JP2003268986A - 緊縛系における圧縮荷重分配調整器及びその使用方法 - Google Patents

緊縛系における圧縮荷重分配調整器及びその使用方法

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JP2003268986A
JP2003268986A JP2002074244A JP2002074244A JP2003268986A JP 2003268986 A JP2003268986 A JP 2003268986A JP 2002074244 A JP2002074244 A JP 2002074244A JP 2002074244 A JP2002074244 A JP 2002074244A JP 2003268986 A JP2003268986 A JP 2003268986A
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Hajime Sato
元 佐藤
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Yokohama Rubber Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型化、軽量化、省力化、偏芯化及び形状適
合化に対する諸要求を満足する緊縛系における圧縮荷重
調整器及びその使用方法を提供する。 【解決手段】 曲率面部a又は連結面部d又は連結部e
を挟んでそれぞれ両側に連なる延長翼面部b又は曲率面
部aとこれに連続する延長翼面部bを外面に形成し、圧
縮荷重を受ける圧縮荷重面部cを内面に形成する圧縮荷
重分配調整器2であって、曲率面部aと延長翼面部cと
連結面部d又は連結部eを一体的に連続した表面材5で
構成する。使用方法は、これを被緊縛物1の角部に当接
して周囲から緊張部材3により緊縛する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は建造物の支柱等を
周囲から緊張部材で緊締して補強する際に使用する圧縮
荷重分配調整器及びその使用方法に関する。
【0002】
【従来技術】地震が鉄筋コンクリ−ト系建物等を襲い崩
落を免れた建物も、余震によって崩落することはしばし
ばあり、こうした建物を余震から守ることは地震罹災の
場における緊急を要する対処の一つである。
【0003】建造物の支柱等に緊張部材を周回させて緊
締し、一旦ヒビ割れ等が生じたコンクリ−ト柱に周囲か
ら圧縮力をかけてコンクリ−ト柱に横プレストレス応力
を付与し、コンクリ−トを密着再凝集させることにより
RC本来の強度を助長させて、暫定的に建造物の崩落を
余震から守る耐震補強工法において、柱角部の周囲に配
置する当て物に加わる圧縮荷重は、通常の角柱の場合
で、緊張部材に加わる張力の約1.4倍の荷重が角柱の
各隅角部に加わるため、仮に緊張部材の張力が10tf
の場合には、当て物が14tfの圧縮力に耐える必要が
ある。
【0004】かかる高荷重に耐えるために、当て物たる
圧縮荷重分配調整器として厚い金属板等を使用した場合
には、大きさや重量が嵩むため取り扱いが困難になる。
したがって、圧縮荷重分配調整器としては、小型化及び
軽量化が強く要求される。
【0005】また、圧縮荷重を軽減する方法として、支
柱の角部を削って形状効果により受圧面積を広く採る方
法も考えられるが、機構的には良い方法とはいえ、支柱
に特別な加工を必要とするため現実的ではなく、圧縮荷
重分配調整器としては、施工工事に対する省力化が要求
される。
【0006】上記の方法を含めて、圧縮荷重分配調整器
には、張力を導入して固定する機構が柱の1面又は2面
に必ず入ってくるため、支柱の形状によっては、固定す
る機構の厚さを収めるべく、その面の緊張部材を柱面よ
り浮かせる必要がでてくる。したがって、かかる場合に
は、圧縮荷重分配調整器としては、偏芯化及び形状適合
化が要求されてくる。
【0007】これに対して、従来の圧縮荷重分配調整器
及びその使用方法としては、確立された技術手段が見当
たらず、変形可能な平板等からなる部材を角部にあてが
