JP2003265999A - パネルの塗装装置 - Google Patents

パネルの塗装装置

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JP2003265999A
JP2003265999A JP2002069849A JP2002069849A JP2003265999A JP 2003265999 A JP2003265999 A JP 2003265999A JP 2002069849 A JP2002069849 A JP 2002069849A JP 2002069849 A JP2002069849 A JP 2002069849A JP 2003265999 A JP2003265999 A JP 2003265999A
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panel
curtain flow
conveyor
receiving groove
carry
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JP2002069849A
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English (en)
Inventor
Masahiro Kashida
雅弘 樫田
Takaaki Izumitani
卓見 泉谷
Yukitaka Kikuwa
菊輪侑高
Etsuo Sugimoto
悦雄 杉本
Takeshi Kawaguchi
剛 川口
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明はコンベアで搬送されて来るパネルを
カーテンフローコータで塗装するとき、パネルの先端木
口に塗料が付着するのを防止せんとしたパネルの塗装装
置を提供することを課題とする。 【解決手段】 本発明のパネルの塗装設置は、カーテン
フローコータ1から流下する塗料のカーテンフロー2の
前後に設けられた搬入コンベア3と搬送コンベア4との
間に複数の渡り板5を互いに間隔をおいて設置するとと
もに、該搬入コンベア3と搬送コンベア4と渡り板5と
のそれぞれの上面を略面一とし、搬入コンベア3から搬
入されたパネル6が該渡り板5を通過する間に、該カー
テンフロー2で塗装され、該塗装されたパネル6が搬送
コンベア4で搬送されることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンベア上を搬送
されているパネルをカーテンフローコータで塗装するパ
ネルの塗装装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、特開平11−29076
4号公報等に記載されているように前工程の搬入コンベ
アで搬入されたパネルをカーテンフローコータで塗装し
た後、後工程の搬送コンベアで該塗装されたパネルを搬
送するパネルの塗装装置は知られている。又、本願の図
5に示す如く、パネルAの搬送を円滑に行いパネルの塗
装ムラを極力無くすために、搬入コンベアBと搬送コン
ベアCとの間に該コンベアと略面一の渡り板Dを設け、
該渡り板Dの上方に設けたカーテンフローコータEから
流下するカーテンフローで、搬送されているパネルを塗
装することが知られている。なお、図5においてFは渡
り板Dの下方に落下した塗料を回収するための桶であ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、搬送さ
れているパネルをカーテンフローコータから流下してい
るカーテンフローで塗装するとき、パネルの先端木口が
該カーテンフローの塗料で汚れる、という問題があっ
た。この問題を解決するため、上記特開平11−290
764号公報に記載の塗装装置はカーテンフローコータ
の下方に当接体という装置を設けパネルがカーテンフロ
ーコータの下を通過するときパネルの先端木口に塗料が
付着しないようにしていた。しかし、この方法は該当接
体をわざわざ設けるのが面倒で且つその清掃に手間がか
かるという問題があった。上記本願図5に示したパネル
の塗装装置は、同図に示す如く、パネルAが渡り板D上
を通過していないときに該渡り板Dの上面に溜まった塗
料Gによって後から搬送されて来るパネルの先端木口が
汚れるという問題が解決されていなかった。本発明はコ
ンベアで搬送されて来るパネルの先端木口に塗料が付着
しにくいパネルの塗装装置を提供することを課題とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載したパネ
ルの塗装設置は、カーテンフローコータから流下する塗
料からなるカーテンフローの前後に設けられた搬入コン
ベアと搬送コンベアとの間に複数の渡り板を互いに間隔
をおいて設置するとともに、該搬入コンベアと搬送コン
ベアと渡り板とのそれぞれの上面を略面一とし、搬入コ
ンベアから搬入されたパネルが該渡り板を通過する間
に、該カーテンフローで塗装され、該塗装されたパネル
が搬送コンベアで搬送されることを特徴とする。
【0005】請求項2に記載したパネルの塗装装置は、
請求項1記載のパネルの塗装設置において、カーテンフ
ローの流下する位置に沿って上記渡り板上に両端開放の
カーテンフロー受け溝を形成し、該カーテンフロー受け
溝に流下滞留したカーテンフローの塗料を該カーテンフ
ロー受け溝の両端から下方に流出させたことを特徴とす
る。
【0006】請求項3に記載したパネルの塗装装置は、
請求項2記載のパネルの塗装設置において、パネル搬送
方向と直交する方向の渡り板の断面形状を山形にしたこ
とを特徴とする。
【0007】請求項4に記載したパネルの塗装装置は、
請求項2記載のパネルの塗装設置において、カーテンフ
ロー受け溝の搬送コンベア側の内壁面を該搬送コンベア
の方向に傾斜させたことを特徴とする。
【0008】又、請求項5に記載したパネルの塗装装置
は、請求項2記載のパネルの塗装設置において、カーテ
ンフロー受け溝の横断面形状をV字としたことを特徴と
する。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の好
ましい実施の形態について説明する。図1は本発明のパ
ネルの塗装装置を示す一部切欠斜視図、図2は上記実施
例における渡り板の斜視図である。同図において、1は
カーテンフローコータであり容器11内に塗料12が貯
蔵され、容器11の下面から塗料12がカーテン状に流
下してカーテンフロー2を形成する。3は搬入コンベ
ア、4は搬送コンベア、5は渡り板であり実施例におい
