JP2003265232A - 歯ブラシ - Google Patents

歯ブラシ

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JP2003265232A JP2002076361A JP2002076361A JP2003265232A JP 2003265232 A JP2003265232 A JP 2003265232A JP 2002076361 A JP2002076361 A JP 2002076361A JP 2002076361 A JP2002076361 A JP 2002076361A JP 2003265232 A JP2003265232 A JP 2003265232A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ハンドル部を透明な熱可塑性樹脂で構成して
意匠性に優れたものとし、かつ滑止部を設けて操作性を
向上させた、意匠性と機能性とを両立させた歯ブラシを
提供する。 【解決手段】 歯ブラシのハンドル部5を透明な飽和ポ
リエステル系樹脂からなるハンドル基台7とポリエステ
ル系熱可塑性エラストマーからなるゴム部9とで構成
し、ハンドル基台7の幅方向両側端面に、ゴム硬度が5
5〜95(JISK6253、タイプA)のポリエステ
ル系熱可塑性エラストマーを被覆して、ハンドル部5の
幅方向両側に、その長手方向に伸びる帯状滑止部23を
設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、歯ブラシに関し、
更に詳しくは、ハンドル部に熱可塑性エラストマーから
なる滑止部が設けられた歯ブラシに関する。
【0002】
【従来の技術】通常、歯ブラシのハンドル部は熱可塑性
樹脂から構成されているが、その機能面では、握ったと
きに滑り易いという問題がある。このため、ハンドル部
に合成ゴムや熱可塑性エラストマーからなる滑止部を設
けて、握ったときの滑りを防止して操作性を向上させた
歯ブラシが種々提案され実用化されている。例えば、本
出願人による特開平7−327737号公報では、ハン
ドル部の首部側の先端近傍部に表側滑止部及び裏側滑止
部を設け、首部とは反対側の基端近傍部にハンドル部の
全外周にわたって連なる環状滑止部を設けた歯ブラシを
開示している。また、特開2000−4944には、首
部と握り部との境界付近と尾端側にハンドルの全外周に
わたって連なる熱可塑性エラストマ材料の被覆部をハン
ドルに沿って備えた歯ブラシが提案されている。これら
滑止部を設けたハンドル部は、一般的にはポリプロピレ
ンとポリオレフィン系熱可塑性エラストマーから構成さ
れている。
【0003】また、歯ブラシのハンドル部として、その
意匠性の観点から、透明な熱可塑性樹脂からなるものが
種々提案され実用化されている。しかし、このようにハ
ンドル部を透明な熱可塑性樹脂から構成した場合、前記
のように合成ゴムや熱可塑性エラストマーからなる滑止
部をハンドル部の表側または裏側、更にはハンドル部の
全外周にわたって設けると、合成ゴムや熱可塑性エラス
トマーは一般に着色不透明であるため、透明なハンドル
部の表面が不透明な滑止部により被覆されてしまい、ハ
ンドル部の表裏における透明部の面積が減少する。歯ブ
ラシのハンドル部の意匠性は、その表裏面の外観による
ところが大きく、前記のようにハンドルの表裏面が不透
明な滑止部で被覆されては、せっかく透明な熱可塑性樹
脂から構成したハンドル部の意匠性が損なわれてしまう
という問題がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記のような
歯ブラシのハンドル部における機能性と意匠性との両観
点から、ハンドル部を透明な熱可塑性樹脂にて構成する
ことで意匠性に優れた歯ブラシとするとともに、その意
匠性を充分に生かしたまま滑止部を設けて操作性を向上
させ、意匠性と機能性とを両立させた歯ブラシを提供す
ることを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る歯ブラシ
