JP2003265668A - ゴルフスイング練習具 - Google Patents

ゴルフスイング練習具

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JP2003265668A
JP2003265668A JP2002327785A JP2002327785A JP2003265668A JP 2003265668 A JP2003265668 A JP 2003265668A JP 2002327785 A JP2002327785 A JP 2002327785A JP 2002327785 A JP2002327785 A JP 2002327785A JP 2003265668 A JP2003265668 A JP 2003265668A
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JP
Japan
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club
grip
base body
cock
base
Prior art date
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JP2002327785A
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English (en)
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Shigeaki Kobayashi
薫明 小林
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Original Assignee
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 両腕が身体の前で一体感で正しいスイングを
習得できる。 【解決手段】 基体2にはコック方向とアンコック方向
とに揺動可能にクラブ6のグリップ6aの基端部を嵌合す
るグリップ嵌合部5を形成する。基体2の後端部の両側
に手首に装着する手首保持部4を帯紐13にて形成する。
基体2のグリップ嵌合部5は、クラブ6のコック角度規
制部8とアンコック角度規制部9とを形成している。基
体2の前端部にはクラブ6のグリップ6aに添わせて把持
する可撓性把持片を取付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する利用分野】本発明は、ゴルフボールの打
撃時において正しいスイングができるように練習するゴ
ルフスイング練習具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、クラブのグリップを握っている左
右両手首に弾性材の帯紐で形成した手首サポータを8の
字状またはたすき状に装着するゴルフ練習具が知られて
いる(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】特開平8‐336628号公報(第1―
2頁、図1)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】特許文献1に記載のゴ
ルフ練習具は、両腕の手首を帯紐で形成した手首サポー
タにて拘束するのみで、クラブのグリップを把持する角
度の規制ができないため、ゴルフボールの打撃時におけ
る正しいスイングが確実に習得できない問題があった。
【0005】本発明は上記問題に鑑みてなされたもの
で、両腕が身体の前でクラブのグリップの把持と両手首
とが一体感でゴルフボールの打撃ができるように正しい
スイングを習得するゴルフスイング練習具を提供するも
のである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明のゴ
ルフスイング練習具は、コック方向とアンコック方向と
なる前後方向に揺動可能にクラブのグリップ基端部を嵌
合するグリップ嵌合部が前端部の上面に開口された基体
と、この基体の両側にそれぞれ設けられ左右の手首に装
着する帯紐にて形成した手首保持部とを備えたものであ
る。
【0007】そして、基体のグリップ嵌合部の開口面を
上方向に向けてこのグリップ嵌合部にクラブのグリップ
