JP2003269120A - 電磁駆動弁 - Google Patents

電磁駆動弁

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JP2003269120A
JP2003269120A JP2002070213A JP2002070213A JP2003269120A JP 2003269120 A JP2003269120 A JP 2003269120A JP 2002070213 A JP2002070213 A JP 2002070213A JP 2002070213 A JP2002070213 A JP 2002070213A JP 2003269120 A JP2003269120 A JP 2003269120A
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housing
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JP2002070213A
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Takashi Deo
隆志 出尾
Masahiko Asano
昌彦 浅野
Kiyoji Nakamura
喜代治 中村
Takeshi Sakuragi
武 櫻木
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Toyota Motor Corp
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Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 矩形形状のアーマチャを有する電磁駆動バル
ブのアーマチャの回転防止構造において、アーマチャ及
びハウジングの摩擦および摩耗を低減することを目的と
する。 【解決手段】 エンジンの吸気および排気バルブと連動
するアーマチャと、アーマチャを収容するハウジング
と、アーマチャを電磁力により上下方向に駆動させるよ
うに変位方向に配置された電磁石と、電磁石の電磁力に
対抗してアーマチャにアーマチャの変位方向に付勢力を
与えるコイルスプリングを有し、アーマチャの形状が長
方形である電磁駆動バルブおいて、永久磁石の磁力によ
りアーマチャとハウジングを非接触にてアーマチャの垂
直軸中心の回転を規制する手段を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は内燃機関の弁(以下
バルブと記載)駆動装置に関し、電磁力によりバルブの
開閉を行う電磁式のバルブ駆動装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】。内燃機関(以下エンジンと記す)の吸
排気行程において、吸気バルブ及び排気バルブ(以下で
はバルブ4と記す)の開閉を行う電磁式バルブ駆動装置
がについて説明する。この電磁式バルブ駆動装置は、バ
ルブ4と連動するアーマチャ14と、アーマチャ14を
吸引するための電磁石と、アーマチャ14を付勢するス
プリングとを構成要素としている。そして、アーマチャ
14の移動方向両側にスプリングと電磁石17の組が配
置され、スプリング付勢力及び電磁石17の吸引力によ
ってアーマチャ14を移動させることによって、アーマ
チャ14と連動しているバルブ4の開閉を行う。このよ
うな電磁式バルブ駆動装置を用いると、カム機構をはじ
めとする機械的構成が簡素化されるとともに、低コスト
化、小型化、燃費特性向上に有利である。さらに、電磁
石の吸引力を調整することよって、バルブ4のリフト量
を可変にできるため、エンジンへの吸気量を調節するこ
とも可能となり、吸入空気量制御装置(スロットルボデ
ー)を省略することも可能である。また、吸気バルブ及
び排気バルブの開閉タイミングの変更が容易であるの
で、エンジンの運転状態に応じた理想的なタイミングを
設定可能となり、出力特性や燃費特性の改善に寄与する
ことができる。
【0003】 電磁駆動バルブは一般に、吸気ポートあ
るいは排気ポートを開閉する弁体、そのバルブとともに
変位するアーマチャと電磁コイル及びコアからなり、ア
ーマチャを吸引する電磁石、アーマチャを電磁石から離
間させるように付勢するコイルスプリング等を備えてい
る。そして、電磁石の通電制御を通じてアーマチャが所
定のタイミングで変位させられることにより、弁体が開
閉駆動される。
【0004】 こうした電磁駆動バルブは、内燃機関の
気筒数に対応してシリンダヘッドに複数配置されること
となるが、複数の電磁駆動バルブを配設するに際して、
