JP2003267837A - 粉体造粒組成物及びそれを含有してなる化粧料 - Google Patents

粉体造粒組成物及びそれを含有してなる化粧料

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JP2003267837A
JP2003267837A JP2002069483A JP2002069483A JP2003267837A JP 2003267837 A JP2003267837 A JP 2003267837A JP 2002069483 A JP2002069483 A JP 2002069483A JP 2002069483 A JP2002069483 A JP 2002069483A JP 2003267837 A JP2003267837 A JP 2003267837A
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Masakazu Miyazawa
雅一 宮澤
Eiji Mizuguchi
英司 水口
Hirochika Nishimura
博睦 西村
Yoshito Hongo
嘉人 本郷
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Pola Chemical Industries Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 化粧実感が仕上がりの変化、広がりと同
程度に得られる粉体含有化粧料を提供する。 【解決手段】 少なくとも、1種の着色されていても良
いチタンマイカを50〜100質量%含む粉体組成物を
造粒してなる造粒物を化粧料に含有させる。該造粒物に
は、チタンマイカ以外に赤色226号等の色素を含有さ
せることが好ましい。化粧料の剤形としては、セルロー
ス誘導体乃至はキサンタンガム等の水溶性高分子を含有
するものが好ましく例示できる。その他の好ましい成分
としては、1,2−ペンタンジオール、イソプレングリ
コール、1,3−ブタンジオール、ジグリセリン、ジプ
ロピレングリコールを4〜18重量%含有する形態及び
/又はフェノキシエタノールを0.2〜1重量%含有す
る水性媒体分散の形態が好ましく例示できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、化粧料用の粉体造
粒物及びそれを含有する化粧料に関する。
【0002】
【従来の技術】粉体類は、紫外線カットなどの光線隠蔽
効果や肌色の上に加色する演色効果などの効果付与を目
的として、化粧料に含有されている。この様な剤形にお
いては、通常粉体類は、一様な組成に調整されて含有さ
れている。近年、異なった組成の2種乃至は数種の粉体
組成物を1つの形態に成型した化粧料が出てきており、
前記複数の種類の粉体組成物を任意の割合で混合するこ
とにより、化粧仕上がりを調整する試みが為されてい
る。その変形タイプとして、粉体を造粒して顆粒を作成
し、かかる顆粒を通常の化粧料中に分散させたり、複数
の顆粒を混合し、使用時にかかる顆粒が崩壊混合して、
化粧仕上がりの深みが出る化粧料に加工したりすること
も行われるようになってきた。しかしながら、この様な
化粧料においては、化粧仕上がりの広がりは得られるも
のの、使用実感の付与効果については、仕上がりに対す
る効果ほどは得られていないのが実情であった。即ち、
化粧実感が仕上がりの変化、広がりと同程度に得られる
粉体含有化粧料の開発が望まれていた。
【0003】化粧料を造粒して顆粒とし、化粧料に含有
させる技術は既に知られているが、チタンマイカを造粒
させて、造粒物の外観のパール光沢を弱め、これを化粧
料に含有させて、使用時にパール光沢を際だたせるよう
な技術は全く知られていなかったし、この様な化粧料が
使用時に於けるパール感の出現により、著しい化粧実感
を付与する作用を有することは全く知られていなかっ
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、この様な状
況下為されたものであり化粧実感が仕上がりの変化、広
がりと同程度に得られる粉体含有化粧料を提供すること
を課題とする。
【0005】
【課題の解決手段】本発明者らは、この様な状況に鑑み
て、化粧実感が仕上がりの変化、広がりと同程度に得ら
れる粉体含有化粧料を求めて、鋭意研究努力を重ねた結
果、少なくとも、1種の着色されていても良いチタンマ
イカを含む粉体組成物を造粒してなる造粒物を含有させ
た化粧料にそのような特性を見いだし、発明を完成させ
るに至った。即ち、本発明は、以下に示す技術に関す