は、植毛部と、該植毛部のある頭部と首部とハンドル部
とを有する歯ブラシであって、前記ハンドル部を透明な
飽和ポリエステル系樹脂からなるハンドル基台とポリエ
ステル系熱可塑性エラストマーからなるゴム部とで構成
してなり、ハンドル基台の幅方向両側端面に、ゴム硬度
が55〜95(JIS K6253、タイプA)の範囲
であるポリエステル系熱可塑性エラストマーを被覆し
て、ハンドル部の幅方向両側に、その長手方向に伸びる
帯状の滑止部を設けたものである。
【0006】上記のように、本発明に係る歯ブラシは、
ハンドル基台を透明な熱可塑性樹脂で構成するととも
に、このハンドル基台の幅方向両側端面に熱可塑性エラ
ストマーを被覆することにより、滑止部を、ハンドル部
の幅方向の両側に、ハンドル部の長手方向にそって伸び
る帯状に設けた。ここで、前記ハンドル部の幅方向両側
とは、歯ブラシを表側(植毛面側)から見たハンドル部
の幅方向両側のことである。このように、ハンドル部の
幅方向の側面に帯状に滑止部を設けることで、ハンドル
部の表面が熱可塑性エラストマーからなる滑止部により
覆われる面積を極力狭くすることができ、ハンドル部に
おける透明部の面積が広く意匠性に優れた歯ブラシとす
ることができる。また、滑止部をハンドル部の長手方向
に伸びる帯状に設けることで、滑止部をハンドル部の広
い範囲に設けることができ、充分な操作性向上効果が得
られる。しかし、歯ブラシのハンドル部の側面は、表側
や裏側の表面に較べて使用時にハンドル部を手で握った
ときに力がかかり易い部分であるため、前記のように熱
可塑性樹脂からなるハンドル基台に対してハンドル部の
側面に熱可塑性エラストマーにより帯状に滑止部を設け
た場合、従来の歯ブラシのように、ハンドル部におけ
る、ほぼ平坦な表裏表面や表裏全外周にわたって連なる
状態で滑止部を設ける場合に較べて接着面積が少ないの
で熱可塑性エラストマーが剥がれ易いという問題があ
る。そこで、本発明では、前記ハンドル部の幅方向両側
に帯状に設けた滑止部を剥がれ難いものとするために、
ハンドル基台を構成する透明な熱可塑性樹脂として飽和
ポリエステル系樹脂を採用するとともに、前記滑止部を
構成する熱可塑性エラストマーとして、ゴム硬度が55
〜95(JIS K6253、タイプA)の範囲である
ポリエステル系熱可塑性エラストマー(以下、ポリエス
テル系TPEと略記する)を採用することで、飽和ポリ
エステル系樹脂とポリエステル系TPEとの融着強度を
充分に確保した。前記飽和ポリエステル系樹脂として
は、ポリエチレンテレフタレート(PET)が最も好ま
しい。前記ポリエステル系TPEのゴム硬度が55未満
では、ハンドル基台を構成する飽和ポリエステル系樹脂
との融着強度が弱く、しかもポリエステル系TPE自体
の強度も低いため、滑止部をハンドル部の側面に帯状に
設けた場合には、滑止部が剥がれ易くなる。また、滑止
部のベタつき感が強く、汚れも付着しやすく不潔になり
易い。更に、滑止部のクリープ性が劣り、押さえた後に
復元し難くなる。一方、ポリエステル系TPEのゴム硬
度が95を越えると飽和ポリエステル系樹脂との融着強
度には問題はないがエラストマーとしてのゴム弾力の感
触が得られず、滑止部としての機能が低下する。
【0007】前記滑止部は、ハンドル部の、ほぼ全長に
わたって、その幅方向両側に設けることが好ましい。こ
れにより、ハンドル部を手で握った場合に広い範囲で滑
止部が手指と接し、どのような握り方をした場合にも滑
り止め効果が発揮されるので、より操作性のよい歯ブラ
シとすることができる。
【0008】また、ハンドル部のゴム部は、ハンドル部
両側の滑止部が互いに連結された状態で設けることが好
ましい。これにより、ハンドル部の両側に設けたポリエ
ステル系TPEからなる滑止部が一体化されて、より一
層剥がれ難くなる。更に、本発明の歯ブラシは、頭部と
首部とハンドル基台とからなる樹脂基材を飽和ポリエス
テル系樹脂により射出成形したのち、ハンドル基台を別
の金型にセットしてポリエステル系TPEを射出成形し
てゴム部を成形する多色成形によりハンドル部が成形さ
れるが、前記のようにハンドル部両側の滑止部が連結さ
