JP2003266773A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
調整を高精度かつ容易に行うこと。 【解決手段】 感光体上に2本の光ビームを繋げて主走
査方向に分割して走査する画像形成装置において、各光
ビ−ムに対応して光ビームの基準位置を検出する同期検
知手段と、同期検知手段から、画像書き出し位置までの
間にドットを点灯させかつドット点灯位置と画像書き出
し位置を移動させる光ビ−ム点灯手段と、点灯されたド
ットの位置を検出する手段と、を有し、一方の光ビーム
画像書き出し位置を特定の位置に決め、他方の光ビーム
画像書き出し位置は2本の光ビームの繋がり状態から点
灯位置を調整し、調整後の値が予め決められた値から外
れている場合は先に決めた光ビーム画像書き出し位置を
後者の光ビームの調整後の位置に関連づけて変更し、再
度後者の光ビームの書き出し位置を光ビームの繋がり状
態から点灯位置を調整する。
Description
用いる画像形成装置に関する。
171号公報に開示されている光ビ−ム走査装置は、1
つの偏向手段で2つの書込み系を走査し、繋ぎあわせる
事で、走査幅の広いコンパクトな走査光学系を実現す
る。
に開示されている光走査装置及び画像形成装置は、2つ
のビ−ムの繋ぎ目部の副走査方向の位置を検出し、位置
を補正する。この技術では位置検出センサ(含む周辺回
路)の精度で光ビームの調整精度が決まってしまう為、
高精度のセンサを必要とした(しかも副走査方向の
み)。
67027号公報に記載の技術においては、1つのポリ
ゴンで、2つの書込み系を走査し、画像のほぼ中央部か
ら光ビ−ム走査を開始し、主走査方向に光ビ−ムを繋ぎ
合わせる方式が提案されている。この事により、低コス
トで、コンパクトな広幅対応の書込み系が達成されてい
る。さらに、副走査方向の光ビ−ムの通過位置検出手段
(1個の1次元CCD)を設け、温度変動によって生じ
る、走査線の副走査方向へのずれ(ハウジングやレンズ
系の熱膨張によって光路が微妙に変化する為に生じる)
を検出し、2本の繋ぎ目のずれを補正する事が提案され
ている。繋ぎ目のずれを調整するに当たり、2本の光ビ
ームの位置(書き込み開始位置)を正確に検出し、容易
に調整できることが重要となっている。
たものであり、2本の光ビームの主、副方向の繋ぎ目の
ずれ調整を高精度かつ容易にすることのできる画像形成
装置を提供することを目的とする。
ビ−ムの位置検出をリニアリティーの比較的低いセンサ
を使用しても高精度の位置測定が出来ることである。特
開2000−267027号の技術では位置検出センサ
(含む周辺回路)の精度で光ビームの調整精度が決まっ
てしまう為、高精度のセンサを必要とした(しかも副走
査方向のみ)。
(制御値)を変えた、2本の光ビ−ムの繋がり具合を複
数一度に表示し、繋がり具合を容易に視認することであ
る。
光ビ−ムの繋がり具合が最適な時の条件を容易に見つけ
出し入力できるようにし、繋がり調整の簡易化を行なう
ことである。
の繋がり具合が最適な時のビ−ム点灯手段の制御値を一
度決めればその後調整を必要としないことである。
めに、請求項1記載の発明は、感光体上に2本の光ビー
ムを繋げて主走査方向に分割して走査する画像形成装置
において、各光ビ−ムに対応して光ビームの基準位置を
検出する同期検知手段と、同期検知手段から、画像書き
出し位置までの間にドットを点灯させかつドット点灯位
置と画像書き出し位置を移動させる光ビ−ム点灯手段
と、点灯されたドットの位置を検出する手段と、を有
し、一方の光ビーム画像書き出し位置を特定の位置に決
め、他方の光ビーム画像書き出し位置は2本の光ビーム
の繋がり状態から点灯位置を調整し、調整後の値が予め
決められた値から外れている場合は先に決めた光ビーム
画像書き出し位置を後者の光ビームの調整後の位置に関
連づけて変更し、再度後者の光ビームの書き出し位置を
