JP2003266542A5 - - Google Patents

Claims (6)

1. 主に以下の製造工程を含み、
   １．フッ素樹脂板材と強化繊維シートなどの複合材を一緒に予熱エリアに送入し、低温熱源の加熱を利用し、すべての材料を低張力の条件下で均一に予熱し、フッ素樹脂板材の応力残留を防止し、しかもフッ素樹脂板材の予熱後の材料温度はフッ素樹脂板材溶解点以下の温度に制御し、
   ２．予熱が完了したフッ素樹脂板材と複合材はガイドローラーを経由し、溶融エリアへと進入し、高温熱源により片側加熱を行い、低張力の条件下でフッ素樹脂板材の片側局部をフッ素樹脂溶解点以上の温度に加熱し、これによりフッ素樹脂板材は溶着性を具え、
   ３．高温加熱完了後の複合板材をローラーにより圧着エリアへとガイドし、圧着エリアの温度制御ローラーユニットを利用し、該複合材料の溶着補助圧着を実施し、同時に、熱処理を合わせて行い、複合板材の応力残留を防止し、また同時に、フッ素樹脂複合板材の結晶性を制御することを特徴とするフッ素樹脂複合板材の製造方法。
2. 前記圧着完成後のフッ素樹脂複合板材は品質検査エリアに輸送され、該品質検査エリアにおいて、高電圧漏電検査測定装置ローラーユニットを用い、該フッ素樹脂複合板材に孔、或いは破れ等の欠陥がないかを検査することを特徴とする請求項１記載のフッ素樹脂複合板材の製造方法。
3. 前記検査通過後のフッ素樹脂複合板材は包装エリアを経て伝動ローラーを通り、PVC膜を片面に接着し、続いて、完成品巻取りローラーを経てすべての工程を終了することを特徴とする請求項２記載のフッ素樹脂複合板材の製造方法。
4. 主にフッ素樹脂板材コイルを設置する張力調整軸台、フッ素樹脂薄膜コイルを設置する張力調整軸台、グラスファイバー布コイルを設置する張力調整軸台、該各材料を導引するローラー、該各材料を集める第一ガイドローラーa、内部に予熱炉を設置する予熱エリア、第二ガイドローラーb、内部に上層高温溶着加熱器、下層高温溶着加熱器、上ローラー、下ローラー、定型用熱風機、複数の温度制御ローラーユニットを設置する溶融エリア、完成品巻取りローラーを含み、
   予熱後のフッ素樹脂複合板材は、該第二ガイドローラーを経由し、溶融エリアへとガイドされ、該溶融エリア上層の高温加熱器により、低張力の条件下で外側輻射加熱により、該フッ素樹脂板材の外側局部をフッ素樹脂溶解点以上の温度に加熱し、この時、該フッ素樹脂板材と接触する上ローラーの表面温度はフッ素樹脂板材溶解点以下の温度に必ず制御し、該フッ素樹脂板材は上層高温輻射可熱器を離れ、該下ローラーに進入する前に熱風機を使用し、該グラスファイバー布の表面を加熱し、該グラスファイバー布の温度を該フッ素樹脂板材と同一の温度にし、しかも、該下ローラーは下層高温輻射加熱器を経てフッ素樹脂溶解温度まで加熱され、こうして、該フッ素樹脂板材と該グラスファイバー布は溶着可能な状態とすることを特徴とするフッ素樹脂複合板材の製造装置。
5. 前記圧着完成後のフッ素樹脂複合板材は品質検査エリアに輸送され、該品質検査エリアにおいて、高電圧漏電検査測定装置ローラーユニットを用い、該フッ素樹脂複合板材に孔、或いは破れ等の欠陥がないかを検査するようにしたことを特徴とする請求項７記載のフッ素樹脂複合板材の製造装置。
6. 前記溶融エリアと完成品巻取りローラー間にはPVC膜を巻き設置した張力調整軸大及び伝動ローラーを設置し、検査を通過したフッ素樹脂複合板材は包装エリアを経て伝動ローラーを通り、該PVC膜を片面に接着し、続いて、完成品巻取りローラーを経てすべての工程を終了するようにしたことを特徴とする請求項７記載のフッ素樹脂複合板材の製造装置。