2に送風され、導入
口2aから内部空間S5に導入されて内部空間S4〜S
1に順次移動させられる。この際に、吸熱板22,22
によって加熱された空気は、送風路61,62を介して
熱交換器34に再び送風される。
【0027】このように、屋外器2および熱交換器34
の間での空気の循環と、貯水槽3および熱交換器34の
間での水の循環とを所定時間連続して行うことにより、
貯水槽3内の水が30〜60℃(太陽光Lの照射量が多
いときには80℃以上)に加熱される。この場合、制御
部35は、住人が操作部5を操作することによって給湯
不要または暖房開始の設定を行なったときを除いて、屋
外器2内の温度と貯水槽3内の水の温度とに応じて貯水
槽3内の水を自動的に加熱する。この状態で、居室ID
2の蛇口を捻ることにより、給湯管17を介して貯水槽
3内の湯が浴槽に給湯される。この際に、昇温器19
は、給湯管17を介して給湯された湯の温度を検出し、
湯の温度が設定温度以上のときには加熱を行わずに通過
させ、湯の温度が設定温度を下回っているときにはガス
を燃焼させて加熱する。これにより、降雨時などに屋外
器2による貯水槽3内の水に対する加熱が十分でないと
きであっても、高温の湯を給湯することができる。この
場合、昇温器19によって水道水を加熱して給湯するの
と比較して、給湯管17を介して給湯される湯がたとえ
僅かであっても屋外器2によって暖められているため、
水の加熱に要するガスの使用量を十分に低減することが
できる。
【0028】一方、居室IDを暖房する際には、まず、
制御部35が、温度センサ25のセンサ信号に基づいて
屋外器2内の温度(吸熱板22の吸熱量)が暖房に適し
た温度まで十分に上昇している否かを判別する。この際
に、屋外器2内の温度(内部空間S1の温度)が居室I
Dの暖房に十分な温度まで上昇しているとき(一例とし
て、温度センサ25による検出温度が25℃以上のと
き)には、図6に示すように、切替ステージ51の孔5
1a〜51e,51hと、ドラム52の孔52e,52
f,52a〜52dとがそれぞれ連通するようにドラム
52を回転させる。この際には、送風路61と、ダクト
53c,54a,53dおよび導風管12からなる送風
路64と、導風管13、ダクト53e,54b,53h
および導風管14からなる送風路65とによって屋外器
2、ファン33および居室IDが連通する(本発明にお
ける第1の切替状態)。この場合、実際には、居室ID
と切替ユニット4(ファン33)との間(送風路65)
には熱交換型換気扇6が介在し、導風管13および熱交
換型換気扇6によって居室IDと屋外ODとが連通し、
かつ熱交換型換気扇6、導風管13,ダクト53e,5
4b,53hおよび導風管14によって屋外ODとファ
ン33とが連通する。したがって、実際には、居室ID
とファン33とは直接的に連通しないが、本発明につい
ての理解を容易とするために、以下の説明において送風
路65の熱交換型換気扇6についての図示および説明を
省略する。
【0029】次に、制御部35は、ポンプ9の作動を停
止させた状態で、ファン33を作動させることにより、
送風路61,64,65を介して屋外器2と居室IDと
の間で空気を移動させる。この際には、屋外器2内で吸
熱板22,22・・によって加熱された空気が図2の矢
印Aの向きで排出口2bから送風路61内をファン33
に向かって移動して送風路64を介して居室IDに送風
される。これにより、屋外器2によって加熱された空気
によって居室IDが暖房される。また、居室IDに送風
された空気は、居室IDを暖めて温度を下げられた後、
送風路65を介して屋外器2に送風され、導入口2aか
ら内部空間S5に導入される。この後、導入された空気
が内部空間S4〜S1を順次移動させられて、吸熱板2
2,22によって加熱された後、再び居室IDに送風さ
れる。
【0030】この場合、制御部35は、居室IDの温度
が所定温度に達するまで屋外器2から居室IDに空気を
送風する。また、居室IDの温度が所定温度に達したと
きには、制御部35は、切替機構32による送風先を図
5に示す状態(屋外器2と熱交換器34とが連通させら
れた状態)に切り替えることにより、熱交換器34によ
って貯水槽3内の水を加熱させる。この際に、居室ID
