JP2003266464A - 自動車用内装部品及びその成形方法 - Google Patents

自動車用内装部品及びその成形方法

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JP2003266464A
JP2003266464A JP2002068008A JP2002068008A JP2003266464A JP 2003266464 A JP2003266464 A JP 2003266464A JP 2002068008 A JP2002068008 A JP 2002068008A JP 2002068008 A JP2002068008 A JP 2002068008A JP 2003266464 A JP2003266464 A JP 2003266464A
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Masahiko Hara
正彦 原
Nobuaki Seki
伸明 関
Hiroyuki Aizawa
洋行 相澤
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  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 成形が容易で、かつ底付き感が発生すること
のないアームレストを有する自動車用内装部品を提供す
る。 【解決手段】 芯材1aと一体に成形されたアームレス
ト1b上面に、弾性付与部3を形成することにより、ア
ームレスト1bの上面に弾性を付与すると共に、弾性付
与部3上に弾性体よりなるアームレストパッド4を設け
て、アームレストパッド4を、アームレスト1bの上面
と、芯材1aの表面を覆う表皮2の間で挟着することに
より、アームレストパッド4を弾性付与部3上に固定し
たことから、アームレスト1bの上面に設けられたアー
ムレストパッド4に表皮材2の上から肘を突いた際、ア
ームレストパッド4が圧縮限界に達しても、アームレス
ト1b上面の弾性によりさらにクッション作用が得られ
るため、底付き感のないソフトな感触が得られるように
なる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はたとえば自動車のサ
イドドア内面を覆うドアトリム、リヤサイドトリム、ラ
ゲージサイドトリム等の自動車用内装部品及びその成形
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来自動車のサイドドアには図14に示
すように、ドア(図示せず)の内面にドアトリムのトリ
ム本体aが取付けられており、このトリム本体aは、樹
脂により成形された芯材の表面を表皮材で被覆した構造
となっている。
【0003】またトリム本体aには、アームレストbが
一体に成形されていて、アームレストbの一部にアーム
レストパッドcが設けられている。
【0004】前記アームレストパッドcは、図15に示
すようにトリム本体aのアームレストbと別体に形成さ
れていて、乗員がアームレストb上に肘を突くと、アー
ムレストbの裏側に突設された弾性突起eが図16に示
すように弾性変形することにより、クッション作用が得
られるように構成されている。
【0005】しかし前記従来のドアトリムでは、トリム
本体aとアームレストパッドcが別体に形成されている
ため、製作に手間がかかるなどの問題がある。
【0006】かかる問題を改善するため、例えば特開平
10−225947号公報で、トリム本体のアームレス
トにアームレストパッドを一体に成形したドアトリム及
びその成形方法が提案されている。
【0007】前記公報のドアトリムは、トリム本体を構
成するアームレストと一体にアームレストパッドを設け
ると共に、ドアトリム及びアームレストパッドの表面を
表皮材で被覆した構造となっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし前記公報のドア
トリムでは、表皮材の上からアームレストパッドに肘を
突いた場合、アームレストパッドによりある程度のクッ
ション作用は得られるが、アームレストパッドが圧縮さ
れてクッション作用がなくなると、肘がアームレストの
上面に付く所謂底付き感が発生して感触がよくないなど
の問題がある。
【0009】本発明はかかる従来の問題点を改善するた
めになされたもので、成形が容易で、かつ底付き感が発