それらのバルブの軸間距離が制約される。そこで、特開
平9‐256826号公報や特開平11−81941号
公報に示されるように、アーマチャ及び一対のコアを細
長のほぼ矩形形状とし、アーマチャの面積を確保しつつ
弁軸間距離を満たすことができるようにした電磁駆動バ
ルブが提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
電磁駆動バルブにおいて、アーマチャはアーマチャ変位
過程におけるコイルスプリングの伸縮に伴い、コイルス
プリングから回転力を受けるため、アーマチャは回転し
てしまう。この時、矩形状のアーマチャはハウジング内
面に接触して摩擦が生じ、作動性が低下する。また、隣
接するアーマチャとの間にハウジング等の仕切りがない
構成のものにおいては、隣接するアーマチャどうしが干
渉し、動作に悪影響を及ぼしたり、これらの接触により
アーマチャ及びハウジング等が損傷する恐れがある。
【0006】 このようなコイルスプリングの伸縮に伴
う回転力が矩形アーマチャに作用する場合に、アーマチ
ャのハウジングの内壁にアーマチャの往復運動方向にア
ーマチャガイドを設け、このアーマチャガイドとアーマ
チャの点接触によってアーマチャの回転を規制し、装置
の円滑駆動及び耐久性を向上させる技術が特開2001
−126918号公報に開示されている。
【0007】 上記構造によると、アーマチャとアーマ
チャガイドの点接触によってアーマチャの回転を規制す
るため、接触部に摩耗が生じてしまう。また、この摩擦
による摩耗量を考慮し大きなアーマチャガイドを設ける
ことによって、装置が大型化する恐れがある。
【0008】 本発明は、こうした実状に鑑みてなされ
たものであり、その目的は、アーマチャの回転を確実に
抑制して、装置部材の摩耗をなくし、作動性及び耐久性
を確保することができる電磁駆動バルブを提供すること
にある。
【0009】
【問題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の手段及び作用効果について以下に記載する。請求項1
に記載の発明は、開閉弁と連動する可動子と、可動子を
収容するハイジングと、可動子を電磁力により駆動する
ように変位方向に配置された固定子と、固定子の電磁力
に対抗して可動子に可動子の変位方向に付勢力を与える
コイルスプリングを有し、可動子の垂直軸から最も遠い
縁部までの最長距離が、可動子の垂直軸から最も近いハ
ウジングの内周面までの最短距離よりも長い形状の可動
子において、可動子と前記ハウジングを非接触にて可動
子の垂直軸中心の回転を規制する手段を設けたことを特
徴とする
【0010】 請求項1の構成によれば、可動子とこの
可動子の回転によるのハウジングとの干渉を非接触にて
防止することができるため、摩擦による損失や部材の摩
耗などをなくすことができる。
【0011】 請求項2に記載の発明は、請求項1の電
磁駆動バルブにおいて、可動子としての内燃機関の吸気
または排気のバルブに連動する矩形形状に形成されたア
ーマチャと、固定子がアーマチャを電磁力により駆動す
るように変位方向に配置された電磁石を有する電磁駆動
バルブにおいて、アーマチャとハウジングとの間の磁力
による反発力によってアーマチャの回転を規制すること
を特徴とする。
【0012】 請求項2の構成によれば、アーマチャと
ハウジングとの間の磁力による反発力により、これによ
り、アーマチャは他の部材に接触することなく回転を規
制することができるため、アーマチャの作動性に悪影響
を与えないことに加え、容易に摩擦による損失をなくす
ことができる。
【0013】 請求項3に記載の発明は、請求項2の電
磁駆動バルブにおいて、永久磁石をアーマチャ及びハウ
ジング内壁にお互い反発する極が対向するように配置す
ることを特徴とする。
【0014】 請求項3の構成によれば、アーマチャと
アーマチャの周囲を覆うハウジング(以下ミドルスペー
サと記載)に設置された磁石によって、アーマチャとミ
ドルスペーサの内壁を離間するように磁力が働く。アー
マチャが回転した場合、アーマチャとハウジングに設け
た磁石が接近するほど、回転力に抗する反発力が大きく
なるため、アーマチャの回転を規制することに関して有
効である。
【0015】 請求項4に記載の発明は、請求項2乃至
3の電磁駆動バルブにおいて、矩形状のアーマチャを有
し、アーマチャの辺の端部に反発力を作用させることを
特徴とする。
【0016】 請求項4の構成によれば、アーマチャの
回転中心であるアーマチャ軸からもっとも離れた位置に
ある矩形状のアーマチャの辺の端部に反発力が作用する
ため、小さい力でアーマチャ回転を規制することができ
る。
【0017】 請求項5に記載の発明は、永久磁石をア