の温度が所定温度を下回ったときには、制御部35は、
切替機構32による送風先を図6に示す状態(屋外器2
と居室IDとが連通させられた状態)に切り替えた後、
屋外器2によって加熱された空気を居室IDに送風す
る。これにより、居室IDが設定された所定温度に保た
れ、同時に、居室IDの暖房が不要なときに貯水槽3の
水が加熱されるため、貴重な太陽熱の有効利用を図るこ
とができる。
【0031】また、例えば雨天や曇天で太陽光Lによる
屋外器2内の加熱が十分でないときには、制御部35
は、貯水槽3内に貯えられている湯を利用して居室ID
を暖房する。具体的には、制御部35は、屋外器2内の
温度が居室IDの暖房に十分な温度まで上昇していない
とき(一例として、温度センサ25による検出温度が1
5℃以下のとき)には、図7に示すように、切替ステー
ジ51の孔51b〜51gと、ドラム52の孔52d〜
52f,52a〜52cとがそれぞれ連通するようにド
ラム52を回転させる。この際には、ダクト53g,5
4b,53bからなる送風路66と、送風路64と、導
風管13、およびダクト53e,54a,53fからな
る送風路67とによってファン33、熱交換器34およ
び居室IDが連通する(本発明における第3の切替状
態)。次に、制御部35は、ポンプ9を作動させて貯水
槽3と熱交換器34との間で湯を循環させると共に、フ
ァン33を作動させて、送風路66,64,67を介し
て熱交換器34と居室IDとの間で空気を移動させる。
この際には、ポンプ9によって圧送される高温の湯と、
ファン33によって送風される低温の空気とが熱交換器
34内部で熱交換することにより、熱交換器34によっ
て空気が加熱される。次に、熱交換器34内で温度低下
した水が貯水槽3内に移動させられ、加熱された空気が
居室IDに送風される。これにより、居室IDが暖房さ
れる。
【0032】さらに、この空調給湯システム1では、屋
外器2によって貯水槽3内の水を加熱するのに十分な太
陽光Lを得られない梅雨時や日照時間が短い冬期間など
には、深夜電力を利用して貯水槽3内の水を加熱し、こ
の熱を利用して居室IDを暖房することもできる。具体
的には、制御部35は、深夜電力の利用が可能となる夜
間に給電部7からヒータ8に通電することにより、貯水
槽3内でヒータ8を発熱させて水を加熱させる。この際
に、貯水槽3内の水が前日の日中にたとえ僅かでも太陽
熱を利用して暖められている限り、深夜電力の消費が低
減される。一方、居室IDの暖房を行う際には、制御部
35は、切替機構32を図7に示す状態(居室IDと熱
交換器34とが連通させられた状態)に切り替えた後
に、ポンプ9およびファン33を作動させる。これによ
り、熱交換器34の内部において貯水槽3内の湯(夜間
に加熱しておいた水)と空気とが熱交換され、加熱され
た空気が居室IDに送風されることによって居室IDが
暖房される。したがって、太陽光Lを利用して貯水槽3
内の水を十分に加熱できない季節であっても、貯水槽3
内の水を十分に加熱することができるため、1年を通し
て居室IDを暖房することができる。
【0033】また、この空調給湯システム1では、居室
IDの温度が高い夏期の夜間などに、居室ID内の温度
を下げることもできる。具体的には、制御部35は、切
替機構32を図6に示す状態(屋外器2と居室IDとが
連通させられた状態)に切り替えると共にファン33を
作動させる。この際に、居室IDの空気が導風管13を
介して熱交換型換気扇6に送風されて屋外ODに排出さ
れ、熱交換型換気扇6によって導入された外気が導風管
13、切替ユニット4および導風管14を介して屋外器
2に移動させられる。また、屋外器2に移動させられた
空気は、吸熱板22の微細通気孔を介して内部空間S5
〜S1を順に移動する際に、その熱を吸熱板22に吸熱
されて温度を低下させられ、同時に除湿される。次い
で、屋外器2によって温度低下された空気は、ファン3
3によって居室IDに送風され、これにより、居室ID
は、室内温度が快適な温度に下げられて、かつ除湿され
る。一方、送風された空気の熱を吸熱した吸熱板22
は、その熱を大気に放熱し、新たに送風される空気の熱
を引き続き吸熱する。
【0034】このように、この空調給湯システム1によ
れば、太陽光の熱(太陽熱)を利用して空気を加熱可能