い、その周囲を緊張部材により緊締する程度の手法が採
られてきたのが現状であり、これでは、単に圧壊を緩和
する程度の効果に止まるものであった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】この発明の目的は、上
述した設計要求としての(1)小型化要求、(2)軽量
化要求、(3)省力化要求、(4)偏芯化要求、(5)
形状適合化要求、を満足する緊縛系における圧縮荷重調
整器及びその使用方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本願の緊縛系における圧縮荷重分配調整器に関する発
明は三つの発明からなり、第一発明による圧縮荷重分配
調整器は、体積充填部材の外面に、曲率面部と、この曲
率面部を挟んで両側に連なる延長翼面部とを形成し、前
記体積充填部材の内面に、圧縮荷重を受ける圧縮荷重面
部を形成した圧縮荷重分配調整器であって、前記体積充
填部材の曲率面部と延長翼面部との表面に、該表面を覆
う表面材を設けて成ることを要旨とする。
【0010】これにより、緩やかな曲面からなる曲率面
部の外周に沿って緊締した緊張部材の張力が、被緊縛物
に対する圧縮荷重として、圧縮荷重面部を介して被緊縛
物の表面に適宜分散されて伝達されるため、緊張部材を
傷めることなく、上記した(1)小型化要求、(2)軽
量化要求、(3)省力化要求、を満たすことを可能にす
る。
【0011】ここで、圧縮荷重面部は、非緊縛物の表面
を損傷させない観点から、表面を布又はゴムで覆うこと
が好ましく、また、圧縮荷重面部は、通例曲率面部の内
面位置において、実質的に直交する面に形成される。
【0012】また、延長翼面部は、上記した(4)偏芯
化要求、及び(5)形状適合化要求、を満たすため、曲
率面部を挟んで非対称に形成することが好ましい。
【0013】表面材は、金属、プラスチックス、繊維強
化プラスチックスから選ばれた一種又は二種の材料から
構成し、体積充填部材は、密度3.0 g/ cm3以下の軽
金属及び/又は樹脂系材料で構成することが好ましい。
【0014】本願の第二発明による圧縮荷重分配調整器
は、体積充填部材の外面に、連結面部と、この連結面部
を挟んで両側に連なる曲率面部とこれに連続した延長翼
面部とを形成し、前記体積充填部材の内面に、圧縮荷重
を受ける圧縮荷重面部を形成した圧縮荷重分配調整器で
あって、前記体積充填部材の連結面部と曲率面部と延長
翼面部との表面に、該表面を覆う表面材を設けて成るこ
とを要旨とする。
【0015】これにより、連結面部を挟んで両側に連な
る緩やかな曲面からなる曲率面部の外周に沿って緊締し
た緊張部材の張力が、被緊縛物に対する圧縮荷重とし
て、圧縮荷重面部を介して被緊縛物の表面に適宜分散さ
れて伝達されるため、緊張部材を傷めることなく、上記
した(1)小型化要求、(2)軽量化要求、(3)省力
化要求、を満たすことを可能にする。
【0016】この第二発明にあっても、上記第一発明と
同様に、圧縮荷重面部は、非緊縛物の表面を損傷させな
い観点から、表面を布又はゴムで覆うことが好ましく、
また、圧縮荷重面部は、通例曲率面部の内面位置におい
て、実質的に直交する面に形成される。
【0017】また、曲率面部とこれに連続した延長翼面
部は、上記した(4)偏芯化要求、及び(5)形状適合
化要求、を満たすため、連結面部を挟んで非対称に形成
することが好ましい。
【0018】表面材は、金属、プラスチックス、繊維強
化プラスチックスから選ばれた一種又は二種の材料から
構成し、体積充填部材は、密度3.0 g/ cm3以下の軽
金属及び/又は樹脂系材料で構成することが好ましい。
【0019】本願の第三発明による圧縮荷重分配調整器
は、一対の体積充填部材の外面に、それぞれ曲率面部と
これに連続した延長翼面部とを形成し、前記体積充填部
材の内面に、圧縮荷重を受ける圧縮荷重面部を形成した
圧縮荷重分配調整器であって、前記一対の体積充填部材
の曲率面部と延長翼面部との表面に、該一対の体積充填
部材の表面を連結し、かつ該表面を覆う表面材を設けて
成ることを要旨とする。
