JP2003267430A - 乳製品包装シート - Google Patents

乳製品包装シート

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JP2003267430A
JP2003267430A JP2002069430A JP2002069430A JP2003267430A JP 2003267430 A JP2003267430 A JP 2003267430A JP 2002069430 A JP2002069430 A JP 2002069430A JP 2002069430 A JP2002069430 A JP 2002069430A JP 2003267430 A JP2003267430 A JP 2003267430A
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dairy product
sheet
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packaging sheet
resin sheet
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Kenichi Utazaki
憲一 歌崎
Koichi Nomiyama
浩一 野見山
Akito Sato
明人 佐藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】アルミニウム箔またはアルミニウム箔と樹脂シ
ートの積層シートを代替可能な乳製品包装シートを得る
ことを課題とし、特に容易に焼却廃棄可能であり、デッ
ドホールド性に優れる乳製品包装シートを得ることを課
題とする。 【解決手段】ブチレンテレフタレートを主たる構成単位
とする樹脂シートからなる乳製品包装シート、さらに
は、ブチレンテレフタレートを主たる構成単位とする樹
脂シートからなる乳製品包装シートにおいて、前記樹脂
シートの片面に膜厚10〜100nmの金属および/ま
たは金属化合物の蒸着層を施してなる乳製品包装シート
を提供すること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、乳製品包装シート
に関する。さらに詳しくは金属箔を使用しない乳製品包
装シートであるため焼却廃棄が可能でありデッドホール
ド性に優れる乳製品包装シートに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ポーションタイプ乳製品が広
く一般的に知られ普及している。これら乳製品の包装シ
ートとしてはアルミニウム箔またはアルミニウム箔と樹
脂シートの積層シートが多く用いられている。
【0003】しかし、アルミニウム箔を用いた包装シー
トは燃焼させると燃焼熱が高く、灰分も多く残るため焼
却炉を傷める問題が有り、アルミニウム箔またはアルミ
ニウム箔と樹脂シートの積層シートは、不燃ゴミとして
扱われてきた。
【0004】ところが近年、環境保護、省資源の観点か
ら分別回収・リサイクルが推進され包装容器リサイクル
法が施行されるに至り、これら包装シートの見直しが急
務となってる。
【0005】さらに、アルミニウム箔またはアルミニウ
ム箔と樹脂シートの積層シートで包装された製品は金属
探知器による異物チェックが困難であり、金属片混入等
の製品安全性確認ができないという問題を抱えている。
【0006】これら重大な課題がありながらもアルミニ
ウム箔またはアルミニウム箔と樹脂シートの積層シート
が多用される理由としては、ガスバリヤー性、デッドホ
ールド性等の良性能を持つためである。ここで言うデッ
ドホールド性とは製品包装時に製品形状に追随、屈曲
(折り曲げ)し包装形状を維持できる性質のことを言
う。
【0007】このため、乳製品包装シートとして、アル
ミニウム箔を用いず、ガスバリヤー性、デッドホールド
性に優れ、燃焼ゴミとして扱え、廃棄が容易であり、金
属探知器による異物チェックが可能な包装シートが求め
られている。
【0008】ガスバリヤー性改良に関しては、特開昭5
5−126057号公報において、2軸延伸ポリエチレ
ンテレフタレートフィルム、2軸延伸ポリアミドフィル
ムをアルミ蒸着し積層する技術が開示されている。しか
しながら、ガスバリヤー性等に関しては金属蒸着するこ
とにより充分な性能付与は可能であるが、ポーションタ
イプ乳製品包装シートとして重要なデッドホールド性に
関しては十分な検討がなされていない。さらに、特開2