な屋外器2と、屋外器2によって加熱された空気を居室
IDに送風すると共に外気(居室IDを通過した空気で
あってもよい)を屋外器2に送風する切替状態(第1の
切替状態)、屋外器2によって加熱された空気を熱交換
器34に送風すると共に熱交換器34を通過した空気を
屋外器2に送風する切替状態(第2の切替状態)、およ
び外気(居室IDの空気であってもよい)を熱交換器3
4に送風すると共に熱交換器34を通過した空気を居室
IDに送風する切替状態(第3の切替状態)のいずれか
に切替え可能な切替ユニット4(切替機構32)とを備
えて空調給湯システム1を構成したことにより、切替ユ
ニット4を第1の切替状態に切り替えることで太陽熱に
よって加熱された空気が居室IDに送風されて居室ID
を暖房することができ、切替ユニット4を第2の切替状
態に切り替えることで太陽熱によって加熱された空気が
熱交換器34に送風されて給湯用の水を加熱することが
でき、切替ユニット4を第3の切替状態に切り替えるこ
とで居室IDの空気が熱交換器34に送風されて給湯用
の湯と熱交換されることで居室IDを暖房することがで
きる。したがって、従来の暖房装置とは異なり、暖房用
および給湯用の化石燃料などを用いることなく、しかも
居室IDの空調および給湯を別個独立して行うことがで
きる。
【0035】この場合、吸熱板22がガラス板23を透
過した太陽光Lの熱を吸熱すると共に導入口2aから導
入された空気が吸熱板22の微細通気孔を通過して排出
口2b側の内部空間に移動する際に吸熱した熱によって
空気を加熱するように屋外器2を構成したことにより、
比較的簡易な構成でありながら、送風する空気を暖房ま
たは水の加熱に十分な程度にまで加熱することができ
る。また、居室IDを通過する空気の熱を大気に放熱可
能に屋外器2を構成したことにより、切替ユニット4を
第1の切替状態に切り替えて空調給湯システム1を作動
させることにより、居室ID内の熱を大気に放熱して居
室ID内を冷房すると共に除湿することができる。この
場合、いわゆるクーラーを使用する冷房とは異なり、居
室IDの温度を著しく低下させることがないため、居室
ID内を常に快適に維持することができる。さらに、こ
の空調給湯システム1によれば、制御部35が切替機構
32を第1の切替状態に切替制御したときにポンプ9を
停止させた状態でファン33を作動させると共に切替機
構32を第2および第3の切替状態に切替制御したとき
にファン33およびポンプ9の双方を作動させることに
より、切替機構32の切替状態に応じてファン33およ
びポンプ9を手動で作動させるのと比較して、居室ID
の暖房および給湯用の水の加熱を確実かつ容易に行うこ
とができる。
【0036】また、この空調給湯システム1によれば、
深夜電力温水器を用いて貯水槽3を構成し、かつ貯水槽
3内の水を熱交換器34とは別個独立して加熱する加熱
手段として深夜電力を利用して水を加熱するヒータ8を
備えたことにより、低ランニングコストの深夜電力を利
用して貯水槽3内の水を予め加熱して、この熱を利用し
て居室IDを暖房することができる。したがって、太陽
光Lの照射時間や照射量の少ない季節であっても、低コ
ストで居室IDを暖房することができる。さらに、この
空調給湯システム1によれば、居室IDと切替ユニット
4との間に熱交換型換気扇6を介在させたことにより、
居室IDの空気を屋外ODに排出し、屋外ODから新鮮
な空気(外気)を導入して居室IDに送風することがで
きる。この際に、熱交換型換気扇6によって導入される
外気と居室ID内の空気とが熱交換型換気扇6内で熱交
換されるため、屋外器2に冷たい外気を送風して加熱す
るのと比較して居室IDを効率よく暖房することができ
る。
【0037】また、この空調給湯システム1によれば、
屋外器2、ファン33、熱交換器34および居室IDな
どにそれぞれ連通させられる孔51a〜51hが同一円
上に等間隔で順に形成された切替ステージ51(ケース
31)と、孔51a〜51c,51f,51hに連通さ
せられる孔52a〜52fがダクト54a〜54cで連
結されたドラム52とを有する切替ユニット4を備えた
ことにより、例えば複数のダクトと複数のダンパ(切替
装置)を用いて空調給湯システム用の送風路を設置する
