JP2003266518A - ストリップゴム連続押出システム及びこのシステムを用いた方法 - Google Patents

ストリップゴム連続押出システム及びこのシステムを用いた方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 タイヤ成型用のストリップゴムを連続押し出
し成型するにあたり、ゴム材料の温度上昇を抑制しつ
つ、ギヤーポンプの回転数を上げて吐出量を増やすこと
のできるストリップゴム連続押出システムを提供するこ
と。 【解決手段】 少なくとも、第1ゴム連続押出装置1
と、第2ゴム連続押出装置2とを備え、第1ゴム連続押
出装置1は、供給されるゴム材料を混練して押し出す第
1押出機10と、この押出機10から供給されるゴム材
料の異物を除去するストレーナ11と、前工程としての
ストリップゴムを押し出し成型する第1成型用口金12
とを備え、第2ゴム連続押出装置2は、前工程としての
ストリップゴムが供給され、これを混練して押し出す第
2押出機20と、この第2押出機20から供給されるゴ
ム材料を第2成型用口金22へと送り出すギヤーポンプ
21とを備え、第2成型用口金22からタイヤ成型用に
用いられるストリップゴムが連続押し出しされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、タイヤ成型に用い
られるストリップゴムを連続押し出し成型することがで
きるストリップゴム連続押出システム及びこのシステム
を用いた方法に関する。
【0002】
【従来の技術】タイヤのトレッド部やサイドウォール部
を構成するゴム層を成型する方法として、回転駆動され
る成形ドラム上に所定の断面形状を有する帯状のストリ
ップゴムを供給する方法がある。この帯状のストリップ
ゴムを成形ドラムのドラム軸(回転軸)方向に移動し
て、成形ドラムの外周上にストリップゴムを層状に巻き
付けて、所定のプロファイルを有するゴム層を形成させ
る。
【0003】かかる帯状のストリップゴムを連続成型す
るためのゴム連続押出装置として、例えば、特開平5−
116200号公報に開示される精密押し出しシステム
が知られている。このシステムに用いられるゴム連続押
出装置は、概略的に図2に示されるが、供給されるゴム
材料を混練して押し出す押出機100と、この押出機1
00から供給されるゴム材料の異物を除去するストレー
ナ11と、このストレーナ11により異物の除去された
ゴム材料は、ギヤーポンプ101へと供給される。この
ギヤーポンプ101からゴム材料は定量送り出しされ、
成型用口金102から所定の断面形状のストリップゴム
が連続押し出し成型される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ストレーナ
11としては、金属メッシュやハニカム状金属板等によ
り構成されており(図3参照)、このストレーナ11を
ゴム材料が通過するときに、通過抵抗により温度が上昇
する。さらに、ストレーナ11を通過したゴム材料は、
ギヤーポンプ101へと送られ、このギヤーポンプ10
1から成型用口金へと定量供給されるが、このギヤーポ
ンプ101においてもゴム材料が圧縮作用を受けるた
め、ゴム材料の温度が上昇する方向になる。つまり、ゴ
ム材料を最適な加工温度に設定するためには、ギヤーポ
ンプ101の回転速度を上げることは難しい。ギヤーポ
ンプ101の回転数を上げれば上げるほど、温度が上昇
するからである。したがって、ギヤーポンプ101の回
転数を上げることができないので、成型用口金102か
ら押し出し成型されるストリップゴムの吐出量も上げる
ことができず、生産効率が上がらない。
【0005】本発明は上記実情に鑑みてなされたもので
あり、その課題は、タイヤ成型用のストリップゴムを連
続押し出し成型するにあたり、ゴム材料の温度上昇を抑
制しつつ、ギヤーポンプの回転数を上げて吐出量を増や
すことのできるストリップゴム連続押出システム及びこ
のシステムに用いられる方法を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明に係るストリップゴム連続押出システムは、少な
くとも、第1ゴム連続押出装置と、第2ゴム連続押出装
置とを備えたストリップゴム連続押出システムであっ
て、前記第1ゴム連続押出装置は、供給されるゴム材料
を混練して押し出す第1押出機と、この第1押出機から
供給されるゴム材料の異物を除去するストレーナと、第
1のストリップゴムを押し出し成型する第1成型用口金
とを備え、前記第2ゴム連続押出装置は、前記第1のス
トリップゴムが供給され、これを混練して押し出す第2
押出機と、この第2押出機から供給されるゴム材料を第
2成型用口金へと送り出すギヤーポンプとを備え、前記
第2成型用口金からタイヤ成型用に用いられる第2のス
トリップゴムが連続押し出しされることを特徴とするも