000−61号公報において、チーズを包装する材料と
してポリ塩化ビニリデン、硫酸紙又はデッドホールド性
に優れるアルミニウム箔積層材料が記載されている。ポ
リ塩化ビニリデンに関しては塩素を含むため問題があ
り、硫酸紙は製品剥離性に効果はあるがガスバリヤー性
に関しては問題がある。
【0009】よって、最近市販されているポーションタ
イプ乳製品包装材料を見ても、まだ多くのアルミニウム
箔またはアルミニウム箔と樹脂シートの積層シート包装
シートが用いられており、アルミニウム箔またはアルミ
ニウム箔と樹脂シートの積層シートの代替は進んでいな
い。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】このように、アルミニ
ウム箔またはアルミニウム箔と樹脂シートの積層シート
を代替できる材料開発されておらず実例もほとんど無
い。
【0011】そこで本発明は、アルミニウム箔またはア
ルミニウム箔と樹脂シートの積層シートを代替可能な乳
製品包装シートを得ることを課題とし、特に焼却廃棄可
能であり、デッドホールド性に優れる乳製品包装シート
を得ることを課題とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記課題を
解決すべく鋭意研究した結果、本発明に到達した。すな
わち、本発明は、 (1)ブチレンテレフタレートを主たる構成単位とする
樹脂シートからなる乳製品包装シート。
【0013】(2)ブチレンテレフタレートを主たる構
成単位とする樹脂シートからなる乳製品包装シートにお
いて、前記樹脂シートの片面に膜厚10〜100nmの
金属および/または金属化合物の蒸着層を施したことを
特徴とする(1)記載の乳製品包装シート。
【0014】(3)ブチレンテレフタレートを主たる構
成単位とする樹脂シートからなる乳製品包装シートにお
いて、前記樹脂シートの片面に膜厚10〜100nmの
金属および/または金属化合物の蒸着層を施し、前記蒸
着層と隣接して接着するように設けられた接着層の両面
に前記樹脂シートをラミネートしてなることを特徴とす
る(1)または(2)記載の乳製品包装シート。
【0015】(4)金属および/または金属化合物が、
アルミニウム、酸化アルミニウム、酸化珪素の少なくと
も1種であることを特徴とする(2)または(3)記載
の乳製品包装シート。
【0016】(5)ブチレンテレフタレートを主たる構
成単位とする樹脂シートが未延伸シートであることを特
徴とする(1)〜(4)いずれかに記載の乳製品包装シ
ート。
【0017】(6)乳製品包装シートを空気中で燃焼さ
せた場合の残査が1平方メートルあたり0.6g未満で
あることを特徴とする(1)〜(5)いずれかに記載の
乳製品包装シート。
【0018】(7)乳製品が、ポーションタイプ乳製品
であることを特徴とする(1)〜(6)いずれかに記載
の乳製品包装シート。により構成される。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明は、ブチレンテレフタレー
トを主たる構成単位とする樹脂シートからなる乳製品包
装シートであり、これを用いることによりデッドホール
ド性に優れた乳製品包装シートが得られる。
【0020】また、図1、図2は本発明の好ましい実施
形態を示す断面図であり、1はブチレンテレフタレート
を主たる構成単位とする樹脂シート、2は金属および/
または金属化合物蒸着層、3は接着層を示す。
【0021】本発明の好ましい実施形態は、図1に示す
ブチレンテレフタレートを主たる構成単位とする樹脂シ
ート1を基材としてシートの片面に膜厚10〜100n
mの金属および/または金属化合物の蒸着層2を施した
乳製品包装シート、および図2に示すブチレンテレフタ
レートを主たる構成単位とする樹脂シート1を基材とし
てシートの片面に膜厚10〜100nmの金属および/
または金属化合物の蒸着層2を施しの蒸着層と隣接して
接着するように設けられた接着層3の両面に樹脂シート
をラミネートした乳製品包装シートである。
【0022】本発明で用いられるブチレンテレフタレー
トを主たる構成単位とする樹脂としては、1,4−ブタ
ンジオール、テレフタル酸またはその低級アルコールエ
ステルを主たる構成成分とし重縮合して得られた樹脂を
いう。最も好ましい樹脂としては、ポリブチレンテレフ
タレートであるが、以下に示す成分を共重合しても良
い。共重合可能な酸成分としては、イソフタル酸、フタ
ル酸、2,6−ナフタレンジカルボン酸、1,5−ナフ
タレンジカルボン酸、ビス(p−カルボキシフェニル)
メタン、アントラセンジカルボン酸、4,4´−ジフェ