のと比較して配管作業が非常に容易で、しかも、複数の
ダンパを開閉操作するのと比較して、切替機構の切替状
態を一瞬にして切り替えることができる。これにより、
配管作業に不慣れなオペレータであっても、正確に配管
することが可能となり、例えばダンパの配設方向を間違
ったり、ダクトの接続先を間違ったりすることに起因す
る初期作動不良を防止することがでる。さらに、この切
替ユニット4によれば、ファン33および熱交換器34
をケース31内に収納したことにより、これらを切替機
構32とは別個に配設するのと比較して、空調給湯シス
テムを設置する際に配管作業を極めて容易に行うことが
できる。
【0038】なお、本発明は、上記本発明の実施の形態
に示した構成に限定されない。例えば、本発明の実施の
形態では、屋外器2によって加熱した空気または貯水槽
3に貯えた湯の熱を利用して居室IDを暖房する空調給
湯システム1を例に挙げて説明したが、本発明はこれに
限定されず、貯水槽3とは別個独立して太陽熱を蓄熱す
る蓄熱手段を設けてもよい。例えば、図8に示す空調給
湯システム71は、上記した空調給湯システム1の構成
に加えて、蓄熱媒体72aを収容可能な蓄熱槽72を例
えば床下に配設すると共に、この蓄熱槽72に空気を送
風するための導風管73と、屋外器2によって加熱され
た空気の送風先を導風管12に代えて導風管73に切り
替えるためのタンパー74と、蓄熱槽72を通過した空
気を導風管13に導風するための導風管75と、蓄熱槽
72を通過した空気を導風管12に導風するための導風
管76と、蓄熱槽72を通過した空気の送風先を導風管
75,76のいずれかに切り替えるためのダンパー77
とを備えている。この場合、蓄熱媒体72aとしては、
保冷剤および潜熱蓄熱材などの蓄熱専用媒体のみなら
ず、砂、砂利および水などの天然素材を用いることがで
きる。なお、蓄熱媒体72aとして水を使用する場合に
は、容器内に水を封入した水パックを採用するのが好ま
しい。また、ダンパー74,77は、切替ユニット4の
切替機構32と相まって本発明における切替機構として
機能するものであって、制御部35の制御下で空気の送
風先を切り替える。また、この空調給湯システム71で
は、居室IDと切替ユニット4との間に熱交換型換気扇
6を介在させた空調給湯システム1とは異なり、居室I
Dの吸込口と切替ユニット4とを導風管13を介して直
接的に連結することにより、居室IDおよび屋外器2、
または居室IDおよび熱交換器34の間で空気を循環さ
せている。
【0039】この空調給湯システム71では、例えば日
中に太陽熱を蓄熱槽72に蓄熱しておき、この熱を利用
して夜間に居室IDを暖房する。具体的には、制御部3
5は、切替機構32を図6に示す状態(屋外器2と居室
IDとが連通させられた状態)に切り替えると共にタン
パー74を切替制御して、その送風先を導風管73に切
り替える。この際に、屋外器2によって加熱された空気
が、導風管11、切替ユニット4および導風管12、タ
ンパー74および導風管73を介して蓄熱槽72に送風
され、蓄熱媒体72aの隙間を通過させられる。この際
に、導風管73を介して送風された空気の熱が蓄熱媒体
72aによって吸熱される。また、蓄熱槽72を通過し
た空気はダンパー77および導風管75を介して導風管
13に送風され、切替ユニット4および導風管14を介
して屋外器2に送風される(本発明における第4の切替
状態)。このように、屋外器2および蓄熱槽72間で空
気が循環させられることにより、蓄熱槽72に太陽熱が
蓄熱される。
【0040】一方、蓄熱された熱を利用して居室IDを
暖房する際には、制御部35は、切替機構32を図7に
示す状態(居室IDと熱交換器34とが連通させられた
状態)に切り替えると共にタンパー77を切替制御し
て、その送風先を導風管12に切り替える。なお、制御
部35は、蓄熱槽72の蓄熱を利用した居室IDの暖房
に際しては、ポンプ9を停止状態に維持することで貯水
槽3内の水温の低下を防止する。この際に、居室IDの
空気が、導風管13、切替ユニット4および導風管1
2,73を介して蓄熱槽72に送風され、蓄熱媒体72
aの隙間を通過させられる。この際に、蓄熱媒体72a
に蓄熱されている熱によって空気が暖められる。また、