のである。
【0007】この構成によるシステムの作用・効果は、
以下の通りである。まず、システムは、少なくとも、
第1・第2ゴム連続押出装置を備えている。第1ゴム連
続押出装置は、第1の(前工程としての)ストリップゴ
ムを成型するものである。すなわち、 第1押出機と、
ストレーナと、第1成型用口金とを備えている。第1成
型用口金から押し出し成型される第1のストリップゴム
の形状は、次工程の第2ゴム連続押出装置へ供給するの
に適した形状であればよい。上記前工程において、スト
レーナにより異物は除去される。
【0008】第1ゴム連続押出装置により成型された第
1のストリップゴムは、第2ゴム連続押出装置に供給さ
れる。第2ゴム連続押出装置は、第2押出機と、ギヤー
ポンプと、第2成型用口金とを備えているが、ストレー
ナが不要である。つまり、第2押出機により混練された
ゴム材料は、ストレーナを介さずにギヤーポンプへと供
給される。よって、ストレーナを通過するときの温度上
昇がなく、ギヤーポンプの回転数を上げることができ
る。これにより、第2成型用口金からの第2のストリッ
プゴムの吐出量も上げることができる。また、第2成型
用口金から押出される第2のストリップゴムの形状は、
タイヤ成型に適した形状になるようにされる。その結
果、タイヤ成型用のストリップゴムを連続押し出し成型
するにあたり、ゴム材料の温度上昇を抑制しつつ、ギヤ
ーポンプの回転数を上げて吐出量を増やすことのできる
ストリップゴム連続押出システムを提供することができ
る。
【0009】なお、ストリップゴム連続押出システムを
構成する第1ゴム連続押出装置と第2ゴム連続押出装置
の設置台数については、特定の数値に限定されるもので
はない。本発明の好適な実施形態として、前記第2ゴム
連続押出装置は、タイヤ成型用の成形ドラムに対して直
接ストリップゴムを供給できる位置に設けられるものが
あげられる。
【0010】システムを第1・第2ゴム連続押出装置に
より分けて構成しているので、第2ゴム連続押出装置を
従来よりも小型化することができる。そこで、第2ゴム
連続押出装置を成形ドラムのできるだけ近傍に配置し、
成形ドラムに対して直接ストリップゴムを供給できるよ
うになる。これにより、成形ドラムに対する第2のスト
リップゴムの巻き付け作業を効率よく行うことができ
る。
【0011】上記課題を解決するため本発明に係るスト
リップゴム連続押出方法は、少なくとも、第1ゴム連続
押出装置と、第2ゴム連続押出装置とを用いるものであ
って、前記第1ゴム連続押出装置により行われる工程
は、供給されるゴム材料を第1押出機により混練して押
し出す工程と、この第1押出機から供給されるゴム材料
の異物をストレーナにより除去する工程と、第1のスト
リップゴムを第1成型用口金により押し出し成型する工
程を有し、前記第2ゴム連続押出装置により行われる工
程は、前記第1のストリップゴムが供給され、これを第
2押出機により混練して押し出す工程と、この第2押出
機から供給されるゴム材料をギヤーポンプにより第2成
型用口金へと送り出す工程と、前記第2成型用口金か
ら、タイヤ成型用に用いられる第2のストリップゴムが
連続押し出しされる工程とを有することを特徴とするも
のである。この構成による作用・効果は、既に述べた通
りである。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明に係るストリップゴム連続
押出システムの好適な実施形態を図面を用いて説明す
る。 図1は、システムを構成するゴム連続押出装置を
示す図である。
【0013】<システムの構成>本システムは、第1ゴ
ム連続押出装置1(以下、「第1押出装置」という)と
第2ゴム連続押出装置2(以下、「第2押出装置」とい
う)とを、少なくとも備えている。第1押出装置1は、
図1(a)に模式的に示すように、第1押出機10と、
ストレーナ11と、第1成型用口金12とを備えてい
る。第1押出機10は、断面円筒形のバレル10aと、
スクリュー10bと、ゴム材料が投入される供給口10
cとが設けられている。供給口10cからは、前工程で
ある混合工程で製造されたシート状のゴム材料が供給さ
れる。スクリュー10bは、回転することで、ゴム材料
を混練し前方に向けて供給する。
【0014】ストレーナ11は図4に示される。図3
(a)は側断面図、(b)は正面図である。ストレーナ
11は、支持体11aに金属メッシュ11bがはめ込ま
れ、この金属メッシュ11bに微小の穴11cが多数形
成されている。また、支持体11aには、リブ11dが
多数形成される。ゴム材料は、図3(a)の右側から左
側へと通過する。 ゴム材料をストレーナ11を通過さ
せることにより、異物を除去することができる。
【0015】第1成型用口金12から吐出される前工程
ストリップゴム(第1のストリップゴムに相当する。)
の断面形状は、円形や正方形や矩形をしているが、特定
