JP2003266367A - 無端帯状弾性材の切断装置 - Google Patents

無端帯状弾性材の切断装置

Info

Publication number
JP2003266367A
JP2003266367A JP2002066344A JP2002066344A JP2003266367A JP 2003266367 A JP2003266367 A JP 2003266367A JP 2002066344 A JP2002066344 A JP 2002066344A JP 2002066344 A JP2002066344 A JP 2002066344A JP 2003266367 A JP2003266367 A JP 2003266367A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
elastic material
endless belt
shaped elastic
shaft
cutting device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002066344A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuhiko Saito
斉藤  勝彦
Hiroyuki Sugiura
博之 杉浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TECHNO GIKEN KK
Fukoku Co Ltd
Fukoku KK
Original Assignee
TECHNO GIKEN KK
Fukoku Co Ltd
Fukoku KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TECHNO GIKEN KK, Fukoku Co Ltd, Fukoku KK filed Critical TECHNO GIKEN KK
Priority to JP2002066344A priority Critical patent/JP2003266367A/ja
Publication of JP2003266367A publication Critical patent/JP2003266367A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】無端帯状弾性材に生じた静電気を除去し、又は
静電気の発生を抑え、無端帯状弾性材の切断を正確に行
うことができ、幅広の無端帯状弾性材を切断でき切断作
業の効率化が可能な無端帯状弾性材の切断装置を提供す
ることにある。 【解決手段】互いに平行して配設された駆動軸と従動軸
と、駆動軸と従動軸との間に掛架された無端帯状弾性材
の外周側に配設された刃物とを備える無端帯状弾性材の
切断装置において、無端帯状弾性材に接触して接地させ
るための除電部材を備え、除電部材によって無端帯状弾
性材と駆動軸及び従動軸又は切断された無端帯状弾性材
同士の間に生じた静電気を除去しつつ、係回された無端
帯状弾性材の外周面に刃物を押し当てて無端帯状弾性材
を円環状に切断することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、弾性力のある樹脂
製の無端帯状弾性材を円環状に切断するための無端帯状
弾性材の切断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、パッキン、ガスケット等の円
環状体を製造する場合、まず最初に、合成樹脂やゴム材
のような樹脂材を円筒状に成型した弾力性のある無端帯
状弾性材を用意する。次に、この無端帯状弾性材を円環
状に切断して、パッキン、ガスケット等の円環状体を得
る。
【0003】無端帯状弾性材を円環状に切断する為の切
断装置として、従来より、図11及び図12に示す構造
のものが使用されていた。従来の切断装置80は、自ら
回転する駆動軸13と、駆動軸13に平行して配設され
た従動軸52とを備える。また、駆動軸13と従動軸5
2との間に無端帯状弾性材である樹脂材5を掛架させ、
樹脂材5の外周側には円盤状のカッタ刃61を備える。
【0004】駆動軸13が回転し、樹脂材5を駆動軸1
3と従動軸52との間で係回させた状態で、カッタ刃6
1を駆動軸13の外側から樹脂材5の端面付近の外周面
に押し当てる。カッタ刃61を押し当てた状態で樹脂材
5を一周させて樹脂材5を円環状に切断し、幅狭なパッ
キン5aを得る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
切断装置80では、樹脂材5が駆動軸13及び従動軸5
2との間での回動されている状態で、カッタ刃61が樹
脂材5を切断を開始すると、駆動軸13、従動軸52及
びカッタ刃61との間で静電気が生じ始める。この静電
気は、切断前の樹脂材5や既に切断された複数のパッキ
ン5aを帯電させる。そして、帯電させられたパッキン
5a同士が反発し合い、パッキン5aが切断前の樹脂材
5の上に乗り上たり、蛇行したりする。すると、既に切
断したパッキン5aを再び切断してしまう。
【0006】また、樹脂材5とパッキン5aとの間に静
電気により反発力が生じると、お互いが離れようとして
横ずれし、樹脂材5が蛇行することになり、樹脂材5を