ーマチャの辺及び前記ハウジング内壁の両端部に対向す
るように設置することを特徴とする請求項2乃至3の電
磁駆動バルブ。
【0018】 請求項5の構成によれば、永久磁石をア
ーマチャの辺及び前記ハウジング内壁の両端部に作用す
る磁力は常に反対の回転力をもたらす方向に作用し、片
側の磁石が接近するほど、回転力に抗する反発力が大き
くなり、またもう片側の磁石が離間することにより回転
力に順ずる方向に作用する反発力が小さくなるため、ア
ーマチャの回転を規制することに関して有効である。
【0019】 請求項6に記載の発明は、弁体とともに
変位するアーマチャと、アーマチャの周囲を覆うハウジ
ングと、アーマチャの変位方向に配置された電磁石と、
アーマチャの変位方向に配置されアーマチャに付勢力を
与えるコイルスプリングとを有し、アーマチャはアーマ
チャの垂直軸に対し非軸対称の形状に形成された電磁駆
動バルブにおいて、磁性流体をハウジングの内側に設
け、磁性流体を拘束する磁石をハウジングに設置し、磁
性流体がアーマチャとハウジングの間の隙間に配置する
ことにより、アーマチャの回転を規制することを特徴と
する。
【0020】 請求項6の構成によれば、アーマチャ規
制手段として、磁性流体を用いることにより、アーマチ
ャとの接触部が磁性流体であるため、アーマチャの回転
を規制する部材の摩耗がなく、耐久性に優れている。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図を用いて本発明の電磁駆
動バルブの実施例を詳細に説明する。最初に、電磁駆動
バルブ1の機能及び搭載について説明する。
【0022】 図1は、直列4気筒で1気筒毎に吸排気
バルブがそれぞれ2つずつ設けられたエンジンのシリン
ダヘッド3に電磁駆動バルブ1を搭載した図である。シ
リンダヘッド3には各気筒に対し吸気ポートと排気ポー
トがそれぞれ2個ずつあるため、電磁駆動バルブ1は、
各気筒毎の2つのアーマチャ及び電磁石を1つのケース
に納めた状態で吸気側と排気側にそれぞれ搭載される。
(図1には、吸気側のポート2のみ示す。)
【0023】 まず、バルブ及び吸排気システムについ
て説明する。図2に示すように、電磁駆動バルブ1は、
バルブ4を備えている。バルブ4は、内燃機関の吸気バ
ルブまたは排気バルブを構成する部材である。バルブ4
は、内燃機関の燃焼室内に露出するようにシリンダヘッ
ド3に配設される。内燃機関のシリンダヘッド3には、
吸気ポートおよび排気ポートが形成されている。(図2
は、吸気ポートが示されている。)ポート2には、バル
ブ4に対する弁座が形成され、バルブ4が弁座から離座
することにより開弁状態となり、また、バルブ4が弁座
に着座することにより閉弁状態となる。
【0024】 次に、バルブ、アーマチャステムについ
て説明する。図2に示すように、バルブ4には、弁軸5
が固定されている。弁軸5は、バルブガイド6により軸
方向に摺動可能に保持されている。バルブガイド6は、
シリンダヘッド3に支持されている。弁軸5の上部に
は、アーマチャステム8が固定され、アーマチャステム
8は、アーマチャステムガイド7により弁軸5に連動し
同軸方向に動き、摺動可能になっている。アーマチャス
テム8は、例えばステンレス鋼やチタン合金等の如く、
硬度の高い非磁性或いは磁気特性の低い材料で構成され
ている。
【0025】 次に、ロアリテーナとスプリングについ
て説明する。弁軸5には、ロアリテーナ16が固定され
ている。ロアリテーナ16とシリンダヘッド3との間に
は、両者を離間させる方向の付勢力を発生するロアスプ
リング9Bが配設されている。ロアスプリング9Bは、ロ
アリテーナ16すなわち弁軸5およびバルブ4を、図2
における上方へ向けて付勢している。
【0026】 次に、キャップとアッパーリテーナとス
プリングについて説明する。図2に示すように、アーマ
チャステム8の上端部には、アッパーリテーナ15が固
定され、このアッパーリテーナ15の上部には、アッパ
スプリング9Aの下端部が当接している。さらに、アッ
パスプリング9Aの上部にはアッパーケースによって固
定されたキャップ10が配設されることにより、アッパ
スプリング9Aはアッパーリテーナ15とキャップ10
を離間させる方向に付勢力を生じさせる。すなわち、ア
ッパスプリング9Aは、アッパーリテーナ15及びアー
マチャステム8を、図2における下方へ向けて付勢して
いる。
【0027】 次に、図3を用いて、アーマチャについ
て説明する。アーマチャ14は、矩形の板状の部材であ
り、アーマチャステム8をアーマチャ14の中心に直行
するように貫通させた状態で接合されている。アーマチ
ャ14は、電子ビーム溶接、レーザ溶接、ろう付け、カ
シメ、接着等の手法でアーマチャステム8に接合されて