【0020】これにより、緩やかな曲面からなる曲率面
部の外周に沿って緊締した緊張部材の張力が、被緊縛物
に対する圧縮荷重として、圧縮荷重面部を介して被緊縛
物の表面に適宜分散されて伝達されるため、緊張部材を
傷めることなく、上記した(1)小型化要求、(2)軽
量化要求、(3)省力化要求、を満たすことを可能に
し、圧縮荷重面部が圧縮荷重の負荷されない連結部の内
側において分断されているため、その部分における体積
充填材の縮減による軽量化が図られ、さらには、被緊縛
物の形状に適合した緊縛を可能にする。
【0021】この第三発明にあっても、上記第二発明と
同様に、圧縮荷重面部は、非緊縛物の表面を損傷させな
い観点から、表面を布又はゴムで覆うことが好ましく、
また、一対の体積充填部材の外面の形状は、上記した
(4)偏芯化要求、及び(5)形状適合化要求、を満た
すため、非対称に形成することが好ましい。
【0022】表面材は、金属、プラスチックス、繊維強
化プラスチックスから選ばれた一種又は二種の材料から
構成し、体積充填部材は、密度3.0 g/cm3以下の軽金
属及び/又は樹脂系材料で構成することが好ましい。
【0023】また、上記目的を達成するための本願の緊
縛系における圧縮荷重分配調整器の使用方法に関する発
明は三つの発明からなり、第一発明による圧縮荷重分配
調整器の使用方法は、角部を有する被緊縛物の周囲を、
圧縮荷重分配調整器を使用して緊張部材により緊縛する
に際し、前記圧縮荷重分配調整器の曲率面部の内面が被
緊縛物の角部に位置するように当接すると共に、該圧縮
荷重分配調整器の圧縮荷重面部が被緊縛物の表面に当接
するように位置決めをして、被緊縛物の周囲から前記曲
率面部の外周面を緊張部材で取り囲み、緊張部材を緊締
することを要旨とする。
【0024】これにより、緩やかな曲面からなる曲率面
部の外周面に沿って緊締した緊張部材の張力が、被緊縛
物に対する圧縮荷重として、圧縮荷重面部を介して被緊
縛物の表面に適宜分散されて伝達されるため、緊張部材
を傷めることなく、上記した(1)小型化要求、(2)
軽量化要求、(3)省力化要求、(4)偏芯化要求、
(5)形状適合化要求、を満たすことを可能にする。
【0025】本願の第二発明による圧縮荷重分配調整器
の使用方法は、角部を有する被緊縛物の周囲を、圧縮荷
重分配調整器を使用して緊張部材により緊縛するに際
し、前記圧縮荷重分配調整器の連結面部の内面が被緊縛
物の角部に位置するように当接すると共に、該圧縮荷重
分配調整器の圧縮荷重面部が被緊縛物の表面に当接する
ように位置決めをして、被緊縛物の周囲から前記曲率面
部の外周面を緊張部材で取り囲み、緊張部材を緊締する
ことを要旨とする。
【0026】これにより、連結面部を挟んで両側に連な
る緩やかな曲面からなる曲率面部の外周面に沿って緊締
した緊張部材の張力が、被緊縛物に対する圧縮荷重とし
て、圧縮荷重面部を介して被緊縛物の表面に適宜分散さ
れて伝達されるため、緊張部材を傷めることなく、上記
した(1)小型化要求、(2)軽量化要求、(3)省力
化要求、(4)偏芯化要求、(5)形状適合化要求、を
満たすことを可能にする。
【0027】本願の第三発明による圧縮荷重分配調整器
の使用方法は、角部を有する被緊縛物の周囲を、圧縮荷
重分配調整器を使用して緊張部材により緊縛するに際
し、前記圧縮荷重分配調整器の連結部の内側が被緊縛物
の角部に位置するように当接すると共に、該圧縮荷重分
配調整器の一対の圧縮荷重面部がそれぞれ被緊縛物の表
面に当接するように位置決めをして、被緊縛物の周囲か
ら前記曲率面部の外周面を緊張部材で取り囲み、緊張部
材を緊締することを要旨とする。
【0028】これにより、緩やかな曲面からなる曲率面
部の外周面に沿って緊締した緊張部材の張力が、被緊縛
物に対する圧縮荷重として、圧縮荷重面部を介して被緊
縛物の表面に適宜分散されて伝達されるため、緊張部材
を傷めることなく、上記した(1)小型化要求、(2)
軽量化要求、(3)省力化要求、(4)偏芯化要求、
(5)形状適合化要求、を満たすことを可能にする。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を図面