正確な幅で切断することが困難となる。
【0007】尚、樹脂材5が駆動軸13及び従動軸52
との間で周径方向に脈動しつつ回動されることでより大
きな静電気が生じ、樹脂材5やパッキン5aの蛇行幅が
さらに大きくなってしまう。
【0008】静電気の発生を抑えるため駆動軸13及び
従動軸52との接触面積の小さい幅狭な樹脂材5を切断
することも考えられる。しかしながら、駆動軸13及び
従動軸52への一回の架け替えで得られるパッキン5a
の本数は少なく、架け替え作業が繁雑になり作業効率を
悪化させてしまう。
【0009】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たもので、無端帯状弾性材に生じた静電気を除去し、又
は静電気の発生を抑え、無端帯状弾性材の切断を正確に
行うことができ、幅広の無端帯状弾性材を切断でき切断
作業の効率化が可能な無端帯状弾性材の切断装置を提供
することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の無端帯状
弾性材の切断装置は、無端帯状弾性材に接触して接地さ
せるための除電部材を備え、除電部材によって無端帯状
弾性材と駆動軸及び従動軸又は切断された無端帯状弾性
材同士の間に生じた静電気を除去しつつ、係回された無
端帯状弾性材の外周面に刃物を押し当てて無端帯状弾性
材を円環状に切断することを特徴とする。
【0011】請求項2記載の無端帯状弾性材の切断装置
は、除電部材が、接地された導電性を有する固定軸と、
固定軸に回転自在に設けられた無端帯状弾性材と接触し
て従動する導電性を有する回転ローラとを備えるガイド
ローラであることを特徴とする。
【0012】請求項3記載の無端帯状弾性材の切断装置
は、ガイドローラが端面が固定軸に直交して固定された
ストッパを備え、導電性を有するストッパに無端帯状弾
性材の一端面を当接させ、無端帯状弾性材の他端面を円
環状に切断することを特徴とする。
【0013】請求項4記載の無端帯状弾性材の切断装置
は、ストッパの無端帯状弾性材との当接面に、熱伝導
性、滑り性及び耐摩耗性を備えた導電シートを貼付した
ことを特徴とする。
【0014】請求項5記載の無端帯状弾性材の切断装置
は、導電シートがフッ素樹脂シートであることを特徴と
する。
【0015】請求項6記載の無端帯状弾性材の切断装置
は、導電シートがシリコン樹脂シートであることを特徴
とする。
【0016】請求項7記載の無端帯状弾性材の切断装置
は、除電部材が板状の除電フィンであることを特徴とす
る。
【0017】請求項8記載の無端帯状弾性材の切断装置
は、回転軸と回転軸に回転自在に設けられた無端帯状弾
性材と接触して従動する回転ローラとを有するガイドロ
ーラを備え、ガイドローラを無端帯状弾性材の内周に配
設し、無端帯状弾性材を拡径方向に付勢しつつ、係回さ
れた無端帯状弾性材の外周面に刃物を押し当てて無端帯
状弾性材を円環状に切断することを特徴とする。
【0018】請求項9記載の無端帯状弾性材の切断装置
は、回転軸と回転軸に回転自在に設けられた無端帯状弾
性材と接触して従動する回転ローラとを有するガイドロ
ーラを備え、ガイドローラを無端帯状弾性材の外周に配
設し、無端帯状弾性材を縮径方向に付勢しつつ、係回さ
れた無端帯状弾性材の外周面に刃物を押し当てて無端帯
状弾性材を円環状に切断することを特徴とする。
【0019】請求項10記載の無端帯状弾性材の切断装
置は、ガイドローラが、端面が固定軸に直交して固定さ
れたストッパを備え、ストッパに無端帯状弾性材の一端
面を当接させ、無端帯状弾性材の他端面を円環状に切断
することを特徴とする。
【0020】請求項11記載の無端帯状弾性材の切断装
置は、ガイドローラが駆動軸の上手と、駆動軸の下手
と、従動軸の上手と従動軸の下手とに合計4本配設され
たことを特徴とする。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の形態について図面
を参照しながら具体的に説明する。図1は本発明に係る
無端帯状弾性材の切断装置の一例を示す正面図、図2は
同平面図である。図3は同無端帯状弾性材の切断装置の
動作を示す模式斜視図、図4は図3の模式正面図であ
る。図5は同無端帯状弾性材の切断装置の他の例の動作
を示す模式斜視図である。図6は同駆動軸及びガイドロ
ーラの一部を断面とした平面図、図7は図6のVII−VII
線矢視断面図である。図8は同無端帯状弾性材の切断装
置の更に他の例を示す図7相当の断面図である。
【0022】図1〜図8において、切断装置1は、パッ
キン、ガスケット等の円環状体を製造するための装置で
あり、円筒状の無端帯状弾性材を円環状に切断するため
のものである。無端帯状弾性材は、例えば、弾力性のあ
る合成樹脂やゴム材(ジェン素ゴム、非ジェン素ゴム)
を円筒状に成型した樹脂材5であり、この樹脂材5を円
環状に切断することによりパッキン5aが形成される。
尚、樹脂材5の具体的な材質は、EPDM(エチレン・
プリプロピレン・非共役ジェン三元共重合体)等であ
る。
【0023】切断装置1は、モータ12により自ら回転
する駆動軸13を備え基台11上に設置された駆動部1
0と、駆動軸13に平行して配設された従動軸52を備
え基台51上に設置された従動部50とを備えている。
駆動軸13と従動軸52との間に樹脂材5が掛架され、
駆動軸13の回転に合わせて樹脂材5が駆動軸13と従
