JP2003266559A - 注出口の周方向位置決め装置及び注出口の周方向位置決め供給装置 - Google Patents

注出口の周方向位置決め装置及び注出口の周方向位置決め供給装置

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JP2003266559A JP2002068772A JP2002068772A JP2003266559A JP 2003266559 A JP2003266559 A JP 2003266559A JP 2002068772 A JP2002068772 A JP 2002068772A JP 2002068772 A JP2002068772 A JP 2002068772A JP 2003266559 A JP2003266559 A JP 2003266559A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 円周面の一部を切り欠いて平坦面9bを形成
した形態のフランジ9を備えた注出口8を、周方向に位
置決めして送り出す装置を提供する。 【解決手段】 注出口8を搬送するシュート13の途中
に、注出口のフランジ9をはさむ関係で駆動ローラ18
aと一対の従動ローラ19、19を配置し、注出口のフ
ランジ9の円周面9aが駆動ローラ18aに接触してい
る間は駆動ローラ18aが注出口8を回転させるが、フ
ランジ9の平坦面9bが駆動ローラ18aに面する位置
となった時には回転を伝達できない構成とし、駆動ロー
ラ18aで注出口8を、フランジ平坦面9bが駆動ロー
ラ18aに面する位置まで回転させて停止させることで
位置決めを行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、牛乳、酒、ジュー
スなどの飲料の収容に用いる紙容器に取り付ける注出口
を、紙容器に取り付けるに先立って、その周方向位置を
所定位置に位置決めする技術に関する。
【0002】
【従来の技術】紙容器に用いる注出口は、多くの場合、
紙容器に溶着するためのフランジを円形としており、そ
の注出口を周方向の方向は考慮せずに紙容器に取り付け
ている。ところで、多くの注出口はプルリングを引張っ
て開封する構造となっているが、この構造の注出口を用
いる場合、紙容器に注出口を取り付けるに当たっては、
プルリングが紙容器に対して一定の方向を向くように取
り付けることが望ましい。また、注出口に形成する注ぎ
口に方向性を持たせたものがあり、その注出口において
も、紙容器に取り付けるに当たっては一定の方向を向く
ように取り付けることが望ましい。しかし、前記したよ
うに円形のフランジを用いた場合には、紙容器に対して
注出口を一定の方向を向くように即ち周方向に位置決め
して取り付けることはきわめて困難である。そこで、図
10(a)、(b)に示すように、紙容器1に取り付け
る注出口2のフランジ3を、直線部3aを有する馬蹄型
としたものが知られている。この注出口2を用いる場合
には、図11に示すように、注出口2を搬送するシュー
ト5に、注出口2を、そのフランジ3の直線部3aがシ
ュート5の片側の案内板5aに平行になるように供給
し、そのシュート5で注出口2を一定の姿勢に保持した
状態で下方に送り、下端に配置した注出口取り出し手段
6で注出口を1個ずつ取り出し、紙容器へ取り付ける取
付装置に供給することで、注出口を紙容器に対して一定
の方向を向けて取り付けている。なお、図11におい
て、4は注出口の底部に形成している易開封線(スコア
ライン)である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
馬蹄型のフランジ3を備えた注出口2では、通常の円形
のフランジに比べてフランジ面積が大きくなり、その分
使用材料が多くなってコスト高となるという問題があっ
た。また、シュート5に注出口2を、そのフランジ3の
直線部3aが案内板5aに平行になる姿勢に揃えて供給
するための装置が複雑となり、設備費が高くなるとか、
注出口2をシュート5に供給する位置で詰まりが生じや
すいといった問題もあった。更に、馬蹄型のフランジを
備えた注出口を取り扱う装置は、通常の円形のフランジ
を備えた注出口には使用できず、兼用できないという問