れた状態でゴム部を設ければ、金型内へのポリエステル
系TPEの注入口が一箇所ですみ、成形金型、成形装置
及び成形工程が簡略化される。
【0009】更に前記の場合に、ハンドル部両側の滑止
部がハンドル部の首部側及び首部と反対のハンドル部の
尾端側で連結された状態でゴム部を設けてハンドル部の
周囲をゴム部で囲むようにしたものでは、ハンドル基台
への滑止部などのゴム部の固着強度をより大きなものと
することができる。
【0010】また、前記ポリエステル系TPEからなる
ゴム部は、歯ブラシの表側から見たハンドル部の面積の
うち、ゴム部によって囲まれた面積に占める透明部分、
即ちハンドル基台の面積が50%以上、好ましくは60
%以上となるように設けることが好ましい。透明部分の
面積が前記の範囲であれば、歯ブラシを表側から見たハ
ンドル部における透明部分が大きく、意匠性に優れた歯
ブラシとすることができる。また、歯ブラシを表側から
見たハンドル部両側の帯状滑止部の厚さ、即ちハンドル
部の幅方向両側端部からハンドル部表面の透明部分まで
の距離を、好ましくは3mm程度以下とすることで、歯
ブラシを表側から見たハンドル部における透明部分の面
積が広く、意匠性に優れた歯ブラシとなる。
【0011】更に、上記歯ブラシにおいては、特に限定
するものではないが、ハンドル部に設けたゴム部が、ハ
ンドル部の表側と裏側に、ほぼ同一形状に表れるように
設けることが好ましい。これにより、裏側のゴム部に遮
られることなく表側の透明部分の、ほぼ全面がハンドル
部の裏側まで透き通って見え、意匠性に優れたものとな
る。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の歯ブラシは、頭部と首部
とハンドル基台とからなる樹脂基材を透明な飽和ポリエ
ステル系樹脂から射出成形により成形し、ハンドル基台
を別の金型にセットしてポリエステル系TPEを金型内
に射出成形する多色成形によりゴム部を成形して歯ブラ
シ本体を得、この歯ブラシ本体の頭部に合成樹脂フィラ
メントを植設して植毛部を設けることで製造される。
【0013】前記樹脂基材を構成する飽和ポリエステル
系樹脂としては、透明なものであれば特に限定はなく、
また透明であれば着色されたものであってもよい。透明
な飽和ポリエステル系樹脂としては、PET(ポリエチ
レンレテフタレート)、PEN(ポリエチレンナフタレ
ート)、PTT(ポリトリメチルテレフタレート)など
が挙げられるが、これらの中でもPETが最も好まし
い。このPETとしては、例えば三菱レイヨン(株)の
商品名「ダイヤナイト」KR265、KR461S、K
R465S、ユニチカ(株)の商品名「ユニチカポリエ
ステル樹脂」SA−1206、MA−1344、三井化
学(株)の商品名「三井PET」J005、三井デュポ
ンケミカル(株)の商品名「シーラPT」8166、7
451、イーストマンケミカルジャパン(株)の商品名
「イースター」DN004、GN007、6763など
が挙げられる。また、ゴム部を構成するポリエステル系
TPEとしては、成形後のゴム硬度(JIS K625
3、タイプAで測定)が、55〜95の範囲であるもの
を用いることで、飽和ポリエステル系樹脂との充分な融
着強度を確保できるとともにエラストマー自体の強度も
大きく、ハンドル部両側の帯状滑止部などのゴム部が容
易に剥離することがない。このようなポリエステル系T
PEの例としては、東レデュポン(株)の商品名「ハイ
トレル」3046、3548L、4047、4057、
SB654、SB704、SB754、4001T−X
03、東洋紡績(株)の商品名「ヘルプレン」P−30
B、P−40B、P−40H、P−55B、P−70
B、東ソー(株)の商品名「エラステージ」ED−10
23H、ED−1101W、ED−1230E、ED−
1615U、ED−1920N、ES−5000A、積
水化学工業(株)の商品名「S−TPE」A60、三菱
化学(株)の商品名「プリマロイ」A1500、A17
00、A1800、A1900などが挙げられる。これ
らのポリエステル系TPEは、有機又は無機の顔料を添