ニルエーテルジカルボン酸、5−ナトリウムスルホイソ
フタル酸などの芳香族ジカルボン酸、アジピン酸、セバ
シン酸、アゼライン酸、ドデカンジオン酸などの脂肪族
ジカルボン酸、1,3−シクロヘキサンジカルボン酸、
1,4−シクロヘキサンジカルボン酸などの脂環式ジカ
ルボン酸およびこれらのエステル形成性誘導体などが挙
げられる。また共重合可能なジオール成分としては炭素
数2〜20の脂肪族グリコールすなわち、エチレングリ
コール、プロピレングリコール、1,4−ブタンジオー
ル、ネオペンチルグリコール、1,5−ペンタンジオー
ル、1,6−ヘキサンジオール、デカメチレングリコー
ル、シクロヘキサンジメタノール、シクロヘキサンジオ
ールなど、あるいは分子量400〜6000の長鎖グリ
コール、すなわちポリエチレングリコール、ポリ−1,
3−プロピレングリコール、ポリテトラメチレングリコ
ールなどおよびこれらのエステル形成性誘導体などが挙
げられる。これらの共重合可能な成分は、それぞれテレ
フタル酸または1,4−ブタンジオールに対して30モ
ル%以下、好ましくは20モル%、さらに好ましくは1
0モル%以下である。30モル%を越えるとデッドホー
ルド性が低下し好ましくない。また、これらのブチレン
テレフタレートを主たる構成単位とする樹脂はo−クロ
ロフェノール溶液を25℃で測定したときの固有粘度が
0.36〜1.80dl/g、特に0.80〜1.60
dl/gの範囲にあるものが機械的特性、製膜性の点か
ら好適である。
【0023】本発明で用いられるブチレンテレフタレー
トを主たる構成単位とする樹脂シートを得る方法として
は特に制限はないが、Tダイキャスト法、インフレーシ
ョン法など公知の方法を用い未延伸シートを得ることが
できる。得られた未延伸シートを2軸延伸等延伸するこ
とは可能であるが、延伸シートはデッドホールド性が劣
るため好ましくない。ブチレンテレフタレートを主たる
構成単位とする樹脂シートの厚みとしては特に制限はな
いが、良好なデッドホールド性を有する包装シートとし
ての適用性から150μm以下であることが好ましく、
より好ましくは120μm以下、さらに好ましくは10
0μm以下である。
【0024】本発明で用いられるブチレンテレフタレー
トを主たる構成単位とする樹脂シートからなる乳製品包
装シートのガスバリヤー性をさらに向上させるために、
樹脂シート片面に金属および/または金属化合物の蒸着
を行っても良い。蒸着層を施す方法としては特に制限は
ないが、真空蒸着、EB蒸着法、スパッタリング、イオ
ンプレーティング、プラズマCVD等の公知の方法を用
いることができる。この中で生産性やコストの点から、
真空蒸着法が最も好ましい。樹脂シートと蒸着金属およ
び/または金属酸化物等の蒸着皮膜との密着性を向上さ
せるために、フィルムの表面をあらかじめコロナ放電処
理やアンカーコート剤を塗布するなどの方法により前処
理しておくことが好ましい方法である。樹脂シートに蒸
着させる金属および/または金属酸化物としては、アル
ミニウム、酸化アルミニウム、酸化珪素等が挙げられ、
アルミニウムが最も好ましい。得られる蒸着層の膜厚と
しては10〜100nmであることが好ましく、より好
ましくは15〜90nm、さらに好ましくは20〜80
nmである。膜厚が10nm以上であると均一な蒸着膜
厚が得られやすく、また100nm以下であるとクラッ
ク等蒸着層に欠陥が発生しにくく、さらなるガスバリヤ
ー性向上が望めるからである。
【0025】本発明で用いられるブチレンテレフタレー
トを主たる構成単位とする樹脂シート片面に金属および
/または金属化合物の蒸着層を施した乳製品包装シート
のガスバリヤー性をさらに向上させるために、蒸着層を
施した樹脂シートを、蒸着層と隣接して接着するように
設けられた接着層の両面にラミネートを行っても良い。
接着層の両面にラミネートする方法としては特に制限は
ないが、ドライラミネーション、ウェットラミネーショ
ン、溶融押出ラミネートなどの公知の方法を用いること
ができる。接着層に用いられる接着剤としては、様々な
高分子接着剤が利用できる。具体的には、ポリウレタ
ン、ポリエステル、ポリエーテル、エポキシ樹脂、酢酸
ビニル系樹脂、ポリエチレン、ポリプロピレン等公知の
接着剤が利用できる。接着剤層の厚みとしては、良好な
デッドホールド性を保持するという観点から80μm以
下であることが好ましく、より好ましくは50μm以
下、さらに好ましくは40μmである。
【0026】本発明で得られた乳製品包装シートを空気
中で燃焼させた場合の残査が1平方メートルあたり0.