題もあった。
【0004】そこで、馬蹄型のフランジを有する注出口
に代えて、図12に示すように、通常の注出口に用いて
いるのと同様な円形のフランジ9を備え、そのフランジ
9の円周面9aの一部を切り欠いて平坦面9bを形成し
た形態の注出口8を用いることが考えられる。この構成
の注出口8は、馬蹄型のフランジに比べてフランジ面積
を小さくしてコストダウンを図ることができると共に、
この注出口を取り扱う装置では従来の円形フランジを備
えた注出口を支障なく取り扱うことができるという利点
を有している。しかしながら、この注出口8では、フラ
ンジ9に形成している平坦面9bが小さいので、この平
坦面9bを利用して注出口8の周方向の位置決めを行う
ことが困難であり、周方向の位置決めを行うことの可能
な且つ構造の簡単な装置の開発が望まれていた。
【0005】本発明はかかる要望に鑑みてなされたもの
で、円周面の一部を切り欠いて平坦面を形成した形態の
フランジを備えた注出口を、周方向に位置決めすること
を可能とする構造の簡単な装置を提供することを課題と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の注出口の周方向
位置決め装置は、円周面の一部を切り欠いて平坦面を形
成した形態のフランジを備えた注出口を周方向に位置決
めするために、所定位置に位置する注出口のフランジを
はさむように、片側にそのフランジの円周面に接触して
回転させる駆動手段を、反対側に一対の従動ローラを配
置し、その駆動手段と一対の従動ローラとを、フランジ
の円周面が前記駆動手段に面している間は該駆動手段が
前記フランジに接触してフランジを回転させるが、フラ
ンジの平坦面が前記駆動手段に面した時には該駆動手段
とフランジの平坦面との接触圧力が小さくなってフラン
ジを回転できなくなる位置関係で配置するという構成と
したものである。この構成により、駆動手段に注出口の
フランジの円周面が面している間は、駆動手段がフラン
ジの円周面に接触して注出口を回転させるが、フランジ
の平坦面が駆動手段に面する位置まで回転してくると、
駆動手段に対するフランジ平坦面の接触圧力が減少し、
あるいは無くなり、このため駆動手段が注出口をそれ以
上回転させることができず、注出口はその位置に停止す
る。かくして、注出口の周方向位置を、フランジの平坦
面が駆動手段に面する位置に位置決めして停止させるこ
とができる。
【0007】本発明の注出口の周方向位置決め供給手段
は、注出口を搬送するシュートの途中に上記した構成の
周方向位置決め装置を配置するという構成としたもので
あり、この構成により、シュートを通過する注出口を、
その途中で周方向に位置決めすることができ、注出口
を、周方向の位置を揃えた状態で次々とシュートから送
り出すことができる。このため、その下流に注出口を紙
容器に取り付ける装置を配置しておくことで、注出口
を、その周方向位置を一定として紙容器に取り付けるこ
とができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面に示す本発明の好適な
実施の形態を説明する。図1は本発明の一実施の形態に
係る注出口の周方向位置決め供給装置11の概略正面
図、図2(a)、(b)はそれぞれ、図1のA−A矢視
概略断面図、B−B矢視概略断面図であり、8は注出口
である。ここで取り扱う注出口8は、図12に示すよう
に、円形のフランジ9を備え、そのフランジ9の円周面
9aの一部を切り欠いて平坦面9bを形成した形態のも
のであれば、詳細な構造は任意であり、取り外し可能な
キャップを備えた2ピースのものでもよいし、1ピース
のものでもよい。図8はこの注出口8の1例を具体的に
示すものであり、図8(a)はその注出口8の裏面を、
図8(b)はその注出口の表面をキャップを取り外した
状態で示している。注出口8はフランジ9と、フランジ
9から直立するように形成されている筒状部10aと、
その内側に設けられたプルリング10bと、プルリング
10bを筒状部10aの底部に連結する支柱10c等を
備えており、筒状部10aの底部には開封を容易とする
ための溝形態の易開封線12が形成されている。この実
施形態に用いている注出口8では易開封線12が尖った
角部12aを備えており、その位置にプルリング10b
