JP2003266337A - 2足歩行ロボット - Google Patents

2足歩行ロボット

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JP2003266337A JP2002065106A JP2002065106A JP2003266337A JP 2003266337 A JP2003266337 A JP 2003266337A JP 2002065106 A JP2002065106 A JP 2002065106A JP 2002065106 A JP2002065106 A JP 2002065106A JP 2003266337 A JP2003266337 A JP 2003266337A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の各足平行2輪付き2足歩行ロボットで
は、階段を円滑に昇降することが主体で、平坦面での高
速走行、円滑な操向を行うことができなかった。 【解決手段】 本体1から側方に延びる第1側脚5をモ
ータ7で軸6を中心に回転可能とし、第1側脚5から下
方に延びる第1主脚11をモータ13で軸12を中心に
回転可能とし、第1主脚11をモータ15で回転するボ
ールねじ機構で第1主脚11を伸縮自在とし、上下動す
る第1可動脚17の下部にモータ27で軸26を中心に
回転する第1補助脚25を設け、第1補助脚25の下部
に自由回転可能でブレーキを備えた第1回転ジョイント
28を設け、その下の第1車輪フレーム29間に6軸力
センサ30を設け、第1車輪フレーム29にはモータ3
1で駆動する第1側車輪32と、モータ33で駆動する
第2足車輪34を設けて第1脚51を構成し、同構成の
第2脚52とにより全体として走行及び歩行を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、両足に平行2輪を
備えて2足歩行により移動を行う2足歩行ロボットに関
し、特に2足によって階段を移動できると共に、平坦面
においては車輪により高速で移動すると共に、自由に操
向可能とした2足歩行ロボットに関する。
【0002】
【従来の技術】移動ロボットの研究が広範に行われてい
るが、人間環境内で自由に移動するためには環境内に段
差が多いため、この段差を円滑に移動する必要があり、
そのためには多足のロボットを用いることが望ましい。
その中でも2足歩行ロボットは例えば4足、6足のよう
な多足歩行ロボットと比較してバランスをとって歩行作
動させることが困難である反面、少ないスペース上で移
動でき、また人間の動作の研究にも応用でき、特に人間
の感覚になじみやすい為アミューズメント機能も備え、
人間と共生できるロボットとして期待されている。
【0003】このような2足歩行ロボットについても広
く研究がなされており、段差のある部分や階段を円滑に
移動する研究開発が重点的に行われている。しかしなが
ら、2足歩行ロボットが単に歩行のみによって移動する
際には平坦面においても歩行移動することとなり、その
移動速度は限られたものとならざるを得ない。本来、平
坦面の移動は車輪を用いることにより高速で移動するこ
とができるものであり、ロボットのような機械において
は足につけた車輪をモータで駆動することにより容易に
対応することができる。
【0004】その観点から本件発明者らは、各脚に平行
2輪の車輪を設けた2足歩行ロボットの研究を行ってお
り、このロボットによる階段昇降制御の研究結果等を日
本ロボット学会等で発表している(日本ロボット学会
誌、Vol.16 No.6 1998 「静的歩容を規範とした2足
歩行型脚車輪ロボットの階段昇降制御」)。このロボッ
トは図5に示すような構造をなし、図6に示すような作
動によって階段を昇降する。
【0005】即ち、このロボットにおいては、フレーム
61の片側に第1脚支持部62を固定し、他側に第2脚
支持部63を回転自在に支持している。第1脚支持部6
2の上端部には第1脚伸縮用モータ64を備え、この第
1脚伸縮用モータ64によりボールねじ65を回転して
第1脚66を伸縮自在としている。また、この第1脚6
6の下端には第1脚車輪駆動モータ67を備え、第1脚
66に回転自在に支持した左右2個の第1脚車輪68、
68を同軸で一体的に回転駆動している。第2脚支持部
63も同様に、上端部には第2脚伸縮用モータ70を備
え、この第2脚伸縮用モータ70によりボールねじ71
を回転して第2脚72を伸縮自在としている。また、こ
の第2脚72の下端には第2脚車輪駆動モータ73を備
え、第2脚72に回転自在に支持した左右2個の第2脚
車輪74、74を同軸で一体的に回転駆動している。