光ビームの繋がり状態から点灯位置を調整することを特
徴としている。
明において、一方の光ビーム画像書き出し位置を特定の
位置に決めるにあたり、ドットの位置を検出する手段の
受光面のほぼ中央でドットを点灯し、後者の光ビームの
調整後の位置に関連づけて変更する場合は、その調整後
の位置と基準点間距離の半分の距離だけ変更することを
特徴としている。
光ビームを繋げて主走査方向に分割して走査する画像形
成装置において、各光ビ−ムに対応して光ビームの基準
位置を検出する同期検知手段と、同期検知手段から、画
像書き出し位置までの間にドットを点灯させかつドット
点灯位置と画像書き出し位置を移動させる光ビ−ム点灯
手段と、点灯されたドットの位置を検出する手段と、を
有し、光ビ−ム点灯手段により画像書き出し位置を複数
設定し、その各設定値に対応した複数の繋がり部分の画
像を一度に出力することを特徴としている。
明において、複数の繋がり部分の画像に対応して識別記
号又は文字を出力する手段と、その画像の内の一つを特
定する入力手段と、をさらに有することを特徴としてい
る。
明において、入力された識別記号又は文字すなわち各光
ビームの書き出し位置を決める設定値を記憶する不揮発
性メモリと、請求項3記載の光ビ−ム点灯手段の出力値
と記憶された値を使用して、書き込み時に光ビームの位
置を確定する手段をさらに有することを特徴としてい
る。
図面を参照しながら詳細に説明する。まず、本発明の実
施の形態における画像形成装置について、前提となる基
本構成・動作を述べる。以下で、同一の部位に関しては
同一の記号を付与して区別することにする。
されるべき「2ビームにより、被走査面上の走査領域を
主走査方向に2分割して走査する光走査装置」について
説明する。この光走査装置は、図11に示すように、第
1書込系と第2書込系とを有する。
としての半導体レーザ1−1からは画像信号に応じて強
度変調されたレーザ光のビームが射出する。射出したビ
ームはカップリングレンズ2−1のコリメート作用によ
り平行ビームとされ、シリンダレンズ3−1により副走
査方向にのみ収束傾向を与えられ、「偏向手段」として
のポリゴンミラー4の1の偏向反射面近傍に、主走査方
向に長い線像として結像する。ポリゴンミラー4の回転
により等角速度的に偏向されたビームは「結像手段」と
してのfθレンズを構成するレンズ5−1、6−1を透
過し、ミラー7−1、8−1および折り返しミラー9−
1により順次反射され、光導電性の感光体10の感光面
(被走査面の実体をなす)上にビームスポットを形成
し、感光体10の第1走査領域S1を等速的に走査す
る。
ミラー4の回転軸を中心に180度回転させた位置に配
置されている。「光源」としての半導体レーザ1−2か
らは画像信号に応じて強度変調されたレーザ光のビーム
が射出し、カップリングレンズ2−2により平行ビーム
とされ、シリンダレンズ3−2により副走査方向にのみ
収束傾向を与えられてポリゴンミラー4の別の偏向反射
面の近傍に主走査方向に長い線像として結像する。ポリ
ゴンミラー4の回転により等角速度的に偏向されたビー
ムは「結像手段」としてのfθレンズを構成するレンズ
5−2、6−2を透過し、ミラー7−2、8−2および
折り返しミラー9−2により順次反射されて感光体10
の感光面上にビームスポットを形成し、感光体10の第
2走査領域S2を等速的に走査する。
第1、第2書込系による書き込みは、第1、第2走査領
域S1、S2の接合部、即ち、全走査領域の中央部S0
を起点として、互いに逆方向、即ち、走査領域の両端部
側へ向かって行われる。
ット11−1、11−2を有する。各同期検知ユニット
11−1、11−2は、各走査ビームの画像領域外に設
けられ、1走査毎に各走査ビームの走査開始のタイミン
グを決定する。図示されない「書込制御回路」は決定さ
れたタイミングに従い、書込開始位置(上述の全走査領
域の中央部S0)から書込を開始する。このように各走