加して適宜着色してゴム部の成形に使用される。このよ
うにポリエステル系TPEに着色を施すことで、飽和ポ
リエステル系樹脂からなる透明部分と着色されたポリエ
ステル系TPEからなる着色ゴム部とのコントラストに
より、ハンドル部が意匠性に優れたものとなる。
【0014】前記ハンドル基台を含む樹脂基材及びゴム
部を飽和ポリエステル系樹脂及びポリエステル系TPE
により射出成形する場合の成形機としては、公知の射出
成形機を用いることができる。また、成形条件も通常条
件でよく、例えば飽和ポリエステル系樹脂からの樹脂基
材の成形は金型温度が15〜50℃、成形温度200〜
250℃程度、またポリエステル系TPEからのゴム部
の成形は、金型温度が20〜40℃、シリンダー温度が
160〜230℃程度で、使用する飽和ポリエステル系
樹脂及びポリエステル系TPEの種類に応じて最適な条
件を選択すればよい。
【0015】前記ハンドル部の幅方向両側にポリエステ
ル系TPEで設けられる帯状滑止部は、必ずしもハンド
ル部の全長にわたって設ける必要はなく、ハンドル部に
おける首部側及び首部とは反対の尾端部側を除いて長さ
方向の中央部のみに設けてもよいし、首部側と尾端側と
に分離して設けてもよいし、さらにはハンドル部の長手
方向に断続的に設けてもが、少なくともハンドル部の全
長の50%以上に滑止部を設けることが好ましく、滑止
部をハンドル部の全長にわたって設ければ、パームグリ
ップ、ペングリップなど、どのような握り方をした場合
でも確実な滑り止め効果が得られ、歯ブラシの操作性が
向上することからより好ましい。また、前記ハンドル基
台の両側端面の帯状の滑止部は、歯ブラシを表側から見
たとき飽和ポリエステル系樹脂からなる透明なハンドル
基台の表面に被らないように設けることで、ハンドル部
の表面に表れる透明部分の面積が大きくなり、意匠性の
優れたものとなる。また滑止部がハンドル基台の表面に
少し被るように設けた場合には、ハンドル基台表面の飽
和ポリエステル系樹脂が隠れて透明部分の面積は多少減
少するが、この場合には、ハンドル基台に対する滑止部
(ゴム部)の固着強度が大きくなる。また、ハンドル基
台の両側端面に外側に向けて凸部を設けておけば、飽和
ポリエステル系樹脂からなるハンドル基台とポリエステ
ル系TPEからなる滑止部(ゴム部)との接触面積が増
大して両者の固着強度を大きくすることができ、また、
飽和ポリエステル系樹脂に較べて高価なポリエステル系
TPEの使用量を前記凸部の分だけ減らすことで歯ブラ
シの製造コストを下げることができる。前記ハンドル基
台の両側端面に凸部を設ける場合は、滑止部の長さに応
じて適宜設ければよく、長さ方向に連続した凸条であっ
てもよいし、長さ方向に断続的に設けてもよい。また、
前記凸部は、ハンドル基台の側端面における厚み方向
(ハンドル部の表裏方向)の、ほぼ中央部に設けること
が好ましいが、厚み方向に複数設けてもよい。また、ハ
ンドル基台の側端面を凹凸形成することで、飽和ポリエ
ステル系樹脂とポリエステル系TPEとの接触面積を増
大させるようにしてもよい。
【0016】前記ハンドル部両側に設ける滑止部は、ハ
ンドル部の左右両側に互いに独立した状態で設けてもよ
いが、両側の滑止部が連結された状態でゴム部を設けて
おけば、歯ブラシ製造時に射出成形によりハンドル部を
成形する場合の、金型へのポリエステル系TPEの注入
口を1箇所のみとすることができ、成形金型や成形装
置、成形工程を簡略化することができる。ハンドル部両
側の滑止部が連結された状態でゴム部を設ける場合は、
ハンドル部における首部側で連結させてもよいし、首部
と反対の尾端側で連結させてもよい。両側の滑止部が互
いに連結した状態でゴム部を設ける場合には、ハンドル
部の表側(植毛面側)、裏側(植毛面と反対側)のいず
れで連結させてもよく、また表裏両側で連結させてもよ
い。更に、飽和ポリエステル系樹脂からなるハンドル基
台に、その幅方向両側に貫通する連通孔を設けてハンド
ル基台を貫通して連結させてもよい。また、両側の滑止
部がハンドル部の尾端側で連結した状態にゴム部を設け
る場合には、ハンドル基台の両側端面から連続して尾端