【0006】フレーム61には脚回動モータ75を備
え、ベベルギヤ駆動機構76により第1脚支持部62、
及び第2脚支持部63を軸77を中心に独立に回動可能
としている。上記第1脚車輪68及び第2脚車輪74に
おける各々左右2個の車輪はその間隔は充分に広く設定
している。
【0007】上記機構を用い、前記脚回動モータ75、
第1脚伸縮用モータ64、第2脚伸縮用モータ70、第
1脚車輪駆動モータ67、第2脚車輪駆動モータ73を
各々駆動制御し、倒立振り子型に移動するロボットとし
ている。それにより、例えば図6に示すような階段の昇
降を行うことができる。前進時に第1脚66と第2脚7
2を交差する際には、後方の脚車輪が前方の脚車輪に接
触しないように充分上昇させて前方に出す歩行作動を行
う。この2足歩行ロボットの研究は主として階段を円滑
に昇降することを主眼においた研究であり、この研究に
より1歩を約3秒で階段の昇降を行うことができるほぼ
実用に近いロボットを製作することができ、またこの種
のシステムの動的階段昇降に関する基礎的な知見を得る
ことができた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、本件発
明者等により研究開発された2足歩行型脚車輪ロボット
により、この種のロボットにおいて最も困難視された階
段の昇降を、円滑に行うことができるようになったもの
であるが、より実用化に近づけるためこのロボットにお
ける平坦面での歩行や車輪による高速移動とその際の操
向、及び前記のような階段の昇降を含んだ全体を全体と
して円滑に作動することができる必要がある。
【0009】即ち、前記研究における2足歩行ロボット
は主として階段を昇降する等の凹凸路面の走行を円滑に
行うための機能制御に重点が置かれていたものであり、
同軸の車輪を用いる等、左右へ方向転換するステアリン
グの制御についてはほとんど考慮していなかった。した
がって現在まで研究開発してきたロボットをより実用化
の高いものとするため、従来の円滑な2足歩行及び階段
昇降機能を行うと共に更にその機能を高め、平坦地の片
足2輪走行機能、両足による安定した4輪高速走行機
能、2輪によるその場での旋回機能、4輪による自由な
曲線を円滑に走行するステアリング機能を行い、且つそ
れらを総合的に円滑に作動する手法の開発が必要とされ
る。
【0010】したがって本発明は、2足の各脚端に平行
2輪を備えて自立可能としたロボットにおいて、円滑な
2足歩行及び階段昇降機能を行うと共に更にその機能を
高め、平坦地の片足2輪走行機能、両足による安定した
4輪高速走行機能、2輪によるその場での旋回機能、4
輪による自由な曲線を円滑に走行するステアリング機能
を行い、且つそれらを総合的に制御することができる2
足歩行ロボットを提供することを主たる目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1に係る発明は、伸縮且つ揺動可能な脚と、
該脚の端部に回転可能に設けた平行2輪と、脚に設けた
6軸力センサとを備え、平行2輪走行を行う脚を2本有
し、2足歩行を行う2足歩行ロボットにおいて、前記脚
の端部を3次元の任意の位置に移動する脚端移動手段
と、前記各脚の平行2輪の向きを独立して変える操向手
段とを備えたことを特徴とする2足歩行ロボットとした
ものである。
【0012】また、請求項2に係る発明は、前記脚端移
動手段は、本体から側方に延びる側脚を回転する側脚回
転手段と、前記側脚から下方に延びる主脚を回転する主
脚回転手段とからなることを特徴とする請求項1記載の
2足歩行ロボットとしたものである。
【0013】また、請求項3に係る発明は、前記操向手
段は、平行2輪の各車輪を独立して回転可能な駆動装置
を備えたことを特徴とする請求項1記載の2足歩行ロボ
ットとしたものである。
【0014】また、請求項4に係る発明は、前記各脚の
平行2輪は主脚に対して自由旋回可能で且つブレーキを
有する回転継ぎ手を備えていることを特徴とする請求項
1記載の2足歩行ロボットとしたものである。
【0015】また、請求項5に係る発明は、前記平行2
輪を主脚の姿勢に関わらず床面に両輪設置状態とする回
転装置を備えたことを特徴とする請求項1記載の2足歩
行ロボットとしたものである。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の実施例を図面に沿って説
明する。図1は本発明に基づく2足歩行ロボットの概要
を示し、図2〜図4はこの2足歩行ロボットを駆動機構
の面から模式的に示したロボット模式図に基づいて、そ
の作動を説明した図である。図1に示す2足歩行ロボッ
ト1は本体2の下部に第1脚支持部3と第2脚支持部4
を突出固定し、第1脚支持部3には本体の中心線から図