に基づき詳細に説明する。各図において同一の構成要素
には同一の符号を付し、重複した説明は省略する。
【0030】図1は圧縮荷重分配調整器を使用して被緊
縛物としてコンクリ−ト柱に補強施工を施した状況を説
明するための水平方向の断面図で、図2は本願の圧縮荷
重分配調整器の第一発明による一実施形態を示す断面図
である。
【0031】図1に示すように、被緊縛物1の角部には
圧縮荷重分配調整器2があてがわれ、その周囲にベルト
等からなる緊張部材3が巻きつけられ、図示しない緊縛
手段により緊張部材1に張力が付与される。これにより
被緊縛物1に対して周囲から圧縮荷重が付与される。
【0032】圧縮荷重分配調整器2は、図2に示すよう
に、体積充填部材4の外面に、曲率面部aと、この曲率
面部aを挟んで両側に連なる延長翼面部bとを形成し、
体積充填部材4の内面に、圧縮荷重を受ける圧縮荷重面
部cを形成した形態からなり、体積充填部材4の曲率面
部aと延長翼面部bとの表面には、該表面を覆う表面材
5を設けて構成されている。
【0033】図2では、表面材5が曲率面部aから延長
翼面部bの両端部までの全面を覆っている場合を示して
いるが、表面材5は必ずしも圧縮荷重分配調整器2の両
端部までを被覆している必要はなく、曲率面部aから延
長翼面部bの途中までを覆っていれば良い。(以下、本
願の圧縮荷重分配調整器に関する第二発明及び第三発明
についても同じ)圧縮荷重面部cは、曲率面部aの内面
位置において、実質的に直角に折れ曲がる面からなり、
施工時の被緊縛物の表面を損傷させない観点から、その
表面を図示しない布又はゴムで被覆することが好まし
い。
【0034】緊張部材3は、曲率面部aの外周面に沿っ
て緊張され、その張力が体積充填部材4に圧縮方向の力
として伝達され、これが圧縮荷重面部cを介して被緊縛
物1を周囲から圧縮する。したがって、被緊縛物1に対
する圧縮力を調整する観点より、延長翼面部bは曲率面
部aを挟んで非対称に形成されることがある。
【0035】表面材5は、金属、プラスチックス、繊維
強化プラスチックスから選ばれた一種又は二種の材料か
ら構成することが好ましく、体積充填部材4は、密度
3.0g/cm3以下の軽金属及び/又は樹脂系材料から構
成することが好ましい。密度が3.0 g/ cm3超になる
と、重量増加が著しく、取り扱いが不便となる。
【0036】また、曲率面部aは、施工時の緊張部材3
の滑りを助長する観点から、その表面を図示しない摩擦
低減層により被覆することがさらに好ましい。
【0037】図3は本願の圧縮荷重分配調整器2の第二
発明による一実施形態を示す断面図で、圧縮荷重分配調
整器2は、体積充填部材4の外面に、連結面部dと、こ
の連結面部dを挟んで両側に連なる曲率面部aとこれに
連続した延長翼面部bとを形成し、体積充填部材4の内
面に、圧縮荷重を受ける圧縮荷重面部cを形成した形態
からなり、体積充填部材4の連結面部dと曲率面部aと
延長翼面部bとの表面に、該表面を覆う表面材5を設け
て構成されている。
【0038】圧縮荷重面部cは、連結面部dの内面位置
において、実質的に直角に折れ曲がる面からなり、施工
時の被緊縛物の表面を損傷させない観点から、その表面
を図示しない布又はゴムで被覆することが好ましい。
【0039】また、図2に示す第一発明と同様に、被緊
縛物1に対する圧縮力を調整する観点より、曲率面部a
と延長翼面部bは、連結面部dを挟んで非対称に形成さ
れることがある。
【0040】表面材5は、第一発明の実施形態と同様
に、金属、プラスチックス、繊維強化プラスチックスか
ら選ばれた一種又は二種の材料から構成することが好ま
しく、体積充填部材4は、密度3.0 g/cm3以下の軽金
属及び/又は樹脂系材料から構成することが好ましい。
【0041】また、曲率面部aは、施工時の緊張部材3
の滑りを助長する観点から、その表面を図示しない摩擦
低減層により被覆することがさらに好ましい。
【0042】図4は本願の圧縮荷重分配調整器2の第三
発明による一実施形態を示す断面図で、一対の体積充填
部材4の外面に、それぞれ曲率面部aとこれに連続した
延長翼面部bとを形成し、体積充填部材4の内面に、圧