動軸52との間で係回させられる。図1に示すように、
基台11は切断装置1の正面視で左側に、基台51は右
側にそれぞれ配置され、駆動軸10及び従動軸52の端
部が正面方向に向いている。すなわち、切断装置1の正
面視左側には駆動軸13を有する駆動部10が、右側に
は従動軸52を有する従動部50が配置され、切断装置
1の正面から、樹脂材5の端面が見えることになる。ま
た、基台11は、切断装置1の操作を行うための各種ス
イッチを有する操作盤3を備えている。
【0024】駆動軸13は、軸芯13aと軸芯13aの
外周に周着された表面材13bとからなる。後述するカ
ッタ刃61を表面材13bに押し当てると、カッタ刃6
1は表面材13bに食い込む。このため、表面材13b
はカッタ刃61を破損せず、且つ、樹脂材5の張力で沈
み込まない程度の硬さを有している。具体的な表面材1
3bの材質は、ウレタンゴムである。このウレタンゴム
は、硬さ的には表面材13bとして適しているものの、
樹脂材5との間で静電気を生じるという性質を有してい
る。駆動軸13の基台11奥側端部は、軸継手15を介
して軸受14で回転可能に支持されており、図示しない
プーリやベルトを介してモータ12の回転が伝えられる
構造となっている。また、駆動軸13の手前側の端部
は、樹脂材5を掛け替える場合には開放されている。樹
脂材5を切断する場合には、駆動軸13の手前側の端部
に回転自在なカプラ17が押圧されて、両持ち状態で回
転することになる。このカプラ17は、レール19上を
基台11の前後方向に摺動するスライドテーブル18に
設けられた油圧シリンダ16により、駆動軸13に押圧
される。
【0025】駆動部10の左側(掛架された樹脂材5の
外周側)の基台11上には、カッタ部60が設けられて
いる。このカッタ部60は、回転軸が駆動軸13と平行
する円盤状の刃物であるカッタ刃61と、カッタ刃61
を駆動軸13に向かって移動させるためのサーボモータ
63と、カッタ刃61を駆動軸13の回転軸方向に沿っ
て移動させるスライド機構62とを備えている。
【0026】従動部50の従動軸52は、基台51の奥
側の端部が軸受44を介してスライドテーブル57上に
回転自在に軸支されている。このスライドテーブル57
は、基台51上に左右方向に配設されたレール58上に
摺動可能に設けられている。また、従動軸52は、スラ
イドテーブル57に設けられた油圧シリンダー57aに
より、スライドテーブル57上をレール58方向に摺動
可能である。また、従動軸52の手前側の端部は、樹脂
材5を掛け替える場合には開放されている。樹脂材5を
切断する場合には、従動軸52の手前側の端部にカプラ
59が押圧されて、両持ち状態で回転することになる。
このカプラ59は、スライドテーブル57に設けられた
油圧シリンダ55により、従動軸52に押圧される。
【0027】駆動部10の駆動軸13の右上方には、駆
動軸13に平行にガイドローラ20が設けられている。
ガイドローラ20は、軸受28を介して奥側の端部が基
台11に固定された固定軸21と、固定軸21の両端付
近の固定された固定軸21より径大円筒のストッパ2
2,27と、両ストッパ22,27間の固定軸21の外
周に設けられた円筒状の回転ローラ23とを備えてい
る。回転ローラ23の両端部内側の固定軸21との間に
はベアリング24が設けられ、回転ローラ23は固定軸
21の外周の回転自在に支持されている。尚、回転ロー
ラ23の両端部が、ストッパ22,27の内側にもぐり
込むような構造となっている。このように、ガイドロー
ラ20の回転ローラ23のみが回転自在である。
【0028】尚、固定軸21、ストッパ22,27、回
転ローラ23は、いずれも鉄等の導電性を有する金属で
形成されており、固定軸21の端部が軸受28を介して
基台11及び基台11を覆う筐体9に電気的に接続さ
れ、ガイドローラ20が全体として接地された状態とな
っている。尚、ガイドローラ20の手前側の端部は、樹
脂材5を掛け替える場合には開放されている。樹脂材5
を切断する場合には、ガイドローラ20の手前側の端部
にカプラ29が押圧されて、両持ち状態となる。このカ
プラ29は、油圧シリンダ16により、ガイドローラ2
0に押圧される。
【0029】また、駆動部10の駆動軸13の右下方に
は、駆動軸13に平行にガイドローラ20と同様な構造
を有するガイドローラ30が設けられている。ガイドロ
ーラ30もガイドローラ20と同様に基台11及び基台
11を覆う筐体9に電気的に接続され、全体として接地
された状態となっている。
【0030】また、従動部50の従動軸52の左上方に
は、従動軸52に平行にガイドローラ20と同様な構造
を有するガイドローラ40が設けられている。ガイドロ
ーラ40もガイドローラ20と同様に基台51及び基台
51を覆う筐体8に電気的に接続され、全体として接地
された状態となっている。尚、ガイドローラ40の奥側
の端部は、軸受44を介してスライドテーブル57に固
定されている。ガイドローラ40の手前側の端部は、樹
脂材5を掛け替える場合には開放されている。樹脂材5
を切断する場合には、ガイドローラ40の手前側の端部
にカプラ56が押圧されて、両持ち状態で回転ローラ4
3が回転することになる。このカプラ56は、スライド
テーブル57に設けられた油圧シリンダ55により、ガ
イドローラ40に押圧される。
【0031】また、従動部50の従動軸52の左下方に