の基端を嵌合し、また、両腕の手首部に手首保持部を装
着した状態でグリップを把持する。
【0008】この状態で基体に帯紐にて形成した手首保
持部を介して両手首が結び付けられるとともに基体の前
端部にクラブのグリップが嵌合し、クラブを把持した両
腕が一体感で身体の前で両腕と肩で三角形を形成してボ
ールに対する構えができ、このアドレス状態からトップ
スイングに向ってスイングすることにより両腕と肩で形
成される三角形が崩されずに手首がローリングすること
がない。
【0009】次いで、クラブのヘッドが右足を過ぎる付
近から身体の回転に伴ってクラブが立てられるコックが
始まっても、基体に帯紐で形成された手首保持部を介し
て両手首が結び付けられているので、両腕が一体感でク
ラブのグリップは基体のグリップ嵌合部でコック方向に
回動するように揺動し、トップスイングコック位置でも
両腕が身体の前で両腕と肩で三角形を形成し、トップス
イングで左手首が手のひら側に折れるようなこともな
く、グリップおよびクラブヘッドが常に同じ位置になる
ような感じを習得できる。
【0010】さらに、トップスイングの後、ゴルフボー
ルを打撃するインパクトまでのダウンスイングにおいて
も、基体に帯紐で形成された手首保持部を介して両手首
が結び付けられるとともに基体の前端に把持したクラブ
のグリップが嵌合されているので、両腕が一体感で身体
の前で両腕と肩での三角形の形成を保持し、手首はトッ
プスイングの形のままクラブを引き降ろすことができ、
コックが早く解けることなく、バックスイングのときと
同じ位置でクラブはグリップが基体のグリップ嵌合部で
アンコック方向に回動するように揺動し、アンコック状
態でアドレスの状態になってゴルフボールの打撃のイン
パクトができる。
【0011】このとき、クラブのグリップを嵌合した基
体に帯紐で形成された手首保持部を介して両手首が結び
付けられているので、左ひじが引けることなく、ゴルフ
ボールをインパクトするとき、両手の中央にクラブが確
実に位置したアドレス状態になる。
【0012】さらに、インパクト以後のクラブの振り抜
きのフォロースルーも基体に帯紐にて形成された手首保
持部を介して両手首が結び付けられているので、両腕が
一体感で身体の前で両腕と肩での三角形の形成を保持
し、グリップ位置が左足位置から上方に上がったとき
に、グリップが基体のグリップ嵌合部でコック方向に回
動するように揺動してコックが始まり、スイングの終わ
りのフィニッシュ位置でトップスイングと対称位置にな
り、正しいゴルフボールの打撃ができる。
【0013】また、基体のグリップ嵌合部に嵌合された
クラブはコック角度位置が規制されるとともに、アンコ
ック角度位置が規制され、トップスイング位置からダウ
ンスイングでクラブを振り下ろし、ゴルフボールをイン
パクトするとき、両手の中央にクラブが確実に位置した
アドレス状態になり、正確にゴルフボールを打撃でき
る。
【0014】請求項2記載の発明のゴルフスイング練習
具は、請求項1記載のゴルフスイング練習具において、
手首保持部は、基体の前側下部に一端部をそれぞれ取付
けるとともに後側上部に他端部をそれぞれ取り付けた帯
紐にて形成したものである。
【0015】そして、基体の前側下部に一端部をそれぞ
れ取付けるとともに後側上部に他端部をそれぞれ取り付
けた帯紐が両腕の手首を両手首保持部に基体の下側から
挿通した状態に容易に装着でき、両手首は両帯紐にて形
成した手首保持部が結び付けられ、基体のグリップ嵌合
部に嵌合したクラブのグリップを正し角度で把持でき
る。
【0016】請求項3記載の発明のゴルフスイング練習
具は、請求項1または2記載のゴルフスイング練習具に
おいて、グリップ嵌合部の開口縁の後側部には、このグ
リップ嵌合部に嵌合されたクラブがコック方向に揺動し
たときに前記基体とクラブとが略90°を保持するコック
角度位置に揺動を規制するコック角度規制部を形成する
とともに、このグリップ嵌合部の開口縁の前側部には、
クラブがアンコック方向に揺動したときにアンコック角
度位置に揺動を規制するアンコック角度規制部を形成し
たものである。
【0017】そして、基体のグリップ嵌合部の開口を上
方向に向けてこのグリップ嵌合部にクラブのグリップの
基端を嵌合し、また、両腕の手首部に手首保持部を装着
してグリップを把持した状態で、基体のグリップ嵌合部