いる。
【0028】 アーマチャ本体は、Feをベース材料と
して用い、高磁束密度と高体積固有抵抗を持つように調
整されたバルク材か、電磁鋼板を積層して構成されてい
る。
【0029】 次に、図4及び5を用いて、電磁石17
およびコイル、コアについて説明する。アーマチャ14
を吸引する電磁石17は、コア18とコイル19によっ
て構成される。図4に示すように、アッパーコア18A
は、E型プレート20を積層することによって形成さ
れ、アーマチャステム8が貫通する貫通孔として、E型
断面のコアの中央突起によって形成される捲き芯12の
中央部を貫く貫通孔11Aを備えている。また、図2に
示すロアコア18Bは、アッパーコア18Aと同一の形状
であり、貫通孔11Bを有する。
【0030】 アッパーコイル19Aまたはロアコイル
19Bは、樹脂でコーティングされたエナメル線(電
線)であり、図5に示すようにE型断面のコアの中央突
起を捲き芯12としてコイルを捲きつけ、E型断面のコ
アの凹部をコイルによってほぼ満たし、図示しない端子
をコイルに設けることにより、電磁石17を構成する。
【0031】 次に、図6及び7を用いて、アッパ・ロ
アケースについて説明する。電磁駆動バルブ1の上部
は、電磁石17の上面及び相対する一対の側面を覆う壁
面と円筒部21を一体化したアッパーケース22Aが設
けられる。円筒部21は、中空の円筒であり電磁石17
の上壁の上部に位置する。また、電磁駆動バルブ1の下
部には電磁石17の下面及び相対する一対の側面を覆う
壁面によって形成されたロアケース22Bが設けられ
る。
【0032】 アッパーケース22A及びロアケース2
2Bの内側には、空間を2等分し、側壁と平行な隔壁2
6が設られ、この2等分された空間にそれぞれ電磁石1
7が、図6及び7には図示しない捲き芯12の開放端が
対向するように搭載される。このような構造により、ア
ッパーケース22A及びロアケース22Bの電磁石搭載部
分の横断面形状は略四角形となる。また、アッパーケー
ス22A及びロアケース22Bには、図2に示すように、
貫通孔11C、11Dが電磁石17に設けられた貫通孔
11A及び11Bに連通するように設けられている。ま
た、図6及び7には図示しないアッパーケース22Aに
設けた貫通孔11Cは、さらに円筒部21に連通してい
る。
【0033】 次に、図6乃至8を用いて、ミドルスペ
ーサについて説明する。ミドルスペーサは、図8に示す
ように、側面をすべて側壁により覆い、側壁に平行で、
内部空間を2等分割する隔壁23Mを有する。そして、
図6及び7に示すように、アッパーケース22Aとロア
ケース22Bの間に設けられる。この隔壁23Mの上部及
び下部の断面が、組み付け時にケースの隔壁26断面と
相対することにより、隔壁によってケース内の空間は仕
切られるとともに、2つのコアを押さえつけている。こ
のミドルスペーサ23もアッパーケース22A及びロア
ケース22Bと同様に横断面形状は略四角形となる。
【0034】 次に、ケース・ミドルスペーサの固定に
ついて説明する。アッパーケース22A、ロアケース2
2B及びミドルスペーサ23の横断面の略四角形の四隅
24にはボルト締結用の穴を有し、ボルト25によって
アッパーケース22A、ミドルスペーサ23、ロアケー
ス22Bを一体化するとともに、シリンダヘッドに3に
締結される。
【0035】 次に、ケース、電磁石、アーマチャ、ア
ーマチャステムの関係について説明する。電磁駆動バル
ブ1の組み立て時には、図2に示すようにアッパーケー
ス22Aと電磁石17の連通する貫通孔11A及び11
Cと、ロアケース22Bと電磁石17の連通する貫通孔
11B及び11Dは、同軸上に位置する。それぞれのケ
ース及び電磁石17の貫通孔11A、11Bにはアーマ
チャステムガイド7を挿入し、アーマチャステムガイド
7内部においてアーマチャステム8が摺動するととも
に、ミドルスペーサ内側の空間にはそれぞれアーマチャ
14が配置される。このように、ミドルスペーサ23に
アーマチャ14の可動空間を有することによって、アッ
パーケース22Aおよびロアケース22Bに設けた電磁
石17はそれぞれアーマチャステム8方向に隣接し、ア
ーマチャ14を挟み込むように配置される。
【0036】 すなわち、ミドルスペーサ23は電磁石
17が内側に設置されたアッパーケース22Aとロアケ
ース22Bに挟まれ、両ケース内の電磁石17がアーマ
チャ14の上下に位置するため、アーマチャ14の移動
量は上下に位置する電磁石17の間、すなわち、ほぼミ
ドルスペーサ23の厚さ分だけ可能である。
【0037】 次に、磁石部とスプリング部の関係につ
いて説明する。アッパースプリング9A、キャップ1
0、アッパーリテーナ15は、アッパーケース22Aの