中左側方向に突出する第1側脚5を軸6を中心に回転自
在に設け、モータ7により図中矢印A1方向にこの第1
側脚5を揺動可能としている。同様に第2脚支持部4に
は本体の中心線から図中右側方向に突出する第2側脚8
を軸9を中心に回転自在に設け、モータ10により図中
矢印A2方向にこの第2側脚8を揺動可能としている。
【0017】第1側脚5の端部には下方に延びる第1主
脚11を軸12を中心に回転自在に設け、モータ13に
より図中矢印B1方向にこの第1主脚11を揺動可能と
している。この第1主脚11の円筒状カバー14内には
ボールねじを用いた脚伸縮機構を備えており、モータ1
5により第1ボールねじ16を回転することにより、こ
のねじに螺合するボールを備えた第1可動脚17を直線
矢印C1方向に往復動可能とし、それにより可動脚17
を図中上下方向に移動し、第1主脚11を伸縮自在とし
ている。
【0018】同様に、第2側脚8の端部には下方に延び
る第2主脚18を軸19を中心に回転自在に設け、モー
タ20により図中矢印B2方向にこの第2主脚18を揺
動可能としている。この第2主脚18の円筒状カバー2
1内にはボールねじを用いた脚伸縮機構を備えており、
モータ22により第2ボールねじ23を回転することに
より、このねじに螺合するボールを備えた第2可動脚2
4を直線矢印C2方向に往復動可能とし、それにより第
2可動脚24を図中上下方向に移動し、第2主脚16を
伸縮自在としている。
【0019】第1可動脚17の下端には第1補助脚25
を軸26を中心に回転自在に設け、モータ27により図
中矢印D1方向にこの第1補助脚25を揺動可能として
いる。この第1補助脚25の下部には第1回転ジョイン
ト28を設け、図中矢印E1方向に自由に回転可能とし
ている。なお、この部分はモータを設けない受動回転部
とし、外部操作可能なブレーキを設ける。図示実施例で
は第1回転ジョイント28の下部に設ける第1車輪フレ
ーム29との間に6軸力センサ30を設けており、第1
車輪フレーム29には第1脚第1側車輪モータ31を設
けて、歯車機構により第1脚第1側車輪32を図中矢印
F11方向に回転可能とし、同様に第1車輪フレーム2
9には第1脚第2側車輪モータ33を設けて、歯車機構
により第1脚第2側車輪34を図中矢印F12方向に、
前記第1脚第1側車輪32とは独立して回転可能として
いる。
【0020】同様に、第2可動脚24の下端には第2補
助脚35を軸36を中心に回転自在に設け、モータ37
により図中矢印D2方向にこの第2補助脚35を揺動可
能としている。この第2補助脚35の下部には第2回転
ジョイント38を設け、図中矢印E2方向に自由に回転
可能としている。なお、この部分もモータを設けない受
動回転部とし、外部操作可能なブレーキを設ける。図示
実施例では第2回転ジョイント38の下部に設ける第2
車輪フレーム40との間に6軸力センサ41を設けてお
り、第2車輪フレーム41には第2脚第1側車輪モータ
42を設けて、歯車機構により第2脚第1側車輪43を
図中矢印F21方向に回転可能とし、同様に第2車輪フ
レーム40には第2脚第2側車輪モータ44を設けて、
歯車機構により第2脚第2側車輪45を図中矢印F22
方向に、前記第2脚第1側車輪43とは独立して回転可
能としている。
【0021】上記機構により、片脚の自由度構成は、脚
上部にピッチ、ロールの2自由度、脚中央部に伸縮1自
由度、足首部にロール、ヨーの2自由度をもつ構成とな
る。但し足首部のヨー軸はブレーキ付きの受動関節部と
なっている。この機構を両足に備えることにより極めて
自由度の大きな2足ロボットとなる。本体2にはバッテ
リ、CPU、IOボード、レートジャイロ、加速度計、
モータアンプ(12個)をそなえ、各モータに設けたセ
ンサによりその作動状態を検出し、本体内の制御装置に
より各モータの総合的な制御を行っている。
【0022】図1に示す2足走行ロボット1は、第1脚
51の第1主脚11を縮めた状態にして前方に振り出
し、第2脚52の下端部を機体内側に曲げ、6軸力セン
サ41の信号を用いて機体の重心を第2脚第1輪43と
第2脚第2輪45間に位置するようにし、本体2に備え
たレートジャイロ、加速度計、前輪2輪の回転速度信号
により前記2輪で倒立振り子制御によってバランスをと
ることができるようにしている。ここでは、第1脚51
を持ち上げた状態で第2脚52により、2個の独立して
回転するモータによって駆動される2輪によって走行可
能であり、その際には前後進、蛇行及びその位置での回
転操向が自由に可能となる。また、この状態では、従来
の2足歩行ロボットと同様に2輪を回転させることなく
第1脚と第2脚を交互に前進させる歩行作動も当然可能
である。