は、従動軸52に平行にガイドローラ40と同様な構造
を有するガイドローラ45が設けられている。ガイドロ
ーラ45もガイドローラ40と同様に基台51及び基台
51を覆う筐体8に電気的に接続され、全体として接地
された状態となっている。
【0032】次に、本実施例における切断装置1の使用
方法を説明する。まず、手前側の端部が開放された駆動
軸13、従動軸52及び4本のガイドローラ20,3
0,40,45に、図3に示すように、樹脂材5を掛架
する。図3に示すように、樹脂材5が、駆動軸13、従
動軸52及び4本のガイドローラ20,30,40,4
5のすべての外側で、且つそれぞれに密接するように掛
架する。そして、カプラ17,29,56,59を駆動
軸13、従動軸52及び4本のガイドローラ20,3
0,40,45に押圧させて、それぞれを両持ち状態に
する。次に、樹脂材5の周径に適合するように従動部5
0全体を左右方向に摺動させ、駆動軸13と従動軸52
との間隔を定める。この間隔は、樹脂材5が弛まず、回
動されている最中に位置がづれない程度の張力が維持さ
れる長さであり、樹脂材5が駆動軸13の表面材13
a、ガイドローラ20,30,40,45の回転ローラ
23,33,43,48に密接する長さである。この間
隔は、樹脂材5の大きさ及び材質によって適宜定められ
るものである。また、従動軸52を油圧シリンダ57a
を用いて右方向に摺動させることにより、樹脂材5を引
っ張ってテンション(張力)を掛けるようにする。樹脂
材5にテンションを掛けることで、樹脂材5の周径方向
へのばたつきが抑えられ、駆動軸13又は従動軸52に
接する樹脂材5のズレが抑えられ、駆動軸13又は従動
軸52と樹脂材5との間で静電気の発生が抑えられる。
【0033】次に、モータ12により駆動軸13が回転
するのに合わせて、樹脂材5が矢印方向に係回される。
樹脂材5が係回されると、駆動軸13及び従動軸52と
樹脂材5との間には、摩擦により静電気が生じる。しか
しながら、樹脂材5の回転方向に向かって駆動軸13の
次に、樹脂材5がガイドローラ30に密接することか
ら、樹脂材5に帯電した静電気はガイドローラ30を介
して筐体9,基台11に逃がされることになる。樹脂材
5がさらに矢印方向に進んむと、ガイドローラ45に密
接することになり、ほぼ静電気が取り除かれた状態とな
る。
【0034】その後、樹脂材5は従動軸52により折り
返される。樹脂材5が従動軸52に密接することで、従
動軸52との間で新たな静電気が発生する。しかしなが
ら、樹脂材5の回転方向に向かって従動軸52の次に、
樹脂材5がガイドローラ40に密接することから、樹脂
材5に帯電した静電気はガイドローラ40を介して筐体
8,基台51に逃がされることになる。さらに矢印方向
に進むと、樹脂材5がガイドローラ20に密接すること
になり、ほぼ静電気が取り除かれた状態となる。このよ
うに、ガイドローラ20,30,40,45は、樹脂材
5と接触して従動する除電部材となっている。
【0035】静電気が取り除かれた状態で、カッタ部6
0のサーボモータ63を動作させて、駆動軸13に密接
する樹脂材5の外周方向からカッタ刃61を樹脂材5に
押し当てる。樹脂材5に押し当てる位置は、樹脂材5の
手前端面から所定の長さ奥側にずれた位置である。この
長さは、円環状に切断したパッキン5aの厚みに相当す
るもので、適宜定められるものである。
【0036】カッタ刃61を押し当てつつ樹脂材5を一
周させることで、樹脂材5を円環状に切断する。すなわ
ち、樹脂材5は、輪切りにされるわけである。尚、樹脂
材5が静電気を帯びていると樹脂材5が駆動軸13と従
動軸52との間を蛇行したり、パッキン5aが切断前の
樹脂材5に乗り上げてしまう。しかしながら、接地され
たガイドローラ20,30,40,45により静電気が
除去されていることから、樹脂材5及びパッキン5a
は、絶えず同じ位置に係回された状態が保たれ、樹脂材
5の切断を正確に行うことが可能である。
【0037】また、ガイドローラ20,30,40,4
5が樹脂材5の内周側に配設されることで、図4の矢印
に示すように、樹脂材5を縮径方向に付勢してテンショ
ンを掛けることになる。すると、樹脂材5の縮もうとす
る力により、樹脂材5は駆動軸13及び従動軸52に強
く密接することになる。このため、樹脂材5のばたつき
が抑えられ、それにより、駆動軸13及び従動軸52と
樹脂材5との間の静電気の発生も抑えられることにな
る。静電気が抑えられることで、ガイドローラ20,3
0,40,45が接地されていなくとも、樹脂材5が蛇
行せず、正確に切断を行える場合もある。
【0038】また、従来であれば、静電気を抑えるため
にあえて幅狭な樹脂材5を用いてそれを切断していた
が、静電気による影響が除去可能であることから、幅広
の樹脂材5を切断することで、一回の掛け替えでより多
くの本数を切断でき、切断作業の効率化が可能である。
【0039】また、本実施例によれば、除電部材である
ガイドローラ20,30,40,45が樹脂材5と接触
して従動することから、樹脂材5がガイドローラ20,
30,40,45と接触しても摩耗したり傷つきにく
く、樹脂材5の品質を保持しつつ切断が可能である。
【0040】樹脂材5をガイドローラ20,30,4
0,45に掛架させるとき、樹脂材5の奥側の端面をス
トッパ22,32,42,47に当接させるようにする