円筒部21に収納され、ロアスプリング9Bとロアリテ
ーナ16は図示しないシリンダヘッド3の窪み部分に配
置され、アーマチャ14及び電磁石17はアッパースプ
リング9Aとロアスプリング9Bの間に配置される。こ
の構造によって、両スプリングの付勢力は、アーマチャ
14方向に常時付勢するため、アーマチャ14は中立点
に保たれる。
【0038】 以下、電磁駆動バルブ1の動作について
説明する。アッパーコイル19Aおよびロアコイル19B
に励磁電流が供給されていない場合は、スプリングの付
勢力によりアーマチャ14がその中立位置、すなわち、
アッパーコア18Aとロアコア18Bとの中間に維持され
る。アーマチャ14が中立位置に維持された状態で、ア
ッパーコイル19Aへの励磁電流の供給が開始される
と、アッパーコイル19Aは、その内外周を還流する磁
界を発生する。
【0039】 アッパーコア18A、アーマチャ14、
および、アッパーコア18Aとアーマチャ14との間に
形成されるエアギャップは、アッパーコイル19Aと錯
交する磁気回路を形成している。アッパーコイル19A
が発生する磁界は、この磁気回路を還流する磁束、すな
わち、アッパーコア18Aの内周側→エアギャップ→ア
ーマチャ14の内周側→アーマチャ14の外周側→エア
ギャップ→アッパーコア18Aの外周側→アッパーコア
18Aの内周側で表される流通経路、または、この逆の
流通経路を辿って還流する磁束を発生させる。
【0040】 上記の流通経路を辿って還流する磁束が
発生すると、アッパーコア18Aには、アーマチャ14
をアッパーコア18A側へ付勢する電磁力が作用する。
アーマチャ14に対して上記の電磁力が作用すると、ア
ーマチャ14、アーマチャステム8、アッパーリテーナ
15、ロアリテーナ16、弁軸5およびバルブ4(以
下、これらを総称して可動部27と称す)は、アッパス
プリング9Aの付勢力に抗って図2における上方へ向け
て変位する。そして、その変位は、アーマチャ14がア
ッパーコア18Aと当接するまで継続される。以下、ア
ーマチャ14がアッパーコア18Aと当接する位置をバ
ルブ4の閉弁側変位端と称す。
【0041】 アーマチャ14が閉弁側変位端に保持さ
れている場合に、アッパーコイル19Aへの励磁電流の
供給が停止されると、その後アーマチャ14を閉弁側変
位端に維持するために必要な電磁力が消滅する。そし
て、その電磁力が消滅すると、可動部27は、アッパス
プリング9Aに付勢されることにより、図2に於ける下
方へ向けて変位し始める。可動部27の変位量が所定値
に達した時点で、ロアコイル19Bに適当な励磁電流を
流通させると、今度はアーマチャ14をロアコア18B
側へ付勢する電磁力、すなわち、バルブ4を図2におい
て下方へ変位させる電磁力が発生する。
【0042】 アーマチャ14に対して上記の電磁力が
作用すると、可動部27はロアスプリング9Bの付勢力
に抗ってアーマチャ14がロアコア18Bと当接する付
近までまで変位するため、この時に、ロアコイル19B
に通電するとアーマチャ14はロアコア18Bに当接す
る。以下、アーマチャ14がロアコア18Bと当接する
位置を、アーマチャ14、可動部27またはバルブ4の
開弁側変位端と称す。従って、本実施例の電磁駆動バル
ブ1によれば、アッパーコイル19Aとロアコイル19B
とに、適当なタイミングで、交互に適当な大きさの励磁
電流を供給することにより、バルブ4を開弁側変位端と
閉弁側変位端との間で繰り返し往復運動させることがで
きる。
【0043】 以上のように本実施例では、上下にバネ
(スプリング)があるバネー質量系の固有振動を利用し
て作動させる形式の電磁駆動バルブである。
【0044】 次に、電磁駆動バルブ1のアーマチャ1
4が回転する過程について説明する。
【0045】 図2に示すように、アーマチャ14と連
動しアーマチャ14の上下方向に配置されたアッパーリ
テーナ15及びロアリテーナ16に、巻方向が同一であ
るアッパースプリング9A、ロアスプリング9Bが当接
し、それぞれアーマチャ14方向に押し付け力が作用す
る。
【0046】 このアッパースプリング9A及びロアス
プリング9Bは、中心軸の周囲を螺旋状に捲かれたもの
であり、スプリングが伸びた場合はスプリングの両端の
位置関係が巻き方向にずれ、スプリングが縮んだ場合は
スプリングの両端の位置関係が巻き方向とは逆にずれ
る。
【0047】 これにより、図2のように移動しないキ
ャップ10及びシリンダヘッド3に片方の端が当接した
本発明のアッパースプリング9A、ロアスプリング9B
は、もう片側の端部に当接したそれぞれのアッパーリテ
ーナ15及びロアリテーナ16に回転力を生じる。
【0048】 電磁駆動バルブ1が作動すると、アーマ