る。 (1)少なくとも、1種の着色されていても良いチタン
マイカを含む粉体組成物を造粒してなる造粒物。 (2)更に、色素を含有することを特徴とする、(1)
に記載の造粒物。 (3)更に、水溶性高分子を含有することを特徴とす
る、(1)又は(2)に記載の造粒物。 (4)水溶性高分子が、セルロース誘導体乃至はキサン
タンガムであることを特徴とする、(3)に記載の造粒
物。 (5)外観のパール感が、造粒物を潰したときのパール
感より少ないことを特徴とする、(1)〜(4)何れか
1項に記載の造粒物。 (6)外観の色が、造粒物を潰したときの色と異なるこ
とを特徴とする、(1)〜(5)何れか1項に記載の造
粒物。 (7)(1)〜(6)何れか1項に記載の造粒物を含有
する化粧料。 (8)水性ゲル中に(1)〜(6)何れか1項に記載の
造粒物を分散した剤形であることを特徴とする、(7)
に記載の化粧料。 以下、本発明について更に詳細に説明を加える。
【0006】
【発明の実施の形態】(1)本発明の造粒物 本発明の造粒物は、少なくとも、1種の着色されていて
も良いチタンマイカを含む粉体組成物を造粒してなるこ
とを特徴とする。ここで、チタンマイカとは、マイカの
表面に二酸化チタンの微粒子がコートした形態の粉体で
あって、該二酸化チタンのコートにより干渉色或いは干
渉によるパール感を呈する粉体を意味する。本発明の造
粒物にはかかる着色されていても良いチタンマイカを1
種含有させることもできるし、2種以上組み合わせて含
有させることもできる。チタンマイカとしては、チミロ
ンMP1005、チミロンスーパーレッド、チミロンス
ーパーブルー等チミロンシリーズに代表されるメルク社
製のものやクロイゾネゴールド等のクロイゾネシリー
ズ、デュオクロム、デュオクロムスパークルなどのデュ
オクロムシリーズ、フラメンコSP100、フラメンコ
レッド等のフラメンコシリーズ等に代表されるエンゲル
ハード社製のものなど、多くのものが既に市販されてお
り、これらの市販品を利用することができる。勿論、マ
イカ上に水酸化チタンを他の金属水酸化物とともに析出
させ、これを焼成することにより酸化物と為して製造
し、使用することもできる。又、前記の市販品のチタン
マイカに着色剤をコートした着色チタンマイカを製造
し、それを用いることもできる。かかる着色されても良
いチタンマイカで特に好ましいものとしてはエンゲルハ
ード社製のフラメンコシリーズが例示できる。かかる着
色されても良いチタンマイカは造粒することにより、造
粒物の外観としてはパール感を著しく減じる。前記造粒
物が使用時に崩壊すると、元のチタンマイカのパール感
が発現し、外観の著しい変化が得られる。本発明の造粒
物に於ける前記着色されていても良いチタンマイカの好
ましい含有量は、総量で造粒物全量に対して、50〜1
00質量%であり、更に好ましくは60〜95質量%で
ある。これは少なすぎると、造粒物の状態とそれが崩壊
した後の状態でのパール感の差が少なくなりすぎる場合
があるからである。本発明の造粒物においては、前記着
色されていても良いチタンマイカ以外に、造粒物の外観
から更にパール感を隠蔽するさらには外観の色と塗布色
とを異ならせる目的で、色素類を含有することができ、
この様な色素類を含有する形態がより好ましい。この様
な色素としては、顔料が好ましく、赤色226号、黄色
4号アルミニウムレーキなどの有機顔料、ベンガラ、黄
色酸化鉄、群青、紺青などの無機顔料などが好ましく例
示できる。かかる色素の含有量は、総量で造粒物全量に
対して0.1〜10質量%が好ましい。又、本発明の造
粒物は、造粒の為の結合剤を含有することができる。結
合剤としては、水溶性高分子が好ましく、中でもセルロ
ース系の水溶性高分子が好ましい。セルロース系の水溶
性高分子としては、メチルセルロース、ヒドロキシプロ
ピルメチルセルロースなどが好ましく例示できる。かか
る結合剤の好ましい含有量は、0.1〜10質量%であ
り、更に好ましくは0.2〜5質量%である。本発明の
造粒物においては、前記着色されていても良いチタンマ
イカ、色素類、結合剤以外に、通常化粧料で使用される
これらに分類されない粉体類を含有することができる。
かかる粉体類としては、例えば、タルク、マイカ、セリ
サイト、カオリン、ベントナイト、珪酸カルシウム、珪
酸マグネシウム、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、
硫酸カルシウム、硫酸マグネシウム、二酸化チタン、酸
化亜鉛、アルミナ、シリカ、結晶セルロース、ナイロン
パウダー、シルクパウダー、メチルシロキサン網状重合
体、架橋型メチルポリシロキサン、高重合度ジメチルポ
リシロキサン、乳糖、澱粉、ポリアクリルエステル、ス