に嵌合されたクラブはこのグリップ嵌合部のコック角度
規制部で基体とクラブとが略90°を保持するコック角度
位置に規制されるとともに、アンコック角度規制部でア
ンコック角度位置が規制され、トップスイング位置から
ダウンスイングでクラブを振り下ろし、ゴルフボールを
インパクトするとき、両手の中央にクラブが確実に位置
したアドレス状態になり、正確にゴルフボールを打撃で
きる。
【0018】請求項4に記載の発明のゴルフスイング練
習具は、請求項1または2記載のゴルフスイング練習具
において、基体の前端部に、クラブのグリップに添わせ
てこのクラブのグリップとともに把持する可撓性把持片
を弾性紐を介して取り付けたものである。
【0019】そして、基体のグリップ嵌合部の開口を上
方向に向けてこのグリップ嵌合部にクラブのグリップの
基端を嵌合し、また、両腕の手首部に手首保持部を装着
するとともにクラブのグリップの裏側に可撓性把持片を
添着してグリップとともにこの可撓性把持片を把持する
ことにより、基体に帯紐で取付けられた手首保持部を介
して両手首が結び付けられるとともに可撓性把持片にて
基体の前端がクラブのグリップとともに結び付けられ、
可撓性把持片は両手でグリップとともに把持されるとと
もに両腕の手首部は手首保持部に装着されていも可撓性
把持片は基体の前端に取付けられているので、スイング
に際して、手首に無理な力が作用することなく、円滑に
スイングができる。
【0020】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を図1な
いし図4に基づいて説明する。
【0021】ゴルフスイング練習具1は、基体2および
左右一対の手首保持部4,4を備えている。
【0022】この基体2は略円筒状に形成され、この基
体2の前端部には上面に開口したグリップ嵌合部5が形
成されている。このグリップ嵌合部5の開口縁7は筒状
に突出形成され、このグリップ嵌合部5は前記基体2の
前後方向となるコック方向とアンコック方向との往復方
向に揺動可能にクラブ6のグリップ6aの基端部を嵌合す
るもので、このグリップ嵌合部5の開口縁7は、基体2
の前面に前端側に向って下方に向って傾斜状に形成さ
れ、このグリップ嵌合部5の開口縁7の前側部より高く
形成された後側部は、このグリップ嵌合部5に嵌合され
たクラブ6がコック方向に揺動したときに前記基体2と
クラブ6とが略90°を保持するコック角度位置に揺動を
規制するコック角度規制部8に形成され、このグリップ
嵌合部5の開口縁7の後側部より低く形成された前側部
は、クラブ6がアンコック方向に揺動したときに前記基
体2とクラブ6とが略135°を保持するアンコック角度
位置に揺動を規制するアンコック角度規制部9に形成さ
れている。
【0023】また、前記左右一対の手首保持部4,4は
弾性帯紐13,13にて形成され、連結され、この両手首保
持部4,4の弾性帯紐13,13の一端部は、前記基体2の
前側下部にをそれぞれ取付けるとともにこの基体2の後
側上部に他端部をそれぞれ取り付けられて手首を挿通し
て手首に装着できる環状に形成されている。
【0024】そして、この両手首保持部4,4の弾性帯
紐13,13の中間部は分離され、この分離端部に設けた互
いに係脱自在に係合される面ファスナー18にて弾性帯紐
13,13の長さ寸法が調節可能になっている。
【0025】次に、この実施の形態の作用を説明する。
【0026】図1に示すように、基体2のグリップ嵌合
部5を上方向に向けてこのグリップ嵌合部5にクラブ6
のグリップ6aの基端部を嵌合すると、グリップ6は前後
方向に揺動可能に保持され、また、図2に示すように、
両腕20の手首部に手首保持部4を装着するとともにクラ
ブ6のグリップ6aを両手で把持する。
【0027】この状態で基体2に弾性帯紐13,13で環状
に形成されている手首保持部4,4が弾性帯紐13,13の
弾性を利用して手首に装着されて手首保持部4,4は手
首を弾性帯紐13,13の弾力で両手首をそれぞれ締め付け
て両手首を結び付ける。
【0028】この状態で、図2に示すように、両腕20が
一体感で身体の前で両腕20と肩で三角形を形成してボー
ルに対する構えをし、このアドレス状態からトップスイ
ングに向ってスイングすることにより両腕20と肩で形成
される三角形が崩されずに手首がローリングすることが
ない。