査ビームの書込開始位置S0が互いに共通で、同期検知
ユニット11により良好に制御されるので、各走査ビー
ムの主走査方向の継ぎ目部分を、容易かつ良好に整合さ
せることができる。
いに1本の直線として連結されるべきもので、設計的に
は「装置空間に固定的」に設定される。このように装置
空間に固定的に設定された理想の走査線は、被走査面上
の「2ビームにより同時に走査されるべき線」であり
「被走査面軸」である。即ち、第1、第2走査領域S
1、S2は理想的には「ともに被走査面軸に合致し、中
央部S0で互いに連結しあう」べきものである。
リゴンミラー4の回転軸方向から見た状態を示してい
る。前述の「ビーム偏向面」は、図12において、図面
に平行な面である。図13は、図12の状態を、被走査
面の実体をなす感光体10の軸方向から見た状態を示し
ている。図12に示されていないが、光走査装置は「ほ
こり等の付着」を防止するため光学箱内部に密閉され、
精度良く固定、配置されている。図13において、符号
12−1、12−2は、上記光学箱に形成されたビーム
射出用開口をふさぐ「防塵ガラス」を示している。
ミラー7−1、8−1は、「空間的に副走査方向(図の
上下方向)に重なりあう」ように配備される。ミラー7
−1、8−1の「ビーム偏向面に対する傾き角」を、図
の如く角:α、β(ともにビーム偏向面から計り、時計
回りを「正」、反時計回りを「負」とする)とすると、
傾き角:α、βは関係:|α−β|=90度を満足して
いる。即ち、ミラー7−1、8−1は所謂「ダハミラ
ー」を構成し、ミラー7−1、8−1で順次に反射され
た偏向ビームが掃引する面は「ビーム偏向面と平行」に
なる。第2書込系におけるミラー7−2、8−2も同様
に構成されている。
(「被走査面軸」)を等価に走査できるためには、一般
に、第1、第2書込系の光軸が被走査面軸(感光体10
の軸と平行である)に直角に設定され、各書込系の結像
手段の光路長が等しい関係に有る必要がある。このよう
になっていれば、ビームスポット径が均一で良好な走査
を実現でき、良好な画像を得ることが出来る。
ズで構成される。図12に示すように、レンズ5−1、
6−1で構成されるfθレンズの光軸は、被走査面軸S
に対して傾き角:θ1を有し、レンズ5−2、6−2で
構成されるfθレンズの光軸は、被走査面軸Sに対して
傾き角:θ2を有する。そこで、これら各fθレンズの
光軸を被走査面軸Sに直交させるために、2枚のミラー
(第1書込系においてミラー7−1、8−1、第2書込
系においてミラー7−2、8−2)が設けられている。
「ミラー7−1に対してビーム偏向面内で」なす角:γ
1と、上記光軸が被走査面軸Sに対してなす角:θ1と
は、|θ1|+2|γ1|=90°を満足する。同様
に、第2書込系において、fθレンズの光軸が「ミラー
7−2に対してビーム偏向面内で」なす角:γ2と、上
記光軸が被走査面軸Sに対してなす角:θ2とは、|θ
1|+2|γ1|=90°を満足する。
致するビームの主光線は、ミラー8−1あるいはミラー
8−2に反射されたのち(ビーム偏向面に射影すると)
ビーム偏向面に射影された被走査面軸に直交する。ミラ
ー8−1、8−2で反射された各ビームを、折り返しミ
ラー9−1、9−2で副走査方向に折り返して、最終的
に各ビーム被走査面軸Sに直交させる。
明している光学配置に関するものであり、θ1=θ2、
γ1=γ2の場合である。第1、第2書込系の配置は図
12の場合に限らない。図15は別の配置例を示してい
る。図15の光学配置は、θ1≠θ2、γ1≠γ2とし
た例である。この場合、第1書込系と第2書込系の「走
査する長さ」は同一にならない。角:γ1、γ2はそれ
ぞれ、角:θ1、θ2に応じて一義的に定まる。そし
て、角:θ1、角:θ2に応じて第1、第2書込系の走
査長さが定まる。従って、角:θ1、θ2を最適な値に
設定することにより、有効走査幅を最も広く取ることが
出来る。