側端面をもポリエステル系TPEで被覆することで両側
の滑止部を連結させるようにしてもよい。この場合、ハ
ンドル基台の尾端側端面に凸部を設けておけば、飽和ポ
リエステル系樹脂からなるハンドル基台とポリエステル
系TPEからなるゴム部との接触面積が増大することで
両者の固着強度をより大きなものとすることができ、ま
た、飽和ポリエステル系樹脂に較べて高価なポリエステ
ル系TPEの使用量を前記凸部の分だけ減らすことで歯
ブラシの製造コストを下げることができる。
【0017】更に、前記ハンドル部両側の滑止部がハン
ドル部の首部側及び首部と反対側の尾端側で連結された
状態でゴム部を設けてハンドル部の周囲をゴム部で囲ん
だ場合には、飽和ポリエステル系樹脂からなるハンドル
基台の外周縁にポリエステル系TPEからなるゴム部が
外嵌された状態となり、ハンドル基台とゴム部との固着
強度がより大きなものとなる。この場合、ハンドル部の
首部側では、ハンドル基台の表裏両面で両側の滑止部を
連結させるとともに、首部と反対の尾端側ではハンドル
基台の外側端面を両側端面から連続してポリエステル系
TPEで被覆して連結させることで、ハンドル基台に対
してゴム部を強固に固着させることができる。
【0018】本発明の歯ブラシでは、前記ポリエステル
系TPEからなるゴム部は、歯ブラシを表側から見たハ
ンドル部の面積のうち、ゴム部によって囲まれた面積に
占める透明部分の面積が50%以上、好ましくは60%
以上となるように設けることが好ましい。透明部分の面
積が前記の範囲であれば、歯ブラシ表側から見たハンド
ル部における透明部分が大きく、意匠性に優れた歯ブラ
シとすることができる。前記歯ブラシを表側から見たハ
ンドル部の面積とは、歯ブラシを植毛面側から見た平面
図におけるハンドル部の面積である。また、ゴム部によ
って囲まれた面積とは、例えば図8(a)に示すよう
に、前記平面図においてゴム部9が透明なハンドル基台
7を取り囲むように表れる場合は該ゴム部9の外形線に
よって切り取られる平面形状の面積をいい、また、例え
ば図8(b)〜(d)に示すように、ゴム部9がハンド
ル部5における首部6側またはハンドル部5の尾端側で
連結されていない場合には、ハンドル部5におけるゴム
部9の首部側端部E1とハンドル部5の尾端側端部E2
おいてハンドル部5の長手方向と直交する直線L1、L2
とゴム部9の外形線とで切り取られる平面形状の面積を
いう。
【0019】また、上記ゴム部をハンドル部の表側と裏
側とに、ほぼ同一形状に表れるように設けることで、裏
側のゴム部に遮られることなく表側の透明部分の、ほぼ
全面がハンドル部の裏側まで透き通って見え、意匠性に
優れたものとなる。前記ハンドル部の表側に表れるゴム
部の形状とは歯ブラシを植毛面側から見た平面図におけ
るゴム部の形状のことをいい、ハンドル部の裏側に表れ
るゴム部の形状とは、植毛面と反対側から見た平面図に
おけるゴム部の形状のことをいう。なお、本発明の歯ブ
ラシにおいては、本発明の目的を損なわない範囲で、ハ
ンドル部表裏の指当部などにポリエステル系TPEによ
り滑止部を設けてもよいが、この場合にも、ハンドル部
の表裏の、ほぼ同じ位置に滑止部を設けることで、透明
なハンドル基台による意匠性を極力阻害しないようにす
ることが好ましい。
【0020】
【実施例】本発明の実施例を図1〜7に基づき説明す
る。歯ブラシ1は、植毛部2と、歯ブラシ本体3とから
なり、前記歯ブラシ本体3は、植毛部2のある頭部4と
ハンドル部5と、前記頭部4とハンドル部5とを連結す
る細長い首部6とを有する。歯ブラシ本体3は、透明な
飽和ポリエステル系樹脂から一体成形された頭部4、首
部6及びハンドル基台7からなる樹脂基材8と、着色さ
れたポリエステル系TPEにより前記樹脂基材8のハン
ドル基台7に一体的に形成されたゴム部9とからなり、
ハンドル部5がハンドル基台7とゴム部9とから構成さ
れている。
【0021】本実施例では、前記頭部4、首部6及びハ
ンドル基台7からなるからなる樹脂基材8を、透明なP
ETにより、射出成形機を用いて射出成形したのち、ハ
ンドル基台7を別の金型にセットし、ポリエステル系T