テアリン酸亜鉛、ステアリン酸アルミニウム、ステアリ
ン酸マグネシウムなどの金属石けん等のアクリル樹脂等
が例示できる。なお、本発明の造粒物において、この様
な任意成分の粉体や着色されていても良いチタンマイ
カ、色素類は、そのまま含有させることもできるし、予
め表面を処理して使用することもできる。表面処理方法
としては、化粧料用の粉体で知られているものであれ
ば、特段の限定なく適用でき、例えば、ハイドロジェン
メチルポリシロキサン焼き付け処理、ジメチルポリシロ
キサン焼き付け処理、フルオロアルキル基を有していて
も良いシリルカップリング剤によるシリル化、フッ素原
子で水素原子が置換されていても良いアルキルリン酸エ
ステルジエタノールアミン塩処理、アシル化アミノ酸及
び/又はその塩による被覆処理、コアシェル型ポリマー
エマルジョンの被覆、リン酸塩の被覆などが好ましく例
示できる。かかる表面処理は、粉体に対して1〜30重
量%の被覆剤をコートし、100〜600℃で焼成、3
0〜50℃で乾燥、アルカリ処理などの処置を行えばよ
い。
【0007】本発明の造粒物は、前記の成分を常法の造
粒法に従って処理することにより造粒することができ
る。造粒法としては、例えば、粉体類をヘンシェルミキ
サーやグラッド増粒装置などの造粒装置に仕込み、回転
攪拌しながら、水、エタノール水溶液などの水性担体を
噴霧し、造粒する方法や、フローコーターやニューマル
メライザーなどの流・転動相造粒装置に仕込み、水性担
体を噴霧しながら送風、流・転動させる方法、ニーダー
に前記成分を仕込み、過剰の水性担体を加え、粘土状に
練り上げ、これを押しだし造粒装置で押しだし造粒する
方法などが好ましく例示できる。この内、特に好ましい
ものは、粉体類をヘンシェルミキサーやグラッド増粒装
置などの造粒装置に仕込み、回転攪拌しながら、水、エ
タノール水溶液などの水性担体を噴霧し、造粒する方法
である。これはこの方法によって製造される造粒物の嵩
密度が、化粧料に適しているからである。本発明の化粧
料において、これら本発明の造粒物は唯一種を含有させ
ることもできるし、二種以上を組み合わせて含有させる
こともできる。本発明の化粧料に於ける、前記本発明の
造粒物の好ましい含有量は、総量で、化粧料全量に対し
て、0.1〜90質量%であり、更に好ましくは、5〜
80質量%である。
【0008】(2)本発明の化粧料 本発明の化粧料は、上記造粒物を含有することを特徴と
する。本発明の化粧料としては、本発明の造粒物の外観
と使用時の色、質感の変化が効果的に発現させるような
化粧料が好ましく、この点で、メークアップ化粧料、取
り分けファンデーション、プレストパウダー、アイカラ
ー、チークカラー等の粉体の含有量が多く、且つ、演色
性に優れるものが好ましく例示できる。本発明の化粧料
の剤形としては、通常化粧料であれば特段の限定はされ
ないが、造粒物が液体脂と固体脂の溶融成果物である油
性媒体、水と保湿剤、増粘剤、アルコール類からなる水
性媒体、均一に混合された粉体組成物などの連続媒体中
に分散されている形態であることが好ましい。この様な
形態にすることにより、造粒物が使用時に崩壊して、そ
の成分を連続媒体中に拡散させ、パール感の変化を更に
著しく演出し、この拡散過程が化粧をしている実感を想
起させ、化粧行為に対する満足感を形成させるからであ
る。かかる化粧行為の満足感は、肌生理にも影響を与
え、化粧崩れを防ぐ、或いは化粧仕上がりそのものが美
しくできるなどの好ましい化粧効果として発現する。こ
れは、化粧行為に及ぼす精神的影響が非常に大きいため
と勘案される。この様な化粧に好ましい精神的影響を醸
成する作用を本発明の化粧料は有する。
【0009】本発明の化粧料においては、必須成分の造
粒物以外に通常化粧料で使用される任意成分を含有する
ことができる。かかる任意成分としては、例えば、ワセ
リンやマイクロクリスタリンワックス等のような炭化水
素類、ホホバ油やセチルイソオクタネート等のエステル
類、オリーブ油等のトリグリセライド類、オクタデシル
アルコールやオレイルアルコール等の高級アルコール
類、グリセリンや1,3−ブタンジオール、1,2−ペ
ンタンジオール、イソプレングリコール、ジプロピレン
グリコール等の多価アルコール類、非イオン界面活性
剤、アニオン界面活性剤、カチオン界面活性剤、両性界
面活性剤、エタノール、カーボポール等の増粘剤、防腐
剤、紫外線吸収剤、抗酸化剤類等が例示できる。これら
の内、好ましい形態としては、1,2−ペンタンジオー
ル、イソプレングリコール、1,3−ブタンジオール、
ジグリセリン、ジプロピレングリコールを4〜18重量
%含有する形態及び/又はフェノキシエタノールを0.