と、樹脂材5がガイドローラ20,30,40,45と
接触する面積が増え、より効果的な静電気の除去が可能
である。また、樹脂材5の奥側の端面をストッパ22、
32,42,47に当接させることで、樹脂材5の走行
する位置を正確に維持することができ、手前端面側から
の切断を正確に行うことが可能である。
【0041】上述の切断装置1の説明においては、樹脂
材5を1本だけ掛架させた場合について説明した。しか
しながら、例えば、図5に示すように、2本の樹脂材5
を掛架させてもよい。この場合、図5及び図6に示すよ
うに、ガイドローラ20に仕切として機能するストッパ
片25を設けるようにする。このストッパ片25は、ス
トッパ22の一種でもあり、手前側の樹脂材5の奥側の
端面を当接させて使用することになる。
【0042】ストッパ片25は、図6に示すように、ス
トッパ22から固定軸21に平行に伸びる2本のスペー
サ26により、ストッパ22とストッパ32との間に固
定されている。ストッパ片25の当接面25aは、スト
ッパ22の当接面25aと平行になっている。ストッパ
片25の形状は、円環状の円盤でもよいし、図7及び図
8に示すような円環状の円盤を半分にしたものであって
もよい。いずれにしても、樹脂材5の端面が当接され得
る形状であればよい。具体的には、図7に示すように、
ガイドローラ20,30の外側に樹脂材5を掛架させる
場合には、ストッパ片25,35を樹脂材5の外周方向
に向かって起立するようにストッパ22,32に固定す
る。尚、ストッパ片25,35及びスペーサ26は、導
電性を有する材質で形成され、樹脂材5に生じた静電気
を除去する能力を有している。このため、ストッパ片2
5、35は、静電気除去に関してもストッパ22、32
と同様な能力を有している。
【0043】尚、本実施例では、ストッパ22,32及
びストッパ片25,35の当接面22a,25a,32
aに、熱伝導性、滑り性及び耐摩耗性を備えた導電シー
ト65,66を貼付している。この導電シート65,6
6を当接面22a,25a,32aに貼付することによ
り、樹脂材5がストッパ22及びストッパ片25と接触
しても、樹脂材5及びストッパ22並びにストッパ片2
5の双方が摩耗したり傷つきにくく、また、導電性を有
することから接地能力を低下させることなく樹脂材5の
品質を保持しつつ切断が可能である。導電シート65,
66としては、熱伝導性、滑り性及び耐摩耗性に特に優
れ、導電率が高いフッ素樹脂シートやシリコン樹脂シー
トが適している。
【0044】上述の切断装置1においては、樹脂材5を
ガイドローラ20,30,40,45の外側に掛架させ
た場合について説明しているが、図4の二点鎖線で示す
ように、駆動軸13と従動軸52とに掛架された樹脂材
5’の外周方向がら内周方向に向けてガイドローラ2
0,30,40,45を押し当てる構造にしてもよい。
樹脂材5’が径小の場合には、このような構造が効果的
である。尚、ガイドローラ20とガイドローラ30との
間、及びガイドローラ40とガイドローラ45との間で
樹脂材5が係回される場合には、図8に示すように、ス
トッパ片25,35の向きを、図7に示す場合とは変え
る必要がある。具体的には、ストッパ片25をストッパ
22に下向きに固定すると共に、ストッパ片35をスト
ッパ32に上向きに固定する。このようにして、ストッ
パ片25,35の当接面25aに樹脂材5の端面が当接
されるようにする。
【0045】ガイドローラ20,30,40,45が樹
脂材5の外周側に配設されることで、図4の矢印に示す
ように、樹脂材5を縮径方向に付勢してテンションを掛
けることになる。すると、樹脂材5の縮もうとする力に
より、樹脂材5は駆動軸13及び従動軸52に強く密接
することになる。このため、樹脂材5のばたつきが抑え
られ、それにより、駆動軸13及び従動軸52と樹脂材
5との間の静電気の発生も抑えられることになる。
【0046】尚、本実施例では、ガイドローラ20,3
0,40,45の4本を用いて静電気除去を行っている
が1本のガイドローラ20のみを用いる構成でもよく、
本数が制限されるものではない。しかしながら、積極的
な静電気除去及び樹脂材5のバランスがとれた安定した
係回を考慮すると、4本のガイドローラ20,30,4
0,45を本実施例のように配置することが望ましく、
このような構成にすることで、より確実に静電気の除去
ができ、樹脂材5の切断をより正確に行うことが可能で
ある。
【0047】また、除電部材はガイドローラ20,3
0,40,45に限られるものではなく、図9及び図1
0に示すような除電フィン70,71であってもよく、
樹脂材5に接触して静電気を除去できる構造の部材であ
ればその構造が制限されるものではない。図9及び図1
0に示す除電フィン70,71は、導電性を有する金属
製の板材をスプーン状に曲折したものであり、湾曲する
腹部を樹脂材5に接触可能に配設されている。尚、除電
フィン70,71は、基台11,51及び筐体8.9に
電気的に接続され、接地された状態となっており、樹脂
材5の静電気を除去可能である。
【0048】尚、上述した接地とは樹脂材5を大地と同
電位にすることであり、基台11,51及び筐体8,9
への接地で十分の除電効果はある。しかしながら、積極
的に基台11,51、筐体8,9を地面に接続し接地し
てもよい。また、カッタ刃61を接地してもよく、更に
一層静電気の除去・抑制が可能となる。