の形状に限定されるものではない。前工程のストリップ
ゴムは、次に説明する第2押出装置2へと供給されるの
で、その目的に適した形状を有していれば良い。
【0016】第2押出装置2は、図1(b)に模式的に
示すように、小型の第2押出機20と、ギヤーポンプ2
1と、第2成型用口金22とを備えている。第2押出機
20は、断面円筒形のバレル20aと、スクリュー20
bと、供給口20cとが設けられている。供給口20c
からは、前工程である第1押出装置1で押し出し成型さ
れたストリップゴムが供給される。スクリュー20b
は、回転することで、ゴム材料を混練し前方に向けて供
給する。
【0017】スクリュー20bにより供給されるゴム材
料は、ギヤーポンプ21に供給される。なお、ストレー
ナは設ける必要はない。それは前工程において、すでに
異物が除去されているからである。ギヤーポンプ21
は、回転駆動される一対のギヤー21aを備えており、
第2成型用口金22へとゴム材料を定量供給する。第2
成型用口金22からは、所定の断面形状を有するストリ
ップゴム(第2のストリップゴムに相当する。)が吐出
される。このストリップゴムの断面形状は、三角形状や
三日月形状等の形状を有している。
【0018】第2成型用口金22から押し出しされるス
トリップゴムは、圧着ローラ4を介して成形ドラム3へ
と直接供給される。成形ドラム3にストリップゴムを巻
き付けるためには、成形ドラム3を回転させながら、第
2押出装置2をドラム軸方向に沿って移動させればよ
い。
【0019】<システムの構成上の特徴>本実施形態に
係るシステムでは、ストリップゴムを押し出し成型する
にあたり、第1押出装置1と第2押出装置2の2つのタ
イプの押出装置を用いている。これについて説明する。
【0020】すでに説明したような図2に示す従来構造
では、ゴム材料がストレーナ11を通過するときの通過
抵抗によりゴムが発熱する。押出装置においてゴムを成
型する場合には、適正な成型温度があり、この温度が高
くなりすぎると、所望の品質のストリップゴムを得るこ
とが出来ない。ストレーナ11から供給されたゴム材料
をギヤーポンプに供給すると、このギヤーポンプにおけ
る圧縮作用により、さらに加熱される方向になる。ギヤ
ーポンプの回転数を上げれば上げるほど、温度が上昇す
る方向に作用する。したがって、温度上昇を抑制するた
めには、ギヤーポンプの回転速度を落とさざるを得な
い。よって、押出装置によるストリップゴムの吐出量も
抑制しなければならず、生産効率が低下する。
【0021】また、ストレーナ11は、金属メッシュ1
1b等で形成されており、ギヤーポンプの内部のメンテ
ナンスを行う時に、金属メッシュ11bは交換する必要
があり、また、内部のゴム材料が通過する経路に残存し
ているゴムを除去する必要がある。このように、ギヤー
ポンプのメンテナンスを行う際に、ストレーナ11も交
換する必要があり、メンテナンス作業が煩雑となる。
【0022】また、金属メッシュ11bは、微小な異物
を通過させないようにするためには、細い線径のものを
採用する必要があるが、そうすると、強度上の問題から
金属メッシュ11b自体が破損し、これが異物になって
しまう可能性もある。かかる異物は、ギヤーポンプ内の
ギヤーを破損させる可能性があり、ギヤーポンプの寿命
が短くなる原因となる。
【0023】図1のシステム構成においては、ストレー
ナ11の下流側には、ギヤーポンプ21を設けていない
ので、異物によりギヤーポンプ21が破損するというこ
とがない。また、ギヤーポンプ21は、第2押出装置2
に設けており、ギヤーポンプ21のメンテナンスにおい
て、ストレーナ11を交換する必要がない。よって、ギ
ヤーポンプ21のメンテナンス効率が改善される。ま
た、ギヤーポンプ21も高寿命となる。また、第1押出
装置1の段階でストリップゴムに異物が混入されたとし
ても、この段階で不良のストリップゴムを除去すること
ができる。
【0024】さらに、第2押出装置2には、ストレーナ
11が設けられていないので、ストレーナ11を通過す
るときのゴム材料の温度上昇がない。よって、ギヤーポ
ンプ21の回転数を上げることができる。これにより、
ストリップゴムの吐出量を上げることができ、生産効率
を高めることができる。
【0025】第1押出装置1は前工程として設けられる
ものであり、大型の装置を用いても良い。また、第2押
出装置2は、小型化することができる。これは、既に前
工程においてゴム材料が混練されているからであり、ま
た、ストレーナ11を設けなくても良いからである。
【0026】<作用>上記システムにおけるゴムを連続
成型するときの作用を簡単に説明する。まず、図1
(a)において、前工程で製造したシート状のゴム材料
を供給口10cから供給する。ゴム材料は、スクリュー
10bの回転により混練され、前方に送り出されてい