生することのないアームレストを有する自動車用内装部
品及びその成形方法を提供することを目的とするもので
ある。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本発明の自動車用内装部品は、アームレストが一体に突
設された芯材と、芯材の表面を被覆する表皮材とからな
る自動車用内装部品であって、芯材のアームレスト上面
に弾性付与部を形成することにより、アームレストの上
面に弾性を付与すると共に、弾性付与部上に弾性体より
なるアームレストパッドを設けて、アームレストパッド
を、アームレストの上面と表皮の間で挟着することによ
り、アームレストパッドを弾性付与部上に固定したもの
である。
【0011】前記構成により、アームレストの上面に設
けられたアームレストパッドに表皮材の上から肘を突い
た際、アームレストパッドが圧縮限界に達しても、アー
ムレスト上面の弾性によりさらにクッション作用が得ら
れるため、底付き感のないソフトな感触が得られるよう
になると共に、トリム本体とアームレストパッドが一体
となっているため、従来のトリム本体とアームレストパ
ッドを別体に成形して後で組立てるものに比べて、製作
工数の大幅な削減が図れるようになる。
【0012】前記目的を達成するため本発明の自動車用
内装部品は、弾性付与部を空気抜き孔と兼用させたもの
である。
【0013】前記構成により、アームレストパッドが圧
縮された際、アームレストパッド内の空気が弾性付与部
より排出され、復元する際弾性付与部よりアームレスト
パッド内へ空気が吸入されるため、アームレストパッド
の収縮及び復元が速やかに行えるようになる。
【0014】前記目的を達成するため本発明の自動車用
内装部品は、弾性付与部をスリットにより形成したもの
である。
【0015】前記構成により、簡単な構造の金型で弾性
付与部が容易に成形できるため、金型費の削減が図れる
ようになる。
【0016】前記目的を達成するため本発明の自動車用
内装部品の成形方法は、アームレストが一体に成形され
た硬質樹脂よりなる芯材と、芯材の表面を被覆する表皮
材とからなる自動車用内装部品の成形方法であって、複
数分割された金型の第1型及び第2型を分離した状態
で、第1型及び第2型の間に張設した表皮材を保持し、
またアームレストの上面に弾性付与部を成形する部分に
弾性体よりなるアームレストパッドをセットし、その後
第1型及び第2型の間に形成されたキャビティ内に溶融
樹脂を注入して、キャビティ内に溶融樹脂を充填すると
共に、溶融樹脂の硬化後キャビティ内より成形品を取り
出すことにより、芯材の表面が表皮材により被覆され、
かつアームレストの上面と表皮の間でアームレストパッ
ドが挟着固定されたトリム本体を成形するようにしたも
のである。
【0017】前記方法により、トリム本体とアームレス
トパッドが一体となった自動車用内装部品が容易に得ら
れると共に、従来のトリム本体とアームレストパッドを
別体に成形して後で組立てるものに比べて、製作工数の
大幅な削減が図れるようになる。
【0018】またアームレストの上面に弾性付与部を成
形する部分に弾性体よりなるアームレストパッドをセッ
トすることにより、アームレストの上面と表皮の間でア
ームレストパッドが挟着固定されたトリム本体を成形す
ることができるため、トリム本体とアームレストパッド
の一体成形が容易に行える上、アームレストの上面にア
ームレストパッドを固定する手段を別に設ける必要がな
いため、自動車用内装部品が安価に得られるようにな
る。
【0019】前記目的を達成するため本発明の自動車用
内装部品の成形方法は、第1型及び第2型を離間させた
状態でキャビティ内に溶融樹脂を注入し、その後第1型
及び第2型を閉合させて、第1型及び第2型に形成され
たキャビティ内に溶融樹脂を流動させることにより、ト
リム本体をモールド成形したものである。
【0020】前記方法により、芯材内にアームレストパ
ッドの一部が解け込むことがないので、アームレストパ
ッドの弾性が損なわれることがない。
【0021】前記目的を達成するため本発明の自動車用
内装部品の成形方法は、閉合された第1型及び第2型に
形成されたキャビティ内に溶融樹脂を射出することによ
り、トリム本体を射出成形したものである。
【0022】前記方法により、複雑な形状のトリム本体
であっても、容易に成形することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を、図面を参