6g未満であることが好ましく、0.3g未満であるこ
とがより好ましい。0.6g以上の残査が生成すると、
焼却廃棄が困難になるため好ましくない。
【0027】本発明で用いられるブチレンテレフタレー
トを主たる構成単位とする樹脂シートからなる乳製品シ
ートの一部もしくは全面に、本発明の効果を損なわない
範囲で他の熱可塑性樹脂シートをラミネートしても良
い。
【0028】本発明で得られた乳製品包装シートには、
本発明の効果を損なわない範囲で商品ラベル層、密封用
の接着層、易剥離層、易剥離のための補強層等を積層ま
たは部分積層しても良い。
【0029】本発明でいう乳製品とは、チーズ(6Pチ
ーズ、ベビーチーズ)、発酵乳デザート(チーズケー
キ、ヨーグルトケーキ)、6Pチーズを原型とするカビ
を生育させた表面熟成軟質チーズ、バター等をいい、特
に、常温固体で個別包装されている、使い切りサイズ、
一人前、一口サイズのポーションタイプ乳製品に好まし
く用いられる。
【0030】本発明でいう乳製品包装シートとは、上記
乳製品を個別包装する包装シートであり、内容物と密着
し内容物形状に追随できる包装シートを言う。
【0031】本発明の乳製品包装シートを用いてポーシ
ョンタイプ製品を包装する方法としては特に制限はない
が、予め乳製品包装シートを製品形状に成形(折り畳
み)し、溶融状態の乳製品を充填する方法、または固体
乳製品を切断し包装シートでラッピングする方法等を用
いることができる。
【0032】以上の構成から得られた用乳製品包装シー
トは、金属箔を使用しないため焼却廃棄が容易でありデ
ッドホールド性に優れるためポーションタイプ乳製品用
包装に有用である。
【0033】
【実施例】以下、本発明を実施例を用いて具体的に説明
するが、本発明はこれら実施例によって何ら限定される
ものではない。
【0034】[燃焼残査量測定]25cm2の面積を持つ
シートまたは金属箔を折り畳みまたは破断し、るつぼに
仕込み電気炉を用い空気中で6時間燃焼させた。燃え残
った灰分量を重量測定し、燃焼前面積を1m2に換算し
た値を単位面積あたりの灰分(残査)とした。電気炉設
定は温度700℃、3kg/cm3圧力空気による送風
状態で行った。
【0035】[デッドホールド性]10cm×10cm角
のシートまたは金属箔を用い、8cm×3cm×1cm
金属直方体を包装し粘着テープで固定した。包装品を1
時間放置し粘着テープを外した。粘着テープを外した後
のシートの状態観察し以下のように分類した。 ○:包装形態を維持している(デッドホールド性に優れ
る) ×:包装形態が崩れ内容物が見える(デッドホールド性
に劣る)。
【0036】(実施例1)PBT樹脂(東レ製1401
X06)をTダイ付き押出機を用い常法により厚み60
μmのシートを得た。得られたシートの評価結果を表1
に示す。
【0037】(実施例2)PBT樹脂(東レ製1401
X06)をTダイ付き押出機を用い常法により厚み30
μmのシートを得た。得られたシートを真空蒸着機を用
い常法によりアルミニウムを厚み50nm蒸着させた。
得られたシートの評価結果を表1に示す。
【0038】(実施例3)PBT樹脂(東レ製1401
X06)をTダイ付き押出機を用い常法により厚み30
μmのシートを得た。得られたシートを真空蒸着機を用
い常法によりアルミニウムを厚み50nm蒸着させた。
得られた蒸着シート2枚の蒸着面を内面として2液硬化
型ポリウレタン系接着剤(武田薬品工業製”タケラッ
ク”A−515および”タケネ−ト”A−50)を用い
常法によりドライラミネートした。得られたシートの評
価結果を表1に示す。
【0039】(比較例1)アルミ箔(7μm)を用い
た。評価結果を表1に示す。
【0040】(比較例2)PET樹脂(三井ペット製J
155)を用いる以外は実施例3と同様にシート化、蒸
着、ラミネートを行った。得られたシートの評価結果を
表1に示す。
【0041】(比較例3)ナイロン6樹脂(東レ製CM
1021FS)を用いる以外は実施例3と同様にシート
化、蒸着、ラミネートを行った。得られたシートの評価
結果を表1に示す。得られたシートの評価結果を表1に
示す。
【0042】