被走査面上の走査領域を主走査方向に2分割して走査す
る光走査装置」では、2つの書込系の走査ビームを精度
良く繋ぎ合せて1つの走査線の走査を行う。即ち、第
1、第2書込系の走査ビームの走査線は理想的には「被
走査面軸に合致すべきもの」である。第1、第2書込系
の光学配置は、組立て後、各書込系の走査ビームが被走
査面軸に合致した状態となるように調整され、使用の初
期には「この状態が保たれている」が、光走査装置を搭
載した画像形成装置の機内温度上昇や偏向手段の発熱等
で、光学系ハウジングの熱膨張やそれに伴うミラーや他
の光学素子の姿勢変化などにより「各書込系の走査ビー
ムの走査位置が、副走査方向にずれる現象」が発生す
る。そこで、このような「走査位置のずれ量」を検出
し、自動的に補正することが必要となってくる。
に特徴的な構成・動作について説明する。まず、2次元
位置センサの補正が終了し、そのセンサで光ビーム(レ
ーザービーム)位置調整する所を説明し、その後センサ
の補正方法を説明する。
施例における光走査装置を備える画像形成装置の構成図
を示す。第1書込み系によるレ−ザ−ビ−ムは、ポリゴ
ンミラ−4の回転によって偏向され、まず仮想感光体面
上に配置された同期検知板11−1(前述したした同期
検知ユニット)に入射する。この時、レ−ザ−ビ−ム
は、図3のLD点灯信号(a)に参照される様に、連続
点灯の状態で同期検知に入射する。同期検知に連続点灯
のレ−ザ−ビ−ムが入射すると、レ−ザ−ビ−ムの水平
同期をとるための同期検知信号(b)が発生し、LD点
灯信号は一旦OFFになりLDは消灯する。
サ11−1−1、同期検知センサ11−1−1から画像
書き出し開始位置までの間に配置された2次元の位置セ
ンサ11−1−2が配置されている。本例では、同一の
基板上に配置されているが、同期検知から、画像書き出
し位置までの間であれば、同一基板上でなくても良い。
元PSD(公知技術である。詳細は省略する)を用いる
構成となっている。第2書込系についても、同期検知板
11−2とそれに含まれる同期検知センサ11−2−
1、位置センサ11−2−2が配置されている。
1、11−2−1)、位置センサ(11−1−2、11
−2−2)、レーザービームのドットと各信号の関係を
示す図である。第1書込系と第2書込系が書かれている
が、片方の説明だけでわかる場合は第1書込系について
説明する。LDが一旦消灯した後、同期検知信号(b)
から所定の画素クロック数(本例ではNoクロック)後
に再度LDが点灯し、位置センサの上で1ドットを生成
する。このことにより、位置センサの上で、レーザービ
−ムは等価的に静止している状態になり、主走査及び副
走査のレーザービ−ム位置を同時に検出する事が可能と
なる。画素クロック(c)は同期検知信号(b)を基準
として発生し、同期検知から所定のクロック数(本例で
はNgクロック)後に画像デ−タに基づいた変調を開始
する。
2)からの信号は制御部を介して、X(主走査)方向位
置、及びY(副走査)方向位置に基づいたX1、Y1電
圧を発生し、図示しない(図10の書き込み制御部内に
有る)ADコンバ−タ−、制御演算部等によって位置情
報に変換される。
るだけで、第1書込系と動作は同じになり、位置の検出
が行われる。
昇による信号遅延や書込系の温度上昇による主方向、及
び副走査方向にドットがずれた場合の概念図を示す。ま
ず、主走査方向のずれについて説明すると、レーザービ
−ムが同期検知に入射するまで、レーザービ−ムは連続
点灯している。常温の場合は図2、3(図5b)に示し
たように、同期検知に入射したとほぼ同時(実際にはタ
イムラグは0ではない)に同期検知信号が発生したとす
ると、図5において温度上昇した場合、Δt(距離換算
でΔX1)だけ同期検知信号の発生が遅延してしまう現
象が発生するところを示している。また、レンズ系の温
度上昇によって倍率が変化し主走査方向にドットがずれ
てしまう現象も重なってくる。