【0029】次いで、クラブ6のヘッドが右足を過ぎる
付近から身体の回転に伴ってクラブ6が立てられるコッ
クが始まっても、基体2に弾性帯紐13,13で取付けられ
た手首保持部4,4を介して両手首が結び付けられてい
るので、両腕20が一体感でクラブ6のグリップ6aは基体
2のグリップ嵌合部5で後方向となるコック方向に回動
するように揺動し、図3に示すトップスイングコック位
置でも両腕20が身体の前で両腕20と肩で三角形を形成
し、トップスイングで左手首が手のひら側に折れるよう
なこともなく、グリップ6aおよびクラブヘッド6bが常に
同じ位置になるような感じを習得できる。
【0030】さらに、トップスイングの後、ゴルフボー
ルを打撃するインパクトまでのダウンスイングにおいて
も、基体2に弾性帯紐13,13で取付けられた手首保持部
4,4を介して両手首が結び付けられているので、両腕
20が一体感で身体の前で両腕20と肩での三角形の形成を
保持し、手首はトップスイングの形のままクラブ6を引
き降ろすことができ、コックが早く解けることなく、バ
ックスイングのときと同じ位置でクラブ6はグリップ6a
が基体2のグリップ嵌合部5でアンコック方向に回動す
るように揺動し、アンコック状態でアドレスの状態にな
ってゴルフボールの打撃のインパクトができる。
【0031】このとき、基体2に弾性帯紐13,13で取付
けられた手首保持部4,4を介して両手首が結び付けら
れているので、左ひじが引けることなく、ゴルフボール
をインパクトするとき、両手の中央にクラブ6が確実に
位置したアドレス状態になる。
【0032】さらに、インパクト以後のクラブ6の振り
抜きのフォロースルーも基体2に弾性帯紐13,13で取付
けられた手首保持部4,4を介して両手首が結び付けら
れているので、両腕20が一体感で身体の前で両腕20と肩
での三角形の形成を保持し、グリップ位置が左足位置か
ら上方に上がったときに、グリップ6aが基体2のグリッ
プ嵌合部5でコック方向に回動するように揺動してコッ
クが始まり、図4で示すようにスイングの終わりのフィ
ニッシュ位置でトップスイングと対称位置になり、正し
いゴルフボールの打撃ができる。
【0033】また、基体2のグリップ嵌合部5に嵌合さ
れたクラブ6はこのグリップ嵌合部5のコック角度規制
部8で基体2とクラブ6とが略90°を保持するコック角
度位置に規制されるとともに、アンコック角度規制部9
でアンコック角度位置が規制され、トップスイング位置
からダウンスイングでクラブ6を振り下ろし、ゴルフボ
ールをインパクトするとき、両手の中央にクラブ6が確
実に位置したアドレス状態になり、正確にゴルフボール
を打撃できる。
【0034】次に、他の実施の形態を図5及び図6に基
づいて説明する。
【0035】ゴルフスイング練習具1は、基体2、可撓
性把持片3および左右一対の手首保持部4,4を備えて
いる。
【0036】この基体2は略円筒状に形成され、この基
体2の前端上面には、クラブ6のグリップ6aの基端部を
コック方向とアンコック方向との往復方向に揺動可能に
嵌合するグリップ嵌合部5が開口されている。
【0037】このグリップ嵌合部5の開口縁7は、基体
2の前面に前端面に向って下方に傾斜状に形成され、こ
のグリップ嵌合部5に嵌合されたクラブ6がコック方向
に揺動したときに前記基体2とクラブ6とが略90°を保
持するコック角度位置に揺動を規制するコック角度規制
部8と、クラブ6がアンコック方向に揺動したときに前
記基体2とクラブ6とが略135°を保持するアンコック
角度位置に揺動を規制するアンコック角度規制部9とが
形成されている。
【0038】このコック角度規制部8は前記グリップ嵌
合部5の開口縁7の後縁部に近接して設けた金属丸棒10
にてクラブ6の揺動を規制するように形成され、前記ア
ンコック角度規制部9は前記グリップ嵌合部5の前縁部
に近接して設けた金属丸棒11にてクラブ6の揺動を規制
するように形成されている。
【0039】また、前記可撓性把持片3は前記基体2の
前端部にゴムなどの弾性紐12を介して取付けられ、この
可撓性把持片3はクラブ6のグリップ6aの裏側に添わせ
てこのクラブ6のグリップ6aとともに把持されるように
なっている。
【0040】また、前記左右一対の手首保持部4,4は
帯紐13,13の両端部がそれぞれ弾性紐14,14にて連結さ
れ、この手首保持帯4,4は帯紐13,13と弾性紐14,14