チャ14の移動により、アッパースプリング9A、ロア
スプリング9Bは、片方が伸び、もう片方は縮み、それ
ぞれアッパーリテーナ15及びロアリテーナ16にお互
い異なる方向の回転力を生じるが、伸びたスプリングの
回転力に対し縮んだスプリングの回転力が勝るため、こ
れらの回転力の差の分だけ、アーマチャ14に回転力が
生じることとなる。
【0049】 本発明のアーマチャ14は矩形状であ
り、アーマチャ14の垂直軸であり回転中心のアーマチ
ャステム8からアーマチャ14の隅までの距離は、アー
マチャステム8からケースの近い側の内周面のまでの距
離に比べて長いため、このスプリングによる回転力によ
り、矩形状のアーマチャ14及びミドルスペーサ23の
内部空間は干渉する。
【0050】 次に、第1実施例として、電磁駆動バル
ブ1のアーマチャ14の磁石による回転防止構造につい
て説明する。
【0051】 図8は、アーマチャステム8に垂直な平
面に平行なミドルスペーサ部の横断面図であり、ミドル
スペーサ23の内側空間は、1枚の隔壁23Mによって
2つに分割され、アーマチャ14を2つ収容する。アー
マチャ14及びミドルスペーサ23は、この隔壁23M
に対し左右対称な構造であるため、以下右側のアーマチ
ャにおける回転防止構造について説明する。
【0052】 矩形のアーマチャ14の長辺29の端部
に磁石31Aおよび31Cを設け、また、アーマチャ1
4の長辺29に対向するミドルスペーサー23の内壁2
3Aの両端部にミドルスペーサの23のアーマチャステ
ム8の軸方向の高さと同等の高さの磁石31Bおよび3
1Dを設ける。さらに、図9に示すように、アーマチャ
14の長辺29と内壁23Aに設けた磁石は対向する面
にS極が位置するようにを設ける。
【0053】 対向するアーマチャ14及びミドルスペ
ーサ23の内壁23Aに設けた磁石31Aと磁石31B
および31Cと31Dはそれぞれの対向する面の極性が
一致し、お互いの磁石は反発し合うため、アーマチャ1
4とミドルスペーサ23の内壁23Aに反発力が作用
し、アーマチャ14の回転は規制される。そして、アー
マチャ14はミドルスペーサ23の内側で上下方向に変
位するため、アーマチャ14は常にミドルスペーサ23
から反発力を受け、アーマチャ14の位置に関わらずア
ーマチャ14の回転は規制される。
【0054】 また、ガイドとアーマチャ14を接触さ
せてアーマチャ14の回転を規制するものに比べて、本
実施例のように、磁石の反発力により非接触でアーマチ
ャ14の回転を規制することにより、接触による摩擦損
失や部材の損傷などがなくなり、電磁駆動バルブ1の性
能の維持及び長寿命化が可能となる。
【0055】 また、矩形形状であるアーマチャ14の
長辺29の端部にミドルスペーサ23の隔壁23M方向
の反発力が作用するため、これらの反発力によるアーマ
チャ14に作用する回転力は逆方向になり、アーマチャ
14が回転していない場合は、磁力による回転力はお互
い相殺される。
【0056】 図9に示すように、本実施例の磁石の配
置により、アーマチャ14の回転により、対向する対の
磁石31Aと31Bおよび31Cと31Dの距離は、片
方が短くなるとともに片方は長くなり、これにより磁石
の反発力はつり合わなくなり、その差分の力により回転
力を生じる。この回転力がアーマチャ14の回転方向と
逆方向に作用することにより、アーマチャ14の回転を
規制する。
【0057】 図9に示す本実施例のように対向するア
ーマチャ14及びミドルスペーサ23に設けた磁石を同
じ極性として、反発力によってアーマチャ14の回転を
規制する場合は、アーマチャ14の右回り(時計回り)
の回転によって磁石31Aと磁石31Bの距離は短くな
り、これに従い磁石31A、31Bによる反発力Faは
大きくなる。この反発力Faによってアーマチャ14の
回転方向と逆方向の回転力が大きくなり、アーマチャ1
4の回転を規制する。
【0058】 一方、アーマチャ14の右回り(時計回
り)の回転により、磁石31Cと磁石31Dの距離は長
くなるため、磁石31C、31Dによる反発力Fbは小
さくなり、反発力Fbによるアーマチャ14の回転方向
の回転力は小さくなる。
【0059】 以上のことより、回転力を規制する反発
力Faは回転を促進する反発力Fbに比べ大きくなり全
体的にアーマチャ14の回転を規制する。また、回転方
向が逆になったっ場合は、反発力Fa,Fbの大きさは
逆転し、同様の効果をもたらす。
【0060】 本実施例との比較として図10に示すよ
うに、対向するアーマチャ14の長辺29及びミドルス
ペーサ23に設けた磁石の極性が異ならせて設置した場
合は、アーマチャ14の右回り(時計回り)の回転によ
って、磁石31Aと磁石31Bのとの距離が短くなるに
従いアーマチャ14の回転力を促進する方向の吸引力f