【0023】上記2脚走行ロボットの詳細な機能を説明
するため、図2〜図4には上記の機構について回転、伸
縮等の機能構成部分を抽出して模式化したものを示して
いる。前記図1における第1側脚5を矢印A1方向に回
転支持する軸6とモータ7は、図2においてはモータに
より矢印A1方向に回転可能な軸6として簡略化して示
している。同様に、図1における第2側脚8を矢印A2
方向に回転支持する軸9とモータ10は、図2において
はモータにより矢印A2方向に回転可能な軸9として示
している。また、図1における第1主脚11を矢印B1
方向に回転支持する軸12とモータ13は、図2におい
てはモータにより矢印B1方向に回転可能な軸12とし
て示し、図1における第2主脚18を矢印B2方向に回
転支持する軸19とモータ20は、図2においてはモー
タにより矢印B2方向に回転可能な軸19として示して
いる。
【0024】また、図1においてモータ15で回転する
第1ボールねじ16とこれに螺合するボールを備え矢印
C1方向に移動する第1主脚11は、図2において矢印
C1方向に伸縮する第1主脚11として簡略化して示し
ており、同様に図1においてモータ22で回転する第2
ボールねじ23とこれに螺合するボールを備え矢印C2
方向に移動する第2主脚18は、図2において矢印C2
方向に伸縮する第2主脚18として示している。更に、
図1において第1主脚11下端に設けている第1補助脚
25を矢印D1方向に回転支持する軸26とモータ27
は、図2においてはモータにより矢印D1方向に回転可
能な軸26として示し、同様に図1において第2主脚1
8下端に設けている第2補助脚35を矢印D2方向に回
転支持する軸36とモータ37は、図2においてはモー
タにより回転可能な軸36として示している。
【0025】また、図1において第1補助脚25に設け
るブレーキ付き第1回転ジョイント28とこれに支持さ
れる第1車輪フレーム29、第1車輪フレーム29に設
けた第1脚第1側車輪モータ31とこれにより回転され
る第1脚第1側車輪32、及び同様に第1車輪フレーム
29に設けた第1脚第2側車輪モータ33とこれにより
第1脚第1側車輪32と独立して回転される第1脚第2
側車輪34は、図2においては同様の機能を行う機構と
して、第1補助脚25に設けその軸線を中心に回転可能
な軸とこれを駆動するモータからなる第1操向機構4
7、及びこの下に設けられ各々独立したモータで駆動さ
れる車輪としての第1主脚第1側車輪32と、第1主脚
第2側車輪34として示している。
【0026】同様に、図1において第2補助脚35に設
けるブレーキ付き第2回転ジョイント38とこれに支持
される第2車輪フレーム40、第2車輪フレーム40に
設けた第2脚第1側車輪モータ42とこれにより回転さ
れる第2脚第1側車輪43、及び同様に第2車輪フレー
ム40に設けた第2脚第2側車輪モータ44とこれによ
り第2脚第1側車輪43と独立して回転される第2脚第
2側車輪45は、図2においては同様の機能を行う機構
として、第1補助脚35に設けその軸線を中心に回転可
能な軸とこれを駆動するモータからなる第2操向機構4
8、及びこの下に設け得られ各々独立したモータで駆動
される車輪としての第2主脚第1側車輪43と、第2主
脚第2側車輪44として示している。
【0027】上記機能構成からなる図2に示す2足歩行
ロボット1においては、第2脚52をその第2主脚18
において長さを縮め、前記のように本体2に備えたレー
トジャイロ、加速度計、第1主脚第1側車輪32及び第
2側車輪34の回転角度信号により第1脚51による片
足立ちをしており、それにより第1脚51によって平坦
地の2輪走行可能である。その際には前後進と自由な操
向、及びその位置での回転が可能となる。また、この状
態では、前記のように2輪を回転させることなく第1脚
と第2脚を交互に前進させる歩行作動も可能である。
【0028】図3には第1脚51を前方に、また第2脚
52を後方に位置するように交差して立っている状態を
示しており、この状態で各車輪を回転させることにより
通常の4輪駆動車と同様に安定した高速走行を行うこと
ができる。その際、第1脚第1側車輪32と第1脚第2
側車輪34の向きを第1操向機構47によって任意の方
向に向けることにより自由な曲線に沿って走行が可能で
あり、必要に応じて第2操向機構48も操作することに
よりより小さな半径での旋回、或いは各車輪を図示した
方向に対して全て直角方向に向けることにより本体2を
動かさずに横移動を行う等の種々の移動を行うことがで
きる。
【0029】図4には上記2足歩行ロボットにより階段
を昇降する状態を示しており、前記図2に示す状態とほ
ぼ同じ姿勢で、第2脚52の車輪を階段53に乗せる。
その後この第2脚52に重心を移動し、同様の作動によ