【0049】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、無端帯状弾性
材に接触して接地させるための除電部材を備え、除電部
材を介して無端帯状弾性材に生じた静電気を除去してい
ることから、無端帯状弾性材が駆動軸と従動軸との間を
蛇行したり、切断した無端帯状弾性材が切断前の無端帯
状弾性材に乗り上げてしまうこともなく、無端帯状弾性
材の切断を正確に行うことが可能である。また、あえて
幅狭な無端帯状弾性材を使用しなくとも静電気による影
響を抑えることができることから、幅広の無端帯状弾性
材を切断することで、一回の架け替えでより多くの本数
を切断でき、切断作業の効率化が可能である。
【0050】請求項2の発明によれば、除電部材が無端
帯状弾性材と接触して従動する回転ローラであることか
ら、無端帯状弾性材が回転ローラと接触しても摩耗した
り傷つきにくく、無端帯状弾性材の品質を保持しつつ切
断が可能である。
【0051】請求項3の発明によれば、導電性を有する
ストッパに無端帯状弾性材の端面を当接させていること
から、無端帯状弾性材がガイドローラと接触する面積が
増え、より効果的な静電気の除去が可能である。また、
無端帯状弾性材の一端面を当接させることで、無端帯状
弾性材の走行する位置を正確に維持することができ、他
端面の切断を正確に行うことが可能である。
【0052】請求項4の発明によれば、ストッパの無端
帯状弾性材との当接面に、熱伝導性、滑り性及び耐摩耗
性を備えた導電シートを貼付していることから、無端帯
状弾性材がストッパと接触しても無端帯状弾性材とスト
ッパの双方が摩耗したり傷つきにくく、また、導電性を
有することから接地能力を低下させることなく無端帯状
弾性材の品質を保持しつつ切断が可能である。
【0053】請求項5の発明によれば、フッ素樹脂シー
トは、熱伝導性、滑り性及び耐摩耗性に特に優れ、導電
率が高いことから導電シートに適している。
【0054】請求項6の発明によれば、シリコン樹脂シ
ートは、熱伝導性、滑り性及び耐摩耗性に特に優れ、導
電率が高いことから導電シートに適している。
【0055】請求項7の発明によれば、板状の除電フィ
ンを介して無端帯状弾性材に生じた静電気を逃がしてい
ることから、無端帯状弾性材が駆動軸と従動軸との間を
蛇行したり、切断した無端帯状弾性材が切断前の無端帯
状弾性材に乗り上げてしまうこともなく、無端帯状弾性
材の切断を正確に行うことが可能である。
【0056】請求項8又は請求項9の発明によれば、ガ
イドローラにより無端帯状弾性材を拡径方向又は縮径方
向に付勢していることから、無端帯状弾性材の周径方向
へ脈動が抑えられ、静電気の発生が抑制されることか
ら、無端帯状弾性材が駆動軸と従動軸との間を蛇行した
り、切断した無端帯状弾性材が切断前の無端帯状弾性材
に乗り上げてしまうこともなく、無端帯状弾性材の切断
を正確に行うことが可能である。また、あえて幅狭な無
端帯状弾性材を使用しなくとも静電気による影響を抑え
ることができることから、幅広の無端帯状弾性材を切断
することで、一回の架け替えでより多くの本数を切断で
き、切断作業の効率化が可能である。
【0057】請求項10の発明によれば、無端帯状弾性
材の一端面をストッパに当接させることで、無端帯状弾
性材の走行する位置を正確に維持することができ、他端
面の切断を正確に行うことが可能である。
【0058】請求項11の発明によれば、ガイドローラ
を駆動軸の上手及び下手、従動軸の上手及び下手とに合
計4本備えていることから、より確実に静電気の除去又
は抑制ができ、無端帯状弾性材の切断をより正確に行う
ことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る無端帯状弾性材の切断装置の一例
を示す正面図である。
【図2】同平面図である。
【図3】同無端帯状弾性材の切断装置の動作を示す模式
斜視図である。
【図4】図3の模式正面図である。
【図5】同無端帯状弾性材の切断装置の他の例の動作を
示す模式斜視図である。
【図6】同駆動軸及びガイドローラの一部を断面とした
平面図である。
【図7】図6のVII−VII線矢視断面図である。
【図8】同無端帯状弾性材の切断装置の更に他の例を示
す図7相当の断面図である。
【図9】同除電フィンの動作を示す模式斜視図である。
【図10】図9の模式正面図である。
【図11】従来の無端帯状弾性材の切断装置の動作を示
す模式斜視図である。
【図12】図11の模式正面図である。
【符号の説明】
1・・・・・・・・・切断装置 5・・・・・・・・・樹脂材 5a・・・・・・・・パッキン 8,9・・・・・・・筐体 10・・・・・・・・駆動部 11、51・・・・・基台 12・・・・・・・・モータ 13・・・・・・・・駆動軸 20・・・・・・・・ガイドローラ 21・・・・・・・・固定軸 22,27・・・・・ストッパ 23・・・・・・・・回転ローラ 25・・・・・・・・ストッパ片 30、40、45・・ガイドローラ 31・・・・・・・・固定軸 32・・・・・・・・ストッパ 33・・・・・・・・回転ローラ 35・・・・・・・・ストッパ片 50・・・・・・・・従動部 52・・・・・・・・従動軸 60・・・・・・・・カッタ部 61・・・・・・・・カッタ刃 70、71・・・・・除電フィン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 杉浦 博之 埼玉県上尾市菅谷3丁目105番地 株式会 社フコク内 Fターム(参考) 3C027 TT05 TT12 5G067 AA26 BA02 DA02