aは大きくなり、また、磁石31Cと磁石31Dの距離
は長くなるに従いアーマチャ14の回転力を規制する方
向の吸引力fbは小さくなるため、全体的にはアーマチ
ャ14の回転を促進してしまい、引いては永久磁石どう
しが摺動し、摩耗してしまう。
【0061】 よって、アーマチャ14が回転する場
合、異極の磁石の吸引力より同極の磁石の反発力によっ
てアーマチャ14の回転の規制を行う方が効果的であ
る。
【0062】 矩形形状であるアーマチャ14の長辺2
9の端部に反発力を作用させることにより、反発力の作
用点からアーマチャ14の回転軸であるアーマチャステ
ム8までの距離を長くすることができ、小さな反発力で
大きな回転力(モーメント)を得ることができる。これ
により、効率良くアーマチャ14の回転の規制を行うこ
とができ、ひいては磁石の大きさを小さくすることがで
きるため、装置の小型化を可能にする。
【0063】 本発明の効果を得るためには、磁石の極
は、同極であれば良く、対向する面の極性はN極かS極
かは問わない。
【0064】 また、磁石の配置場所として本実施例で
は、矩形のアーマチャ14の長辺29の端部に磁石を設
けたが、少なくとも、磁力による反発力がそれぞれ逆の
回転方向に作用する位置に設ければ良い。
【0065】 また、ミドルスペーサ23の内壁23A
に設けた磁石の高さは、少なくともアーマチャ14の移
動量分だけの高さがあれば良い。
【0066】 次に、第2実施例として、電磁駆動バル
ブのアーマチャ14の磁性流体32による回転防止構造
について説明する。
【0067】 図11は、アーマチャステム8に垂直な
平面に平行な断面図であり、実施例1と同様に、以下右
側のアーマチャ回転防止構造について説明する。
【0068】 矩形アーマチャ14の長辺29の端部と
これに対向するミドルスペーサ内壁23Aに磁石31Eを
設ける。なお、磁石31Eの高さは、ミドルスペーサ2
3の厚さと同等であるため、矩形アーマチャ14の長辺
端部29A,29Bと磁石31Eはアーマチャ14の位
置に関わらずアーマチャ14の長辺端部29A,29B
の側方に、常に磁石31が位置する。
【0069】 そして、矩形アーマチャ14の長辺29
の端部と磁石31Eの間に磁性流体32を設け、磁性流
体32は、ミドルスペーサ23に配置された磁石31E
の磁力によって引き付けられ、アーマチャ14とミドル
スペーサ内壁23Aの磁石の間に常に拘束される。
【0070】 このため、アーマチャ14とミドルスペ
ーサ23の間には常に磁性流体があるため、アーマチャ
14の位置に関わらず、アーマチャ14の回転は常に規
制される。
【0071】 この構造により、アーマチャ14の変位
に伴うコイルスプリングの収縮によってアーマチャ14
の回転力が作用した場合、アーマチャ14とミドルスペ
ーサ内壁の磁石の間に磁性流体32が配置されることに
より、磁性流体32の抗力によってアーマチャ14の回
転を防止するとともに、磁性流体32が変形することに
よりアーマチャ14と磁性流体の接触部をミドルスペー
サ内壁23Aよりに変えるため作用力が低減し、アーマ
チャ14とミドルスペーサ内壁32Aとの摩擦力を低減
することができる。
【0072】 磁石及び磁性流体32の設置場所は、前
述の磁石の反発力による回転防止する際の磁石の設置場
所と同一である。
【0073】 本発明のような回転力を生じるスプリン
グとして、本実施例では圧縮コイルスプリングを用いた
が、コイル状で軸方向に圧縮可能なスプリング(例えば
円錐コイルスプリング)であれば良い。
【0074】 また、本発明のアーマチャは矩形形状に
限らず、アーマチャの回転によりアーマチャとアーマチ
ャを覆うハウジングが干渉する形状のアーマチャ(可動
子)に適用できるものである。
【0075】 また、本発明の電磁駆動バルブは、内燃
機関の吸排気のバルブに限られものではなく、磁力とコ
イルスプリングの付勢力により駆動する電磁駆動バルブ
に適用できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】電磁駆動バルブ搭載図
【図2】電磁駆動バルブをシリンダヘッドに搭載した状
態の断面図
【図3】アーマチャステムに接合したアーマチャ図
【図4】積層コア図
【図5】電磁石図
【図6】電磁駆動バルブ分解図
【図7】電磁駆動バルブ組み付け図
【図8】磁石によるアーマチャ回転防止構造の横断面図
【図9】反発力によるアーマチャ回転防止構造の拡大図
【図10】同極磁石配置のミドルスペーサ断面の拡大図
【図11】第2実施例の磁性流体によるアーマチャ回転
防止構造の横断面図
【符号の説明】
1…電磁駆動バルブ、4…バルブ、8…アーマチャステ
ム、14…アーマチャ、15…アッパーリテーナ、16