PE(JIS K6253のタイプAで測定したゴム硬
度82)を、金型内に注入して充填、固化させること
で、透明なPETからなるハンドル基台7とポリエステ
ル系TPEからなるゴム部9とからなる歯ブラシ1のハ
ンドル部5を構成した。
【0022】前記歯ブラシ本体3の頭部4は、平坦状で
先細りの卵型に形成され、その表側には多数の植毛穴1
0を設けてあり、植毛穴10に合成樹脂フィメントを植
設することで植毛部2を構成してある。前記頭部4とハ
ンドル部5とを連結する細長い首部6は、断面形状が、
ほぼ円形又は楕円形で、頭部4側が植毛部2を設けた表
側(植毛面側)に持ち上がるように緩やかに湾曲形成し
てある。
【0023】また、樹脂基材8のハンドル基台7は、首
部6との境界部近傍の表側に指当て用の盛上部11を形
成し、この盛上部11の首部側には、表側から裏側にか
けてハンドル部5の尾端側に傾斜してのびる環状溝12
をハンドル基台7の全外周にわたって設けるとともに、
盛上部11の尾端側のハンドル基台7の表面には、首部
6側から順に大、中、小の3つの円が連なった形状の表
面凹部13を形成し、ハンドル基台7の裏側にも前記表
面凹部13と、ほぼ同じ位置に、ほぼ同じ形状の裏面凹
部14を形成し、これら表面凹部13と裏面凹部14と
を、それらの尾端側に設けた表裏貫通孔15で連通連結
させ、裏面凹部14は、その首部側を前記環状溝12に
連通溝16により連通連結させてある。また、ハンドル
基台7の両側面は、その厚さ方向には、ほぼ直線状に形
成するとともに、平面形状は、首部側においては、環状
溝12から連続して表裏面凹部13、14の形状に応じ
て湾曲形成し、これに続く尾端側は中間部分がやや狭ま
った緩やかな湾曲状に形成するとともに、前記幅狭部分
の両側端面には、ハンドル基台7の長手方向に伸びる凸
条17、17をハンドル基台7の厚さ方向の、ほぼ中間
位置に形成し、またハンドル基台7の尾端部は円弧状に
形成するとともに、尾端側端面には、ハンドル基台7の
厚さ方向の、ほぼ中間位置に凸部18を形成してある。
また、ハンドル基台7の尾端近傍には歯ブラシ1をフッ
クなどに掛けるための貫通孔19を設けてある。なお、
ハンドル基台7と首部6との境界付近の裏面に形成され
た三角形状の突出部20は、ハンドル部5をその長手方
向の途中部を表側へ突出した湾曲状に形成することと相
まって、歯ブラシ1を水平なテーブル上に置いた状態
で、ゴム部9がテーブルの上面に接触しないようにする
ものである。
【0024】ハンドル部5のゴム部9は、上記頭部4、
首部6及びハンドル基台7からなる樹脂基材8をPET
にて射出成形により一体的に成形したのち、ハンドル基
台7を、歯ブラシ1のハンドル部5の最終的な外形形状
に応じた成形空間を有する別の金型にセットし、溶融ポ
リエステル系TPE材料を加圧注入し、充填、固化する
ことにより成形される。溶融ポリエステル系TPE材料
の注入は、ハンドル基台7の裏面に形成した裏面凹部1
4部分から行う。注入された溶融ポリエステル系TPE
材料は、該裏面凹部14、表面凹部13、更には裏面凹
部14に連通連結された環状溝12を通じて該環状溝1
2に連なるハンドル基台7の両側端面及び尾端側端面に
かけてのハンドル基台7の周囲に連続して充填、固化さ
れる。この結果、表面凹部13及び裏面凹部14に充填
されたポリエステル系TPE材料により、ハンドル基台
7の表裏面に大中小の2つの円がハンドル基台7表面か
ら僅かに盛り上がった状態の表面滑止部21及び裏面滑
止部22からなるゴム部9が形成される。また、環状溝
12から該環状溝12に連なる両側端面及び尾端側端面
にかけてのハンドル基台7の周囲に連続して充填された
ポリエステル系TPE材料により、ハンドル基台7の表
裏面に、ほぼ段差なく滑らかに連なるゴム部9が、ハン
ドル部5の周囲を取り囲む状態で形成される。このゴム
部9は、ハンドル部5の幅方向両側に、その長手方向に
伸びる帯状の滑止部23、23を構成する。このハンド
ル部5両側の帯状滑止部23、23部分は、ハンドル部
5の断面形状が、ほぼ楕円形となるように、その外面が