の支柱10cが形成されている。かくして、プルリング
10bを図8(b)の矢印D方向に引っ張ることで、易
開封線12を角部12aから容易に切り裂いて行くこと
ができる。フランジ9の円周面9aの一部に形成される
平坦面9bは、支柱10c及び易開封線12の角部12
aに対して一定の位置関係となるように形成されるもの
であり、この実施形態では、平坦面9bを、支柱10c
(及び角部12a)とフランジ中心とを結ぶ線に平行と
なるように形成されている。なお、平坦面9bと支柱1
0cとの位置関係は、この実施形態に限定されるもので
はなく、平坦面9bを基準にして位置決めされた注出口
を取り出し、紙容器に取り付ける装置の構造に適応する
ように、すなわち、その装置によって注出口を紙容器に
取り付けた際には支柱10cが紙容器に対して所望の方
向を向いているように、適宜定めれば良い。フランジ9
の円周面9aに形成する平坦面9bの寸法は、位置決め
が可能な限り、小さく選定することが好ましく、具体的
には、フランジ9の外径dが35mmの場合に、平坦面
9bから中心を通って反対側の円周面までの距離wが3
4mm程度に定めれば良い。
【0009】図1において、13は、注出口8をそのフ
ランジ9が移動方向に平行になる姿勢で案内するシュー
トである。なお、図示は省略しているが、このシュート
13の前面には注出口8が脱落しないように案内するガ
イドが設けられている。14はそのシュート13の下端
から、注出口8を1個ずつ間欠的に取り出す注出口取り
出し手段である。この実施形態における注出口取り出し
手段14は、1個の注出口8を収容する注出口受け14
aと、その上端に横方向に延びるように取り付けられた
シャッター板14bと、注出口受け14aを矢印C方向
及びその逆に往復動させるシリンダ装置14c等を備え
ており、注出口受け14aが図1に示す位置にある時、
1個の注出口8を受け取り、次に矢印C方向に移動する
ことで、その注出口8を横方向に送り出し、その間は、
シャッター板14bがシュート13の下端を閉じて、シ
ュート13内の注出口8を支えており、その後、注出口
8を排出した後の注出口受け14aが元の位置に戻っ
て、シュート13内の1個の注出口8を受け取るという
動作を行うことで、注出口8を1個ずつ送り出すことが
できる。なお、注出口取り出し手段14で矢印C方向に
取り出された注出口は、紙容器に注出口を取り付ける注
出口取付装置(図示せず)に供給され、紙容器に取り付
けられる。また、シュート13の上方には、注出口8を
シュート13に供給するためのパーツフィーダ(図示せ
ず)が設けられている。このパーツフィーダは、従来の
円形のフランジを備えた注出口を取り扱う装置に用いて
いるものと同様のものであり、従って、注出口8はシュ
ート13内に、フランジ9の平坦面9bの位置(向き)
をランダムな状態で供給される。
【0010】このシュート13の途中に、注出口の周方
向位置決め装置17が配置されている。この周方向位置
決め装置17は、シュート13の片側に配置され、フラ
ンジ9の円周面9aに接触して該フランジを回転させる
駆動手段18と、該フランジをはさんで前記駆動手段1
8とは反対側に配置された一対の従動ローラ19、19
とを備えている。この実施形態における駆動手段18
は、フランジ9の円周面9aに接触して回転させる駆動
ローラ18aと、それを回転させる回転駆動装置(図示
せず)を備えている。駆動ローラ18aはその外周面
に、フランジ9の円周面9aに回転を良好に伝達するこ
とができるよう、ゴム層を設けている。従動ローラ19
は注出口8のフランジ9の円周面9aを支えることがで
きるものであればよく、その外周面にゴム層を設けたも
のでもよいし、ゴム層を設けることなく、単にプラスチ
ックや金属で形成されたローラでもよい。ここで、駆動
ローラ18aと一対の従動ローラ19、19とは、フラ
ンジ9の円周面9aが駆動ローラ18aに面している間
は駆動ローラ18aがフランジ9の円周面9aに接触し
てフランジ9を回転させるが、フランジ9の平坦面9b
が駆動ローラ18aに面した時には駆動ローラ18aと
フランジ9の平坦面9bとの接触圧力が小さくなってフ
ランジを回転できなくなる位置関係で、一定位置に配置
されている。また、一対の従動ローラ19、19は、常