…ロアリテーナ、17…電磁石、18…コア、19…コ
イル、22A…アッパーケース、22B…ロアケース、2
3…ミドルスペーサ、23A…ミドルスペーサ内壁、2
3M…ミドルスペーサ隔壁、29A・29B…長辺端部、
30…ミドルスペーサ内壁、31…磁石、32…磁性流
体、fa・fb…吸引力、Fa・Fb…反発力
フロントページの続き (72)発明者 櫻木 武 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 Fターム(参考) 3G018 AB09 BA38 DA35 DA36 DA40 DA41 DA43 DA85 DA86 GA14 GA23 3H106 DA07 DA25 DB03 DB12 DB22 DB32 DC02 DC17 DD04 EE23 EE30 GA15 GA17 GA22 KK17

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】開閉弁と連動する可動子と、前記可動子を
    収容するハウジングと、前記可動子を電磁力により駆動
    するように変位方向に配置された固定子と、前記固定子
    の電磁力に対抗して前記可動子に前記可動子の変位方向
    の付勢力を与えるコイルスプリングを有し、前記可動子
    の垂直軸から最も遠い前記可動子の縁部までの最長距離
    が、前記可動子の垂直軸から最も近い前記ハウジングの
    内周面までの最短距離よりも長い形状の前記可動子にお
    いて、前記可動子と前記ハウジングを非接触にて前記可
    動子の垂直軸中心の回転を規制する手段を設けたことを
    特徴とする電磁駆動バルブ。
  2. 【請求項2】前記可動子としての内燃機関の吸気または
    排気のバルブに連動するアーマチャと、前記固定子とし
    ての前記アーマチャを電磁力により駆動するように変位
    方向に配置された電磁石と、矩形形状に形成された前記
    アーマチャは有する電磁駆動バルブにおいて、前記アー
    マチャと前記ハウジングとの間の磁力による反発力によ
    って前記アーマチャの回転を規制することを特徴とする
    請求項1の電磁駆動バルブ。
  3. 【請求項3】永久磁石を前記アーマチャ及び前記ハウジ
    ング内壁に同じ極が対向するように配置することを特徴
    とする請求項2の電磁駆動バルブ。
  4. 【請求項4】矩形状の前記アーマチャを有し、前記アー
    マチャの辺の端部に前記反発力を作用させることを特徴
    とする請求項2乃至3の電磁駆動バルブ。
  5. 【請求項5】前記永久磁石を前記アーマチャの辺及び前
    記ハウジング内壁の両端部に対向するように設置するこ
    とを特徴とする請求項3乃至4の電磁駆動バルブ。
  6. 【請求項6】内燃機関の吸気または排気のバルブに連動
    するアーマチャと、前記アーマチャの周囲を覆うハウジ
    ングと、前記アーマチャの変位方向に配置された電磁石
    と、前記アーマチャの変位方向に配置され前記アーマチ
    ャに付勢力を与えるコイルスプリングとを有し、前記ア
    ーマチャはアーマチャの垂直軸に対し非軸対称の形状に
    形成された電磁駆動バルブにおいて、磁性流体を前記ハ
    ウジングの内側に設け、前記磁性流体を拘束する磁石部
    材を前記ハウジングに設置し、前記磁性流体を前記アー
    マチャと前記ハウジングの間の隙間に配置することによ
    り、前記アーマチャの回転を規制することを特徴とする
    電磁駆動バルブ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2924158A1 (fr) * 2007-11-22 2009-05-29 Valeo Sys Controle Moteur Sas Actionneur electromagnetique de soupape de moteur thermique.
JP2010196590A (ja) * 2009-02-25 2010-09-09 Denso Corp 吸気用弁駆動ユニット、及び、吸気用弁装置

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FR2924158A1 (fr) * 2007-11-22 2009-05-29 Valeo Sys Controle Moteur Sas Actionneur electromagnetique de soupape de moteur thermique.
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