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】互いに平行して配設された駆動軸と従動軸
    と、該駆動軸と該従動軸との間に掛架された無端帯状弾
    性材の外周側に配設された刃物とを備える無端帯状弾性
    材の切断装置において、該無端帯状弾性材に接触して接
    地させるための除電部材を備え、該除電部材によって該
    無端帯状弾性材と該駆動軸及び該従動軸又は切断された
    該無端帯状弾性材同士の間に生じた静電気を除去しつ
    つ、係回された該無端帯状弾性材の外周面に該刃物を押
    し当てて該無端帯状弾性材を円環状に切断することを特
    徴とする無端帯状弾性材の切断装置。
  2. 【請求項2】前記除電部材は、接地された導電性を有す
    る固定軸と、該固定軸に回転自在に設けられた前記無端
    帯状弾性材と接触して従動する導電性を有する回転ロー
    ラとを備えるガイドローラであることを特徴とする請求
    項1記載の無端帯状弾性材の切断装置。
  3. 【請求項3】前記ガイドローラは、端面が前記固定軸に
    直交して固定されたストッパを備え、導電性を有する該
    ストッパに前記無端帯状弾性材の一端面を当接させ、該
    無端帯状弾性材の他端面を円環状に切断することを特徴
    とする請求項2記載の無端帯状弾性材の切断装置。
  4. 【請求項4】前記ストッパの前記無端帯状弾性材との当
    接面に、熱伝導性、滑り性及び耐摩耗性を備えた導電シ
    ートを貼付したことを特徴とする請求項3記載の無端帯
    状弾性材の切断装置。
  5. 【請求項5】前記導電シートがフッ素樹脂シートである
    ことを特徴とする請求項4記載の無端帯状弾性材の切断
    装置。
  6. 【請求項6】前記導電シートがシリコン樹脂シートであ
    ることを特徴とする請求項4記載の無端帯状弾性材の切
    断装置。
  7. 【請求項7】前記除電部材が、板状の除電フィンである
    ことを特徴とする請求項1記載の無端帯状弾性材の切断
    装置。
  8. 【請求項8】互いに平行して配設された駆動軸と従動軸
    と、該駆動軸と該従動軸との間に掛架された無端帯状弾
    性材の外周側に配設された刃物とを備える無端帯状弾性
    材の切断装置において、回転軸と該回転軸に回転自在に
    設けられた前記無端帯状弾性材と接触して従動する回転
    ローラとを有するガイドローラを備え、該ガイドローラ
    を該無端帯状弾性材の内周に配設し、該無端帯状弾性材
    を拡径方向に付勢しつつ、係回された該無端帯状弾性材
    の外周面に該刃物を押し当てて該無端帯状弾性材を円環
    状に切断することを特徴とする無端帯状弾性材の切断装
    置。
  9. 【請求項9】互いに平行して配設された駆動軸と従動軸
    と、該駆動軸と該従動軸との間に掛架された無端帯状弾
    性材の外周側に配設された刃物とを備える無端帯状弾性
    材の切断装置において、回転軸と該回転軸に回転自在に
    設けられた前記無端帯状弾性材と接触して従動する回転
    ローラとを有するガイドローラを備え、該ガイドローラ
    を該無端帯状弾性材の外周に配設し、該無端帯状弾性材
    を縮径方向に付勢しつつ、係回された該無端帯状弾性材
    の外周面に該刃物を押し当てて該無端帯状弾性材を円環
    状に切断することを特徴とする無端帯状弾性材の切断装
    置。
  10. 【請求項10】前記ガイドローラは、端面が前記固定軸
    に直交して固定されたストッパを備え、該ストッパに前
    記無端帯状弾性材の一端面を当接させ、該無端帯状弾性
    材の他端面を円環状に切断することを特徴とする請求項
    8又は請求項9記載の無端帯状弾性材の切断装置。
  11. 【請求項11】前記ガイドローラが、前記駆動軸の上手
    と、該駆動軸の下手と、前記従動軸の上手と該従動軸の
    下手とに合計4本配設されたことを特徴とする請求項2
    〜請求項6、請求項8〜請求項10のいずれかに記載の
    無端帯状弾性材の切断装置。
JP2002066344A 2002-03-12 2002-03-12 無端帯状弾性材の切断装置 Pending JP2003266367A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002066344A JP2003266367A (ja) 2002-03-12 2002-03-12 無端帯状弾性材の切断装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002066344A JP2003266367A (ja) 2002-03-12 2002-03-12 無端帯状弾性材の切断装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003266367A true JP2003266367A (ja) 2003-09-24