縮荷重を受ける圧縮荷重面部cを形成した形態からな
り、一対の体積充填部材4の曲率面部aと延長翼面部b
との表面に、該一対の体積充填部材4の表面を連結部e
により連結し、かつ該表面を覆う表面材5を設けてい
る。
【0043】圧縮荷重面部cは、圧縮荷重が負担されな
い連結部eの内側において分断され、連結部eが実質的
に面材5のみで構成されるため、その部分における体積
充填材の縮減による軽量化が可能となり、被緊縛物1に
対する圧縮力を調整する観点より、一対の体積充填部材
4の外面形状が非対称に形成されることがある。
【0044】上記する第三発明の実施形態によれば、上
記するように、圧縮荷重面部cが連結部eの内側におい
て分断されているため、施工に際して、連結部eを境に
して両側に延びる一対の圧縮荷重面部cのなす角度を自
由に変更できる。したがって、被緊縛物たる柱の角部の
多様な形状に適合することができる。
【0045】圧縮荷重面部cは、施工時の被緊縛物の表
面を損傷させない観点から、その表面を図示しない布又
はゴムで被覆することが好ましい。
【0046】表面材5は、第一発明及び第二発明の実施
形態と同様に、金属、プラスチックス、繊維強化プラス
チックスから選ばれた一種又は二種の材料から構成する
ことが好ましく、体積充填部材4は、密度3.0 g/ cm
3以下の軽金属及び/又は樹脂系材料から構成すること
が好ましい。
【0047】また、曲率面部aは、施工時の緊張部材3
の滑りを助長する観点から、その表面を図示しない摩擦
低減層により被覆することがさらに好ましい。
【0048】また、本願の緊縛系における圧縮荷重分配
調整器の使用方法に関する発明は三つの発明からなり、
第一発明による使用方法は、角部を有する被緊縛物1の
周囲を、圧縮荷重分配調整器2を使用して緊張部材3に
より緊縛するに際し、圧縮荷重分配調整器2の曲率面部
aの内面が被緊縛物1の角部に位置するように当接する
と共に、圧縮荷重分配調整器2の圧縮荷重面部cが被緊
縛物1の表面に当接するように位置決めをして、被緊縛
物1の周囲から曲率面部aの外周面を緊張部材3で取り
囲み、緊張部材3を緊締することを特徴とする。
【0049】これにより、緩やかな曲面からなる曲率面
部aの外周に沿って緊締した緊張部材3の張力が、被緊
縛物1に対する圧縮荷重として、圧縮荷重面部cを介し
て被緊縛物1の表面に適宜分散されて伝達されるため、
緊張部材3を傷めることなく、上記した(1)小型化要
求、(2)軽量化要求、(3)省力化要求、を満たすこ
とを可能にする。
【0050】そして、必要に応じて、曲率面部aを挟ん
で非対称に形成された延長翼面部bの作用により、圧縮
荷重面部cから受ける荷重を周囲からの均等な圧縮力と
して被緊縛物1に伝達し、上記した(4)偏芯化要求、
(5)形状適合化要求、を満たすことを可能にする。
【0051】一方、第二発明による使用方法は、角部を
有する被緊縛物1の周囲を、圧縮荷重分配調整器2を使
用して緊張部材3により緊縛するに際し、圧縮荷重分配
調整器2の連結面部dの内面が被緊縛物1の角部に位置
するように当接すると共に、圧縮荷重分配調整器2の圧
縮荷重面部cが被緊縛物1の表面に当接するように位置
決めをして、被緊縛物1の周囲から曲率面部aの外周面
を緊張部材3で取り囲み、緊張部材3を緊締することを
特徴とする。
【0052】これにより、連結面部dを挟んで両側に連
なる緩やかな曲面からなる曲率面部aの外周に沿って緊
締した緊張部材3の張力が、被緊縛物1に対する圧縮荷
重として、圧縮荷重面部cを介して被緊縛物1の表面に
適宜分散されて伝達されるため、緊張部材を傷めること
なく、上記した(1)小型化要求、(2)軽量化要求、
(3)省力化要求、を満たすことを可能にする。
【0053】そして、必要に応じて、連結面部dを挟ん
で非対称に形成された曲率面部aとこれに連続した延長
翼面部bの作用により、圧縮荷重面部cから受ける荷重
を周囲からの均等な圧縮力として被緊縛物1に伝達し、
上記した(4)偏芯化要求、(5)形状適合化要求、を
満たすことを可能にする。
【0054】また、第三発明による使用方法は、角部を