とにて環状に形成され、この弾性紐14,14の中間部が前
記基体2の後端部に一体に形成した小径部15の左右側に
設けられている軸方向の溝部16に挿通され、この弾性紐
14,14は前記基体2の小径部15に着脱自在に螺合した袋
ナット17にてこの基体2に抜け止めされている。
【0041】そして、前記手首保持部4,4は各帯紐1
3,13と弾性紐14,14とに手首を挿通して手首に装着で
きる環状に形成されている。
【0042】次に、この実施の形態の作用を説明する。
【0043】図1に示すように、基体2のグリップ嵌合
部5を上方向に向けてこのグリップ嵌合部5にクラブ6
のグリップ6aの基端部を嵌合すると、グリップ6aは前後
方向に揺動可能に保持され、また、図2に示すように、
両腕20の手首部に手首保持部4を装着するとともにクラ
ブ6のグリップ6aの裏側に可撓性把持片3を添着してグ
リップ6aとともにこの可撓性把持片3を把持する。
【0044】この状態で基体2に弾性紐14で環状に形成
されている手首保持部4,4を両手首に装着すると、手
首保持部4,4は手首を弾性紐14の弾力で両手首をそれ
ぞれ締め付けて両手首を結び付ける。
【0045】そして、この実施の形態でも、前記図1な
いし図4に示す実施の形態と同様に、この状態で両腕20
が一体感で身体の前で両腕20と肩で三角形を形成してボ
ールに対する構えができ、このアドレス状態からトップ
スイングに向ってスイングするとき手首がローリングす
ることがない。
【0046】次いで、クラブ6のヘッドが右足を過ぎる
付近から身体の回転に添ってクラブ6が立てられるコッ
クが始まっても、両腕20が一体感でクラブ6のグリップ
6aは基体2のグリップ嵌合部5で後方向となるコック方
向に回動するように揺動し、図6に示すトップスイング
コック位置でも、トップスイングで左手首が手のひら側
に折れるようなこともなく、グリップ6aおよびクラブヘ
ッド6bが常に同じ位置になるような感じを習得できる。
【0047】さらに、トップスイングの後、ゴルフボー
ルを打撃するインパクトまでのダウンスイングにおいて
も、手首はトップスイングの形のままクラブ6を引き降
ろすことができ、コックが早く解けることなく、バック
スイングのときと同じ位置でクラブ6はグリップ6aが基
体2のグリップ嵌合部5でアンコック方向に回動するよ
うに揺動し、アンコック状態でアドレスの状態になって
ゴルフボールの打撃のインパクトができる。
【0048】このとき、基体2に弾性紐14で取付けられ
た手首保持部4の帯紐13を介して両手首が結び付けられ
ているので、左ひじが引けることなく、ゴルフボールを
インパクトするとき、両手の中央にクラブ6が確実に位
置したアドレス状態になる。
【0049】さらに、インパクト以後のクラブ6の振り
抜きのフォロースルーも、グリップ6aの位置が左足位置
から上方に上がったときに、グリップ6aが基体2のグリ
ップ嵌合部5でコック方向に回動するように揺動してコ
ックが始まり、スイングの終わりのフィニッシュ位置で
トップスイングと対称位置になり、正しいゴルフボール
の打撃ができる。
【0050】また、基体2のグリップ嵌合部5に嵌合さ
れたクラブ6はこのグリップ嵌合部5のコック角度規制
部8で基体2とクラブ6とが略90°を保持するコック角
度位置に規制されるとともに、アンコック角度規制部9
でアンコック角度位置が規制され、トップスイング位置
からダウンスイングでクラブ6を振り下ろし、ゴルフボ
ールをインパクトするとき、両手の中央にクラブ6が確
実に位置したアドレス状態になり、正確にゴルフボール
を打撃できる。
【0051】さらに、可撓性把持片3は両手でグリップ
とともに把持されるとともに両腕20の手首部は手首保持
部4に装着されていも可撓性把持片3は弾性紐12にて基
体2の前端に取付けられているので、スイングに際し
て、手首に無理な力が作用することなく、円滑にスイン
グができる。
【0052】次に、図7に基づいて他の実施の形態を説
明する。
【0053】この実施の形態のゴルフスイング練習具1
の基体2は、前記図1に示す実施の形態と略同一構造
で、この基体2は略円筒状に形成され、この基体2の前
端部には筒状にグリップ嵌合部5が突出形成され、この
グリップ嵌合部5には前記基体2の前後方向となるコッ
ク方向とアンコック方向との往復方向に揺動可能にクラ