Family

ID=29198181

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002066344A Pending JP2003266367A (ja) 2002-03-12 2002-03-12 無端帯状弾性材の切断装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003266367A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102310422A (zh) * 2011-06-23 2012-01-11 蚌埠市振中橡塑制品有限公司 一种真空自动橡胶垫圈切割机
CN102310421A (zh) * 2011-06-27 2012-01-11 蚌埠市振中橡塑制品有限公司 一种可消除静电的橡胶垫圈切割机
CN102320059A (zh) * 2011-06-23 2012-01-18 蚌埠市振中橡塑制品有限公司 一种橡胶管负压固定装置
CN102942010A (zh) * 2012-10-26 2013-02-27 苏州柯创电子材料有限公司 Lcd光学膜裁切用传送带及其生产方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102310422A (zh) * 2011-06-23 2012-01-11 蚌埠市振中橡塑制品有限公司 一种真空自动橡胶垫圈切割机
CN102320059A (zh) * 2011-06-23 2012-01-18 蚌埠市振中橡塑制品有限公司 一种橡胶管负压固定装置
CN102310421A (zh) * 2011-06-27 2012-01-11 蚌埠市振中橡塑制品有限公司 一种可消除静电的橡胶垫圈切割机
CN102942010A (zh) * 2012-10-26 2013-02-27 苏州柯创电子材料有限公司 Lcd光学膜裁切用传送带及其生产方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2007139921A5 (ja)
CN205414706U (zh) 激光打标机
JP2007072411A5 (ja)
EP1182518A3 (en) Method and apparatus for image forming capable of performing an effective fixing process
MY124309A (en) Thermal toner fixing device for xerographic apparatus
RU2004118837A (ru) Устройство для отклейки защитных элементов
EP0868976A3 (en) Lapping apparatus and method for high speed lapping with a rotatable abrasive platen
JP2003266367A (ja) 無端帯状弾性材の切断装置
JP2005280942A5 (ja)
MY138787A (en) Method of adhering polishing pads and jig for adhering the same
JPS6410073B2 (ja)
JP2008261908A5 (ja)
RU2000122385A (ru) Способ разрезания профилированных пленок
SE8106046L (sv) Apparat for utskerning av remsor ur flexibla materialbanor
JP2004529784A (ja) 係止部材及び非線型縁部を持つ切断用マット
ATE319641T1 (de) Ausrichteeinheit für bogenförmiges material
RU98117390A (ru) Устройство для механической обработки заготовки (варианты) и способа механической обработки
JP2017056675A (ja) 帯状フィルムの被膜剥離装置
JP2002337088A (ja) 切断装置
JPH05104494A (ja) 紙切断装置
SE1000998A1 (sv) Anordning för bearbetning av hylsor
JP5150293B2 (ja) 帯電装置及び画像形成装置
JP2621320B2 (ja) クリーニング装置
JPH10225818A (ja) スリッターカッター部の材料押さえ方法及び材料押さえ装置
JP2988959B2 (ja) シート材切断装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Effective date: 20050217

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070720

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20080415

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080812