照して詳述する。
【0024】図1は自動車の内装部品であるドアトリム
の斜視図、図2は図1のA円内の一部切欠拡大図、図3
は図2のB−B線に沿う断面図、図4は作用説明図、図
5ないし図8はトリム本体の成形工程を示す工程図であ
る。
【0025】図1に示すトリム本体1は、硬質樹脂によ
り成形された芯材1aと、芯材1aの表面を被覆するエ
ラストマー表皮などよりなる表皮材2より形成されてい
る。
【0026】芯材1aは自動車のサイドドア(図示せ
ず)の内面が覆える大きさに形成されていて、ほぼ中央
部に水平方向にアームレスト1bが一体に成形されてお
り、アームレスト1bの上面には、プルハンドル1c
が、そして後側にはスリットよりなる弾性付与部3が形
成されている。
【0027】前記弾性付与部3は図2に示すように、芯
材1aより突設されたアームレスト1bの上面に前後方
向に形成された直線部3aと、直線部3aの両端に形成
されたほぼV字が他の分岐部3bとから形成されてい
て、硬質樹脂よりなるアームレスト1bの上面に弾性を
付与するために形成されている。
【0028】またアームレスト1bの上面には、弾性付
与部3上に位置するようアームレストパッド4が設けら
れている。
【0029】アームレストパッド4はウレタン、ポリプ
ロピレン(PP)、ポリエチレン(PE)等の発泡樹脂
やゴム等の弾性体により板状に形成されていて、芯材1
aの表面を被覆する表皮材2の間で挟着されることによ
り、弾性付与部3上に固定されている。
【0030】トリム本体1を成形する金型5は図5に示
すように複数分割された第1型5−1と第2型5−2と
よりなり、第1型5−2は雌型、第2型5−2は雄型と
なっていて、これら第1、第2型5−1,5−2の間に
トリム本体1を成形するキャビティ5aが形成されてい
る。
【0031】また芯材1aより突設するアームレスト1
bを成形する雄型の膨出部5bには、アームレスト1b
の上面となる部分に、弾性付与部3を成形する突条5c
が突設されている。
【0032】突条5cは弾性付与部3とほぼ同一形状と
なっていて、先端部にはアームレストパッド4を突き刺
しパッド4が型内で動いてしまうのを防止する手段とし
て針状のピン5dが突設されていると共に、第2型5−
2内には、複数路に分岐されたスプール5eが形成され
ている。
【0033】スプール5eの一端側は第2型5−2の側
面に開口されていて、図示しないモールド成形機のノズ
ル6に接続されており、他端側はキャビティ5a内に開
口されている。
【0034】次に前記構成された金型5を使用してトリ
ム本体1をモールド成形する方法を、図5ないし図8に
示す図面を参照して説明する。
【0035】第1型5−1と第2型5−2を図5に示す
ように分離した状態で、第1、第2型5−1,5−2の
間に、クランプ7により緊張して張設させた表皮材2を
位置させ、また発泡樹脂よりなる所定の大きさのアーム
レストパッド4をピン5dに付き刺す。
【0036】次にこの状態で図示しないモールド成形機
のノズル6よりスプール5eを介して溶融樹脂8をキャ
ビティ5a内に注入するが、このとき図6に示すように
第1型5−1と第2型5−2はまだ閉合されていないた
め、キャビティ5a内に注入された溶融樹脂8は第2型
5−2のキャビティ5a上に盛り上る。
【0037】その後第1型5−1と第2型5−2を図7
に示すように閉合すると、第1、第2型5−1,5−2
の間に形成されたキャビティ5a内を溶融樹脂8が流動
すると同時に、第1型5−1のキャビティ5a内面によ
り表皮材2が成形されるため、芯材1aの表面が表皮材
2により被覆されたトリム本体1が成形されると共に、
第2型5−2のピン5dにセットしたアームレストパッ
ド4は、芯材1aと表皮材2の間に挟着されて、アーム
レスト1bの弾性付与部3上に固定される。
【0038】以上のようにしてトリム本体1の成形が完
了したら、溶融樹脂8が硬化するのを待って図8に示す
ように第1型5−1と第2型5−2を分離し、成形の完
了したトリム本体1をキャビティ5a内より取り出すも
ので、芯材1aより突設されたアームレスト1bの上面
には、第2型5−2に設けられた突条5cにより図2に
示すようなスリット状の弾性付与部3が形成されるた
め、硬質樹脂よりなるアームレスト1bの上面に弾性が
付与されるようになる。
【0039】またキャビティ5a内より取り出したトリ
ム本体1は、必要な加工や部品が組み付けられ完成され
た自動車用内装部品とするもので、自動車のサイドドア