ブ6のグリップ6aの基端部を嵌合できる。
【0054】このグリップ嵌合部5の開口縁7は、基体
2の前面に前端側に向って下方に向って傾斜状に形成さ
れ、このグリップ嵌合部5の開口縁7の前側部より高く
形成された後側部は、このグリップ嵌合部5に嵌合され
たクラブ6がコック方向に揺動したときに前記基体2と
クラブ6とが略90°を保持するコック角度位置に揺動を
規制するコック角度規制部8に形成され、このグリップ
嵌合部5の開口縁7の後側部より低く形成された前側部
は、クラブ6がアンコック方向に揺動したときに前記基
体2とクラブ6とが略135°を保持するアンコック角度
位置に揺動を規制するアンコック角度規制部9に形成さ
れている。
【0055】また、弾性帯紐13の中間部が前記基体2の
前側下部に固着され、この弾性帯紐13の一端部は前記基
体2の前側上部に左右側に貫通形成した溝孔21を挿通
し、この溝孔21から導出した一端部には尾錠19を取付
け、前記弾性帯紐13の他端部は、前記尾錠19に長さ寸法
調節自在に係止され、この弾性帯紐13にて前記基体2の
両側に位置して手首を挿通して手首に装着できるように
環状に左右の手首保持部4,4が形成される。
【0056】なお、前記弾性帯紐13は左右一対の手首保
持部4,4に位置してそれぞれ発泡シート材などの緩衝
片22の両端部に形成した切り溝23を挿通し、この弾性帯
紐13の内側に手首に接触する緩衝片22が添設される。
【0057】この実施の形態でも、基体2のグリップ嵌
合部5を上方向に向けてこのグリップ嵌合部5にクラブ
6のグリップ6aの基端部を嵌合すると、グリップ6aは前
後方向に揺動可能に保持され、両腕20の手首部に手首保
持部4を装着してクラブ6のグリップ6aとを把持する。
【0058】この状態で基体2に弾性帯紐13で環状に形
成されている手首保持部4,4を手首に装着して両手首
を結び付ける。
【0059】そして、この実施の形態でも、前記図1な
いし図4に示す実施の形態と同様に、この状態で両腕20
が一体感で身体の前で両腕20と肩で三角形を形成してボ
ールに対する構えができ、このアドレス状態からトップ
スイングに向ってスイングするとき手首がローリングす
ることがなく、また、クラブ6のヘッドが右足を過ぎる
付近から身体の回転に伴ってクラブ6が立てられるコッ
クが始まっても、両腕20が一体感でクラブ6のグリップ
6aは基体2のグリップ嵌合部5で後方向となるコック方
向に回動するように揺動し、トップスイングコック位置
でも、トップスイングで左手首が手のひら側に折れるよ
うなこともない。さらに、トップスイングの後、ゴルフ
ボールを打撃するインパクトまでのダウンスイングにお
いても、手首はトップスイングの形のままクラブ6を引
き降ろすことができ、クラブ6はグリップ6aが基体2の
グリップ嵌合部5でアンコック方向に回動するように揺
動し、アンコック状態でアドレスの状態になってゴルフ
ボールをインパクトするときに左ひじが引けることな
く、両手の中央にクラブ6が確実に位置したアドレス状
態になり、インパクト以後のクラブ6の振り抜きのフォ
ロースルーも、グリップ6aが基体2のグリップ嵌合部5
でコック方向に回動するように揺動してコックが始ま
り、スイングの終わりのフィニッシュ位置でトップスイ
ングと対称位置になり、正しいゴルフボールの打撃がで
きる。
【0060】また、基体2のグリップ嵌合部5に嵌合さ
れたクラブ6はこのグリップ嵌合部5のコック角度規制
部8で基体2とクラブ6とが略90°を保持するコック角
度位置に規制されるとともに、アンコック角度規制部9
でアンコック角度位置が規制され、トップスイング位置
からダウンスイングでクラブ6を振り下ろし、ゴルフボ
ールをインパクトするとき、両手の中央にクラブ6が確
実に位置したアドレス状態になり、正確にゴルフボール
を打撃できる。
【0061】なお、前記各実施の形態において、手首保
持部4は図1、図5及び図6の各実施の形態の各構成を
適宜に選択して適用できる。
【0062】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、基体に形
成された帯紐による手首保持部にて両腕の両手首が結び
付けられ、両腕が一体感で身体の前で両腕と肩で三角形
を形成して正しいスイングを習得できる。
【0063】請求項2記載の発明によれば、基体の前側
