JP2003265984A - 気液分離器 - Google Patents

気液分離器

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JP2003265984A
JP2003265984A JP2002121477A JP2002121477A JP2003265984A JP 2003265984 A JP2003265984 A JP 2003265984A JP 2002121477 A JP2002121477 A JP 2002121477A JP 2002121477 A JP2002121477 A JP 2002121477A JP 2003265984 A JP2003265984 A JP 2003265984A
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JP
Japan
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gas
liquid
partition wall
discharge port
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JP2002121477A
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English (en)
Inventor
Sadaji Obata
貞二 小畑
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Central Conveyor Co Ltd
Original Assignee
Central Conveyor Co Ltd
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2400/00General features or devices for refrigeration machines, plants or systems, combined heating and refrigeration systems or heat-pump systems, i.e. not limited to a particular subgroup of F25B
    • F25B2400/02Centrifugal separation of gas, liquid or oil
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2400/00General features or devices for refrigeration machines, plants or systems, combined heating and refrigeration systems or heat-pump systems, i.e. not limited to a particular subgroup of F25B
    • F25B2400/23Separators

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  • Cyclones (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】液体と気体の混合した流体から液体と気体を簡
単かつ確実に分離する。 【解決手段】流入口1から気液混合流体8を本体円筒容
器の接線方向に流入させると、液体は本体容器の内面を
周回する。その際、遠心力により、液面は13の形状を
成すが、突起部6を円筒状に取りつければ、液面はそれ
以上気体排出口に接近することができず、液は気体排出
口から排出されない。また、比重の差により気体は14
に示すように中央部にロート状に集まるが、隔壁3を設
けてあれば、隔壁に邪魔されてその近傍では渦は弱まる
か消滅し、気体は浮力により上昇する。さらに、液体は
11の経路を通って液体排出口4に達するため、この部
分を気体は通過することができず、気体と液体は完全に
分離される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液体と気体が混在する
流体から液体と気体を分離する気液分離器に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】図4は従来の気液分離器を示したもので
ある。気液分離タンク15の流入口16から流入する気
液混合流体は案内壁18に沿ってタンクの内面を周回す
る。その際、遠心力により生じる比重の差により、液体
はタンク内壁に沿って下降に転じ、液体排出口17から
排出され、一方、気体は内部に集まって浮力により上昇
し、タンク15の天井壁の気体排出口19から外部に排
出される。20は案内壁下部に生じる渦を表す。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、流
入口16から流入する気液混合流体の流速が速い時に、
気液混合流体のなす渦の勢いが強くなり、渦がロート状
に下方に伸びて液体排出口17の直前になっても消え
ず、そのため、気液の分離が不完全となり、液体排出口
17から気体が液体と共に排出されることがある。本発
明はこの点を改良するためになされたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段および作用】上記の目的を
達成するために、請求項1に記載の気液分離器は、本体
容器の天井部に気体排出口、中央付近に気液混合流体流
入口、下方に液体排出口、および、液体排出口の直前に
隔壁をそれぞれ有し、本体容器下部は底板により密閉さ
れてなることを特徴とするものである。
【0005】気液混合流体流入口は本体容器の円筒接線
方向に接続されているため、該流入口から流入した気液
混合流体は円筒の内壁に沿って渦巻き状に流れる。その
際、気液混合流体の流入速度が速いと、生じる渦の勢い
が強く、液体と気体の混合体よりなるロート状の渦は本
体容器の下方まで消えることが無い。
【0006】しかし、液体流排出口の直前に隔壁を設け
ると、渦は隔壁に邪魔されて、隔壁より下方では渦は弱
くなるか消えてしまう。しかるに、渦の存在しない場所
では気体は液体の深部まで到達することはできず、比重
の差により気体は浮上する。さらに、液体が液体排出口
に到達する前に一度隔壁の下部を通過するように構成し
てあるので、気体はなおのことその部分を通過すること
はできず、気液分離は完全になされる。
【0007】また、請求項2に記載の気液分離器は、請
求項1に記載の気液分離器において、気液混合流体流入
口の上方の円筒部や天井壁に突起部を設けることを特徴
とするものである。
【0008】気液混合流体の流入速度が速い場合、本体
円筒容器の内面を周回する液体は内面の高い部分まで到
達するので、気体排出口から気体と共に液体が排出され
ることがある。請求項2に記載の突起部は円筒部や天井
壁を這い上がる液膜がこれ以上広がることを防止し、そ
れによって気体排出口から液体が流出することを防止す
るものである。防止効果を高めるため、突起部を円筒部
や天井壁の一部だけでなく、同心円状に円周全体に設け
てもよいし、そのような突起部を多段に設けてもよい。
【0009】
【発明の実施の形態】図1、及び、図2は本発明の実施
形態を示すもので、本体容器2はその中ほどに気液混合
流体流入口1、天井壁に円筒状突起部6、気体排出口
5、下方に隔壁3、及び液体排出口4を備える。
【0010】図3に隔壁の形状の一例をしめす。該隔壁
を本体円筒容器に接合することにより隔壁の上部、及び
左右を密閉状態とし、流体が隔壁下部を通過してのみ流
出口に到達できるようにする。ただし、本発明は、隔壁
と本体容器との関係について、固定にとどめて隔壁の上
部と左右の密閉を実施しないことを否定するものではな
い。
【0011】本装置の動作を見てみると、気液混合流体
流入口1から流入した気液混合流体8は該流入口が本体
円筒容器の接線方向に接続されているため、9により本
体容器の内面を周回する。その際、液体の遠心力によ
り、液面は13の形状を成す。したがって、突起部6を
天井壁に円筒状に取りつければ、液面はそれ以上気体排
出口5に接近することができず、液が気体排出口から排
出されることを防止する。ただし、必ずしも突起部は円
筒状あるいは同心円状である必要はなく、その一部が欠
けた形状のものでもよい。
【0012】また、遠心力に基づく比重の差により、気
体は14に示すように中央部にロート状に集まり、渦の
強さにより、ロートの底はかなり深いところまで到達す
る。しかし、隔壁3を設けてあれば、隔壁に邪魔されて
その近傍では渦は弱まるか消滅し、気体は浮力により上
昇する。さらに、液体は11の経路を通って液体排出口
4に達するため、この部分を気体は通過することができ
ず、気液分離は完全になる。
【0013】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、気体と
液体の混合流体から容易にかつ確実に気体と液体を分離
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の気液分離器の一例と流体の流れを示す
図である。
【図2】図1の気液分離器の平面図である。
【図3】隔壁の形状の一例である。
【図4】従来の気液分離器の一例を示す図である。
【符号の説明】
1 気液混合流体流入口 2 本体円筒容器 3 隔壁 4 液体排出口 5 気体排出口 6 突起部 7 天井壁

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 気液混合体を本体円筒容器の接線方向に
    流入させ、その際の遠心力により生じた比重の差により
    液体は外周部、気体は中央部に分離する気液分離器にお
    いて、液体流出口の入口部を隔壁により覆い、それによ
    って円筒部で液体に課された回転運動を減衰させ、さら
    に液体を一度隔壁の下方を通過させることにより気液の
    分離効果をより完全にすることを特徴とする気液分離
    器。
  2. 【請求項2】 気液混合体流入口の上方の円筒内面や天
    井壁に突起物を設けて、一部の半径を狭めることにより
    液体が気体排出口に達することを防止することを特徴と
    する請求項1記載の気液分離器。
JP2002121477A 2002-03-18 2002-03-18 気液分離器 Pending JP2003265984A (ja)

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