2〜1重量%含有する水性媒体分散の形態が例示でき
る。この時、キサンタンガムなどの水溶性高分子を分散
助剤に用いることが好ましい。かかる分散助剤の好まし
い含有量は0.05〜1重量%である。又、粉体との組
み合わせにおいて、ポリエチレングリコールやポリオキ
シエチレン付加非イオン界面活性剤等のポリオキシエチ
レン基を有する成分は刺激を発現する場合があるのでそ
の含有量を1重量%以下、更に好ましくは0.1重量%
以下に含有量を制限することが好ましい。本発明の化粧
料は、かかる必須成分と任意成分とを常法に従って処理
することにより製造することができる。
【0010】
【実施例】以下に実施例を挙げて、本発明について更に
詳細に説明を加えるが、本発明がこれら実施例にのみ限
定を受けないことは言うまでもない。
【0011】<実施例1>下記に示す処方に従って、本
発明の造粒物を作成した。即ち、下記の成分を流動層造
粒装置に仕込み、回転攪拌させ、これに50%エタノー
ル水溶液30重量部を噴霧し、造粒した。造粒物を分粒
機で分粒して、平均粒径1mmの造粒物1を得た。 フラメンコスーパーレッド100 98 重量部 赤色226号 1 重量部 ヒドロキシプロピルメチルセルロース 1 重量部
【0012】<実施例2>下記に示す処方に従って、本
発明の造粒物を作成した。即ち、下記の成分を流動層造
粒装置に仕込み、回転攪拌させ、これに50%エタノー
ル水溶液30重量部を噴霧し、造粒した。造粒物を分粒
機で分粒して、平均粒径0.9mmの造粒物2を得た。 フラメンコスーパーレッド100 98 重量部 セリサイト 1 重量部 ヒドロキシプロピルメチルセルロース 1 重量部
【0013】<実施例3>下記に示す処方に従って、本
発明の造粒物を作成した。即ち、下記の成分を流動層造
粒装置に仕込み、回転攪拌させ、これに50%エタノー
ル水溶液30重量部を噴霧し、造粒した。造粒物を分粒
機で分粒して、平均粒径0.9mmの造粒物3を得た。 チミロンMP1005 98 重量部 ベンガラ 1 重量部 ヒドロキシプロピルメチルセルロース 1 重量部
【0014】<実施例4>下記に示す処方に従って、本
発明の造粒物を作成した。即ち、下記の成分を流動層造
粒装置に仕込み、回転攪拌させ、これに50%エタノー
ル水溶液30重量部を噴霧し、造粒した。造粒物を分粒
機で分粒して、平均粒径1.4mmの造粒物4を得た。 デュオクロム Y 98 重量部 赤色226号 1 重量部 ヒドロキシプロピルメチルセルロース 1 重量部
【0015】<実施例5>下記に示す処方に従って、本
発明の造粒物を作成した。即ち、下記の成分を流動層造
粒装置に仕込み、回転攪拌させ、これに50%エタノー
ル水溶液30重量部を噴霧し、造粒した。造粒物を分粒
機で分粒して、平均粒径1.2mmの造粒物5を得た。 デュオクローム・スパークルR 98 重量部 黄色4号アルミニウムレーキ 1 重量部 ヒドロキシプロピルメチルセルロース 1 重量部
【0016】<実施例6>下記に示す処方に従って、本
発明の造粒物を作成した。即ち、下記の成分を流動層造
粒装置に仕込み、回転攪拌させ、これに50%エタノー
ル水溶液30重量部を噴霧し、造粒した。造粒物を分粒
機で分粒して、平均粒径1.5mmの造粒物6を得た。 プロミネンスR 98 重量部 赤色226号 1 重量部 メチルセルロース 1 重量部
【0017】<実施例7>造粒物1〜6について、顆粒
の状態のパール感と手で顆粒を潰した状態でのパール感
を比較した。比較は、フラメンコ・スーパーレッド10
0のパール感をスコア5、マイカのパール感をスコア0
とし、この2点を基準に比較判定した。判定に迷うとき
には、フラメンコ・スーパーレッド100とマイカの混
合物を作成し、補間指標として用いた。結果を表1に示
す。これより、本発明の造粒物は、顆粒の状態ではパー
ル感が少なく、顆粒が崩壊した状態ではパール感が著し
いことがわかる。
【0018】
【表1】
【0019】<実施例7>実施例1、2の本発明の粉体
含有造形物1、2を用いて、本発明の化粧料1を作成し
た。即ち、イの成分にロの成分を徐々に加え、これにハ
の成分を分散させ、本発明の化粧料1(夏用アイカラ
ー)を得た。 イ 1,3−ブタンジオール 5 重量部 ジグリセリン 5 重量部 カルボキシビニルポリマー 0.5重量部 フェノキシエタノール 0.5重量部 水 60 重量部 ロ 10%水酸化カリウム水溶液 5 重量部 水 4 重量部 ハ 造粒物1 10 重量部 造粒物2 10 重量部