下部に一端部をそれぞれ取付けるとともに後側上部に他
端部をそれぞれ取り付けた帯紐が両腕の手首を両手首保
持部に基体の下側から挿通した状態に容易に装着でき、
両手首は両帯紐にて形成した手首保持部にて結び付けら
れ、基体のグリップ嵌合部に嵌合したクラブのグリップ
を正し角度で把持できる。
【0064】また、請求項3記載の発明によれば、クラ
ブはコック角度位置およびアンコック角度位置が規制さ
れ、トップスイング位置からダウンスイングでクラブを
振り下ろし、ゴルフボールをインパクトするとき、両手
の中央にクラブが確実に位置したアドレス状態になり、
正確にゴルフボールを打撃できる。
【0065】さらに、請求項4記載の発明によれば、可
撓性把持片は両手でグリップとともに把持されるととも
に両腕の手首部は手首保持部に装着され、可撓性把持片
もクラブのグリップと把持でき、弾性紐にて基体の前端
に取付けられているので、両腕が一体感で身体の前で両
腕と肩で三角形を形成して正しいスイングを習得でき、
可撓性把持片は弾性紐にて基体の前端に取付けられてい
るので、スイングに際して、手首に無理な力が作用する
ことなく、円滑にスイングができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示すゴルフスイング練
習具の斜視図である。
【図2】同上ゴルフスイング練習具を用いたアドレス状
態の斜視図である。
【図3】同上ゴルフスイング練習具を用いたトップスイ
ング状態の斜視図である。
【図4】同上ゴルフスイング練習具を用いたフィニッシ
ュ状態の斜視図である。
【図5】本発明の他の実施の形態を示すゴルフスイング
練習具の斜視図である。
【図6】同上ゴルフスイング練習具を用いたトップスイ
ング状態の斜視図である。
【図7】本発明の他の実施の形態を示すゴルフスイング
練習具の斜視図である。
【符号の説明】
1 ゴルフスイング練習具 2 基体 3 可撓性把持片 4 手首保持部 5 グリップ嵌合部 6 クラブ 6a クラブのグリップ 7 開口縁 8 コック角度規制部 9 アンコック角度規制部 12 弾性紐 13 帯紐

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コック方向とアンコック方向となる前後
    方向に揺動可能にクラブのグリップ基端部を嵌合するグ
    リップ嵌合部が前端部の上面に開口された基体と、 この基体の両側にそれぞれ設けられ左右の手首に装着す
    る帯紐にて形成した手首保持部とを備えたことを特徴と
    するゴルフスイング練習具。
  2. 【請求項2】 手首保持部は、基体の前側下部に一端部
    をそれぞれ取付けるとともに後側上部に他端部をそれぞ
    れ取り付けた帯紐にて形成したことを特徴とする請求項
    1記載のゴルフスイング練習具。
  3. 【請求項3】 グリップ嵌合部の開口縁の後側部には、
    このグリップ嵌合部に嵌合されたクラブがコック方向に
    揺動したときに前記基体とクラブとが略90°を保持する
    コック角度位置に揺動を規制するコック角度規制部を形
    成するとともに、このグリップ嵌合部の開口縁の前側部
    には、クラブがアンコック方向に揺動したときにアンコ
    ック角度位置に揺動を規制するアンコック角度規制部を
    形成したことを特徴とする請求項1または2記載のゴル
    フスイング練習具。
  4. 【請求項4】 基体の前端部に、クラブのグリップに添
    わせてこのクラブのグリップとともに把持する可撓性把
    持片を弾性紐を介して取り付けたことを特徴とする請求
    項1または2記載のゴルフスイング練習具。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4659921B1 (ja) * 2010-10-20 2011-03-30 秀行 渡邉 ゴルフスイング矯正ユニット
JP5376188B1 (ja) * 2013-03-21 2013-12-25 ジュンチョル ユン スイング練習補助具
JP5582374B1 (ja) * 2013-10-04 2014-09-03 ジュンチョル ユン スイング練習補助具

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