暖められた空気は、ダンパー77および導風管76を介
して導風管12を介して居室IDに送風され、これによ
り、居室IDが暖房される(本発明における第5の切替
状態)。このように、この空調給湯システム71によれ
ば、日中に蓄熱しておいた太陽熱を利用して夜間などに
居室IDを暖房することができる。この場合、貯水槽3
に貯えられている湯の熱を利用した暖房と比較して、大
量の蓄熱媒体72aに一層多くの熱(太陽熱)を蓄熱し
ておくことができるため、雨天などにも長時間に亘って
居室IDを暖房することができる。また、この空調給湯
システム71によれば、貯水槽3の湯を利用せずに居室
IDを暖房することができるため、居室IDを暖房した
際にも貯水槽3内の湯の温度を低下させることなく、風
呂などに湯を給湯することができる。さらに、屋外器2
とは別に独立して蓄熱媒体72aを加熱する熱源(一例
として電気ヒータやボイラなど)を配設することで、曇
天が続く梅雨時などにも居室IDを十分に暖房すること
ができる。
【0041】また、本発明の実施の形態では、本発明に
おける加熱手段として深夜電気温水器のヒータ8(電力
によって水を加熱する加熱手段)を用いた例について説
明したが、化石燃料燃焼型のボイラー(ガスや石油など
を燃焼させて水を加熱する加熱手段)を熱源として利用
することもできる。この場合、本発明における空調給湯
システムによれば、太陽光Lが僅かでも照射されている
限り、その太陽熱を利用して貯水槽内の水を加熱するこ
とができるため、上水道管18から給水された低温の水
を沸かすのと比較して、化石燃料の消費量を十分に低減
することができる。さらに、本発明の実施の形態では、
住宅Hの屋根上に屋外器2を設置した例を説明したが、
屋外器2の設置場所はこれに限定されず、住宅Hの壁面
に設置することもできるし、住宅Hとは別個独立して庭
先に設置することもできる。また、貯水槽3や切替ユニ
ット4などの設置場所も屋根裏部屋LFに限定されるも
のではなく、任意の場所に設置することができる。
【0042】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の空調給湯
システムによれば、送風された空気を導入するための導
入口および導入した空気を排出するための排出口が形成
されると共に受光した太陽光の熱を吸熱して空気を加熱
可能に構成された屋外器と、屋外器によって加熱された
空気を居室に送風すると共に居室を通過した空気または
外気を屋外器に送風する第1の切替状態、屋外器によっ
て加熱された空気を熱交換器に送風すると共に熱交換器
を通過した空気を屋外器に送風する第2の切替状態、お
よび居室内の空気または外気を熱交換器に送風すると共
に熱交換器を通過した空気を居室に送風する第3の切替
状態のいずれかに切替え可能に構成された切替機構とを
備えたことにより、空気を加熱するためのエネルギー
(化石燃料などの資源)を使用することなく、居室を空
調することができる。また、居室の空調と給湯とを別個
独立して行うことができる。この場合、第1および第3
の切替状態において外気を導入したときには、常に新鮮
な空気を居室に送風することができる。
【0043】また、請求項2記載の空調給湯システムに
よれば、導入口から導入した空気が微細通気孔を通過し
て排出口側の内部空間に移動する際に吸熱板が吸熱して
いる熱によって空気を加熱可能に屋外器を構成したこと
により、比較的簡易な構成でありながら、化石燃料など
の資源を使用することなく、送風する空気を暖房または
水の加熱に十分な程度にまで加熱することができる。
【0044】さらに、請求項3記載の空調給湯システム
によれば、制御部が、切替機構が第1の切替状態に切り
替えられたときにポンプを停止させた状態で送風機を作
動させ、切替機構が第2および第3の切替状態に切り替
えられたときに送風機およびポンプの双方を作動させる
ことにより、切替機構の切替状態に応じて送風機および
ポンプを手動で作動させるのと比較して、居室の暖房お
よび給湯用の水の加熱を確実かつ容易に行うことができ
る。
【0045】また、請求項4記載の空調給湯システムに
よれば、貯水槽内の水を熱交換器とは別個独立して加熱
する加熱手段を備えたことにより、例えば、曇天が続い
たとしても、貯水槽内の水を十分に加熱することができ