の内面に取付けて使用する際、アームレスト1bの上面
に設けられたアームレストパッド4に表皮材2の上から
肘を突いた場合に、アームレストパッド4が圧縮限界に
達して潰れた状態になっても、アームレスト1b上面が
図4に示すように凹入して、その際に生じる弾性により
さらにクッション作用が得られるため、底付き感のない
ソフトな感触が得られるようになる。
【0040】なお、前記実施の形態では、トリム本体1
をモールド成形する場合について説明したが、射出成形
しても勿論よい。
【0041】また、弾性付与部3の形状は、前記実施の
形態に限るものでなく、たとえば、図9のように、略H
字状の溝、図10のように複数条の左右方向の溝、図1
1のように同じく複数条の前後方向の溝、図12のよう
に左右方向に一直線上に配線された複数個の円孔、図1
3のように前後方向に数を異ならせて配置した円孔、更
には、芯材1aに薄肉部を形成して、構成しても良い。
【0042】
【発明の効果】本発明は以上詳述したように、芯材と一
体に成形されたアームレスト上面に、弾性付与部を形成
することにより、アームレストの上面に弾性を付与する
と共に、弾性付与部上に弾性体よりなるアームレストパ
ッドを設けて、アームレストパッドを、アームレストの
上面と表皮の間で挟着することにより、アームレストパ
ッドを弾性付与部上に固定したことから、アームレスト
の上面に設けられたアームレストパッドに表皮材の上か
ら肘を突いた際、アームレストパッドが圧縮限界に達し
ても、アームレスト上面の弾性によりさらにクッション
作用が得られるため、底付き感のないソフトな感触が得
られるようになると共に、トリム本体とアームレストパ
ッドが一体となっているため、従来のトリム本体とアー
ムレストパッドを別体に成形して後で組立てるものに比
べて、製作工数の大幅な削減が図れるようになる。
【0043】また弾性付与部を空気抜き孔と兼用させた
ことから、アームレストパッドが圧縮された際、アーム
レストパッド内の空気が弾性付与部より排出され、復元
する際弾性付与部よりアームレストパッド内へ空気が吸
入されるため、アームレストパッドの収縮及び復元が速
やかに行えると共に、弾性付与部をスリットにより形成
したことから、簡単な構造の金型で弾性付与部が容易に
成形できるため、金型費の削減が図れるようになる。
【0044】さらに複数分割された金型の第1型及び第
2型を分離した状態で、第1型及び第2型の間に張設し
た表皮材を保持し、またアームレストの上面に弾性付与
部を成形する部分に弾性体よりなるアームレストパッド
をセットし、その後第1型及び第2型の間に形成された
キャビティ内に溶融樹脂を注入して、キャビティ内に溶
融樹脂を充填すると共に、溶融樹脂の硬化後キャビティ
内より成形品を取り出すことにより、芯材の表面が表皮
材により被覆され、かつアームレストの上面と表皮の間
でアームレストパッドが挟着固定されたトリム本体を成
形するようにしたことから、トリム本体とアームレスト
パッドが一体となった自動車用内装部品が容易に得られ
ると共に、従来のトリム本体とアームレストパッドを別
体に成形して後で組立てるものに比べて、製作工数の大
幅な削減が図れるようになる。
【0045】しかもアームレストの上面に弾性付与部を
成形する部分に弾性体よりなるアームレストパッドをセ
ットすることにより、アームレストの上面と表皮の間で
アームレストパッドが挟着固定されたトリム本体を成形
することができるため、トリム本体とアームレストパッ
ドの一体成形が容易に行える上、アームレストの上面に
アームレストパッドを固定する手段を別に設ける必要が
ないため、自動車用内装部品が安価に得られるようにな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態になる自動車用内装部品で
あるドアトリムの斜視図である。
【図2】図1のA円の拡大図である。
【図3】図3のB−B線に沿う断面図である。
【図4】本発明の実施の形態になる自動車用内装部品で
あるドアトリムの作用説明図である。
【図5】本発明の実施の形態になる自動車用内装部品で
あるドアトリムの成形工程を示す工程図である。
【図6】本発明の実施の形態になる自動車用内装部品で
あるドアトリムの成形工程を示す工程図である。
【図7】本発明の実施の形態になる自動車用内装部品で
あるドアトリムの成形工程を示す工程図である。
【図8】本発明の実施の形態になる自動車用内装部品で