ハンドル部5の厚さ方向に湾曲した形状に成形されてい
る。また、帯状滑止部23は、ハンドル基台7の長手方
向途中部の幅狭部分で厚さtが他の部分よりやや肉厚に
形成されている。ハンドル部5の首部側では、環状溝1
2に充填されたポリエステル系TPEにより、両側の帯
状滑止部23、23が、ハンドル部5の表裏でそれぞれ
連結された状態でゴム部9が形成されている。更にハン
ドル部5の尾端側は、ハンドル部5の厚さ方向の、ほぼ
中央部が外側に向かって突出するように湾曲した形状
で、ハンドル部5両側の滑止部23、23が連結された
状態にゴム部9が形成されている。この歯ブラシ1にお
ける表側から見たハンドル部5の面積のうち、ゴム部9
によって囲まれた面積に占める透明部分、即ち、ハンド
ル基台7が露出している面積は68%である。また、帯
状滑止部23の長手方向途中部の肉厚部分の厚さtは約
3mmである。
【0025】上記のような歯ブラシ1によれば、歯ブラ
シ本体3のハンドル部5の幅方向両側にハンドル部5の
長手方向全長にわたって帯状に伸びる滑止部23、23
がハンドル部5の首部側及び尾端側で連結された状態で
ハンドル部5の周囲を取り囲むようにゴム部9が形成さ
れるとともに、ハンドル部5の表裏両面に表面滑止部2
1及び裏面滑止部22を設けてあることから、ペングリ
ップ、パームグリップなど、どのような握り方をした場
合にも、確実な滑り止め効果が発揮される。また、滑止
部23をハンドル部5の幅方向両側に帯状に設けている
ので、ハンドル部5の全長にわたって滑止部を設けてあ
るにもかかわらず、ハンドル部5の表面の滑止部によっ
て覆われる面積を少なくすることができ、ハンドル部5
表面における透明部分の面積が大きく、また、ゴム部9
がハンドル部5の表裏に、ほぼ同一形状に表れることか
ら、ハンドル部5の表側の透明部分の、ほぼ全面が裏側
まで透き通って見え、極めて意匠性に優れた歯ブラシで
ある。しかも、ハンドル基台7を透明なPETにて成形
するとともに、ゴム部9を特定のゴム硬度を有するポリ
エステル系TPEにて成形することで、ハンドル部5の
側面に帯状に滑止部23、23を設けた場合にも、滑止
部23、23がハンドル基台7から容易に剥離するよう
なことはない。また、帯状滑止部23の長手方向途中部
の厚さtを他の部分に較べてやや肉厚に設けることで、
帯状滑止部23の長手方向途中部の強度を大きくでき
る。更に、ハンドル基台7の両側端面や尾端側端面に凸
条17や凸部18を設けてあるので、ハンドル基台7を
構成するPETとゴム部9を構成するポリエステル系T
PEとの接触面積が大きく、両者が強固に固着されてい
るのに加え、高価なポリエステル系TPEの使用量を低
減して歯ブラシの製造コストを下げることができる。
【0026】
【発明の効果】上記のように、本発明に係る歯ブラシ
は、ハンドル基台を透明な熱可塑性樹脂で構成するとと
もに、ハンドル基台の幅方向両側端面に、熱可塑性エラ
ストマーを被覆してハンドル部の幅方向の両側に、ハン
ドル部の長手方向にそって伸びる帯状の滑止部を設けた
ことで、歯ブラシを表側から見たときのハンドル部の表
面を覆う熱可塑性エラストマーの面積が狭く、ハンドル
部における透明部の面積が広く意匠性に優れるととも
に、滑止部をハンドル部の広い範囲に設けることがで
き、操作性に優れている。しかも、ハンドル基台を構成
する透明な熱可塑性樹脂として飽和ポリエステル系樹脂
を採用するとともに、前記滑止部を構成する熱可塑性エ
ラストマーとして特定のゴム硬度を有するポリエステル
系TPEを採用することで飽和ポリエステル系樹脂との
融着強度を充分に確保でき、ハンドル部の側面に帯状に
滑止部を設けても、滑止部がハンドル部から容易に剥が
れ落ちてしまうといったこともない。
【0027】前記滑止部をハンドル部の、ほぼ全長にわ
たって、その幅方向両側に設けた場合には、ハンドル部
を手で握った場合に広い範囲で滑止部が手指と接し、ど
のような握り方をした場合にも滑り止め効果が発揮さ
れ、より操作性のよい歯ブラシとなる。
【0028】ハンドル部のゴム部を、ハンドル部両側の
滑止部が互いに連結された状態で設けた場合には、ハン