有する被緊縛物1の周囲を、圧縮荷重分配調整器2を使
用して緊張部材3により緊縛するに際し、圧縮荷重分配
調整器2の連結部eの内側が被緊縛物1の角部に位置す
るように当接すると共に、圧縮荷重分配調整器2の一対
の圧縮荷重面部cがそれぞれ被緊縛物1の表面に当接す
るように位置決めをして、被緊縛物1の周囲から前記曲
率面部aの外周面を緊張部材3で取り囲み、緊張部材3
を緊締することを特徴とする。
【0055】これにより、緩やかな曲面からなる曲率面
部aの外周に沿って緊締した緊張部材3の張力が、被緊
縛物1に対する圧縮荷重として,圧縮荷重面部cを介し
て被緊縛物1の表面に適宜分散されて伝達されるため、
緊張部材3を傷めることなく、上記した(1)小型化要
求、(2)軽量化要求、(3)省力化要求、を満たすこ
とを可能にする。
【0056】そして、必要に応じて、非対称に形成され
た一対の体積充填部材4の作用により、圧縮荷重面部c
から受ける荷重を周囲からの均等な圧縮力として被緊縛
物1に伝達し、上記した(4)偏芯化要求、(5)形状
適合化要求、を満たすことを可能にする。
【0057】以下の実施例により、本願発明の圧縮荷重
分配調整器2の代表的な製造方法を述べる。
【0058】
【実施例1】連結面部dと曲率面部aと延長翼面部bの
表面材5としてFRPを使用し、体積充填部材4として
硬化性樹脂にフィラーを配合したパテ材を使用した圧縮
荷重分配調整器2を以下の手順により製造した。
【0059】図5(a)に示す凹部6を有する雌型7を
準備し、図5(b)に示すように、表面材5としてFR
Pシートを凹部6の内面に沿って配置し、図5(c)に
示す切り欠き部8を有する側板9を、図5(d)に示す
ように雌型7の両側面に当接させて、図5(e)に示す
ように側板9の切り欠き部8に沿わせて雌型7の凹部6
の中に硬化性樹脂にフィラーを配合したパテ材を充填さ
せ、図5(f)に示すようにその表面に布材10を配置
した。
【0060】この状態で24時間静置して、パテ材が硬
化したことを確認した後、側板9を取り外して雌型7か
ら図5(g)に示す圧縮荷重分配調整器2を取り外し
た。
【0061】この実施例では、本願の第二発明の実施形
態による圧縮荷重分配調整器2を製造したが、雌型7の
凹部6の形態を変更し、さらにはパテ材の充填方法を工
夫することにより、本願の第一発明又は第三発明の実施
形態による圧縮荷重分配調整器2を容易に得ることがで
きる。
【0062】
【実施例2】曲率面部aと延長翼面部bの表面材5とし
て金属板を使用し、体積充填部材4として硬化性樹脂に
フィラーを配合したパテ材を使用した圧縮荷重分配調整
器2を以下の手順により製造した。
【0063】図6(a)に示す金属板を表面材5として
準備し、図6(b)に示すように切り欠き部8を有する
側板9を組み込み、表面材5の中に硬化性樹脂にフィラ
ーを配合したパテ材を側板9の切り欠き部8に沿わせて
充填させ、図6(c)に示すようにその表面に布材10
を配置した。
【0064】この状態で24時間静置して、、パテ材が
硬化したことを確認した後、側板9を取り外して図6
(d)に示す圧縮荷重分配調整器2を取り外した。
【0065】この実施例では、本願の第一発明の実施形
態による圧縮荷重分配調整器2を製造したが、金属板か
らなる表面材5の形態を変更し、さらにはパテ材の充填
方法を工夫することにより、本願の第二発明又は第三発
明の実施形態による圧縮荷重分配調整器2を容易に得る
ことができる。
【0066】なお、図6(e)に示す圧縮荷重分配調整
器2は、パテ材の充填方法を工夫して得た圧縮荷重分配
調整器2であり、本願の第一発明の延長翼面部bが曲率
面部aを挟んで非対称に形成された実施形態を示してい
る。
【0067】
【発明の効果】上述するように、本願の緊縛系における
圧縮荷重分配調整器及びその使用方法によれば、緩やか
な曲面からなる曲率面部aの外周に沿って緊締した緊張
部材3の張力が、被緊縛物1に対する圧縮荷重として、
圧縮荷重面部cを介して被緊縛物1の表面に適宜分散さ
れて伝達されるため、緊張部材3を傷めることなく、圧
縮荷重分配調整器2を小型化及び軽量化することがで