る結果、屋外の天候に拘わらず、居室を常に暖房するこ
とができる。
【0046】また、請求項5記載の空調給湯システムに
よれば、加熱手段が深夜電力、ガスまたは石油を利用し
て水を加熱することにより、加熱用の電力コストを低減
することができる。
【0047】さらに、請求項6記載の空調給湯システム
によれば、深夜電力温水器を用いて貯水槽を構成したこ
とにより、太陽熱のみによる居室の暖房が困難なときに
は、電気温水器によって作られたお湯の熱を利用して居
室を暖房することができる。
【0048】また、請求項7記載の空調給湯システムに
よれば、屋外器が居室を通過した空気の熱を大気に放熱
可能に構成したことにより、居室の暖房のみならず、冷
房用のエネルギーを使用することなく居室を冷房しつつ
除湿することができる。この場合、いわゆるクーラーを
使用した冷房とは異なり、居室温度を著しく低下させる
ことなく、しかも居室内を適度な湿度に維持することが
できる結果、居室を快適に維持することができる。
【0049】さらに、請求項8記載の空調給湯システム
によれば、空気の通過を可能に構成されると共に空気の
熱を吸熱して蓄熱する蓄熱媒体が収容された蓄熱槽を備
え、第1から第3の切替状態と、屋外器を通過した空気
を蓄熱槽に送風すると共に蓄熱槽を通過した空気を屋外
器に送風する第4の切替状態と、居室内の空気または外
気を蓄熱槽に送風すると共に蓄熱槽を通過した空気を居
室に送風する第5の切替状態とのいずれかに切替え可能
に切替機構を構成したことにより、貯水槽に貯えられて
いる湯の熱を利用して居室を暖房するのと比較して、蓄
熱媒体に一層多くの熱(太陽熱)を蓄熱させることがで
きるため、曇天が続く梅雨時などにも、長時間に亘って
居室を暖房することができる。また、貯水槽内の湯の熱
を利用することなく居室を暖房できるため、居室を暖房
した際にも給湯用の湯の温度が低下しないため、風呂な
どに給湯することができる。
【0050】また、請求項9記載の切替装置によれば、
第1から第8の本体側通気孔が一面における同一円上に
等間隔で順に形成された切替装置本体と、第1から第6
のドラム側通気孔が同一円上に形成されると共に第1お
よび第2のドラム側通気孔を連通させる第1の連通管、
第3および第4のドラム側通気孔を連通させる第2の連
通管、並びに第5および第6のドラム側通気孔を連通さ
せる第3の連通管を備えて上記同一円の中心を回転軸と
して切替装置本体における上記一面に回転自在に取り付
けられたドラムと、ドラムを回転させる回転機構とを備
えたことにより、例えば複数のダクトと複数のダンパを
用いて空調給湯システム用の送風路を設置するのと比較
して、配管作業を極めて容易に行うことができる結果、
配管ミスに起因する初期動作不良を十分に防止すること
ができる。また、複数のダンパを開閉操作するのと比較
して、切替機構を一瞬に切り替えることができる。
【0051】さらに、請求項10記載の切替装置によれ
ば、切替装置本体内に熱交換器および送風機を収納した
ことにより、これらを切替機構とは別個に配設するのと
比較して、配管作業をより一層容易に行うことができる
と共に配管ミスを確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る空調給湯システム1
の構成を示す構成図である。
【図2】屋外器2の内部構造を示す断面図である。
【図3】空調給湯システム1における貯水槽3、その周
辺の機器および切替ユニット4の構成を示すブロック図
である。
【図4】切替ユニット4の内部構造を示す透視斜視図で
ある。
【図5】切替ユニット4による屋外器2と熱交換器34
との接続状態について説明するための接続状態図であ
る。
【図6】切替ユニット4による屋外器2と居室IDとの
接続状態について説明するための接続状態図である。
【図7】切替ユニット4による熱交換器34と居室ID
との接続状態について説明するための接続状態図であ
る。
【図8】本発明の他の実施の形態に係る空調給湯システ
ム71の構成を示す構成図である。
【符号の説明】