ドル部の両側に設けたポリエステル系TPEからなる滑
止部が一体化されて、より一層剥がれ難くなると同時
に、ゴム部の成形時の金型内へのポリエステル系TPE
の注入口が一箇所ですみ、成形金型、成形装置及び成形
工程が簡略化される。
【0029】ハンドル部両側の滑止部がハンドル部の首
部側及び首部と反対のハンドル部の尾端側で連結された
状態でゴム部を設けてハンドル部の周囲をゴム部で囲む
ことで、ハンドル基台へのゴム部の固着強度がより大き
なものなる。
【0030】前記ポリエステル系TPEからなるゴム部
を、歯ブラシの表側から見たハンドル部の面積のうち、
ゴム部によって囲まれた面積に占める透明部分、即ちハ
ンドル基台の面積が50%以上、好ましくは60%以上
となるように設けることで、歯ブラシを表側から見たハ
ンドル部における透明部分が大きく、意匠性に優れた歯
ブラシとなる。
【0031】ハンドル部に設けたゴム部が、ハンドル部
の表側と裏側に、ほぼ同一形状に表れるように設けるこ
とで、裏側のゴム部に遮られることなく表側の透明部分
の、ほぼ全面がハンドル部の裏側まで透き通って見え、
意匠性に優れたものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 歯ブラシの正面図。
【図2】 歯ブラシの背面図。
【図3】 歯ブラシの側面図。
【図4】 歯ブラシの縦断側面図で、図1におけるI−
I線断面図。
【図5】 ハンドル部の断面図で、(a)は図1におけ
るII−II線断面図、(b)は同じくIII−III線断面図、
(c)は同じくIV−IV線断面図、(d)は同じくV−V
線断面図。
【図6】 樹脂基材の正面図。
【図7】 樹脂基材の背面図。
【図8】 (a)〜(d)は、歯ブラシを表側から見た
ハンドル部の面積のうち、ゴム部によって囲まれた面積
に占める透明部分の面積を示すハンドル部の正面図。
【符号の説明】
1:歯ブラシ、2:植毛部、3:歯ブラシ本体、4:頭
部、5:ハンドル部、6:首部、7:ハンドル基台、
8:樹脂基材、9:ゴム部、10:植毛穴、11:盛上
部、12:環状溝、13:表面凹部、14:裏面凹部、
15:表裏貫通孔、16:連通溝、17:凸条、18:
凸部、19:貫通孔、20:突出部、21:表面滑止
部、22:裏面滑止部、23:帯状滑止部。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 植毛部と、該植毛部のある頭部と首部と
    ハンドル部とを有する歯ブラシであって、前記ハンドル
    部を透明な飽和ポリエステル系樹脂からなるハンドル基
    台とポリエステル系熱可塑性エラストマーからなるゴム
    部とで構成してなり、ハンドル基台の幅方向両側端面
    に、ゴム硬度が55〜95(JIS K6253、タイ
    プA)の範囲であるポリエステル系熱可塑性エラストマ
    ーを被覆して、ハンドル部の幅方向両側に、その長手方
    向に伸びる帯状の滑止部を設けてなることを特徴とする
    歯ブラシ。
  2. 【請求項2】 ハンドル部の、ほぼ全長にわたって、そ
    の両側に滑止部を設けてなる請求項1記載の歯ブラシ。
  3. 【請求項3】 ハンドル部両側の滑止部が互いに連結さ
    れた状態でゴム部を設けてなる請求項1又は2に記載の
    歯ブラシ。
  4. 【請求項4】 ハンドル部両側の滑止部がハンドル部の
    首部側及び首部と反対のハンドル部の尾端側で連結され
    た状態でゴム部を設けてハンドル部の側面周囲が、ほぼ
    ゴム部で囲まれている請求項3記載の歯ブラシ。
  5. 【請求項5】 表側から見たハンドル部の面積のうち、
    ゴム部によって囲まれた面積に占める透明部分の面積が
    50%以上、好ましくは60%以上である請求項1〜4
    のいずれかに記載の歯ブラシ。
  6. 【請求項6】 ゴム部がハンドル部の表側と裏側に、ほ
    ぼ同一形状に表れる請求項1〜5のいずれかに記載の歯
    ブラシ。
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