【0020】<実施例8>下記に示す比較化粧料1を作
成し、実施例7の化粧料1と使用性、化粧仕上がりに対
する使用者の満足度を、アンケートにより調べた。アン
ケートは年齢25〜48歳の30人の女子をバラツキが
ないように10人ずつ3群に分け、1群は実施例7の化
粧料1と比較化粧料1とを半顔使用で3回メークアップ
して比較してもらい、もう1群は比較化粧料1と比較化
粧料2とを同様に比較してもらい、残りの1群は比較化
粧料2と実施例7の化粧料1とを比較してもらった。ア
ンケートの質問は「この化粧料の使用性はどの様に感じ
ますか?」と「この化粧料の仕上がりはどの様に感じま
すか?」で選択肢は非常によい、良い、やや良い、やや
悪い、悪いとした。結果を表1に示す。これより、本発
明の化粧料は非常に優れた使用性と化粧仕上がりを有し
ていることがわかる。又、これは本発明の造粒物による
ことがわかる。即ち、顆粒状態でのパール感と崩壊した
状態でのパール感の差が化粧実感を醸成していることが
わかる。 (比較化粧料1) イ 1,3−ブタンジオール 5 重量部 ジグリセリン 5 重量部 カルボキシビニルポリマー 0.5重量部 フェノキシエタノール 0.5重量部 水 60 重量部 ロ 10%水酸化カリウム水溶液 5 重量部 ヒドロキシプロピルメチルセルロース 0.2重量部 水 4 重量部 ハ フラメンコスーパーレッド100 19.6重量部 赤色226号 0.1重量部 セリサイト 0.1重量部
【0021】
【表2】
【0022】<実施例9>実施例5の本発明の造粒物5
を用いて、本発明の化粧料2を作成した。即ち、イの成
分にロの成分を徐々に加え、これにハの成分を分散さ
せ、本発明の化粧料2(夏用チークカラー)を得た。 イ 1,3−ブタンジオール 5 重量部 ジグリセリン 5 重量部 カルボキシビニルポリマー 0.5重量部 フェノキシエタノール 0.5重量部 水 50 重量部 ロ 10%水酸化カリウム水溶液 5 重量部 水 4 重量部 ハ 造粒物5 30 重量部
【0023】<実施例10>実施例3、4の本発明の造
粒物5を用いて、本発明の化粧料3を作成した。即ち、
イの成分にロの成分を徐々に加え、これにハの成分を分
散させ、本発明の化粧料2(夏用アイカラー)を得た。 イ 1,3−ブタンジオール 5 重量部 ジグリセリン 5 重量部 カルボキシビニルポリマー 0.5重量部 フェノキシエタノール 0.5重量部 水 50 重量部 ロ 10%水酸化カリウム水溶液 5 重量部 水 4 重量部 ハ 造粒物3 10 重量部 造粒物4 20 重量部
【0024】<実施例11>実施例5の本発明の造粒物
5を用いて、本発明の化粧料2を作成した。即ち、イの
成分にロの成分を徐々に加え、これにハの成分を分散さ
せ、本発明の化粧料2(夏用チークカラー)を得た。 イ 1,3−ブタンジオール 5 重量部 ジグリセリン 5 重量部 カルボキシビニルポリマー 0.5重量部 フェノキシエタノール 0.5重量部 水 70 重量部 ロ 10%水酸化カリウム水溶液 5 重量部 水 4 重量部 ハ 造粒物6 10 重量部
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、化粧実感が仕上がりの
変化、広がりと同程度に得られる粉体含有化粧料を提供
することができる。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成15年2月18日(2003.2.1
8)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【請求項】請求項1〜何れか1項に記載の造粒物を
含有する化粧料。
【請求項10】水性ゲル中に請求項1〜何れか1項に
記載の造粒物を分散した剤形であることを特徴とする、
請求項に記載の化粧料。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】
【課題の解決手段】本発明者らは、この様な状況に鑑み
て、化粧実感が仕上がりの変化、広がりと同程度に得ら
れる粉体含有化粧料を求めて、鋭意研究努力を重ねた結
果、少なくとも、1種の着色されていても良いチタンマ
イカを50〜100質量%含む粉体組成物を造粒してな
る造粒物を含有させた化粧料にそのような特性を見いだ
し、発明を完成させるに至った。即ち、本発明は、以下