時少なくとも一方がフランジ9の円周面9aに接触して
いるように(フランジ9の平坦面9bが一方の従動ロー
ラ19に面する位置になっても他方の従動ローラは円周
面9aに面しているように)取付間隔が定められてい
る。
【0011】次に、上記構成の装置による注出口の周方
向位置決め並びに供給動作を説明する。シュート13に
はパーツフィーダ(図示せず)により注出口8が送り込
まれており、シュート13内に多数の注出口8が積み重
なった状態で収容されている。そして、下端から注出口
取り出し手段14により注出口8が1個ずつ矢印C方向
に取り出され、紙容器に取り付けられて行き、一方、シ
ュート13内では注出口8が1ピッチずつ下方に間欠的
に移動して行く。周方向位置決め装置17に設けている
駆動ローラ18aは常時、回転している。前記したよう
に、シュート13内に供給される注出口8は周方向の位
置がランダムとなっており、フランジ9の平坦面9bは
ランダムな方向を向いている。このランダムな方向を向
いた注出口8が下方に間欠的に移動し、駆動ローラ18
aと一対の従動ローラ19、19の間に入り、その位置
に停止する。なお、駆動ローラ18aと一対の従動ロー
ラ19、19の間隔は、注出口8のフランジ9の外径よ
りも若干小さいが、駆動ローラ18a表面のゴム層や薄
いフランジ9自体が変形することで、注出口8は支障な
く駆動ローラ18aと一対の従動ローラ19、19の間
に送り込まれ、また、その位置から排出されることがで
きる。
【0012】注出口8が駆動ローラ18aと一対の従動
ローラ19、19の間に移動してきて停止した時、図3
(a)に示すように、その注出口8のフランジ9の円周
面9aが駆動ローラ18aに面していると、そのフラン
ジ9は一対の従動ローラ19、19及び駆動ローラ18
aで挟まれていて駆動ローラ18aに適切な接触圧力で
接触しているため、回転中の駆動ローラ18aで回転さ
せられる。そして、図3(b)に示すように、フランジ
9の平坦面9bが一方の従動ローラ19に面する位置と
なっても他方の従動ローラ19がフランジ9の円周面9
aに接触しているので、駆動ローラ18aに対する適度
な接触圧力が確保され、注出口8は駆動ローラ18aに
よって回転させられ、従って、平坦面9bは一対の従動
ローラ19、19のところを通過する。その後、図3
(c)に示すように、フランジ9の平坦面9bが駆動ロ
ーラ18aに面する位置まで回転すると、平坦面9bと
駆動ローラ18aとの間に、回転を伝達しうる接触圧力
がなくなり、注出口8はその位置で停止する。かくし
て、注出口8の周方向位置が、フランジ9の平坦面9b
が駆動ローラ18aに面する位置に位置決めされる。周
方向に位置決めされた注出口9はその後、下方に送ら
れ、注出口取り出し手段14によって取り出される。こ
の時、注出口取り出し手段14の注出口受け14aに収
容された注出口8の周方向位置が一定に保持されている
ため、その注出口8は紙容器に対して一定の方向を向い
た状態で取り付けられる。
【0013】なお、上記の実施形態では、注出口の周方
向位置決め装置17に設けている駆動ローラ18a及び
一対の従動ローラ19、19を一定位置に設けている
が、本発明はこの構成に限らず、駆動ローラ18aと一
対の従動ローラ19、19の少なくとも一方を、両者の
間に位置する注出口8に向かって移動可能とし、ばね等
によって注出口8のフランジ9の円周面9aに押し付け
るようにしてもよい。この構成とすると、フランジ9の
円周面9aの駆動ローラ18aに対する接触圧力を大き
くして注出口の回転を確実とできる利点が得られる。た
だし、この場合であっても、図3(c)に示すように、
平坦面9bが駆動ローラ18aに面する位置となった時
には、駆動ローラ18aとフランジ9の平坦面9bとの
接触圧力が小さくなってフランジ9を回転できなくなる
位置となるようにストッパ等によって移動位置を規制し
ておくことが必要である。
【0014】また、駆動ローラ18aと一対の従動ロー
ラ19、19の少なくとも一方を移動可能とし、それ
を、注出口8のフランジ9に接触する作動位置と非接触
となる退避位置に移動させる手段を設ける構成としても
よい。例えば、図4(a)、(b)に示すように、一対
の従動ローラ19、19を、図4(a)に示す退避位置
と図4(b)に示す作動位置に移動させる構成としても