き、この圧縮荷重分配調整器2を使用することにより施
工工事を省力化することができる。
【0068】そして、必要に応じて、曲率面部a又は連
結面部dを挟んでそれぞれ翼面部b又は曲率面部aとこ
れに連なる延長翼面部bを非対称に形成し、あるいは連
結部eを挟んで一対の体積充填部材4の外面形状を非対
称に形成した圧縮荷重分配調整器を使用することによ
り、圧縮荷重を周囲からの均等な圧縮力として被緊縛物
に伝達することができるため、施工工事における偏芯化
及び形状適合化に対する要求を満たすことを可能にす
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】圧縮荷重分配調整器を使用してコンクリ−ト柱
に補強施工を施した状況を説明するための水平方向の断
面図である。
【図2】圧縮荷重分配調整器の第一発明による一実施形
態を示す断面図である。
【図3】圧縮荷重分配調整器の第二発明による一実施形
態を示す断面図である。
【図4】圧縮荷重分配調整器の第三発明による一実施形
態を示す断面図である。
【図5】(a)〜(g)は、圧縮荷重分配調整器の代表
的製造手順を説明するための説明図である。
【図6】(a)〜(e)は、圧縮荷重分配調整器の他の
代表的製造手順を説明するための説明図である。
【符号の説明】
1 被緊縛物 2 圧縮荷重分配調整器
3 緊張部材 4 体積充填部材 5 表面材
6 凹部 7 雌型 8 切り欠き部
9 側板 10 布材 a 曲率面部 b 延長翼面部
c 圧縮荷重面部 d 連結面部 e 連結部

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 体積充填部材の外面に、曲率面部と、こ
    の曲率面部を挟んで両側に連なる延長翼面部とを形成
    し、前記体積充填部材の内面に、圧縮荷重を受ける圧縮
    荷重面部を形成した圧縮荷重分配調整器であって、 前記体積充填部材の曲率面部と延長翼面部との表面に、
    該表面を覆う表面材を設けて成る緊縛系における圧縮荷
    重分配調整器。
  2. 【請求項2】 前記圧縮荷重面部の表面に、該表面を覆
    う布又はゴムを設けた請求項1に記載の緊縛系における
    圧縮荷重分配調整器。
  3. 【請求項3】 前記圧縮荷重面部を、前記曲率面部の内
    面位置において、実質的に直交する面により構成した請
    求項1または2に記載の緊縛系における圧縮荷重分配調
    整器。
  4. 【請求項4】 前記延長翼面部が、前記曲率面部を挟ん
    で非対称に形成されている請求項1,2または3に記載
    の緊縛系における圧縮荷重分配調整器。
  5. 【請求項5】 前記表面材が、金属、プラスチックス、
    繊維強化プラスチックスから選ばれた一種又は二種の材
    料からなる請求項1,2,3または4に記載の緊縛系に
    おける圧縮荷重分配調整器。
  6. 【請求項6】 前記体積充填部材が、密度3.0 g/ cm
    3以下の軽金属及び/又は樹脂系材料からなる請求項
    1,2,3,4または5に記載の緊縛系における圧縮荷
    重分配調整器。
  7. 【請求項7】 体積充填部材の外面に、連結面部と、こ
    の連結面部を挟んで両側に連なる曲率面部とこれに連続
    した延長翼面部とを形成し、前記体積充填部材の内面
    に、圧縮荷重を受ける圧縮荷重面部を形成した圧縮荷重
    分配調整器であって、 前記体積充填部材の連結面部と曲率面部と延長翼面部と
    の表面に、該表面を覆う表面材を設けて成る緊縛系にお
    ける圧縮荷重分配調整器。
  8. 【請求項8】 前記圧縮荷重面部の表面に、該表面を覆
    う布又はゴムを設けた請求項7に記載の緊縛系における
    圧縮荷重分配調整器。
  9. 【請求項9】 前記圧縮荷重面部を、前記連結面部の内
    面位置において、実質的に直交する面により構成した請
    求項7または8に記載の緊縛系における圧縮荷重分配調
    整器。
  10. 【請求項10】 前記曲率面部と延長翼面部が、前記連
    結面部を挟んで非対称に形成されている請求項7,8ま