準として所定のクロック(Ng)後に書き出しを開始す
る為、画像の書き出し位置もΔX1だけのずれが生じ、
位置センサ上のビ−ム位置もΔX1だけずれる事にな
る。光学系の倍率誤差の影響を考慮すると、位置センサ
上のずれ量と、書き出し位置でのずれ量は同一ではなく
なるが、ここでは、簡略化の為に省略する。
た場合の補正方法の例を図6に示す。図6(a)は、正
規のずれの無い場合のドット位置である。図6(b)
は、ΔX1だけずれた場合のドット位置を示す。
でずれたとすると、N*P−ΔX1の距離に相当する画
素クロックの位相を図示していないレーザービーム点灯
制御部により遅らせる。図6(c)ここでNはN*P>
ΔX1になる最小の整数Pはビ−ムのピッチ間隔とす
る。
画素と(c)の1番目の主走査方向のドット位置が同一
になる。次に、図6(d)に示すように、Nドット(本
例では3ドット)を先頭ドットの前に追加して、さらに
画像デ−タ−をNドット前側にずらす処理が行われる。
実際には、同期検知信号から書き出し位置までのクロッ
ク数(Ng)をNg−Nとすることと同じになる。
とで、主走査方向の繋ぎ目を所定の位置に合わせること
ができる。
る。図8において、第1書込系では、副走査方向にΔY
1、第2書込系ではΔY2のずれが、2次元位置検出素
子上で検出される。これに対応して、書き出し位置にお
いてもそれぞれΔY1、ΔY2のずれが発生し、相対的
には、ΔYだけレーザービ−ムが副走査方向に離れてし
まう。
ハウジングの熱膨張などによって、ミラ−等の光学部品
の位置が微妙に変位してしまうことが主な原因として挙
げられる。
する量だけ図1のスッテッピングモ−タ14を回転させ
て折り返しミラー(9−1、9−2)の角度を変位さ
せ、副走査方向のずれ補正を行っている。
ザービームを繋げて1本の走査線を構成する際、画像書
き込み書き込み開始点が隣り合っている場合について説
明する。隣り合った開始点の2つのドットは、規定の間
隔をもって書き込みが行われる様に設計されているが、
構造体や構成部品のバラツキによって、所望の間隔にな
らない。600DPIの書き込みの場合、規定の間隔は
42.3μmである。たとえば、所望の間隔を42.3
μm±20μmに決めたとしても実際は間隔が115μ
mとなり所望の間隔にならない場合である。
と、初期調整後、温度や経時により書き込み開始位置が
ずれた分を所望の間隔にするための調整である。
は、第1書込み系のレーザービーム用の位置センサ11
−1−2を含む同期検知板11−1、図7(c)は、第
2書込み系左走査のレーザービーム用の位置センサ11
−2−2を含む同期検知板11−2を示す。
ト(第2書込み系側番号1)位置を最初は固定させてお
き、第1書込系の書き込み開始ドット(第1書込系側番
号1)位置を主走査方向に順次移動させてNo1.〜N
o8.の8通り状態をつくり、プリント出力させた調整
用シートである。移動間隔は制御上の可能な最小であ
る。調整シート上の線分に対応した識別記号又は文字の
例として、図8ではNo1.〜No8.を記載してあ
る。図8は解りやすくする為、2本のレーザービームは
副走査(上下)方向にずらして描いてある(実際も副走
査方向調整後もずれは有る)。第2書込系側の1’は、
第1書込系側の書き込み開始ドットの理想位置(位置誤
差が零)を示す。No6.が最適(理想位置に一番近
い)であることが判明する。
(図10の操作部内に有る)により入力し装置側でNo
6.が最適であることを認識する。No6.での位置セ
ンサ上のドット位置がそれぞれ、となったとする
(図7)。位置センサ11−2−1上のは、後述する
センサの測定精度が高い破線矩形内(中央)にあるが、
位置センサ11−1−2上のは、破線矩形外(中央か
ら主走査方向ΔX1−1)にある。が破線矩形外にあ
るとき再度調整が必要な旨を、操作部内の(図示してい
ない)表示部に表示する。なおこの時点でが破線矩形
内にある場合はこの状態での位置に対応したX1電