よい。この構成とすると、注出口8を矢印方向に移動さ
せて駆動ローラ18aと一対の従動ローラ19、19の
間に送り込む時、或いはその注出口8を下方に送り出す
時には、一対の従動ローラ19、19を、図4(a)に
示す退避位置とし、注出口8の周方向の位置決めを行う
時には、一対の従動ローラ19、19を、図4(b)、
(c)に示す作動位置とすることができ、注出口の送り
込み或いは送り出し時に、一対の従動ローラ19、19
を注出口8から離すことで、注出口8の送り込み或いは
送り出しを確実として、詰まりの発生を防止できるとい
う利点が得られる。
【0015】上記の実施形態では、シュート13に1個
の周方向位置決め装置17を配置しているが、複数個の
周方向位置決め装置を設けることも可能である。例え
ば、図5に示す注出口の周方向位置決め供給装置11A
では、シュート13内に積み重なった状態で停止してい
る多数の注出口8のうちの3個に対応するように、周方
向位置決め装置17を3個設けている。このように、3
個の周方向位置決め装置17を設けると、それぞれで、
注出口8を少しずつ回転させて注出口8の周方向位置決
めを行うことができ、注出口8を間欠的に移動させる際
の停止時間が短くても、注出口8の周方向位置決めを確
実に行うことができる。換言すれば、処理能力を大きく
できる利点が得られる。
【0016】更に、図1〜図5に示す実施形態では、注
出口8を回転させるための駆動手段18を駆動ローラ1
8aを備えた構成としているが、この駆動手段も駆動ロ
ーラを用いたものに限らず、注出口8のフランジ9の円
周面9aに接触して回転させることができるものであれ
ば、その構造は任意である。以下、駆動手段の変形例を
いくつか説明する。図6は、駆動手段の変形例を用いた
注出口の周方向位置決め供給装置11Bを示すものであ
る。図6に示す実施形態では、シュート13に複数個設
けられている周方向位置決め装置17Aの駆動手段18
Aとして、シュート13に沿って、複数の注出口8のフ
ランジ円周面9aに接触して回転させるよう配置された
共通の駆動ベルト23と、その駆動ベルト23を掛ける
プーリ24、24と、駆動ベルト23の注出口8に接触
する位置を支持する支持ローラ25等を備えた構成とし
ている。この実施形態においても、シュート13内の注
出口8が、複数の周方向位置決め装置17Aを次々と間
欠的に移動してゆく際に、注出口8が駆動ベルト23
で、平坦面9aが駆動ベルト23に面する位置となる迄
回転させられ、周方向の位置決めが行われる。この実施
形態では、共通の駆動ベルト23を用いているので、構
造を一層簡単化できる利点が得られる。
【0017】図7は、駆動手段の更に他の変形例を用い
た注出口の周方向位置決め供給装置11Cを示すもので
ある。図7に示す実施形態では、シュート13に複数個
設けられている周方向位置決め装置17Bの駆動手段1
8Bとして、シュート13に沿って、複数の注出口8の
フランジ9の円周面9aに接触可能に配置された共通の
駆動板27と、その駆動板27を複数の注出口のフラン
ジの円周面に接触させた位置でシュートに平行な第一方
向(矢印a方向)に移動させ、次いで前記フランジから
離す方向(矢印b方向)に移動させ、前記第一方向とは
反対方向(矢印c方向)に戻し、その後、再び複数の注
出口のフランジの円周面に接触する位置に向かって(矢
印d方向に)移動させる駆動板駆動装置(図示せず)等
を備えた構成としている。この実施形態においても、シ
ュート13内の注出口8が、複数の周方向位置決め装置
17Bを次々と間欠的に移動し、各位置に停止している
間に、駆動板27が矢印a方向に移動して注出口8を回
転させることで、周方向の位置決めが行われる。
【0018】なお、図6、図7に示す実施形態において
も、一対の従動ローラ19、19をばね等によって注出
口8に押し付ける構成とするとか、退避位置と作動位置
に移動させる構成とする等の変更を加えても良いことは
言うまでもない。
【0019】また、図1、図5、図6、図7に示す実施
形態の装置ではいずれも、周方向に位置決めした注出口
8を取り出すための注出口取り出し手段14が、注出口
8を同じ姿勢で横方向に取り出す構成であるが、この注
出口取り出し手段14も適宜変更可能である。図9は注