あるドアトリムの成形工程を示す工程図である。
【図9】本発明における他の実施の形態に係る自動車用
内装部品であるドアトリムの図1のA円の拡大図であ
る。
【図10】本発明における更に他の実施の形態に係る自
動車用内装部品であるドアトリムの図1のA円の拡大図
である。
【図11】本発明における別の実施の形態に係る自動車
用内装部品であるドアトリムの図1のA円の拡大図であ
る。
【図12】本発明における更に別の実施の形態に係る自
動車用内装部品であるドアトリムの図1のA円の拡大図
である。
【図13】本発明における更に別の実施の形態に係る自
動車用内装部品であるドアトリムの図1のA円の拡大図
である。
【図14】従来の自動車用内装部品であるドアトリムを
示す斜視図である。
【図15】図14のC−C線に沿う断面図である。
【図16】従来の自動車用内装部品であるドアトリムの
作用説明図である。
【符号の説明】
1 トリム本体 1a 芯材 1b アームレスト 2 表皮材 3 弾性付与部 4 アームレストパッド 5 金型 5−1 第1型 5−2 第2型 5a キャビティ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 相澤 洋行 神奈川県高座郡寒川町宮山3316 河西工業 株式会社内 Fターム(参考) 3D023 BA07 BB08 BB14 BB22 BC01 BD03 BD32 BE03 4F204 AD23 AD35 AG03 AG21 AG27 AG28 AH26 FA01 FB01 FB11 FB12 FB13 FB25 FG04 FJ14

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アームレストが一体に突設された芯材
    と、前記芯材の表面を被覆する表皮材とからなる自動車
    用内装部品であって、前記芯材のアームレスト上面に弾
    性付与部を形成することにより、前記アームレストの上
    面に弾性を付与すると共に、前記弾性付与部上に弾性体
    よりなるアームレストパッドを設けて、前記アームレス
    トパッドを、前記アームレストの上面と前記表皮の間で
    挟着することにより、前記アームレストパッドを前記弾
    性付与部上に固定したことを特徴とする自動車用内装部
    品。
  2. 【請求項2】 前記弾性付与部を空気抜き孔と兼用させ
    てなる請求項1に記載の自動車用内装部品。
  3. 【請求項3】 前記弾性付与部をスリットにより形成し
    てなる請求項1または2に記載の自動車用内装部品。
  4. 【請求項4】 アームレストが一体に成形された硬質樹
    脂よりなる芯材と、前記芯材の表面を被覆する表皮材と
    からなる自動車用内装部品の成形方法であって、複数分
    割された金型の第1型及び第2型を分離した状態で、前
    記第1型及び第2型の間に張設した前記表皮材を保持
    し、また前記アームレストの上面に弾性付与部を成形す
    る部分に弾性体よりなるアームレストパッドをセット
    し、その後前記第1型及び第2型の間に形成されたキャ
    ビティ内に溶融樹脂を注入して、前記キャビティ内に溶
    融樹脂を充填すると共に、前記溶融樹脂の硬化後前記キ
    ャビティ内より成形品を取り出すことにより、前記芯材
    の表面が前記表皮材により被覆され、かつ前記アームレ
    ストの上面と前記表皮の間で前記アームレストパッドが
    挟着固定されたトリム本体を成形することを特徴とする
    自動車用内装部品の成形方法。
  5. 【請求項5】 前記第1型及び第2型を離間させた状態
    でキャビティ内に溶融樹脂を注入し、その後前記第1型
    及び第2型を閉合させて、前記第1型及び第2型に形成
    されたキャビティ内に溶融樹脂を流動させることによ
    り、トリム本体をモールド成形してなる請求項4に記載
    の自動車用内装部品の成形方法。
  6. 【請求項6】 閉合された前記第1型及び第2型間に形
    成されたキャビティ内に溶融樹脂を射出することによ
    り、トリム本体を射出成形してなる請求項4に記載の自
    動車用内装部品の成形方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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