圧、位置に対応したX2電圧をデジタル値に変換後、
不揮発メモリ(図10)に記憶させる。
き込み開始位置をΔX1−1の1/2だけずらす。位置
センサ11−2−2上のドット位置がからに移動す
る。なおΔX2≒1/2(ΔX1−1)とする。このよ
うに第2書込系の書き込み位置をずらした状態で再度調
整シートを出力させる。操作部の再度調整が必要との表
示に対応して、後者の調整シート内から繋ぎの状態が最
適なものを入力する。この状態での位置センサ11−1
−2上のドットはほぼ1/2(ΔX1−1)だけ位置セ
ンサ11−1−2の中心に近づき、センサの測定精度が
高い破線矩形内の位置に移動する。
する値をメモリに記憶させたが、が破線矩形外にある
場合はこの状態での位置に対応したX1電圧、(位置
から移動した)位置に対応したX2電圧をデジタル
値に変換後、不揮発メモリに記憶させる。
ンサ11−2−2も同様)の特性を示すものである。中
心からの距離ΔXH まで測定できるが、距離がΔXL
(図7a、bの破線矩形に対応)より大きくなるとセン
サの測定精度(直線性)が悪くなっている。位置をか
らに移動することにより、測定精度を高めることがで
きる(なおセンサの原理と精度については他の公知資料
を参照のこと)。
た分を所望の間隔にするための調整は自動で以下のよう
に行われる。書き込み毎に、一度不揮発メモリに記憶さ
れた、(又は、)に対応した値を、呼び出し、
画像書き出し位置までの間にドットを点灯させかつドッ
ト点灯位置と画像書き出し位置を移動させる事ができる
光ビ−ム点灯手段により位置センサの出力が、(又
は、)に対応した値になる様に制御する。
ったが、副走査方向も同様に繋ぎ目調整が出来る。図1
0全体のブロック図である。各ブロック中の番号は文中
の番号と対応したものである。書き込み制御部は複数の
繋がり部分の画像に対応して識別記号又は文字を出力す
る手段を含む。
明した。なお、上述した実施形態は、本発明の好適な実
施形態の一例を示すものであり、本発明はそれに限定さ
れるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内におい
て、種々変形実施が可能である。
1及び2記載の発明によれば、光ビーム位置を位置セン
サ上の誤差の少ない部分で測定できるので、部分的に位
置精度の悪いセンサでも高精度名な光ビーム位置測定が
出来る。
(制御値)を変えた、2本の光ビ−ムの繋がり具合を複
数一度に表示しているので、繋がり具合を容易に確認出
来る。
(制御値)を変えた、2本の光ビ−ムの繋がり具合の例
を識別記号又は文字で識別されている複数一度に表示し
た出力シートを見ながら、最適な繋がり具合のものを選
択し入力することにより調整が出来るので、調整の容易
化が出来る。
の光ビ−ムの繋がり具合が最適な時のビ−ム点灯手段の
制御値を記憶していて、書き込み時ごとに使用すること
により、常に繋がり具合が最適な状態での書き込みが出
来る。
る画像形成装置の構成を示す図である。
1)、位置センサ(11−1−2、11−2−2)、レ
ーザービームのドットの関係を示す図である。
温度上昇による主方向及び副走査方向にドットがずれた
場合について説明するための、同期検知センサ、位置セ
ンサ、レーザービームのドットの関係を示す図である。
の例を示す図である。
11−1、11−2について示す図である。
整用シートについて示す図である。
−2も同様)の特性を示す図である。
える画像形成装置の全体構成を示す図である。
査方向に2分割して走査する光走査装置の構成を示す図
である。
転軸方向から見た構成を示す図である。
体10の軸方向から見た状態を示す図である。
図である。
別の配置を示す図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 感光体上に2本の光ビームを繋げて主走
査方向に分割して走査する画像形成装置において、 各光ビ−ムに対応して光ビームの基準位置を検出する同