【表1】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好ましい実施形態を示す、片面に蒸着
層を施した乳製品包装シートの断面図である。
【図2】本発明の好ましい実施形態を示す、接着層の両
面に片面に蒸着層を施した樹脂シートをラミネートした
乳製品包装シート断面図である。
【符号の説明】
1 ブチレンテレフタレートを主たる構成単位とする樹
脂シート 2 金属および/または金属化合物蒸着層 3 接着層
【発明の効果】本発明は、アルミニウム箔またはアルミ
ニウム箔と樹脂シートの積層シートと代替可能な、焼却
廃棄可能であり、デッドホールド性に優れる乳製品包装
シートを得ることできる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C08J 7/06 C08J 7/06 Z // C08L 67:00 C08L 67:00 Fターム(参考) 3E035 AA18 BA10 BC02 BC10 BD10 3E086 AB01 AD14 BA04 BA13 BA15 BB87 BB90 CA01 4F006 AA35 AB73 AB74 BA05 CA07 DA01 4F071 AA45 AH04 AH05 BA01 BC01 4F100 AA19B AA20B AB10B AK42A AK42C BA02 BA03 BA10A BA10C CB00 EH66B GB23 JL00 JL04 YY00B

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ブチレンテレフタレートを主たる構成単位
    とする樹脂シートからなる乳製品包装シート。
  2. 【請求項2】ブチレンテレフタレートを主たる構成単位
    とする樹脂シートからなる乳製品包装シートにおいて、
    前記樹脂シートの片面に膜厚10〜100nmの金属お
    よび/または金属化合物の蒸着層を施したことを特徴と
    する請求項1記載の乳製品包装シート。
  3. 【請求項3】ブチレンテレフタレートを主たる構成単位
    とする樹脂シートからなる乳製品包装シートにおいて、
    前記樹脂シートの片面に膜厚10〜100nmの金属お
    よび/または金属化合物の蒸着層を施し、前記蒸着層と
    隣接して接着するように設けられた接着層の両面に前記
    樹脂シートをラミネートしてなることを特徴とする請求
    項1または2記載の乳製品包装シート。
  4. 【請求項4】金属および/または金属化合物が、アルミ
    ニウム、酸化アルミニウム、酸化珪素の少なくとも1種
    であることを特徴とする請求項2または3記載の乳製品
    包装シート。
  5. 【請求項5】ブチレンテレフタレートを主たる構成単位
    とする樹脂シートが未延伸シートであることを特徴とす
    る請求項1〜4いずれかに記載の乳製品包装シート。
  6. 【請求項6】乳製品包装シートを空気中で燃焼させた場
    合の残査が1平方メートルあたり0.6g未満であるこ
    とを特徴とする請求項1〜5いずれかに記載の乳製品包
    装シート。
  7. 【請求項7】乳製品が、ポーションタイプ乳製品である
    ことを特徴とする請求項1〜6いずれかに記載の乳製品
    包装シート。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015134491A (ja) * 2013-12-17 2015-07-27 東洋紡株式会社 積層フィルム
JP2016179659A (ja) * 2015-03-25 2016-10-13 東洋紡株式会社 折畳み保持性、低収縮性、透明性、耐衝撃性に優れた積層フィルム、ガゼット袋およびブックカバー

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JP2015134491A (ja) * 2013-12-17 2015-07-27 東洋紡株式会社 積層フィルム
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