ては3枚の渡り板5が互いに間隔をおいて搬入コンベア
3と搬送コンベア4との間に面一に設置されている。そ
れぞれの渡り板5は支持台53、53に支承されてい
る。本発明においては渡り板5の個数は限定されない。
6は塗装されるパネルである。パネル6は搬入コンベア
3から渡り板5に搬送され、次いで、カーテンフロー2
でその上面を塗装された後搬送コンベア4で搬送され
る。51は渡り板5の上面であってカーテンフロー2の
流下する位置に沿って形成されたカーテンフロー受け溝
であり、該カーテンフロー受け溝51の横断面形状はV
字形となっておりその両端は開放されている。該カーテ
ンフロー2から該カーテンフロー受け溝51に溜まった
塗料は渡り板5の上面に溢れ出ることはなく該カーテン
フロー受け溝51の開放された両端から、下方に流出落
下していく。7は桶であり該桶7はパネル6が渡り板5
上に存在していないときにカーテンフロー2からの塗料
を受ける。パネル6が渡り板5上で塗装されているとき
はパネルの両端から流出落下した塗料を該桶7が受け
る。桶7に溜まった塗料12は図示しない循環装置で、
カーテンフローコータ1に送り返される。
【0010】図3は本発明のパネルの塗装装置の他の実
施例を示す一部切欠正面図であり、図4は上記実施例に
おける渡り板の斜視図である。この実施例においては、
渡り板5のパネル搬送方向と直交する方向の横断面形状
を山形にしたことを特徴とするものである。該渡り板5
の横断面形状が山形になっているので、パネル6が該渡
り板5上を搬送されていくとき両者の接触面積が小さく
なり、該搬送抵抗を少なくしている。又、この実施例に
おいては、カーテンフロー受け溝51の形状は略V字型
であるが、該V字形の内壁面のうち、搬送コンベア4側
の内壁面52を搬入コンベア3側の内壁面よりもその傾
斜角度を一層緩やかにしている。勿論、カーテンフロー
受け溝51の内壁面形状を、該搬送コンベア4側の内壁
面52のみを傾斜させてもよい。このように該内壁面5
2を傾斜させることにより搬送中のパネル6の先端木口
61が何らかの原因で該内壁面52に衝突しても、該先
端木口61が引っ掛かったりがたついたりせず円滑に該
カーテンフロー受け溝51を乗り越えることができるよ
うにしている。
【0011】
【発明の効果】請求項1に記載したパネルの塗装装置
は、搬入コンベア3と搬送コンベア4との間に複数の渡
り板5を互いに間隔をおいて設置し、しかも、該搬入コ
ンベア3と搬送コンベア4と渡り板5とのそれぞれの上
面を略面一としたから、塗装されるパネル6が搬入コン
ベア3から搬送コンベア4に搬送されるとき、パネル6
が該複数の渡り板5に支承され、該パネル6が上下方向
に揺動することなく円滑に搬送されるのであり、従っ
て、該パネル6への塗装ムラを軽減することができ、ま
た、パネル6が渡り板5上に存在していないときはカー
テンフロー2からの塗料は、隣り合う渡り板5の間を通
過して下方に設けた桶7に回収され、従って、該渡り板
5に塗料が溜まりにくいとともに、該回収された塗料を
再度カーテンフローコータ1に循環できるのである。
【0012】請求項2に記載したパネルの塗装装置は、
渡り板5の上面の、該カーテンフロー2の流下する位置
に、カーテンフロー受け溝51を形成し、且つ、該カー
テンフロー受け溝51の両端を開放しているから、搬送
されているパネル6が渡り板5上に存在していないとき
には、カーテンフロー2の塗料は上記の如く隣り合う渡
り板5の間から下方に落下するとともに、該渡り板5上
に落下した塗料はカーテンフロー受け溝51に、一旦、
溜まった後、該カーテンフロー受け溝51の開放された
両端から下方に落下するから、後工程のパネル6が該渡
り板5に搬送されて来る間に該塗料が該渡り板5の上面
に溢れ出ることを極力押さえることができ、該搬送され
て来るパネル6の先端木口61が該塗料で汚れるのを極
力防止できるのである。
【0013】請求項3に記載したパネルの塗装装置は、
パネル搬送方向と直交する方向の渡り板5の断面形状を
山形にしているから、短冊状の渡り板を採用する場合に
比較して、該渡り板5とパネル6との間の接触面積が小
さくなり該パネル6の搬送に対する摩擦抵抗が小さくな
るとともに、該渡り板5に塗料が溜まりにくいという効
果がある。
【0014】又、請求項4に記載したパネルの塗装装置
は、上記カーテンフロー受け溝51の搬送コンベア4側
の内壁面51を該搬送コンベア4の方向に傾斜させたか
ら、搬入されてきたパネル6の先端木口61が万一カー
テンフロー受け溝51に落ち込みそうになった場合で
も、該先端木口61が引っ掛かったりがたついたりせず
円滑に該カーテンフロー受け溝51を乗り越えることが
でき、パネル6を円滑に搬送できる。
【0015】更に、請求項5に記載したパネルの塗装装
置は、上記カーテンフロー受け溝51の横断面形状をV
字としから、搬送されているパネル6が渡り板5上に存
在していないときに、カーテンフロー受け溝51に流下
したカーテンフロー2からの塗料は該カーテンフロー受
け溝51に殆ど溜まらずその両端から極めて円滑に下方
に落下するのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のパネルの塗装装置を示す一部切欠斜視
図。
【図2】上記実施例における渡り板の斜視図。
【図3】本発明のパネルの塗装装置の他の実施例を示す
一部切欠正面図。
【図4】上記他の実施例における渡り板の斜視図。
【図5】従来例のパネルの塗装装置を示す一部切欠正面
図。
【符号の説明】
1 カーテンフローコータ 11 容器 12 塗料 2 カーテンフロー 3 搬入コンベア 4 搬送コンベア 5 渡り板 51 カーテンフロー受け溝 52 カーテンフロー受け溝の内壁面 53 支持台 6 パネル 61 パネルの先端木口 7 桶 A 従来例のパネル B 従来例の搬入コンベア C 従来例の搬送コンベア D 従来例の渡り板 E 従来例のカーテンフローコータ F 従来例の桶 G 従来例の塗料
フロントページの続き (72)発明者 菊輪侑高 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 杉本 悦雄 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 川口 剛 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 Fターム(参考) 4F041 AA02 AA08 AB02 BA07 BA59 CA04 CA28 4F042 AA02 AA17 CB20 CC07 CC15 CC30 DF16 DF25