1,71 空調給湯システム 2 屋外器 2a 導入口 2b 排出口 3 貯水槽 4 切替ユニット 5 操作部 6 熱交換型換気扇 7 給電部 8 ヒータ 9 ポンプ 11〜14,73,75,76 導風管 15,16 連結管 17 給湯管 18 上水道管 19 昇温器 21 ケース 22 吸熱板 23 ガラス板 31 ケース 32 切替機構 33 ファン 34 熱交換器 35 制御部 41〜44 導風管取付部 45,46 連結管取付部 51 切替ステージ 51a〜51h 孔 52 ドラム 52a〜52f 孔 53a〜53h,54a〜54c ダクト 61〜67 送風路 72 蓄熱槽 72a 蓄熱媒体 74,77 タンパー H 住宅 ID,ID1〜ID4 居室 L 太陽光 LF 屋根裏部屋 M モータ S1〜S5 内部空間 OD 屋外
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F24J 2/42 F24J 2/04 C F

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 屋外に設置されて送風された空気を加熱
    する屋外器と、給湯用の水を貯水可能に構成された貯水
    槽と、前記空気および前記水の相互間で熱交換する熱交
    換器と、当該熱交換器および前記貯水槽の間で前記水を
    循環させるポンプと、前記空気を送風する送風機と、前
    記空気の送風先を切り替える切替機構とを備えて居室の
    空調および給湯を可能に構成された空調給湯システムで
    あって、 前記屋外器は、前記送風された空気を導入するための導
    入口および当該導入した空気を排出するための排出口が
    形成されると共に受光した太陽光の熱を吸熱して当該吸
    熱した熱によって当該空気を加熱可能に構成され、 前記切替機構は、前記屋外器によって加熱された前記空
    気を前記居室に送風すると共に当該居室を通過した空気
    または外気を当該屋外器に送風する第1の切替状態と、
    前記屋外器によって加熱された前記空気を前記熱交換器
    に送風すると共に当該熱交換器を通過した空気を当該屋
    外器に送風する第2の切替状態と、前記居室内の空気ま
    たは前記外気を前記熱交換器に送風すると共に当該熱交
    換器を通過した空気を当該居室に送風する第3の切替状
    態とのいずれかの切替状態に切替え可能に構成されてい
    る空調給湯システム。
  2. 【請求項2】 前記屋外器は、少なくとも一面が光透過
    性材料で形成された容器体と、前記空気を通過させるた
    めの複数の微細通気孔が形成されて前記容器体内に別個
    独立した複数の内部空間を形成するように当該容器体内
    に取り付けられた吸熱板とを備え、前記導入口から導入
    した前記空気が前記微細通気孔を通過して前記排出口側
    の前記内部空間に移動する際に前記吸熱板が吸熱してい
    る熱によって当該空気を加熱する請求項1記載の空調給
    湯システム。
  3. 【請求項3】 前記ポンプおよび前記送風機を制御する
    制御部を備え、当該制御部は、前記切替機構が前記第1
    の切替状態に切り替えられたときに前記ポンプを停止さ
    せた状態で前記送風機を作動させ、当該切替機構が前記
    第2および第3の切替状態に切り替えられたときに前記
    送風機および前記ポンプの双方を作動させる請求項1ま
    たは2記載の空調給湯システム。
  4. 【請求項4】 前記貯水槽内の前記水を前記熱交換器と
    は別個独立して加熱する加熱手段を備えている請求項1
    から3のいずれかに記載の空調給湯システム。
  5. 【請求項5】 前記加熱手段は、深夜電力、ガスまたは
    石油を利用して前記水を加熱する請求項4記載の空調給
    湯システム。
  6. 【請求項6】 深夜電力温水器を用いて前記貯水槽を構
    成した請求項5記載の空調給湯システム。
  7. 【請求項7】 前記屋外器は、前記導入した空気の熱を
    大気に放熱可能に構成されている請求項1から6のいず
    れかに記載の空調給湯システム。
  8. 【請求項8】 前記空気の通過を可能に構成されると共
    に当該空気の熱を吸熱して蓄熱する蓄熱媒体が収容され
    た蓄熱槽を備え、前記切替機構は、前記第1から第3の