    たは9に記載の緊縛系における圧縮荷重分配調整器。
  11. 【請求項11】 前記表面材が、金属、プラスチック
    ス、繊維強化プラスチックスから選ばれた一種又は二種
    の材料からなる請求項7,8,9または10に記載の緊
    縛系における圧縮荷重分配調整器。
  12. 【請求項12】 前記体積充填部材が、密度3.0 g/
    cm3以下の軽金属及び/又は樹脂系材料からなる請求項
    7,8,9,10または11に記載の緊縛系における圧
    縮荷重分配調整器。
  13. 【請求項13】 一対の体積充填部材の外面に、それぞ
    れ曲率面部とこれに連続した延長翼面部とを形成し、前
    記体積充填部材の内面に、圧縮荷重を受ける圧縮荷重面
    部を形成した圧縮荷重分配調整器であって、 前記一対の体積充填部材の曲率面部と延長翼面部との表
    面に、該一対の体積充填部材の表面を連結し、かつ該表
    面を覆う表面材を設けて成る緊縛系における圧縮荷重分
    配調整器。
  14. 【請求項14】 前記圧縮荷重面部の表面に、該表面を
    覆う布又はゴムを設けた請求項13に記載の緊縛系にお
    ける圧縮荷重分配調整器。
  15. 【請求項15】 前記一対の体積充填部材の外面形状が
    非対称に形成されている請求項13または14に記載の
    緊縛系における圧縮荷重分配調整器。
  16. 【請求項16】 前記表面材が、金属、プラスチック
    ス、繊維強化プラスチックスから選ばれた一種又は二種
    の材料からなる請求項13,14または15に記載の緊
    縛系における圧縮荷重分配調整器。
  17. 【請求項17】 前記体積充填部材が、密度3.0 g/
    cm3以下の軽金属及び/又は樹脂系材料からなる請求項
    13,14,15または16に記載の緊縛系における圧
    縮荷重分配調整器。
  18. 【請求項18】 角部を有する被緊縛物の周囲を、圧縮
    荷重分配調整器を使用して緊張部材により緊縛するに際
    し、 前記圧縮荷重分配調整器の曲率面部の内面が被緊縛物の
    角部に位置するように当接すると共に、該圧縮荷重分配
    調整器の圧縮荷重面部が被緊縛物の表面に当接するよう
    に位置決めをして、被緊縛物の周囲から前記曲率面部の
    外周面を緊張部材で取り囲み、緊張部材を緊締すること
    を特徴とする緊縛系における圧縮荷重分配調整器の使用
    方法。
  19. 【請求項19】 角部を有する被緊縛物の周囲を、圧縮
    荷重分配調整器を使用して緊張部材により緊縛するに際
    し、 前記圧縮荷重分配調整器の連結面部の内面が被緊縛物の
    角部に位置するように当接すると共に、該圧縮荷重分配
    調整器の圧縮荷重面部が被緊縛物の表面に当接するよう
    に位置決めをして、被緊縛物の周囲から前記曲率面部の
    外周面を緊張部材で取り囲み、緊張部材を緊締すること
    を特徴とする緊縛系における圧縮荷重分配調整器の使用
    方法。
  20. 【請求項20】 角部を有する被緊縛物の周囲を、圧縮
    荷重分配調整器を使用して緊張部材により緊縛するに際
    し、 前記圧縮荷重分配調整器の連結部の内側が被緊縛物の角
    部に位置するように当接すると共に、該圧縮荷重分配調
    整器の一対の圧縮荷重面部がそれぞれ被緊縛物の表面に
    当接するように位置決めをして、被緊縛物の周囲から前
    記曲率面部の外周面を緊張部材で取り囲み、緊張部材を
    緊締することを特徴とする緊縛系における圧縮荷重分配
    調整器の使用方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014066017A (ja) * 2012-09-25 2014-04-17 East Japan Railway Co コンクリート柱の耐震補強構造及びコンクリート柱の耐震補強方法

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