く。混練されたゴム材料は、ストレーナ11を通過し、
もし異物が混入していた場合は、ここで除去される。ス
トレーナ11を通過したゴム材料は、第1成型用口金1
2から所定の断面形状のストリップゴムとして押し出し
成型される。
【0027】第1押出装置1から押し出し成型されたス
トリップゴムは、直ちに、あるいは、一旦別の場所に保
管された後、第2押出装置2の供給口20cに供給され
る。供給されたゴム材料は、スクリュー20bの回転に
より、再び混練され、前方に送り出される。このゴム材
料は、ギヤーポンプ21により定量送り出しがされる
い。そして、第2成型用口金22から所定の断面形状の
ストリップゴムとして押し出し成型される。
【0028】第2押出装置2から吐出されたストリップ
ゴムは、圧着ローラ4により案内され、直ちに成形ドラ
ム3の外周に巻き付けられる。これにより、所望のゴム
層を形成することができる。
【0029】<設備の構成>次に、上記ストリップゴム
連続成型システムを用いたタイヤの生産設備の構成を説
明する。タイヤ生産設備には、多数の処理ステージが設
けられ、ストリップゴムを巻き付ける各ステージにおい
て、本システムの第2押出装置2を配置することができ
る。各ステージにおいて、成形ドラムに対して第2押出
装置2を移動させることで、ストリップゴムを成形ドラ
ムの外周に巻き付けることができる。
【0030】既に説明したように、押出装置として第1
押出装置1と第2押出装置2とに分けたために、第2押
出装置2を小型化することができる。よって、第2押出
装置2を移動させるための移動機構も小型化することが
できる。また、前工程として用いられる第1押出装置1
は大型に構成しても良い。よって、第1押出装置1は大
型のものを数少なく設置し、第2押出装置2は、小型の
ものをステーションの数に応じて多数設置することがで
きる。
【0031】<別実施形態>ゴム連続成型装置の具体的
構成は図示のものに限定されるものではない。ストレー
ナも図示のものに限定されるものではなく、要は、異物
が除去できるような構造を有していれば良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】ストリップゴム連続押出システムの好適な実施
形態を示す図
【図2】従来技術に係るゴム連続成型装置の構成を示す
【図3】ストレーナの構成を示す図
【符号の説明】
1 第1ゴム連続成型装置 2 第2ゴム連続成型装置 3 成形ドラム 10 第1押出機 11 ストレーナ 12 第1成型用口金 20 第2押出機 21 ギヤーポンプ 22 第2成型用口金

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも、第1ゴム連続押出装置と、
    第2ゴム連続押出装置とを備えたストリップゴム連続押
    出システムであって、 前記第1ゴム連続押出装置は、 供給されるゴム材料を混練して押し出す第1押出機と、 この第1押出機から供給されるゴム材料の異物を除去す
    るストレーナと、 第1のストリップゴムを押し出し成型する第1成型用口
    金とを備え、 前記第2ゴム連続押出装置は、 前記第1のストリップゴムが供給され、これを混練して
    押し出す第2押出機と、 この第2押出機から供給されるゴム材料を第2成型用口
    金へと送り出すギヤーポンプとを備え、 前記第2成型用口金からタイヤ成型用に用いられる第2
    のストリップゴムが連続押し出しされることを特徴とす
    るストリップゴム連続押出システム。
  2. 【請求項2】 前記第2ゴム連続押出装置は、タイヤ成
    型用の成形ドラムに対して直接ストリップゴムを供給で
    きる位置に設けられることを特徴とする請求項1に記載
    のストリップゴム連続押出システム。
  3. 【請求項3】 少なくとも、第1ゴム連続押出装置と、
    第2ゴム連続押出装置とを用いたストリップゴム連続押
    出方法であって、 前記第1ゴム連続押出装置により行われる工程は、 供給されるゴム材料を第1押出機により混練して押し出
    す工程と、 この第1押出機から供給されるゴム材料の異物をストレ
    ーナにより除去する工程と、 第1のストリップゴムを第1成型用口金により押し出し
    成型する工程を有し、 前記第2ゴム連続押出装置により行われる工程は、 前記第1のストリップゴムが供給され、これを第2押出
    機により混練して押し出す工程と、 この第2押出機から供給されるゴム材料をギヤーポンプ
    により第2成型用口金へと送り出す工程と、 前記第2成型用口金から、タイヤ成型用に用いられる第
    2のストリップゴムが連続押し出しされる工程とを有す
    ることを特徴とするストリップゴム連続押出方法。
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