に示す技術に関する。 (1)少なくとも、1種の着色されていても良いチタン
マイカを50〜100質量%含む粉体組成物を造粒して
なる造粒物。 (2)更に、色素を含有することを特徴とする、(1)
に記載の造粒物。 (3)更に、水溶性高分子を含有することを特徴とす
る、(1)又は(2)に記載の造粒物。 (4)水溶性高分子が、セルロース誘導体乃至はキサン
タンガムであることを特徴とする、(3)に記載の造粒
物。 (5)外観のパール感が、造粒物を潰したときのパール
感より少ないことを特徴とする、(1)〜(4)何れか
1項に記載の造粒物。 (6)外観の色が、造粒物を潰したときの色と異なるこ
とを特徴とする、(1)〜(5)何れか1項に記載の造
粒物。 (7)少なくとも、1種の着色されていても良いチタン
マイカを50〜100質量%含む粉体組成物を造粒して
なり、当該造粒により得られた造粒物の外観のパール感
が、これを潰したときのパール感より少ない造粒物。 (8)少なくとも、1種の着色されていても良いチタン
マイカを50〜100質量%含む粉体組成物を造粒して
なり、当該造粒により得られた造粒物の外観の色が、こ
れを潰したときの色と異なる造粒物。 ()(1)〜()何れか1項に記載の造粒物を含有
する化粧料。 (10)水性ゲル中に(1)〜()何れか1項に記載
の造粒物を分散した剤形であることを特徴とする、
)に記載の化粧料。 以下、本発明について更に詳細に説明を加える。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】(1)本発明の造粒物 本発明の造粒物は、少なくとも、1種の着色されていて
も良いチタンマイカを50〜100質量%含む粉体組成
物を造粒してなることを特徴とする。ここで、チタンマ
イカとは、マイカの表面に二酸化チタンの微粒子がコー
トした形態の粉体であって、該二酸化チタンのコートに
より干渉色或いは干渉によるパール感を呈する粉体を意
味する。本発明の造粒物にはかかる着色されていても良
いチタンマイカを1種含有させることもできるし、2種
以上組み合わせて含有させることもできる。チタンマイ
カとしては、チミロンMP1005、チミロンスーパー
レッド、チミロンスーパーブルー等チミロンシリーズに
代表されるメルク社製のものやクロイゾネゴールド等の
クロイゾネシリーズ、デュオクロム、デュオクロムスパ
ークルなどのデュオクロムシリーズ、フラメンコSP1
00、フラメンコレッド等のフラメンコシリーズ等に代
表されるエンゲルハード社製のものなど、多くのものが
既に市販されており、これらの市販品を利用することが
できる。勿論、マイカ上に水酸化チタンを他の金属水酸
化物とともに析出させ、これを焼成することにより酸化
物と為して製造し、使用することもできる。又、前記の
市販品のチタンマイカに着色剤をコートした着色チタン
マイカを製造し、それを用いることもできる。かかる着
色されても良いチタンマイカで特に好ましいものとして
はエンゲルハード社製のフラメンコシリーズが例示でき
る。かかる着色されても良いチタンマイカは造粒するこ
とにより、造粒物の外観としてはパール感を著しく減じ
る。前記造粒物が使用時に崩壊すると、元のチタンマイ
カのパール感が発現し、外観の著しい変化が得られる。
本発明の造粒物に於ける前記着色されていても良いチタ
ンマイカの好ましい含有量は、総量で造粒物全量に対し
て、50〜100質量%であり、更に好ましくは60〜
95質量%である。これは少なすぎると、造粒物の状態
とそれが崩壊した後の状態でのパール感の差が少なくな
りすぎる場合があるからである。本発明の造粒物におい
ては、前記着色されていても良いチタンマイカ以外に、
造粒物の外観から更にパール感を隠蔽するさらには外観
の色と塗布色とを異ならせる目的で、色素類を含有する
ことができ、この様な色素類を含有する形態がより好ま
しい。この様な色素としては、顔料が好ましく、赤色2
26号、黄色4号アルミニウムレーキなどの有機顔料、
ベンガラ、黄色酸化鉄、群青、紺青などの無機顔料など
が好ましく例示できる。かかる色素の含有量は、総量で
造粒物全量に対して0.1〜10質量%が好ましい。
又、本発明の造粒物は、造粒の為の結合剤を含有するこ
とができる。結合剤としては、水溶性高分子が好まし
く、中でもキサンタンガムやセルロース系の水溶性高分
子が好ましい。セルロース系の水溶性高分子としては、
メチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロー
スなどが好ましく例示できる。かかる結合剤の好ましい
含有量は、0.1〜10質量%であり、更に好ましくは
0.2〜5質量%である。本発明の造粒物においては、
前記着色されていても良いチタンマイカ、色素類、結合
剤以外に、通常化粧料で使用されるこれらに分類されな
い粉体類を含有することができる。かかる粉体類として
は、例えば、タルク、マイカ、セリサイト、カオリン、
ベントナイト、珪酸カルシウム、珪酸マグネシウム、炭
酸カルシウム、炭酸マグネシウム、硫酸カルシウム、硫
酸マグネシウム、二酸化チタン、酸化亜鉛、アルミナ、
シリカ、結晶セルロース、ナイロンパウダー、シルクパ
ウダー、メチルシロキサン網状重合体、架橋型メチルポ
リシロキサン、高重合度ジメチルポリシロキサン、乳
糖、澱粉、ポリアクリルエステル、ステアリン酸亜鉛、
ステアリン酸アルミニウム、ステアリン酸マグネシウム
などの金属石けん等のアクリル樹脂等が例示できる。な
お、本発明の造粒物において、この様な任意成分の粉体
や着色されていても良いチタンマイカ、色素類は、その
まま含有させることもできるし、予め表面を処理して使
用することもできる。表面処理方法としては、化粧料用
の粉体で知られているものであれば、特段の限定なく適
用でき、例えば、ハイドロジェンメチルポリシロキサン
焼き付け処理、ジメチルポリシロキサン焼き付け処理、
フルオロアルキル基を有していても良いシリルカップリ
ング剤によるシリル化、フッ素原子で水素原子が置換さ
れていても良いアルキルリン酸エステルジエタノールア
ミン塩処理、アシル化アミノ酸及び/又はその塩による
被覆処理、コアシェル型ポリマーエマルジョンの被覆、
リン酸塩の被覆などが好ましく例示できる。かかる表面
処理は、粉体に対して1〜30質量%の被覆剤をコート
し、100〜600℃で焼成、30〜50℃で乾燥、ア
ルカリ処理などの処置を行えばよい。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】本発明の造粒物は、前記の成分を常法の造
粒法に従って処理することにより造粒することができ
る。造粒法としては、例えば、粉体類をヘンシェルミキ
サーやグラッド粒装置などの造粒装置に仕込み、回転
攪拌しながら、水、エタノール水溶液などの水性担体を
噴霧し、造粒する方法や、フローコーターやニューマル
メライザーなどの流・転動相造粒装置に仕込み、水性担
体を噴霧しながら送風、流・転動させる方法、ニーダー
に前記成分を仕込み、過剰の水性担体を加え、粘土状に
練り上げ、これを押しだし造粒装置で押しだし造粒する
方法などが好ましく例示できる。この内、特に好ましい
ものは、粉体類をヘンシェルミキサーやグラッド粒装
置などの造粒装置に仕込み、回転攪拌しながら、水、エ
タノール水溶液などの水性担体を噴霧し、造粒する方法
である。これはこの方法によって製造される造粒物の嵩
密度が、化粧料に適しているからである。本発明の化粧
料において、これら本発明の造粒物は唯一種を含有させ
ることもできるし、二種以上を組み合わせて含有させる
こともできる。本発明の化粧料に於ける、前記本発明の
造粒物の好ましい含有量は、総量で、化粧料全量に対し
て、0.1〜90質量%であり、更に好ましくは、5〜
80質量%である。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】本発明の化粧料においては、必須成分の造
粒物以外に通常化粧料で使用される任意成分を含有する
ことができる。かかる任意成分としては、例えば、ワセ
リンやマイクロクリスタリンワックス等のような炭化水
素類、ホホバ油やセチルイソオクタネート等のエステル
類、オリーブ油等のトリグリセライド類、オクタデシル
アルコールやオレイルアルコール等の高級アルコール
類、グリセリンや1,3−ブタンジオール、1,2−ペ
ンタンジオール、イソプレングリコール、ジプロピレン
グリコール等の多価アルコール類、非イオン界面活性
剤、アニオン界面活性剤、カチオン界面活性剤、両性界
面活性剤、エタノール、カーボポール等の増粘剤、防腐
剤、紫外線吸収剤、抗酸化剤類等が例示できる。これら
の内、好ましい形態としては、1,2−ペンタンジオー
ル、イソプレングリコール、1,3−ブタンジオール、
ジグリセリン、ジプロピレングリコールを4〜18質量
含有する形態及び/又はフェノキシエタノールを0.