り第2脚52で2輪による倒立振り子作動によってバラ
ンスをとり、第1脚51を短くして前方に振り出し、第
1脚51の各車輪を次の階段に乗せ、この作動を繰り返
すことにより階段を上ることができる。また、同様の作
動により階段を下りることもできる。
【0030】本発明は図2に示す各部での回転、伸縮機
能を行うことができるならば、図1に示す構成以外に任
意の構成を採用しても良い。
【0031】
【発明の効果】本発明は上記のように構成したので、2
足の各脚端に平行2輪を備えて自立可能としたロボット
において、円滑な2足歩行及び階段昇降機能を行うと共
に、更にその機能を高め、平坦地の片足2輪走行機能、
両足による安定した4輪高速走行機能、2輪によるその
場での旋回機能、4輪による自由な曲線を円滑に走行す
るステアリング機能を行い、且つそれらを総合的に作動
して自由な移動を行うことができる2足歩行ロボットと
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による2足走行ロボットの実施例を示す
図であり、(a)は正面図、(b)は側面図である。
【図2】図1の実施例における2足走行ロボットの回転
伸縮機能部を模式的に示した図であり、片足で2輪歩行
及び走行を行う図である。
【図3】同ロボットにおいて、4輪走行を行う状態を示
した図である。
【図4】同ロボットにおいて、階段を昇降する状態を示
した図である。
【図5】従来の車輪付き2足歩行ロボットを示し、
(a)は正面図、(b)は側面図である。
【図6】従来の車輪付き2足歩行ロボットにおいて階段
を昇降する状態を順に説明する図である。
【符号の説明】
1 2足歩行ロボット 2 本体 3 第1脚支持部 4 第2脚支持部 5 第1側脚 6 軸 7 モータ 8 第2側脚 9 軸 10 モータ 11 第1主脚 12 軸 13 モータ 14 円筒状カバー 15 モータ 16 第1ボールねじ 17 第1可動脚 18 第2主脚 19 軸 20 モータ 21 円筒状カバー 22 モータ 23 第2ボールねじ 24 第2可動脚 25 第1補助脚 26 軸 27 モータ 28 第1回転ジョイント 29 第1車輪フレーム 30 6軸力センサ 31 第1脚第1側車輪モータ 32 第1脚第1側車輪 33 第1脚第2側車輪モータ 34 第1脚第2側車輪 35 第2補助脚 36 軸 37 モータ 38 第2回転ジョイント 40 第2車輪フレーム 41 6軸力センサ 42 第2脚第1側車輪モータ 43 第2脚第1側車輪 44 第2脚第2側車輪モータ 45 第2脚第2側車輪 51 第1脚 52 第2脚
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C150 CA01 DA04 DA24 DA26 DA27 DA28 EB01 EC03 EC15 EC16 EC19 ED10 ED42 ED52 EF07 EF16 EF17 EF22 EF23 EF33 EF36 3C007 AS36 CS08 HS27 HT20 HT40 KS23 KS34 MT02 MT14 WA03 WA13 WA16 WA22 WB09 WC22

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 伸縮且つ揺動可能な脚と、該脚の端部に
    回転可能に設けた平行2輪と、脚に設けた6軸力センサ
    とを備え、平行2輪走行を行う脚を2本有し、2足歩行
    を行う2足歩行ロボットにおいて、 前記脚の端部を3次元の任意の位置に移動する脚端移動
    手段と、 前記各脚の平行2輪の向きを独立して変える操向手段と
    を備えたことを特徴とする2足歩行ロボット。
  2. 【請求項2】 前記脚端移動手段は、本体から側方に延
    びる側脚を回転する側脚回転手段と、 前記側脚から下方に延びる主脚を回転する主脚回転手段
    とからなることを特徴とする請求項1記載の2足歩行ロ
    ボット。
  3. 【請求項3】 前記操向手段は、平行2輪の各車輪を独
    立して回転可能な駆動装置を備えたことを特徴とする請
    求項1記載の2足歩行ロボット。
  4. 【請求項4】 前記各脚の平行2輪は主脚に対して自由
    旋回可能で且つブレーキを有する回転継ぎ手を備えてい
    ることを特徴とする請求項1記載の2足歩行ロボット。
  5. 【請求項5】 前記平行2輪を主脚の姿勢に関わらず床
    面に両輪設置状態とする回転装置を備えたことを特徴と
    する請求項1記載の2足歩行ロボット。
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