    切替状態と、前記屋外器を通過した空気を前記蓄熱槽に
    送風すると共に当該蓄熱槽を通過した空気を当該屋外器
    に送風する第4の切替状態と、前記居室内の空気または
    前記外気を前記蓄熱槽に送風すると共に当該蓄熱槽を通
    過した空気を当該居室に送風する第5の切替状態とのい
    ずれかの切替状態に切替え可能に構成されている請求項
    1から7のいずれかに記載の空調給湯システム。
  9. 【請求項9】 請求項1から7のいずれかに記載の空調
    給湯システムにおける前記切替機構として使用可能に構
    成された切替装置であって、前記屋外器の前記排出口に
    連結される第1の導風管に連通させられる第1の本体側
    通気孔、前記送風機の吸入口に連結される第2の導風管
    に連通させられる第2の本体側通気孔、前記送風機の吐
    出口に連結される第3の導風管に連通させられる第3の
    本体側通気孔、前記空気を前記居室に導風する第4の導
    風管に連通させられる第4の本体側通気孔、前記居室を
    通過した前記空気または前記外気を導風する第5の導風
    管に連通させられる第5の本体側通気孔、前記熱交換器
    に前記空気を導風する第6の導風管に連通させられる第
    6の本体側通気孔、前記熱交換器を通過した前記空気を
    導風する第7の導風管に連通させられる第7の本体側通
    気孔、前記屋外器の前記導入口に連結される第8の導風
    管に連通させられる第8の本体側通気孔が一面における
    同一円上に等間隔で順に形成された切替装置本体と、 前記第2の切替状態に切り替えられた状態で、前記第1
    の本体側通気孔に連通させられる第1のドラム側通気
    孔、前記第2の本体側通気孔に連通させられる第2のド
    ラム側通気孔、前記第3の本体側通気孔に連通させられ
    る第3のドラム側通気孔、前記第6の本体側通気孔に連
    通させられる第4のドラム側通気孔、前記第7の本体側
    通気孔に連通させられる第5のドラム側通気孔および前
    記第8の本体側通気孔に連通させられる第6のドラム側
    通気孔が前記同一円上に形成されると共に前記第1およ
    び前記第2のドラム側通気孔を連通させるための第1の
    連通管、前記第3および前記第4のドラム側通気孔を連
    通させるための第2の連通管、並びに前記第5および前
    記第6のドラム側通気孔を連通させるための第3の連通
    管を備えて前記同一円の中心を回転軸として前記切替装
    置本体における前記一面に回転自在に取り付けられたド
    ラムと、 当該ドラムを回転させる回転機構とを備えている切替装
    置。
  10. 【請求項10】 前記熱交換器および前記送風機が前記
    切替装置本体内に収納されると共に、当該切替装置本体
    内で、前記第2の本体側通気孔と前記送風機の前記吸入
    口とが前記第2の導風管によって連結され、前記第3の
    本体側通気孔と前記送風機の前記吐出口とが前記第3の
    導風管によって連結され、前記第6の本体側通気孔と前
    記熱交換器とが前記第6の導風管によって連結され、前
    記第7の本体側通気孔と前記熱交換器とが前記第7の導
    風管によって連結されている請求項9記載の切替装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100451482C (zh) * 2005-10-26 2009-01-14 林善斌 一种玻璃钢盖板太阳热水器与建筑物有机结合的节能方法
CN103759362A (zh) * 2014-01-27 2014-04-30 哈尔滨商业大学 太阳能光伏热利用与建筑空气热湿调节的耦合和实现方法
JP2014141790A (ja) * 2013-01-22 2014-08-07 Toyota Home Kk 建物の太陽熱集熱装置
CN111998423A (zh) * 2020-08-27 2020-11-27 沈阳工业大学 电蓄热循环风量-水温控制系统及其预测控制方法

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