出口取り出し手段の変形例を示すものであり、ここで示
す注出口取り出し手段14Aは、注出口受け14aを支
点Oを中心として旋回する旋回アーム14eに保持させ
ており、周方向に位置決めした注出口8を90°回転さ
せて送り出す構成となっている。この構成の注出口取り
出し手段14Aを用い、且つ注出口8を、易開封線12
の角部12aが上向きとなった状態で送り出すことが望
まれる場合には、注出口8のフランジ9に形成する平坦
面9bを角部12aに対向する位置に形成しておけばよ
い。
【0020】更に、図1、図5、図6、図7、図9に示
す実施形態の装置ではいずれも、円形のフランジ9に平
坦面9bを形成した注出口8を取り扱う場合を説明して
いるが、これらの装置は、平坦面を形成していない通常
の円形フランジを備えた注出口を取り扱うこともでき
る。このため、装置の汎用性が広がるといった利点も得
られる。ただし、円形フランジを備えた通常の注出口を
取り扱う場合には、周方向位置決めを行うことはできな
いので周方向位置決め装置を作動させる必要はない。
【0021】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る注出口の周
方向位置決め装置は、注出口のフランジをはさむ位置
に、フランジの円周面に接触して回転させる駆動手段
と、一対の従動ローラを配置した構成としたことで、そ
の駆動手段で注出口を、そのフランジの平坦面が駆動手
段に面する位置になるまで回転させ、その位置に停止さ
せることができ、簡単な構造で、注出口の周方向の位置
決めを行うことができるという効果を有している。
【0022】また、本発明に係る注出口の周方向位置決
め供給装置は、注出口を搬送するシュートの途中に、シ
ュート内の注出口をはさむ位置に配置したフランジの円
周面に接触して回転させる駆動手段と、一対の従動ロー
ラを備えた周方向位置決め装置を設けるという構成とし
たことで、シュート内に、注出口を、そのフランジの平
坦面をランダムな方向に向けて供給しても、その注出口
をシュートの途中に配置した周方向位置決め装置によっ
て注出口の周方向位置決めを行うことができ、シュート
から、注出口を周方向の位置を揃えた状態で次々と送り
出すことができ、シュートから取り出した注出口を紙容
器に取り付けることで、注出口を紙容器に対して同じ方
向を向けて取り付けることができるという効果を有して
いる。また、シュートに対しては注出口を周方向に位置
決めして供給する必要がないので、シュートに注出口を
供給する装置として、通常の円形フランジを備えた注出
口に用いている安価なパーツフィーダを用いることがで
き、設備費を低減できるといった効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る注出口の周方向位
置決め供給装置の概略正面図
【図2】(a)は図1のA−A矢視概略断面図、(b)
はB−B矢視概略断面図
【図3】(a)、(b)、(c)は、図1の実施の形態
に用いている周方向位置決め装置による位置決め動作を
説明する概略正面図
【図4】(a)、(b)、(c)は、本発明の他の実施
の形態に係る周方向位置決め装置による位置決め動作を
説明する概略正面図
【図5】本発明の他の実施の形態に係る注出口周方向位
置決め供給装置の概略正面図
【図6】本発明の更に他の実施の形態に係る注出口周方
向位置決め供給装置の概略正面図
【図7】本発明の更に他の実施の形態に係る注出口周方
向位置決め供給装置の概略正面図
【図8】(a)は図1の実施形態で用いる注出口8の概
略裏面図 (b)はその注出口8を、キャップを外した状態で示す
概略表面図
【図9】注出口取り出し手段の変形例を示す概略正面図
【図10】(a)は従来の紙容器の一例を示す概略斜視
図 (b)はその紙容器に取り付けている注出口の概略斜視
【図11】図10(b)に示す注出口を供給する注出口
供給装置の概略正面図
【図12】円形フランジの一部に平坦面を形成した構成
の注出口を示す概略斜視図
【符号の説明】
8 注出口 9 フランジ 9a 円周面 9b 平坦面 10a 筒状部 10b プルリング 10c 支柱 11、11A、11B、11C 注出口の周方向位置決