2〜1質量%含有する水性媒体分散の形態が例示でき
る。この時、キサンタンガムなどの水溶性高分子を分散
助剤に用いることが好ましい。かかる分散助剤の好まし
い含有量は0.05〜1質量%である。又、粉体との組
み合わせにおいて、ポリエチレングリコールやポリオキ
シエチレン付加非イオン界面活性剤等のポリオキシエチ
レン基を有する成分は刺激を発現する場合があるのでそ
の含有量を1質量%以下、更に好ましくは0.1質量%
以下に含有量を制限することが好ましい。本発明の化粧
料は、かかる必須成分と任意成分とを常法に従って処理
することにより製造することができる。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】
【実施例】以下に実施例及び評価例を挙げて、本発明に
ついて更に詳細に説明を加えるが、本発明がこれら実施
及び評価例にのみ限定を受けないことは言うまでもな
い。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】<実施例>実施例1、2の本発明の造粒
1、2を用いて、本発明の化粧料1を作成した。即
ち、イの成分にロの成分を徐々に加え、これにハの成分
を分散させ、本発明の化粧料1(夏用アイカラー)を得
た。 イ 1,3−ブタンジオール 5 重量部 ジグリセリン 5 重量部 カルボキシビニルポリマー 0.5重量部 フェノキシエタノール 0.5重量部 水 60 重量部 ロ 10%水酸化カリウム水溶液 5 重量部 水 4 重量部 ハ 造粒物1 10 重量部 造粒物2 10 重量部
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】<評価例>下記に示す比較化粧料1を作成
し、実施例7の化粧料1と使用性、化粧仕上がりに対す
る使用者の満足度を、アンケートにより調べた。アンケ
ートは年齢25〜48歳の20人の女子に、実施例7の
化粧料1と比較化粧料1とを半顔使用で3回メークアッ
プして比較してもらった。アンケートの質問は「この化
粧料の使用性はどの様に感じますか?」と「この化粧料
の仕上がりはどの様に感じますか?」で選択肢は非常に
よい、良い、やや良い、やや悪い、悪いとした。結果を
に示す。これより、本発明の化粧料は非常に優れた
使用性と化粧仕上がりを有していることがわかる。又、
これは本発明の造粒物によることがわかる。即ち、顆粒
状態でのパール感と崩壊した状態でのパール感の差が化
粧実感を醸成していることがわかる。 (比較化粧料1) イ 1,3−ブタンジオール 5 重量部 ジグリセリン 5 重量部 カルボキシビニルポリマー 0.5重量部 フェノキシエタノール 0.5重量部 水 60 重量部 ロ 10%水酸化カリウム水溶液 5 重量部 ヒドロキシプロピルメチルセルロース 0.2重量部 水 4 重量部 ハ フラメンコスーパーレッド100 19.6重量部 赤色226号 0.1重量部 セリサイト 0.1重量部
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0023
【補正方法】変更
【補正内容】
【0023】<実施例10>実施例3、4の本発明の造
粒物3、4を用いて、本発明の化粧料3を作成した。即
ち、イの成分にロの成分を徐々に加え、これにハの成分
を分散させ、本発明の化粧料(夏用アイカラー)を得
た。 イ 1,3−ブタンジオール 5 重量部 ジグリセリン 5 重量部 カルボキシビニルポリマー 0.5重量部 フェノキシエタノール 0.5重量部 水 50 重量部 ロ 10%水酸化カリウム水溶液 5 重量部 水 4 重量部 ハ 造粒物3 10 重量部 造粒物4 20 重量部
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正内容】
【0024】<実施例11>実施例の本発明の造粒物
を用いて、本発明の化粧料を作成した。即ち、イの
成分にロの成分を徐々に加え、これにハの成分を分散さ
せ、本発明の化粧料(夏用チークカラー)を得た。 イ 1,3−ブタンジオール 5 重量部 ジグリセリン 5 重量部 カルボキシビニルポリマー 0.5重量部 フェノキシエタノール 0.5重量部 水 70 重量部 ロ 10%水酸化カリウム水溶液 5 重量部 水 4 重量部 ハ 造粒物6 10 重量部
フロントページの続き (72)発明者 西村 博睦 神奈川県横浜市神奈川区高島台27番地1 ポーラ化成工業株式会社横浜研究所内 (72)発明者 本郷 嘉人 神奈川県横浜市神奈川区高島台27番地1 ポーラ化成工業株式会社横浜研究所内 Fターム(参考) 4C083 AB032 AB431 AB432 AC122 AC472 AC862 AD042 AD092 AD261 AD262 AD282 AD351 BB21 BB36 CC12 CC14 EE06

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも、1種の着色されていても良
    いチタンマイカを含む粉体組成物を造粒してなる造粒
    物。
  2. 【請求項2】 更に、色素を含有することを特徴とす
    る、請求項1に記載の造粒物。
  3. 【請求項3】 更に、水溶性高分子を含有することを特
    徴とする、請求項1又は2に記載の造粒物。
  4. 【請求項4】 水溶性高分子が、セルロース誘導体乃至
    はキサンタンガムであることを特徴とする、請求項3に
    記載の造粒物。
  5. 【請求項5】 外観のパール感が、造粒物を潰したとき
    のパール感より少ないことを特徴とする、請求項1〜4
    何れか1項に記載の造粒物。
  6. 【請求項6】 外観の色が、造粒物を潰したときの色と
    異なることを特徴とする、請求項1〜5何れか1項に記
    載の造粒物。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6何れか1項に記載の造粒物
    を含有する化粧料。
  8. 【請求項8】 水性ゲル中に請求項1〜6何れか1項に
    記載の造粒物を分散した剤形であることを特徴とする、
    請求項7に記載の化粧料。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007055941A (ja) * 2005-08-25 2007-03-08 Pola Chem Ind Inc 固形化粧料
JP2011225563A (ja) * 2010-03-31 2011-11-10 Kose Corp 油中水型化粧料

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007055941A (ja) * 2005-08-25 2007-03-08 Pola Chem Ind Inc 固形化粧料
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