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カーテンフローコータから流下する塗料
    からなるカーテンフローの前後に設けられた搬入コンベ
    アと搬送コンベアとの間に複数の渡り板を互いに間隔を
    おいて設置するとともに、該搬入コンベアと搬送コンベ
    アと渡り板とのそれぞれの上面を略面一とし、搬入コン
    ベアから搬入されたパネルが該渡り板を通過する間に、
    該カーテンフローで塗装され、該塗装されたパネルが搬
    送コンベアで搬送されることを特徴とするパネルの塗装
    設置。
  2. 【請求項2】 上記カーテンフローの流下する位置に沿
    って上記渡り板上に両端開放のカーテンフロー受け溝を
    形成し、該カーテンフロー受け溝に流下滞留したカーテ
    ンフローの塗料を該カーテンフロー受け溝の両端から下
    方に流出させたことを特徴とする請求項1記載のパネル
    の塗装設置。
  3. 【請求項3】 上記のパネル搬送方向と直交する方向の
    渡り板の断面形状を山形にしたことを特徴とする請求項
    2記載のパネルの塗装設置。
  4. 【請求項4】 上記カーテンフロー受け溝の搬送コンベ
    ア側の内壁面を該搬送コンベアの方向に傾斜させたこと
    を特徴とする請求項2記載のパネルの塗装設置。
  5. 【請求項5】 上記カーテンフロー受け溝の横断面形状
    をV字としたことを特徴とする請求項2記載のパネルの
    塗装設置。
JP2002069849A 2002-03-14 2002-03-14 パネルの塗装装置 Withdrawn JP2003265999A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN101875038A (zh) * 2010-07-24 2010-11-03 劳绮雯 一种喷漆机的自动送料机构

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101875038A (zh) * 2010-07-24 2010-11-03 劳绮雯 一种喷漆机的自动送料机构
CN101875038B (zh) * 2010-07-24 2013-07-17 劳绮雯 一种喷漆机的自动送料机构

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