め供給装置 12 易開封線 12a 角部 13 シュート 14、14A 注出口取り出し手段 17、17A、17B 注出口の周方向位置決め装置 18、18A、18B 駆動手段 19 従動ローラ 23 駆動ベルト 27 駆動板

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円周面の一部を切り欠いて平坦面を形成
    した形態のフランジを備えた注出口の周方向位置決め装
    置であって、前記フランジの円周面に接触して該フラン
    ジを回転させる駆動手段と、該フランジをはさんで前記
    駆動手段とは反対側に配置された一対の従動ローラとを
    備え、前記駆動手段と一対の従動ローラとは、フランジ
    の円周面が前記駆動手段に面している間は該駆動手段が
    前記フランジに接触してフランジを回転させるが、フラ
    ンジの平坦面が前記駆動手段に面した時には該駆動手段
    とフランジの平坦面との接触圧力が小さくなってフラン
    ジを回転できなくなる位置関係で配置されていることを
    特徴とする、注出口の周方向位置決め装置。
  2. 【請求項2】 円周面の一部を切り欠いて平坦面を形成
    した形態のフランジを備えた注出口を周方向に所定位置
    に位置決めして供給する周方向位置決め供給装置であっ
    て、注出口をそのフランジが移動方向に平行になる姿勢
    で案内するシュートと、該シュートの一端から注出口を
    1個ずつ間欠的に取り出す注出口取り出し手段と、前記
    シュートの途中に配置され、注出口の周方向の位置決め
    を行う周方向位置決め装置を備え、該周方向位置決め装
    置が、前記シュートの片側に配置され前記フランジの円
    周面に接触して該フランジを回転させる駆動手段と、該
    フランジをはさんで前記駆動手段とは反対側に配置され
    た一対の従動ローラとを備え、前記駆動手段と一対の従
    動ローラとは、フランジの円周面が前記駆動手段に面し
    ている間は該駆動手段が前記フランジに接触してフラン
    ジを回転させるが、フランジの平坦面が前記駆動手段に
    面した時には該駆動手段とフランジの平坦面との接触圧
    力が小さくなってフランジを回転できなくなる位置関係
    で配置されていることを特徴とする、注出口の周方向位
    置決め供給装置。
  3. 【請求項3】 前記駆動手段が、前記フランジの円周面
    に接触して回転させるよう配置された駆動ローラを備え
    ていることを特徴とする請求項2記載の、注出口の周方
    向位置決め供給装置。
  4. 【請求項4】 前記駆動手段と一対の従動ローラの少な
    くとも一方を、注出口のフランジに接触する作動位置と
    非接触となる退避位置に移動させる手段が設けられてい
    ることを特徴とする請求項2又は3記載の、注出口の周
    方向位置決め供給装置。
  5. 【請求項5】 前記周方向位置決め装置が、前記シュー
    ト内に積み重なった状態で停止している多数の注出口の
    うちの複数個に対応するように、複数個設けられている
    ことを特徴とする請求項2から4のいずれか1項記載
    の、注出口の周方向位置決め供給装置。
  6. 【請求項6】 複数個設けられている前記周方向位置決
    め装置の駆動手段が、前記シュートに沿って、複数の注
    出口のフランジ円周面に接触して回転させるよう配置さ
    れた共通の駆動ベルトを備えていることを特徴とする請
    求項5記載の、注出口の周方向位置決め供給装置。
  7. 【請求項7】 複数個設けられている前記周方向位置決
    め装置の駆動手段が、前記シュートに沿って、複数の注
    出口のフランジの円周面に接触可能に配置された共通の
    駆動板と、その駆動板を複数の注出口のフランジの円周
    面に接触させた位置でシュートに平行な第一方向に移動
    させ、次いで前記フランジから離し、前記第一方向とは
    反対方向に戻し、その後、再び複数の注出口のフランジ
    の円周面に接触する位置に移動させる駆動板駆動装置を
    有することを特徴とする請求項5記載の、注出口の周方
    向位置決め供給装置。
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