期検知手段と、 前記同期検知手段から、画像書き出し位置までの間にド
ットを点灯させかつドット点灯位置と画像書き出し位置
を移動させる光ビ−ム点灯手段と、 前記点灯されたドットの位置を検出する手段と、を有
し、 一方の光ビーム画像書き出し位置を特定の位置に決め、
他方の光ビーム画像書き出し位置は2本の光ビームの繋
がり状態から点灯位置を調整し、該調整後の値が予め決
められた値から外れている場合は先に決めた光ビーム画
像書き出し位置を後者の光ビームの調整後の位置に関連
づけて変更し、再度後者の光ビームの書き出し位置を光
ビームの繋がり状態から点灯位置を調整すること、を特
徴とする画像形成装置。 - 【請求項2】 前記一方の光ビーム画像書き出し位置を
特定の位置に決めるにあたり、前記ドットの位置を検出
する手段の受光面のほぼ中央でドットを点灯し、後者の
光ビームの調整後の位置に関連づけて変更する場合は、
その調整後の位置と基準点間距離の半分の距離だけ変更
することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。 - 【請求項3】 感光体上に2本の光ビームを繋げて主走
査方向に分割して走査する画像形成装置において、 各光ビ−ムに対応して光ビームの基準位置を検出する同
期検知手段と、 前記同期検知手段から、画像書き出し位置までの間にド
ットを点灯させかつドット点灯位置と画像書き出し位置
を移動させる光ビ−ム点灯手段と、 前記点灯されたドットの位置を検出する手段と、を有
し、 前記光ビ−ム点灯手段により画像書き出し位置を複数設
定し、その各設定値に対応した複数の繋がり部分の画像
を一度に出力することを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項4】 前記複数の繋がり部分の画像に対応して
識別記号又は文字を出力する手段と、その画像の内の一
つを特定する入力手段と、をさらに有することを特徴と
する請求項3記載の画像形成装置。 - 【請求項5】 前記入力された識別記号又は文字すなわ
ち各光ビームの書き出し位置を決める設定値を記憶する
不揮発性メモリと、請求項3記載の光ビ−ム点灯手段の
出力値と前記記憶された値を使用して、書き込み時に光
ビームの位置を確定する手段をさらに有することを特徴
とする請求項4記載の画像形成装置。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US9800844B2 (en) | 2013-08-28 | 2017-10-24 | Mitsubishi Electric Corporation | Image projection apparatus |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH0915516A (ja) * | 1995-06-27 | 1997-01-17 | Tec Corp | 光走査装置 |
JPH11147327A (ja) * | 1997-11-18 | 1999-06-02 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置及び分割光走査装置の制御方法 |
JP2000255102A (ja) * | 1999-03-11 | 2000-09-19 | Hitachi Ltd | 画像記録装置及び画像記録方法 |
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2002
- 2002-03-18 JP JP2002075132A patent/JP4164271B2/ja not_active Expired - Fee Related
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